JP2003320219A - 真空加熱設備における劣化生成物の回収および脱臭装置 - Google Patents

真空加熱設備における劣化生成物の回収および脱臭装置

Info

Publication number
JP2003320219A
JP2003320219A JP2002131333A JP2002131333A JP2003320219A JP 2003320219 A JP2003320219 A JP 2003320219A JP 2002131333 A JP2002131333 A JP 2002131333A JP 2002131333 A JP2002131333 A JP 2002131333A JP 2003320219 A JP2003320219 A JP 2003320219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating oil
vacuum heating
facility
refrigerant
internal parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002131333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4007847B2 (ja
Inventor
Norihiko Suzuki
敬彦 鈴木
Shigeki Tsunekawa
茂樹 恒川
Yasuaki Jo
康彰 城
Makoto Tanaka
田中  良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Aichi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Electric Co Ltd filed Critical Aichi Electric Co Ltd
Priority to JP2002131333A priority Critical patent/JP4007847B2/ja
Publication of JP2003320219A publication Critical patent/JP2003320219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4007847B2 publication Critical patent/JP4007847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変圧器の真空加熱処理時、変圧器の内部部品
等に付着している絶縁油が蒸発・分離時に発生する劣化
生成物を、極低温温度状態下において冷却凝縮して捕集
し、排気設備が劣化生成物にて損傷するのを回避するよ
うにした。 【解決手段】 PCBを含有する絶縁油が付着した変圧
器のケースや内部部品を真空加熱炉に収容し、所要の真
空状態下で加熱処理してケース,内部部品に付着してい
る前記絶縁油を蒸発・分離させて内部部品等からPCB
を除去するように構成した真空加熱設備において、前記
内部部品等に付着した絶縁油や内部部品から発生する微
細な固形分を含む絶縁油を内部部品から蒸発・分離して
発生した劣化生成物を、冷媒の極低温温度状態下におい
て冷却凝縮して排気設備に流入するのを防ぐように構成
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCB(ポリ塩化
ビフェニル)を含有する絶縁油を使用した変圧器を解体
処理して、鉄心やコイル等の内部部品に付着しているP
CBを含有する絶縁油を蒸発・分離させて、前記蒸発し
た絶縁油等を含む劣化生成物を良好に凝縮回収したり、
前記蒸発・分離時に発生する排気ガスを簡易に脱臭処理
して、大気中に悪臭等を放散させることなく排気可能と
した、真空加熱設備における劣化生成物の回収および脱
臭装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用済みの変圧器においては、封
入されている絶縁油を抜油して解体した後、鉄心とかコ
イル等の内部部品は、有価物として再生利用する関係
上、鉄類とか銅類等に分別収集して有効活用している。
【0003】そして、前記封入された変圧器の絶縁油か
らは、国が使用を禁止している添加物(例えば、ポリ塩
化ビフェニルであり、以下「PCB」と称す。)が検出
される場合がある。PCBは、優れた電気絶縁特性,難
燃性特性を備えているため、過去において、電気絶縁体
として種々な産業分野に広く利用されていた。変圧器の
絶縁油も例外ではなかった。しかし、今日ではPCBは
人体に悪影響を及ぼす有害な物質としてその使用を禁止
されている。従って、前記PCBを含有する絶縁油を使
用した変圧器においては、これを解体して鉄心やコイル
から鉄類,銅類を回収する場合には、前記鉄心,コイル
等からなる変圧器の内部部品からPCBを含む絶縁油を
確実に分離・除去する必要があった。
【0004】前記PCBを変圧器から除去する事例とし
ては、例えば、絶縁油を抜油した変圧器を原姿の状態、
あるいは、鉄心やコイル等を個別に解体した状態で、真
