JPH08299444A - 剛性があり弾性変形できる基体を有するバルーンカテーテル - Google Patents
剛性があり弾性変形できる基体を有するバルーンカテーテルInfo
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- JPH08299444A JPH08299444A JP8005611A JP561196A JPH08299444A JP H08299444 A JPH08299444 A JP H08299444A JP 8005611 A JP8005611 A JP 8005611A JP 561196 A JP561196 A JP 561196A JP H08299444 A JPH08299444 A JP H08299444A
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- A61M25/10—Balloon catheters
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- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/10—Balloon catheters
- A61M2025/1043—Balloon catheters with special features or adapted for special applications
- A61M2025/1063—Balloon catheters with special features or adapted for special applications having only one lumen used for guide wire and inflation, e.g. to minimise the diameter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バルーンカテーテルのバルーンメンバを、膨
張させて使用した後に、折り畳み収納状態に確実に復帰
させ、あるいは意に反して開いてしまうことがないよう
にする。 【解決手段】 手元側端部と、末梢側端部と、軸方向に
内在する少なくとも一本の管路と、前記手元側端部にお
ける管路の継ぎ手部材と、前記末梢側端部の端部域9周
囲に配置され内部が前記管路に連通しているバルーンメ
ンバ5とを有する管状の基体2でなり、少なくとも前記
末梢側端部の前記端部域9は、剛性があり弾性変形でき
るように形成されている、剛性があり弾性変形できる基
体を有するバルーンカテーテル。
張させて使用した後に、折り畳み収納状態に確実に復帰
させ、あるいは意に反して開いてしまうことがないよう
にする。 【解決手段】 手元側端部と、末梢側端部と、軸方向に
内在する少なくとも一本の管路と、前記手元側端部にお
ける管路の継ぎ手部材と、前記末梢側端部の端部域9周
囲に配置され内部が前記管路に連通しているバルーンメ
ンバ5とを有する管状の基体2でなり、少なくとも前記
末梢側端部の前記端部域9は、剛性があり弾性変形でき
るように形成されている、剛性があり弾性変形できる基
体を有するバルーンカテーテル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、剛性があり弾性
変形できる基体を有するバルーンカテーテルに関し、特
に、管状の基体を構成されていて、その端部域にはバル
ーンメンバが接続されており、そのバルーンメンバの内
部は、前記管状の基体の管路を通じて他端側にある継ぎ
手部材に接続され、この継ぎ手部材と前記管路を通じ
て、圧液又は圧力ガスがバルーンメンバの中に導入され
てバルーンメンバを膨張させるようにしてあるバルーン
カテーテルに関する。
変形できる基体を有するバルーンカテーテルに関し、特
に、管状の基体を構成されていて、その端部域にはバル
ーンメンバが接続されており、そのバルーンメンバの内
部は、前記管状の基体の管路を通じて他端側にある継ぎ
手部材に接続され、この継ぎ手部材と前記管路を通じ
て、圧液又は圧力ガスがバルーンメンバの中に導入され
てバルーンメンバを膨張させるようにしてあるバルーン
カテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】このように、管状の基体を構成されてい
