JP2003322911A - プロジェクター装置 - Google Patents

プロジェクター装置

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JP2003322911A
JP2003322911A JP2002128176A JP2002128176A JP2003322911A JP 2003322911 A JP2003322911 A JP 2003322911A JP 2002128176 A JP2002128176 A JP 2002128176A JP 2002128176 A JP2002128176 A JP 2002128176A JP 2003322911 A JP2003322911 A JP 2003322911A
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projector device
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JP2002128176A
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Kazuo Chimura
一男 地村
Toshihiro Oishi
俊弘 大石
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/16Cooling; Preventing overheating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で携帯性に優れたプロジェクター装置を
提供すると共に、騒音の低減又は部品点数の削減を可能
にし、美観を損なうような外付け部品を不要にする。加
えて、装置内部への塵等の侵入を防止する。 【解決手段】 プロジェクター装置1では、第2のケー
シング1Bが第1のケーシング1Aから外部に突出した
拡大位置と、第2のケーシング1Bが第1のケーシング
1A内に退避した縮小位置との間で移動可能に構成され
ている。第2のケーシング1Aの上面及び下面に排気口
45が形成されており、排気された空気がプロジェクタ
ー装置1の周囲の人に当たらないようになっている。可
動ケーシング1Bの拡大位置への移動に伴い、排気口4
5と排気ファン9との距離が長くなり、風切り音の発生
が抑制される。可動ケーシング1Bの縮小位置への移動
に伴い、排気口45が閉鎖され、プロジェクター装置1
内への塵等の侵入が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像をスクリー
ン等に投射するプロジェクター装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、プロジェクター装置は、様々な用
途で広く用いられるようになってきており、これに伴
い、より小型で携帯性に優れたプロジェクター装置の開
発が求められている。一般に、プロジェクター装置で
は、ランプ(光源)の発熱によるプロジェクター装置内
部の温度上昇を抑制するため、装置内部の加熱された空
気を排気ファンにより排気する必要があるが、小型化の
要請から、排気ファンと排気口とを近接して配置したプ
ロジェクター装置が多い。
【0003】一方、プロジェクター装置から排気された
空気が、プロジェクター装置の周囲の人に当たらないよ
うに、外付けダクトを設けたプロジェクター装置もあ
る。図16は、特開平9−319007号公報に記載さ
れたプロジェクター装置の外観形状を示す斜視図(A)
及び側面図(B)である。図16(A)において、10
1はプロジェクター装置、102は外殻、103は投射
レンズ、104は排気口、105はダクトである。外殻
102の前面には投射レンズ103が取り付けられてお
り、外殻102の側面には排気口104が形成されてい
る。ダクト105は、排気口104に着脱可能に装着さ
れるものであり、排気方向を上方に向けることで、排気
された空気が周囲の人に当たらないようにしている。
【0004】図16(B)に示したように、排気口10
4の周囲に形成された係合溝107に、ダクト105の
端部に形成された係合片106を挿入して回転させるこ
とにより、ダクト105が外殻102に装着される。ま
た、ダクト105を反対方向に回転させ、係合片106
を係合溝107から離脱させることにより、ダクト10
5が外殻102から取り外される。
【0005】図17は、従来の他のプロジェクター装置
の外観形状を示す斜視図(A)及び側面図(B)であ
る。このプロジェクター装置101は、図16を参照し
て説明した各構成要素に加え、外殻102の上面に吸気
口201を備えている。このプロジェクター装置101
では、吸気口201から外気を取り入れつつ排気口10
4から排気を行うことで、冷却効率を更に高めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の各プロジェクター装置には、以下のよう
な問題がある。
【0007】まず、排気ファンと排気口とを近接配置し
たタイプのプロジェクター装置では、風切り音と呼ばれ
る騒音が発生するという問題がある。風切り音の発生を
抑えるためには、排気ファンと排気口との間のスペース
を広くする必要があるが、このようなスペースを確保し
ようとすると、装置の小型化が困難になる。
【0008】また、排気ファンの良好な動作状態を維持
するには、排気ファンに内蔵されたファンモータの温度
を適正範囲内にする必要があるため、ランプと排気ファ
ンとの間に、ランプからの輻射熱を遮断する反射板等を
設けるのが一般的である。部品点数の削減という観点か
らは、反射板を用いないことが好ましいが、この場合、
ランプと排気ファンとの距離を長くしなければならず、
装置の小型化が困難になる。
【0009】また、図16及び図17に示したようにダ
クト105を装着したプロジェクター装置101では、
プロジェクター装置101を使用する度にダクト105
の装着や向きの調節を行わなければならず、使い易さの
点で問題がある。さらに、プロジェクター装置101に
ダクト105を装着すると、プロジェクター装置101
の美観が損なわれるという問題もある。
【0010】加えて、図17に示したように吸気口を有
するプロジェクター装置では、未使用時において吸気口
から塵や埃等が侵入し、画面上に塵等の影響が現れる可
能性があるという問題がある。
【0011】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、小型で携帯性に優れたプロジェクター装
置を提供すること、騒音の低減又は部品点数の削減を可
能にすること、美観を損なうような外付け部品を不要に
