JP2003320031A - バルーンカテーテル - Google Patents

バルーンカテーテル

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JP2003320031A
JP2003320031A JP2003020677A JP2003020677A JP2003320031A JP 2003320031 A JP2003320031 A JP 2003320031A JP 2003020677 A JP2003020677 A JP 2003020677A JP 2003020677 A JP2003020677 A JP 2003020677A JP 2003320031 A JP2003320031 A JP 2003320031A
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bent
internal pressure
balloon catheter
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JP2003020677A
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Akira Miyata
昭 宮田
Nobumasa Tsutsui
宣政 筒井
Yasuhiro Tsutsui
康弘 筒井
Tomoyuki Shinkai
知之 新海
Yasunori Shizu
妥典 志津
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BUAAYU KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/1002Balloon catheters characterised by balloon shape

Abstract

(57)【要約】 【課題】 血管の屈曲箇所近傍にある狭窄部位を拡張可
能で、バルーンの形状を血管の屈曲箇所の形状に適合さ
せることも容易なバルーンカテーテルの提供。 【解決手段】 バルーン5は、屈曲箇所を有する形状と
なっていて、屈曲箇所の外側となる部分(斜線で示す範
囲)は、バルーン5の他の部分よりも膜厚が薄く形成さ
れているため、バルーン5の内圧が上昇すると、他の部
分よりも伸び量が大きくなる。しかも、バルーン5の屈
曲箇所の外側となる部分とバルーン5の他の部分との伸
び量の差は、バルーン5の内圧が高くなるほど拡大す
る。したがって、バルーン5の内圧を高くするほど、屈
曲箇所がより大きく屈曲することになり、バルーン5の
内圧を制御することで、バルーン5の屈曲具合を任意に
制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルーンカテーテ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PTA(経皮的血管拡張術)にお
いて用いられるバルーンカテーテルには、拡張時のバル
ーンの形状が、真っ直ぐなタイプ、僅かに湾曲している
タイプなどがあった。
【0003】これらのバルーンカテーテルを用いれば、
真っ直ぐな血管、あるいは僅かに湾曲している血管の狭
窄部位に対しては、拡張処置を施すことができた。例え
ば、下記特許文献1には、拡張時のバルーンの形状が真
っ直ぐなタイプのバルーンカテーテルが開示されてい
る。
【0004】
【特許文献1】特開2001−137331号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバルーンカテーテルでは、血管の大きく屈曲してい
る部分に狭窄部位が存在する場合に、適切な拡張処置を
施すことが難しいという問題があった。
【0006】例えば、透析患者に見られるシャント部分
の血管は、非常に大きく屈曲している場合が多々あり、
最も狭窄が出現しやすい部位となっている。このような
血管の屈曲箇所で上記のようなバルーンを拡張しようと
すると、バルーンが中程で折れ曲がったり皺や弛みがで
きてしまい、そのような折れ曲がり、皺、弛みが生じて
