JP2003319849A - リクライニングアジャスタ - Google Patents

リクライニングアジャスタ

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JP2003319849A JP2003027667A JP2003027667A JP2003319849A JP 2003319849 A JP2003319849 A JP 2003319849A JP 2003027667 A JP2003027667 A JP 2003027667A JP 2003027667 A JP2003027667 A JP 2003027667A JP 2003319849 A JP2003319849 A JP 2003319849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量産に向いた簡単な構造で、シートバックの
ロック時におけるバックラッシの低減と、ウォームのス
ラスト方向のクリアランスの低減を図り、異音の発生を
防止する。 【解決手段】 シートクッションに回動自在に取り付け
られたウォーム4の両端面と、これの両端部を支持する
一対のホルダ13,14の内端面とにそれぞれ略すり鉢
状の凹部15,16を設けると共に、対面する凹部1
5,16間に形成される一対の空所に、それぞれ回転自
由にボール17を収納して、ウォーム4を回転自在に支
持する一対の軸受11,12を形成する。ロック機構
に、ウォーム4を、ウォームホイール5に押し付けるコ
イルスプリング25等からなる押圧手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等のシートに
取り付けられ、シートクッションに対するシートバック
の傾斜角を適宜に調節するためのリクライニングアジャ
スタに関し、特に、シートバックのロック時におけるガ
タつきの低減等を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭42−7950号公報に開示され
ているリクライニングアジャスタにおいては、セクタギ
ヤ(ウォームホイール)がシートバックに固定される一
方、セクタギヤと嵌脱自在のウォームをシートクッショ
ンに回動自在に取り付けている。ウォームは作動軸に連
結されており、この作動軸を軸方向に引っ張り、更に持
ち上げることにより、ウォームとセクタギヤとの噛合は
解除される。この状態で、シートバックに負荷を加える
と、シートバックは傾倒し、その傾斜角を迅速に変更す
ることが可能となり、作動軸から手を離すと、ウォーム
はセクタギヤと再び噛合し、シートバックはその位置に
保持される。また、シートバックの傾斜角の微調節が必
要な場合には、作動軸を回動させて、ウォームを回転さ
せると、ウォームと噛合するセクタギヤが徐々に回転
し、シートバックを任意の傾斜角に無段階に変更するこ
とができる。
【0003】最近では、特開平10−217817号公
報に開示されているように、摩擦角以上のリード角を有
するウォームとセクタギヤをシートクッションとシート
バックとにそれぞれ取り付け、シートバックを傾倒する
ことにより、セクタギヤを介してウォームを回転させて
シートバックの傾斜角を適宜に変更するようにしたリク
ライニングアジャスタも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、互いに
噛合するセクタギヤとウォームとを有するリクライニン
グアジャスタの場合、セクタギヤとウォームとの歯面間
のバックラッシが、シートバックのロック時において
は、ガタつきの要因となり、異音が発生したり、着座感
が低下したりするという問題があった。
【0005】また、ウォームのシャフトを通常のボール
ベアリング等のベアリングで回転自由に支持する場合、
ウォームの円滑な動作のためにスラスト方向にクリアラ
ンスを有するが、このクリアランスが、シートバックの
ロック時にはガタつきとなって、異音の発生要因や着座
感の低下要因ともなっている。
【0006】一方、特開2000−342371号公報
においては、ウォームと噛合するセクタギヤを、押圧部
材によりウォーム方向に押圧し、バックラッシの低減を
図った技術が開示されている。しかしながら、回転可能
に支持されたセクタギヤを半径方向(ウォーム方向)に
押圧するには、セクタギヤに円弧状の孔を設ける必要が
あるほか、ウォームを支持するブラケットにも対応する
孔を形成したり、これらの孔の内壁を押圧するローラ部
材を設けたりする必要があるなど、構造が複雑で量産に
適さない。また、セクタギヤをウォームに押圧すること
により、確かに、シートバックのロック時おけるバック
ラッシを低減し、シートバックのガタつきを抑制でき
る。しかしながら、ウォームのスラスト方向のクリアラ
ンスを低減することはできないため、かかるクリアラン
スを要因とするシートバックのロック時におけるガタつ
きという問題は依然として解決することはできない。
【0007】本発明は上記した課題を解決するためにな
されたものであり、量産に向いた簡単な構造で、シート
バックのロック時において、バックラッシの低減だけで