すること、及び、装置内部への塵等の侵入を防止するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るプロジェ
クター装置は、画像を投射するための光源を含む画像投
射手段と、前記画像投射手段が取り付けられた第1のケ
ーシングと、前記第1のケーシングと組み合わされて前
記画像投射手段を包み込む外殻を構成すると共に、前記
第1のケーシングに対し、前記外殻の体積を拡大する拡
大位置と、前記外殻の体積を縮小する縮小位置との間で
相対移動可能な第2のケーシングと、前記第1のケーシ
ングに取り付けられ、前記光源の点灯時に回転する排気
ファンと、前記第2のケーシングに形成された排気口
と、を備えて構成される。
【0013】請求項2に係るプロジェクター装置は、画
像を投射するための光源を含む画像投射手段と、前記画
像投射手段が取り付けられた第1のケーシングと、前記
第1のケーシングと組み合わされて前記画像投射手段を
包み込む外殻を構成すると共に、前記第1のケーシング
に対し、前記外殻の体積を拡大する拡大位置と、前記外
殻の体積を縮小する縮小位置との間で相対移動可能な第
2のケーシングと、前記第2のケーシングに取り付けら
れ、前記光源からの距離が、前記第2のケーシングが前
記拡大位置にあるときよりも前記縮小位置にあるときの
方が長くなるよう配置された排気ファンと、前記第2の
ケーシングに形成された排気口と、を備えて構成され
る。
【0014】請求項3に係るプロジェクター装置は、前
記第2のケーシングが前記拡大位置にあるときに前記光
源の点灯及び前記排気ファンの回転を許可し、前記第2
のケーシングが前記縮小位置にあるときに前記光源の点
灯及び前記排気ファンの回転を禁止する制御手段を更に
設けたものである。
【0015】請求項4に係るプロジェクター装置は、前
記排気口が、前記第2のケーシングが前記拡大位置にあ
るときに開放され、前記第2のケーシングが前記縮小位
置にあるときに閉鎖されるようにしたものである。
【0016】請求項5に係るプロジェクター装置は、前
記排気口を、前記第2のケーシングの上面及び下面の少
なくとも一方に形成したものである。
【0017】請求項6に係るプロジェクター装置は、前
記第2のケーシングが前記拡大位置にあるときに開放さ
れ、前記第2のケーシングが前記縮小位置にあるときに
閉鎖される吸気口を更に備えたものである。
【0018】請求項7に係るプロジェクター装置は、前
記吸気口を、前記第1のケーシングに形成すると共に、
前記第2のケーシングに、当該第2のケーシングが前記
拡大位置にあるときに前記吸気口と重なり合う開口部を
形成したものである。
【0019】請求項8に係るプロジェクター装置は、前
記制御手段が、前記第2のケーシングが前記拡大位置に
移動したときに前記光源を点灯させ、前記第2のケーシ
ングが前記縮小位置に移動したときに前記光源を消灯さ
せるようにしたものである。
【0020】請求項9に係るプロジェクター装置は、前
記制御手段が、前記第2のケーシングが前記拡大位置に
移動したときに装置電源を投入し、前記第2のケーシン
グが前記縮小位置に移動したときに装置電源を遮断する
ようにしたものである。
【0021】請求項10に係るプロジェクター装置は、
前記制御手段を、前記光源に電力を供給する電源回路
と、前記第2のケーシングが前記拡大位置と前記縮小位
置との間で移動するのに伴って切り替えられるスイッチ
と、前記スイッチの切り替えに応じて、前記電源回路か
ら前記光源への電力供給を許可又は禁止する制御回路
と、により構成したものである。
【0022】請求項11に係るプロジェクター装置は、
前記第2のケーシングを前記縮小位置で係止する係止手
段と、使用者の操作により、前記係止手段による係止を
解除する係止解除手段と、を更に設けたものである。
【0023】請求項12に係るプロジェクター装置は、
前記係止手段が、前記第1のケーシングに設けられた第
1の係止部材と、前記第2のケーシングに設けられ、当
該第2のケーシングが前記縮小位置にあるときに前記第
1の係止部材に係合する第2の係止部材と、を有するよ
うにしたものである。
【0024】請求項13に係るプロジェクター装置は、
前記第2のケーシングを前記拡大位置に向けて付勢する
バネ部材を更に備えたものである。
【0025】請求項14に係るプロジェクター装置は、
前記第2のケーシング及び前記第1のケーシングの一方
に、前記第2のケーシングの移動方向に延びた案内溝を
設け、前記第2のケーシング及び前記第1のケーシング
の他方に、前記案内溝に摺動可能に係合する案内ピンを
設けたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図について説明する。 実施の形態1.図1及び図2は、プロジェクター装置1
の外観形状を示す斜視図であり、使用状態及び非使用状
態にそれぞれ対応している。図1において、5は電源コ
ード、6は主電源スイッチ、7はコントロールパネル、
8は投射レンズである。電源コード5は、図示しない電
源端子(コンセント)に接続されてプロジェクター装置
1に電力を供給するものである。主電源スイッチ6は、
プロジェクター装置1に対する電源投入及び電源遮断を
行うものである。コントロールパネル7には、画像投射
を行う際に操作するオン・オフボタン7aと、画像投射
中であることを示すインジケータ7bとが備えられてい
る。投射レンズ8は、画像を図示しないスクリーン等に
投射するためのレンズである。
【0027】以下の説明では、プロジェクター装置1の
投射レンズ8側を「前方」(矢印Fで示す)とし、その
反対側を「後方」(矢印Rで示す)として説明する。ま
た、プロジェクター装置1の天板21側を「上方」と
し、底板31側を「下方」とする。
【0028】図1において、2,3及び4は、それぞ
れ、プロジェクター装置1の外殻を構成する第1、第2
及び第3の外殻部品である。ここでは、「外殻」という
表現は、プロジェクター装置1において画像を投射する
ための各構成部品を外側から包み込むものを表すものと
する。第1の外殻部品2は、長方形の天板21と、この
天板21の前縁及び側縁から下方に延びた壁部22とを
有している。第2の外殻部品3は、長方形の底板31
と、この底板31の前縁及び側縁から上方に延びた壁部
32とを有している。第1及び第2の外殻部品2,3
は、天板21と底板31とが対向し合うように互いに固
定されている。上述した投射レンズ8は、第1及び第2
の外殻部品2,3の壁部22,32に取り付けられてい
る。これら第1及び第2の外殻部品2,3を組み合わせ
たものは、第1のケーシング1Aを構成している。
【0029】第3の外殻部品4は、第1及び第2の外殻
部品2,3の後方側に形成された開口部23に摺動可能
