JPH0932758A - スクロール式圧縮機 - Google Patents
スクロール式圧縮機Info
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- JPH0932758A JPH0932758A JP18013695A JP18013695A JPH0932758A JP H0932758 A JPH0932758 A JP H0932758A JP 18013695 A JP18013695 A JP 18013695A JP 18013695 A JP18013695 A JP 18013695A JP H0932758 A JPH0932758 A JP H0932758A
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- oil
- scroll
- oil supply
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- ring
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- Rotary Pumps (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、回転数の高低に関わらず、常に安定
した状態で各摺動部へ確実に給油を可能化して、高い圧
縮効率と信頼性の向上を得られるスクロール式圧縮機を
提供する。 【解決手段】密閉ケース1内底部の油溜り部Oに下端部
を浸漬し、上端偏心クランク部3aに旋回スクロール1
1を掛合して旋回運動させる回転軸3。上面に旋回スク
ロールを支持するスラスト受け面2aが形成される支持
フレーム2。回転軸の下端部から、油溜り部の潤滑油を
吸上げる給油機構9。給油機構が吸上げた潤滑油を、主
軸部3c周面の油溝を介して主軸部と支持フレーム枢支
部との摺動部に案内し、さらに支持フレームを貫通して
スラスト受け面に導くとともに、旋回スクロール鏡板部
を貫通して圧縮空間aに導く主給油通路17。給油機構
が吸上げた潤滑油を、偏心クランク部と旋回スクロール
掛合部との摺動部に案内する補助給油通路18とを具備
した。
した状態で各摺動部へ確実に給油を可能化して、高い圧
縮効率と信頼性の向上を得られるスクロール式圧縮機を
提供する。 【解決手段】密閉ケース1内底部の油溜り部Oに下端部
を浸漬し、上端偏心クランク部3aに旋回スクロール1
1を掛合して旋回運動させる回転軸3。上面に旋回スク
ロールを支持するスラスト受け面2aが形成される支持
フレーム2。回転軸の下端部から、油溜り部の潤滑油を
吸上げる給油機構9。給油機構が吸上げた潤滑油を、主
軸部3c周面の油溝を介して主軸部と支持フレーム枢支
部との摺動部に案内し、さらに支持フレームを貫通して
スラスト受け面に導くとともに、旋回スクロール鏡板部
を貫通して圧縮空間aに導く主給油通路17。給油機構
が吸上げた潤滑油を、偏心クランク部と旋回スクロール
掛合部との摺動部に案内する補助給油通路18とを具備
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば空気調和
機の冷凍サイクルを構成する圧縮機として用いられるス
クロール式圧縮機に関する。
機の冷凍サイクルを構成する圧縮機として用いられるス
クロール式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の冷凍サイクルを構成する圧
縮機においては、通常のロータリ式圧縮機と比較して、
運転騒音が極めて低く、かつ吸込弁や吐出弁など不要で
部品点数が少なくてすみ、しかも圧縮性能のよいスクロ
ール式圧縮機が多用される傾向にある。
縮機においては、通常のロータリ式圧縮機と比較して、
運転騒音が極めて低く、かつ吸込弁や吐出弁など不要で
部品点数が少なくてすみ、しかも圧縮性能のよいスクロ
ール式圧縮機が多用される傾向にある。
【0003】従来、スクロール式圧縮機は、密閉ケース
内に、固定スクロールと旋回スクロールを収容し、固定
スクロールの渦巻状の翼部と、旋回スクロールの渦巻状
の翼部とを噛合させ、これら翼部と各スクロール翼の鏡
板部とで圧縮空間を形成し、旋回スクロールを旋回運動
させて、圧縮空間に被圧縮ガスである冷媒ガスを吸込
み、圧縮して吐出する。
内に、固定スクロールと旋回スクロールを収容し、固定
スクロールの渦巻状の翼部と、旋回スクロールの渦巻状
の翼部とを噛合させ、これら翼部と各スクロール翼の鏡
板部とで圧縮空間を形成し、旋回スクロールを旋回運動
させて、圧縮空間に被圧縮ガスである冷媒ガスを吸込
み、圧縮して吐出する。
【0004】上記密閉ケース内底部には潤滑油を集溜す
る油溜り部が形成され、この油溜り部に回転軸の下端部
を浸漬し、この上端部の偏心クランク部は上記旋回スク
ロールに掛合する。
る油溜り部が形成され、この油溜り部に回転軸の下端部
を浸漬し、この上端部の偏心クランク部は上記旋回スク
ロールに掛合する。
【0005】そして、回転軸の回転にともなって上記油
溜り部の潤滑油を吸上げ、回転軸と、この回転軸を枢支
する枢支部との摺動部や、上記偏心クランク部と旋回ス
クロール掛合部との摺動部、あるいは旋回スクロールの
自転を規制するオルダムリングとこれを支持する支持フ
レームとの摺動部や、旋回スクロールと固定スクロール
との摺動部などへ給油する給油機構が設けられる。
溜り部の潤滑油を吸上げ、回転軸と、この回転軸を枢支
する枢支部との摺動部や、上記偏心クランク部と旋回ス
クロール掛合部との摺動部、あるいは旋回スクロールの
自転を規制するオルダムリングとこれを支持する支持フ
レームとの摺動部や、旋回スクロールと固定スクロール
との摺動部などへ給油する給油機構が設けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記給油機構
は、特に圧縮空間への給油について、偏心クランク部周
囲の空間部であるクランク室に潤滑油を一旦導き、ここ
に充満させてから、潤滑油の一部を旋回スクロール鏡板
部に貫通して設けられる給油通路を介して圧縮空間へ導
くようになっている。
は、特に圧縮空間への給油について、偏心クランク部周
囲の空間部であるクランク室に潤滑油を一旦導き、ここ
に充満させてから、潤滑油の一部を旋回スクロール鏡板
部に貫通して設けられる給油通路を介して圧縮空間へ導