なく、ウォームのスラスト方向のクリアランスも低減
し、異音発生の防止、更なる着座感の向上を図ることが
できるリクライニングアジャスタを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明のリクライニングアジャスタは、リクライニ
ングアジャスタであって、シートクッションに回動自在
に取り付けられたウォームと、シートバックに固定さ
れ、該ウォームと噛合するウォームホイールとを有する
一方、ウォームを回転不能にロック或いは該ロックを解
除するべく選択的に動作されるロック機構を有してな
り、前記ウォームの両端面と、該ウォームの両端部を支
持する一対の支持部材の内端面とにそれぞれ凹部を設け
ると共に、ウォームの両端面と一対の支持部材との対面
する該凹部間に形成される一対の空所に、それぞれ回転
自由にボールを収納して、該ウォームを回転自在に支持
する一対の軸受を形成しており、前記ロック機構が、ロ
ック時に、前記ウォームの歯部をウォームホイールの歯
部に押し付ける押圧手段を備えていることを特徴とす
る。前記各凹部は、内面にテーパ面を備えた略すり鉢状
に形成されていることが好ましい。前記ロック機構は、
一端部にウォームの一部の歯部に形成された係合溝に係
脱可能な係合爪を備え、該係合爪を係合溝に係脱させる
ため、軸部材により回動可能に支持されたアーム部材を
備えてなり、前記押圧手段が、該アーム部材に連結さ
れ、前記係合爪を係合溝に係合させる方向に付勢する弾
性部材からなる構成とすることが好ましい。前記アーム
部材は、長片と短片とを備えた略T字形に形成され、長
片と短片の境部が前記軸部材により支持され、長片が操
作部となり、短片の片側端部に前記係合爪が形成され、
前記弾性部材は、アーム部材と任意の固定部との間に設
けられ、前記係合爪が係合溝に係合する方向に付勢する
スプリングからなることが好ましい。この場合、前記ス
プリングが、前記アーム部材の短片の他方の片側端部
と、前記ウォームを支持するブラケットとの間に掛け渡
された構成とすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1乃至図3
は、本発明に係るリクライニングアジャスタAを示して
おり、シートクッション(図示せず)に取り付けられ、
シートクッションの一部を構成する、対面配置される一
対の第1ブラケット1,2と、シートバック(図示せ
ず)に取り付けられ、シートバックの一部を構成する第
2ブラケット3とを備えている。
【0010】第1ブラケット1には、ウォーム4が回転
自在に取り付けられる一方、第2ブラケット3には、ウ
ォームホイール5が固定されており、互いに噛合してい
る。なお、ウォーム4は、ウォームホイール5との摩擦
角以上のリード角を有している。また、ウオームホイー
ル5としては、図1に示したような、全周に歯部を有す
るはすばギヤであってもよいし、セクタギヤであっても
よい。
【0011】ウォームホイール5の中心部には円孔6が
穿設されると共に、円孔6に遊挿された中心軸7は第1
ブラケット1に取り付けられており、ウォームホイール
5は中心軸7の廻りで回動自在に取り付けられている。
【0012】中心軸7の片側にはスリット8が形成され
ている。バランススプリング9は、その一端がこのスリ
ット8に係止され、その他端が第2ブラケット3に取り
付けられた係止軸10に係止されている。これにより、
バランススプリング9の弾性力によって第2のブラケッ
ト3に支持されるシートバックは常に前方に付勢されて
いる。
【0013】ウォーム4の前端は、前部軸受11に回転
自在に支持され、後端は、後部軸受12に回転自在に支
持されている。具体的には、まず、ウォーム4の両端面
と、該ウォーム4の両端部を支持するべく固定された一
対の支持部材としてのホルダ13,14の内端面とにそ
れぞれ略すり鉢状の凹部15,16が設けられている。
この結果、ウォーム4と一対のホルダ13,14との対
面する凹部15,16間には、空所が形成されることに
なり、これら一対の空所に、それぞれ回転自由にスチー
ル製のボール17が収納されている。
【0014】このような構成において、ウォーム4は、
ボール17を介してホルダ13,14に回転自在に支持
される。そして、一対のホルダ13,14と、ウォーム
4及び一対のホルダ13,14の対面する凹部15,1
6間の空所に収納されるボール17とにより、ウォーム
4を回転自在に支持する前部と後部の軸受11,12が
それぞれ形成される。
【0015】また、リクライニングアジャスタAは、ウ
ォーム4を回転不能にロック或いは該ロックを解除する
べく選択的に動作されるロック機構を有している。この
ロック機構は、一端部にウォーム4の一部の歯部18に
形成された係合溝19に係脱可能な係合爪20を有し、
他端部に操作部21を有したアーム部材22を備えてい
る。本実施形態において、係合溝19は、ウォーム4の
片側端部の2つの並列した歯部18の外周部に周方向に
形成された多数の凹凸状の溝から構成される。
【0016】アーム部材22は、長片と短片を有する略
T字形に形成されており、短片の片側端部に係合爪20
が形成されている。また、アーム部材22の長片と短片
との境部のボス22Aには、軸部材としてのピン24が
