JP2003322103A - 昇降制御装置 - Google Patents

昇降制御装置

Info

Publication number
JP2003322103A
JP2003322103A JP2002134339A JP2002134339A JP2003322103A JP 2003322103 A JP2003322103 A JP 2003322103A JP 2002134339 A JP2002134339 A JP 2002134339A JP 2002134339 A JP2002134339 A JP 2002134339A JP 2003322103 A JP2003322103 A JP 2003322103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
descending
supply path
ascending
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002134339A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kahara
晃 花原
Muneyuki Isono
志之 磯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd
Priority to JP2002134339A priority Critical patent/JP2003322103A/ja
Publication of JP2003322103A publication Critical patent/JP2003322103A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C13/00Other constructional features or details
    • B66C13/04Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack
    • B66C13/06Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack for minimising or preventing longitudinal or transverse swinging of loads
    • B66C13/066Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack for minimising or preventing longitudinal or transverse swinging of loads for minimising vibration of a boom

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の昇降制御装置においては、昇降アクチ
ュエータの起動時および停止時に強い衝撃圧が生じて各
種機器に過負荷がかかり、寿命を縮めていた。 【解決手段】 昇降操作レバー36が上昇側または下降
側へ傾倒操作されると、中立位置34cにあった方向制
御弁34が上昇側34aまたは下降側34bへ切り換え
られ、上昇側の管路30または下降側の管路31から油
圧モータ29へ圧油が供給され、油圧モータ29は上げ
側または下げ側に回転する。この回転制御により、昇降
ウインチ28にロープ26が巻き取られ、または繰り出
されて荷Wは上げ下げされる。上げ側の管路30または
下げ側の管路31にかかる作動圧が所定値を超えると、
リリーフバルブ40,41が開いて、バイパス管路3
8,39を介して下げ側の管路31または上げ側の管路
30へ作動圧が逃がされ、昇降起動時および停止時に発
生する衝撃圧の過度の上昇は即座に抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降アクチュエー
タへの一対の作動圧力の供給経路を方向制御手段によっ
て上昇側または下降側に切り換えて荷物等を上昇および
下降させる昇降制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の昇降制御装置としては、
昇降エレベータやフォークリフト、建設機械のクレーン
等に用いられている、流体の作動圧によって制御するも
のが知られている。
【0003】図1は、移動式クレーンのジブにロープで
吊られた荷Wを昇降させる昇降ウインチ1、およびジブ
を起伏させてジブ先端を昇降させる昇降シリンダ2を制
御する昇降制御装置の構成を示す油圧回路図である。
【0004】昇降ウインチ1を構成する油圧モータ3の
回転制御は、油圧ポンプ4からこの油圧モータ3への圧
油の供給方向を方向制御弁5によって制御することによ
り行われる。昇降ウインチ1によって吊り荷Wを昇降さ
せたいときは、オペレータは、昇降操作レバー6を上昇
側または下降側のいずれか所望の方向へ傾倒操作する。
昇降操作レバー6が傾倒操作されると、中立位置5aに
あった方向制御弁5が上昇側5bまたは下降側5cへ切
り換えられ、上昇側の管路7または下降側の管路8から
油圧モータ3へ圧油が供給されて、油圧モータ3は上げ
側または下げ側へ回転する。この回転制御により、昇降
ウインチ1にロープが巻き取られ、または繰り出されて
荷Wが上げ下げされる。
【0005】昇降シリンダ2の管路9,10について
も、上記の油圧ポンプ4、方向制御弁5および昇降操作