て、その端部域にバルーンメンバが接続されていて、そ
のバルーンメンバの内部が、前記管状の基体の管路を通
じて他端側にある継ぎ手部材に接続され、而して、この
継ぎ手部材と前記管路を通じて圧液又は圧力ガスがバル
ーンメンバの中に導入され、以てバルーンメンバを膨張
させるようにしたバルーンカテーテルは公知である。
て、その端部域にバルーンメンバが接続されていて、そ
のバルーンメンバの内部が、前記管状の基体の管路を通
じて他端側にある継ぎ手部材に接続され、而して、この
継ぎ手部材と前記管路を通じて圧液又は圧力ガスがバル
ーンメンバの中に導入され、以てバルーンメンバを膨張
させるようにしたバルーンカテーテルは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような公知のバル
ーンカテーテルにおいては、特に、比較的大きなバルー
ンメンバを備えたバルーンカテーテルの場合には、膨張
していない状態のバルーンメンバをコントロールするの
が困難であった。また、このように折り畳まれて膨張し
ていない状態でのそのようなバルーンメンバは、バルー
ンカテーテルを患者の脈管に導入したり脈管から抜去し
たりする途中や位置決め操作の途中に、その折り畳み状
態が開いてしまう傾向があり、バルーンメンバを使用す
るのに煩わしいものがあった。膨張させた後に再び膨張
していない状態に復帰させるにおいては、そのバルーン
メンバは、管状の基体の表面上にきちんと成層され、好
ましくは、その表面と一体になるように折り畳んで、収
納状態にしなければならないのであるが、大きなバルー
ンメンバの場合は、そのような状態に収納するのが困難
なのである。
ーンカテーテルにおいては、特に、比較的大きなバルー
ンメンバを備えたバルーンカテーテルの場合には、膨張
していない状態のバルーンメンバをコントロールするの
が困難であった。また、このように折り畳まれて膨張し
ていない状態でのそのようなバルーンメンバは、バルー
ンカテーテルを患者の脈管に導入したり脈管から抜去し
たりする途中や位置決め操作の途中に、その折り畳み状
態が開いてしまう傾向があり、バルーンメンバを使用す
るのに煩わしいものがあった。膨張させた後に再び膨張
していない状態に復帰させるにおいては、そのバルーン
メンバは、管状の基体の表面上にきちんと成層され、好
ましくは、その表面と一体になるように折り畳んで、収
納状態にしなければならないのであるが、大きなバルー
ンメンバの場合は、そのような状態に収納するのが困難
なのである。
【0004】この発明はかかるバルーンカテーテルの困
難性を解決することを目的ないし課題としている。
難性を解決することを目的ないし課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の目的課題を解
決するために、手元側端部と、末梢側端部と、軸方向に
内在する少なくとも一本の管路と、前記手元側端部にお
ける管路の継ぎ手部材と、前記末梢側端部の端部域周囲
に配置され内部が前記管路に連通しているバルーンメン
バとを有する管状基体でなり、少なくとも前記末梢側端
部の前記端部域は、剛性がありしかも弾性変形できるよ
うに形成されている、剛性があり弾性変形できる基体を
有するバルーンカテーテルを提供するものである。
決するために、手元側端部と、末梢側端部と、軸方向に
内在する少なくとも一本の管路と、前記手元側端部にお
ける管路の継ぎ手部材と、前記末梢側端部の端部域周囲
に配置され内部が前記管路に連通しているバルーンメン
バとを有する管状基体でなり、少なくとも前記末梢側端
部の前記端部域は、剛性がありしかも弾性変形できるよ
うに形成されている、剛性があり弾性変形できる基体を
有するバルーンカテーテルを提供するものである。
【0006】すなわち、これによれば、バルーンメンバ
が配置された端部域は、バルーンメンバが膨張するとき
に、ある程度の範囲内で軸方向に圧縮されるスプリング
として作動し、而してまた、バルーンメンバの内部圧を
低減させると伸びてバルーンメンバを真っ直ぐに矯正す
る。この発明の説明で用いられている「弾性変形ができ
る」という用語は、力を負荷することにより弾性変形し
た後に、管状の基体の末梢側端部をなす端部域が、元の
状態に完全にあるいはそれに近い状態まで戻ることを意
味するものである。
