JPH07199296A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
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- JPH07199296A JPH07199296A JP79694A JP79694A JPH07199296A JP H07199296 A JPH07199296 A JP H07199296A JP 79694 A JP79694 A JP 79694A JP 79694 A JP79694 A JP 79694A JP H07199296 A JPH07199296 A JP H07199296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- optical system
- lens
- front surface
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明のカメラにあっては、ストロボを内蔵
した小型のカメラで赤目現象の発生を抑えるために、撮
影光学系の対物光学系とストロボ装置の発光部との距離
をカメラ本体の対角位置に配置することを特徴とする。 【構成】撮影光学系の一部を構成して撮影レンズ2aを
有する撮影レンズ鏡筒2が、カメラ本体1の前面の下部
左側に配置されている。カメラ本体1の前方で撮影レン
ズ鏡筒2の右側には、フィルム巻取室7及びフィルム巻
上巻戻しギアユニット部9が配置されている。また、カ
メラ本体1の前面上側には、左側から、リレー光学系の
ファインダ10、AF用の投光レンズ11a、測光用レ
ンズ12、AF用の受光レンズ11b、ストロボ発光部
13とが配列されている。このストロボ発光部13は、
カメラ本体1の前面に於いて、撮影レンズ2aと対角位
置に設けられる。
した小型のカメラで赤目現象の発生を抑えるために、撮
影光学系の対物光学系とストロボ装置の発光部との距離
をカメラ本体の対角位置に配置することを特徴とする。 【構成】撮影光学系の一部を構成して撮影レンズ2aを
有する撮影レンズ鏡筒2が、カメラ本体1の前面の下部
左側に配置されている。カメラ本体1の前方で撮影レン
ズ鏡筒2の右側には、フィルム巻取室7及びフィルム巻
上巻戻しギアユニット部9が配置されている。また、カ
メラ本体1の前面上側には、左側から、リレー光学系の
ファインダ10、AF用の投光レンズ11a、測光用レ
ンズ12、AF用の受光レンズ11b、ストロボ発光部
13とが配列されている。このストロボ発光部13は、
カメラ本体1の前面に於いて、撮影レンズ2aと対角位
置に設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はストロボ装置を有する
カメラに関し、特に小型のフィルムパトローネを使用す
るストロボ装置内蔵のカメラに関するものである。
カメラに関し、特に小型のフィルムパトローネを使用す
るストロボ装置内蔵のカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラ自体を小型、軽量化す
るために、種々の発明、考案がなされている。例えば、
特開平2−22636号公報に記載の如く、撮影光学系
の光軸に対しフィルム面を平行に配置し、撮影光学系か
らの被写体光を2回反射させてフィルム面に導くように
レイアウトしたカメラがある。このようなレイアウトに
よって、カメラ全体の小型化を図り、カメラを持ちやす
いものとしている。
るために、種々の発明、考案がなされている。例えば、
特開平2−22636号公報に記載の如く、撮影光学系
の光軸に対しフィルム面を平行に配置し、撮影光学系か
らの被写体光を2回反射させてフィルム面に導くように
レイアウトしたカメラがある。このようなレイアウトに
よって、カメラ全体の小型化を図り、カメラを持ちやす
いものとしている。
【0003】この特開平2−22636号公報に記載さ
れた如きレイアウトとすることにより、従来用いられて
いるカメラよりも小型のカメラを実現することができ
る。更に、現在、従来のフィルムパトローネよりも小型
のフィルムパトローネが種々提案されているが、この小
型のフィルムパトローネを使用すると、更に小型のカメ
ラを得ることができる。
れた如きレイアウトとすることにより、従来用いられて
いるカメラよりも小型のカメラを実現することができ
る。更に、現在、従来のフィルムパトローネよりも小型
のフィルムパトローネが種々提案されているが、この小
型のフィルムパトローネを使用すると、更に小型のカメ
ラを得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
の小型化が進むと、例えばストロボ装置が内蔵されてい
るカメラでは不具合が生じてしまう。すなわち、カメラ
自体を小型化すると、当然被写体に対向する前面も小さ
くなり、該前面に配置される撮影光学系の対物光学系と
ストロボ装置の発光部との間隔が短くなる。そして、ス
トロボ装置を発光させて人物写真を撮影した場合、被写
体となる人物の目の網膜にて反射したストロボ光がフィ
ルム面に写り込み、瞳が赤く光って見える、いわゆる赤
目現象が発生しやすくなる。この発明は上記課題に鑑み
てなされたもので、小型化されても赤目現象が発生しに
くいカメラを提供することを目的とする。
の小型化が進むと、例えばストロボ装置が内蔵されてい
るカメラでは不具合が生じてしまう。すなわち、カメラ
自体を小型化すると、当然被写体に対向する前面も小さ
くなり、該前面に配置される撮影光学系の対物光学系と
ストロボ装置の発光部との間隔が短くなる。そして、ス
トロボ装置を発光させて人物写真を撮影した場合、被写
体となる人物の目の網膜にて反射したストロボ光がフィ
ルム面に写り込み、瞳が赤く光って見える、いわゆる赤
目現象が発生しやすくなる。この発明は上記課題に鑑み
てなされたもので、小型化されても赤目現象が発生しに
くいカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、カ
メラ本体と、少なくとも対物光学系が上記カメラ本体の
前面に於ける1つの角部の近傍に配置されて被写体と対
向する撮影光学系と、上記カメラ本体の前面に於ける上
記1つの角部と対角位置にある角部の近傍に設けられ、
上記被写体に向けて光を照射するストロボ装置の発光部
とを具備することを特徴とする。
メラ本体と、少なくとも対物光学系が上記カメラ本体の
前面に於ける1つの角部の近傍に配置されて被写体と対
向する撮影光学系と、上記カメラ本体の前面に於ける上
記1つの角部と対角位置にある角部の近傍に設けられ、
上記被写体に向けて光を照射するストロボ装置の発光部
とを具備することを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明のカメラにあっては、撮影光学系は、
少なくとも対物光学系がカメラ本体の前面に於ける1つ
の角部の近傍に配置されて被写体と対向する。そして、
上記被写体に向けて光を照射するストロボ装置の発光部
が、上記カメラ本体の前面に於ける上記1つの角部と対
角位置にある角部の近傍に設けられる。
少なくとも対物光学系がカメラ本体の前面に於ける1つ
の角部の近傍に配置されて被写体と対向する。そして、
上記被写体に向けて光を照射するストロボ装置の発光部
が、上記カメラ本体の前面に於ける上記1つの角部と対
角位置にある角部の近傍に設けられる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1は、この発明の第1の実施例のカメラの外
装透視斜視図、図2は第1の実施例のカメラの外装透視
上面図、図3は第1の実施例のカメラの外装透視正面
図、図4は第1の実施例のカメラの外装透視側面図であ
る。
明する。図1は、この発明の第1の実施例のカメラの外
装透視斜視図、図2は第1の実施例のカメラの外装透視
上面図、図3は第1の実施例のカメラの外装透視正面
図、図4は第1の実施例のカメラの外装透視側面図であ
る。
【0008】カメラ本体1の内部には、以下のような構
成部品が実装されている。すなわち、撮影レンズ2aを
有するもので、撮影光学系の一部を構成する撮影レンズ
鏡筒2が、カメラ本体1の前面に於ける下部左側に配置
されている。この撮影レンズ鏡筒2の前端で保持された
対物光学系としての対物レンズは、カメラ本体1の前面
に露呈されている。
成部品が実装されている。すなわち、撮影レンズ2aを
有するもので、撮影光学系の一部を構成する撮影レンズ
鏡筒2が、カメラ本体1の前面に於ける下部左側に配置
されている。この撮影レンズ鏡筒2の前端で保持された
対物光学系としての対物レンズは、カメラ本体1の前面
に露呈されている。
【0009】上記撮影レンズ鏡筒2の後方には、撮影レ
ンズ2aを通った被写体光線を反射させ、反射手段とし
て機能する第1のミラー3が配置されている。また、こ
の第1のミラーの側方には、上記第1のミラー3で反射
された被写体光線を反射させて反射手段として機能する
第2のミラー4が配置されている。また、上記第1のミ
ラー3及び第2のミラー4の後方には、電池5及びフィ
ルムパトローネ6が、それぞれ配置される。
ンズ2aを通った被写体光線を反射させ、反射手段とし
て機能する第1のミラー3が配置されている。また、こ
の第1のミラーの側方には、上記第1のミラー3で反射
された被写体光線を反射させて反射手段として機能する
第2のミラー4が配置されている。また、上記第1のミ
ラー3及び第2のミラー4の後方には、電池5及びフィ
ルムパトローネ6が、それぞれ配置される。
【0010】上記カメラ本体1の前方で撮影レンズ鏡筒
2と隣接する位置には、フィルム巻取室7が配置されて
いる。そして、このフィルム巻取室7の後方で第2のミ
ラー4の近傍、すなわち第2のミラー4の反射面の逆側
には、フィルム巻上げ巻戻し用モータ8が配置されてい
る。更に、カメラ本体1の右側でフィルムパトローネ6
とフィルム巻取室7の右側には、上記フィルム巻上げ巻
戻し用モータ8の出力をフィルムパトローネ6やフィル
ム巻取室7内に設けられた不図示の巻取軸に伝達するフ
ィルム巻上巻戻しギアユニット部9が配置されている。
2と隣接する位置には、フィルム巻取室7が配置されて
いる。そして、このフィルム巻取室7の後方で第2のミ
ラー4の近傍、すなわち第2のミラー4の反射面の逆側
には、フィルム巻上げ巻戻し用モータ8が配置されてい
る。更に、カメラ本体1の右側でフィルムパトローネ6
とフィルム巻取室7の右側には、上記フィルム巻上げ巻
戻し用モータ8の出力をフィルムパトローネ6やフィル
ム巻取室7内に設けられた不図示の巻取軸に伝達するフ
ィルム巻上巻戻しギアユニット部9が配置されている。
【0011】また、カメラ本体1の前面には、左側か
ら、撮影者がフィルム面に写る被写体領域を確認するた
めのリレー光学系のファインダ10、AF(オートフォ
ーカス)用の投光レンズ11a、被写体の輝度を測定す
るための測光センサに被写体を導く測光用レンズ12、
AF用の受光レンズ11b、閃光発光管とその後方に配
置される反射傘とから成るストロボ発光部13とが配列
されている。更に、このストロボ発光部13の反射傘の
後方でフィルム巻上げ巻戻しギアユニット部9の上方に
は、ストロボ発光用メインコンデンサ14が設けられて
いる。
ら、撮影者がフィルム面に写る被写体領域を確認するた
めのリレー光学系のファインダ10、AF(オートフォ
ーカス)用の投光レンズ11a、被写体の輝度を測定す
るための測光センサに被写体を導く測光用レンズ12、
AF用の受光レンズ11b、閃光発光管とその後方に配
置される反射傘とから成るストロボ発光部13とが配列
されている。更に、このストロボ発光部13の反射傘の
後方でフィルム巻上げ巻戻しギアユニット部9の上方に
は、ストロボ発光用メインコンデンサ14が設けられて
いる。
【0012】更に、カメラ本体1の略中央部でフィルム
面の上方には、撮影レンズ2aからの被写体光の周囲を
遮光して撮影画面を決める開口部15が設けられてい
る。尚、図中一点鎖線で示される16a、16b、16
cは、撮影光学系の光軸である。
面の上方には、撮影レンズ2aからの被写体光の周囲を
遮光して撮影画面を決める開口部15が設けられてい
る。尚、図中一点鎖線で示される16a、16b、16
cは、撮影光学系の光軸である。
【0013】このような構成に於いて、撮影レンズ2a
より入射された被写体光線は、第1のミラー3によって
右へ90°、上へ10°の方向へ反射される。そして、
この第1のミラー3により反射された光線は、第1のミ
ラー3の右側に設けられた第2のミラー4により下へ9
0°方向に反射される。
より入射された被写体光線は、第1のミラー3によって
右へ90°、上へ10°の方向へ反射される。そして、
この第1のミラー3により反射された光線は、第1のミ
ラー3の右側に設けられた第2のミラー4により下へ9
0°方向に反射される。
【0014】第2のミラー4により反射された光線で、
開口部15を通過した光線は、図示されないフィルムに
到達され、ここでフィルム面上に被写体像が結像され
る。そして、図示されないフィルムに、被写体像が露光
されるようになっている。
開口部15を通過した光線は、図示されないフィルムに
到達され、ここでフィルム面上に被写体像が結像され
る。そして、図示されないフィルムに、被写体像が露光
されるようになっている。
【0015】尚、上記第1及び第2のミラー3及び4
は、光を反射する機能を有しており、これは例えば全反
射プリズムであっても良い。フィルムパトローネ6は開
口部15の後方に位置され、フィルム巻取室4は上記開
口部15の前方に位置される。すなわち、フィルム(図
示せず)は、カメラ内の後方に装填されるフィルムパト
ローネ6から、内部の前方に設けられたフィルム巻取室
4に向けて、後方から前方に移送されるものである。
は、光を反射する機能を有しており、これは例えば全反
射プリズムであっても良い。フィルムパトローネ6は開
口部15の後方に位置され、フィルム巻取室4は上記開
口部15の前方に位置される。すなわち、フィルム(図
示せず)は、カメラ内の後方に装填されるフィルムパト
ローネ6から、内部の前方に設けられたフィルム巻取室
4に向けて、後方から前方に移送されるものである。
【0016】ところで、上記撮影レンズ2aの対物レン
ズは、図3に示される如く、カメラを正面から見た場合
に、向かって左下に配置されている。これに対して、ス
トロボ発光部13は、カメラを正面から見た場合に向か
って右上に配置されている。
ズは、図3に示される如く、カメラを正面から見た場合
に、向かって左下に配置されている。これに対して、ス
トロボ発光部13は、カメラを正面から見た場合に向か
って右上に配置されている。
【0017】対物レンズの光軸とストロボ発光部13に
於ける閃光発光管の中心との間隔は、図3中に記号dで
示される如き距離(寸法)となる。この寸法dは、カメ
ラの前面に撮影レンズ2aの対物レンズとストロボ発光
部13とを配置する際に、従来のカメラに於ける間隔よ
りも大きくすることができる。すなわち、同実施例に於
いては、対物レンズとストロボ発光部13とが対角をな
す部分に配置されているので、従来のように、例えば両
者を水平に配置したり、対物レンズをカメラの略中央に
配置したものよりも寸法dを大きくすることができるの
である。これにより、赤目現象の発生を極力抑えること
が可能となる。
於ける閃光発光管の中心との間隔は、図3中に記号dで
示される如き距離(寸法)となる。この寸法dは、カメ
ラの前面に撮影レンズ2aの対物レンズとストロボ発光
部13とを配置する際に、従来のカメラに於ける間隔よ
りも大きくすることができる。すなわち、同実施例に於
いては、対物レンズとストロボ発光部13とが対角をな
す部分に配置されているので、従来のように、例えば両
者を水平に配置したり、対物レンズをカメラの略中央に
配置したものよりも寸法dを大きくすることができるの
である。これにより、赤目現象の発生を極力抑えること
が可能となる。
【0018】また、撮影レンズ鏡筒2の上方には、リレ
ー光学系のファインダ10が配置されている。このファ
インダ10は、リレー光学系のものに限られずに、例え
ば逆ガリレオ式等の他の光学系で構成しても良い。
ー光学系のファインダ10が配置されている。このファ
インダ10は、リレー光学系のものに限られずに、例え
ば逆ガリレオ式等の他の光学系で構成しても良い。
【0019】尚、上記撮影レンズ鏡筒2内には、撮影レ
ンズ2a内の少なくとも一部を光軸方向に進退させて焦
点調節を行う焦点調節機構と、フィルム面に到達する被
写体光の通過の禁止、許可を行っているフィルム面への
露光の制御を行うシャッタ機構が内蔵されている。
ンズ2a内の少なくとも一部を光軸方向に進退させて焦
点調節を行う焦点調節機構と、フィルム面に到達する被
写体光の通過の禁止、許可を行っているフィルム面への
露光の制御を行うシャッタ機構が内蔵されている。
【0020】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。図5(a)は第2の実施例に於ける非撮影時の
カメラの正面図、図5(b)は第2の実施例に於ける撮
影時のカメラの正面図である。
明する。図5(a)は第2の実施例に於ける非撮影時の
カメラの正面図、図5(b)は第2の実施例に於ける撮
影時のカメラの正面図である。
【0021】上述した第1の実施例ではストロボが固定
されていたが、この第2の実施例ではストロボが上方へ
ポップアップするように構成されている。ストロボ以外
の構成は第1の実施例と同じであるので、説明は省略す
る。
されていたが、この第2の実施例ではストロボが上方へ
ポップアップするように構成されている。ストロボ以外
の構成は第1の実施例と同じであるので、説明は省略す
る。
【0022】すなわち、ストロボ発光部13は、図示さ
れない駆動機構により、発光時にカメラの上方に突出さ
れる。よって、この第2の実施例では、カメラの前面の
大きさを上述した第1の実施例のカメラと同じ大きさに
した場合、対物レンズの光軸と閃光発光管の中心との間
隔の寸法dは、上述した第1の実施例に於ける寸法dよ
りも大きくすることができる。したがって、更に赤目現
象の発生を抑えることが可能となる。
れない駆動機構により、発光時にカメラの上方に突出さ
れる。よって、この第2の実施例では、カメラの前面の
大きさを上述した第1の実施例のカメラと同じ大きさに
した場合、対物レンズの光軸と閃光発光管の中心との間
隔の寸法dは、上述した第1の実施例に於ける寸法dよ
りも大きくすることができる。したがって、更に赤目現
象の発生を抑えることが可能となる。
【0023】以上、詳述した実施例に於いては、撮影レ
ンズとファインダ対物レンズを隣接して配置しているの
で、撮影距離(被写体距離)によるファインダにより見
えている範囲と実際にフィルムに露光する範囲がずれる
という、いわゆるパララックス(視差)を最小限に抑え
ることができる。
ンズとファインダ対物レンズを隣接して配置しているの
で、撮影距離(被写体距離)によるファインダにより見
えている範囲と実際にフィルムに露光する範囲がずれる
という、いわゆるパララックス(視差)を最小限に抑え
ることができる。
【0024】更に、ファインダ対物レンズと測距用投光
レンズを隣接して配置しているので、被写体距離による
ファインダ内の測距枠(測距位置を示すもの)と、実際
に測距している位置とのパララックスを最小限に抑える
ことができる。
レンズを隣接して配置しているので、被写体距離による
ファインダ内の測距枠(測距位置を示すもの)と、実際
に測距している位置とのパララックスを最小限に抑える
ことができる。
【0025】尚、この発明の実施態様によれば、以下の
如き構成が得られる。 (1)カメラ本体と、少なくとも対物光学系が上記カメ
ラ本体の前面に於ける1つの角部の近傍に配置されて被
写体と対向する撮影光学系と、上記カメラ本体の前面に
於ける上記1つの角部と対角位置にある角部の近傍に設
けられ、上記被写体に向けて光を照射するストロボ装置
の発光部とを具備することを特徴とするカメラ。
如き構成が得られる。 (1)カメラ本体と、少なくとも対物光学系が上記カメ
ラ本体の前面に於ける1つの角部の近傍に配置されて被
写体と対向する撮影光学系と、上記カメラ本体の前面に
於ける上記1つの角部と対角位置にある角部の近傍に設
けられ、上記被写体に向けて光を照射するストロボ装置
の発光部とを具備することを特徴とするカメラ。
【0026】(2)上記(1)に於いて、上記ストロボ
装置の発光部は、少なくとも発光時には上記対物光学系
より更に離間する方向に移動される。 (3)上記(1)若しくは(2)に於いて、更に上記撮
影光学系の対物光学系に隣接して設けられた対物光学系
を有するファインダ光学系を具備することを特徴とする
カメラ。
装置の発光部は、少なくとも発光時には上記対物光学系
より更に離間する方向に移動される。 (3)上記(1)若しくは(2)に於いて、更に上記撮
影光学系の対物光学系に隣接して設けられた対物光学系
を有するファインダ光学系を具備することを特徴とする
カメラ。
【0027】(4)上記(3)に於いて、ファインダ光
学系の対物光学系は、撮影光学系の対物光学系の上方に
て隣接している。 (5)上記(3)に於いて、更にファインダ光学系に隣
接させて設けられた測距手段を有している。
学系の対物光学系は、撮影光学系の対物光学系の上方に
て隣接している。 (5)上記(3)に於いて、更にファインダ光学系に隣
接させて設けられた測距手段を有している。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、撮影光
学系の対物光学系とストロボ装置の発光部との距離を離
すことができるので、カメラを小型化してもストロボ装
置を使用した撮影の際の赤目現象の発生を抑えることが
できる。
学系の対物光学系とストロボ装置の発光部との距離を離
すことができるので、カメラを小型化してもストロボ装
置を使用した撮影の際の赤目現象の発生を抑えることが
できる。
【図1】この発明の第1の実施例のカメラの外装透視斜
視図である。
視図である。
【図2】第1の実施例のカメラの外装透視上面図であ
る。
る。
【図3】第1の実施例のカメラの外装透視正面図であ
る。
る。
【図4】第1の実施例のカメラの外装透視側面図であ
る。
る。
【図5】(a)はこの発明の第2の実施例に於ける非撮
影時のカメラの正面図、(b)は第2の実施例に於ける
撮影時のカメラの正面図である。
影時のカメラの正面図、(b)は第2の実施例に於ける
撮影時のカメラの正面図である。
1…カメラ本体、2…撮影レンズ鏡筒、2a…撮影レン
ズ、3…第1のミラー、4…第2のミラー、5…電池、
6…フィルムパトローネ、7…フィルム巻取室、8…フ
ィルム巻上げ巻戻し用モータ、9…フィルム巻上巻戻し
ギアユニット部、10…ファインダ、11a…投光レン
ズ、11b…受光レンズ、12…測光用レンズ、13…
ストロボ発光部、14…ストロボ発光用メインコンデン
サ、15…開口部、16a、16b、16c…撮影光学
系の光軸。
ズ、3…第1のミラー、4…第2のミラー、5…電池、
6…フィルムパトローネ、7…フィルム巻取室、8…フ
ィルム巻上げ巻戻し用モータ、9…フィルム巻上巻戻し
ギアユニット部、10…ファインダ、11a…投光レン
ズ、11b…受光レンズ、12…測光用レンズ、13…
ストロボ発光部、14…ストロボ発光用メインコンデン
サ、15…開口部、16a、16b、16c…撮影光学
系の光軸。
Claims (2)
- 【請求項1】 カメラ本体と、 少なくとも対物光学系が上記カメラ本体の前面に於ける
1つの角部の近傍に配置されて被写体と対向する撮影光
学系と、 上記カメラ本体の前面に於ける上記1つの角部と対角位
置にある角部の近傍に設けられ、上記被写体に向けて光
を照射するストロボ装置の発光部とを具備することを特
徴とするカメラ。 - 【請求項2】 上記ストロボ装置の発光部は、少なくと
も発光時には上記対物光学系より更に離間する方向に移
動されることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP79694A JPH07199296A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP79694A JPH07199296A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07199296A true JPH07199296A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=11483648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP79694A Withdrawn JPH07199296A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07199296A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8026972B2 (en) | 2001-11-13 | 2011-09-27 | Olympus Corporation | Picture-taking lens unit |
-
1994
- 1994-01-10 JP JP79694A patent/JPH07199296A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8026972B2 (en) | 2001-11-13 | 2011-09-27 | Olympus Corporation | Picture-taking lens unit |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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