空加熱炉を用いて真空加熱処理を行っていた。前記処理
方法では、真空加熱炉内に変圧器を収容し、所要の減圧
状態下で加熱することにより、変圧器内に内在している
絶縁油を蒸発・分離して除去し、この後、前記PCBを
含有する絶縁油が除去された変圧器の内部部品を構成す
る鉄心やコイルから、鉄類や銅類等個別に分別収集し、
これを有価物として再利用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前記真空加熱
炉にて変圧器を原姿の状態、あるいは、ケースや鉄心,
コイル等に分別解体して真空加熱処理する場合、真空加
熱炉内を例えば、約200℃の温度に維持するととも
に、炉内の圧力を例えば、6.7Pa以下に維持して加
熱処理を行うと、鉄心やコイル等変圧器の内部部品に付
着している絶縁油は、内部部品から徐々に蒸発・分離さ
れて真空加熱炉から排出され、冷却器を利用して冷却凝
縮し、常温により液体に戻して回収していた。また、絶
縁油の蒸発・分離時に発生する排気ガスは、排気ガス処
理装置により清浄に浄化されて大気中に放出していた。
【0006】しかし、前記内部部品に付着していたり、
残存している絶縁油を蒸発・分離させた場合とか、内部
部品の真空加熱処理時に発生する、例えば、絶縁油の油
脂成分とかコイルに介在されている絶縁紙やコイル押え
に使用した木材、あるいは、コイルの皮膜(エナメル
等)等からなる微細な固形分によって発生する劣化生成
物が、排気ガスとともに排出されて、排気設備(真空ポ
ンプ)内に侵入し、排気設備に錆等を発生させたり、駆
動部内に侵入したりして排気設備の円滑な駆動を阻害し
たり、故障を誘発するという問題があった。
【0007】また、排気ガス中に含まれている悪臭は、
排気ガス処理装置にて脱臭して大気中に放散している
が、この場合、脱臭部材は一般に活性炭を使用している
関係上、活性炭は排気ガス中に油脂分が含まれているこ
ともあって油脂分が付着しやすくなり、この結果、脱臭
効果が早期に低下して悪臭の脱臭処理が不充分となった
り、あるいは、活性炭の交換作業を頻繁に行なわなけれ
ばならない等、前記排気設備の故障を誘発することと相
まって、排気設備や排気ガス処理装置のメンテナンス機
会が必要以上に多くなる等の問題があった。その上、前
記排気設備のメンテナンスにより真空加熱炉の稼動率は
大幅に低下するため、変圧器の廃棄処理作業は非効率化
するとともに、コスト高を招く大きな要因となってい
た。
【0008】本発明は、前記の種々の問題点に鑑み、変
圧器の内部部品等の真空加熱処理時、内部部品に付着し
ているPCBを含有している絶縁油を蒸発・分離する際
に発生する劣化生成物の排気設備への侵入を阻止し、か
つ、排気ガス中に含まれる悪臭を良好に脱臭処理して、
変圧器のケースや内部部品等に付着している絶縁油の蒸
発・分離処理を迅速・確実に、かつ、効率よく行うこと
ができるようにした真空加熱設備における劣化生成物の
回収および脱臭装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
PCBを含有する絶縁油が付着した変圧器のケースや内
部部品を真空加熱炉に収容し、所要の真空状態下で加熱
処理してケース,内部部品に付着している前記絶縁油を
蒸発・分離させて内部部品等からPCBを除去するよう
に構成した真空加熱設備において、前記内部部品等に付
着している絶縁油や内部部品から発生する微細な固形分
を含む絶縁油を内部部品から蒸発・分離した際に発生す
る絶縁油等からなる劣化生成物を、冷媒の極低温温度状
態下において冷却凝縮して排気設備に流入するのを防ぐ
ように構成した回収設備を前記真空加熱設備に付設した
ことを特徴とする。
【0010】請求項1記載の発明においては、変圧器の
絶縁油や内部部品から発生する劣化生成物を極低温温度
状態下において冷却凝縮して排気設備に流入する前の段
階で回収設備により捕集・回収するように構成したの
で、排気設備に劣化生成物が侵入してその排気性能を低
下させるという問題を確実に解消することができる。こ
の結果、排気設備が変圧器の真空加熱処理中において、
その機能低下によって真空加熱処理作業に支障をきたし
たり、即ち、変圧器の内部部品等から蒸発・分離させた
絶縁油の回収効率を低下させたり、劣化生成物が真空加
熱炉と回収設備との間に滞留したりするという問題を確
実に回避し、変圧器の真空加熱処理を効率的に行うこと
ができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の真
空加熱設備における劣化生成物の回収装置において、前
記極低温温度は、冷媒温度が−40ないし−100℃の
範囲で冷却して設定するようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、変圧器の内部部品
等から発生する劣化生成物を、確実に冷却凝縮させるこ
とができる極低温温度状態下において回収することがで
きるので、変圧器の真空加熱処理時においても、前記劣
化生成物が発生した場合、これを極低温温度状態下での
回収が可能となるため、劣化生成物の移動範囲が抑制で
き、これにより、排気設備の機能低下の要因を良好に排
除することができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の真
空加熱設備における劣化生成物の回収装置において、前
記回収設備は、内部に冷媒を収容して絶縁油,内部部品
から蒸発・分離して生成された劣化生成物を冷却凝縮し
た状態で付着させて捕集する冷媒収容管と、前記内部部
品等から分離された劣化生成物の通路を形成して前記冷
媒収容管を前記通路内に気密に遊嵌した捕集管体とから
なる捕集部材を、真空加熱炉と排気設備との間に所定数
配設して構成したことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明においては、冷媒によ
り冷却された冷媒収容管の外周に、変圧器の内部部品等
から発生した劣化生成物を冷却凝縮して被着させるよう
にしたので、絶縁油の蒸発・分離時に生じる排気ガスに
て搬送される劣化生成物は、排気設備の手前に配設した
捕集部材の前記冷媒収容管を利用して確実に回収するこ
とができるため、劣化生成物が排気設備に侵入するのを
良好に防ぐことができる。また、冷媒収容管の外周に被
着させた劣化生成物は、前記冷媒収容管内を加熱源にて
常温状態に復元することにより、容易に融解して冷媒収
容管を遊嵌した捕集管体に収容して回収することができ
るため、PCBを含有している劣化生成物は外部に排出
されることなく、確実に回収することができるという利
点もある。
【0015】請求項4記載の発明は、PCBを含有する
絶縁油が付着した変圧器のケースや内部部品を真空加熱
炉に収容し、所要の真空状態下で加熱して内部部品に付
着している絶縁油を蒸発分離させて内部部品等からPC
Bを除去するように構成した真空加熱設備において、前
記内部部品に付着している絶縁油や,内部部品から発生
する微細な固形分を含む絶縁油を内部部品から蒸発・分
離して生成された絶縁油等からなる劣化生成物を、冷媒
の極低温温度状態下で冷却凝縮させて排気設備に流入す
るのを防ぐように構成した回収設備と、前記排気設備の
排出側において、絶縁油等の蒸発・分離時に発生する排
気ガスに含有される臭気を脱臭処理する脱臭装置とを真
空加熱設備に付設したことを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明においては、脱臭処理
部材として活性炭の他に、オゾン添加型の脱臭部材を付
加して、排気ガス中に特に多く含有されて悪臭の大きな
要因をなすアルデヒト類を良好に脱臭処理することがで
きるため、排気ガスの排出によって悪臭が大気中に放散
されるという問題を確実にクリアすることができる。ま
た、回収設備において、劣化生成物や排気ガスに残存し
ている絶縁油等を確実に回収することができるので、脱
臭部材に油分や劣化生成物が付着したりすることによ
り、脱臭機能が低下するという問題も良好に回避するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1ない
し図4により説明する。図1において、1は真空加熱設
備の真空加熱炉を示し、廃棄処理する変圧器のケース2
とか、変圧器を構成する鉄心やコイル等の内部部品(変
圧器中身)3を出し入れする開口を開閉する開閉扉4を
一方に備え、上部には上部壁体を貫通して排気管5が外
方に向けて導出されている。また、前記真空加熱炉1に
は、常時炉内を設定温度に加熱維持する電熱ヒータ等か
らなる加熱源1aが具備されている。
【0018】前記真空加熱炉から導出した排気管5に
は、図1に示すように、第1のコンデンサ(凝縮器)6
と、補助ポンプ7と、第2のコンデンサ(凝縮器)8
と、回収設備9と、排気設備10と、脱臭装置11と
が、それぞれ直列的に配管接続されている。
【0019】前記第1,第2のコンデンサ6,8には、
絶縁油の蒸気等真空加熱炉1内から排出される加熱液・
気体により加温された冷媒をコンプレッサ等により圧縮
して各コンデンサ6,8内を循環させることにより、コ
ンデンサ6,8内を流通する真空加熱炉1から排出され
る絶縁油の蒸気や排気ガスを冷却凝縮させるための冷媒
循環装置12が連結されている。また、前記各コンデン
サ6,8には冷媒により常温化されて各コンデンサ6,
8内に滞留する油脂分等の液体を排出させるためのドレ
ンa,bが具備されており、ドレンa,bを開放して排
出された油脂分等の液体は、密封容器(図示せず)に封
入し、別途無害化処理される。
【0020】次に、補助ポンプ7はターボファン等を内
蔵して形成され、真空加熱炉1から排出される絶縁油の
蒸気や排気ガスを排気設備10の補助として協同して真
空加熱炉1から強制的に排出させるために用いるもの
で、蒸発した絶縁油を凝縮する機能を備えていないた
め、絶縁油の蒸気等による悪影響を受けることはほとん
どない。
【0021】つづいて、第2のコンデンサ8と排気設備
10との間において、排気管5に具備した回収設備9に
ついて説明する。前記回収設備9は、真空加熱炉1から
排出される絶縁油の蒸気に含まれている油脂分とか変圧
器の内部部品3から発生する微細な固形分(絶縁紙やコ
イル押え用の木材,コイルの皮膜等からなる破砕片等)
とからなる劣化生成物を捕集するために設けたもので、
図3に示す捕集部材13,13aを図1に示すように、
