JP2003322092A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JP2003322092A
JP2003322092A JP2002130488A JP2002130488A JP2003322092A JP 2003322092 A JP2003322092 A JP 2003322092A JP 2002130488 A JP2002130488 A JP 2002130488A JP 2002130488 A JP2002130488 A JP 2002130488A JP 2003322092 A JP2003322092 A JP 2003322092A
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Hisayuki Kimata
央幸 木全
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置大型化や効率低下を招くことなく、圧縮
室への過大な潤滑油流入を防ぐことができるスクロール
型圧縮機の提供を課題とする。 【解決手段】 固定端板111aに、ハウジング101
内の冷媒ガスを、該固定端板111aの他側面側の空間
である内部空間108Aから下部ポートに向かって導入
する下部ポート203を設ける構成を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機等に適
用されるスクロール型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】スクロール型圧縮機は、空気調和機や冷
凍機等において、冷媒の圧縮機として広く用いられてい
る。この種の従来のスクロール型圧縮機の一例を、図3
及び図4に示す。このスクロール型圧縮機は、ハウジン
グ1と、該ハウジング1内の密閉空間に収容され、冷媒
等の圧縮流体を圧縮するスクロール圧縮機構2と、該ス
クロール型圧縮機構2に駆動力を伝達する回転軸(図示
せず)とを備えて概略構成されている。
【0003】スクロール型圧縮機構2は、固定スクロー
ル部材3、旋回スクロール部材4、該旋回スクロール部
材4の公転旋回運動を許容するがその自転を阻止するオ
ルダムリンク(図示せず)等から構成されている。固定
スクロール部材3は、固定端板3aとその内面に立設さ
れた渦巻状壁体3bとを備え、固定端板3aの中央付近
には、内部吐出ポート3a1が形成されている。この内
部吐出ポート3a1は、吐出弁3a2により開閉され
る。
【0004】旋回スクロール部材4は、旋回端板4aと
その内面に立設された渦巻状壁体4bとを備えている。
旋回端板4aの外面に立設されたボス4a1内には、図
示を省略するが、偏心ブッシュが旋回軸受を介して回転
自在に嵌合され、この偏心ブッシュに形成された穴に、
回転軸の端部から突出した偏心ピンが嵌合されている。
そして、固定スクロール部材3と旋回スクロール部材4
とを相互に所定距離だけ偏心させ、かつ180度だけ角
度をずらして噛み合わせることにより、複数の圧縮室C
が形成されるようになっている。
【0005】ハウジング1内の底部には、油溜まり1c
が設けられており、この油溜まり1c内に、スクロール
型圧縮機構2や各軸受などの各摺動部分を潤滑した後の
潤滑油が、一時的に貯留されるようになっている。な
お、図3における符号Lは、潤滑油の液面を示してい
る。
【0006】以上説明の構成を有するスクロール型圧縮
機によれば、前記回転軸を回転させることにより、旋回
スクロール部材4が、自転を阻止されながら公転旋回運
動する。すると、図4に示すように、相対的に上方に位
置する吸入口5と、該吸入口5よりも下方に位置する吸
入口6との2方向から、冷媒ガスがスクロール型圧縮機
構2内に供給されていく。
【0007】そして、スクロール型圧縮機構2内に取り
込まれた冷媒ガスは、旋回スクロール部材4の公転旋回
運動により、各圧縮室Cの容積が減少するに伴って圧縮
されながら中央部に至り、固定スクロール部材3の内部
吐出ポート3a1より吐出弁3a2を押し開いて吐出キ
ャビティ1aに入り、この吐出キャビティ1aに連通す