が配置された端部域は、バルーンメンバが膨張するとき
に、ある程度の範囲内で軸方向に圧縮されるスプリング
として作動し、而してまた、バルーンメンバの内部圧を
低減させると伸びてバルーンメンバを真っ直ぐに矯正す
る。この発明の説明で用いられている「弾性変形ができ
る」という用語は、力を負荷することにより弾性変形し
た後に、管状の基体の末梢側端部をなす端部域が、元の
状態に完全にあるいはそれに近い状態まで戻ることを意
味するものである。
【0007】それは、顕著な塑性変形ではない。また、
「剛性がある」という用語は、弾力性が比較的高く、し
たがって、ある変形効果を生じる必要な相対的にしかる
べき力が必要であることを意味する。バルーンメンバが
膨張すると、バルーンメンバの両端は相互に近づく方向
に移動する。これは、特に、バルーンメンバが比較的伸
長し難い部材でなる場合である。その結果として、バル
ーンメンバの両端は、相互に近づくように移動すると共
に、それによってこの管状の基体の末梢側端部の端部域
は、外方に曲がる。その端部域にある程度の剛性がある
こと、及び弾性変形ができることによって、それは、バ
ルーンメンバの両端に、対向する方向の力を作用させ続
けることができる。バルーンメンバ内にに送給する圧力
を低減して膨張を緩めると、直ちにそのバルーンメンバ
はその端部の弾性挙動によって速やかに直線矯正され
る。
「剛性がある」という用語は、弾力性が比較的高く、し
たがって、ある変形効果を生じる必要な相対的にしかる
べき力が必要であることを意味する。バルーンメンバが
膨張すると、バルーンメンバの両端は相互に近づく方向
に移動する。これは、特に、バルーンメンバが比較的伸
長し難い部材でなる場合である。その結果として、バル
ーンメンバの両端は、相互に近づくように移動すると共
に、それによってこの管状の基体の末梢側端部の端部域
は、外方に曲がる。その端部域にある程度の剛性がある
こと、及び弾性変形ができることによって、それは、バ
ルーンメンバの両端に、対向する方向の力を作用させ続
けることができる。バルーンメンバ内にに送給する圧力
を低減して膨張を緩めると、直ちにそのバルーンメンバ
はその端部の弾性挙動によって速やかに直線矯正され
る。
【0008】この発明のバルーンカテーテルのその他の
利点ないし効果は、そのバルーンカテーテルが、比較的
強い流れの血管内でより安定した状態にあることができ
ることである。したがって、いわゆる「ロングシース」
(long sheath)又はガイディングカテーテ
ル(guiding catheter)の使用は必要
がなくなる。
利点ないし効果は、そのバルーンカテーテルが、比較的
強い流れの血管内でより安定した状態にあることができ
ることである。したがって、いわゆる「ロングシース」
(long sheath)又はガイディングカテーテ
ル(guiding catheter)の使用は必要
がなくなる。
【0009】ここで、少なくとも前記末梢側端部の前記
端部域に、織るか編んだワイヤの埋め込み補強層を構成
すると、その管状の基体の末梢側端部の端部域における
必要な剛性と弾性変形ができる性質とを容易に得ること
ができる。また、この観点からの更に好適な態様は、こ
の端部域に用いるワイヤをステンレススチールで構成す
るとよい。
端部域に、織るか編んだワイヤの埋め込み補強層を構成
すると、その管状の基体の末梢側端部の端部域における
必要な剛性と弾性変形ができる性質とを容易に得ること
ができる。また、この観点からの更に好適な態様は、こ
の端部域に用いるワイヤをステンレススチールで構成す
るとよい。
【0010】更に、前記基体を、外側管状メンバとその
外側管状メンバの管路内に配された内側管状メンバとで
構成し、前記外側管状メンバを前記バルーンメンバのと
ころまで延在させ、且つ、前記末梢側端部の前記端部域
は内側管状メンバの一部によって構成すると、バルーン
メンバが膨張する際に、内側管状メンバは、その全長に
わたって軸方向に圧縮されて軸方向に交差する方向に弾
力的に湾曲し、内側管状メンバの全体が軸方向のスプリ
ングとして作用する。そして、前記バルーンメンバを、
比較的伸長し難い材料で構成し、前記末梢側端部の前記
端部域の周面に対して膨張していない折り畳んだ状態で
予め形成されて成層してあれば、この作用はより顕著に
発揮される。
外側管状メンバの管路内に配された内側管状メンバとで