レバー6によって構成される油圧回路と同様な油圧回路
が構成されており、昇降シリンダ2は、昇降操作レバー
6の操作によって上記と同様に圧油の供給が上昇側の管
路9または下降側の管路10に切り換え制御される。こ
の切り換え制御により、ジブの先端は上昇または下降す
る。
【0006】また、油圧モータ3および昇降シリンダ2
を使用する上記各回路においては過負荷防止弁11およ
び12が設けられている場合もある。昇降シリンダ2を
使用する回路においては、過負荷防止弁12は設けられ
ないのが一般的であるが、設けられる場合もある。各過
負荷防止弁11,12の開放圧力(クラッキング圧)
は、内部圧油が下降側へリークして荷Wやジブの先端が
自然降下するのを防ぐため、油圧ポンプ4の許容吐出圧
力よりも高く設定されている。この過負荷防止弁11,
12は、それぞれ油圧モータ3とカウンタバランス(以
下、カンバラと称する)弁13との間の内部圧力、およ
び昇降シリンダ2とカンバラ弁14との間の内部圧力が
静的に(ゆっくりと)異常に高圧となった時、下降側の
管路8,10へ圧力をリリーフさせ、高圧力になること
を防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、過負荷
防止弁11,12は、作動の遅れ(応答の遅れ)があ
り、緩慢な圧力変動に追従するといった特性を示す。こ
のため、過負荷防止弁11,12が装備されていても、
また、過負荷防止弁11,12が装備されていなくて
も、オペレータが注意を欠いて昇降操作レバー6を早急
に中立位置に戻した場合、荷等の負荷に強い衝撃が加わ
り、同時に昇降ウインチ1や昇降シリンダ2等のアクチ
ュエータを始めとする各種機器に急激な過負荷がかか
る。この時、過負荷防止弁11,12は特性が緩慢なた
め、急激な過負荷(高圧力)をリリーフするには至れ
ず、アクチュエータと方向制御弁5との間の接続管路
7,8,9,10の何れかに、この急激な過負荷によっ
て異常な高圧力が発生し、この高圧力により各種機器は
寿命が縮められたり、場合によっては一気に破損に至る
こともあった。
【0008】従って、上記従来の昇降制御装置において
は、オペレータは、昇降ウインチ1や昇降シリンダ2に
よって荷等の上昇および下降を開始させる時ならびに停
止させる時には、昇降操作レバー6をゆっくりと滑らか
に操作し、荷等に極力衝撃が発生しないように神経を使
って作業を行っていた。特に、高速で荷等を下降させて
いる時には、昇降操作レバー6の操作をさらにゆっくり
と滑らかに行って中立位置まで戻すように神経を使って
いた。従って、降下操作の多い作業においては、オペレ
ータの疲労は著しく、また、作業効率も悪かった。
【0009】また、上記従来の昇降装置においては、荷
等の上昇または下降の停止時に、衝撃圧が発生した例え
ば上昇側の管路7と反対側の管路8が、負荷等の慣性力
によって油量不足になって負圧となり、キャビテーショ
ンが発生することがあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、圧力源から昇降ア
クチュエータへの一対の作動圧力の供給経路を上昇側ま
たは下降側に切り換える方向制御手段と、操作圧によっ
てこの方向制御手段を切換制御するコントロール手段
と、上昇側の供給経路の内部圧力を保持する背圧保持手
段とを備えて構成される昇降制御装置において、上昇側
および下降側の供給経路間を背圧保持手段より圧力源側
で接続するバイパス経路と、このバイパス経路によって
上昇側の供給経路から下降側の供給経路または下降側の
供給経路から上昇側の供給経路へ伝達する作動圧力を速
応制御する圧力制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】このような構成においては、上昇側の供給
経路から下降側の供給経路へ、または下降側の供給経路
から上昇側の供給経路へバイパス経路を伝達する作動圧
力は、圧力制御手段によって速応制御される。従って、
上昇側の供給経路の作動圧力、または下降側の供給経路
の作動圧力が急激に変化しようとしても、圧力制御手段
によってバイパス経路を介して反対側の供給経路へ作動
圧力を伝達させることにより、各供給経路の急激な圧力
変化を緩和させることが出来る。
【0012】また、本発明は、圧力制御手段が、上昇側
または下降側の供給経路の作動圧力が所定値を超えると
バイパス経路を介して下降側または上昇側の供給経路へ
作動圧力を逃がす圧力制御弁であることを特徴とする。
【0013】このような構成においては、所定値を超え
る上昇側または下降側の供給経路の作動圧力は、圧力制
御弁によってバイパス経路を介して反対側の供給経路へ
逃がされる。従って、上昇側または下降側の供給経路の
作動圧力が上昇しすぎることはなく、衝撃圧の過度の上
昇は即座に抑えられる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明による昇降制御装置
を移動式クレーンに適用した一実施形態について説明す
る。
【0015】図2は移動式クレーンの概略を示す側面図
である。移動式クレーン21は、下部走行体22に上部
旋回体23が搭載され、この上部旋回体23にジブ24
が支持されて構成されている。ジブ24は、昇降シリン
ダ25の伸縮によって先端部24aが矢示方向に昇降す
る。その先端部24aからはロープ26によってフック
27が吊られている。このフック27に吊られた荷W
は、昇降ウインチ28によってロープ26の巻上げ・巻
下げが行われることにより、矢示方向に昇降する。昇降
シリンダ25および昇降ウインチ28はそれぞれ昇降ア
クチュエータである。
【0016】図3は、上記の昇降ウインチ28および昇
降シリンダ25を制御する昇降制御装置の構成を示す油
圧回路図である。
【0017】荷Wを吊るロープ26が巻かれる昇降ウイ
ンチ28には油圧モータ29が接続されている。油圧モ
ータ29は、一対の圧油の供給経路を構成する上昇側の
管路30および下降側の管路31により、圧力源である
油圧ポンプ32ならびにタンク33と接続されている。
圧油の供給経路の途中には、方向制御弁34が設けられ
ている。この方向制御弁34は、スプール34dによっ
て切り換えられ、油圧モータ29への圧油の供給経路を
上昇側34a、下降側34bまたは中立位置34cに切
り換える。スプール34dは、昇降操作レバー36の中
立位置からの上昇方向または下降方向の傾倒操作によ
り、いずれかの弁36aまたは36bが作動して油圧ポ
ンプ35の2次圧が伝達されて作動する。昇降操作レバ
ー36および弁36a,36bは操作圧によって方向制
御弁34の切換制御を行うコントロール手段を構成して
いる。
【0018】管路30と管路31との間にはカンバラ弁
37が設けられている。このカンバラ弁37は、管路3
1側の下圧力のパイロット圧が所定値より低い通常時は
閉じているが、管路31側の下圧力のパイロット圧が所
定値よりも高くなると開いてパイロットチェック弁と同
様に作動し、管路30側の圧油をタンク33側へ流す。
また、カンバラ弁37は、背圧保持手段を構成してお
り、荷Wが自然降下しないように上昇側の管路30の内
部圧力を保持している。また、カンバラ弁37より油圧
モータ29側の管路30と管路31との間には、過負荷
防止弁52が設けられている場合もある。この過負荷防
止弁52は、前述した緩慢な特性を有しており、カンバ
ラ弁37と油圧モータ29との間の内部圧力がゆっくり
と異常に高圧となった時、下降側の管路31へ油圧力を
リリーフさせる。
【0019】また、カンバラ弁37より油圧ポンプ32
側の管路30と管路31との間には、2本のバイパス管
路38,39が設けられており、それぞれのバイパス管
路38,39にはリリーフバルブ40,41が設けられ
ている。リリーフバルブ40は、管路30の上圧力が所
定値を超えると開き、バイパス管路38を介して管路3
0側の圧油を管路31側へ逃がす。また、リリーフバル
ブ41は、管路31の下圧力が所定値を超えると開き、
バイパス管路39を介して管路31側の圧油を管路30
側へ逃がす。これらリリーフバルブ40,41は、バイ
パス管路38または39によって上昇側の管路30から
下降側の管路31または下降側の管路31から上昇側の
管路30へ伝達する油圧力を速応制御する圧力制御手段
を構成している。この圧力制御手段であるリリーフバル
ブ40,41は、カンバラ弁37によって保持される管
路30の内部圧力の過負荷を防止する過負荷防止弁52
とは異なり、この内部圧力をリリーフバルブ40が保持
するわけではない。つまり、リリーフバルブ40,41
は、上圧力または下圧力の圧油が管路30,31に供給
された時のみ内部圧力を制御すればよく、少量のリーク
は許され、応答性を重視した構造になっている。
【0020】昇降シリンダ25の上昇側の管路45およ
び下降側の管路46についても、上記の油圧ポンプ3
2、方向制御弁34および昇降操作レバー36によって
構成される油圧回路と同様な油圧回路が構成されてお
り、昇降操作レバーの操作に応じて方向制御弁が切り換
えられ、昇降シリンダ25の圧油の供給経路が上昇側ま
たは下降側に切り換えられる。また、管路45と管路4
6との間にも同様にカンバラ弁47が設けられており、
管路46側の下圧力のパイロット圧が所定値より低い通
常時は閉じているが、管路46側の下圧力のパイロット
圧が所定値よりも高くなると開いて、管路45側の圧油
をタンク側へ流す。また、カンバラ弁47は、ジブ24
の先端24aが自然降下しないように、上昇側の管路4
5の内部圧力を保持している。時には、カンバラ弁47
より昇降シリンダ25側の管路45と管路46との間に
は、カンバラ弁47と昇降シリンダ25との間の内部圧
力の異常な上昇を防止する過負荷防止弁53が設けられ
ている場合もある。この過負荷防止弁53は、昇降シリ
ンダ25の油圧回路においては設けられないのが一般的
であるが、設けられる場合もある。また、カンバラ弁4
7より油圧ポンプ側の管路45と管路46との間にも、
2本のバイパス管路48,49が設けられており、それ
ぞれのバイパス管路48,49には圧力制御手段を構成
するリリーフバルブ50,51が設けられている。リリ
ーフバルブ50は、管路45の上圧力が所定値を超える
と開き、バイパス管路48を介して管路45側の圧油を
管路46側へ逃がす。また、リリーフバルブ51は、管
路46の下圧力が所定値を超えると開き、バイパス管路
49を介して管路46側の圧油を管路45側へ逃がす。
【0021】このような構成において、油圧モータ29
の回転制御は、この油圧モータ29への圧油の供給方向
を方向制御弁34によって制御することにより行われ
る。昇降ウインチ28によって荷Wを昇降させたいとき
は、オペレータは、昇降操作レバー36を上昇側または
下降側のいずれか所望の方向へ傾倒操作する。昇降操作
レバー36が傾倒操作されると、中立位置34cにあっ
た方向制御弁34が上昇側34aまたは下降側34bへ
切り換えられ、上昇側の管路30または下降側の管路3
1から油圧モータ29へ圧油が供給されて、油圧モータ
29は上げ側または下げ側いずれかの方向に回転する。
