JP2003322899A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2003322899A
JP2003322899A JP2002127911A JP2002127911A JP2003322899A JP 2003322899 A JP2003322899 A JP 2003322899A JP 2002127911 A JP2002127911 A JP 2002127911A JP 2002127911 A JP2002127911 A JP 2002127911A JP 2003322899 A JP2003322899 A JP 2003322899A
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camera
built
optical system
strobe
lens group
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Kazuyuki Nakagawa
和幸 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ携帯時のファインダー光学系の空間の
有効活用を可能にすることで、カメラの小型化および携
帯性の向上を図る。 【解決手段】 被写体を観察するファインダー光学系を
複数の反射面(150、160、170、180、190)とレンズ群
(200,220)で構成し、カメラの前方斜め上方に向かっ
て対向配置された一対の反射面150と160間に内蔵ストロ
ボ440を該傾斜方向に沿って移動可能に収納し、使用時
にはカメラ本体から内蔵ストロボ440を突出させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内蔵ストロボを備
え、カメラ中空部内にファインダー光学系が配されてい
るものにおいて、携帯時の小型化を図ったカメラに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のストロボ内蔵カメラとしては、例
えば、図7、図8に示す特開平7−36094号公報に
開示されているようなものがある。図7および図8にお
いて、1はカメラの本体の外装としての上カバー、2は
ケースであり、上カバー1の軸受に対して回転可能に軸
支され、ストロボユニットの骨格をなすものである。3
はストロボユニットの外観をなすストロボカバーであ
り、ケース2に固定される。4はストロボユニットの前
面を覆うパネルであり、ストロボ光の発散をコントロー
ルする。5は反射笠であり、キセノン管6を不図示のゴ
ムで固定し、キセノン管6の光を集光し、前面のパネル
4に送る。7はケース2が上カバー1に対して突出方向
に回動した時のストッパーとなる軸であり、上カバー1
に固着される。8はバネであり、一方の腕を軸7に、他
方の腕をケース2に固着された軸9に回転可能に支持さ
れ、ストロボユニットを突出方向及び収納方向に付勢す
る。
【0003】10は投光部と受光部を有する反射型フォ
トインタラプタであり、上カバー1の円弧状外形部1−
rに固定され、不図示のカメラのCPUに接続される。
11は、反射部材であり、ケース2の円弧状外形部2−
rに固着され、さらにストロボユニットが突出位置にあ
る時、フォトインタラプタ10の投光部の光を受光部に
反射する位置にある。
【0004】このようなカメラの内蔵ストロボ装置はフ
ァインダー光学系の上部に配置されており、接眼レンズ
近傍に配置した回転軸を中心に内蔵ストロボ装置を回動
可能にすることで使用突出状態と不使用収納状態とに変
化させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、ファインダー光学系をカメラ上部の中空部内
に配置させた場合において、内蔵ストロボを収納させた
状態にしても内蔵ストロボはファインダー部材の上部に
沿って重なるように収納されることとなるため、ファイ
ンダー光学系内部にはまだ大きな空間が存在したままで
あり、このためカメラの小型化に限界があり、カメラの
携帯性が損なわれていた。
【0006】本出願に係る発明の目的は、カメラ携帯時
のファインダー光学系の空間の有効活用を可能にするこ
とで、小型化および携帯性の向上を図ることができるカ
メラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、被写体を
観察するファインダー光学系と、使用時にはカメラ本体
から突出する内蔵ストロボとを備えたカメラにおいて、
前記内蔵ストロボをファインダー光学系の光路の内部に
侵入させて収納可能としたことを特徴とする。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明で、前記フ
ァインダー光学系は、カメラの前方斜め上方に向かって