構成し、前記外側管状メンバを前記バルーンメンバのと
ころまで延在させ、且つ、前記末梢側端部の前記端部域
は内側管状メンバの一部によって構成すると、バルーン
メンバが膨張する際に、内側管状メンバは、その全長に
わたって軸方向に圧縮されて軸方向に交差する方向に弾
力的に湾曲し、内側管状メンバの全体が軸方向のスプリ
ングとして作用する。そして、前記バルーンメンバを、
比較的伸長し難い材料で構成し、前記末梢側端部の前記
端部域の周面に対して膨張していない折り畳んだ状態で
予め形成されて成層してあれば、この作用はより顕著に
発揮される。
【0011】以下に、この発明を、添付の図面にしたが
ってより詳細に説明する。
ってより詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明を、実施例を示す添付図
面にしたがって説明するが、図1は、バルーンメンバが
膨張した状態を示すバルーンカテーテルの一部破断斜視
図であり、また図2は、図1に示したバルーンメンバが
膨張していない状態のバルーンカテーテルの一部破断斜
視図である。
面にしたがって説明するが、図1は、バルーンメンバが
膨張した状態を示すバルーンカテーテルの一部破断斜視
図であり、また図2は、図1に示したバルーンメンバが
膨張していない状態のバルーンカテーテルの一部破断斜
視図である。
【0013】図1によれば、バルーンカテーテルは符号
1で示されており、その末梢側端部は作動状態となって
いる。このバルーンカテーテル1は、通常のように管状
の基体2で構成されている。この実施例の場合は、その
管状の基体2は、外側管状メンバ3と、その管路内に収
蔵されて延在している内側管状メンバ4とからなる。そ
の内側管状メンバ4は、それ自体に、バルーンカテーテ
ル1における図1の左側に示したような末梢側端部の最
先端に通じる管路が形成されている。
1で示されており、その末梢側端部は作動状態となって
いる。このバルーンカテーテル1は、通常のように管状
の基体2で構成されている。この実施例の場合は、その
管状の基体2は、外側管状メンバ3と、その管路内に収
蔵されて延在している内側管状メンバ4とからなる。そ
の内側管状メンバ4は、それ自体に、バルーンカテーテ
ル1における図1の左側に示したような末梢側端部の最
先端に通じる管路が形成されている。
【0014】ここには図示していないが、管状の基体2
の手元側端部では、継ぎ手部材が、複数本ある管路を連
通させるために配置されている。図1から理解できるよ
うに、その内側管状メンバ4は、外側管状メンバ3の端
部より先まで延在している。バルーンメンバ5は、その
端部6の一つを、外側管状メンバ3の端部の外周に配
し、その端部6の他方を、内側管状メンバ4の端部8の
外周に配して、それぞれ固定してある。
の手元側端部では、継ぎ手部材が、複数本ある管路を連
通させるために配置されている。図1から理解できるよ
うに、その内側管状メンバ4は、外側管状メンバ3の端
部より先まで延在している。バルーンメンバ5は、その
端部6の一つを、外側管状メンバ3の端部の外周に配
し、その端部6の他方を、内側管状メンバ4の端部8の
外周に配して、それぞれ固定してある。
【0015】バルーンメンバ5の内部は、外側管状メン
バ3の管路内に余隙として横断面環状に形成されている
チャンネル管路を通じて、管状の基体2の手元側端部に
おける継ぎ手部材に連通している。そのチャンネル管路
でガス又は液体をバルーンメンバ5の内部に圧送するこ
とにより、バルーンメンバ5は、図1に示したように膨
張した状態となる。このようにバルーンメンバ5が膨張
した状態においては、そのバルーンメンバ5の端部6及
び7は、図2に示したようなバルーンメンバ5が膨張し
ていない状態のときより相互に近づいて位置するのであ
る。管状の基体2の端部域9は、この実施例では単に内
側管状メンバ4で構成されていて、それ故に軸方向に圧
縮され、而して、この端部域9は、図1に示すように管
状の基体2の真っ直ぐに想定した軸と交差する方向で外
側に曲げられることになるのである。
バ3の管路内に余隙として横断面環状に形成されている
チャンネル管路を通じて、管状の基体2の手元側端部に
おける継ぎ手部材に連通している。そのチャンネル管路
でガス又は液体をバルーンメンバ5の内部に圧送するこ
とにより、バルーンメンバ5は、図1に示したように膨