排気管5を二叉状となして本体に配設したそれぞれの排
気管5,5に複数本相互に連通可能に具備して構成され
ている。
【0022】そして、前記捕集部材13,13aは、図
3に示すように、エタノール等の冷媒を密封充填した冷
媒収容管14と、前記冷媒収容管14を気密に遊嵌して
上部側端に突出する連結管16を介して排気管5,5に
連通可能に止着した捕集管体15とによって構成されて
いる。
【0023】前記冷媒収容管14には、冷媒(エタノー
ル等)を冷却するための冷却パイプ17が螺旋状に成形
加工して収容されており、この冷却パイプ17は、それ
ぞれ他の冷媒収容管14に挿入した図示しない冷却パイ
プと合体させる等して冷凍機18に接続されている。そ
して、冷凍機18から供給される冷媒冷却用のフロンガ
スを冷却パイプ17内に循環させることにより、冷媒収
容管14に充填したエタノール等の冷媒を−40〜−1
00℃までの間において冷却保持させる。
【0024】捕集部材13,13aは、図1に示すよう
に二叉状に配管した排気管5,5に二列に分離して配設
されているが、これは、例えば、一方の捕集部材13に
おいて、冷媒収容管14を冷媒に−40〜−100℃の
間で冷却しているとき、排気管5を通して排出される絶
縁油の蒸気(真空加熱炉1から排出される絶縁油の蒸気
は大部分が第1,第2のコンデンサ6,8にて凝縮され
回収されるが、これらコンデンサ6,8を通過した絶縁
油の残存蒸気)や、内部部品から発生する微細な固形分
(これらは大部分が排気ガスに含まれている)等からな
る劣化生成物は、前記冷媒収容管14に接触すると、急
速に冷却凝縮されて被着することにより、捕集部材13
にて補集する。
【0025】このように、一方の捕集部材13にて劣化
生成物を捕集しているとき、図1に示す他方の捕集部材
13aにおいては、劣化生成物を除去するために、例え
ば、冷媒収容管14内の冷媒中にあらかじめ図示しない
電熱ヒータを内蔵し、この電熱ヒータに通電を行い、冷
媒を常温に戻すことにより(この際、冷凍機18は運転
停止の状態にある)、冷媒収容管14に付着した劣化生
成物を融解し、捕集管体15に設けたドレンcを開放し
て排出して図示しない密封容器に収容する。
【0026】なお、前記捕集部材13,13aは、それ
ぞれの捕集部材13,13aと連通する排気管5,5に
は、開閉バルブb1,b2を設け、一方の捕集部材13が
真空加熱炉1から排出される蒸気物質(劣化生成物)を
冷却凝縮している場合、他方の捕集部材13aは劣化生
成物の融解処理を行っている関係上、開閉バルブb2
閉鎖し、前記劣化生成物が捕集部材13a内に流入する
のを阻止するようにしている。
【0027】次に排気設備10について説明する。この
排気設備10は、前述した補助ポンプ7と連動して駆動
するもので、真空加熱炉1内を所要の圧力で減圧するた
めに設置したもので、本実施例では、真空加熱炉1内を
例えば、6.7Pa以下に保持するように設定されてい
るが、この設定圧は必要に応じて任意に可変できること
は云うまでもない。
【0028】つづいて、脱臭装置11について説明す
る。この脱臭装置11は、図4に示すように、真空加熱
炉1から排出される劣化生成物や排気ガスに含有されて
いる悪臭を、脱臭処理して外部に清浄に排気できるよう
にしたもので、オゾン発生装置11a,活性炭11b,
活性炭を主成分としたアルデヒド類吸着材11c,余剰
オゾンを分解処理して大気中に排出されるのを防止する
脱臭触媒11d,ブロワ11eとを効果的に配置して悪
臭を清浄化するように構成されている。なお、図1中、
19は真空加熱炉1に搬入する変圧器を構成するケース
2や、内部部材3の搬送台車である。また、20は循環
ポンプで真空加熱炉1内の熱気を第1のコンデンサ6に
送って冷却したあと、冷気を供給管21にて真空加熱炉
1内に戻すことにより、真空加熱炉1内を常温状態に復
帰させる。この場合、排気管5と供給管21は流路切換
バルブb3を介して接続されている。
【0029】次に、動作について説明する。はじめに、
真空加熱炉1に搬送する内部部品3等は、事前に変圧器
を解体することによって得ることができる。即ち、図2
に示すフローチャート図により説明すると最初に、変圧
器は内部に充填されている絶縁油をポンプ等を用いて抜
き取る。絶縁油を抜き取った変圧器は、変圧器中身を示
す内部部品3をケース2から取り出して、鉄心に取り付
けた図示しないクランプやケースに付設されている碍子
等の部品を取り外す。
【0030】内部部品3は鉄心あるいはコイルを切断す
る等して鉄心とコイルとに分離する。そして、前記鉄心
やコイル、クランプ類は、例えば、専用のバケット1b
に収容して搬送台車19に積載して真空加熱炉1に搬入
する。また、ケース等は、図1に示すように、必要に応
じて内部部品3を積載した搬送台車19に、載置板19
a等を介してケース2を乗載する。
【0031】前記のようにして、真空加熱処理を行う変
圧器を解体したケース2や内部部品3を真空加熱炉に収
容したら、真空加熱炉1内を加熱源1aにて所定温度
(例えば、約200℃まで加熱するとともに、排気設備
10を駆動して真空加熱炉1内を減圧する(約6.7P
a以下)。前記真空加熱炉1の加熱・減圧処理によっ