くようになっている。
【0007】そのため、圧縮空間に対し不連続な給油通
路構成となっていて、クランク室上面、すなわち支持フ
レームのスラスト受け面まで潤滑油が十分に充満しない
と安定した給油ができなかった。
路構成となっていて、クランク室上面、すなわち支持フ
レームのスラスト受け面まで潤滑油が十分に充満しない
と安定した給油ができなかった。
【0008】特に、近時の圧縮機は、回転数可変のイン
バータ機能を備えている。高速回転時においては、油の
吸上げ量も大であるところから比較的問題がないが、低
速回転時には油の吸上げ量が低下して、クランク室上面
(支持フレームのスラスト受け面)まで潤滑油を集溜す
ることは不可能に近く、油切れの恐れが大である。
バータ機能を備えている。高速回転時においては、油の
吸上げ量も大であるところから比較的問題がないが、低
速回転時には油の吸上げ量が低下して、クランク室上面
(支持フレームのスラスト受け面)まで潤滑油を集溜す
ることは不可能に近く、油切れの恐れが大である。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、回転数の高低に関わ
らず、常に安定した状態で各摺動部へ確実に、かつ安定
した給油を行い、高い圧縮効率と信頼性の向上を得られ
るスクロール式圧縮機を提供しようとするものである。
であり、その目的とするところは、回転数の高低に関わ
らず、常に安定した状態で各摺動部へ確実に、かつ安定
した給油を行い、高い圧縮効率と信頼性の向上を得られ
るスクロール式圧縮機を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明のスクロール式圧縮機は、請求項1として、密閉
ケース内に固定スクロールと旋回スクロールを収容し、
固定スクロールの渦巻状の翼部と、旋回スクロールの渦
巻状の翼部とを噛合させ、これら翼部と各スクロール翼
の鏡板部とで圧縮空間を形成し、旋回スクロールを旋回
運動させて、上記圧縮空間に被圧縮ガスを吸込み、圧縮
して吐出するものにおいて、上記密閉ケース内底部に形
成され潤滑油を集溜する油溜り部と、この油溜り部にそ
の下端部が浸漬され、かつその上端部に形成される偏心
クランク部が旋回スクロールに掛合して旋回スクロール
を旋回運動させる回転軸と、軸心に沿って回転軸の偏心
クランク部を除く主軸部が回転自在に枢支され、かつそ
の上面に旋回スクロールを支持するスラスト受け面が形
成される支持フレームと、回転軸の下端部から、回転軸
の回転にともなって油溜り部の潤滑油を吸上げる給油機
構と、この給油機構が吸上げた潤滑油を、主軸部周面に
設けられる油溝を介して主軸部と支持フレーム枢支部と
の摺動部に案内し、さらに支持フレームを貫通してスラ
スト受け面に導くとともに、旋回スクロール鏡板部を貫
通して圧縮空間に導く主給油通路と、給油機構が吸上げ
た潤滑油を、偏心クランク部と旋回スクロールボス部と
の摺動部に案内する補助給油通路とを具備したことを特
徴とする。
本発明のスクロール式圧縮機は、請求項1として、密閉
ケース内に固定スクロールと旋回スクロールを収容し、
固定スクロールの渦巻状の翼部と、旋回スクロールの渦
巻状の翼部とを噛合させ、これら翼部と各スクロール翼
の鏡板部とで圧縮空間を形成し、旋回スクロールを旋回
運動させて、上記圧縮空間に被圧縮ガスを吸込み、圧縮
して吐出するものにおいて、上記密閉ケース内底部に形
成され潤滑油を集溜する油溜り部と、この油溜り部にそ
の下端部が浸漬され、かつその上端部に形成される偏心
クランク部が旋回スクロールに掛合して旋回スクロール
を旋回運動させる回転軸と、軸心に沿って回転軸の偏心
クランク部を除く主軸部が回転自在に枢支され、かつそ
の上面に旋回スクロールを支持するスラスト受け面が形
成される支持フレームと、回転軸の下端部から、回転軸
の回転にともなって油溜り部の潤滑油を吸上げる給油機
構と、この給油機構が吸上げた潤滑油を、主軸部周面に
設けられる油溝を介して主軸部と支持フレーム枢支部と
の摺動部に案内し、さらに支持フレームを貫通してスラ
スト受け面に導くとともに、旋回スクロール鏡板部を貫
通して圧縮空間に導く主給油通路と、給油機構が吸上げ
た潤滑油を、偏心クランク部と旋回スクロールボス部と
の摺動部に案内する補助給油通路とを具備したことを特
徴とする。
【0011】請求項2として、請求項1記載の上記主給
油通路における支持フレームの中途部に、潤滑油の一部
をクランク室へ戻す油戻し通路が設けられ、この油戻し
通路の断面積は、上記給油機構の油通路断面積よりも小
さく形成されることを特徴とする。
油通路における支持フレームの中途部に、潤滑油の一部
をクランク室へ戻す油戻し通路が設けられ、この油戻し
通路の断面積は、上記給油機構の油通路断面積よりも小
さく形成されることを特徴とする。
【0012】請求項3として、請求項1記載の上記主給
油通路の油溝に連通するよう、回転軸主軸部と支持フレ
ーム枢支部との間に介在される主軸受ブッシュにリング
状油溝が設けられることを特徴とする。
油通路の油溝に連通するよう、回転軸主軸部と支持フレ
ーム枢支部との間に介在される主軸受ブッシュにリング
状油溝が設けられることを特徴とする。
【0013】請求項4として、請求項1記載の上記主給
油通路の油溝に連通するよう、回転軸主軸部と支持フレ
ーム枢支部との間に介在される主軸受ブッシュおよび回
転軸主軸部との両方に、相対向してリング状油溝が設け
られることを特徴とする。
油通路の油溝に連通するよう、回転軸主軸部と支持フレ
ーム枢支部との間に介在される主軸受ブッシュおよび回
転軸主軸部との両方に、相対向してリング状油溝が設け
られることを特徴とする。
【0014】請求項5として、請求項1記載の上記主給
油通路は、支持フレームのスラスト受け面に設けられる
オルダムリングキー溝に連通するリング状油溝を備えた
ことを特徴とする。
油通路は、支持フレームのスラスト受け面に設けられる
オルダムリングキー溝に連通するリング状油溝を備えた
ことを特徴とする。
【0015】請求項6として、請求項5記載の上記リン
グ状油溝は、旋回スクロール鏡板部外周縁よりも内側に
設けられることを特徴とする。請求項7として、請求項
5記載の上記リング状油溝は、油溜り部へ潤滑油の一部
を戻す油戻し孔を備えることを特徴とする。
グ状油溝は、旋回スクロール鏡板部外周縁よりも内側に
設けられることを特徴とする。請求項7として、請求項