に設けられている。プロジェクター装置1の使用時に
は、第3の外殻部品4は、図1に示したように第1及び
第2の外殻部品2,3から突出した位置まで引き出され
るようになっている。一方、プロジェクター装置1の非
使用時には、第3の外殻部品4は、図2に示したように
第1及び第2の外殻部品2,3内に押し込まれる(退避
する)ようになっている。すなわち、第1及び第2の外
殻部品2,3よりなる第1のケーシング1Aに対して、
第3の外殻部品4は、可動ケーシング1Bを構成してい
る。第3の外殻部品4が突出位置にあるときに外殻の体
積は大きく、第3の外殻部品4が退避位置にあるときに
外殻の体積は小さくなる。以下の説明では、第3の外殻
部品4が第1及び第2の外殻部品2,3から突出した位
置を「拡大位置」とし、第1及び第2の外殻部品2,3
内に退避した位置を「縮小位置」とする。
【0030】図3(A)は、プロジェクター装置1の使
用状態における内部構造を示す断面図である。図3
(B)は、図3(A)に示した線分B−Bにおける矢視
方向の側断面図であり、図3(C)は、図3(A)に示
した線分C−Cにおける矢視方向の側断面図である。図
4(A)は、プロジェクター装置1の非使用状態におけ
る内部構造を示す断面図である。図4(B)は、図4
(A)に示した線分B−Bにおける矢視方向の側断面図
であり、図4(C)は、図4(A)に示した線分C−C
における矢視方向の側断面図である。
【0031】図3(A)〜(C)において、41,42
は、それぞれ第3の外殻部品4の天板及び底板であり、
43は、天板41と底板42との間に形成された壁部で
ある。天板41及び底板42は、互いに対向し合ってお
り、それぞれ第1及び第2の外殻部品2,3の天板21
及び底板31の内側に位置している。壁部43は、天板
41と底板42との間にできるスペースの左右及び後方
側を囲むように形成されている。
【0032】図3(A)〜(C)において、53はラン
プ(光源)、45は排気口、9は排気ファン、11はア
ーム、50はスイッチである。ランプ53は、投射レン
ズ8を介して画像を投射するための光を発するものであ
る。排気口45は、第3の外殻部品4の天板41及び底
板42のそれぞれ後端部近傍に形成されている。この排
気口45は、第3の外殻部品4が拡大位置にあるときに
第1及び第2の外殻部品2,3の外部に現れ、図4
(A)〜(C)に示したように第3の外殻部品4が縮小
位置にあるときに、第1及び第2の外殻部品2,3の内
部に隠れるよう構成されている。排気口45が天板41
及び底板42に形成されているため、排気方向はプロジ
ェクター装置1の上方及び下方となる。
【0033】排気ファン9は、第3の外殻部品4の内部
に位置しているが、第3の外殻部品4には固定されてお
らず、第1及び第2の外殻部品2,3に図示しない部材
を介して固定されている。すなわち、図4(B)に示す
ように第3の外殻部品4が縮小位置にあるときに、排気
口45が排気ファン9の近傍に位置し、図3(B)に示
すように第3の外殻部品4が拡大位置にあるときに、排
気口45が排気ファン9から離れるようになっている。
【0034】図3(A)及び(C)において、3aは摺
動案内ピン、4cは摺動案内溝、12は当接板、13は
バネ部材である。摺動案内溝4cは、第3の外殻部品4
の底板42に前後方向に長く形成された左右一対の溝で
あり、第2の外殻部品3の底板31に突設された摺動案
内ピン3aに係合している。摺動案内溝4cと摺動案内
ピン3aとの係合により、第3の外殻部品4は第1及び
第2の外殻部品2,3に対して前後方向に移動可能に案
内される。
【0035】バネ部材13は、第3の外殻部品4を後方
に付勢するためのものである。このバネ部材13の一端
は、第3の外殻部品4の壁部43に設けられた固定部材
に固定されており、バネ部材13の他端は、第2の外殻
部品3に設けられた当接板12に当接している。これに
より、バネ部材13は、第3の外殻部品4を後方側に、
すなわち第2の外殻部品2,3から押し出す方向に付勢
している。
【0036】図3(B)において、2aは第1係止部材
(ロック爪)、4aは第2係止部材、10は収納解除ボ
タンである。第2係止部材4aは、前後方向に長く形成
された長尺部材であり、その後端部が天板41に一体的
に固定され、前端部が底板42側に向かって撓み変形で
きるよう構成されている。第2係止部材4aは、上方に
(第1の外殻部品2の天板21側に)突出する係合突起
4bを有している。係合突起4bは、三角形形状の側断
面を有している。第1係止部材2aは、第1の外殻部品
2の天板21から下側に突出する三角形形状の側断面を
有する凸部である。
【0037】第3の外殻部品4を縮小位置に向けて移動
させる際には、第2係止部材4aの係合突起4bと第1
係止部材2aとが当接し、これにより、第2係止部材4
aが下方に撓み変形するようになっている。第3の外殻
部品4を縮小位置に向けてさらに移動させると、図4
(B)に示すように、第2係止部材4aが撓み変形前の
状態に戻り、これにより、第3外殻部品4が縮小位置で
保持されるようになっている。収納解除ボタン10は、
第1の外殻部品2の天板21に、第2係止部材4aを下
方に(底板31側に)押し下げることができるよう、上
下方向に移動可能に設けられている。第2係止部材4a
の上端は、使用者によって操作できるよう第1の外殻部
品2の天板21よりも上方に突出している。使用者が第
2係止部材4aを押すと、第2係止部材4aが下方に変
形して第1係止部材2bとの係合が解除され、バネ部材
13の付勢力により、第3の外殻部品4が拡大位置に移
動するようになっている。
【0038】アーム11及びスイッチ50は、第3の外
殻部品4が拡大位置にあるか縮小位置にあるかを検出す
るためのものである。アーム11は、第3の外殻部品4
の前端から前方に延びており、第3の外殻部品4の移動
に伴って前後に移動するようになっている。スイッチ5
0は、アーム11に当接する揺動レバー54を有してい
る。図4(A)に示すように、第3の外殻部品4が縮小
位置にあるときに、アーム11が揺動レバー54に当接
しており、揺動レバー54は前側に揺動した位置にあ
る。図4(B)に示すように、第3の外殻部品4が拡大
位置にあるときに、アーム11が揺動レバー54から離
れており、揺動レバー54は、図示しないバネ部材の付
勢力により後側に揺動した位置にある。スイッチ50
は、この揺動レバー54の揺動方向に応じた信号を出力
するようになっている。
【0039】図5は、プロジェクター装置1の回路構成
を示すブロック図である。図5において、51は制御回
路、52は電源回路である。電源回路52は、ランプ5
3に電源を供給するものである。制御回路51は、電源
回路52を制御するものであり、スイッチ50の切り替