て、変圧器のケース2や内部部品3に付着している絶縁
油は、内部部品3等から分離して蒸発を開始し、順次真
空加熱炉1から熱気(排気ガス)とともに排気管5に排
出される。前記排気管5に排出される絶縁油の蒸気や排
気ガスは、排気設備10の駆動により真空加熱炉1内が
所定の減圧下に維持されている関係上、排気管5内も一
定の負圧状態下にあるため、良好に排気管5内に吸引排
出される。なお、前記真空加熱炉1から排出される絶縁
油の蒸気や排気ガスは、排気管5内を流通するものの、
流路切換バルブb3の切換操作にて供給管21側に流入
することはない。
【0032】前記排気管5に排出された絶縁油の蒸気,
排気ガスは第1のコンデンサ6に流入し冷却される。こ
のコンデンサ6は冷媒循環装置12の作動により常時−
15℃程度に冷却保持されているので、前記絶縁油の蒸
気等は良好に冷却凝縮され液化される。この第1のコン
デンサ6により真空加熱炉1から排出される絶縁油のP
CBを含む蒸気等は、大部分(約70〜80%)が冷却
凝縮処理され液化され、ドレンaよりPCBを大気中に
排出させることなく、液化した絶縁油とともに密封容器
に回収する。
【0033】又、第1のコンデンサ6を通過した残りの
蒸気や排気ガスは補助ポンプ7,排気設備10の駆動に
より第1のコンデンサ6と同様の冷却能力を備えた第2
のコンデンサ8に流入し、第1のコンデンサ6と同様に
良好に冷却凝縮され液化し、ドレンbから密封容器に回
収する。この第2のコンデンサ8と第1のコンデンサ6
の存在により、真空加熱炉1から排出される絶縁油の蒸
気は、その大半が冷却凝縮されて回収することができ
る。この結果、真空加熱炉1に収容した内部部品3,ケ
ース2に付着(残存)しているPCBを含む絶縁油を除
去することが可能となる。
【0034】前記のようにして、真空加熱炉1から排出
される内部部品3等に付着しているPCBを含む絶縁油
の蒸気は、第1、第2のコンデンサ6,8により大部分
が冷却凝縮されるものの前記第2のコンデンサ8を通過
した絶縁油の蒸気や、内部部品3の真空加熱処理によっ
て発生する紙木類、鋼線破砕品等を含む微細な固形物
は、排気ガスとともに排気管5内を流通し、捕集部材1
3,13aに流入する。これら捕集部材13,13a
は、前記のように、大部分が第1,第2のコンデンサ
6,8を通過したことにより回収することができなかっ
た絶縁油の残りとか排気ガスによって飛散される内部部
品3の破砕品等からなる劣化生成物の外部への流出を防
ぐとともに、排気設備10,脱臭装置11の機能低下を
回避するために設けたものである。
【0035】捕集部材13,13aは図1,3に示すよ
うに、複数本の捕集管体15を1組として排気管5,5
にそれぞれ連通可能に接続し、第2のコンデンサ8と排
気設備10との間において、2組が並列配置されてお
り、それぞれ開閉バルブb1,b2によって排気管5とは
連通するものの相互には連通しないように管接続されて
いる。そして、例えば、今、捕集部材13aの開閉バル
ブb2を閉鎖し、開閉バルブb1を開放すると、第2のコ
ンデンサ8は捕集部材13側とのみ連通することにな
る。
【0036】この状態で、第2のコンデンサ8から前記
絶縁油の漏れ蒸気や内部部品3の破砕品等が流入する
と、捕集部材13はこれを構成する捕集管体15内に遊
離した冷媒収容管14内の冷媒(例えば、エタノール
等)が、冷凍機18によって−40〜−100℃の間で
冷凍されている関係上、前記排出管5から捕集管体15
内に流入した劣化生成物とか絶縁油の油脂分等は、前記
冷媒収容管14の外表面に接触すると瞬時に冷却凝縮し
て被着されることになる。即ち、劣化生成物は捕集管体
15内に侵入すると同時に、冷媒収容管14の極低温化
現象によって強制的に吸引された状態で粒状となって、
冷媒収容管14の表面に氷結して被着されることにな
る。これは冷媒収容管14が極低温状態下に維持されて
いるために実行することが可能となる。
【0037】前記捕集部材13の存在により排気ガスの
ガス中に含まれている水分や固形分は捕集部材13の冷
却機能によってほぼ完全に補足することが可能となる。
この結果、捕集部材13から排出される排気ガスは、捕
集部材13内の極低温状態下を通過することにより、乾
燥された状態で排出されることになる。この結果、真空
加熱炉1内を所定の減圧下に維持する排気設備(真空ポ
ンプ)10には、常時劣化生成物とか油分を含まない乾
燥した排気ガスが流入される結果、排気設備10は劣化
生成物の流入により機能障害を起して減圧機能を損なう
といった問題を良好に解消することができる。
【0038】なお、他方の捕集部材13aは、開閉バル
ブb2により排気管5とは閉鎖状態となっているが、次
回に真空加熱炉1を使用するときは、今回とは逆に、捕
集部材13側を開閉バルブb1により閉鎖し、捕集部材
13a側は、閉鎖バルブb2により開放する。そして、
捕集部材13aを極低温下に冷却して、排気管5から流
入する油分とか劣化生成物を瞬時に冷却凝縮して冷媒収
容管14に被着させることにより捕集・回収する。
【0039】この際、前回使用した捕集部材13は、開
閉バルブb1により排気管5とは連通していないため、
例えば、冷媒収容管14内に事前に挿入しておいた電熱