5記載の上記リング状油溝は、油溜り部へ潤滑油の一部
を戻す油戻し孔を備えることを特徴とする。
【0016】以上のごとき課題を解決するための手段を
備えることにより、請求項1の発明では、回転軸偏心ク
ランク部との摺動部への給油に対し、主軸部摺動部を介
して圧縮空間への給油通路を別途備えることにより、回
転数の高低に関わらず、クランク部摺動部への給油は勿
論のこと、圧縮空間への給油も安定して確実に行うこと
ができるようになった。
備えることにより、請求項1の発明では、回転軸偏心ク
ランク部との摺動部への給油に対し、主軸部摺動部を介
して圧縮空間への給油通路を別途備えることにより、回
転数の高低に関わらず、クランク部摺動部への給油は勿
論のこと、圧縮空間への給油も安定して確実に行うこと
ができるようになった。
【0017】請求項2の発明では、主給油通路に導かれ
る潤滑油の一部をクランク室に戻す油戻し通路を備えた
から、必要量以上の潤滑油が圧縮空間に導かれずにす
む。そして、この断面積を給油機構油通路断面積よりも
小さくしたから、上記油戻し通路からの必要量以上の油
戻しがない。
る潤滑油の一部をクランク室に戻す油戻し通路を備えた
から、必要量以上の潤滑油が圧縮空間に導かれずにす
む。そして、この断面積を給油機構油通路断面積よりも
小さくしたから、上記油戻し通路からの必要量以上の油
戻しがない。
【0018】請求項3の発明では、主軸受ブッシュにリ
ング状油溝を設けることにより、主給油通路の中途で油
量を確保でき給油性が向上する。請求項4の発明では、
主軸受ブッシュと回転軸主軸部の両方にリング状油溝を
設けることにより、より多くの油量を確保できる。した
がって、さらに給油性が向上する。
ング状油溝を設けることにより、主給油通路の中途で油
量を確保でき給油性が向上する。請求項4の発明では、
主軸受ブッシュと回転軸主軸部の両方にリング状油溝を
設けることにより、より多くの油量を確保できる。した
がって、さらに給油性が向上する。
【0019】請求項5の発明では、オルダムリングキー
溝に連通するリング状油溝を備えたから、オルダムリン
グと支持フレームとの円滑な摺動を保持する。請求項6
の発明では、リング状油溝が旋回スクロール鏡板部外周
縁よりも内側に位置するので、旋回スクロールと支持フ
レームとの円滑な摺動を保持する。請求項7の発明で
は、リング状油溝に油戻し路を備えたから、必要量以上
の油をリング状油溝から油溜り部へ積極的に戻して、安
定した給油をなす。
溝に連通するリング状油溝を備えたから、オルダムリン
グと支持フレームとの円滑な摺動を保持する。請求項6
の発明では、リング状油溝が旋回スクロール鏡板部外周
縁よりも内側に位置するので、旋回スクロールと支持フ
レームとの円滑な摺動を保持する。請求項7の発明で
は、リング状油溝に油戻し路を備えたから、必要量以上
の油をリング状油溝から油溜り部へ積極的に戻して、安
定した給油をなす。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
にもとづいて説明する。図1に、たとえば冷凍装置に用
いられるスクロール式圧縮機を示す。図中1は密閉ケー
スであり、この密閉ケース1内上部に支持フレーム2が
設けられ、回転軸3を回転自在に枢支している。
にもとづいて説明する。図1に、たとえば冷凍装置に用
いられるスクロール式圧縮機を示す。図中1は密閉ケー
スであり、この密閉ケース1内上部に支持フレーム2が
設けられ、回転軸3を回転自在に枢支している。
【0021】上記回転軸3には、後述する圧縮機構部4
が連結され、下部にはステータ5とロータ6とからなる
電動機部7が設けられる。上記回転軸3の下端部は電動
機部7から下方に突出していて、上記密閉ケース1に取
付けられる副軸受8に回転自在に枢支される。
が連結され、下部にはステータ5とロータ6とからなる
電動機部7が設けられる。上記回転軸3の下端部は電動
機部7から下方に突出していて、上記密閉ケース1に取
付けられる副軸受8に回転自在に枢支される。
【0022】密閉ケース1の内底部には潤滑油を集溜す
る油溜り部Oが形成され、ここに上記回転軸3の下端部
が浸漬される。回転軸3下端部には給油ポンプPが設け
られていて、回転軸3の回転にともなって、油溜り部O
の潤滑油が回転軸3に設けられる油吸上げ通路Rに沿っ
て吸い上げられるようになっている。
る油溜り部Oが形成され、ここに上記回転軸3の下端部
が浸漬される。回転軸3下端部には給油ポンプPが設け
られていて、回転軸3の回転にともなって、油溜り部O
の潤滑油が回転軸3に設けられる油吸上げ通路Rに沿っ
て吸い上げられるようになっている。
【0023】これら給油ポンプPと油吸上げ通路Oとで
給油機構9が構成される。なお、この給油機構9の最上
端部から先の給油通路構成については後述する。上記圧
縮機構部4は、上記支持フレーム2にオルダムリング1
0を介して旋回自在に支持される旋回スクロール11
と、この旋回スクロール11と噛合する固定スクロール
12とから構成される。
給油機構9が構成される。なお、この給油機構9の最上
端部から先の給油通路構成については後述する。上記圧
縮機構部4は、上記支持フレーム2にオルダムリング1
0を介して旋回自在に支持される旋回スクロール11
と、この旋回スクロール11と噛合する固定スクロール
12とから構成される。
【0024】上記旋回スクロール11は、上記回転軸3
の上端に形成される偏心クランク部3aに掛合するボス
部11cを備えた鏡板部11aと、この鏡板部11aの
上面側に一体に突設される渦巻状の翼部11bとからな
る。
の上端に形成される偏心クランク部3aに掛合するボス
部11cを備えた鏡板部11aと、この鏡板部11aの
上面側に一体に突設される渦巻状の翼部11bとからな
る。
【0025】上記固定スクロール12は、鏡板部12a
と、この鏡板部12aの下面側に一体に突設され旋回ス
クロール11の翼部11bと噛合する渦巻状の翼部12
bとからなる。
と、この鏡板部12aの下面側に一体に突設され旋回ス
クロール11の翼部11bと噛合する渦巻状の翼部12
bとからなる。
【0026】これら旋回,固定スクロール11,12の
鏡板部11a,12aと翼部11b,12bとで、一対
の圧縮空間aが形成され、周端部側から被圧縮ガスであ
る冷媒ガスを取り込んで、中心部側に移動するとともに
その容積を縮小させ、圧縮作用を行えるようになってい