この回転制御により、昇降ウインチ28にロープ26が
巻き取られ、または繰り出されて荷Wは上げ下げされ
る。
【0022】同様に、昇降シリンダ25の伸縮制御も、
昇降シリンダ25への圧油の供給方向を方向制御弁によ
って制御することにより行われる。昇降シリンダ25に
よって荷重Wのかかるジブ24の先端部24aを昇降さ
せたいときは、昇降操作レバーを上昇側または下降側の
いずれか所望の方向へ傾倒操作し、圧油の供給経路を上
昇側または下降側へ切り換えて、昇降シリンダ25を伸
縮させる。この伸縮制御により、ジブ24の先端部24
aは上げ下げされる。
【0023】図4(a),(b)は本実施形態を含む一
般的な昇降制御装置において、昇降操作レバー36の操
作に伴う油圧モータ29の上げ側作動圧および下げ側作
動圧の一例を概略的に示すグラフであり、同図(c)は
そのときの昇降ウインチ28に巻かれるあるいは繰り出
されるロープ26の昇降速度を示すグラフである。同図
(a),(b),(c)において横軸は時間推移を表
し、同図(a),(b)において縦軸は上げ側圧力,下
げ側圧力〔kgf/cm2〕を表し、同図(c)において縦軸
はロープ速度〔m/min〕を表している。
【0024】同図(c)に示すように、時間Tにおい
て昇降操作レバー36が上昇側へ傾倒操作され、油圧モ
ータ29が上げ側へ回転を開始すると、ロープ26は昇
降ウインチ28に巻かれて上昇を開始する。その後、油
圧モータ29の回転速度が徐々に加速されてロープ26
の上昇速度も加速され、やがてロープ26の上昇速度は
一定速度Sになる。このとき、油圧モータ29の上げ側
の管路30にかかる上げ側作動圧は、同図(a)に示す
ように、一般的な初期圧約60〔kgf/cm2〕から時間T
において上げ側起動圧P1まで瞬間的に上昇し、ロー
プ26が一定速度Sで上昇中は上げ側定常圧P2(約9
0〔kgf/cm2〕)で安定する。また、油圧モータ29の
下げ側の管路31にかかる下げ側作動圧は、同図(b)
に示すように、下げ側定常圧P5(一般的に約20〔kg
f/cm2〕)まで上昇してロープ26が一定速度Sで上昇
中は上げ定常圧P2よりも低いこの下げ側定常圧P5で
安定する。
【0025】ロープ26の巻き上げを停止するため、時
間Tで昇降操作レバー36が中立位置に戻されて油圧
モータ29の回転が停止されようとすると、同図(a)
に示すように上げ側作動圧は瞬間的に降下して、初期圧
に戻る。しかし、下げ側作動圧は、油圧モータ29の回
転による慣性力により、下げ側停止圧P6まで瞬間的に
上昇して、直ぐに0まで降下する。
【0026】次に、昇降ウインチ28に巻き取られたロ
ープ26を繰り出すため、時間Tにおいて昇降操作レ
バー36が下降側へ傾倒操作され、油圧モータ29が下
げ側へ回転を開始すると、ロープ26は下降を開始す
る。その後、油圧モータ29の回転速度が徐々に加速さ
れてロープ26の下降速度も加速され、やがてロープ2
6の下降速度は一定速度Sになる。このとき、油圧モー
タ29の上げ側作動圧は、同図(a)に示すように、時
間Tにおいて上げ側起動圧P3まで瞬間的に上昇して
から、回転速度の加速に伴って徐々に下降してゆく。ロ
ープ26の下降中にかかる油圧モータ29の上げ側作動
圧は、ウインチ28の回転を保持してロープ26に吊ら
れた荷Wの自由降下を防ぐ保持圧である。また、下げ側
作動圧は同図(b)に示すように、時間Tにおいて下
げ側起動圧P7まで瞬間的に上昇してから、回転速度の
加速に伴って徐々に下降してゆく。
【0027】やがて、ロープの巻下げを停止するため、
時間Tにおいて昇降操作レバー36が中立位置に戻さ
れて油圧モータ29の回転が停止されようとすると、油
圧モータ29や荷Wの慣性力により、上げ側作動圧は同
図(a)に示すように上げ側停止圧P4まで瞬間的に上
昇して直ぐに元の初期圧に戻る。また、時間Tでは同
図(b)に示すように一般的に下げ側停止圧P8は負圧
となるが、本実施形態においては後述するように負圧に
なることはない。
【0028】このように本実施形態による昇降制御装置
を含めた一般的な昇降制御装置においては、昇降ウイン
チ28の上昇起動時には管路30に上げ側起動圧P1、
下降起動時には管路31に下げ側起動圧P7、管路30
に上げ側起動圧P3といった衝撃圧が発生している。ま
た、上昇停止時には管路31に定常圧P2,P5よりも
遙かに高い下げ側停止圧P6、下降停止時には管路30
に上げ側停止圧P4といった衝撃圧が発生している。ま
た、下降停止時には、下げ側停止圧P8は一般的に負圧
となる。
【0029】しかし、本実施形態による昇降制御装置に
よれば、所定値を超える上昇側の管路30または下降側
の管路31の衝撃圧P1,P3,P4,P6およびP7
は、リリーフバルブ40または41によってバイパス管
路38または39を介して反対側の各管路31または3
0へ逃がされ、上げ側の管路30から下げ側の管路31
へ、または下げ側の管路31から上げ側の管路30へバ
イパス管路38または39を伝達する作動圧力がリリー
フバルブ40または41によって制御される。従って、
上げ側の管路30の作動圧力、または下げ側の管路31
の作動圧力が急激に変化しようとしても、リリーフバル
ブ40,41によってバイパス管路38,39を介して
反対側の管路31,30へ作動圧力を伝達させることに
より、各管路30,31の急激な圧力変化を緩和させる
ことが出来、上昇側の管路30または下降側の管路31
の作動圧力が上昇しすぎることはなく、衝撃圧P1,P
3,P4,P6およびP7の過度の上昇は抑えられる。
