JP3367075B2 - ストロボ付きカメラの接写用アダプタ - Google Patents

ストロボ付きカメラの接写用アダプタ

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JP3367075B2 JP12787694A JP12787694A JP3367075B2 JP 3367075 B2 JP3367075 B2 JP 3367075B2 JP 12787694 A JP12787694 A JP 12787694A JP 12787694 A JP12787694 A JP 12787694A JP 3367075 B2 JP3367075 B2 JP 3367075B2
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はカメラの接写用アダプタ
に係り、特にクローズアップレンズと撮影前の被写体光
をAEセンサに受光させるプリズムを備え、ストロボ接
写撮影時にカメラの撮影レンズの周囲に取り付けられる
カメラの接写用アダプタに関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、ストロボを使用して被写体を
撮影する場合、カメラ本体に設けられたAEセンサで撮
影前の被写体光の光量を検出し、この情報を基に絞り、
シャッタースピード、ストロボ光量を組み合わせること
により適正光量で露光するようにしている。 【0003】図3には前記ストロボの発光時間特性を示
しており、縦軸はストロボ光の発光量、横軸は発光時間
を示している。通常のストロボ光の発光量は図3中実線
Aで示すように、発光開始と同時に立ち上がって瞬時に
ピークとなり、それより以降は徐々に減衰していく特性
を有している。ここで、例えば適正発光量を95%とす
る場合、ストロボ発光時間tは図3に示すように、スト
ロボ光の減衰範囲内で制御される。この減衰範囲内であ
れば発光時間tの誤差t±αを考慮しても実際の露光量
に及ぼす影響は少ないので、適正露光で撮影することが
できる。 【0004】しかしながら、撮影レンズの周囲にクロー
ズアップレンズを取り付けてストロボ接写撮影しようと
すると、撮影距離が短くなった分だけストロボ光量を小
さくする必要がある。ストロボ光で反射した被写体光の
光量は、瞬時に適正光量に達するので、ストロボの発光
時間tを、ストロボ光の立ち上がりの範囲内(図3中t
´)で制御しなければならない。この場合、発光時間t
´の誤差によっては実際の露光量が大きく変動し、適正
露光で撮影できないという欠点が生じる。 【0005】そこで、このような不具合を解消するため
に、ストロボ接写撮影時には、ストロボ発光部の前面に
散光板(ディフューザー)を取り付けて、ストロボ光の
みかけの発光を、図3中点線Bで示すようになだらかに
している。これにより、ストロボの発光時間を安定領域
で制御することができ、また発光時間tの誤差t±αを
考慮しても実際の露光量に及ぼす影響はなくなる。 【0006】このような観点から、従来のストロボ接写
撮影時には、クローズアップレンズとディフューザーと
を一体的に具備した接写用アダプタをカメラ本体に取り
付けるようにしている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の接写用アダプタは、撮影レンズとストロボ発光部とが
近接したカメラに適用する場合には、コンパクトになる
という利点がある。しかしながら、撮影レンズとストロ
ボ発光部とを近接すると赤目効果が生じるので、現在の
カメラは撮影レンズとストロボ発光部とを離して配置す
る傾向にあり、このようなカメラに前記接写用アダプタ
を適用しようとすると、接写用アダプタが大型になると
いう欠点がある。 【0008】そこで、前記カメラの場合には、クローズ
アップレンズとディフューザーとを別々に装着すること
が考えられるが、この方法は装着が煩わしいという欠点
がある。本発明は、このような事情に鑑みて成されたも