る。
鏡板部11a,12aと翼部11b,12bとで、一対
の圧縮空間aが形成され、周端部側から被圧縮ガスであ
る冷媒ガスを取り込んで、中心部側に移動するとともに
その容積を縮小させ、圧縮作用を行えるようになってい
る。
【0027】上記固定スクロ−ル鏡板部12aの上面部
は凹陥状に形成され、この中央部には、上記圧縮空間a
の渦巻き中心部と連通するよう貫通する吐出ポート14
が設けられる。
は凹陥状に形成され、この中央部には、上記圧縮空間a
の渦巻き中心部と連通するよう貫通する吐出ポート14
が設けられる。
【0028】密閉ケース1の上部側面には吐出管15が
接続されていて、上記吐出ポート14を介して密閉ケー
ス1内の上部空間と、冷凍装置の図示しない凝縮器とを
連通する。
接続されていて、上記吐出ポート14を介して密閉ケー
ス1内の上部空間と、冷凍装置の図示しない凝縮器とを
連通する。
【0029】上記密閉ケース1の下部側面には吸込管1
6が接続されていて、これは密閉ケース1内の下部空間
を介して旋回スクロール11と固定スクロール12の周
端部圧縮空間aと、冷凍装置の図示しない蒸発器とを連
通する。
6が接続されていて、これは密閉ケース1内の下部空間
を介して旋回スクロール11と固定スクロール12の周
端部圧縮空間aと、冷凍装置の図示しない蒸発器とを連
通する。
【0030】上記給油機構9を構成する油吸上げ路R
は、回転軸3のロータが嵌着される軸部3bを介して、
支持フレーム2の枢支部2aに回転自在に枢支される主
軸部3cまで延出される。
は、回転軸3のロータが嵌着される軸部3bを介して、
支持フレーム2の枢支部2aに回転自在に枢支される主
軸部3cまで延出される。
【0031】この油吸上げ路Rの最上端部は、主給油通
路17および補助給油通路18に連通される。上記主給
油通路17は、図2および図3に拡大して示すように、
一端が上記油吸上げ路Rに連通され、他端部が主軸部3
c周面部位に開口される給油通路Aと、一端がこの給油
通路Aの主軸部3c開口端と連通され、かつ主軸部周面
に斜め下方に延設される主軸部油溝Bと、この主軸部油
溝Bに連通するよう主軸部周面に沿って設けられるリン
グ状油溝Cと、このリング状油溝Cに連通するよう上記
支持フレーム枢支部2aに嵌着され、主軸部3cとの間
に介在される主軸受ブッシュ20に設けられる油孔Dと
を有する。
路17および補助給油通路18に連通される。上記主給
油通路17は、図2および図3に拡大して示すように、
一端が上記油吸上げ路Rに連通され、他端部が主軸部3
c周面部位に開口される給油通路Aと、一端がこの給油
通路Aの主軸部3c開口端と連通され、かつ主軸部周面
に斜め下方に延設される主軸部油溝Bと、この主軸部油
溝Bに連通するよう主軸部周面に沿って設けられるリン
グ状油溝Cと、このリング状油溝Cに連通するよう上記
支持フレーム枢支部2aに嵌着され、主軸部3cとの間
に介在される主軸受ブッシュ20に設けられる油孔Dと
を有する。
【0032】そしてさらに、上記油孔Dは、支持フレー
ム2に設けられ、この上端面であるスラスト受け面(旋
回スクロール鏡板部を支持する)2bに開口する貫通給
油通路Eに連通され、さらにこの貫通給油通路Eは、上
記圧縮空間aと連通するよう上記旋回スクロール鏡板部
11aに貫通して給油通路Fが設けられ、主給油通路1
7はこれらから構成される。
ム2に設けられ、この上端面であるスラスト受け面(旋
回スクロール鏡板部を支持する)2bに開口する貫通給
油通路Eに連通され、さらにこの貫通給油通路Eは、上
記圧縮空間aと連通するよう上記旋回スクロール鏡板部
11aに貫通して給油通路Fが設けられ、主給油通路1
7はこれらから構成される。
【0033】すなわち、主給油通路17は、油吸上げ路
Rに吸上げられた潤滑油の一部を、回転軸主軸部3cと
支持フレーム枢支部2aとの摺動部に導き、さらにここ
から支持フレーム2を貫通して圧縮空間aへ導くように
なっている。
Rに吸上げられた潤滑油の一部を、回転軸主軸部3cと
支持フレーム枢支部2aとの摺動部に導き、さらにここ
から支持フレーム2を貫通して圧縮空間aへ導くように
なっている。
【0034】図3および図4に示すように、支持フレー
ムスラスト受け面2bに開口する貫通給油通路Eの上端
開口部に対向して油戻し通路21が設けられる。この油
戻し通路21は、貫通給油路Eの開口端周囲からスラス
ト受け面2b内周側端縁に亘って設けられる深さ1〜
0.1mm程度の溝部であり、上記給油機構9を構成する
油吸上げ路Rの断面積よりも小さく形成されることが特
徴である。
ムスラスト受け面2bに開口する貫通給油通路Eの上端
開口部に対向して油戻し通路21が設けられる。この油
戻し通路21は、貫通給油路Eの開口端周囲からスラス
ト受け面2b内周側端縁に亘って設けられる深さ1〜
0.1mm程度の溝部であり、上記給油機構9を構成する
油吸上げ路Rの断面積よりも小さく形成されることが特
徴である。
【0035】再び図1および図2に示すように、上記補
助給油通路18は、上記主給油通路17との分岐位置か
ら、そのまま主軸部3cを介して偏心クランク部3aま
で延出され、この上端面に開口する。なお、偏心クラン
ク部3a上端面と旋回スクロール鏡板部11a下面とは
狭小の間隙を存しており、潤滑油が充満する余地があ
る。
助給油通路18は、上記主給油通路17との分岐位置か
ら、そのまま主軸部3cを介して偏心クランク部3aま
で延出され、この上端面に開口する。なお、偏心クラン
ク部3a上端面と旋回スクロール鏡板部11a下面とは
狭小の間隙を存しており、潤滑油が充満する余地があ
る。
【0036】旋回スクロールボス部11cと偏心クラン
ク部3aとの間にブッシュ22が介在される。旋回スク
ロールボス部11cの周囲には、空間部であるクランク
室23が形成され、かつこのクランク室23に一端が開
口され、他端が支持フレーム2周端面に開口する油戻し
孔24が設けられ、これらで補助給油通路18が構成さ
れる。
ク部3aとの間にブッシュ22が介在される。旋回スク
ロールボス部11cの周囲には、空間部であるクランク
室23が形成され、かつこのクランク室23に一端が開
口され、他端が支持フレーム2周端面に開口する油戻し
孔24が設けられ、これらで補助給油通路18が構成さ
れる。
【0037】すなわち、補助給油通路18は、油吸上げ
路Rに吸上げられた潤滑油の一部を、回転軸偏心クラン