しまった直線形のバルーンで拡張処置を施そうとして
も、バルーンを十分に拡張させることが困難になり、狭
窄部位に対する適切な拡張処置を施せないことがあっ
た。
【0007】また、このようなシャント部分の血管を直
線形のバルーンで無理に拡張しようとすると、屈曲血管
を過度に変形・伸張させることになるため、血管の損傷
をきたす可能性が懸念されていた。すなわち、仮にバル
ーン全体を拡張させることができたとしても、拡張時の
バルーンの形状が一定で、バルーンの曲がり具合を変え
ることはできなかったため、そのバルーンの曲がり具合
と血管の曲がり具合とがぴったり一致していない場合に
は、バルーンの拡張に伴ってバルーンの先端が血管壁側
に押し付けられて、血管壁を傷つけてしまう恐れ、さら
には血管の曲がり具合を伸ばしてしまう恐れもあった。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、血管の屈曲箇所近傍にあ
る狭窄部位を拡張可能で、しかも、バルーンの形状を血
管の屈曲箇所の形状に適合させることも容易なバルーン
カテーテルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段、および発明の効果】上述
の目的を達成するために、請求項1に記載のバルーンカ
テーテルは、内腔を有する長尺なシャフトと、該シャフ
トの遠位端側に設けられたバルーンとを備え、前記シャ
フトの内腔を介して前記バルーンの内部に供給される流
体の圧力に応じて、前記バルーンが拡張/収縮するバル
ーンカテーテルであって、前記バルーンの拡張時の形状
が、該バルーンの近位端側から遠位端側に至る途中に屈
曲箇所を有する形状で、前記バルーンの内圧を高くする
ほど、前記屈曲箇所がより大きく屈曲する構造とされて
いることを特徴とする。
【0010】このバルーンカテーテルにおいて、屈曲箇
所の位置は、厳密に特定されるものではないが、バルー
ンの中央よりも遠位端寄りの位置に存在しているとよ
い。また、屈曲箇所の角度は、屈曲箇所が最も大きく屈
曲した時に、100度よりも小さくなる程度まで屈曲す
るとよい。
【0011】このように構成されたバルーンカテーテル
によれば、バルーンの拡張時の形状が、バルーンの近位
端側から遠位端側に至る途中に屈曲箇所を有する形状と
なっているので、バルーンの留置箇所となる血管が大き
く屈曲している場合でも、バルーンを無理矢理折り曲げ
ることなく拡張することができる。
【0012】しかも、バルーンの内圧を高くするほど、
バルーンの屈曲箇所がより大きく屈曲する構造とされて
いるので、血管の曲がり具合に応じてバルーンの内圧を
調節することにより、バルーンの曲がり具合を変えて血
管の曲がり具合とぴったり一致させることができる。
【0013】したがって、バルーンが中程で折れ曲がっ
たりバルーンに皺や弛みを生じさせることなくバルーン
全体を適切に拡張させて、狭窄部位に対する適切な拡張
処置を施すことができ、特に、拡張に伴って一定形状に
なってしまうバルーンとは異なり、バルーンの内圧を調
節してバルーンの曲がり具合を変化させることにより、
バルーンの先端が血管壁側に押し付けられないようにで
きるので、血管壁を傷つけてしまう恐れ、さらには血管
の曲がり具合を伸ばしてしまう恐れがない。
【0014】ところで、このバルーンカテーテルにおい
て、バルーンは、内圧を高くするほど屈曲箇所がより大
きく屈曲する構造とされるが、そのような構造の具体例
としては、例えば、前記屈曲箇所の外側となる部分が、
前記屈曲箇所の内側となる部分よりも内圧の上昇に伴っ
て伸びやすい構造とされていて、前記バルーンの内圧を
高くするほど、前記屈曲箇所の外側となる部分と内側と
なる部分との伸び量の差が拡大して、前記屈曲箇所がよ
り大きく屈曲するようなものを考え得る。
【0015】屈曲箇所の外側となる部分が、屈曲箇所の
内側となる部分よりも内圧の上昇に伴って伸びやすい構
造とするには、例えば、前記屈曲箇所の外側となる部分
が、前記屈曲箇所の内側となる部分よりも膜厚を薄くさ
れることにより、前記バルーンの内圧の上昇に伴って伸
びやすい構造とされているとよい。
【0016】この場合、バルーンの屈曲箇所の外側とな
る部分の膜厚を、屈曲箇所の内側となる部分の膜厚より