ヒータ等を加熱して冷媒(エタノール等)を常温に戻す
(この場合、冷凍機18は既に停止状態にあることは云
うまでもない)。冷媒を常温下に戻すことにより冷媒収
容管14に付着している油分とか劣化生成物は、冷媒収
容管14の冷却解除により融解し、ドレンcより図示し
ない密封容器に回収する。
【0040】このように、捕集部材13,13aは、常
に一方は油分や劣化生成物の回収を行い、他方は回収し
た劣化生成物等を融解して捕集部材13,13a外に排
出するように構成することにより、変圧器の真空加熱処
理において、油分や劣化生成物の回収を迅速・容易に行
うことができる。これにより、PCBを含む絶縁油の外
部流出や排気設備10等の機能低下を良好に回避するこ
とができ、PCBを含有する絶縁油を用いた変圧器の廃
棄処理を迅速・確実に、かつ、安全に行うことができ
る。
【0041】前記のように、油分や排気ガスに含まれる
劣化生成物を捕集部材13,13aにより捕集すること
により、排気設備10および脱臭装置11には湿気を大
部分除去した排気ガスのみが流入することになる、この
結果、排気設備10は、劣化生成物や油分が除去された
排気ガスのみが流入するため、機能低下をきたすことな
く良好に駆動することができる。一方、脱臭装置11に
おいては、排気ガス中に含まれている悪臭の大部分の要
因をなすアルデヒド類(絶縁油の蒸発処理とか、変圧器
の内部部品3加熱処理によって発生することが実験によ
り確認できた)は、脱臭装置11を構成するオゾン発生
装置11a,活性炭11b,アルデヒド類吸着材11c
からなる脱臭処理部材の効能により、確実に除去するこ
とができるようにしたので、脱臭装置11からは排気ガ
スを常に清浄化して大気中に排出することができるの
で、PCBを含有する絶縁油の回収処理において、有害
物質を外部に排出(漏出)することなく、円滑に処理す
ることができる。
【0042】前記のようにして、変圧器のケース2,内
部部品3に付着しているPCBを含有している絶縁油
は、真空加熱炉1内において所定時間(約15時間)真
空加熱処理することにより、完全に除去することが可能
となるため、前記ケース2や内部部品(鉄心,コイル)
3は、有価物として安全に再利用可能に回収することが
できる。
【0043】なお、真空加熱炉1をはじめ、冷媒循環装
置12,回収設備9,排気設備10,脱臭装置11は、
すべて図示しないコントローラによって、温度,真空度
を常に最適に制御して変圧器の真空加熱処理作業を実施
していることは当然である。また、回収設備9の捕集部
材13,13aによる油分や劣化生成物を補集する場合
の極低温温度の使用範囲、および脱臭装置11における
脱臭処理能力は、すべて実験によって確認することがで
きた。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、変圧器
のケースや内部部品に付着しているPCBを含有する絶
縁油や内部部品から前記絶縁油の蒸発分離等に発生する
劣化生成物を極低温状態下において、ほぼ瞬時に冷却凝
縮して捕集することにより、排気設備に流入するのを防
止する回収設備を真空加熱設備に具備するように構成し
たので、排気設備(真空ポンプ)は、前記劣化生成物に
よって排気機能を低下させたりして、真空加熱設備にお
ける変圧器の真空加熱処理作業に支障をきたしたり、真
空加熱処理が不充分となるような問題を一掃し、変圧器
の真空加熱処理を効率的に行うことを可能とした。
【0045】また、劣化生成物は、回収設備に流入した
場合、極低温状態下(−40〜−100℃)において、
瞬時に冷却凝縮させることができるように構成されてい
るので、劣化生成物はほぼ完全に補集・回収することが
できるため、排気設備には乾燥した排気ガスが流入する
のみとなる結果、PCBを含む有害な劣化生成物が大気
中に飛散されるという問題も確実に解消することができ
る。
【0046】その上、前記回収設備は、冷媒を収容した
冷媒収容管が常時極低温温度状態下に維持されているの
で、劣化生成物を瞬時に冷却凝縮して補集することがで
きるとともに、劣化生成物の回収に際しては、冷媒収容
管に収容した冷媒を加熱手段にて常温に戻すことによ
り、容易に回収することができる。この際、他方の冷媒
収容管は別ルートにより極低温温度状態下に維持されて
いるため、変圧器の真空加熱処理は連続して行うことが
できるので、真空加熱設備を効率的に使用することがで
きるという利点も備えている。
【0047】更に、脱臭装置は、活性炭の早期劣化を防
ぐために、オゾン発生装置や悪臭の最大要因をなすアル
デヒド類を脱臭処理する吸着剤を具備して構成したの
で、脱臭処理が良好に行えることはもとより、劣化生成
物の回収設備を備えたことにより、油分を含む劣化生成
物の流入をほぼ完全に阻止することができるため、脱臭
装置は脱臭処理の向上と相まって長期間にわたり安定し
た状態で使用することができ至便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の劣化生成物回収設備および脱臭装置を
具備して構成した真空加熱設備を示す概略構成図であ
る。
【図2】変圧器を真空加熱処理する一例を示すフローチ
ャート図である。
【図3】回収設備を構成する捕集部材の要部を示す縦断