ク部3aと旋回スクロールボス部11cとの摺動部に導
き、さらにここから油戻し孔24へ導くようになってい
る。
路Rに吸上げられた潤滑油の一部を、回転軸偏心クラン
ク部3aと旋回スクロールボス部11cとの摺動部に導
き、さらにここから油戻し孔24へ導くようになってい
る。
【0038】しかして、このようにして構成されるスク
ロール式圧縮機において、電動機部7に通電して圧縮機
構部4を駆動すると、吸込管16から低圧の冷媒ガスが
密閉ケース1内に導入され、ケース内下部空間に充満す
る。
ロール式圧縮機において、電動機部7に通電して圧縮機
構部4を駆動すると、吸込管16から低圧の冷媒ガスが
密閉ケース1内に導入され、ケース内下部空間に充満す
る。
【0039】この冷媒ガスは、旋回スクロール11と固
定スクロール12とで形成される圧縮空間aの外周側に
吸込まれる。そして、旋回スクロール11の旋回運動に
ともなって徐々に圧縮空間aの中心部に移送され、かつ
空間容量が減少することにより圧縮される。
定スクロール12とで形成される圧縮空間aの外周側に
吸込まれる。そして、旋回スクロール11の旋回運動に
ともなって徐々に圧縮空間aの中心部に移送され、かつ
空間容量が減少することにより圧縮される。
【0040】所定圧まで上昇したところで、吐出ポート
14から吐出され、ケース1内上部空間に充満する。そ
して、吐出管15を介して外部の凝縮器に導かれる。同
時に、回転軸3の回転にともなって給油機構9が作用す
る。すなわち、給油ポンプPは油溜り部Oの潤滑油を吸
上げて、油吸上げ路Rに導く。この潤滑油は、回転軸主
軸部3cに設けられる油吸上げ路R最上端に到達し、こ
こから主給油通路17と補助給油通路18に分岐して導
かれる。
14から吐出され、ケース1内上部空間に充満する。そ
して、吐出管15を介して外部の凝縮器に導かれる。同
時に、回転軸3の回転にともなって給油機構9が作用す
る。すなわち、給油ポンプPは油溜り部Oの潤滑油を吸
上げて、油吸上げ路Rに導く。この潤滑油は、回転軸主
軸部3cに設けられる油吸上げ路R最上端に到達し、こ
こから主給油通路17と補助給油通路18に分岐して導
かれる。
【0041】主給油通路17に導かれた潤滑油は、給油
通路Aの開口端から主軸部油溝Bに給出され、回転軸主
軸部3cと支持フレーム枢支部2aとの摺動部に給油さ
れる。さらに潤滑油はリング状油溝Cに導かれ、ここで
一旦溜められる。
通路Aの開口端から主軸部油溝Bに給出され、回転軸主
軸部3cと支持フレーム枢支部2aとの摺動部に給油さ
れる。さらに潤滑油はリング状油溝Cに導かれ、ここで
一旦溜められる。
【0042】上記リング状溝Cから、主軸受ブッシュ2
0に設けられる油孔Dを介して、支持フレーム2に貫通
して設けられる貫通給油通路Eに導かれ、この上端開口
である支持フレーム2のスラスト受け面2bに給出され
る。
0に設けられる油孔Dを介して、支持フレーム2に貫通
して設けられる貫通給油通路Eに導かれ、この上端開口
である支持フレーム2のスラスト受け面2bに給出され
る。
【0043】上記スラスト受け面2bは、旋回スクロー
ル鏡板部11aを支持するところから、潤滑油は旋回ス
クロール鏡板部11aと支持フレームスラスト受け面2
bとの摺動部に給油されることとなる。
ル鏡板部11aを支持するところから、潤滑油は旋回ス
クロール鏡板部11aと支持フレームスラスト受け面2
bとの摺動部に給油されることとなる。
【0044】さらに潤滑油は、上記旋回スクロール鏡板
部11aに貫通して設けられる給油通路Fに導かれる。
そして、給油通路Fの開口端から圧縮空間aへ導かれ
る。このように主給油通路17は、油吸上げ路Rに吸上
げられた潤滑油の一部を、回転軸主軸部3cと支持フレ
ーム枢支部2aとの摺動部に導き、さらにここから支持
フレーム2を貫通して圧縮空間aへ導く。
部11aに貫通して設けられる給油通路Fに導かれる。
そして、給油通路Fの開口端から圧縮空間aへ導かれ
る。このように主給油通路17は、油吸上げ路Rに吸上
げられた潤滑油の一部を、回転軸主軸部3cと支持フレ
ーム枢支部2aとの摺動部に導き、さらにここから支持
フレーム2を貫通して圧縮空間aへ導く。
【0045】すなわち、旋回スクロール11と固定スク
ロール12との摺動部へ安定した給油がなされ、圧縮空
間aに対するシール性を確保し、摺動潤滑性が向上し
て、高効率の圧縮作用がなされる。
ロール12との摺動部へ安定した給油がなされ、圧縮空
間aに対するシール性を確保し、摺動潤滑性が向上し
て、高効率の圧縮作用がなされる。
【0046】なお、主給油通路17に導かれる潤滑油の
一部は、スラスト受け面2bに導かれたところで、貫通
給油通路Eの開口端から油戻し通路21に分流され、ク
ランク室23に戻される。したがって、必要量以上の潤
滑油が圧縮空間aに導かれずにすむ。
一部は、スラスト受け面2bに導かれたところで、貫通
給油通路Eの開口端から油戻し通路21に分流され、ク
ランク室23に戻される。したがって、必要量以上の潤
滑油が圧縮空間aに導かれずにすむ。
【0047】その一方で、上記油戻し通路21の断面積
を、給油機構9を構成する油吸上げ通路Rの断面積より
も小さくしたから、油戻し通路21からクランク室23
へ必要量以上の油戻しがない。
を、給油機構9を構成する油吸上げ通路Rの断面積より
も小さくしたから、油戻し通路21からクランク室23
へ必要量以上の油戻しがない。
【0048】上記油吸上げ路Rから補助給油通路18へ
導かれる潤滑油は、一旦、回転軸偏心クランク部3a上
端の空間に溜められ、さらにクランク部3aと旋回スク
ロールボス部11cとの摺動部に給油され、この潤滑摺
動性を保証する。
導かれる潤滑油は、一旦、回転軸偏心クランク部3a上
端の空間に溜められ、さらにクランク部3aと旋回スク
ロールボス部11cとの摺動部に給油され、この潤滑摺
動性を保証する。
【0049】潤滑油は、ここからクランク室23へ導か
れ、さらにこのクランク室23と連通する油戻し孔24
を介して油溜り部Oへ戻る。結局、圧縮空間aへの給油
は、偏心クランク部3aへの給油とは別の給油通路を用
いて、しかも給油機構9から直接給油するようにしたの
で、十分な量の潤滑油が安定して導かれることとなり、
この圧縮空間aのシール性および潤滑摺動性が確実なも
のとなる。
れ、さらにこのクランク室23と連通する油戻し孔24
を介して油溜り部Oへ戻る。結局、圧縮空間aへの給油