また、一般的な昇降制御装置では、下降停止時に、衝撃
圧P4が発生する管路30と反対側の管路31は負荷等
の慣性力で油量不足により負圧P8になったが、本実施
形態の昇降制御装置では、管路30の衝撃圧が管路31
側にバイパスされるため、管路31の油量不足が補われ
て負圧P8は発生せず、キャビテーションは起きない。
【0030】この結果、本実施形態によれば、昇降ウイ
ンチ28の昇降起動時や昇降停止時に各管路30,31
に発生する衝撃圧P1,P3,P4,P6およびP7を
緩和することが出来、上昇および下降開始時の加速なら
びに停止時の減速が滑らかになると共に、その際の昇降
操作レバー36の操作が従来ほど神経を使わずに行える
ようになる。このため、昇降作業に携わるオペレータの
疲労度は従来よりも緩和され、作業効率も向上する。ま
た、衝撃圧が緩和されることにより、過負荷によって縮
められていた昇降ウインチ28や油圧モータ29等の機
器の寿命が従来よりも延び、また、一気に機器が破損す
る虞もなくなる。また、衝撃圧が、発生した管路30,
31とは反対側の管路31,30へ逃がされるため、そ
の反対側の管路31,30が油量不足になることはな
く、負圧P8によってキャビテーションが発生すること
はない。
【0031】図5は、本実施形態による移動式クレーン
の昇降制御装置において、昇降操作レバー36の操作に
伴う管路30の上げ側作動圧および管路31の下げ側作
動圧の実測値の一例を示すグラフである。同図において
横軸は時間推移を表し、縦軸は上げ側および下げ側圧力
〔kgf/cm2〕を表す。また、同図において図4と同一ま
たは相当する部分には同一符号を付してその説明は省略
する。
【0032】同図は、時間Tにおいて昇降操作レバー
36が上昇側へ傾倒操作されてロープ26が上昇され、
時間Tにおいてロープ26の上昇が一旦停止された
後、上述の図4と同様なロープ26の上昇、停止、下降
が時間T〜Tにわたって行われたときの測定結果を
示している。同図によれば、始めに時間Tにおいて油
圧モータ29が上げ側へ回転してロープ26が上昇を開
始したときの管路30の上げ側起動圧P1’は約170
〔kgf/cm2〕であり、時間Tにおいてロープ26の上
昇が停止されたときの管路31の下げ側停止圧P6’は
約210〔kgf/cm 2〕である。また、この時間T〜T
間の上げ側定常圧P2’は約90〔kgf/cm2〕であ
り、下げ側定常圧P5’は約20〔kgf/cm2〕である。
【0033】時間Tにおいて上昇が一旦停止されたロ
ープ26が、その後の時間Tにおいて再度上昇された
ときの上げ側起動圧P1は約295〔kgf/cm2〕であ
り、時間Tにおいてロープ26の上昇が停止されたと
きの下げ側停止圧P6は約190〔kgf/cm2〕である。
また、この時間T〜T間の上げ側定常圧P2は約9
0〔kgf/cm2〕であり、下げ側定常圧P5は約20〔kgf
/cm2〕である。
【0034】そして、時間Tにおいて油圧モータ29
が下げ側へ回転してロープ26が下降を開始したときの
上げ側起動圧P3は約230〔kgf/cm2〕であり、下げ
側起動圧P7は約60〔kgf/cm2〕である。また、時間
においてロープ26の下降が停止されたときの上げ
側停止圧P4は約350〔kgf/cm2〕であり、下げ側停
止圧P8は約1〜2〔kgf/cm2〕であって負圧にはなら
ない。
【0035】図6(a)は、図1に示した従来の移動式
クレーンの昇降制御装置において、昇降操作レバー6の
操作に伴う管路7の上げ側作動圧および管路8の下げ側
作動圧の実測値の一例を示すグラフであり、同図(b)
はそのときの昇降ウインチ1に巻かれるあるいは繰り出
されるロープの昇降速度の実測値の一例を示すグラフで
ある。同図(a),(b)において横軸は時間推移を表
し、同図(a)において真ん中の縦軸レンジは上げ側圧
力〔kgf/cm2〕、右端の縦軸レンジは下げ側圧力〔kgf/c
m2〕を表し、同図(b)において縦軸はロープ速度〔m/
min〕を表している。なお、同図において図4および図
5と同一または相当する部分には同一符号を付してその
説明は省略する。
【0036】同図は、時間Tにおいて昇降操作レバー
6が上昇側へ傾倒操作されてロープが上昇され、時間T
においてロープの上昇が一旦停止された後、前述の図
4と同様なロープの上昇、停止、下降が時間T〜T
にわたって行われたときの測定結果を示している。同図
によれば、始めに時間Tにおいて油圧モータ3が上げ
側へ回転してロープが上昇を開始したときの管路7の上
げ側起動圧P1’は約210〔kgf/cm2〕であり、時間
においてロープの上昇が停止されたときの管路8の
下げ側停止圧P6’は約665〔kgf/cm2〕である。ま
た、この時間T 〜T間の上げ側定常圧P2’は約9
0〔kgf/cm2〕であり、ロープの上昇一定速度Sは、同
図(b)に示すように約113〔m/min〕である。
【0037】時間Tにおいて上昇が一旦停止されたロ
ープが、その後の時間Tにおいて再度上昇されたとき
の上げ側起動圧P1は同図(a)に示すように約340
〔kgf/cm2〕であり、時間Tにおいてロープの上昇が
停止されたときの下げ側停止圧P6は約575〔kgf/cm
2〕である。また、この時間T〜T間の上げ側定常
圧P2は約90〔kgf/cm2〕であり、ロープの上昇一定
速度Sは約113〔m/min〕である。
【0038】そして、時間Tにおいて油圧モータ3が
下げ側へ回転してロープが下降を開始したときの上げ側
起動圧P3は約340〔kgf/cm2〕であり、下げ側起動