ので、ディフューザーを用いることなくストロボ接写撮
影を良好に行うことができるカメラの接写用アダプタを
提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、ストロボ接写撮影時にカメラ本体の撮影レン
ズと該撮影レンズの近傍に設けられたAEセンサとの周
囲に取り付けられ、クローズアップレンズと撮影前の被
写体光を前記AEセンサに受光させる集光部材とを備え
ストロボ付きカメラの接写用アダプタに於いて、前記
クローズアップレンズと前記集光部材は、入射する被写
体光を同一段数分減光する減光部材で形成され、前記集
光部材を介して前記AEセンサで受光される、ストロボ
接写撮影された被写体の反射光の光量に基づくオーバー
露光が、前記クローズアップレンズで減光されて前記撮
影レンズに入射することにより、ストロボ接写撮影時に
おいて必要な露光量を得るようにしたことを特徴として
いる。 【0010】 【作用】本発明によれば、AEセンサで受光される撮影
前の被写体光の光量は、減光材料で形成された集光部材
によって減光されるので、必要なストロボ発光量は集光
部材を介さない場合よりもオーバー露光側に設定され
る。そして、そのオーバー露光のストロボ発光時間でス
トロボ接写撮影された被写体の反射光は、減光材料で形
成されたクローズアップレンズによって減光されて撮影
レンズに入射する。よって、クローズアップレンズによ
って減光される分と、ストロボ発光のオーバー露光分と
が相殺されるので、結果的に本来必要な露光量が得られ
ることになる。 【0011】請求項2記載のカメラの接写用アダプタ
は、前記クローズアップレンズと集光部材を同一材料で
一体に構成したものである。これにより、クローズアッ
プレンズと集光部材の製造コストを低減することができ
る。請求項3記載のカメラの接写用アダプタは、前記集
光部材をプリズムで構成したものである。 【0012】 【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るカメラの
接写用アダプタの好ましい実施例について詳説する。図
1は本発明に係るカメラの接写用アダプタがインスタン
トカメラに適用された実施例を示す斜視図である。前記
インスタントカメラのカメラ本体10の前面にはレンズ
ボード12が設けられ、このレンズボード12はヒンジ
14を介してカメラ本体10の前面に開閉可能となって
いる。前記レンズボード12は、通常はカメラ本体10
の前面に閉成され、カメラの使用時には同図に示すよう
にカメラ本体10の前面から開放される。レンズボード
12の前面には撮影レンズ16が配置され、この撮影レ
ンズ16の近傍にはAEセンサ18、及びストロボセン
サ20が配置されている。カメラ本体10の前面上部に
は、光学ファインダ22、及びストロボ発光部24が近
接配置され、カメラ本体10の上部左縁部にはシャッタ
のレリーズボタン26、更に、カメラ本体10の上面に
はインスタントフイルムの出口用スリット28が形成さ
れている。 【0013】本実施例のインスタントカメラは同図に示
すように、撮影レンズ16とストロボ発光部24とを離
して配置したタイプのカメラであり、且つ、前記ストロ
ボセンサ20で受光した光量に基づいてストロボ発光量
を制御する、いわゆるオートストロボ機能を備えたカメ
ラである。一方、前記接写用アダプタのアダプタ本体3
0は、全体として薄肉の矩形状に形成される。また、ク
ローズアップレンズ32がアダプタ本体30の略中央部
に形成された開口部34に固着され、更に、集光部材で
あるプリズム36、38がクローズアップレンズ32の
近傍に固着されている。アダプタ本体30をカメラ本体
10に取り付けると、クローズアップレンズ32は撮影
レンズ16の前面に、プリズム36、38はAEセンサ
18、ストロボセンサ20の前面に位置するように配置
されている。 【0014】本実施例に適用されたクローズアップレン
ズ32は図2に示すように、カメラのピント位置を0.
2mに設定するものである。プリズム36は、0.2m
離れた被写体(撮影前の被写体)39の撮影画面におけ
る中心をにらむように光をAEセンサ18に導くもので
あり、プリズム38はストロボ光で反射した被写体39
の光をストロボセンサ20に導かせるものである。ま
た、クローズアップレンズ32とプリズム36、38
は、同一段数分減光する減光部材で形成されている。 【0015】アダプタ本体30の両端には、半円板状の
耳部40、42が突出形成される。前記耳部40には爪
部44が形成され、この爪部44はレンズボード12に
形成された溝46に係合する。従って、アダプタ本体3
0は、前記耳部40、42をレンズボード12の前面に
嵌入し、前記爪部44を溝46に係合させることにより
カメラ本体10に取り付けられる。 【0016】アダプタ本体30をカメラ本体10に取り
付けて、0.2m離れた被写体39の光量をAEセンサ
18で受光すると、AEセンサ18で受光される撮影前
の被写体光の光量は、減光材料で形成されたプリズム3
6によって減光されるので、必要なストロボ発光量はプ
リズム36を介さない場合、(図3中実線Aのt´)よ
りもオーバー露光側に設定される(図3中実線Aの
t)。そして、そのオーバー露光のストロボ発光時間で
ストロボ接写撮影された被写体39の反射光は、減光材
料で形成されたクローズアップレンズ32によって減光
されて撮影レンズ16に入射する。よって、クローズア
ップレンズ32によって減光される分と、ストロボ発光
のオーバー露光分とが相殺される。従って、本実施例に
よれば、クローズアップレンズ32とプリズム36を同
一段数分減光する減光部材で形成しているので、プリズ
ム36を介してAEセンサ18で受光される被写体光の
光量に基づくオーバー露光が、クローズアップレンズ3
2で減光されて撮影レンズ16に入射することにより、
本来必要な露光量が得られることになる。また、プリズ
ム38を介したストロボセンサー20の反射光受光特性
は、概ね図3の点線Bのようになり、ストロボ光の減衰
範囲内で制御されるから発光時間の誤差による露光量の
変動を抑えることができる。これにより、本実施例で
は、ディフューザーを用いることなくストロボ接写撮影
を良好に行うことができる。 【0017】本実施例で用いられる減光材料として、例
えばクローズアップレンズ32の場合にはポリカーボネ
イト、アクリル等が適用でき、プリズム36の場合では
ABS樹脂、ポリカーボネイト、アクリル等が適用でき
る。本実施例では、クローズアップレンズ32、プリズ
ム36、38を別体で構成したが、これに限られるもの
ではなく、同一の材料で一体に形成することにより製造
コストを削減することができる。 【0018】本実施例では、インスタントカメラに適用
した接写用アダプタについて説明したが、他の方式のカ
メラに適用しても良い。また、本実施例では、オートス
トロボ機能を備えたカメラに接写用アダプタを適用した
が、通常のストロボを備えたカメラにも適用することが
できる。 【0019】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
の接写用アダプタによれば、接写用アダプタのクローズ
アップレンズとプリズムを、同一段数分減光する減光部
材で形成したので、ディフューザーを用いることなくス
トロボ接写撮影を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るカメラの接写用アダプタがインス
タントカメラに適用された実施例を示す斜視図 【図2】本発明に係るカメラの接写用アダプタの断面図 【図3】ストロボの発光時間特性を示す説明図 【符号の説明】 10…カメラ本体 16…撮影レンズ 18…AEセンサ 20…ストロボセンサ 30…アダプタ本体 32…クローズアップレンズ 36、38…プリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/14 G03B 7/18 G03B 15/05

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ストロボ接写撮影時にカメラ本体の撮影レ
    ンズと該撮影レンズの近傍に設けられたAEセンサとの
    周囲に取り付けられ、クローズアップレンズと撮影前の
    被写体光を前記AEセンサに受光させる集光部材とを備
    えたストロボ付きカメラの接写用アダプタに於いて、 前記クローズアップレンズと前記集光部材は、入射する
    被写体光を同一段数分減光する減光部材で形成され、前
    記集光部材を介して前記AEセンサで受光される、スト
    ロボ接写撮影された被写体の反射光の光量に基づくオー
    バー露光が、前記クローズアップレンズで減光されて前
    記撮影レンズに入射することにより、ストロボ接写撮影
    時において必要な露光量を得るようにしたことを特徴と
    するストロボ付きカメラの接写用アダプタ。
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