は、偏心クランク部3aへの給油とは別の給油通路を用
いて、しかも給油機構9から直接給油するようにしたの
で、十分な量の潤滑油が安定して導かれることとなり、
この圧縮空間aのシール性および潤滑摺動性が確実なも
のとなる。
【0050】図5に示すように、回転軸主軸部3c周面
に斜め下方に向けて設けられる油溝Bの下端部と連通す
るよう、主軸部3cと支持フレーム枢支部2aとの間に
介在される主軸受けブッシュ20の内周面に沿って、リ
ング状油溝25を設けるようにしてもよい。
に斜め下方に向けて設けられる油溝Bの下端部と連通す
るよう、主軸部3cと支持フレーム枢支部2aとの間に
介在される主軸受けブッシュ20の内周面に沿って、リ
ング状油溝25を設けるようにしてもよい。
【0051】すなわち、潤滑油はリング状油溝25に一
旦溜まって、回転軸主軸部3cと支持フレーム枢支部2
aとの間の摺動部に十分な量の潤滑油を介在させること
ができ、さらに潤滑摺動性の向上を図れる。
旦溜まって、回転軸主軸部3cと支持フレーム枢支部2
aとの間の摺動部に十分な量の潤滑油を介在させること
ができ、さらに潤滑摺動性の向上を図れる。
【0052】また同図で二点鎖線で示すように、主軸部
3c周面にも、上記主軸受けブッシュ20内周面に設け
られるリング状油溝25に相対向して、同様形状のリン
グ状油溝Cを設けてもよい。
3c周面にも、上記主軸受けブッシュ20内周面に設け
られるリング状油溝25に相対向して、同様形状のリン
グ状油溝Cを設けてもよい。
【0053】潤滑油は、これらのリング状油溝25,C
に一旦溜まることとなり、回転軸主軸部3cと支持フレ
ーム枢支部2aとの間の摺動部にさらに十分な量の潤滑
油を介在させることができ、さらに潤滑摺動性の向上を
図れる。
に一旦溜まることとなり、回転軸主軸部3cと支持フレ
ーム枢支部2aとの間の摺動部にさらに十分な量の潤滑
油を介在させることができ、さらに潤滑摺動性の向上を
図れる。
【0054】図6および図7は、回転軸3の偏心クラン
ク部3aへの給油構造として、主給油通路17と補助給
油通路18の分岐位置にさらに別の分岐補助給油通路2
6を設け、その開口端を偏心クランク部上端面に開口し
たものである。(図1と同一部品について、同番号を付
して新たな説明は省略する。以下同様)すなわち、分岐
補助給油通路26は、上記補助給油通路18と全く平行
に設けられ、油吸上げ路Rを吸上げられてきた潤滑油を
導く。偏心クランク部3aと旋回スクロールボス部11
cとの摺動部には、補助給油通路18と分岐給油通路2
6との両方の給油通路を導かれた潤滑油が給油される。
ク部3aへの給油構造として、主給油通路17と補助給
油通路18の分岐位置にさらに別の分岐補助給油通路2
6を設け、その開口端を偏心クランク部上端面に開口し
たものである。(図1と同一部品について、同番号を付
して新たな説明は省略する。以下同様)すなわち、分岐
補助給油通路26は、上記補助給油通路18と全く平行
に設けられ、油吸上げ路Rを吸上げられてきた潤滑油を
導く。偏心クランク部3aと旋回スクロールボス部11
cとの摺動部には、補助給油通路18と分岐給油通路2
6との両方の給油通路を導かれた潤滑油が給油される。
【0055】上記構成の圧縮機などは回転軸主軸部3c
の直径が大であり、そのため遠心力の作用により主軸部
3cとの摺動部への給油量が大になる傾向にある反面、
偏心クランク部3aへの給油量が減少する。
の直径が大であり、そのため遠心力の作用により主軸部
3cとの摺動部への給油量が大になる傾向にある反面、
偏心クランク部3aへの給油量が減少する。
【0056】そこで、同図のごとき分岐補助給油通路2
6を補助給油通路18に平行に設けることにより、偏心
クランク部3aへの給油量を増大確保して、遠心作用に
対するバランスをとることができる。
6を補助給油通路18に平行に設けることにより、偏心
クランク部3aへの給油量を増大確保して、遠心作用に
対するバランスをとることができる。
【0057】図8は、支持フレーム2の上面であるスラ
スト受け面2aを示す。このスラスト受け面2aには、
一対のオルダムリングキー溝27,27が設けられ、先
に図1で説明したオルダムリング10が摺動自在に掛合
するようになっている。
スト受け面2aを示す。このスラスト受け面2aには、
一対のオルダムリングキー溝27,27が設けられ、先
に図1で説明したオルダムリング10が摺動自在に掛合
するようになっている。
【0058】これらオルダムリングキー溝27,27の
内側端部を連通して、第1のリング状油溝28が設けら
れる。すなわち、この第1のリング状油溝28は、支持
フレーム2と同心の真円状をなし、所定の幅および深さ
寸法に設けられる。
内側端部を連通して、第1のリング状油溝28が設けら
れる。すなわち、この第1のリング状油溝28は、支持
フレーム2と同心の真円状をなし、所定の幅および深さ
寸法に設けられる。
【0059】この第1のリング状油溝28の所定位置に
は、支持フレーム2を貫通する貫通給油通路Eの開口端
が設けられ、貫通給油通路Eと第1のリング状油溝28
およびオルダムリングキー溝27,27は互いに連通状
態にある。
は、支持フレーム2を貫通する貫通給油通路Eの開口端
が設けられ、貫通給油通路Eと第1のリング状油溝28
およびオルダムリングキー溝27,27は互いに連通状
態にある。
【0060】そしてさらに、第1のリング状油溝28の
外側に所定間隔を存して、この油溝28と同心円の第2
のリング状油溝29が設けられる。第2のリング状油溝
29は、上記オルダムリングキー溝27の内側端部と外
側端部とのほぼ中間部に連通している。したがって、第
2のリング状油溝29はオルダムリングキー溝27を介
して第1のリング状油溝28および貫通給油通路Eと連
通する。
外側に所定間隔を存して、この油溝28と同心円の第2
のリング状油溝29が設けられる。第2のリング状油溝
29は、上記オルダムリングキー溝27の内側端部と外
側端部とのほぼ中間部に連通している。したがって、第
2のリング状油溝29はオルダムリングキー溝27を介
して第1のリング状油溝28および貫通給油通路Eと連
通する。
【0061】いずれのリング状油溝28,29において
も、先に図1で示すような、オルダムリング10が内側
で、スラスト受け面2aが外側に位置するスクロール式
圧縮機で、スラスト受け面2a上の旋回スクロール11
が旋回運動をなした際、旋回スクロール鏡板部11a外