圧P7は約350〔kgf/cm2〕である。また、時間T
においてロープ26の下降が停止されたときの上げ側停
止圧P4は約420〔kgf/cm2〕であり、下げ側停止圧
P8は負圧のため測定されず、表示されていない。ま
た、この時間T〜T間のロープの下降一定速度Sは
約113〔m/min〕である。
【0039】以上の図5および図6に示した作動圧の実
測値を各衝撃圧毎に図4(d)にまとめて示す。同図に
示すように、上昇起動時および下降起動時に上げ側の管
路7,30に生じる上げ側起動圧P1およびP3は、従
来の回路構成においてはいずれも約340〔kgf/cm2
なのに対して、本実施形態の構成においてはそれぞれ起
動圧P1が約295〔kgf/cm2〕、起動圧P3が230
〔kgf/cm2〕と従来よりも減少している。また、下降停
止時に生じる上げ側停止圧P4も、従来が約420〔kg
f/cm2〕なのに対して、本実施形態は約350〔kgf/c
m2〕と減少している。また、上昇停止時および下降起動
時に下げ側の管路8,31に生じる下げ側停止圧P6お
よび下げ側起動圧P7は、従来の回路構成においては停
止圧P6が約575〔kgf/cm2〕、起動圧P7が約35
0〔kgf/cm2〕なのに対して、本実施形態の構成におい
てはそれぞれ停止圧P6が約190〔kgf/cm2〕、起動
圧P7が60〔kgf/cm2〕といずれも減少している。
【0040】このように本実施形態の構成によれば、衝
撃圧P1〜P7の実測値はいずれも従来よりも減少して
いる。これは前述したように、上げ側の管路30または
下げ側の管路31にかかる作動圧が所定値を超えると、
リリーフバルブ40,41が即座に開いて、バイパス管
路38,39を介して下げ側の管路31または上げ側の
管路30へ作動圧が逃がされて過度の上昇が抑えられる
からである。また、下降停止時に生じる下げ側停止圧P
8は、従来が負圧であるのに対して、本実施形態は約1
〜2〔kgf/cm2〕と負圧でなくなっている。これも前述
したように、リリーフバルブ40の働きによって管路3
1の油量不足が管路30からの圧油によって補われるか
らである。
【0041】なお、上記説明においては、昇降ウインチ
28を駆動する油圧モータ29の管路30,31につい
てのみ説明したが、昇降シリンダ25の管路45,46
についても、上記説明と同様な作用・効果が奏される。
【0042】また、本実施形態においては、上げ側の管
路30から下げ側の管路31へバイパス管路38を介し
て作動圧力を伝達させるリリーフバルブ40、および下
げ側の管路31から上げ側の管路30へバイパス管路3
9を介して作動圧力を伝達させるリリーフバルブ41を
設けて管路30,31の作動圧力を双方向に伝達させる
構成としたが、発生する衝撃圧がより高い方の管路から
反対側の管路に作動圧力を逃がすいずれか片側方向のみ
にリリーフバルブを設ける構成としてもよい。
【0043】また、本実施形態においては、本発明を移
動式クレーンに適用した場合について説明したが、油圧
等の流体の作動圧によって制御されるウインチやシリン
ダ等の他の昇降アクチュエータによって駆動される昇降
エレベータやフォークリフト等に適用することも出来
る。
【0044】これら各場合においても、上記実施形態と
同様な作用・効果が奏される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
昇側の供給経路から下降側の供給経路へ、または下降側
の供給経路から上昇側の供給経路へバイパス経路を伝達
する作動圧力は圧力制御手段によって速応制御される。
従って、上昇側の供給経路の作動圧力、または下降側の
供給経路の作動圧力が急激に変化しようとしても、圧力
制御手段によってバイパス経路を介して反対側の供給経
路へ作動圧力を伝達させることにより、各供給経路の急
激な圧力変化を緩和させることが出来る。この結果、昇
降起動時や昇降停止時に作動圧の供給経路に発生する衝
撃圧を緩和することが出来、上昇および下降開始時の加
速ならびに停止時の減速が滑らかになると共に、その際
の操作が従来ほど神経を使わずに行えるようになる。こ
のため、昇降作業に携わるオペレータの疲労度は従来よ
りも緩和され、作業効率も向上する。また、衝撃圧が緩
和されることにより、過負荷によって縮められていた機
器の寿命が従来よりも延び、また、一気に機器が破損す
る虞もなくなる。また、衝撃圧が発生した供給経路とは
反対側の供給経路に伝達されるため、その反対側の供給
経路が油量不足になることはなく、負圧によってキャビ
テーションが発生することはない。
【0046】また、上昇側または下降側の供給経路の作
動圧力が所定値を超えるとバイパス経路を介して下降側
または上昇側の供給経路へ作動圧力を逃がす圧力制御弁
を設けた場合、所定値を超える上昇側または下降側の供
給経路の作動圧力は、圧力制御弁によってバイパス経路
を介して反対側の供給経路へ逃がされる。従って、上昇
側または下降側の供給経路の作動圧力が上昇しすぎるこ
とはなく、衝撃圧の過度の上昇は即座に抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動式クレーンの昇降ウインチおよび昇降シリ
ンダを制御する従来の昇降制御装置の構成を示す油圧回
路図である。
【図2】本発明の一実施形態による昇降制御装置が適用
される移動式クレーンの概略を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施形態による昇降制御装置の構成
を示す油圧回路図である。
【図4】(a),(b)は本実施形態を含む一般的な昇
降制御装置において、昇降操作レバーの操作に伴う油圧
モータの上げ側作動圧および下げ側作動圧の一例を概略
的に示すグラフであり、(c)はそのときの昇降ウイン
チに巻かれるあるいは繰り出されるロープの昇降速度を
示すグラフであり、(d)は図5および図6に示した作
動圧の実測値を各衝撃圧毎にまとめて示した表である。
【図5】本発明の一実施形態による昇降制御装置におい
て、昇降操作レバーの操作に伴う油圧モータの上げ側作
動圧および下げ側作動圧の実測値の一例を示すグラフで
ある。
【図6】(a)は図1に示す従来の昇降制御装置におい
て、昇降操作レバーの操作に伴う油圧モータの上げ側作
動圧および下げ側作動圧の実測値の一例を示すグラフで
あり、(b)はそのときの昇降ウインチに巻かれるある
いは繰り出されるロープの昇降速度の実測値の一例を示
すグラフである。
【符号の説明】
21…移動式クレーン 24…ジブ 25…昇降シリンダ 28…昇降ウインチ 29…油圧モータ 30,45…上げ側管路 31,46…下げ側管路 32,35…油圧ポンプ 34…方向制御弁 36…昇降操作レバー 38,39,48,49…バイパス管路 40,41,50,51…リリーフバルブ 52,53…過負荷防止弁 P1…上昇時の上げ側起動圧 P2…上げ定常圧 P3…下降時の上げ側起動圧 P4…上げ側停止圧 P5…下げ定常圧 P6…上昇時の下げ側停止圧 P7…下降時の下げ側起動圧 P8…下降時の下げ側停止圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F15B 11/02 F15B 11/02 Q 11/028 W Fターム(参考) 3F204 AA01 CA07 GA01 3F333 AA02 DA10 DB10 FB10 3H089 AA01 BB08 BB11 BB15 BB16 CC01 CC08 DB03 DB08 DB46 DB49 GG02 JJ08 JJ09 JJ10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力源から昇降アクチュエータへの一対
    の作動圧力の供給経路を上昇側または下降側に切り換え
    る方向制御手段と、操作圧によってこの方向制御手段を
    切換制御するコントロール手段と、前記上昇側の供給経
    路の内部圧力を保持する背圧保持手段とを備えて構成さ
    れる昇降制御装置において、 前記上昇側および下降側の供給経路間を前記背圧保持手
    段より前記圧力源側で接続するバイパス経路と、このバ
    イパス経路によって前記上昇側の供給経路から前記下降
    側の供給経路または前記下降側の供給経路から前記上昇
    側の供給経路へ伝達する作動圧力を速応制御する圧力制
    御手段とを備えたことを特徴とする昇降制御装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力制御手段は、前記上昇側または
    下降側の供給経路の作動圧力が所定値を超えると前記バ
    イパス経路を介して前記下降側または上昇側の供給経路
    へ作動圧力を逃がす圧力制御弁であることを特徴とする
    請求項1に記載の昇降制御装置。
JP2002134339A 2002-05-09 2002-05-09 昇降制御装置 Pending JP2003322103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002134339A JP2003322103A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 昇降制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002134339A JP2003322103A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 昇降制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003322103A true JP2003322103A (ja) 2003-11-14

Family

ID=29544846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002134339A Pending JP2003322103A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 昇降制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003322103A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2123593A1 (de) * 2008-05-21 2009-11-25 Manitowoc Crane Group France SAS Elektrohydraulische Leck-Kompensation
JP2011241081A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Toyota Industries Corp フォークリフトの荷役用油圧回路装置
CN102311059A (zh) * 2010-06-30 2012-01-11 徐工集团工程机械股份有限公司建设机械分公司 卷扬系统及其液压马达的控制方法和控制系统
CN104948524A (zh) * 2015-06-30 2015-09-30 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 一种全流量小压力波动的组合式背压装置
CN105570215A (zh) * 2016-03-17 2016-05-11 上海振华重工(集团)股份有限公司 一种恒张力液压阀组
CN106365059A (zh) * 2016-08-30 2017-02-01 中煤科工集团西安研究院有限公司 岩心钻机卷扬液压控制系统及方法
CN106884820A (zh) * 2015-12-16 2017-06-23 中国科学院沈阳自动化研究所 一种储缆绞车液压系统

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2123593A1 (de) * 2008-05-21 2009-11-25 Manitowoc Crane Group France SAS Elektrohydraulische Leck-Kompensation
JP2009280402A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Manitowoc Crane Group France Sas 電気−油圧式漏れ補償装置及び電気−油圧式漏れ補償方法
US8167154B2 (en) 2008-05-21 2012-05-01 Manitowoc Crane Group France Sas Electrohydraulic leak compensation
KR101184151B1 (ko) 2008-05-21 2012-09-18 매니토웍 크레인 그룹 프랑스 에스에이에스 전자식 유압 누출 보상 장치 및 방법
CN101585498B (zh) * 2008-05-21 2013-07-03 马尼托沃克起重机集团(法国)公司 电子液压泄漏补偿装置
JP2011241081A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Toyota Industries Corp フォークリフトの荷役用油圧回路装置
CN102311059A (zh) * 2010-06-30 2012-01-11 徐工集团工程机械股份有限公司建设机械分公司 卷扬系统及其液压马达的控制方法和控制系统
CN104948524A (zh) * 2015-06-30 2015-09-30 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 一种全流量小压力波动的组合式背压装置
CN106884820A (zh) * 2015-12-16 2017-06-23 中国科学院沈阳自动化研究所 一种储缆绞车液压系统
CN106884820B (zh) * 2015-12-16 2018-04-06 中国科学院沈阳自动化研究所 一种储缆绞车液压系统
CN105570215A (zh) * 2016-03-17 2016-05-11 上海振华重工(集团)股份有限公司 一种恒张力液压阀组
CN106365059A (zh) * 2016-08-30 2017-02-01 中煤科工集团西安研究院有限公司 岩心钻机卷扬液压控制系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006290561A (ja) クレーン作業制御装置
JP2003322103A (ja) 昇降制御装置
JP2009126613A (ja) 杭打機
JP2019014591A (ja) 作業機械
JP3292578B2 (ja) ウインチの速度制御システム
KR101167593B1 (ko) 오프쇼어 크레인의 장력유지 시스템 및 그를 이용한 장력유지 방법
JP2001247293A (ja) クレーンの油圧ウインチ回路
JPH11301968A (ja) 極微速でロープを繰り出す油圧巻上装置を搭載した作業機
JP2000289990A (ja) ロープウインチ
JP2003294009A (ja) 油圧シリンダ回路
WO1996028377A1 (fr) Procede et systeme pour controler la vitesse d'un treuil
JP4828055B2 (ja) 油圧アクチュエータの遠隔制御装置
JP5097319B2 (ja) クレーンのフック格納制御装置
JP7463440B2 (ja) 建設機械の制御装置、建設機械及び建設機械の制御方法
JP2018184299A (ja) 旋回駆動装置、およびこれを備えた作業機械
JP2019026395A (ja) ウインチ
JP2713696B2 (ja) 油圧式ウインチ装置
JPH0725591A (ja) 油圧ウインチの駆動制御装置
JP3786785B2 (ja) 油圧式ドラム駆動装置
JPH0717689A (ja) 油圧ウインチの駆動制御装置
JPH08210303A (ja) 油圧アクチュエータの制御装置
JP3155484B2 (ja) タワークレーンの過巻防止装置
JP2015086961A (ja) 制限荷重切換機能付き昇降装置
JP2713695B2 (ja) 油圧式ウインチ装置
JP2000053384A (ja) 巻上ロープの過巻防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060117