JP2003318771A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 通信相手と時間情報を共有することが可能な無線通信装置であって、無線通信を行なう高周波部及び前記無線通信用のデータ処理を行なうベースバンド部を有し、
   前記高周波部は無線通信に第１クロック信号を利用し、
   前記ベースバンド部は、前記第１クロック信号を利用してデータ処理と前記時間情報を共有するための計時動作を行ない、前記第１クロック信号を停止した状態において第２クロック信号を利用してタイマ動作と前記時間情報を共有するための計時動作を行ない、前記タイマ動作によって第１クロック信号の生成開始タイミングを形成することを特徴とする無線通信装置。
2. 前記第１クロック信号を生成するための温度補償されたクロック信号発振源と、前記第１クロック信号のクロック発振源より低い精度で前記第２クロック信号を生成するクロック発振源とを別々に有することを特徴とする請求項１記載の無線通信装置。
3. 前記計時動作によって共有する時間情報は、ネットワークに参加するマスタ通信装置とスレーブ通信装置が共有する仮想時計による時間情報であることを特徴とする請求項１記載の無線通信装置。
4. 前記第１クロック信号を利用して前記計時動作を行なうためのカウンタと、前記第２クロック信号を利用して前記計時動作を行なうためのカウンタとを別々に有することを特徴とする請求項３記載の無線通信装置。
5. 前記ネットワークはブルートゥースシステムのピコネットであることを特徴とする請求項３記載の無線通信装置。
6. 前記ベースバンド部は前記データ処理を行なう中央処理装置を有し、前記中央処理装置は前記第１クロック信号に基づいて形成された動作クロック信号に同期動作することを特徴とする請求項１記載の無線通信装置。
7. 前記高周波部は前記中央処理装置によってアクセスされる無線通信号動作の有限状態遷移制御レジスタを複数個有し、所定の有限状態遷移制御レジスタは、高周波部の内部回路に前記第１クロック信号を供給するのを停止することを指示する制御情報が選択的に格納可能であること特徴とする請求項６記載の無線通信装置。
8. 前記ベースバンド部は前記タイマ動作を行なうタイマを有し、前記タイマによる前記第１クロック信号の生成開始タイミングを可変可能とするレジスタを有し、前記レジスタは前記中央処理装置がアクセス可能であることを特徴とする請求項６又は７記載の無線通信装置。
9. 前記高周波部はリセット端子に入力されるリセット信号によるリセット解除に同期して第１クロック信号の生成動作を開始し、
   前記ベースバンド部は、前記リセット信号が供給され、リセット信号によるリセットの指示を保持手段に保持し、保持したリセット指示を、第１クロック信号のクロック生成状態が所定の状態に達した後に解除することを特徴とする請求項１記載の無線通信装置。
10. 前記保持手段は、カウンタであり、リセット信号によるリセットの指示で初期化され、第１クロック信号のクロック変化を計数し、計数値が所定値達したとき、内部リセット信号にリセット解除を指示させることを特徴とする請求項９記載の無線通信装置。
11. 外部から第１クロック信号を入力し、無線通信用のベースバンド処理を行なう半導体集積回路化されたマイクロコンピュータであって、中央処理装置、高周波部に接続されるベースバンド処理回路、クロック発生回路、クロック制御回路及びタイマを有し、
    前記中央処理装置は第１クロック信号に基づいて生成されるクロック信号を動作基準クロック信号として動作し、
    前記クロック発生回路は第２クロック信号を生成し、
    前記クロック制御回路は前記第１クロック信号の生成開始と停止を制御する制御信号を出力し、
    前記ベースバンド処理回路は前記無線通信の相手と共有するための時間情報を生成可能であり、前記時間情報の生成には前記第１クロック信号を用いた計時動作又は前記第１クロック信号の停止時に前記第２クロック信号を用いた計時動作を利用し、
    前記タイマは前記第１クロック信号を停止したとき前記第２クロック信号を利用して前記第１クロック信号の生成開始タイミングを形成して前記クロック制御回路に与えることを特徴とするマイクロコンピュータ。
12. 前記時間情報は、ネットワークに参加するマスタ通信装置とスレーブ通信装置が共有する仮想時計による時間情報であることを特徴とする請求項１１記載のマイクロコンピュータ。
13. 前記第１クロック信号を用いた計時動作を行なうためのカウンタと、前記第２クロック信号を用いた計時動作を行なうためのカウンタとを別々に有することを特徴とする請求項１２記載のマイクロコンピュータ。
14. 前記ネットワークはブルートゥースのピコネットであることを特徴とする請求項１２記載のマイクロコンピュータ。
15. 前記タイマによる前記第１クロック信号の生成開始タイミングを可変可能とするレジスタを有し、前記レジスタは前記中央処理装置がアクセス可能であることを特徴とする請求項１１記載のマイクロコンピュータ。