周縁よりも内側に位置する。
も、先に図1で示すような、オルダムリング10が内側
で、スラスト受け面2aが外側に位置するスクロール式
圧縮機で、スラスト受け面2a上の旋回スクロール11
が旋回運動をなした際、旋回スクロール鏡板部11a外
周縁よりも内側に位置する。
【0062】このような構成によれば、貫通給油通路E
を導かれた潤滑油が、この開口端から第1のリング状油
溝28に導かれて溜まり、さらに一対のオルダムリング
キー溝27,27に給油される。そして潤滑油は、これ
らオルダムリングキー溝27,27から第2のリング状
油溝29に導かれる。
を導かれた潤滑油が、この開口端から第1のリング状油
溝28に導かれて溜まり、さらに一対のオルダムリング
キー溝27,27に給油される。そして潤滑油は、これ
らオルダムリングキー溝27,27から第2のリング状
油溝29に導かれる。
【0063】このことから、支持フレームスラスト受け
面2aと旋回スクロール鏡板部11aとの摺動部と、オ
ルダムリング10と支持フレームスラスト受け面11a
および旋回スクロール鏡板部11aとの摺動部には、十
分な量の潤滑油が給油されることとなり、潤滑摺動性が
確保される。
面2aと旋回スクロール鏡板部11aとの摺動部と、オ
ルダムリング10と支持フレームスラスト受け面11a
および旋回スクロール鏡板部11aとの摺動部には、十
分な量の潤滑油が給油されることとなり、潤滑摺動性が
確保される。
【0064】特に、旋回スクロール11の旋回運動にと
もなう潤滑油に対する撹拌作用で、スラスト受け面2a
における潤滑油の流出を確実に防止して、安定した給油
を行える。
もなう潤滑油に対する撹拌作用で、スラスト受け面2a
における潤滑油の流出を確実に防止して、安定した給油
を行える。
【0065】図9(A),(B)に示すように、オルダ
ムリングキー溝27に対して第1のリング状油溝28と
第2のリング状油溝29を備えることは同様である。こ
こでは、さらに加えて、第2のリング状油溝29の所定
位置に一対の油戻し路30,30が設けられる。
ムリングキー溝27に対して第1のリング状油溝28と
第2のリング状油溝29を備えることは同様である。こ
こでは、さらに加えて、第2のリング状油溝29の所定
位置に一対の油戻し路30,30が設けられる。
【0066】これら油戻し路30は、その上端部が第2
のリング状油溝29に開口され、下端部は支持フレーム
2のフランジ部2c下端面に開口していて、支持フレー
ム2を貫通して設けられる。
のリング状油溝29に開口され、下端部は支持フレーム
2のフランジ部2c下端面に開口していて、支持フレー
ム2を貫通して設けられる。
【0067】第2のリング状油溝29に導かれた潤滑油
の一部は、上記油戻し路30を介して滴下し、油溜り部
Oへ戻される。すなわち、必要以上の潤滑油が旋回スク
ロール11と支持フレーム2との摺動部に給油されるこ
とを阻止して、安定した運転をなす。
の一部は、上記油戻し路30を介して滴下し、油溜り部
Oへ戻される。すなわち、必要以上の潤滑油が旋回スク
ロール11と支持フレーム2との摺動部に給油されるこ
とを阻止して、安定した運転をなす。
【0068】なお、上記スクロール式圧縮機は、必ずし
も冷凍サイクルを構成する機器に備えられるものに限定
されず、他の種類の被圧縮ガスもしくは空気を圧縮する
場合にも用いることができる。
も冷凍サイクルを構成する機器に備えられるものに限定
されず、他の種類の被圧縮ガスもしくは空気を圧縮する
場合にも用いることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、回転軸偏心クランク部との摺動部への給油に対し
て、主軸部摺動部を介して圧縮空間への給油通路を別途
備えるようにしたから、回転数の高低に関わらず、特に
圧縮空間への給油が安定し、圧縮空間のシール性および
潤滑摺動性が向上し、圧縮効率と信頼性の向上が得られ
る効果を奏する。
れば、回転軸偏心クランク部との摺動部への給油に対し
て、主軸部摺動部を介して圧縮空間への給油通路を別途
備えるようにしたから、回転数の高低に関わらず、特に
圧縮空間への給油が安定し、圧縮空間のシール性および
潤滑摺動性が向上し、圧縮効率と信頼性の向上が得られ
る効果を奏する。
【0070】請求項2の発明では、主給油通路に導かれ
る潤滑油の一部をクランク室に戻す油戻し通路を備えた
から、必要量以上の潤滑油が圧縮空間に導かれずにす
む。そして、この断面積を給油機構油通路断面積よりも
小さくしたから、上記油戻し通路からの必要量以上の油
戻しがない。
る潤滑油の一部をクランク室に戻す油戻し通路を備えた
から、必要量以上の潤滑油が圧縮空間に導かれずにす
む。そして、この断面積を給油機構油通路断面積よりも
小さくしたから、上記油戻し通路からの必要量以上の油
戻しがない。
【0071】請求項3の発明では、主軸受ブッシュにリ
ング状油溝を設けることにより、主給油通路の中途で十
分な油量を確保でき、給油性が向上する。請求項4の発
明では、主軸受ブッシュと回転軸主軸部の両方にリング
状油溝を設けることにより、より多くの油量を主給油通
路の中途に確保できる。したがって、さらに給油性が向
上する。
ング状油溝を設けることにより、主給油通路の中途で十
分な油量を確保でき、給油性が向上する。請求項4の発
明では、主軸受ブッシュと回転軸主軸部の両方にリング
状油溝を設けることにより、より多くの油量を主給油通
路の中途に確保できる。したがって、さらに給油性が向
上する。
【0072】請求項5の発明では、オルダムリングキー
溝に連通するリング状油溝を備えたから、オルダムリン
グの支持フレームに対する潤滑摺動性を保持する。請求
項6の発明では、リング状油溝が旋回スクロール鏡板部
外周縁よりも内側に位置するようにしたから、旋回スク
ロールの支持フレームに対する円滑な摺動を保持する。
請求項7の発明では、リング状油溝に油戻し路を備えた
から、必要量以上の油をリング状油溝から油溜り部へ積
極的に戻して、安定した給油をなす。
溝に連通するリング状油溝を備えたから、オルダムリン
グの支持フレームに対する潤滑摺動性を保持する。請求
項6の発明では、リング状油溝が旋回スクロール鏡板部
外周縁よりも内側に位置するようにしたから、旋回スク
ロールの支持フレームに対する円滑な摺動を保持する。
請求項7の発明では、リング状油溝に油戻し路を備えた