る外部吐出ポート1bを経て、外部に吐出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記説明の
従来のスクロール型圧縮機は、以下に説明する問題を有
していた。すなわち、旋回スクロール部材4の公転旋回
運動の軸線が水平方向を向くように配置される横置き型
のスクロール型圧縮機では、下方に位置する油溜まり1
c内の潤滑油が、同じく下方に位置する吸入口6に流れ
込んでスクロール型圧縮機構2の破損を招く恐れがあ
る。
【0009】そこで、このような潤滑油の吸い込みを防
ぐ手段として、例えば図5に示すように、固定スクロー
ル部材3側の渦巻状壁体3bの長さを半巻き長くするこ
とで、吸入口6の位置を上方に配置する構造が考えられ
る。しかしながら、この構造では、その外径が、2点鎖
線に示す外径寸法から破線に示す外径寸法に拡径するた
め、スクロール型圧縮機の大型化を招いてしまう。この
ような大型化を避けるために、渦巻状壁体3bの延長長
さを半巻き以下にすることも考えられるが、今度は、吸
入口6が図4の場合に比較して絞られる(寸法b<寸法
a)ため、冷媒ガスが流れ込みにくくなってスクロール
型圧縮機の効率低下を招く恐れがある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、装置大型化や効率低下を招くことなく、圧縮室への
過大な潤滑油流入を防ぐことができるスクロール型圧縮
機の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の手段を採用した。すなわち、請求項
1に記載のスクロール型圧縮機は、ハウジングと、該ハ
ウジング内に取り込んだ流体を圧縮するスクロール型圧
縮機構と、該スクロール型圧縮機構に駆動力を伝達する
回転軸とを備え、前記スクロール型圧縮機構が、固定端
板の一側面に立設された渦巻き状の壁体を有し、定位置
に固定された固定スクロール部材と、旋回端板の一側面
に立設された渦巻き状の他の壁体を有し、前記各壁体同
士をかみ合わせて自転を阻止されつつ公転旋回運動可能
に支持された旋回スクロール部材とを備え、前記旋回ス
クロール部材の公転旋回の軸線が、水平方向を向く横置
き配置とされ、前記流体を、相対的に上方に位置する第
1吸入口と、該第1吸入口よりも下方に位置する第2吸
入口とから吸入するスクロール型圧縮機において、前記
固定端板には、前記ハウジング内の流体を、該固定端板
の他側面側の空間から前記第2吸入口に向かって導入す
る流体導入流路が設けられていることを特徴とする。上
記請求項1に記載のスクロール型圧縮機によれば、第2
吸入口は、潤滑油を使用する回転軸側の空間から遠く離
れた、固定端板の他側面側の空間(すなわち、スクロー
ル型圧縮機構を間に挟んで、回転軸側の周囲空間と反対
側に位置する空間)より、流体を吸入する。したがっ
て、この第2吸入口を介してスクロール型圧縮機構内に
取り込まれる潤滑油量を、固定スクロール部材の壁体を
延長することなく、従来よりも低減させることができる
ようになる。また、固定スクロール部材の壁体を延長せ
ずに済むことから、スクロール型圧縮機構に流体を導入
する開口面積を、従来と同様の開口面積に確保すること
ができるようになる。
【0012】請求項2に記載のスクロール型圧縮機は、
請求項1に記載のスクロール型圧縮機において、前記ハ
ウジングと、前記スクロール型圧縮機構との間には、前
記回転軸側の空間から前記流体導入流路側に向かう潤滑
油の流出を阻止するシール部が設けられていることを特
徴とする。上記請求項2に記載のスクロール型圧縮機に
よれば、流体導入流路内に回転軸側の潤滑油が入り込む
のを、シール部によって確実に阻止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のスクロール型圧縮機の一
実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する
が、本発明がこれに限定解釈されるものでないことは勿
論である。なお、図1は、本実施形態のスクロール型圧
縮機を示す図であって、その回転軸の軸線を含む断面で
見た場合の断面図である。また、図2は、同スクロール
型圧縮機の固定スクロール部材と旋回スクロール部材と