張した状態となる。このようにバルーンメンバ5が膨張
した状態においては、そのバルーンメンバ5の端部6及
び7は、図2に示したようなバルーンメンバ5が膨張し
ていない状態のときより相互に近づいて位置するのであ
る。管状の基体2の端部域9は、この実施例では単に内
側管状メンバ4で構成されていて、それ故に軸方向に圧
縮され、而して、この端部域9は、図1に示すように管
状の基体2の真っ直ぐに想定した軸と交差する方向で外
側に曲げられることになるのである。
【0016】ここには示していないが、内側管状メンバ
4には、ステンレススチールのワイヤを織るか編むかし
てなる埋め込み補強層を構成することもできる。そのよ
うに構成すると、管状の基体2の末梢側端部の端部域9
は、バルーンメンバ5の両端部6及び7がバルーンメン
バ5の膨張によって相互に近づく方向に移動した結果と
して張力を付与された、いわばスプリングを形成するこ
とになる。
4には、ステンレススチールのワイヤを織るか編むかし
てなる埋め込み補強層を構成することもできる。そのよ
うに構成すると、管状の基体2の末梢側端部の端部域9
は、バルーンメンバ5の両端部6及び7がバルーンメン
バ5の膨張によって相互に近づく方向に移動した結果と
して張力を付与された、いわばスプリングを形成するこ
とになる。
【0017】バルーンメンバ5の圧力が開放されると、
直ちにその端部域9に形成されているスプリングは、バ
ルーンメンバ5の両端部6及び7を相互に離隔するよう
に押し、その結果として、そのバルーンメンバ5は、図
2に示すように、自らその端部域9の周面に沿うように
折り畳み部10を形成するのである。それ故に、そのバ
ルーンメンバ5の直径は、そのバルーンカテーテル1を
患者の脈管に導入しまたは抜去するのに都合のよい程度
に小径に維持される。
直ちにその端部域9に形成されているスプリングは、バ
ルーンメンバ5の両端部6及び7を相互に離隔するよう
に押し、その結果として、そのバルーンメンバ5は、図
2に示すように、自らその端部域9の周面に沿うように
折り畳み部10を形成するのである。それ故に、そのバ
ルーンメンバ5の直径は、そのバルーンカテーテル1を
患者の脈管に導入しまたは抜去するのに都合のよい程度
に小径に維持される。
【0018】このバルーンメンバ5は、比較的伸長し難
い材料で、しかも予め成形されたもので構成されてい
て、最小過剰圧を想定してその膨張した形状が想定され
ているから、ある大きさ範囲の圧力にわたって同じ形状
を保つことができるようにしてある。前述したように、
管状の基体2の端部域9は、それ故に、剛性がありしか
も弾性変形ができるようになっており、そのことによっ
て、その端部域9がスプリングとして作用し、負荷され
た力によって生じた弾性変形が行われなくなると、再び
元の形に復帰する。基体2の端部域9における固さは、
バルーンメンバ5を、それが膨張した後に図2に示した
ような状態に真っ直ぐに矯正されるように組合せて選択
される。
い材料で、しかも予め成形されたもので構成されてい
て、最小過剰圧を想定してその膨張した形状が想定され
ているから、ある大きさ範囲の圧力にわたって同じ形状
を保つことができるようにしてある。前述したように、
管状の基体2の端部域9は、それ故に、剛性がありしか
も弾性変形ができるようになっており、そのことによっ
て、その端部域9がスプリングとして作用し、負荷され
た力によって生じた弾性変形が行われなくなると、再び
元の形に復帰する。基体2の端部域9における固さは、
バルーンメンバ5を、それが膨張した後に図2に示した
ような状態に真っ直ぐに矯正されるように組合せて選択
される。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、バルーンカテーテル
は、特に、比較的大きなバルーンメンバを備えたバルー
ンカテーテルの場合であっても、膨張していない状態の
バルーンメンバは容易に真っ直ぐな状態に折り畳みコン
トロールされ、操作取扱いが容易になった。また、その
バルーンメンバを確実に折り畳み状態に保持することが
でき、操作取扱いが容易になり煩わしさがなくなった。
とりわけ、バルーンメンバは、管状の基体と密着して折
り畳んだ状態を確実に保つことができるので、患者の脈
管に導入したりそこから抜去したりするのが容易になっ
た。