から、必要量以上の油をリング状油溝から油溜り部へ積
極的に戻して、安定した給油をなす。
【図1】本発明の実施の形態を示す、スクロール式圧縮
機の縦断面図。
機の縦断面図。
【図2】同実施の形態の、回転軸の一部斜視図。
【図3】同実施の形態の、圧縮機構部の一部縦断面図。
【図4】同実施の形態の、支持フレームの一部斜視図。
【図5】(A)は、他の実施の形態の、圧縮機構部の一
部斜視図。(B)は、その一部を拡大した図。
部斜視図。(B)は、その一部を拡大した図。
【図6】さらに他の実施の形態の、スクロール式圧縮機
の一部縦断面図。
の一部縦断面図。
【図7】図6と同じ実施の形態の、回転軸の一部斜視
図。
図。
【図8】さらに他の実施の形態の、支持フレームの上面
図。
図。
【図9】(A)は、さらに他の実施の形態の、支持フレ
ームの上面図。(B)は、その支持フレームの縦断面
図。
ームの上面図。(B)は、その支持フレームの縦断面
図。
【符号の説明】 1…密閉ケース、12…固定スクロール、11…旋回ス
クロール、O…油溜り部、3a…偏心クランク部、3…
回転軸、3c…主軸部、2b…スラスト受け面、2…支
持フレーム、9…給油機構、17…主給油通路、18…
補助給油通路、21…油戻し通路、20…主軸受ブッシ
ュ、25…(主軸受ブッシュの)リング状油溝、C…
(回転軸主軸部の)リング状油溝、27…オルダムリン
グキー溝、28…第1のリング状油溝、29…第2のリ
ング状油溝、30…油戻し路。
クロール、O…油溜り部、3a…偏心クランク部、3…
回転軸、3c…主軸部、2b…スラスト受け面、2…支
持フレーム、9…給油機構、17…主給油通路、18…
補助給油通路、21…油戻し通路、20…主軸受ブッシ
ュ、25…(主軸受ブッシュの)リング状油溝、C…
(回転軸主軸部の)リング状油溝、27…オルダムリン
グキー溝、28…第1のリング状油溝、29…第2のリ
ング状油溝、30…油戻し路。
Claims (7)
- 【請求項1】密閉ケース内に固定スクロールと旋回スク
ロールを収容し、固定スクロールの渦巻状の翼部と、旋
回スクロールの渦巻状の翼部とを噛合させ、これら翼部
と各スクロール翼の鏡板部とで圧縮空間を形成し、旋回
スクロールを旋回運動させて、上記圧縮空間に被圧縮ガ
スを吸込み、圧縮して吐出するスクロール式圧縮機にお
いて、 上記密閉ケース内底部に形成され潤滑油を集溜する油溜
り部と、 この油溜り部にその下端部が浸漬され、かつその上端部
に形成される偏心クランク部が上記旋回スクロールに掛
合して旋回スクロールを旋回運動させる回転軸と、 軸心に沿って上記回転軸の偏心クランク部を除く主軸部
が回転自在に枢支され、かつその上面に上記旋回スクロ
ールを支持するスラスト受け面が形成される支持フレー
ムと、 上記回転軸の下端部から、回転軸の回転にともなって上
記油溜り部の潤滑油を吸上げる給油機構と、 この給油機構が吸上げた潤滑油を、主軸部周面に設けら
れる油溝を介して主軸部と支持フレーム枢支部との摺動
部に案内し、さらに支持フレームを貫通してスラスト受
け面に導くとともに、旋回スクロール鏡板部を貫通して
上記圧縮空間に導く主給油通路と、 上記給油機構が吸上げた潤滑油を、偏心クランク部と旋
回スクロールボス部との摺動部に案内する補助給油通路
とを具備したことを特徴とするスクロール式圧縮機。 - 【請求項2】上記主給油通路における支持フレームの中
途部に、潤滑油の一部を上記クランク室へ戻す油戻し通
路が設けられ、 この油戻し通路の断面積は、上記給油機構の油通路断面
積よりも小さく形成されることを特徴とする請求項1記
載のスクロール式圧縮機。 - 【請求項3】上記主給油通路の油溝に連通するよう、上
記回転軸主軸部と支持フレーム枢支部との間に介在され
る主軸受ブッシュにリング状油溝が設けられることを特
徴とする請求項1記載のスクロール式圧縮機。 - 【請求項4】上記主給油通路の油溝に連通するよう、上
記回転軸主軸部と支持フレーム枢支部との間に介在され
る主軸受ブッシュおよび回転軸主軸部との両方に、相対
向してリング状油溝が設けられることを特徴とする請求
項1記載のスクロール式圧縮機。 - 【請求項5】上記主給油通路は、上記支持フレームのス
ラスト受け面に設けられるオルダムリングキー溝に連通
するリング状油溝を備えたことを特徴とする請求項1記
載のスクロール式圧縮機。 - 【請求項6】上記リング状油溝は、旋回スクロール鏡板
部外周縁よりも内側に設けられることを特徴とする請求
項5記載のスクロール式圧縮機。 - 【請求項7】上記リング状油溝は、上記油溜り部へ潤滑
油の一部を戻す油戻し路を備えたことを特徴とする請求
項5記載のスクロール式圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18013695A JPH0932758A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | スクロール式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18013695A JPH0932758A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | スクロール式圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0932758A true JPH0932758A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16078046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18013695A Pending JPH0932758A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | スクロール式圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0932758A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1995-07-17 JP JP18013695A patent/JPH0932758A/ja active Pending
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