JP2003322666A - ジッタ測定器 - Google Patents

ジッタ測定器

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JP2003322666A JP2002128965A JP2002128965A JP2003322666A JP 2003322666 A JP2003322666 A JP 2003322666A JP 2002128965 A JP2002128965 A JP 2002128965A JP 2002128965 A JP2002128965 A JP 2002128965A JP 2003322666 A JP2003322666 A JP 2003322666A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジッタ測定の見かけ上の測定範囲を拡大す
る。 【解決手段】 被測定信号aからジッタ成分を除去して
参照信号bとして出力する参照信号生成部1と、被測定
信号aの参照信号bに対する位相差ΔTを示す位相差信
号eをバンドパスフィルタ12を通して復調信号cとし
て出力するジッタ復調部2とを有するジッタ測定器にお
いて、参照信号生成部の第1の位相比較器5から出力さ
れる分周位相差信号u、dに基づいて、ジッタ復調部2
へ入力される被測定信号aの参照信号bに対する位相差
ΔTが第2の位相比較器10の検出範囲Tを外れる直前
に、ジッタ復調部に対する被測定信号及び参照信号の入
力を禁止し、位相差ΔTが検出範囲Tに入った直後に禁
止を解除する検出範囲外れ検出部13を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された被測定
信号のジッタ(位相ゆらぎ)の状態を測定するジッタ測
定器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、デジタル信号を伝送するデジタ
ル伝送路では、デジタル信号を再生して出力する中継器
によって伝送路を延長しているが、このような中継器で
は、入力信号の位相ゆらぎ(ジッタ)が大きくなると元
の信号を再生することができない。このため、伝送路を
伝送されるデジタル信号に生じているジッタ(位相ゆら
ぎ)を測定することは通信ネットワークの品質維持を確
保するために重要である。このような測定を行うために
従来からジッタ測定器が用いられる。図8はジッタ測定
器の概略構成を示すブロック図である。
【0003】このジッタ測定器は、大きく分けて、被測
定信号aからこの被測定信号aに含まれるジッタ成分を
除去して参照信号bとして出力する参照信号生成部1
と、被測定信号aと生成された参照信号bとの位相差を
検出して、この位相差をバンドパスフィルタ(BPF)
を通してジッタの復調信号cとして出力するジッタ復調
部2とで構成されている。
【0004】参照信号生成部1は一種のPLL回路で構
成されている。入力端子3から入力された数M〜数百M
bps(ビットレート)の被測定信号aは、分周器4で
周波数が1/Nに分周され新たな被測定信号a1として
第1の位相比較器5の一方の入力端子へ印加される。
【0005】第1の位相比較器5は、被測定信号aと分
周器6から入力された分周された参照信号b1との間の
位相差を算出して、位相差に対応するパルス幅を有した
分周遅れ位相差信号(遅れ位相差信号と略記する)u、
又は分周進み位相差信号(進み位相差信号と略記する)
dを各出力端子U、Dから出力する。具体的には、図9
に示すように、被測定信号a1が参照信号b1に対して位
相が遅れている場合は出力端子Uから遅れ位相差信号u
が出力され、被測定信号a1が参照信号b1に対して位相
が進んでいる場合は出力端子Dから進み位相差信号dが
出力される。
【0006】第1の位相比較器5から出力された遅れ位
相差信号uは差動増幅器7の(―)端子へ入力され、第
1の位相比較器5から出力された進み位相差信号dは差
動増幅器7の(+)端子へ入力される。差動増幅器7
は、進み位相差信号dと遅れ位相差信号uとの差の位相
差信号eを算出して次のLPF(ローパスフィルタ)8
へ送出する。
【0007】LPF8は、位相差信号eに含まれる被測
定信号a1における高周波のジッタ成分と、被測定信号
1のビットレートに対応する周波数成分と、この周波
数成分に等しい周波数成分を有する参照信号b1の周波
数成分とを除去して、ほぼ直流の制御電圧gとして電圧
制御水晶発振器(VCXO)9へ送出する。電圧制御水
晶発振器9は入力された制御電圧gに比例した周波数を