面図である。
【図4】脱臭装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 真空加熱設備 2 ケース 3 内部部品 9 回収設備 10 排気設備 11 脱臭装置 13,13a 捕集部材 14 冷媒収容管 15 捕集管体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 良 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内 Fターム(参考) 4D002 AA21 AB02 AC10 BA04 BA13 DA41 GA01 GB03 4D004 AA22 AB06 CA12 CA22 CB31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCBを含有する絶縁油が付着した変圧
    器のケースや内部部品を真空加熱炉に収容し、所要の真
    空状態下で加熱処理してケース,内部部品に付着してい
    る前記絶縁油を蒸発・分離させて内部部品等からPCB
    を除去するように構成した真空加熱設備において、前記
    内部部品等に付着している絶縁油や内部部品から発生す
    る微細な固形分を含む絶縁油を内部部品から蒸発・分離
    した際に発生する絶縁油等からなる劣化生成物を、冷媒
    の極低温温度状態下において冷却凝縮し、前記劣化生成
    物が排気設備に流入するのを阻止するように構成した回
    収設備を前記真空加熱設備に付設したことを特徴とする
    真空加熱設備における劣化生成物の回収装置。
  2. 【請求項2】 前記極低温温度は、冷媒を−40ないし
    −100℃の範囲で冷却して設定するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の真空加熱設備における劣化生
    成物の回収装置。
  3. 【請求項3】 前記回収設備は、内部に冷媒を収容して
    絶縁油,内部部品から蒸発・分離して生成された劣化生
    成物を冷却凝縮下状態において付着・捕集する冷媒収容
    管と、前記内部部品等から分離された劣化生成物が流通
    する通路を形成して前記冷媒収容管を前記通路内に気密
    に遊嵌した捕集管体とからなる捕集部材を、真空加熱炉
    と排気設備との間に所定数配設して構成したことを特徴
    とする請求項1記載の真空加熱設備における劣化生成物
    の回収装置。
  4. 【請求項4】 PCBを含有する絶縁油が付着した変圧
    器のケースや内部部品を真空加熱炉に収容し、所要の真
    空状態下で加熱処理してケース,内部部品に付着してい
    る絶縁油を蒸発・分離させて内部部品等からPCBを除
    去するように構成した真空加熱設備において、前記内部
    部品等に付着している絶縁油や内部部品から発生する微
    細な固形分を内部部品から蒸発・分離して生成された絶
    縁油等からなる劣化生成物を、冷媒の極低温温度状態下
    で冷却凝縮させて排気設備に流入するのを阻止するよう
    に構成した回収設備と、前記排気設備の排出側におい
    て、絶縁油等の蒸発・分離時に発生する排気ガスに含有
    される臭気を脱臭処理する脱臭装置とを真空加熱設備に
    付設したことを特徴とする真空加熱設備における劣化生
    成物の回収および脱臭装置。
JP2002131333A 2002-05-07 2002-05-07 真空加熱設備における劣化生成物の回収および脱臭装置 Expired - Fee Related JP4007847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002131333A JP4007847B2 (ja) 2002-05-07 2002-05-07 真空加熱設備における劣化生成物の回収および脱臭装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002131333A JP4007847B2 (ja) 2002-05-07 2002-05-07 真空加熱設備における劣化生成物の回収および脱臭装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003320219A true JP2003320219A (ja) 2003-11-11
JP4007847B2 JP4007847B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=29544009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002131333A Expired - Fee Related JP4007847B2 (ja) 2002-05-07 2002-05-07 真空加熱設備における劣化生成物の回収および脱臭装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4007847B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006057516A1 (en) * 2004-11-24 2006-06-01 Seong-Hwang Rim The cooler for transformer using refrigeration cycle
