JP2833844B2 - 位相保持回路 - Google Patents

位相保持回路

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JP2833844B2
JP2833844B2 JP2220830A JP22083090A JP2833844B2 JP 2833844 B2 JP2833844 B2 JP 2833844B2 JP 2220830 A JP2220830 A JP 2220830A JP 22083090 A JP22083090 A JP 22083090A JP 2833844 B2 JP2833844 B2 JP 2833844B2
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文司 高橋
浩顕 山根
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NTT Docomo Inc
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Electric Co Ltd
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ伝送装置に利用する。特に、シリア
ルデータの出力位相を一定に保つ装置に関する。
〔概要〕
本発明は、シリアルデータの出力位相を一定に保持す
る手段において、 生じた位相差の変化分を間欠的に補正して出力位相を
初期設定値に近づけることにより、 位相跳び、位相づまりおよび位相ずれを抑止すること
ができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、シリアルデータの出力位相を一定に保つには、
遅延部の出力データ位相と高安定な水晶発振部からの分
周器出力である内部基準信号との位相比較を行うため
に、分周器出力を遅延部入力データ中の同期信号に同期
させて位相差の絶対値を位相量測定部で求め、その絶対
量に相当するパルスを分周器でカウントして遅延量を変
化させて位相保持動作を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来例では、遅延部で可変できる遅延量は
有限であり、位相量の絶対量が増加していった場合に分
周器が最大カウントを越えると遅延量がゼロになり、遅
延量が最大方向から最少にまた位相量の絶対値が減少し
ていった場合に最少方向から最大に突然位相が跳ぶこと
になる。このため一定量以上または一定量以下になるこ
とを禁止して位相が跳ぶことを改善したとしても、最少
値または最大値で位相保持動作が停止し、位相づまりの
現象になる。さらに入力データと水晶発振部との精度差
や伝送路により発生するジッタなどの影響により少しづ
つ位相が変化して行く現象が生ずる。
本発明は、このような欠点を除去するもので、位相跳
び、位相づまりや位相ずれの発生を抑制することができ
る位相保持回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、到来するシリアルデータ信号に対して指定
される遅延量の遅延を与える可変遅延部を備えた位相保
持回路において、この可変遅延部を経由したシリアルデ
ータ信号からその同期信号を抽出する同期信号検出部
と、内部基準信号を発生する内部基準信号発生部と、こ
の内部基準信号と上記同期信号検出部で抽出した同期信
号との位相差を求める位相量測定部と、この位相量測定
部で求められた位相差の変化分を初期設定遅延量に加減
算して上記可変遅延部の遅延量を指定する加減算部と、
この加減算部で決定された遅延量と初期設定遅延量とを
比較し、この比較結果に基づき間欠的に上記加減算部を
有効にする遅延量比較部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記内部基準信号発生部が水晶発振部および分
周器部とで構成されてもよい。
〔作用〕
遅延部の出力データ中の同期信号と高安定な水晶発振
部より分周して作られた内部基準信号との位相差量を相
対的に測定し、変化量のみを加減算部に入力して絶対量
を求め、この絶対量と初期設定量との情報を比較し、絶
対量が変化したときに少しづつ時間をかけ初期設定量に
近づけるかまたは等しくなるように加減算部を制御す
る。これにより、位相跳び、位相づまり、水晶発振部の
精度差やデータのジッタによる位相変化の現象を改善す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。図はこの実施例のブロック構成図である。この実
施例は、図に示すように、到来するシリアルデータ信号
に対して指定される遅延量の遅延を与える可変遅延部1
を備え、さらに、本発明の特徴とする手段として、この
可変遅延部1を経由したシリアルデータ信号からその同