えに応じて、電源回路52からランプ53への電力供給
を許可又は禁止するものである。スイッチ50は、2つ
の接点50a,50bを有している。スイッチ50が接
点50bに接続されている場合には、制御回路51は、
電源回路52からランプ53への電力供給を可能にす
る。一方、アーム11によりスイッチ50が接点50a
側に切り替わると、制御回路51は、電源回路52から
ランプ53への電力供給を禁止する。また、スイッチ5
0は、接点50b側に自動復帰するように構成されてい
るため、スイッチ50がアーム11に当接付勢されてい
るとき以外は、接点50bに接続されている。
【0040】また、制御回路51には、図1を参照して
説明した主電源スイッチ6、オン・オフボタン7a及び
インジケータ7bが接続されている。制御回路51は、
スイッチ50が接点50bに接続されている状態で、オ
ン・オフボタン7aが押されると、電源回路52から制
御回路51への電力供給を開始してランプ53を点灯さ
せるようになっている。
【0041】次に、このように構成されたプロジェクタ
ー装置1の使用方法について説明する。使用前において
は、プロジェクター装置1は、第3の外殻部品4が縮小
位置にある(すなわち、第1及び第2の外殻部品2,3
の内部に退避している)状態で保管されている。
【0042】プロジェクター装置1を使用する際には、
使用者は、電源コード5を電源端子(コンセント)に接
続し、主電源スイッチ6を押す。これにより装置電源が
投入され、制御回路51に電源が供給される。次に、収
納解除ボタン10を押す。収納解除ボタン10の操作に
より、第2係止部材4aと第1係止部材2aとの係合が
解除され、第3の外殻部品4が、バネ部材13の付勢力
により拡大位置に移動する。このとき、排気ファン9の
位置は変わらないため、排気口45と排気ファン9とが
離れる。また、第3の外殻部品4の拡大位置への移動に
伴い、第3の外殻部品4に取り付けられたアーム11が
スイッチ50から離れ、スイッチ50は接点50b側に
自動復帰する。これにより、制御回路51が、電源回路
52からランプ53への電力供給を可能にする。これ
で、プロジェクター装置1は、いわゆるスタンバイ状態
(オン・オフボタン7aを押すだけでランプ53が点灯
される状態)となる。このスタンバイ状態において使用
者がオン・オフボタン7aを押すと、電源回路52から
ランプ53に電力が供給され、ランプ53が点灯して画
像の投射が開始される。同時に、電源インジケータ7b
が点灯し、排気ファン9が作動して送風を開始する。排
気ファン9と排気口45との距離が長くなるため、風切
り音の発生が抑制される。
【0043】なお、主電源スイッチ6を押したのち、先
にオン・オフボタン7aを押してから収納解除ボタン1
0を押して第3の外殻部品4を拡大位置に移動させるよ
うな構成としてもよい。この場合には、制御回路51
は、オン・オフボタン7aが操作されたのち、第3の外
殻部品4が拡大位置に移動してスイッチ50が接点50
b側に復帰すると、電源回路52からランプ53への電
力供給が開始される。
【0044】ランプ53の点灯により画像の投射が行わ
れている間、排気ファン9の送風により、第3の外殻部
品4の上下面の排気口45を介して排気が行われる。こ
れにより、プロジェクター装置1の内部の温度がほぼ一
定に保たれる。排気方向が上方及び下方であるため、排
気された空気がプロジェクター装置1近傍の人に当たる
ことはない。また、プロジェクター装置1の側面に排気
口を設けた場合には、当該排気口からランプ53の光が
漏れることがあるが、本実施の形態1においては、排気
口45を上下面に設けたので光の漏れが生じにくい。
【0045】画像の投射が完了すると、使用者は、オン
・オフボタン7aを押してランプ53を消灯させたの
ち、第3の外殻部品4を第1及び第2の外殻部品2,3
の内部に押し込む。第3の外殻部品4は、摺動案内溝4
cと摺動案内ピン3aとの摺動によって案内され、バネ
部材13の付勢力に抗して縮小位置に移動する。これに
伴い、第2係止部材4aと第1係止部材2aとが再び係
合し、第3の外殻部品4は縮小位置で保持される。これ
に伴い、排気口45は第1及び第2の外殻部品2,3内
に収納されるため、排気口45を介して塵等が内部に侵
入することが防止できる。また、第3の外殻部品4に取
り付けられたアーム11によりスイッチ50が切り替え
られ、電源回路52からランプ53への電力供給が禁止
される。従って、使用者がオン・オフボタン7aを押し
忘れ、ランプ53を点灯させたままで第3の外殻部品4
を押し込んだ場合でも、ランプ53は消灯する。また、
第3の外殻部品4が縮小位置にあるときに誤ってオン・
オフボタン7aが押されても、ランプ53は点灯しな
い。
【0046】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、使用時には第3の外殻部品4を拡大位置に移動
させ、非使用時には第3の外殻部品4を縮小位置に移動
するようにしたので、携帯時の装置サイズを小型化し、
携帯性を向上することが可能になる。
【0047】特に、使用時に排気口45と排気ファン9
との距離が長くなるようにしたので、風切り音の発生を
抑制し、プロジェクター装置1の静音性を高めることが
できる。
【0048】また、排気口45を第3の外殻部品4の上
下面に設けたので、排気された空気が人に当たらないよ
うにすることができる。更に、外付ダクトの装着等の煩
雑な作業が必要ないため、使い易さが向上する。加え
て、外付ダクトを装着した場合のように美観を損ねるこ
ともない。
【0049】さらに、非使用時には、排気口45が第1
及び第2の外殻部品2,3の内部に収納されるので、非
使用時に排気口45から塵等が侵入することを防止する
ことができる。
【0050】加えて、第3の外殻部品4が拡大位置にあ
るか縮小位置にあるかを検知するスイッチ50を設け、
縮小位置にあるときにプロジェクター装置1を動作させ
ないようにしたので、誤操作を防止することができる。
【0051】また、プロジェクター装置1の側面に排気
口を設けた場合には、当該排気口からランプ53の光が
漏れやすいという問題があるが、本実施の形態1におい
ては、排気口45をプロジェクター装置1の上下面に設
けたので、光の漏れが生じにくい。
【0052】実施の形態2.図6及び図7は、実施の形
態2に係るプロジェクター装置1の外観形状を示す斜視
図である、使用状態及び非使用状態にそれぞれ対応して
いる。図8(A)は、実施の形態2に係るプロジェクタ
ー装置1の使用状態における内部構造を示す断面図であ
る。図8(B)は、図8(A)に示した線分B−Bにお
ける矢視方向の側断面図であり、図8(C)は、図8
(A)に示した線分C−Cにおける矢視方向の側断面図