有する参照信号bを分周器6へ送出する。分周器6は参
照信号bを1/Nに分周して新たな参照信号b 1とし
て、位相比較器5へ入力する。
【0008】したがって、第1の位相比較器5、差動増
幅器7、LPF8、電圧制御水晶発振器9及び分周器
4、6で形成される参照信号生成部1においては、参照
信号bと入力された被測定信号aとの位相と周波数が定
常的にずれている場合は、差動増幅器7から出力される
位相差信号eには、この位相差及び周波数差に対応する
直流成分が含まれる。この直流成分はLPF8で制御電
圧gとして、電圧制御水晶発振器9へ印加される。した
がって、最終的には出力される参照信号bの位相と周波
数とは被測定信号aの位相と周波数に同期する。
【0009】次に、ジッタ復調部2について説明する。
被測定信号a及び参照信号bが入力される第2の位相比
較器10は、被測定信号aと参照信号bとの間の位相差
を算出して、位相差に対応するパルス幅を有した遅れ位
相差信号u1又は進み位相差信号d1を差動増幅器11へ
送出する。差動増幅器11は、進み位相差信号d1と遅
れ位相差信号u1との差の位相差信号e1を算出して次の
BPF(バンドパスフィルタ)12へ送出する。
【0010】BPF12は、入力された位相差信号e1
に含まれる例えば、ITU―T O.172に勧告され
ているBit rate:2Mの符号では、20Hz以下の低周波
成分を1次のHPFで除去し、100kHz以上の高周波
成分をLPFで除去する。そして、位相差信号e1に含
まれる20Hz〜100kHzの周波数成分を抽出してジッ
タの復調信号cとして出力する。
【0011】したがって、この復調信号cには被測定信
号aに含まれる20Hz〜100kHzのジッタ成分のみが
含まれる。このジッタの復調信号cの振幅、周波数を定
量的に求めることにより、被測定信号aに含まれるジッ
タを定量的に評価できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すジッタ測定器においてもまだ解消すべき次のような
課題があった。
【0013】すなわち、図10のタイムチャートに示す
ように、例えば、被測定信号aの参照信号bに対する進
み位相が時間経過とともに拡大していくと、進み量ΔT
が増大し、差動増幅器11から出力されて、BPF12
内の100kHzのLPFのみ通過した位相差信号e2
徐々に増加していく。しかし、時刻t1にて、進み量Δ
Tが参照信号bの位相の検出範囲である1周期(1ユニ
ット)Tを越えると、被測定信号aのパルスの立上がり
を、参照信号bの一つ先のパルスの立上がりと比較する
ために、進み量ΔTが1周期(1ユニット)Tを減額し
た値となり、位相差信号e2は急激に0近傍値に低下す
る。
【0014】そして、位相差信号e2は、図10のタイ
ムチャートに示すように、この0近傍値から再度上昇を
開始する。この状態は、進み量ΔTが参照信号bの1周
期(1ユニット)Tを越えている期間継続する。そし
て、時刻t2にて、進み量ΔTが参照信号bの検出範囲
である1周期(1ユニット)T内に戻ったとしても、参
照信号bにおける比較対象の被測定信号aのパルスの立
上がりが一つ前のパルスの立上がりに戻ることはないの
で、位相差信号e2のレベルは、進み量ΔTが参照信号
bの1周期(1ユニット)Tを越えた時刻t1以前の状
態に戻ることはない。
【0015】したがって、被測定信号aの参照信号bに
対する位相の進み量(遅れ量)ΔTが一旦参照信号bの
検出範囲である1周期(1ユニット)Tを越えると、位
相差信号e2が正確に測定できないことになる。
【0016】なお、この図10に示す低周波の不連続部
分は、BPF12内のHPFでパルス化されるので、上
述した位相差信号e2の不連続部分が測定精度を向上さ
せるための障害となる。
【0017】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、たとえ、被測定信号の参照信号に対する位
相の進み量(遅れ量)が参照信号の1周期(1ユニッ
ト)を一時的に越えたとしても、BPFの通過帯域内の
ジッタが測定範囲内であれば該当ジッタの測定を可能と
し、継続してジッタに対する測定を実施できるジッタ測
定器を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測定信号の
分周信号と参照信号の分周信号との位相差を示す分周位
相差信号を第1の位相比較器で生成し、この生成された
分周位相差信号を、ジッタ成分を除去したのち電圧制御
水晶発振器に印加し、この電圧制御水晶発振器の出力信