期信号を抽出する同期信号検出部6と、内部基準信号を
発生する内部基準信号発生部である水晶発振部2および
分周器部4と、この内部基準信号と同期信号検出部6で
抽出した同期信号との位相差を求める位相量測定部5
と、この位相量測定部5で求められた位相差の変化分を
初期設定遅延量に加減算して可変遅延部1の遅延量を指
定する加減算部7と、この加減算部7で決定された遅延
量と初期設定遅延量とを比較し、この比較結果に基づき
間欠的に加減算部7を有効にする遅延量比較部9とを備
える。
次に、この実施例の動作を説明する。同期再生部3は
水晶発振部2の発振周波数をカウントダウンして入力デ
ータに同期したクロックパルスを発生する。まず初期位
相設定部8からの初期設定遅延量を加減算部7に与え、
可変遅延部1を初期値に設定する。この可変遅延部1の
出力を同期信号検出部6に与えて同期信号のタイミング
を検出し、その信号と水晶発振部2の発振周波数を分周
器部4で分周した同期信号と同じ周期の信号(以下、内
部基準信号という。)の二つを位相量測定部5に供給す
る。可変遅延部1が初期値に設定されるのと同時に、位
相量測定部5に供給される二つの信号すなわち同期信号
タイミングと内部基準信号とは初期位相設定部8の制御
により位相が合致される。その後は内部基準信号を基準
にして入力データの位相が変化した場合に出力データ位
相もそのままずれて出力されるので、その変化分を位相
量測定部5で位相差として測定すると共に位相の進み遅
れをも検出し、その情報により加減算部7は初期設定遅
延量に位相量の変化分を加算または減算し、その結果に
より可変遅延部1の遅延量を制御して出力データ位相入
力データの位相が変化する前の位相を保持し、位相量測
定部5の二つの比較信号の位相は再び合致する。遅延量
比較部9は可変遅延部1を制御する加減算部7の出力と
初期設定遅延量との大小を比較し、一定時間ごとに加減
算部7を制御して少しづつ遅延量を増加あるいは減少さ
せ、遅延量比較部9の入力が等しい値になるまでくり返
し動作を行う。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、入力データ位相が変
化したときに出力データ位相を保持する動作を行いなが
ら、保持動作で遅延量が変化した分を本回路の出力デー
タを使用している装置あるいは端末機器の動作に全く影
響を与えない範囲で時間をかけて少しづつ遅延量を初期
値あるいは設定位相に戻すので、遅延部の位相跳び、位
相づまり、データと水晶発振部との精度差および伝送回
線のジッタによる位相ずれを抑制する効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 1……可変遅延部、2……水晶発振部、3……同期再生
部、4……分周器部、5……位相量測定部、6……同期
信号検出部、7……加減算部、8……初期位相設定部、
9……遅延量比較部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 清水 康志 (56)参考文献 特開 昭54−19313(JP,A) 特開 平4−51624(JP,A) 特開 平4−92527(JP,A) 実開 昭63−114550(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 7/033

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】到来するシリアルデータ信号に対して指定
    される遅延量の遅延を与える可変遅延部を備えた位相保
    持回路において、 この可変遅延部を経由したシリアルデータ信号からその
    同期信号を抽出する同期信号検出部と、 内部基準信号を発生する内部基準信号発生部と、 この内部基準信号と上記同期信号検出部で抽出した同期
    信号との位相差を求める位相量測定部と、 この位相量測定部で求められた位相差の変化分を初期設
    定遅延量に加減算して上記可変遅延部の遅延量を指定す
    る加減算部と、 この加減算部で決定された遅延量と初期設定遅延量とを
    比較し、この比較結果に基づき間欠的に上記加減算部を
    有効にする遅延量比較部と を備えたことを特徴とする位相保持回路。
  2. 【請求項2】上記内部基準信号発生部が水晶発振部およ
    び分周器部とで構成された請求項1記載の位相保持回
    路。
JP2220830A 1990-08-21 1990-08-21 位相保持回路 Expired - Lifetime JP2833844B2 (ja)

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JPH04103238A JPH04103238A (ja) 1992-04-06
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