挿通され、該ピン24によって回動自在に支持され、長
片が操作部21を構成し、該操作部21を、ピン24を
中心として回動させることによって、短片に形成された
係合爪20が、上記ウォーム4の係合溝19に対して係
脱し、ロック或いはロック解除を行う構成である。すな
わち、上記アーム部材22の操作によって、係合爪20
を係合溝19に係合させると、ウォーム4とこれに噛み
合うウォームホイール5とが回転不能になり、シートバ
ックがロックされ、傾斜角度が固定される。一方、アー
ム部材22の操作によって係合爪20を係合溝19から
離脱させると、ウォーム4及びウォームホイール5が回
転不能になり、シートバックのロックが解除される。な
お、アーム部材22の長片の操作部21の端部には、着
座者が把持する操作ノブ23が形成されている。
【0017】本実施形態のロック機構は、ウォーム4を
ウォームホイール5に押圧する押圧手段を備えている。
この押圧手段は、本実施形態においては、上記アーム部
材22を弾性的に付勢する弾性部材としてのコイルスプ
リング25を含んで構成されている。
【0018】すなわち、コイルスプリング25は、一端
部がアーム部材22の短片の他方の片側端部に形成され
た取付孔26に取り付けられ、他端部が第1ブラケット
1に形成された固定部としての固定ピン27に取り付け
られている。
【0019】なお、一対の第1のブラケット1,2は、
一方の第1ブラケット1のピン28〜32、アーム部材
22のボス22Aに嵌合されたピン24、及び固定ピン
27を、他方の第1ブラケット2の孔33〜39に嵌合
することにより組み付けられる。また、アーム部材22
の操作ノブ23は、他方の第1のブラケット2に形成し
た長孔40に挿入される。
【0020】次に、かかる構成のリクライニングアジャ
スタAの作用について説明する。アーム部材22を操作
しない通常の状態では、該アーム部材22がコイルスプ
リング25の弾性力で図1の矢印a方向に付勢され、そ
の短片の片側端部に形成された係合爪20がウォーム4
の係合溝19に係合している。この状態では、ウォーム
4の回転が阻止されるため、ウォーム4と噛み合うウォ
ームホイール5の回転も阻止されて、シートバックのシ
ートクッションに対する傾斜角が保持されたロック状態
となっている。なお、かかる状態におけるロック機構を
構成するアーム部材22及び押圧手段としてのコイルス
プリング25の作用は後述する。
【0021】一方、シートバックの傾斜角を変更したい
場合は、アーム部材22を操作して、コイルスプリング
25の弾性力に抗して図1の矢印b方向に操作部21を
動かすと、係合爪20が係合溝19から外れて、ロック
解除が行われ、ウォーム4は自由に回動できる状態とな
る。
【0022】ここで、ウォーム4は、噛合するウォーム
ホイール5との摩擦角以上のリード角を有するため、ウ
ォームホイール5に対して中心軸7廻りでの回転力が加
わると、該ウォーム4は回転する。このため、シートバ
ックはバランススプリング9の弾性力により前倒する
か、あるいは着座者がシートバックに後方への荷重を加
えることによりバランススプリング9の弾性力に抗して
後倒する。
【0023】所望の位置でアーム部材22の操作部21
(操作ノブ23)から手を離すと、コイルスプリング2
5の弾性力により、係合爪20が係合溝19に係合し
て、ウォーム4の回転が阻止されてロックされ、シート
バックの傾斜角は現在の角度に保持される。
【0024】ここで、アーム部材22の短片の係合爪2
0がウォーム4の係合溝19に係合している場合、コイ
ルスプリング25の弾性力で、係合爪20が図1の矢印
cで示すように係合溝19に押し付けられることで、ウ
ォーム4にはウォームホイール5の方に移動しようとす
る力が生じる。これにより、ウォーム4の歯部がウォー
ムホイール5の歯部に押し付けられる。
【0025】この結果、シートバックのロック時におい
て、ウォーム4とウォームホイール5との歯面間のバッ
クラッシを小さくできる。このため、バックラッシに基
づくシートバックのロック時におけるガタつきが抑制さ
れ、異音の発生が防止されると共に、安定性のある着座
感が得られる。
【0026】また、本構成では、ウォーム4を支持する
軸受11,12を、該ウォーム4と一対のホルダ13,
14との対面する凹部15,16間の空所にボール17
を収納して構成している。このため、ウォーム4の軸線
がウォームホイール5に接近する方向に動くと、ボール
17も両凹部15,16の内面のテーパ面に沿って動
く。
【0027】これにより、ウォーム4がウォームホイー
ル5に押し付けられる際には、ボール17が両凹部1
5,16の内面のテーパ面に沿って移動した状態で、ウ
ォーム4が軸受けされることになる。この結果、ウォー
ム4は、ボール17によってスラスト方向にも押し付け
られるため、ウォーム4のスラスト方向のクリアランス
がシートバックのロック時においては小さくなり、かか
るクリアランスを要因とするシートバックのガタつきや
異音の発生を抑制し、着座感を向上させることができ
る。
【0028】特に、シートバックのロック時におけるバ
ックラッシの低減及びウォーム4のスラスト方向のクリ
アランスの低減を図る構造として、アーム部材22とコ