号を参照信号として出力するとともに分周して第1の位
相比較器へ帰還させる参照信号生成部と、被測定信号の
参照信号生成部で生成された参照信号に対する位相差を
示す位相差信号を第2の位相比較器で生成し、この生成
された位相差信号をバンドパスフィルタを通して復調信
号として出力するジッタ復調部とを有するジッタ測定器
に適用される。
【0019】そして、上記課題を解消するために、本発
明のジッタ測定器においては、参照信号生成部の第1の
位相比較器から出力される分周位相差信号に基づいて、
ジッタ復調部へ入力される被測定信号の参照信号に対す
る位相差が第2の位相比較器の検出範囲を外れる直前
に、ジッタ復調部に対する被測定信号及び参照信号の入
力を禁止し、位相差が検出範囲に入った直後に禁止を解
除する検出範囲外れ検出部を備えている。
【0020】さらに、別の発明は、上述した発明のジッ
タ測定器における検出範囲外れ検出部を、第1の位相比
較器から出力される分周位相差信号を微少時間遅延する
第1の遅延器と、この第1の遅延器で遅延された分周位
相差信号をさらに微少時間遅延する第2の遅延器と、被
測定信号、参照信号のそれぞれの立上がりに同期して、
その時点で入力端子に印加されている第1の遅延器で遅
延された分周位相差信号の信号値を自己の出力端子から
それぞれ出力する第1のフリップフロップと、第2の遅
延器で遅延された分周位相差信号の立ち下がりに同期し
て、その時点で入力端子に印加されている第1のフリッ
プフロップから出力されている信号値を、自己の出力端
子から出力する第2のフリップフロップと、この第2の
フリップフロップから出力されている信号値に基づい
て、被測定信号及び参照信号のジッタ復調部に対する入
力をオン/オフ制御するゲート回路とで構成している。
【0021】さらに、別の発明は、上述した発明のジッ
タ測定器に対して、第1のフリップフロップの出力端子
から出力されて第2のフリップフロップの入端子へ印加
されている信号値を微少時間延長する延長回路を付加し
ている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
を用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係るジ
ッタ測定器の概略構成を示すブロック図である。図8に
示す従来のジッタ測定器と同一部分には同一符号を付し
て重複する部分の詳細説明を省略する。
【0023】この第1実施形態のジッタ測定器は、大き
く分けて、図8に示す従来のジッタ測定器とほぼ同一構
成の参照信号生成部1と、同じく従来のジッタ測定器と
ほぼ同一構成のジッタ復調部2と、この第1実施形態の
ジッタ測定器特有の検出範囲外れ検出部13とで構成さ
れている。
【0024】入力端子3から入力された複数のパルス
(クロック)波形からなる被測定信号aは、参照信号生
成部1へ入力される共に、検出範囲外れ検出部13内の
ゲート回路の一方を構成するORゲート14aの入力端
子及び第1のフリップフロップ15aのクロック端子へ
印加される。参照信号生成部1から出力された参照信号
bは検出範囲外れ検出部13内のゲート回路の他方を構
成するORゲート14bの入力端子及び第1のフリップ
フロップ15bのクロック端子へ印加される。
【0025】参照信号生成部1内の第1の位相比較器5
から出力された分周進み位相差信号dは、差動増幅器7
へ入力されるとともに、検出範囲外れ検出部13内の第
1の遅延器16aで微少時間Δt1だけ遅延されて、新
たな分周進み位相差信号d2として第1のフリップフロ
ップ15aのデータ端子Dへ印加される。さらに、この
分周進み位相差信号d2は、第2の遅延器17aでさら
に微少時間Δt2だけ遅延されて、新たな分周進み位相
差信号d3として第2のフリップフロップ18aの反転
クロック端子へ印加される。
【0026】第1のフリップフロップ15aは、図2、
図3のタイムチャートに示すように、クロック端子へ印
加されている被測定信号aのパルス波形の立上がりに同
期して、この時点でデータ端子Dに印加されている分周
進み位相差信号d2の信号値hを出力端子Qから第2の
フリップフロップ18aのデータ端子Dへ送出する。
【0027】第2のフリップフロップ18aは、図2、
図3のタイムチャートに示すように、反転クロック端子
へ印加されている分周進み位相差信号d3のパルス波形
の立下がりに同期して、データ端子Dに印加されている
信号値hのこの時時点における信号値h1を出力端子Q
からゲート回路を構成する各ORゲート14a、14b