も薄くする方法としては、あらかじめ不均等な膜厚のバ
ルーンを作製してもよいし、まず一次加工で均等な膜厚
のバルーンを作製しておいて、二次加工によって膜厚を
不均等にしてもよい。この二次加工の方法としては、例
えば、加熱によってバルーンの一部または全部を軟化さ
せておき、その状態で加圧してバルーンの一部を引き伸
ばすことにより、バルーンの部分的な薄膜化を図ること
ができる。逆に、バルーンの一部にフィルムを接着また
は熱融着させることにより、バルーンの部分的な厚膜化
を図ることもできる。
【0017】また、上記のようにバルーンの膜厚を部分
的に変えるのは、屈曲箇所の外側となる部分が屈曲箇所
の内側となる部分よりも内圧の上昇に伴って伸びやすい
構造となるようにするための一手段であり、膜厚を変え
ること自体は必須ではない。例えば、前記屈曲箇所の外
側となる部分が、前記屈曲箇所の内側となる部分よりも
伸びやすい性質の材料で形成されることにより、前記バ
ルーンの内圧の上昇に伴って伸びやすい構造とされてい
てもよい。すなわち、バルーンの膜厚が全体にわたって
均一であっても、バルーンの形成素材を部分的に変えた
り、バルーンの一部に伸縮性の異なる二種のフィルムを
接着または熱融着させたりすれば、屈曲箇所の外側とな
る部分と屈曲箇所の内側となる部分とで、伸びやすさが
異なる構造を形成することができ、これにより、バルー
ンを拡張に伴って屈曲する構造にすることができる。
【0018】バルーンの屈曲箇所外側を形成するのに好
適な材料としては、ポリアミド、ポリエチレン、ポリウ
レタン、熱可塑性エラストマーなどを挙げることができ
る。また、バルーンの屈曲箇所内側を形成するのに好適
な材料としては、ポリアミド、ポリエチレン、ポリエチ
レンテレフタレートなどを挙げることができる。これら
の材料を上述の如く組み合わせ、屈曲箇所の内側および
外側双方とも膜厚20〜40μm程度のバルーンを形成
するとよい。これらの材料を組み合わせる際には、異な
る樹脂を組み合わせてもよいが、同じ樹脂であっても結
晶化度や配向度によって伸縮性は変わるので、同じ樹脂
を組み合わせても、屈曲するバルーンを構成することが
できる。
【0019】伸びやすさの異なる素材としては、分子構
造の違いに起因して伸びやすさが異なるもの、結晶化度
の違いに起因して伸びやすさが異なるものなども考えら
れ、これらを任意に利用することができる。あるいは、
曲げ弾性率の異なる素材を利用してもよい。例えば、前
記屈曲箇所の外側となる部分が、曲げ弾性率90〜50
0MPaの樹脂材料で形成され、前記屈曲箇所の内側と
なる部分が、曲げ弾性率900〜1500MPaの樹脂
材料で形成されていると、この曲げ弾性率の違いに起因
して、内圧上昇に伴ってバルーンが屈曲する構造とな
る。
【0020】さらに、上述のバルーンカテーテルにおい
ては、前記バルーンの内部に、該バルーンよりも伸びに
くくて可撓性のある芯材が配置されていて、前記バルー
ンの両端付近が、前記芯材に対して固着されている構造
を採用してもよい。このような構造にすれば、バルーン
の拡張時に屈曲箇所の内側となるべき部分が伸長してし
まうのを、芯材によって抑制することができる。
【0021】この場合、前記芯材が、ガイドワイヤ挿通
用ルーメンとして利用可能な内腔を有するチューブであ
り、前記バルーンの両端付近が、前記チューブの外周面
に対して固着されていると、周知のガイドワイヤを利用
してバルーンカテーテルの挿抜を実施することができ
る。
【0022】以上説明した通り、本発明の特徴的構成を
備えたバルーンカテーテルであれば、バルーンに導入す
る流体の圧力を調整することにより、バルーンの屈曲の
程度が調整可能であるため、過度に血管を屈曲させるこ
とがない。また、バルーンの素材の性質や構造の特性を
最適化することにより、血管の本来の屈曲にほぼ追従す
るような形態のバルーンを設計できる。さらに、屈曲し
た血管を直線形のバルーンで拡張した場合、血管を直線
状に変形・伸張させるので、その変形に伴う血管の損傷
やバルーン先端が血管壁に陥入する危険性に十分に留意
する必要があるが、本発明のバルーンカテーテルであれ
ば、バルーン自体が屈曲することにより、屈曲した血管