イルスプリング25とを備えたロック機構を設けると共
に、ウォーム4を支持する軸受11,12を、該ウォー
ム4と一対のホルダ13,14との対面する凹部15,
16間の空所にボール17を収納して構成するだけでよ
いため、構成が簡単で、量産に適している。
【0029】なお、押圧手段として、上記実施形態で
は、コイルスプリング25を用いているが、他のスプリ
ングでも良い。また、ロック機構を構成するアーム部材
の形状も、図面に示した実施形態のものに限られるもの
ではない。
【0030】
【発明の効果】本発明のリクライニングアジャスタは、
ウォームの両端面と、一対の支持部材の内端面とにそれ
ぞれ凹部を設け、好ましくは略すり鉢状の凹部を設ける
と共に、ウォームの両端面と一対の支持部材との対面す
る凹部間に形成される一対の空所に、それぞれ回転自由
にボールを収納して、該ウォームを回転自在に支持する
一対の軸受を形成する一方、ウォームをロックするロッ
ク機構が、ウォームを動かして、ウォームホイールに押
圧する押圧手段を有していることを特徴とする。
【0031】このため、シートバックのロック時におい
て、ウォームとウォームホイールとの歯面間のバックラ
ッシを小さくでき、異音の発生が防止されると共に、着
座感の低下も防止できる。また、ウォームがウォームホ
イールに押し付けられる際に、ボールが両凹部内面のテ
ーパ面に沿って移動した状態で、ウォームが軸受けされ
る構成であるため、シートバックのロック時において
は、ウォームのスラスト方向のクリアランスが小さくな
り、該クリアランスを要因とするシートバックのガタつ
きや異音の発生も同時に抑制でき、着座感をさらに向上
させることができる。また、極めて簡易な構成であるた
め、量産にも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一の実施の形態にかかるリク
ライニングアジャスタの概略正面断面図である。
【図2】図2は、同上のリクライニングアジャスタの組
立途中を示す斜視図である。
【図3】図3は、同上のリクライニングアジャスタの組
立状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A リクライニングアジャスタ 1,2 第1ブラケット 3 第2ブラケット 4 ウォーム 5 ウォームホイール 11 前部軸受 12 後部軸受 13,14 ホルダ 15,16 凹部 17 ボール 19 係合溝 20 係合爪 22 アーム部材 25 コイルスプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リクライニングアジャスタであって、 シートクッションに回動自在に取り付けられたウォーム
    と、シートバックに固定され、該ウォームと噛合するウ
    ォームホイールとを有する一方、ウォームを回転不能に
    ロック或いは該ロックを解除するべく選択的に動作され
    るロック機構を有してなり、 前記ウォームの両端面と、該ウォームの両端部を支持す
    る一対の支持部材の内端面とにそれぞれ凹部を設けると
    共に、ウォームの両端面と一対の支持部材との対面する
    該凹部間に形成される一対の空所に、それぞれ回転自由
    にボールを収納して、該ウォームを回転自在に支持する
    一対の軸受を形成しており、 前記ロック機構が、ロック時に、前記ウォームの歯部を
    ウォームホイールの歯部に押し付ける押圧手段を備えて
    いることを特徴とするリクライニングアジャスタ。
  2. 【請求項2】 前記各凹部が、内面にテーパ面を備えた
    略すり鉢状に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のリクライニングアジャスタ。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構は、一端部にウォームの
    一部の歯部に形成された係合溝に係脱可能な係合爪を備
    え、該係合爪を係合溝に係脱させるため、軸部材により
    回動可能に支持されたアーム部材を備えてなり、 前記押圧手段が、該アーム部材に連結され、前記係合爪
    を係合溝に係合させる方向に付勢する弾性部材からなる
    ことを特徴とする請求項1記載のリクライニングアジャ
    スタ。
  4. 【請求項4】 前記アーム部材は、長片と短片とを備え
    た略T字形に形成され、長片と短片の境部が前記軸部材
    により支持され、長片が操作部となり、短片の片側端部
    に前記係合爪が形成され、 前記弾性部材は、アーム部材と任意の固定部との間に設
    けられ、前記係合爪が係合溝に係合する方向に付勢する
    スプリングからなることを特徴とする請求項3記載のリ
    クライニングアジャスタ。
  5. 【請求項5】 前記スプリングが、前記アーム部材の短
    片の他方の片側端部と、前記ウォームを支持するブラケ
    ットとの間に掛け渡されている請求項4記載のリクライ
    ニングアジャスタ。
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