の入力端子へ送出する。
【0028】一方、参照信号生成部1内の第1の位相比
較器5から出力された分周遅れ位相差信号uは、差動増
幅器7へ入力されるとともに、検出範囲外れ検出部13
内の第1の遅延器16bで微少時間Δt1だけ遅延され
て、新たな分周遅れ位相差信号u2として第1のフリッ
プフロップ15bのデータ端子Dへ印加される。さら
に、この分周遅れ位相差信号u2は、第2の遅延器17
bでさらに微少時間Δt2だけ遅延されて、新たな分周
遅れ位相差信号u3として第2のフリップフロップ18
bの反転クロック端子へ印加される。
【0029】第1のフリップフロップ15bは、クロッ
ク端子へ印加されている参照信号bのパルス波形の立上
がりに同期して、この時点でデータ端子Dに印加されて
いる分周遅れ位相差信号u2の信号値iを出力端子Qか
ら第2のフリップフロップ18bのデータ端子Dへ送出
する。
【0030】第2のフリップフロップ18bは、反転ク
ロック端子へ印加されている分周遅れ位相差信号u3
パルス波形の立下がりに同期して、データ端子Dに印加
されている信号値iのこの時点における信号値i1を出
力端子Qからゲート回路を構成する各ORゲート14
a、14bの入力端子へ送出する。
【0031】ゲート回路を構成する各ORゲート14
a、14bは、それぞれ3入力端子を有した論理和回路
で構成されている。したがって、いずれか一方の第2の
フリップフロップ18a、18bから出力される信号値
1、i1がハイ(H)レベルであれば、ORゲート14
aから出力される被測定信号a2、及びORゲート14
bから出力される参照信号b2は共にハイ(H)レベル
状態に維持される。すなわち、被測定信号a、参照信号
bは遮断されることになる。
【0032】一方、両方の第2のフリップフロップ18
a、18bから出力される信号値h 1、i1が同時にロー
(L)レベルのときのみ、被測定信号a、参照信号bは
このゲート回路で遮断されずに、新たな被測定信号
2、参照信号b2として、ジッタ復調部2へ送出される
ことになる。
【0033】ジッタ復調部2において、検出範囲外れ検
出部13から出力された被測定信号a2及び参照信号b2
は第2の位相比較器10へ入力される。第2の位相比較
器10は、被測定信号a2と参照信号b2との間の位相差
を算出して、位相差に対応するパルス幅を有した遅れ位
相差信号u1又は進み位相差信号d1を差動増幅器11へ
送出する。差動増幅器11は、進み位相差信号d1と遅
れ位相差信号u1との差の位相差信号e1を算出して次の
BPF(バンドパスフィルタ)12へ送出する。
【0034】BPF12は、入力された位相差信号e1
に含まれる、例えば、ITU―TO.172に勧告され
ているBit rate:2Mの符号では、20Hz以下の低周波
成分を1次のHPFで除去し、100kHz以上の高周波
成分LPFでを除去する。そして、位相差信号e1に含
まれる20Hz〜100kHzの周波数成分を抽出してジッ
タの復調信号cとして出力する。
【0035】したがって、この復調信号cには被測定信
号aに含まれる20Hz〜100kHzのジッタ成分が含ま
れる。このジッタの復調信号cの振幅、周波数を定量的
に求めることにより、被測定信号aに含まれるジッタを
定量的に評価できる。
【0036】このように構成された第1実施形態のジッ
タ測定器の動作を図2、図3(a)(b)のタイムチャ
ートを用いて説明する。なお、図2、図3(a)(b)
のタイムチャートにおいては、被測定信号aの位相が参
照信号bの位相に対して進んでいる状態に限定して説明
する。したがって、この状態においては、参照信号生成
部1から出力される分周遅れ位相差信号uはロー(L)
レベル一定である。なお、1/Nに分周されているの
で、分周進み位相差信号dは分周前の被測定信号aにお
けるNクロック(2N個の波形)に対して1回だけ出力
される。
【0037】図2のA領域に示すように、被測定信号a
の参照信号bに対する位相の進み量ΔTが1周期(ユニ
ット)T未満の状態においては、遅延後の分周進み位相
差信号d2は微少時間Δt1だけ被測定信号aに対して遅
延しているので、第1のフリップフロップ15aから出
力される信号値hはロー(L)レベル状態を維持する。
第1のフリップフロップ15aから出力され、第2のフ
リップフロップ18aデータ端子Dに印加される信号値
hがロー(L)レベル状態を維持すると、さらに微少時
間Δt2だけ遅延された分周進み位相差信号d3の立ち下
がり時点においては、信号値hはロー(L)レベル状態
である。よって、第2のフリップフロップ18aから出