である。図9(A)は、実施の形態2に係るプロジェク
ター装置1の非使用状態における内部構造を示す断面図
である。図9(B)は、図9(A)に示した線分B−B
における矢視方向の側断面図であり、図9(C)は、図
9(A)に示した線分C−Cにおける矢視方向の側断面
図である。
【0053】実施の形態2に係るプロジェクター装置1
は、実施の形態1において説明した各構成要素に加え
て、図8(C)及び図9(C)に示すように、第1の外
殻部品2の天板21に吸気口2bを有し、第3の外殻部
品4の天板41に開口部4dを有している。図8(C)
に示したように、第3の外殻部品4が拡大位置にあると
きに、吸気口2bと開口部4dとが重なり合い、吸気口
2bを介して空気が流通するようになっている。一方、
図9(C)に示したように、第3の外殻部品4が縮小位
置にあるときに、吸気口2bと開口部4dとは互いに位
置がずれ(すなわち、吸気口2bが閉鎖され)、吸気口
2bを介しての空気の流通が遮断されるようになってい
る。吸気口2b及び開口部4d以外の構成は、上記の実
施の形態1に係るプロジェクター装置1と同様であるた
め、詳細説明は省略する。
【0054】次に、実施の形態2に係るプロジェクター
装置1の使用方法について説明する。プロジェクター装
置1を使用する際には、実施の形態1と同様、電源コー
ド5を電源端子(コンセント)に接続し、主電源スイッ
チ6を押したのち、収納解除ボタン10を押して第3の
外殻部品4を拡大位置に移動させる。これにより、第3
の外殻部品4の突出部分に形成された排気口45が外殻
部品2,3の外部に現れると共に、吸気口2bと開口部
4dとが重なり合って開口する。第3の外殻部品4の拡
大位置への移動に伴い、実施の形態1と同様に排気口4
5と排気ファン9との距離が長くなり、また、スイッチ
50が切り替えられてランプ53への電力供給が可能な
状態となる。この状態からオン・オフボタン7aを押す
と、ランプ53が点灯して画像の投射が行われると共
に、電源インジケータ7bが点灯する。同時に、排気フ
ァン9が作動して送風を開始し、プロジェクター装置1
の内部の空気が排気口45から排出され、吸気口2bを
介して外気がプロジェクター装置1内に流入する。吸気
口2bから外気を取り込むことにより、プロジェクター
装置1の冷却効果を更に高めることができる。
【0055】画像の投射が完了すると、使用者は、オン
・オフボタン7aを押してランプ53を消灯させたの
ち、第3の外殻部品4を第1及び第2の外殻部品2,3
に押し込む。これにより、実施の形態1と同様、第3の
外殻部品4は、摺動案内溝4c及び摺動案内ピン3aに
より案内されて縮小位置に移動する。これに伴い、アー
ム11によりスイッチ50が切り替えられ、電源回路5
2からランプ53への電力供給が禁止される。第3の外
殻部品4の縮小位置への移動に伴い、図9(C)に示す
ように、吸気口2bと開口部4dとの位置が互いにず
れ、吸気口2bを介しての空気の流通が遮断される。加
えて、実施の形態1と同様、排気口45が第1及び第2
の外殻部品2,3内に収納され、この排気口45を介し
ての空気の流通が遮断される。すなわち、プロジェクタ
ー装置1の未使用状態において、吸気口2b及び排気口
45が閉鎖されているため、プロジェクター装置1内に
塵等が侵入することが防止される。
【0056】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、使用時に吸気口2bを開放し、非使用時に吸気口2
bを閉鎖するようにしたので、実施の形態1の効果に加
え、冷却効果を更に向上し、且つ、非使用時におけるプ
ロジェクター装置1内部への塵等の侵入を防止できると
いう効果がある。
【0057】実施の形態3.図10及び図11は、実施
の形態3に係るプロジェクター装置1の外観形状を示す
斜視図であり、それぞれ使用状態と非使用状態に対応し
ている。図12(A)は、実施の形態3に係るプロジェ
クター装置1の使用状態における内部構造を示す断面図
である。図12(B)は、図12(A)に示した線分B
−Bにおける矢視方向の側断面図であり、図12(C)
は、図12(A)に示した線分C−Cにおける矢視方向
の側断面図である。図13(A)は、実施の形態3に係
るプロジェクター装置1の非使用状態における内部構造
を示す断面図である。図13(B)は、図13(A)に
示した線分B−Bにおける矢視方向の側断面図であり、
図13(C)は、図13(A)に示した線分C−Cにお
ける矢視方向の側断面図である。
【0058】上記実施の形態1及び2では、第3の外殻
部品4の拡大位置への移動に伴って排気口45と排気フ
ァン9との距離が長くなるようにして静音化を図ってい
たが、この実施の形態3では、排気ファン9とランプ5
3との距離が長くなるようにしている。
【0059】図10及び図11に示したように、この実
施の形態3に係るプロジェクター装置1では、第3の外
殻部品4の後面に排気口45が形成されている。さら
に、排気ファン9は、排気口45に対向するように第3
の外殻部品4の内側に固定されている。すなわち、第3
の外殻部品4を拡大位置に移動させた際、排気ファン9
と排気口45との間隔は変わらず、その代わりに、排気
ファン9とランプ53との距離が長くなるようになって
いる。尚、排気ファン9以外の構成は、上記の実施の形
態2に係るプロジェクター装置1と同様であるため、詳
細説明は省略する。
【0060】次に、実施の形態3に係るプロジェクター
装置1の使用方法について説明する。プロジェクター装
置1を使用する際には、実施の形態1及び2と同様、電
源コード5を電源端子(コンセント)に接続し、主電源
スイッチ6を押したのち、収納解除ボタン10を押して
第3の外殻部品4を拡大位置に移動させる。このとき、
排気ファン9も第3の外殻部品4と共に移動するため、
排気ファン9とランプ53との距離が長くなる。また、
第3の外殻部品4の拡大位置への移動に伴い、排気口4
5が現れると共に吸気口2bが開放され、且つ、スイッ
チ50が切り替えられてランプ53への電力供給が可能
な状態となる。この状態からオン・オフボタン7aを押
すと、ランプ53が点灯して画像の投射が開始されると
共に、電源インジケータ7bが点灯する。同時に、排気
ファン9が作動して送風を開始し、プロジェクター装置
1の内部の空気が排気口45から排出されると共に、吸
気口2bを介して外気がプロジェクター装置1に流入す
る。
【0061】ここで、排気ファン9を良好な状態で動作
させるためには、排気ファン9と一体に設けられたファ
ンモータの温度を適正範囲に保持する必要がある。この
実施の形態3は、第3の外殻部品4の拡大位置への移動
に伴い、排気ファン9とランプ53との距離が長くなる
ため、排気ファン9とランプ53との間に輻射熱を遮る