KR101000637B1 (ko) * 2008-05-22 2010-12-10 한국전력공사 폴리염화비페닐(PCBs)에 오염된 폐변압기의 처리장치
WO2011040665A1 (ko) * 2009-09-29 2011-04-07 한국전력공사 난분해성 유기물 처리장치 및 그 처리방법
KR101226492B1 (ko) * 2010-09-17 2013-01-25 한국전력공사 자체 응축형 진공가열로를 이용한 난분해성 유기물 처리장치 및 그 처리방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006057516A1 (en) * 2004-11-24 2006-06-01 Seong-Hwang Rim The cooler for transformer using refrigeration cycle
KR101000637B1 (ko) * 2008-05-22 2010-12-10 한국전력공사 폴리염화비페닐(PCBs)에 오염된 폐변압기의 처리장치
WO2011040665A1 (ko) * 2009-09-29 2011-04-07 한국전력공사 난분해성 유기물 처리장치 및 그 처리방법
KR101083309B1 (ko) * 2009-09-29 2011-11-15 한국전력공사 난분해성 유기물 처리장치 및 그 처리방법
KR101226492B1 (ko) * 2010-09-17 2013-01-25 한국전력공사 자체 응축형 진공가열로를 이용한 난분해성 유기물 처리장치 및 그 처리방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4007847B2 (ja) 2007-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5304253A (en) Method for cleaning with a volatile solvent
JPH06269605A (ja) 多成分蒸気混合物の回収方法および回収装置
JPH071133B2 (ja) 冷媒の回収・精製システムおよび方法
AU634673B2 (en) Emission control system for fluid compositions having volatile constituents and method thereof
JP2020151457A (ja) ガス滅菌剤の回収及び精製する方法及びシステム
JP2003320219A (ja) 真空加熱設備における劣化生成物の回収および脱臭装置
JP2013252485A (ja) 抜油装置および抜油方法
JP2651653B2 (ja) 真空乾燥装置及び真空乾燥方法
US6108927A (en) Method and equipment for heating parts comprising hygroscopic, electric insulation
JPH0978148A (ja) 廃棄構造物の破壊処理方法
US11819801B2 (en) Method and system for recovering and purifying a gaseous sterilizing agent
JP5905309B2 (ja) 抜油装置および抜油方法
JP4362026B2 (ja) トランスフォーマを処理するためのデバイス
JP2005211827A (ja) Pcb汚染物の除染装置
EP4215220A1 (en) Liquid recovery system and waste disinfection apparatus
JP2002292302A (ja) 液体内蔵機器の処理方法
KR100953506B1 (ko) 세정 및 감압가열에 의한 PCBs 오염 유입용 전력기기의 처리장치
JP2014213243A (ja) 洗浄装置および洗浄方法
JPH0556146B2 (ja)
JP2003260433A (ja) 再生絶縁油の除去方法
JP2006205066A (ja) 乾燥対象物処理システム及びその方法
JP2001170572A (ja) Pcb汚染機器の浄化方法
JP2001000804A (ja) Pcb混合油の処理方法
JP2006116394A (ja) 減圧気化装置
JP2017131861A (ja) ポリ塩化ビフェニル汚染変圧器の可搬型洗浄システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070828

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4007847

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees