JP4362026B2 - トランスフォーマを処理するためのデバイス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の説明に従った加熱及び乾燥部分に関する。
【0002】
電気エネルギ供給部の変電所の電力トランスフォーマは、中断を避けるために、その吸湿性絶縁の予防の処理を要求する。故障の場合又は修理の後でトランスフォーマを開いた後、吸湿性絶縁が周囲気中から湿気及びガスを吸収して、絶縁特性がその結果悪化したときも、同じことが必要である。堆積する経年生成物も絶縁特性に悪影響を有する。
【0003】
メンテナンスのため又はマイナーな故障の場合には、トランスフォーマのアクティブパーツがタンクに残り、現場、即ち更なる使用のための変電所で処理されるかもしれない。いろいろなプロセスが、この処理を実行するためにすでに存在する。
【0004】
広く普及しているプロセスは、絶縁オイルによる処理である。このプロセスでは、循環される間、操作オイルはトランスフォーマからとられ、真空精製装置を通して閉回路に導かれ、そこで脱水され及び脱気され、それからトランスフォーマへ戻る。乾燥したオイルの絶縁部との接触によって、湿気は、精製装置によって間接的に絶縁部から削除される。
【0005】
更なるプロセスで、いわゆる「オイル−噴霧プロセス」で、大量のオイルが、絶縁部が真空に露出されることができるようにするためにトランスフォーマから排出される。トランスフォーマ内に絶縁オイルを噴霧することによって、トランスフォーマは加熱され、蒸発した湿気は接続された真空ポンプによって排出される。
【0006】
加えて、前述のプロセスの組合わせが、流れ通路によるワインディングの部分的直接加熱又は循環された熱風と関連してある。
【0007】
しかし、全ての前述のプロセスは、乾燥プロセスのための温度域が絶縁オイルの存在及び使用によりとても制限されるために不利を有する。水蒸気拡散もかなり注入に影響を受ける。従って、処理はとても時間がかかる。もう1つの不利は、流れに正しく露出されない位置で、絶縁部が不十分に加熱されるということであり、特に、ほとんどアクセス不可能なチャネルは、堆積物からきれいにされない。
【0008】
重大な欠点の場合には、トランスフォーマは、ゆえに、上記のように変電所から削除、分解、修理、及び修理作業で取り扱われなければならない。
【0009】
通常、新しい電力トランスフォーマ(特にアクティブパーツに組立てられるワインディング)の絶縁部は、今日、DE 198 26 682 A1、DE 196 37 313 A1又はDE 44 46 204 C1による、いわゆる気相プロセスによって、製造業者の作業で乾燥される。これらのプロセスで、含まれる絶縁部品を有するアクティブパーツは、蒸発器で生じられる溶媒蒸気によって大きな真空オートクレーブで加熱され、同時に、集中的にきれいにされる。
【0010】
この方法は、非常に効果的であるが、現場ですでに運転中であるトランスフォーマを取り扱うためにはあまり適切でない。それは、蒸気の状況で熱移送媒体を供給するのに必要な大きい横断面が、可動乾燥ユニットを有するトランスフォーマに対して実現することができないからである。
【0011】
前述したことを考慮し、本発明は、上記の言及された不利を避けるという課題に基づき、特にトランスフォーマを現場で取り扱い、同時に強力な洗浄を行う。選択が、取り上げられるオイルの分離に与えられる。
【0012】
本発明によれば、この課題は、請求項1で説明される特性を有している装置によって解決される。発明の設計は、サブクレームの対象である。
【0013】
本発明は、3つの言及された文献ソースで述べられた利益と可能な限り同じ数をカバー又は包含するので、この点でその中に含まれる理論の完全な内容は引用される。
【0014】
本発明に従うと、熱交換器は、液相で残る方法で、加熱液体を加熱する。液体は、例えば、そこで又は別個の蒸発器によって発生した減圧によって、槽で直接配置された膨張バルブ又は膨張リザーバを通して、槽で又はその中でのみ蒸発される。
【0015】
装置は、静止していていも移動式でもよい。この場合、加熱されるトランスフォーマのタンクが、槽として使われてもよい。加熱液体を加熱する熱交換器と膨張バルブとの間及び/又はタンクからの放出バルブと装置の供給ポンプとの間及び/又はタンクと1又は複数の遮断バルブとの間の接続が分離できることは有利である。装置は、このように異なる現場に容易に輸送され、そこで接続されてもよい。
【0016】
互換できるリザーバが加熱液体のために使われる場合、特性がトランスフォーマオイルによって悪化された使用済みの加熱液体は、直接に削除されることができ、どこかほかで処理され、新しい液体が、非常に容易にトランスフォーマに供給されてもよい。
【0017】
効率を改良するために、トランスフォーマタンクは絶縁されてもよく、また、可動絶縁手段、絶縁プレート、絶縁マット、壁部材、単一又は二重に壁空気膨張式テント又は可動補助加熱によって外で加熱されてもよい。移動操作のために、空気加熱が好まれるべきである。
【0018】
加熱液体がタンク内で膨張してそこで蒸発することができるようにする膨張バルブの代わりに、タンクに向かう短いパイプを有する膨張リザーバも、加熱液体を蒸発させるために使われてもよい。この膨張リザーバは、蒸発されない加熱液体のためのもどり管を有する形で提供されるかもしれない。その結果、蒸発した加熱液体のための重要な通路は、望ましく短いままである。
【0019】
膨張リザーバも、トランスフォーマタンクに取り付けられることができる。再び、重要な基準は、蒸発する加熱液体のためのトランスフォーマタンクに向かう短いパイプである。コンデンサへの供給管が提供される場合、加熱段階が完了するときに、混合物からの溶媒のより良い蒸留が可能である。
【0020】
膨張リザーバに、液体が通過することができるようにしている二重壁が提供される場合、加熱された加熱液体は、蒸発する前に熱損失をカバーするためにこの二重壁の中を流れてもよい。
【0021】
本発明の1つのバージョンで、薄膜蒸発器は、膨張リザーバから流れる、すでにアップグレードされた加熱液体を切り離すために追加で提供されてもよい。薄いフィルム蒸発器がコンデンサに供給管で提供される場合に備えて、圧力が下がるとき生じる蒸気を、コンデンサに直接に導いてもよい。
【0022】
もう1つのバージョンで、軽い、コンパクトな薄膜蒸発器、例えば、プレート蒸発器がトランスフォーマタンクに直接に取り付けられてもよく、再度、蒸気のための短い通路を確実にする。
【0023】
本発明の更なるバージョンに従うと、残る溶媒の分離のための下流の薄膜蒸発器への重力によって、膨張リザーバから流れている、すでにアップグレードされた部分がバルブ及び圧力バリヤを通して供給され、圧力が下がったときに生じた蒸気は、バルブを通して直接にコンデンサに導かれ、最適の分離が成し遂げられる。
【0024】
発明のもう1つのバージョンでは、圧力バリヤがバルブ配置を有する供給ポンプによってつくられ、再蒸発器が可動装置中で設定される。これによって蒸発器が前の段階でトランスフォーマタンクに固定される必要がなく、手動の作業がかなり減少される。
【0025】
流れている加熱液体が槽の外に流れるためのスペースがないほど、トランスフォーマが低く立っている場合、供給ポンプは少ない供給部高さでつくられ、好ましくは液体リングポンプ又は変位ポンプとして設計され、より高いレベルに配置される中間容器が、熱交換器及び/又は蒸発器に加熱液体を転送する渦巻ポンプと使われてもよい。
【0026】
このように、中間容器は、渦巻ポンプのために十分な供給部高さを確実にする。加熱段階の終わりの溶媒のより有効なクリーニングのために及び減圧が完了するとき、コンデンサへの供給管及び交換可能な槽へのドレンを有する薄膜蒸発器が、提供されてもよい。
【0027】
この発明の更なる狙い、利点、特性及び用途は、図面を有する設計例の以下の説明に含まれる。
【0028】
単独又はいかなる有効な組合わせで説明するか、表示される全ての特性は、請求項又はそれらの引用でのそれらの概要にかかわりなく、この発明の対象である。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1に従う本装置には、トランスフォーマタンク1が提供され、その中には、処理される部品即ち部品2(例えばアクティブパーツ2)が配置されている。図1に従う乾燥装置は、フレキシブル接続線によって本トランスフォーマタンク1に好ましくは接続されなければならない。2つのコンデンサ3及び8が、バルブ4、6及び7を通して接続される。コンデンサ8は、装置9を冷却することによって冷却される。それは、真空ポンプ10に接続される。分離槽5は、コンデンサ3に接続される。供給ポンプ19を有するパイプは、コンデンサ3のサンプから放出バルブ20へ導く。その中心部から、パイプはレベルプローブ13及び供給ポンプ14にバルブ11を通して通じている。パイプは、また、バルブ21及び23を通して交換可能な槽24に通じる。タンク1のサンプ1.1から、バルブ12を有するパイプは、供給ポンプ14に通じる。バルブ22を有するスタブ線はバルブ21及び23の間で分岐し、供給ポンプ14の出口に通じる。供給ポンプ14から、パイプはフィルタ15を通して加熱液体のための熱交換器16に通じる。熱交換器16は、加熱装置17によって加熱される。パイプは、加熱された加熱液体をタンク1に提供される膨張バルブ18に導く。
【0030】
可動装置では、フレキシブルな着脱自在の接続が、トランスフォーマタンク1と装置との間で提供され、それは、例えばそれぞれ構成部材16と18、12と14、及び1と7と1と4の間である。
【0031】
このような装置の機能及び、加熱、圧力低下及び液体の再生の可能な手順は、据置形装置を有するDE 44 46 204 C1、DE 198 26 682 A1及びDE 196 37 313 A1にすでに記載されている。
【0032】
非移動式の気相ユニットの場合に、例えばケロシンである溶媒が熱移動媒体として使用される。本発明に従うと、溶媒は、熱交換器16で液体状態で加熱されるトランスフォーマ1の内側に膨張バルブ18を通して噴射される。真空ポンプ10によって排気されるトランスフォーマ1の内側に入るとき、液体溶媒の一部は蒸発しトランスフォーマのアクティブパーツ2のより冷たい位置の次の凝縮によって、凝縮熱をこれらのより冷たい箇所に伝えて加熱する。
【0033】
非蒸発溶媒部は、熱源として機能し、凝縮物と共にアクティブパーツ2の絶縁部から流れ、このように、加熱に寄与し、同時に洗浄工程に関与する。不純物は、供給ポンプ14によって排出されフィルタ15で循環路から分離される。
【0034】
加熱液体が良好な溶媒であるので、絶縁部に付着しているオイル部は、最も多量に洗い落とされ、溶媒で溶解される。混合物は、バルブ12を通して供給ポンプ14にはこばれる。絶縁部からオイルを削除することにより及び酸素の欠如に起因して、気相プロセスで普通であるより高い温度が使われてもよい。低減したオイル部で、一方では、より高い加工温度が可能であり、他方では、より高い水蒸気拡散が到達される。
【0035】
はじめに、バルブ23、21及び11を通して、適切な制御装置によってストレージタンク24から溶媒をポンプ14に供給する。トランスフォーマの中に流れる凝縮物及び非蒸発部は、トランスフォーマの底部で増加するバッファ体積1.1を形成する。バッファ体積1.1が十分になると、バルブ12が開いて、閉路が存在するようにバルブ21は閉じられる。このように、それ自身のタンク1内にあるアクティブパーツ2は、必要な乾燥温度まで加熱される。放熱バルブは、閉じられる。トランスフォーマタンク1は、熱損失を低減するために適切な熱絶縁物によって外側から保護されていてもよい。
【0036】
全体の乾燥及び洗浄工程で利用できるようにされる溶媒の量は、予想されるオイルの量に適合する。特に大きいトランスフォーマに対して、必要に応じて、処理の間、きれいな溶媒を有する槽によって使用済みの溶媒(熱移送媒体)を有する槽24が置き換えることが提供される。汚染された溶媒を含む槽は、大きい気相装置へ持っていかれるか、溶解されたオイルを分離するための溶媒回復ユニットに接続される。このように、溶媒は常に再び使われてもよい。しかし、後で説明されるように、溶解されたオイルはまた、プロセス中断中に、装置で再び分離されてもよい。
【0037】
装置が好ましくは移動使用に対して設計されているので、電気エネルギが操作のために通常利用できる。しかし、天然ガス又は燃料オイルによって加熱される熱交換器も使われてもよい。プロセスを制御するのに必要であるコンデンサ3が、空冷式の設計で好ましくは提供されなければならない。
【0038】
真空ポンプ又は真空ポンピングユニット10をそれぞれ保護するために、コンデンサ8は冷凍ユニット9によって冷却される。
【0039】
プロセスで開放される水蒸気及び進入するリーク空気は、少量の溶媒蒸気によるバルブの形で自動調整装置4を通して、コンデンサ3に吸われる。コンデンサ3で、水蒸気及び溶媒は、凝縮して分離槽5で集まる。溶媒は、溶媒循環路に戻って流れて、熱交換器16で再び加熱プロセスに関与する。分離された水は、ポンプ19によって槽5から排出される。
【0040】
更なる乾燥プロセスは、3つの上記文献のソースの大きい気相装置と同様に起こる。
【0041】
上記気相装置の可動使用に加えて、装置が、また、静止装置として、真空乾燥タンクと連絡する低コストのユニットとして使用されてもよい。
【0042】
図2は、同様の設計を示すが、タンク1及びバルブ31を有する短いパイプによってタンク1に接続された蒸気室の近くに位置する膨張リザーバ30を有する。膨張バルブ18を有するパイプは、膨張リザーバ30に導かれる。バルブ32を有するパイプは、膨張リザーバのサンプから供給ポンプ14に通じる。
【0043】
この設計で、蒸発は、トランスフォーマ1より前に位置するか膨張バルブ18を有する膨張リザーバ30で実行される。蒸気は、バルブ31を通してトランスフォーマ1に供給される。熱源として機能する非揮発性部がバルブ32を通して溶媒循環路へ外部に戻される。これは、加熱プロセスの後、又は休止中(例えば、中間減圧中か後)に、取り上げられるオイルは、再び分離されうる利点を有する。
【0044】
これのために、トランスフォーマタンク1の膨張バルブ18は閉じられ、バルブ31及び32と同様に中間容器30の膨張バルブ18は、開けられる。凝縮熱を開放するトランスフォーマタンク1に、溶媒蒸気の一部はバルブ31を通して流れを生じる。他の、より大きい部分は、コンデンサ3に到達してそこで凝縮する。凝縮された純粋な溶媒(例えばケロシン)は、収集槽5に流れ、必要な場合槽24にあけられる。
【0045】
このように、循環した溶媒/オイル混合体は、オイル内の溶媒の残渣集中までアップグレードされるそれは、トランスフォーマ1及びコンデンサ(3)の温度及び圧力関係と一致する。最も大きな量にアップグレードされたオイルは、接続された槽24に注入される。
【0046】
図3は、図2で示す膨張リザーバ30が異なる位置、即ちタンク1の上に配置されている更なる設計を示す。その蒸気室から、バルブ31を有するパイプは、タンク1に及び凝縮器3へバルブ34を通して通じる。その上、バルブ33を有するパイプは、コンデンサ3のサンプからタンク1に通じている。
【0047】
混合物からの溶媒部分の更により良い留出を成し遂げるために、図3に従うと、中間容器30がトランスフォーマタンク1の頂部に取り付けられる。これによって、加熱段階の間、溶媒の一部が、バルブ31を通して蒸気の状況ですでに供給されてもよく、非蒸発状態の他の部分はトランスフォーマタンク1へバルブ33を通して供給され、それは同時に、トランスフォーマ内部のフラッシングを改良するのに役立つ。
【0048】
加熱段階が完了するとき、溶媒の非蒸発部は、溶媒循環路にバルブ32を通して供給されてもよく、中間容器30で生じられる蒸気は、バルブ34との直接接続を通してコンデンサ3に供給されてもよい。コンデンサ3への直接接続による、蒸気を含むシステム(中間容器30及びコンデンサ3)でのかなり少ない圧力のため、少ない残余量の溶解された溶媒を有するかなりより良いアップグレーディングが可能である。