対向配置された一対の反射面を有し、前記一対の反射面
間に前記記内蔵ストロボを該傾斜方向に沿って移動可能
に収納したことを特徴とする。
【0009】第3の発明は、上記第1の発明で、前記フ
ァインダー光学系は、複数の反射面で構成される中空の
反射光学部材を有し、該反射光学部材内に前記内蔵スト
ロボをカメラの前方斜め上方に向かって移動可能に収納
したことを特徴とする。
【0010】第4の発明は、上記いずれかの発明で、前
記内蔵ストロボは、突出位置で略垂直状態まで回動され
て保持されることを特徴とする。
【0011】第5の発明は、上記第1の発明で、前記フ
ァインダー光学系は、被写体像を縮小して再結像させる
第1レンズ群及び第2レンズ群と、結蔵した被写体像を
拡大して観察する接眼レンズ群とにより構成され、前記
第1のレンズ群と前記第2のレンズ群との間に存在して
いる空間に前記内蔵ストロボを収納していることを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1および
図2は本発明の特徴をもっともよく表わしている実施の
形態を示した図であり、一眼レフレックスカメラのファ
インダー光学系の断面図を示している。図1は、カメラ
の携帯時の状態を示す断面図であり、図2はカメラの使
用時の状態を示す断面図である。
【0013】図1および図2において、120は回動ミ
ラー、130は撮影レンズの撮像面、140は焦点板、
150は第1の反射面、160は第2の反射面、170
は第3の反射面、180は第4の反射面、190は第5
の反射面である。
【0014】また、200は第1レンズ群、210は第
2レンズ群、220は第3レンズ群、230は保護ガラ
ス、240は観察者の瞳孔位置、250は交換レンズを
装着するカメラマウント、260はフォーカルプレーン
シャッターを示している。
【0015】300は測光部材、350は視野外表示部
材、400は視線検出部材である。440はカメラの内
蔵ストロボであり、451は内蔵ストロボ440の状態
に対応して開閉する外観部材である。
【0016】本実施の形態では、図1に示されるように
5枚の反射鏡または半透過鏡と3つのレンズ群を友好的
に配置してコンパクトな構成のリレー光学系を実現し、
光路内に光束合成部材を配置することで、十分に大きい
観察倍率を維持した一眼レフレックスカメラのファイン
ダー光学系を実現すると共に、自由度の高い画面内表示
を実現している。
【0017】本実施の形態では、不図示の撮影レンズに
よって撮像面130上に結像される被写体像を、その光
路中に退避可能に配置される回動ミラー120によって
上方に反射させ、焦点板140の焦点面上に結像させて
いる。焦点板140の焦点面以外の面にはフレネルレン
ズより成る集光レンズが形成されていて、撮影レンズの
射出瞳より射出された被写体光をリレー光学系の縮小光
学系として作用する第1レンズ群200の入射瞳の方向
に集光させており、焦点面は拡散透過面となっていて撮
影レンズの焦点調節状態等を観察者が確認できるように
なっている。
【0018】図1の焦点板140の焦点面より上方に射
出された被写体光は、前斜め下方向を向いた第1の反射
面150で略前方に反射される。この被写体光は次にカ
メラマウント250との干渉を避けるべく配置され後ろ
斜め上方を向いた第2の反射面160で後ろ斜め上方に
反射され、さらに後ろ斜め下方を向いた第3の反射面1
70で後ろ斜め下方に反射される。縮小光学系として作
用する第1レンズ群200はこの第3の反射面の後方に
配置されている。
【0019】第1レンズ群200を通過した被写体光
は、フォーカルプレーンシャッター260との干渉を避
けるべく配置された前斜め上方を向いた第4の反射面1
80で略上方に反射された後に縮小された空中像を形成
する。そして、第2レンズ群210によって観察者の瞳
孔位置と共役な方向に集光され、後ろ斜め下方を向いた
第5の反射面190で後方に反射される。その後、接眼
レンズとして作用する第3レンズ群220を介して拡大
され、保護ガラス230を通過して観察者の瞳孔位置2
40に至って観察される。
【0020】そして、上記した本実施の形態のファイン
ダー光学系においては、前記第4の反射面180を半透
過面に設定することにより、第2レンズ群210と、測
光部材300に焦点板140からの光束を分割し、分割
された光束を測光レンズ301を用いて、測光センサ3
02に結像させることで測光を実現している。具体的に
は、第4反射面である第4ミラー180の後方に測光部
材300をファインダー光軸と同軸に配置し、第4ミラ
ー180を透過した光束を受光している。
【0021】ここで、図1または図2は本実施の形態の
カメラ携帯時の状態およびカメラ使用時の状態を示す。
【0022】先ず、図1に基づきカメラ携帯時の内蔵ス
トロボの状態について説明する。
【0023】図1において、カメラの内蔵ストロボ44
0は、カメラのファインダー光学系を構成している略平
行に配置されている第1の反射面150と第2の反射面
160との間に存在している空間に収納されており、カ
メラの前面に設けられている外観部材451が閉じた状
態に設定されている。
【0024】内蔵ストロボ440の収納状態において、
内蔵ストロボ440の上端部が外観部材450の一部と
なっている。このように内蔵ストロボ440がファイン
ダー光学系の内部に収納されることにより、内蔵ストロ
ボ440を有しないカメラと同等な小型化を図ることが
可能となる。
【0025】次に、図2に基づきカメラ使用時の内蔵ス
トロボの状態を説明する。
【0026】図2において、カメラの内蔵ストロボ44
0は、カメラのファインダー光学系を構成している第1
の反射面150と第2の反射面160との間の空間から
退避してカメラ外部に突出した状態となっている。その
際、内蔵ストロボ440は、斜め前方に上方に向けて突
出し、突出の終了直前でストロボ440の背面側に設け
た係合溝440aに外観部材450の縁部450aが係
合し、この係合点を支点としてストロボ440が略垂直
に近い状態まで図中時計回りに回動し、ストロボ440
の前面下部に設けた係合溝440bに外観部材451の
上端縁が係合することによりストロボ440が図2の位
置に保持される。この状態で外観部材451は、内蔵ス
トロボ440の外観に対して接するように係止されるこ
とでファインダー光学系の空間を外側から塞ぐように構
成されており、ファインダー光学系の空間を経てカメラ
内底部側にゴミ等が侵入しないように構成されている。
【0027】以上説明したように本実施の形態の一眼レ
フレックスカメラのファインダー光学系は、カメラマウ
ント250、およびフォーカルプレーンシャッター26
0との干渉を避けた空間を効率的に使用してカメラの高
さ方向の寸法を十分に小さく維持しながらリレー光学系
を配置しており、さらに内蔵ストロボ440をファイン
ダー光学系の内部に収納可能とすることによりカメラの
大型化を防止している。
【0028】(第2の実施の形態)図3および図4は本
発明の第2の実施の形態における一眼レフレックスカメ
ラのファインダー光学系の断面図を示す。図3は、カメ
ラの携帯時の状態を示す図であり、図4はカメラの使用
時の状態を示す図である。
【0029】図3および図4において、1120は回動
ミラー、1130は撮影レンズの撮像面、1140は焦
点板である。
【0030】1150は第1の反射面および第2の反射
面により構成されるダハミラー、1160は第3の反射
面、1220は接眼レンズ、1230は保護ガラス、1
240は観察者の瞳孔位置、1250は交換レンズを装
着するカメラマウント、1260はフォーカルプレーン
シャッターを示している。1300は測光部材、135
0は視野外表示部材である。1440はカメラの内蔵ス
トロボであり、1451は内蔵ストロボ1440の状態
に対応して開閉する外観部材である。
【0031】本実施の形態では、不図示の撮影レンズに
よって撮像面1130上に結像される被写体像を、その
光路中に退避可能に配置される回動ミラー1120によ
って上方に反射させ、焦点板1140の焦点面上に結像
させている。
【0032】焦点板1140の焦点面以外の面にはフレ
ネルレンズより成る集光レンズが形成されていて、撮影
レンズの射出瞳より射出された被写体光を接眼レンズ1
220の方向に集光させており、焦点面は拡散透過面と
なっていて撮影レンズの焦点調節状態等を観察者が確認
できるようになっている。
【0033】図3の焦点板1140の焦点面より上方に
射出された被写体光は、前斜め下方向を向いたダハミラ
ー1150で略前方に反射される。なお、図3及び図4
において、ダハミラー1150の2つのダハ面のうち、
一方のダハ面1150aのみが図示され、他方のダハ面
は紙面の手前側に存在するために図示されていない。こ
の被写体光は次にカメラマウント1250との干渉を避
けるべく配置され後ろ斜め上方を向いた第3の反射面1
160で後ろ斜め上方に反射され、その後、接眼レンズ
1220を介して保護ガラス1230を透過して、観察
者の瞳孔位置1240に至って観察される。
【0034】ここで、図3または図4は本実施の形態の
カメラ携帯時の状態およびカメラ使用時の状態を示す。
【0035】先ず、図3に基づきカメラ携帯時の内蔵ス
トロボの状態について説明する。
【0036】図3において、カメラの内蔵ストロボ14
40は、カメラのファインダー光学系を構成しているダ
ハミラー1150と第3の反射面1160および焦点板
1140との間に存在している空間に収納されており、
外観部材1451が閉じた状態に設定されている。
【0037】内蔵ストロボ1440の収納状態におい
て、内蔵ストロボ1440の上端部が外観部材1450
の一部となっている。このように内蔵ストロボ1440
がファインダー光学系の内部に収納されることにより、
内蔵ストロボを有しないカメラと同等な小型化を図るこ
とが可能となる。
【0038】次に、図4に基づきカメラ使用時の内蔵ス
トロボの状態を説明する。
【0039】図4において、カメラの内蔵ストロボ14
40は、カメラのファインダー光学系を構成しているダ
ハミラー1150と第3の反射面1160との間の空間
から退避してカメラ外部に突出した状態となっている。
なお、本第2の実施の形態においても、上記した第1の
実施の形態と同様に、ストロボ1440の背面側の係合
溝1440aに外観部材1450の縁部1450aが係
合し、この係合点を支点としてストロボ1440が略垂
直に近い状態まで図中時計回りに回動し、ストロボ14
40の前面下部に設けた係合溝1440bに外観部材1
451の上端縁が係合することによりストロボ1440
が図4の位置に保持される。
【0040】外観部材1451は、内蔵ストロボ144
0の外観に対して接するように係止されることでファイ
ンダー光学系の空間を外側から塞ぐように構成されてお
り、ファインダー光学系の空間を経てカメラ内底部側に
ゴミ等が侵入しないように構成されている。
【0041】以上説明したように本実施の形態の一眼レ
フレックスカメラのファインダー光学系は、内蔵ストロ
ボ1440をファインダー光学系の内部に収納可能とす
ることによりカメラの大型化を防止し、内蔵ストロボ1
440を意識させないカメラを提供可能にする。
【0042】(第3の実施の形態)図5および図6は本
発明の第3の実施の形態におけるカメラのファインダー
光学系の断面図を示す。本実施の形態においてはファイ
ンダー光学系が撮影光学系と独立しているレンズシャッ
ターカメラの一例を示している。
【0043】図5は、カメラの携帯時の状態を示す図で
あり、図6はカメラの使用時の状態を示す図である。
【0044】同図において2100は第1のプリズム、
2110は第2のプリズムである。2200は第1レン
ズ群、2210は第2レンズ群、2220は接眼レンズ
である。2440はカメラの内蔵ストロボであり、24
50はカメラの外観部材である。
【0045】本実施の形態では、図5に示されるように
2個のプリズムと3つのレンズ群を効果的に配置してコ
ンパクトな構成のリレー光学系を実現している。
【0046】本実施の形態では、第1レンズ群2200
を透過した光束が、次の第2のレンズ群2210を透過
し、第1のプリズム2100、第2のプリズム2110
を経て、接眼レンズ2220を透過して観察される。こ
こで、具体的には、第一レンズ群2200と第2レンズ
群2210により、被写体像は再結像され、その像を接
眼レンズ2220にて拡大して観察する様に構成されて
いる。
【0047】ここで、図5または図6は本実施の形態の
カメラ携帯時の状態およびカメラ使用時の状態を示す。
【0048】先ず、図5に基づきカメラ携帯時の内蔵ス
トロボの状態について説明する。
【0049】図5において、カメラの内蔵ストロボ24
40は、カメラのファインダー光学系を構成する再結像
光学系における、焦点面上に形成された被写体像を縮小
して再結像させる光学系を構成している第1レンズ群2
200と、第2レンズ群2210との間に存在している
空間に収納されている。
【0050】このように内蔵ストロボ2440の収納状
態において、内蔵ストロボ2440がファインダー光学
系の内部に収納されることにより、内蔵ストロボ244
0を有しないカメラと同等な小型化を図ることが可能と
なる。
【0051】次に、図6に基づきカメラ使用時の内蔵ス
トロボの状態を説明する。
【0052】図6において、カメラの内蔵ストロボ24
40は、カメラのファインダー光学系を構成している第
1レンズ群2200と第2レンズ群2210との間の空
間から図中左方向に退避してカメラ外部に突出した状態
となっている。外観部材2450は、カメラおよび内蔵
ストロボ2440の外観に対して接するようにしてファ
インダー光学系の空間を外側から塞ぐように構成されて
おり、ファインダー光学系の空間を経てカメラ内底部側
にゴミ等が侵入しないように構成されている。
【0053】以上説明したように本実施の形態のレンズ
シャッターカメラは、内蔵ストロボ2440をファイン
ダー光学系の内部に収納可能とすることによりカメラの
大型化を防止し、内蔵ストロボ2440を意識させない
カメラを提供可能にする。
【0054】尚、上記した各実施の形態においては、ペ
ンタダハミラー、再結像光学系等を用いたファインダー
光学系について説明してきたが、ファインダー光学系の
内部に内蔵ストロボを収容可能とする空間部を形成すべ
くファインダー光学系が中空の部材によって構成されて
いるのであれば上記構成に限定されないことは言うまで
もない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラ携帯時に内蔵ストロボをファインダー光学系の内部
に収納可能としたので、カメラの大型化を防止できる。
【0056】また、従来の一眼レフレックスカメラとし
ての外観を保ちつつ、内蔵ストロボをカメラに設けるこ
とを可能にし、且つカメラの小型化も達成できる。
【0057】さらに、発光部を備えた内蔵ストロボのフ
ァインダー光学系内部への収納が可能となり、カメラの
小型化と内蔵ストロボの光量確保との両立が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る発明の第1の実施の形態における
カメラの断面図を示し、ストロボがカメラ本体内に収納
された状態を示す。
【図2】本出願に係る発明の第1の実施の形態における
カメラの断面図を示し、ストロボがカメラ本体から突出
した状態を示す。
【図3】本出願に係る発明の第2の実施の形態における
カメラの断面図を示し、ストロボがカメラ本体内に収納
された状態を示す。
【図4】本出願に係る発明の第2の実施の形態における
カメラの断面図を示し、ストロボがカメラ本体から突出
した状態を示す。
【図5】本出願に係る発明の第3の実施の形態における
カメラの断面図を示し、ストロボがカメラ本体内に収納
された状態を示す。
【図6】本出願に係る発明の第3の実施の形態における
カメラの断面図を示し、ストロボがカメラ本体から突出
した状態を示す。
【図7】従来例におけるカメラのストロボ非使用時の状
態を示す図
【図8】図7のストロボ使用時の状態を示す図
【符号の説明】
120,1120…回動ミラー 130,1130…撮像面 140,1140…焦点板 150…第1の反射面 160…第2の反射面 170,1160…第3の反射面 180…第4の反射面 190…第5の反射面 200,2200…第1レンズ群 210,2210…第2レンズ群 1220,2220…接眼レンズ 230,1230…保護ガラス 240,1240…観察者の瞳孔位置 250,1250…カメラマウント 260,1260…フォーカルプレーンシャッター 300,1300…測光部材 301,1301…測光レンズ 302,1302…測光センサ 350…視野外表示部材 400…視線検出部材 440,1440,2440…内蔵ストロボ 451,1451,2450…外観部材 1150…ダハミラー 2100…第1のプリズム 2110…第2のプリズム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を観察するファインダー光学系
    と、使用時にはカメラ本体から突出する内蔵ストロボと
    を備えたカメラにおいて、 前記内蔵ストロボをファインダー光学系の光路の内部に
    侵入させて収納可能としたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記ファインダー光学系は、カメラの前
    方斜め上方に向かって対向配置された一対の反射面を有
    し、前記一対の反射面間に前記記内蔵ストロボを該傾斜
    方向に沿って移動可能に収納したことを特徴とする請求
    項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記ファインダー光学系は、複数の反射
    面で構成される中空の反射光学部材を有し、該反射光学
    部材内に前記内蔵ストロボをカメラの前方斜め上方に向
    かって移動可能に収納したことを特徴とする請求項1記
    載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記内蔵ストロボは、突出位置で略垂直
    状態まで回動されて保持されることを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記ファインダー光学系は、被写体像を
    縮小して結像させる第1レンズ群、及び、第2レンズ群
    と、結像した被写体像を拡大して観察する接眼レンズ群
    とにより構成され、前記第1のレンズ群と前記第2のレ
    ンズ群との間に存在している空間に前記内蔵ストロボを
    収納していることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139017A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Olympus Corp デジタル一眼レフレックスカメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006139017A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Olympus Corp デジタル一眼レフレックスカメラ

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