力される信号値h1はロー(L)レベル状態を維持す
る。
【0038】被測定信号aの参照信号bに対する位相が
進んでいる状態においては、分周遅れ位相差信号uは、
ロー(L)レベル一定であるので、第1、第2のフリッ
プフロップ15b、18bからそれぞれ出力される信号
値i、i1はロー(L)レベル状態を維持する。
【0039】よつて、このA領域においては、各ORゲ
ート14a、14bは開放状態であり、ゲート回路から
ジッタ復調部2へ出力される被測定信号a2及び参照信
号b2は、信号レベルが変化する元の被測定信号a及び
参照信号bになる。
【0040】図2のB領域に示ように、被測定信号aの
参照信号bに対する位相の進み量ΔTが1周期(ユニッ
ト)Tのごく近傍に達した状態、具体的には、位相の進
み量ΔTに微少時間Δt1を加算した時間(ΔT+Δ
1)が1周期(ユニット)Tを越えると、図3(a)
の拡大図に示すように、遅延後の分周進み位相差信号d
2における進み量ΔTの幅を有したハイ(H)レベルの
パルスが終了しないうちに、被測定信号aにおける次の
パルスの立上がりが到来する。その結果、このタイミン
グで、第1のフリップフロップ15aの出力端子Qから
出力される信号値hがロー(L)レベルからハイ(H)
レベルへ立上がる。
【0041】遅延後の分周進み位相差信号d2からさら
に微少時間Δt2だけ遅延された分周進み位相差信号d3
の立ち下がり時点においては、信号値hはロー(L)レ
ベルからハイ(H)レベルへ立上った後の状態である。
よって、第2のフリップフロップ18aから出力される
信号値h1はハイ(H)レベル状態に変化する。
【0042】第2のフリップフロップ18aから出力さ
れる信号値h1がハイ(H)レベル状態に変化すると、
各ORゲート14a、14bは閉鎖状態に変化し、被測
定信号a及び参照信号bはジッタ復調部2へ入力されず
に、ジッタ復調部2へ入力される被測定信号a2及び参
照信号b2はハイ(H)レベルの一定状態に変化する。
【0043】図2のC領域に示ように、被測定信号aの
参照信号bに対する位相の進み量ΔTが1周期(ユニッ
ト)Tを越えている状態においては、B領域と同様に、
遅延後の分周進み位相差信号d2における進み量ΔTの
幅を有したハイ(H)レベルのパルスが終了しないうち
に、被測定信号aの次のパルスの立上がりが到来する。
したがって、第2のフリップフロップ18aから出力さ
れる信号値h1はハイ(H)レベル状態を維持する。よ
って、各ORゲート14a、14bは閉鎖状態を維持
し、ジッタ復調部2へ入力される被測定信号a2及び参
照信号b2はハイ(H)レベルの一定状態を維持する。
【0044】図2のD領域に示ように、被測定信号aの
参照信号bに対する位相の進み量ΔTが1周期(ユニッ
ト)T内に戻ると、図3(b)の拡大図に示すように、
遅延後の分周進み位相差信号d2における進み量ΔTの
幅を有したハイ(H)レベルのパルスが終了した後に、
被測定信号aにおける次のパルスの立上がりが到来す
る。その結果、このタイミングで、第1のフリップフロ
ップ15aの出力端子Qから出力される信号値hはロー
(L)レベルを維持する。
【0045】遅延後の分周進み位相差信号d2からさら
に微少時間Δt2だけ遅延された分周進み位相差信号d3
の立ち下がり時点においては、信号値hはロー(L)レ
ベル状態を維持している。よって、第2のフリップフロ
ップ18aから出力される信号値h1はハイ(H)レベ
ル状態からロー(L)レベル状態に変化する。
【0046】被測定信号aの参照信号bに対する位相が
進み状態においては、分周遅れ位相差信号uは、ロー
(L)レベル一定であるので、第2のフリップフロップ
18bから出力される信号値i1はロー(L)レベル状
態を維持している。
【0047】したがって、各ORゲート14a、14b
は開放状態に変化し、ジッタ復調部2へ入力される被測
定信号a2及び参照信号b2は、信号レベルが変化する元
の被測定信号a及び参照信号bへ変化する。
【0048】したがって、図2に示すように、被測定信
号aの参照信号bに対する位相の進み量ΔTが1周期
(ユニット)Tを越える直前に達した時刻t3から、位
相の進み量ΔTが1周期(ユニット)Tを越えて、再
度、位相の進み量ΔTが1周期(ユニット)T内に戻っ
た時刻t4までの期間(t3〜t4)、被測定信号a及び
参照信号bは、ジッタ復調部2への入力が禁止される。
【0049】前述したように、被測定信号aの参照信号
bに対する位相の進み量ΔTが1周期(ユニット)Tを
越えると、ジッタ復調部2内の第2の位相比較器10
は、正確に位相差を検出できなくて、差動増幅器11か
ら出力される位相差信号e1のHPFのみを通した位相
差信号e2の信号レベルが、図2のE特性に示すよう
に、一気に低下する誤動作を発生する。
【0050】しかし、この第1実施形態のジッタ測定器
においては、この誤動作を発生する期間、第2の位相比
較器10には、被測定信号aの参照信号bは入力されな
いので、第2の位相比較器10は、誤動作を発生せず
に、位相の進み量ΔTが1周期(ユニット)Tを越える
直前の時刻t3の出力状態を維持する。その結果、被測
定信号a及び参照信号bの入力禁止期間(t3〜t4)に
おいては、位相差信号e 2の信号レベルが、図2のF特
性に示すように、一気に低下することなく、一定値を維
持する。そして、再度、位相の進み量ΔTが1周期(ユ
ニット)T内に戻った時刻t4以降は、位相差信号e2
信号レベルは、位相の進み量ΔTに応じた正常な値とな
る。
【0051】したがって、たとえ位相の進み量ΔTが第
2の位相比較器10の検出範囲である1周期(ユニッ
ト)Tを一時的に越えたとしても、ジッタの測定を継続
して実施できる。
【0052】この場合、位相の進み量ΔTが1周期(ユ
ニット)Tを越える検出範囲を外れる期間(t3〜t4
は、正確にはジッタ測定は実施されていないが、BPF
12で、通過周波数帯が20Hz〜100kHzに制限され
た復調信号cから求められた振幅、周波数は前述した勧
告された測定規格を十分に満足していることはいうまで
もない。
【0053】このジッタ復調部2のBPF12の詳細動
作を図4を用いて説明する。図4の上段は、BPF12
内における20Hz以下の低周波数成分を除去する1次の
HPFを通過した位相差信号e2の信号波形である。図
4の上段は、BPF12内にける上述したHPF、及び
このHPFの後段に位置する100kHz以上の高周波成
分を除去するLPHを通過したジッタの復調信号cの信
号波形である。ジッタの復調信号cの信号波形は位相差
信号e2の信号波形を微分した波形となる。
【0054】図4の右側に示す被測定信号a及び参照信
号bの入力禁止期間(t3〜t4)を含む位相差信号e2
の振幅Vp-pは、図4の左側に示す被測定信号a及び参
照信号bの入力禁止期間(t3〜t4)を含まない相差信
号e2の振幅Vp-pに比較して小さい。しかし、位相差信
号e2の入力禁止期間(t3〜t4)は、微分すると信号
波形の中心部に移動するので、図4の右側に示す被測定
信号a及び参照信号bの入力禁止期間(t3〜t4)を含
む復調信号cの振幅Vp-pは、図4の左側に示す被測定
信号a及び参照信号bの入力禁止期間(t3〜t4)を含
まない復調信号cの振幅Vp-pに等しくなる。
【0055】よって、ジッタ復調部2から出力される復
調信号cの振幅、周波数は被測定信号a及び参照信号b
の入力禁止期間(t3〜t4)の存在の影響を受けない。
【0056】なお、被測定信号aの参照信号bに対する
位相が遅れた場合においても、上述した進んだ場合と同
様である。
【0057】すなわち、たとえ、被測定信号aの参照信
号bに対する位相の進み量(遅れ量)ΔTが、第2の位
相比較器10の検出範囲である1周期(1ユニット)T
を一時的に越えたとしても、BPF12の通過帯域内の
ジッタが測定範囲内であれば該当ジッタの測定を可能と
し、継続してジッタに対する測定を実施できる。
【0058】(第2実施形態)図5は本発明の第2実施
形態に係るジッタ測定器の概略構成を示すブロック図で
ある。図1に示す第1実施形態のジッタ測定器と同一部
分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略
する。
【0059】この第2実施形態のジッタ測定器において
は、第1のフリップフロップ15aの出力端子Qから出
力されて第2のフリップフロップ18aのデータ端子D
へ入力される信号値hは、第3の遅延器19aとOR回
路20aとで構成された延長回路でもって、信号値hが
微少時間Δt3だけ延長される。具体的には、第1のフ
リップフロップ15aの出力端子Qから出力された信号
値hは第3の遅延器19aで微少時間Δt3だけ遅延さ
れてOR回路20aで元の信号値hに加算される。
【0060】同様に、第1のフリップフロップ15bの
出力端子Qから出力されて第2のフリップフロップ18
bのデータ端子Dへ入力される信号値iは、第3の遅延
器19bとOR回路20bとで構成された延長回路でも
って、信号値iが微少時間Δt3だけ延長される。その
他の構成は、図1に示す第1実施形態のジッタ測定器と
同じである。
【0061】このように構成された第2のジッタ測定器
の動作を図6、図7(a)(b)のタイムチャートを用
いて説明する。
【0062】第1のフリップフロップ15aから出力さ
れて第2のフリップフロップ18aへ入力される信号値
hが微少時間Δt3だけ延長されるのみであるので、前
述したA領域、B領域、D領域の動作は、図2、図3
(a)(b)に示した動作と同じであるので、説明を省
略する。
【0063】ここでは、図6のG領域に示ように、被測
定信号aの参照信号bに対する位相の進み量ΔTが2周
期(ユニット)Tを越える直前の状態を説明する。この
状態においては、図7(a)の拡大図に示すように、遅
延後の分周進み位相差信号d 2における進み量ΔTの幅
を有したハイ(H)レベルのパルスが終了しないうち
に、被測定信号aの次のパルスの立上がりが到来する。
したがって、第1のフリップフロップ15aから出力さ
れる信号値hはハイ(H)レベル状態に変化する。
【0064】さらに、被測定信号aにおける次の次のパ
ルスの立上がり時刻t5直前に、分周進み位相差信号d2
における進み量ΔTの幅を有したハイ(H)レベルのパ
ルスが終了する。したがって、この時点で信号値hはロ
ー(L)レベルへ低下する筈である。しかし、この信号
値hは、微少時間Δt3だけ延長されているので、被測
定信号aの立上がり時刻t5から微少時間Δt3経過する
まで第2のフリップフロップ18aへ入力される信号値
hはハイ(H)レベルを維持する。
【0065】よって、分周進み位相差信号d2をさらに
微少時間Δt2だけ遅延された分周進み位相差信号d3
時刻t5を過ぎた立下がり時刻においては、第2のフリ
ップフロップ18aへ入力される信号値hはハイ(H)
レベルを維持しているので、第2のフリップフロップ1
8aから出力される信号値h1はハイ(H)レベル状態
を維持する。よって、各ORゲート14a、14bは閉
鎖状態を維持し、ジッタ復調部2へ入力される被測定信
号a2及び参照信号b2はハイ(H)レベルの一定状態を
維持する。
【0066】このように、第1のフリップフロップ15
aの出力端子Qから出力されて第2のフリップフロップ
18aのデータ端子Dへ入力される信号値hは微少時間
Δt 3だけ延長されているので、たとえ、被測定信号a
の参照信号bに対する位相の進み量ΔTが2周期(ユニ
ット)Tを越える場合であっても、ジッタ復調部2へ被
測定信号a及び参照信号bの入力が確実に阻止される。
【0067】すなわち、この第2実施形態のジッタ測定
器においては、被測定信号aにおける位相の進み量(遅
れ量)ΔTの許容範囲が拡大される。
【0068】図7(b)は、第3の遅延器19a、19
b及びOR回路20a、20bを用いない図1の第1実
施形態のジッタ測定器において、被測定信号aの参照信
号bに対する位相の進み量ΔTが2周期(ユニット)T
を越える直前の状態を示すタイムチャートである。
【0069】この場合、被測定信号aにおける次の次の
パルスの立上がり時刻t5直前に、分周進み位相差信号
2における進み量ΔTの幅を有したハイ(H)レベル
のパルスが終了する。さらに、被測定信号aにおける一
つ前のパルスの立上でハイ(H)レベルに立上っている
信号値hは延長されずに、そのまま時刻t5にてロー
(L)レベルへ低下する。
【0070】よって、分周進み位相差信号d2をさらに
微少時間Δt2だけ遅延された分周進み位相差信号d3
時刻t5を越えた立下がり時刻においては、第2のフリ
ップフロップ18aへ入力される信号値hはロー(L)
レベルに変化した後であるので、第2のフリップフロッ
プ18aから出力される信号値h1はロー(L)レベル
に変化する。よって、各ORゲート14a、14bは開
放状態に変化し、ジッタ復調部2へ被測定信号a及び参
照信号bがそのまま入力する不都合が生じる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のジッタ測
定器においては、被測定信号の参照信号に対する位相の
進み量(遅れ量)がジッタ復調部内における位相比較器
の検出範囲を外れる期間に被測定信号及び参照信号のジ
ッタ復調部への入力を禁止している。
【0072】したがって、たとえ、被測定信号の参照信
号に対する位相の進み量(遅れ量)が参照信号の1周期
(1ユニット)を一時的に越えたとしても、BPFの通
過帯域内のジッタが測定範囲内であれば該当ジッタの測
定を可能とし、継続してジッタに対する測定を実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わるジッタ測定器の
概略構成を示すブロック図
【図2】同第1実施形態のジッタ測定器の動作を示すタ
イムチャート
【図3】同実施形態のジッタ測定器の動作を示すタイム
チャートにおける要部を拡大して示す図
【図4】同実施形態のジッタ測定器におけるジッタ復調
部に組込まれたBPFの動作を示す波形図
【図5】本発明の第2実施形態に係わるジッタ測定器の
概略構成を示すブロック図
【図6】同第2実施形態のジッタ測定器の動作を示すタ
イムチャート
【図7】同実施形態のジッタ測定器の動作を示すタイム
チャートにおける要部を拡大して示す図
【図8】従来のジッタ測定器の概略構成を示すブロック
【図9】位相比較器の基本動作を示すタイムチャート
【図10】従来のジッタ測定器の動作を示すタイムチャ
ート
【符号の説明】
1…参照信号生成部 2…ジッタ復調部 4、6…分周器 5…第1の位相比較器 7、11…差動増幅器 8…LPF 9…電圧制御水晶発振器 10…第2の位相比較器 12…BPF 13…位相検出範囲外れ検出部 14a、14b…ORゲート 15a、15b…第1のフリップフロップ 16a、16b…第1の遅延器 17a、17b…第2の遅延器 18a、18b…第2のフリップフロップ 19a、19b…第3の遅延器 20a、20b…OR回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定信号(a)の分周信号と参照信号
    (b)の分周信号との位相差を示す分周位相差信号を第
    1の位相比較器(5)で生成し、この生成された分周位
    相差信号を、ジッタ成分を除去したのち電圧制御水晶発
    振器(9)に印加し、この電圧制御水晶発振器の出力信
    号を参照信号(b)として出力するとともに分周して前
    記第1の位相比較器へ帰還させる参照信号生成部(1)
    と、 前記被測定信号の前記参照信号生成部で生成された参照
    信号に対する位相差を示す位相差信号を第2の位相比較
    器(10)で生成し、この生成された位相差信号をバン
    ドパスフィルタ(12)を通して復調信号として出力す
    るジッタ復調部(2)とを有するジッタ測定器におい
    て、 前記参照信号生成部の第1の位相比較器から出力される
    分周位相差信号に基づいて、前記ジッタ復調部へ入力さ
    れる被測定信号の参照信号に対する位相差が前記第2の
    位相比較器の検出範囲を外れる直前に、前記ジッタ復調
    部に対する被測定信号及び参照信号の入力を禁止し、前
    記位相差が検出範囲に入った直後に前記禁止を解除する
    検出範囲外れ検出部(13)を備えたことを特徴とする
    ジッタ測定器。
  2. 【請求項2】 前記検出範囲外れ検出部(13)は、 前記第1の位相比較器から出力される分周位相差信号を
    微少時間遅延する第1の遅延器(16a、16b)と、 この第1の遅延器で遅延された分周位相差信号をさらに
    微少時間遅延する第2の遅延器(17a、17b)と、 前記被測定信号、前記参照信号のそれぞれの立上がりに
    同期して、その時点で入力端子に印加されている前記第
    1の遅延器で遅延された分周位相差信号の信号値を自己
    の出力端子からそれぞれ出力する第1のフリップフロッ
    プ(15a、15b)と、 前記第2の遅延器で遅延された分周位相差信号の立ち下
    がりに同期して、その時点で入力端子に印加されている
    前記第1のフリップフロップから出力されている信号値
    を、自己の出力端子から出力する第2のフリップフロッ
    プ(18a、18b)と、 この第2のフリップフロップから出力されている信号値
    に基づいて、前記被測定信号及び参照信号の前記ジッタ
    復調部に対する入力をオン/オフ制御するゲート回路
    (14a、14b)とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載のジッタ測定器。
  3. 【請求項3】 前記第1のフリップフロップの出力端子
    から出力されて前記第2のフリップフロップの入端子へ
    印加されている信号値を微少時間延長する延長回路(1
    9a、19b、20a、20b)を備えたことを特徴と
    する請求項2記載のジッタ測定器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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