【0049】
図4は、図3に似た設計を示す。図4において、薄膜蒸発器40は、バルブ41及び圧力バリヤ42を通して膨張リザーバ30のサンプに接続される。そのサンプは、バルブ32に通じる。そのヘッドから、バルブ47及び45を有するパイプは、コンデンサ3の前のバルブ34に通じる。バルブ46を有するバルブ34及び45の間のスタブ線は、膨張リザーバ30の蒸気室又は蒸気バルブ31に通じる。薄膜蒸発器40を加熱するために、バルブ43及び44を有するパイプは、溶媒循環路の熱い部分を離れて分岐する。フローは、バルブ48で制御されてもよい。
【0050】
図4に従う設計で、留出物特性の更なる改善は、中間容器30から流れるすでにアップグレードされた混合物はバルブ33に供給されないが、バルブ41及び圧力バリヤ42を通して下流の薄膜蒸発器40へ供給され、該薄膜蒸発器は、バルブ47、45及び34を通しての接続パイプによって直接にコンデンサ3に接続されうるという事実によって成し遂げられる。トランスフォーマサンプ1.1及びストレージタンク24に含まれる溶媒/オイル混合体を循環させることによって、溶媒は、最も少ない可能性の残渣内容まで混合物から分離される。
【0051】
薄膜蒸発器40が、バルブ43及び44を有する通路の熱交換器16で加熱される供給流れで加熱されるならば、更なる改善が達成されうる。図7に従うと、薄膜蒸発器40が別個の熱移送液体を有する第二の電熱回路によって加熱されるならば、更なる改善が成し遂げられる。
【0052】
重力的(gravimetrically)に作用している圧力バリヤ42の代わりに、バルブ74を有する供給ポンプ73が、また、使われてもよい。これは、ポンプ73及び薄膜蒸発器40の両方が可動装置部分に配置されることができるようにし、そしてそれは、処理過程を準備するために必要な時間及び作業のかなりの減少をできるようにする。
【0053】
多くの場合供給ポンプ14をトランスフォーマタンク底の十分下を準備することは、かなりの労力をかけた場合のみ可能か、まったく可能でない又は、真空下にあるトランスフォーマ1からの測地学の供給部高さがポンプ14の完全な機能に十分であることが確実にされる。
【0054】
図5に従う設計は、図1において示される設計に非常に似ている。しかし、調節バルブ51を有する供給ポンプ50及び収集又は中間槽52がタンクサンプ1.1の放出バルブ12の後に提供される。槽52を集めるサンプから、パイプは供給ポンプ14に通じている。更に、供給ポンプ14をバイパスするバルブ53を有するバイパス管路が、提供される。
【0055】
今までのところ溶媒(バルブ12を通してトランスフォーマ1から流れ、オイルを含むであろう)が、運搬装置によって運ばれる場合、該運搬装置は、より高い箇所に配置され、軽くて収集槽52に組立てるのが簡単なものが有利である。この収集槽52に対して、このプロセスのためにすでにその適合性が証明された一種の渦巻ポンプによって、フィルタ15及び熱交換器16を通して膨張バルブ18に戻される。これらの課題のために、液封真空ポンプ、レシプロピストンポンプ又は膜ポンプ等の既知の供給ポンプが使われてもよい。そしてそれは、いかなる問題もなく、液体、ガス、蒸気及びこれらの成分の混合物を運ぶことができる。
【0056】
図6は、熱移送溶媒を元に戻すための、非常に有効な代替を提供する設計を示す。この代替は、図1に従うものと一致するが、更に薄膜蒸発器60を有する。そのヘッドスペースは、バルブ64を通して溶媒循環路の熱い部分に接続される。そのヘッドスペースから、パイプはコンデンサ3に直接に通じており、そのサンプから、遮断バルブ63を有するパイプはドレン12又は供給ポンプ14に通じている。バルブ61及び62は、薄膜蒸発器60のヒータ容量を調整する、第二の熱交換器65(点線で描かれている)が、加熱装置17に配置されてもよい。
【0057】
この設計で、タンク1の加熱段階の終端後、及び中間圧力減少の終端後、溶媒/オイル混合体は、留出物のための膨張バルブ18の代わりに薄膜蒸発器60に供給されてもよい。この薄膜蒸発器60は、装置の移動式の部分に配置されてもよく、図1による基本設計ですでに示される、構成部材16と18、12と14、1と7、1と4との間の各々の、接続以外トランスフォーマ1及び装置の間の他のいかなるフレキシブル接続も必要でない。
【0058】
有効性の理由のために、加熱は、加熱装置17によって加熱されうる熱交換器65を有する分離熱移送路によって実行される。薄膜蒸発器60で生じられる蒸気は、直接にコンデンサ3に通じる。分離されたオイルは、槽24に供給される。利点は、溶媒の回復のため及び、トランスフォーマオイルの分離のために優れた結果が準備及びすえ付けのために必要とされる少ない時間及び作業で達成されるいうことである。
【0059】
図7に従う代替は、図1に従うものに似ている。しかし、薄膜蒸発器70が、バルブ71及び72を通して接続されうる溶媒回線で更に提供される。そのヘッドから、バルブ31を有する短いパイプは、タンク1に通じている。それは、熱交換器65から2つのパイプによって加熱される。
【0060】
図1〜6によって説明される代替は、トランスフォーマ1を加熱するために膨張蒸発だけで基本的に動く。オイルの分離及び溶媒の回復の各々だけのために直接に蒸発装置が時々使われる。しかし、図7において示される解決も可能である。そこでは、軽い、コンパクトな薄膜蒸発器70がトランスフォーマタンク1のトップに配置される。蒸発器は、市販の板状蒸発器又はその種類の装置として設計されても良い。液体としての分離加熱エネルギと同様に溶媒で供給される。
【0061】
利点は、大量の供給された溶媒が直接に蒸発され、より少ない合計が循環させられるために必要があるということである。このように、DE 196 37 313 C2から、すでに既知である良好な加熱及び分離結果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスフォーマタンクでの直接の蒸発による発明に従う装置の設計。
【図2】膨張リザーバを有する本発明に従う設計。
【図3】膨張リザーバを有する本発明に従う設計。
【図4】図2及び図3に似ていが、追加の薄膜蒸発器を有する設計例。
【図5】本液体のための中間容器を有する本発明に従う設計。
【図6】薄膜蒸発器を有する2つの更なる設計。
【図7】薄膜蒸発器を有する2つの更なる設計。
【符号の説明】
1 真空乾燥タンク即ちトランスフォーマタンク
1.1 バッファ体積、トランスフォーマのサンプ
2 パーツ、トランスフォーマアクティブ、ワインディング又は絶縁パーツ
3 コンデンサ
4 調整装置、バルブ
5 液体及び水を加熱するための分離槽
6 分離バルブ
7 分離バルブ
8 コンデンサ
9 冷房設備
10 真空ポンプ又は真空ポンピングユニット
11 分離バルブ
12 分離バルブ
13 レベルセンサ
14 供給ポンプ
15 フィルタ
16 熱交換器
17 発熱ユニット
18 膨張バルブ
19 供給ポンプ
20 分離バルブ
21 分離バルブ
23 分離バルブ
24 交換のための槽
30 膨張槽、追加の槽
31 分離バルブ
32 分離バルブ
33 分離バルブ
34 分離バルブ
40 薄膜蒸発器
41 分離バルブ
42 圧力バリヤ
43 分離バルブ
44 分離バルブ
45 分離バルブ
46 分離バルブ
47 分離バルブ
48 分離バルブ
50 供給ポンプ
51 調節バルブ
52 収集槽
53 分離バルブ
60 薄膜蒸発器
61 分離バルブ
62 分離バルブ
63 分離バルブ
64 分離バルブ
65 熱交換器
70 薄膜蒸発器
71 分離バルブ
72 分離バルブ
73 供給ポンプ
74 バルブ

Claims (14)

  1. 特に、新品又は使用したトランスフォーマ、コンデンサー、計器用トランスフォーマまたは電流ブッシングの処理のために、セルロースまたはプラスチックベースの吸湿性の電気の絶縁部を有する部分(2)を、真空下、加熱液体(溶媒(ケロシン))の蒸気の凝縮熱により加熱及び乾燥する装置であり、少なくとも、より高い沸点を有する第二の液体(例えばトランスフォーマオイル)が、加熱中に部分(2)から生成され、加熱液体のための熱交換器(16)、槽(1)、真空ポンプ(10)、少なくとも1つのコンデンサ(3および/または8)、を有する装置であって、前記熱交換器(16)は加熱液体を加熱するがその液相を保ち、前記槽(1)に取り付けられた膨張バルブ(18)及び/又は膨張槽(30)を通して前記槽(1)において蒸発を開始させ、あるいは、前記槽(1)に取り付けられた前記膨張槽(30)において蒸発を開始させる装置。
  2. 可動性と、加熱されるトランスフォーマの槽タンク(1)として使用されることによって特徴付けられる請求項1記載の装置。
  3. 熱交換器(16)及び膨張バルブ(18)の間の接続は、排水バルブ(12)と供給ポンプとの間、及び槽及び1又はいくつかの分離バルブ(4、7)との間で分離されるという事実によって特徴付けられる請求項1又は2のいずれか1項記載の装置。
  4. 加熱液体の交換のために着脱可能な槽(24)によって特徴付けられる請求項1〜3のいずれか1項記載の装置。
  5. 絶縁プレート、絶縁マット、壁部材、単一又は二重壁空気膨張式テント等の携帯型熱絶縁媒体又は可動補助加熱により、特徴付けられる請求項1〜4のいずれか1項記載の装置。
  6. バルブ(31)を有する、蒸発された加熱液体のための短いパイプによって、槽(1)に取り付けられる膨張槽(30)であって、バルブ(32)を有する、非蒸発加熱液体のためのもどり管を備えた膨張槽(30)で特徴付けられる請求項1〜5のいずれか1項記載の装置。
  7. バルブ(31)を有する、蒸発加熱液体のための槽への短いパイプを有し、バルブ(32、33)を有する、非蒸発加熱液体のための1又は2のもどり管を有し、バルブ(34)を有する、コンデンサ(3)への供給管を有する、槽(1)の頂部に取り付けられる膨張槽(30)によって特徴付けられる請求項1〜5のいずれか1項記載の装置。
  8. 交差流二倍壁(a cross-flow double wall)を含む膨張槽(30)によって特徴付けられる請求項6又は7のいずれか1項記載の装置。
  9. 残渣溶媒の分離のために、重力により、バルブ(41)と圧力バリヤ(42)を通して下流の薄膜蒸発器に送られている膨張槽(30)から流れるすでにアップグレードされた部分によって特徴付けられ、蒸気が、圧力が減少している時発生される蒸気がバルブ(45)を通してコンデンサに直接に送られる請求項1〜8のいずれか1項記載の装置。
  10. バルブ接続を有する供給ポンプ(73)及び可動システムの中に準備されている再蒸発器(40)を含んでいる圧力バリヤ(42)によって特徴付けられる請求項1〜9のいずれか1項記載の装置。
  11. 膨張槽(30)の代わりに使われている流下膜式蒸発器及び/又はプレート蒸発器によって特徴付けられ、熱交換器(16)によって好ましくは加熱される請求項6〜10のいずれか1項記載の装置。
  12. 低供給レベルのために設計される供給ポンプ(50)であって、該ポンプは好ましくは液体リングポンプ又は容積型ポンプとして設計され、熱交換器(16)及び/又は蒸発器(40、60、70)に加熱液体を送るための渦巻ポンプを有する槽に流れる加熱液体のための中間容器(52)によって特徴付けられる請求項1〜11のいずれか1項記載の装置。
  13. 薄膜蒸発器(60)が、コンデンサ(3)への供給管と、交換器(24)のための槽への分岐管を有し、該薄膜蒸発器(60)が、熱交換器(65)からの分離熱移送媒体によって又は、加熱液体の熱交換器(16)によって加熱されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載の装置。
  14. 槽(1)に直接に固定され、熱交換器(16)及び/又はもう1つの熱交換器(65)から加熱液体によって好ましくはチャージ及び加熱される軽い、コンパクトな薄膜蒸発器(70)によって特徴付けられる請求項1〜13のいずれか1項記載の装置。
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