を変形・伸張させること無く血管壁に適切に圧力を伝
え、かつバルーン先端部は屈曲によって血管内腔とどま
るか血管壁にバルーンの先端部の側面が面状に接触する
だけであるため、血管壁を損傷することが無い。加え
て、バルーンは、内圧を高くするほど屈曲箇所がより大
きく屈曲する構造とされているため、バルーンの曲がり
具合と血管の曲がり具合がぴったり一致する場合よりも
内圧を高くすると、血管の曲がり具合をさらに曲げてし
まうことが起こり得るが、上述の通り、バルーン先端部
は屈曲によって血管内腔とどまるか血管壁にバルーンの
先端部の側面が面状に接触するだけであるため、バルー
ンがいくらか過剰気味に屈曲したとしても、血管壁を損
傷させることはなく、血管を曲げすぎることによって臨
床的にも何ら問題を招くことはない。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
一例を挙げて説明する。図1に示すバルーンカテーテル
1は、内腔を有する長尺なシャフト3と、シャフト3の
遠位端側に設けられたバルーン5と、シャフト3の近位
端側に設けられたコネクタ7とを備えている。
【0024】シャフト3は、外管11の内腔に内管13
を通して構成された二重管で、外管11は、ポリアミ
ド、ポリエチレン、ポリイミド、ポリエーテルエーテル
ケトン、ポリエチレンテレフタレート、ポリウレタン、
またはポリプロピレン製のチューブ材であり、内管13
は、ポリアミド、ポリエチレン、ポリイミド、ポリエー
テルエーテルケトン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リウレタン、ポリプロピレン、またはフッ素樹脂製のチ
ューブ材である。外管11の遠位端は、バルーン5の近
位端側に接合され、外管11の内腔とバルーン5の内部
とが連通している。内管13は、外管11とバルーン5
との接合箇所よりもさらに遠位方向へと延びてバルーン
5の内部を貫通し、バルーン5の遠位端が、内管13の
遠位端外周面に接合されている。また、外管11とバル
ーン5との接合箇所付近では、外管11の内周面と内管
13の外周面とが接合され(図1中のA点)、これによ
り、外管11および内管13の位置関係が軸方向へ相対
的にずれないようにされている。
【0025】バルーン5は、ポリアミド、ポリエチレ
ン、ポリウレタン、熱可塑性エラストマー、またはポリ
エチレンテレフタレート製のフィルムによって形成され
た中空体で、内部に供給される流体の圧力に応じて拡張
または収縮する。バルーン5の拡張時の形状は、図1に
示すように、バルーン5の近位端側から遠位端側に至る
途中に屈曲箇所を有する形状となっている。このバルー
ン5の屈曲箇所は、バルーン5の中央よりも遠位端寄り
の位置にあり、この屈曲箇所の外側となる部分(本実施
形態では図1中の斜線で示す範囲)は、加熱および加圧
処理によって、バルーン5の他の部分よりも膜厚が薄く
形成されている。
【0026】コネクタ7は、バルーンカテーテル1と圧
力流体の供給源(図示略)とを接続するために用いられ
る部材で、圧力流体供給口15と、ガイドワイヤ挿通口
17とを備えている。このコネクタ7には、外管11お
よび内管13の近位端が接合され、外管11の内周と内
管13の外周との間隙(以下、第1ルーメン21ともい
う)が、コネクタ7の圧力流体供給口15に連通し、内
管13の内腔(以下、第2ルーメン22ともいう)が、
コネクタ7のガイドワイヤ挿通口に連通している。
【0027】なお、バルーン5の両端付近において、内
管13の外周には金属製のマーカー25が装着されてい
る。このように構成されたバルーンカテーテル1におい
て、コネクタ7の圧力流体供給口15から圧力流体を供
給すると、シャフト3の内腔(第1ルーメン21)を介
してバルーン5の内部に圧力流体が導かれてバルーン5
が拡張し、バルーン5内の圧力流体を排出するとバルー
ン5が収縮する。
【0028】ここで、バルーン5の拡張時には、バルー
ン5を形成するフィルムがいくらか伸長するが、上述の
通り、バルーン5の屈曲箇所の外側となる部分(本実施
形態では図1中の斜線で示す範囲)は、バルーン5の他
の部分よりも膜厚が薄く形成されているため、当該他の
部分よりも伸び量が大きくなる。しかも、バルーン5の
屈曲箇所の外側となる部分とバルーン5の他の部分との
伸び量の差は、バルーン5の内圧が高くなるほど拡大す
る。
【0029】しかも、バルーン5の内部には、バルーン
5よりも伸びにくくて可撓性のある内管13が配置され
ていて、バルーン5の両端付近が、内管13に対して固
着されているため、この内管13がバルーン5全体(特
に屈曲箇所の内側)の伸長を抑制する。
【0030】そのため、本バルーンカテーテル1におい
ては、例えば、バルーン5の内圧を5気圧程度にする
と、図2(a)に示す程度までバルーン5が屈曲し、さ
らにバルーン5の内圧を10気圧程度まで上げると、図
2(b)に示す程度までバルーン5が屈曲し、さらにバ
ルーン5の内圧を15気圧程度まで上げると、図2
(c)に示す程度までバルーン5が屈曲する。すなわ
ち、バルーン5の内圧を高くするほど、屈曲箇所がより
大きく屈曲することになり、バルーン5の内圧を制御す
ることで、バルーン5の屈曲具合を任意に制御すること
ができる。ちなみに、バルーン5の屈曲箇所の角度は、
屈曲箇所が最も大きく屈曲した時に、100度よりも小
さくなる程度まで屈曲する(図2(c)参照)。
【0031】以上説明したようなバルーンカテーテル1
によれば、バルーン5の拡張時の形状が、バルーン5の
近位端側から遠位端側に至る途中に屈曲箇所を有する形
状となっているので、バルーン5の留置箇所となる血管
が大きく屈曲している場合でも、バルーン5を無理矢理
折り曲げることなく留置することができる。
【0032】しかも、バルーン5の内圧を高くするほ
ど、バルーン5の屈曲箇所がより大きく屈曲する構造と
されているので、血管の曲がり具合に応じてバルーン5
の内圧を調節することにより、バルーン5の曲がり具合
を変えて血管の曲がり具合とぴったり一致させることが
できる。
【0033】したがって、バルーン5全体を適切に拡張
させて、狭窄部位に対する適切な拡張処置を施すことが
でき、特に、拡張に伴って一定形状になってしまうバル
ーンとは異なり、バルーン5の内圧を調節してバルーン
5の曲がり具合を変化させることにより、バルーン5の
先端が血管壁側に押し付けられないようにできるので、
血管壁を傷つけてしまう恐れ、さらには血管の曲がり具
合を伸ばしてしまう恐れがない。
【0034】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、
この他にも種々の形態で実施することができる。例え
ば、上記実施形態では、バルーン5の屈曲箇所が内圧を
高くするほどより大きく屈曲する構造とするために、屈
曲箇所の外側の膜厚を加熱および加圧処理して薄くして
いたが、これ以外の手法で、内圧に応じて屈曲する構造
を実現してもよい。より具体的な例としては、例えば、
ベースとなるバルーンを比較的伸長しやすい薄肉構造に
しておいて、屈曲箇所の内側となる部分にのみ、伸びに
くいフィルムを接着なしい熱融着させることにより、屈
曲箇所の内側と外側とで、バルーン内圧上昇時の伸び量
が変わるようにしてもよい。
【0035】また、上記実施形態では、バルーン5は、
図1中の斜線で示す範囲が伸びやすい構造になっていた
が、バルーンを屈曲させる程度やバルーンに導入する流
体の圧力など種々の条件に応じて、伸びやすい部分と伸
びにくい部分との位置関係は、適宜調整することができ
る。例えば、図3(a)に示すバルーン31のように、
バルーン31の屈曲時に内側となる半分の部分33(図
3(a)中の斜線で示す範囲)が伸びにくい膜(例え
ば、曲げ弾性率900〜1500MPaの樹脂材料から
なる膜)で形成され、残り半分の部分35(図3(a)
中の斜線のない範囲)が伸びやすい膜(例えば、曲げ弾
性率90〜500MPaの樹脂材料からなる膜)で形成
されていてもよい。あるいは、図3(b)に示すバルー
ン41のように、バルーン41の一部として直線状に設
けられた領域43(図3(b)中の斜線で示す範囲)
が、他の領域45(図3(b)中の斜線のない範囲)よ
りも伸びにくい材質で形成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態として説明したバルーンカ
テーテルの側面図である。
【図2】 バルーンの内圧に応じたバルーンの屈曲角度
を示す説明図である。
【図3】 バルーンの伸びやすい部分と伸びにくい部分
の配置について、別の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・バルーンカテーテル、3・・・シャフト、5・
・・バルーン、7・・・コネクタ、11・・・外管、1
3・・・内管、15・・・圧力流体供給口、17・・・
ガイドワイヤ挿通口、21・・・第1ルーメン、22・
・・第2ルーメン、25・・・マーカー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 康弘 愛知県名古屋市東区徳川町513番地 (72)発明者 新海 知之 愛知県春日井市田楽町字更屋敷1485 (72)発明者 志津 妥典 愛知県春日井市田楽町字更屋敷1485 Fターム(参考) 4C167 AA07 BB02 BB05 BB07 BB12 BB26 BB28 BB40 CC04 CC09 DD01 GG02 GG31 GG36 HH17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内腔を有する長尺なシャフトと、該シャフ
    トの遠位端側に設けられたバルーンとを備え、前記シャ
    フトの内腔を介して前記バルーンの内部に供給される流
    体の圧力に応じて、前記バルーンが拡張/収縮するバル
    ーンカテーテルであって、 前記バルーンの拡張時の形状が、該バルーンの近位端側
    から遠位端側に至る途中に屈曲箇所を有する形状で、前
    記バルーンの内圧を高くするほど、前記屈曲箇所がより
    大きく屈曲する構造とされていることを特徴とするバル
    ーンカテーテル。
  2. 【請求項2】前記屈曲箇所の外側となる部分が、前記屈
    曲箇所の内側となる部分よりも内圧の上昇に伴って伸び
    やすい構造とされていて、前記バルーンの内圧を高くす
    るほど、前記屈曲箇所の外側となる部分と内側となる部
    分との伸び量の差が拡大して、前記屈曲箇所がより大き
    く屈曲することを特徴とする請求項1に記載のバルーン
    カテーテル。
  3. 【請求項3】前記屈曲箇所の外側となる部分が、前記屈
    曲箇所の内側となる部分よりも膜厚を薄くされることに
    より、前記バルーンの内圧の上昇に伴って伸びやすい構
    造とされていることを特徴とする請求項2に記載のバル
    ーンカテーテル。
  4. 【請求項4】前記屈曲箇所の外側となる部分が、前記屈
    曲箇所の内側となる部分よりも伸びやすい性質の材料で
    形成されることにより、前記バルーンの内圧の上昇に伴
    って伸びやすい構造とされていることを特徴とする請求
    項2または請求項3に記載のバルーンカテーテル。
  5. 【請求項5】前記屈曲箇所の外側となる部分が、曲げ弾
    性率90〜500MPaの樹脂材料で形成され、前記屈
    曲箇所の内側となる部分が、曲げ弾性率900〜150
    0MPaの樹脂材料で形成されていることを特徴とする
    請求項4に記載のバルーンカテーテル。
  6. 【請求項6】前記バルーンの内部に、該バルーンよりも
    伸びにくくて可撓性のある芯材が配置されていて、前記
    バルーンの両端付近が、前記芯材に対して固着されてい
    ることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載のバルーンカテーテル。
  7. 【請求項7】前記芯材が、ガイドワイヤ挿通用ルーメン
    として利用可能な内腔を有するチューブであり、前記バ
    ルーンの両端付近が、前記チューブの外周面に対して固
    着されていることを特徴とする請求項6に記載のバルー
    ンカテーテル。
JP2003020677A 2002-02-26 2003-01-29 バルーンカテーテル Pending JP2003320031A (ja)

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