のかみ合わせ状態を示す図であって、図1のB−B矢視
図である。
【0014】図1に示すように、本実施形態のスクロー
ル型圧縮機は、内部に密閉空間を有するハウジング10
1と、該ハウジング101内に配置され、密閉空間内に
取り込まれた冷媒ガス(流体)を圧縮するスクロール型
圧縮機構102と、該スクロール型圧縮機構102を駆
動する回転軸103と、該回転軸103の駆動により密
閉空間内に潤滑油を供給する潤滑油供給ポンプ104
と、密閉空間内の潤滑油を、密閉空間外に取り出して貯
留する潤滑油貯留タンク105と、該潤滑油貯留タンク
105内の潤滑油を潤滑油供給ポンプ104に戻す潤滑
油戻り配管106とを備えて概略構成されている。以
下、各要素の詳細について説明する。
【0015】ハウジング101は、フロントハウジング
107と、リアハウジング108とを備えてなり、これ
らを組み合わせてから複数本のボルト(図示せず)で結
合することにより、内部に密閉空間を形成している。な
お、符号110は、これらフロントハウジング107及
びリアハウジング108間の接合部分をシールして前記
密閉空間の密閉状態を保つOリングである。
【0016】フロントハウジング107の上部には、冷
媒ガスを吸入する吸入ポート107aが、密閉空間に連
通するように形成されている。リアハウジング108の
側部には、スクロール型圧縮機構102で圧縮された後
の冷媒ガスを吐出する外部吐出ポート108aが形成さ
れている。
【0017】スクロール型圧縮機構102は、固定スク
ロール部材111、旋回スクロール部材112、旋回ス
クロール部材112の公転旋回運動を許容するがその自
転を阻止するオルダムリンク等から構成されている。固
定スクロール部材111は、固定端板111aとその内
面に立設された渦巻状壁体111bとを備え、固定端板
111aの中央付近に、内部吐出ポート111a1が形
成されている。この内部吐出ポート111a1は、吐出
弁111a2により開閉される。なお、本実施形態のス
クロール型圧縮機は、この固定スクロール部材111が
特に特徴的となっているが、その特徴点については、後
述で説明する。
【0018】旋回スクロール部材112は、旋回端板1
12aとその内面に立設された渦巻状壁体112bとを
備えている。旋回端板112aの外面に立設されたボス
112a1内には、偏心ブッシュ103xが、図示され
ない旋回軸受を介して回転自在に嵌合され、この偏心ブ
ッシュ103xに形成された穴に、回転軸103の端部
から突出した偏心ピン103aが嵌合されている。そし
て、固定スクロール部材111と旋回スクロール部材1
12とを相互に所定距離だけ偏心させ、かつ180度だ
け角度をずらして噛み合わせることにより、複数の圧縮
室Cが形成されるようになっている。図2に示すよう
に、圧縮室Cを形成するスクロール型圧縮機構102
は、相対的に上方に位置する第1吸入口200と、該第
1吸入口200よりも下方に位置する第2吸入口201
とから、冷媒ガスを吸入するようになっている。また、
図1に示すように、本実施形態のスクロール型圧縮機
は、旋回スクロール部材112の公転旋回の軸線が水平
方向を向く、横置き型のスクロール型圧縮機となってい
る。
【0019】回転軸103は、エンジンや電動モータな
どの図示されない駆動機構により、その軸線回りに回転
するロータシャフトであり、その先端には、偏心した軸
線を有する前記偏心ピン103aが突出形成されてい
る。そして、この回転軸103は、フロントハウジング
107側に設けられた第1軸受113と、リアハウジン
グ108及びフロントハウジング107間に固定され、
旋回スクロール部材112のスラスト力を受ける第2軸
受114とにより、その軸線回りに回転可能に支持され
ている。また、回転軸103の内部には、前記潤滑油供
給ポンプ104からの潤滑油を、前記ボス112a1内
や、前記スクロール型圧縮機構102などの潤滑を要す
る各摺動部分に向かって供給する潤滑油供給路103y
が、その軸線と同軸に形成されている。
【0020】潤滑油貯留タンク105は、二点差線に示
す集油管115を介して、ハウジング101の底部に配
管接続されている。このとき、潤滑油貯留タンク105
は、前記底部よりも下方位置に配置されるようになって
いる。したがって、密閉空間内の潤滑油は、その自重に
よって落下するため、自然と前記底部に一旦集められ、
直ちに、集油管115を通って潤滑油貯留タンク105
内に集油される。また、潤滑油貯留タンク105の下部
と、前記潤滑油供給ポンプ104との間は、前記潤滑油
戻り配管106で配管接続されている。
【0021】そして、本実施形態のスクロール型圧縮機
構は、前述のように、その固定スクロール部材111の
構造が特に特徴的となっている。すなわち、図1及び図
2に示すように、固定スクロール部材111の固定端板
111aには、上部ポート202及び下部ポート203
が形成されている。なお、説明のために、図1では、上
部ポート202及び下部ポート203の位置がそれぞれ
真上と真下に図示しているが、実際には、図2に示す配
置となっている。
【0022】上部ポート202は、回転軸103の周囲
空間(すなわち、フロントハウジング107の内部空間
107A)から、固定端板111aの、渦巻き状壁体1
11bが形成された面とは反対側の他側面に対向する空
間(すなわち、リアハウジング108の内部空間108
A)に向かって冷媒ガスを一旦導く貫通孔であり、回転
軸103の回転軸線よりも上方位置に形成されている。
下部ポート203は、内部空間108A(固定端板11
1aの他側面側の空間)内に導入された冷媒ガスを、前
記第2吸入口201に向かって導入する貫通孔であり、
回転軸103の回転軸線よりも下方でかつ、第2吸入口
201に極力近い位置に形成されている。
【0023】また、ハウジング101のリアハウジング
108の内周面と、スクロール型圧縮機構102の外周
面との間には、前記内部空間107A側から下部ポート
203側に向かう潤滑油の流出を阻止するOリング20
6(シール部)が設けられている。このOリング206
は、固定端板111aの周囲に形成された凹溝内にはめ
込まれている。
【0024】以上説明の構成を有する本実施形態のスク
ロール型圧縮機によれば、前記駆動機構で回転軸103
を回転駆動させると、旋回スクロール部材112が、固
定スクロール部材111に対して公転旋回運動する。す
ると、吸入ポート107aを介して内部空間107Aに
冷媒ガスが取り込まれ、そのうちの略半分が、第1吸入
口200に導入される。その他の冷媒ガスは、上部ポー
ト202を通って内部空間107A側から内部空間10
8A側に抜けた後、下部ポート203を介して第2吸入
口201に導入される。このときの冷媒ガスの流れは、
潤滑油が溜まる内部空間107Aの下部を避け、内部空
間107Aの上部を通ってから、下部に位置する第2吸
入口201に向かうものであるため、従来のように内部
空間107Aの下部から直接、第2吸入口201に供給
する場合に比較して、この第2吸入口201から取り込
む潤滑油量を極めて低減させることが可能となってい
る。
【0025】このようにして、潤滑油含有量の少ない冷
媒ガスを取り込んだ各圧縮室Cは、旋回スクロール部材
111の公転旋回運動に伴って外周端側から中心部側に
向けて移動する。そして、その容積を漸次減少させなが
ら高圧化していき、最終的には固定端板111aの中心
部に設置されている内部吐出ポート111a1から吐出
されていく。
【0026】一方、潤滑油貯留タンク105内の潤滑油
は、潤滑油供給ポンプ104の吸引力によって潤滑油戻
り配管106を介して吸い上げられ、各摺動部分へと強
制的に供給されていく。そして、各摺動部を潤滑した後
の潤滑油は、その自重によって内部空間107Aの下部
に集められ、潤滑油貯留タンク105内へと導出されて
いく。
【0027】以上説明の本実施形態のスクロール型圧縮
機によれば、固定端板111aに、内部空間108A側
から第2吸入口201に向かって冷媒ガスを導入する下
部ポート203を設けたことにより、固定スクロール部
材111の渦巻状壁体111bの長さを延長せずとも、
スクロール型圧縮機構102内に取り込む潤滑油量を低
減させることができるようになる。これにより、スクロ
ール型圧縮機構102に冷媒ガスを導入する開口面積
を、従来と同様の開口面積に確保することができるよう
になる。したがって、装置大型化や効率低下を招くこと
なく、圧縮室Cへの過大な潤滑油流入を防ぐことが可能
となる。
【0028】また、本実施形態のスクロール型圧縮機に
よれば、下部ポート203側に向かう潤滑油の流出を阻
止するOリング206を設けたことにより、スクロール
型圧縮機構102内に潤滑油が入り込むのをより確実に
防止することが可能となっている。
【0029】なお、本発明のスクロール型圧縮機は、定
置用(半密閉型、開放型)に限らず、車輌用にも適用可
能である。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のスクロール型
圧縮機によれば、固定端板に、該固定端板の他側面側の
空間から第2吸入口に向かって流体を導入する流体導入
流路を設けたことにより、固定スクロール部材の壁体長
さを延長せずとも、スクロール型圧縮機構内に取り込む
潤滑油量を低減させることができるようになる。これに
より、スクロール型圧縮機構に流体を導入する開口面積
を、従来と同様の開口面積に確保することができるよう
になる。したがって、装置大型化や効率低下を招くこと
なく、圧縮室への過大な潤滑油流入を防ぐことが可能と
なる。
【0031】また、請求項2に記載のスクロール型圧縮
機によれば、流体導入流路側に向かう潤滑油の流出を阻
止するシール部を設けたことにより、スクロール型圧縮
機構内に潤滑油が入り込むのをより確実に防止すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスクロール型圧縮機の一実施形態を
示す断面図である。
【図2】 同スクロール型圧縮機の固定スクロール部材
と旋回スクロール部材とのかみ合わせ状態を示す図であ
って、図1のB−B矢視図である。
【図3】 従来のスクロール型圧縮機の一例を示す縦断
面図である。
【図4】 同スクロール型圧縮機の固定スクロール部材
と旋回スクロール部材とのかみ合わせ状態を示す図であ
って、図3のA−A矢視図である。
【図5】 同スクロール型圧縮機の変形例を示す図であ
って、図4に相当する矢視図である。
【符号の説明】
101・・・ハウジング 102・・・スクロール型圧縮機構 103・・・回転軸 108A・・・内部空間(固定端板の他側面側の空間) 111・・・固定スクロール部材 111a・・・固定端板 111b,112b・・・渦巻状壁体(壁体) 112・・・旋回スクロール部材 112a・・・旋回端板 200・・・第1吸入口 201・・・第2吸入口 203・・・下部ポート(流体導入流路) 206・・・Oリング(シール部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内に取り込
    んだ流体を圧縮するスクロール型圧縮機構と、該スクロ
    ール型圧縮機構に駆動力を伝達する回転軸とを備え、 前記スクロール型圧縮機構が、固定端板の一側面に立設
    された渦巻き状の壁体を有し、定位置に固定された固定
    スクロール部材と、旋回端板の一側面に立設された渦巻
    き状の他の壁体を有し、前記各壁体同士をかみ合わせて
    自転を阻止されつつ公転旋回運動可能に支持された旋回
    スクロール部材とを備え、前記旋回スクロール部材の公
    転旋回の軸線が、水平方向を向く横置き配置とされ、前
    記流体を、相対的に上方に位置する第1吸入口と、該第
    1吸入口よりも下方に位置する第2吸入口とから吸入す
    るスクロール型圧縮機において、 前記固定端板には、前記ハウジング内の流体を、該固定
    端板の他側面側の空間から前記第2吸入口に向かって導
    入する流体導入流路が設けられていることを特徴とする
    スクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスクロール型圧縮機に
    おいて、 前記ハウジングと、前記スクロール型圧縮機構との間に
    は、前記回転軸側の空間から前記流体導入流路側に向か
    う潤滑油の流出を阻止するシール部が設けられているこ
    とを特徴とするスクロール型圧縮機。
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