反射板等を設けなくても、排気ファン9のファンモータ
の温度を適正範囲に保つことができる。
【0062】画像の投射が完了すると、使用者は、オン
・オフボタン7aを押してランプ53を消灯させたの
ち、第3の外殻部品4を第1及び第2の外殻部品2,3
に押し込む。これにより、実施の形態2と同様に、排気
口45が第1及び第2の外殻部品2,3内に収納される
と共に、吸気口2bが閉鎖され、プロジェクター装置1
の内部への空気の流入が遮断される。更に、第3の外殻
部品4に取り付けられたアーム11によりスイッチ50
が切り替えられ、電源回路52からランプ53への電力
供給が禁止される。
【0063】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、プロジェクター装置1の携帯性の向上に加えて、反
射板等を用いずに排気ファン9を適正温度に保つことが
可能になるので、部品点数を削減でき、製造工程を簡単
にできるという効果がある。
【0064】なお、本実施の形態においては、排気口4
5を第3の外殻部品4の後端面に設けているが、この排
気口45は、第3の外殻部品4の上面又は下面(あるい
はその両方)に設けてもよい。このようにすれば、排気
口45から排気された空気が、プロジェクター装置1の
周囲の人に当たらないようにすることができる。また、
第3の外殻部品4が縮小位置にあるときには、排気口4
5が第1及び第2の外殻部品2,3の内部に隠れるた
め、非使用時に排気口45から塵等が侵入することを防
止できる。
【0065】実施の形態4.図14は、実施の形態4に
係るプロジェクター装置1の制御系を示すブロック図で
ある。上記実施の形態1〜3に係るプロジェクター装置
1は、ランプ53の点灯及び消灯を行うためのオン・オ
フボタン7aを有していたが、この実施の形態4のプロ
ジェクター装置は、オン・オフボタン7aを有していな
い。すなわち、この実施の形態2では、第3の外装部品
4の拡大位置及び縮小位置への移動によってランプ53
の点灯及び消灯を行うようになっている。その他の構成
は、実施の形態1〜3のいずれと同じであってもよい。
【0066】この実施の形態4に係るプロジェクター装
置1を使用する場合、電源コード5を電源端子(コンセ
ント)に接続したのち、主電源スイッチ6を押して電源
投入を行い、収納解除ボタン10を押して第3の外装部
品4を拡大位置に移動させる。第3の外装部品4の拡大
位置への移動に伴い、アーム11によりスイッチ50が
接点50bに切り替わると、制御回路51は、電源回路
52からランプ53への電力供給を開始してランプ53
を点灯させ、これにより画像の投射が開始される。同時
に、排気ファン9が作動して排気を開始する。なお、イ
ンジケータ7の点灯により電源投入状態であることを表
示してもよい。一方、第3の外殻部品4を第1及び第2
の外殻部品2,3の内部に押し込むと、アーム11によ
ってスイッチ50が接点50aに切り替わり、制御回路
51は、電源回路52からランプ53への電力供給を停
止し、ランプ53を消灯させる。同時に、排気ファン9
による排気も停止する。
【0067】この実施の形態4によれば、第3の外装部
品4の拡大位置及び縮小位置への移動によってランプ5
3の点灯及び消灯を行うようにしたので、オン・オフボ
タン7aを無くして部品点数を削減できる上、誤操作に
よる作動を確実に防止できるという効果がある。
【0068】実施の形態5.図15は、実施の形態5に
係るプロジェクター装置1の制御系を示すブロック図で
ある。この実施の形態5のプロジェクター装置1は、オ
ン・オフボタン7a及び主電源スイッチ6を有していな
い。すなわち、この実施の形態5では、第3の外装部品
4の拡大位置及び縮小位置への移動によって、プロジェ
クター装置1に対する電源投入及び電源遮断と、ランプ
53の点灯及び消灯とを行うようになっている。なお、
制御回路51は、内蔵のバッテリー等で作動するものと
する。
【0069】この実施の形態5に係るプロジェクター装
置1を使用する場合、電源コード5を電源端子(コンセ
ント)に接続したのち、収納解除ボタン10(図1)を
押して第3の外装部品4を拡大位置に移動させる。第3
の外装部品4の拡大位置への移動に伴い、アーム11に
よってスイッチ50が接点50bに切り替わると、制御
回路51は、プロジェクター装置1に対する電源投入を
行い、電源回路52からランプ53への電力供給を開始
してランプ53を点灯させる。同時に、排気ファン9が
作動して排気を開始する。なお、インジケータ7の点灯
により電源投入状態であることを表示してもよい。一
方、第3の外殻部品4を第1及び第2の外殻部品2,3
の内部に押し込むと、アーム11によってスイッチ50
が接点50aに切り替わり、制御回路51は、電源回路
52からランプ53への電力供給を停止すると共に、プ
ロジェクター装置1に対する電源遮断を行う。同時に、
排気ファン9による排気も停止する。
【0070】この実施の形態5によれば、第3の外装部
品4の拡大位置及び縮小位置への移動によって、プロジ
ェクター装置1に対する電源投入及び電源遮断を行うよ
うにしたので、主電源スイッチ6及びオン・オフボタン
7aを無くして部品点数を削減できる上、誤操作による
作動を確実に防止できるという効果がある。
【0071】以上、上記各実施の形態では、プロジェク
ター装置1の外殻を外殻部品2,3,4に3分割した構
造としたものについて述べたが、このような3分割構造
の外殻でなくてもよい。また、上記各実施の形態では、
第3の外殻部品4が、第1及び第2の外殻部品2,3の
内側に収容される構成としたが、第1及び第2の外殻部
品2,3の外側に被せられる構成としてもよい。
【0072】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0073】請求項1に記載の発明によれば、第2のケ
ーシングが、第1のケーシングに対して拡大位置と縮小
位置との間で移動するよう構成すると共に、排気ファン
を第1のケーシングに形成し、排気口を第2のケーシン
グに取り付けたので、非使用時には第2のケーシングを
縮小位置に位置させることでプロジェクター装置を小型
化し、使用時には第2のケーシングを拡大位置に位置さ
せることで排気ファンと排気口との距離を長くして風切
り音の発生を抑制することができる。すなわち、プロジ
ェクター装置の小型化による携帯性の向上と、風切り音
の抑制による静音性の向上を図ることができる。
【0074】請求項2に記載の発明によれば、第2のケ
ーシングが、第1のケーシングに対して拡大位置と縮小
位置との間で移動するよう構成すると共に、排気ファン
を光源と同じ第1のケーシングに取り付けたので、非使
用時には第2のケーシングを縮小位置に位置させること
でプロジェクター装置を小型化し、使用時には第2のケ
ーシングを拡大位置に位置させることで排気ファンと光
源との距離を長くして、これにより反射板等を用いるこ
となく排気ファンの温度を適正範囲に保つことが可能に
なる。すなわち、プロジェクター装置の小型化による携
帯性の向上と、反射板等の不要化による部品点数の削減
とを図ることができる。
【0075】請求項3に記載の発明によれば、第2のケ
ーシングが拡大位置にあるときに光源の点灯及び排気フ
ァンの回転を許可し、第2のケーシングが縮小位置にあ
るときに光源の点灯及び排気ファンの回転を禁止するよ
うにしたので、第2ケーシングが縮小位置にあるときに
使用者が誤操作をしても、電源や排気ファンが作動しな
いようにすることができる。すなわち、プロジェクター
装置が使用可能状態にないときの誤動作を防止すること
ができる。
【0076】請求項4に記載の発明によれば、第2のケ
ーシングが拡大位置にあるときに排気口が開放され、縮
小位置にあるときに排気口が閉鎖されるようにしたの
で、プロジェクター装置の非使用時(例えば保管時)に
排気口から塵等が侵入することを防止できる。
【0077】請求項5に記載の発明によれば、排気口を
第2のケーシングの上面及び下面の少なくとも一方に形
成したので、排気された空気がプロジェクター装置の周
囲の人に当たらないようにすることができる。
【0078】請求項6及び請求項7に記載の発明によれ
ば、第2のケーシングが拡大位置にあるときに開放さ
れ、第2のケーシングが縮小位置にあるときに閉鎖され
る吸気口を設けたので、冷却効率を高めると共に、プロ
ジェクター装置の非使用時(例えば保管時)に吸気口か
ら塵等が侵入することを防止できる。
【0079】請求項8に記載の発明によれば、第2のケ
ーシングが拡大位置にあるときに光源を点灯させ、第2
のケーシングが縮小位置にあるときに光源を消灯させる
ようにしたので、操作ボタン等を削減し、且つ、誤操作
による画像投射手段の作動を確実に防止することができ
る。
【0080】請求項9に記載の発明によれば、第2のケ
ーシングが拡大位置にあるときに装置電源を投入し、第
2のケーシングが縮小位置にあるときに装置電源を遮断
するようにしたので、操作ボタン等を削減し、且つ、誤
操作による画像投射手段の作動を確実に防止することが
できる。
【0081】請求項10に記載の発明によれば、制御手
段を、電源回路と、スイッチと、制御回路とにより構成
したので、簡単な構成で、プロジェクター装置の運転切
り替えを行うことができる。
【0082】請求項11及び12に記載の発明によれ
ば、可動ケーシングを第1のケーシング内で係止する係
止手段を設けたので、可動ケーシングを第1のケーシン
グ内で確実に(誤って突出しないように)保持すること
ができる。
【0083】請求項13に記載の発明によれば、第2の
ケーシングを拡大位置に向けて付勢するバネ部材を設け
たので、第2のケーシングを拡大位置に向けて移動させ
るための操作が簡単になる。
【0084】請求項14に記載の発明によれば、案内溝
と案内ピンとの係合により第2のケーシングの移動案内
を行うようにしたので、第2のケーシングの拡大位置と
縮小位置との間の移動が円滑に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るプロジェクター
装置の使用状態における外観形状を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係るプロジェクター
装置の非使用状態における外観形状を示す斜視図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態1に係るプロジェクター
装置の使用状態における内部構造を示す断面図(A)及
び側断面図(B,C)である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係るプロジェクター
装置の非使用状態における内部構造を示す断面図(A)
及び側断面図(B,C)である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係るプロジェクター
装置の制御系を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係るプロジェクター
装置の使用状態における外観形状を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態2に係るプロジェクター
装置の非使用状態における外観形状を示す斜視図であ
る。
【図8】 本発明の実施の形態2に係るプロジェクター
装置の使用状態における内部構造を示す断面図(A)及
び側断面図(B,C)である。
【図9】 本発明の実施の形態2に係るプロジェクター
装置の非使用状態における内部構造を示す断面図(A)
及び側断面図(B,C)である。
【図10】 本発明の実施の形態3に係るプロジェクタ
ー装置の使用状態における外観形状を示す斜視図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態3に係るプロジェクタ
ー装置の非使用状態における外観形状を示す斜視図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態3に係るプロジェクタ
ー装置の使用状態における内部構造を示す断面図(A)
及び側断面図(B,C)である。
【図13】 本発明の実施の形態3に係るプロジェクタ
ー装置の非使用状態における内部構造を示す断面図
(A)及び側断面図(B,C)である。
【図14】 本発明の実施の形態4に係るプロジェクタ
ー装置の制御系を示すブロック図である。
【図15】 本発明の実施の形態5に係るプロジェクタ
ー装置の制御系を示すブロック図である。
【図16】 従来のプロジェクター装置の外観形状を示
す斜視図(A)及び側面図(B)である。
【図17】 従来の他のプロジェクター装置の外観形状
を示す斜視図(A)及び側面図(B)である。
【符号の説明】
1 プロジェクター装置、1A 第1のケーシング、1
B 第2のケーシング、2 第1の外殻部品、21 天
板、22 壁部、2a 第1係止部材、2b吸気口、3
第2の外殻部品、31 底板、32 壁部、3a 摺
動案内ピン、4 第3の外殻部品、41 天板、42
底板、4a 排気口、4b 第2係止部材、4c 摺動
案内溝、4d 開口部、5 電源コード、6 主電源ス
イッチ、7 コントロールパネル、7a オン・オフボ
タン、7b 電源インジケータ、8 投射レンズ、9
排気ファン、10 収納解除ボタン、11 アーム、1
2 当接板、13 バネ部材、50 スイッチ、50a
接点、50b 接点、51 制御回路、52 電源回