は、特に、比較的大きなバルーンメンバを備えたバルー
ンカテーテルの場合であっても、膨張していない状態の
バルーンメンバは容易に真っ直ぐな状態に折り畳みコン
トロールされ、操作取扱いが容易になった。また、その
バルーンメンバを確実に折り畳み状態に保持することが
でき、操作取扱いが容易になり煩わしさがなくなった。
とりわけ、バルーンメンバは、管状の基体と密着して折
り畳んだ状態を確実に保つことができるので、患者の脈
管に導入したりそこから抜去したりするのが容易になっ
た。
【0020】そして、バルーンメンバが予め折り畳み状
態に成形されて取付けられていればその折り畳み状態に
復帰させるのが確実になる。更に、基体の端部域の部分
にある程度の固さと弾性変形できる性質を、予め定めた
バランスで付与しておくと、脈管内の圧力や血液の流れ
の強さにも対応できて実際の治療や診察に好適である。
態に成形されて取付けられていればその折り畳み状態に
復帰させるのが確実になる。更に、基体の端部域の部分
にある程度の固さと弾性変形できる性質を、予め定めた
バランスで付与しておくと、脈管内の圧力や血液の流れ
の強さにも対応できて実際の治療や診察に好適である。
【図1】バルーンメンバが膨張した状態を示すバルーン
カテーテルの一部破断斜視図である。
カテーテルの一部破断斜視図である。
【図2】図1に示したバルーンメンバが膨張していない
状態のバルーンカテーテルの一部破断斜視図である。
状態のバルーンカテーテルの一部破断斜視図である。
1・・・バルーンカテーテル 2・・・管状の基体 3・・・外側管状メンバ 4・・・内側管状メンバ 5・・・バルーンメンバ 6・・・バルーンメンバの端部 7・・・バルーンメンバの端部 8・・・内側管状メンバの端部 9・・・基体の端部域 10・・折り畳み部
フロントページの続き (72)発明者 ランチェ,ルドルフ コーネリス オランダ,NL−9321 エイチピー ペイ ズ,ブリンクウェグ17 (72)発明者 ヒジルケマ,ルーカス ヨハネス オランダ,9716 シーダブリュー グロニ ンゲン,アドリアン パウストラット 88
Claims (5)
- 【請求項1】 手元側端部と、末梢側端部と、軸方向に
内在する少なくとも一本の管路と、前記手元側端部にお
ける管路の継ぎ手部材と、前記末梢側端部の端部域周囲
に配置され内部が前記管路に連通しているバルーンメン
バとを有する管状基体でなり、少なくとも前記末梢側端
部の前記端部域は、剛性があり弾性変形できるように形
成されている、剛性があり弾性変形できる基体を有する
バルーンカテーテル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の、剛性があり弾性変形
できる基体を有するバルーンカテーテルにおいて、少な
くとも前記末梢側端部の前記端部域は、織るか編んだワ
イヤの埋め込み補強層でなる、剛性があり弾性変形でき
る基体を有するバルーンカテーテル。 - 【請求項3】 請求項2に記載の、剛性があり弾性変形
できる基体を有するバルーンカテーテルにおいて、前記
ワイヤはステンレススチールでなる、剛性があり弾性変
形できる基体を有するバルーンカテーテル。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一に記載の、
剛性があり弾性変形できる基体を有するバルーンカテー
テルにおいて、前記基体は、外側管状メンバとその外側
管状メンバの管路内に配された内側管状メンバとでな
り、前記外側管状メンバは前記バルーンメンバのところ
まで延在しているしており、且つ、前記末梢側端部の前
記端部域は内側管状メンバの一部によって構成されてい
る、剛性があり弾性変形できる基体を有するバルーンカ
テーテル。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一に記載の、
剛性があり弾性変形できる基体を有するバルーンカテー
テルにおいて、前記バルーンメンバは、比較的伸長し難
い材料でなり、膨張しておらず前記末梢側端部の前記端
部域に対して折り畳んだ状態で予め形成されて成層して
いる、剛性があり弾性変形できる基体を有するバルーン
カテーテル。
Applications Claiming Priority (2)
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