路、53 ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K103 AB07 CA06 CA28 CA32 CA50 CA60 CA66 CA67 DA02 DA05 DA08 DA20 5C058 BA35 EA02 EA52

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を投射するための光源を含む画像投
    射手段と、 前記画像投射手段が取り付けられた第1のケーシング
    と、 前記第1のケーシングと組み合わされて前記画像投射手
    段を包み込む外殻を構成すると共に、前記第1のケーシ
    ングに対し、前記外殻の体積を拡大する拡大位置と、前
    記外殻の体積を縮小する縮小位置との間で相対移動可能
    な第2のケーシングと、 前記第1のケーシングに取り付けられ、前記光源の点灯
    時に回転する排気ファンと、 前記第2のケーシングに形成された排気口と、 を備えたことを特徴とするプロジェクター装置。
  2. 【請求項2】 画像を投射するための光源を含む画像投
    射手段と、 前記画像投射手段が取り付けられた第1のケーシング
    と、 前記第1のケーシングと組み合わされて前記画像投射手
    段を包み込む外殻を構成すると共に、前記第1のケーシ
    ングに対し、前記外殻の体積を拡大する拡大位置と、前
    記外殻の体積を縮小する縮小位置との間で相対移動可能
    な第2のケーシングと、 前記第2のケーシングに取り付けられ、前記光源からの
    距離が、前記第2のケーシングが前記拡大位置にあると
    きよりも前記縮小位置にあるときの方が長くなるよう配
    置された排気ファンと、 前記第2のケーシングに形成された排気口と、 を備えたことを特徴とするプロジェクター装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のケーシングが前記拡大位置に
    あるときに前記光源の点灯及び前記排気ファンの回転を
    許可し、前記第2のケーシングが前記縮小位置にあると
    きに前記光源の点灯及び前記排気ファンの回転を禁止す
    る制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のプロジェクター装置。
  4. 【請求項4】 前記排気口は、前記第2のケーシングが
    前記拡大位置にあるときに開放され、前記第2のケーシ
    ングが前記縮小位置にあるときに閉鎖されることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプロジェクタ
    ー装置。
  5. 【請求項5】 前記排気口は、前記第2のケーシングの
    上面及び下面の少なくとも一方に形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプロジェ
    クター装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のケーシングが前記拡大位置に
    あるときに開放され、前記第2のケーシングが前記縮小
    位置にあるときに閉鎖される吸気口を更に備えたことを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のプロジェ
    クター装置。
  7. 【請求項7】 前記吸気口は、前記第1のケーシングに
    形成されており、前記第2のケーシングには、当該第2
    のケーシングが前記拡大位置にあるときに前記吸気口と
    重なり合う開口部が形成されていることを特徴とする請
    求項6に記載のプロジェクター装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記第2のケーシング
    が前記拡大位置に移動したときに前記光源を点灯させ、
    前記第2のケーシングが前記縮小位置に移動したときに
    前記光源を消灯させることを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれかに記載のプロジェクター装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記第2のケーシング
    が前記拡大位置に移動したときに装置電源を投入し、前
    記第2のケーシングが前記縮小位置に移動したときに装
    置電源を遮断することを特徴とする請求項1乃至7のい
    ずれかに記載のプロジェクター装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、 前記光源に電力を供給する電源回路と、 前記第2のケーシングが前記拡大位置と前記縮小位置と
    の間で移動するのに伴って切り替えられるスイッチと、 前記スイッチの切り替えに応じて、前記電源回路から前
    記光源への電力供給を許可又は禁止する制御回路と、 を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1
    に記載のプロジェクター装置。
  11. 【請求項11】 前記第2のケーシングを前記縮小位置
    で係止する係止手段と、 使用者の操作により、前記係止手段による係止を解除す
    る係止解除手段と、を更に備えたことを特徴とする請求
    項1乃至10のいずれかに記載のプロジェクター装置。
  12. 【請求項12】 前記係止手段は、 前記第1のケーシングに設けられた第1の係止部材と、 前記第2のケーシングに設けられ、当該第2のケーシン
    グが前記縮小位置にあるときに前記第1の係止部材に係
    合する第2の係止部材と、 を有することを特徴とする請求項11に記載のプロジェ
    クター装置。
  13. 【請求項13】 前記第2のケーシングを前記拡大位置
    に向けて付勢するバネ部材を更に備えたことを特徴とす
    る請求項1乃至12のいずれかに記載のプロジェクター
    装置。
  14. 【請求項14】 前記第2のケーシング及び前記第1の
    ケーシングの一方に設けられ、前記第2のケーシングの
    移動方向に延びた案内溝と、 前記第2のケーシング及び前記第1のケーシングの他方
    に設けられ、前記案内溝に摺動可能に係合する案内ピン
    と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至13のいず
    れかに記載のプロジェクター装置。
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