JP2003318346A - 樹脂封止型半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
樹脂封止型半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
およびリードフレームとヒートシンクとの間の導通をと
ること、および、ヒートシンクおよびリードフレームと
封止用樹脂との密着性を向上させることの両立を簡易な
構成にて実現する。 【解決手段】 ヒートシンク10の一面側に搭載された
半導体素子20とリードフレーム40とをワイヤ50に
て電気的に接続したものを封止用樹脂60にて封止して
なる樹脂封止型半導体装置において、ヒートシンク10
とリードフレーム40とはかしめ部40bにてかしめ固
定され、ヒートシンク10の表面のうち半導体素子搭載
領域、およびリードフレーム40の表面のうち半導体素
子および外部との電気的接続部にはめっき膜11、41
が形成され、ヒートシンク10およびリードフレーム4
0の表面のうちめっき膜の非形成部位には、封止用樹脂
60との密着性を高める黒化処理膜70が形成されてい
る。
Description
導体素子およびリードフレームを樹脂で封止してなる樹
脂封止型半導体装置およびその製造方法に関する。
な概略断面構成を図2に示す。このものは、ヒートシン
ク10の一面側にダイボンド材30等を介して半導体素
子20を搭載した後、半導体素子20とリードフレーム
40とをワイヤ50を介して電気的に接続し、続いて、
これらヒートシンク10、半導体素子20、およびリー
ドフレーム40を封止用樹脂60にて包み込むように封
止してなる。
0の表面を酸で処理して酸化するという、いわゆる黒化
処理を行うことにより、ヒートシンク10の表面上に黒
化処理膜(酸化膜)70を形成し、それにより、ヒート
シンク10と封止用樹脂(モールド樹脂)60との密着
性を良好なものとしている。
来技術においては、次の二つの問題点がある。一つは、
ヒートシンク10を黒化処理した後、このヒートシンク
10に対してリードフレーム40をポリイミド等の接着
材80にて接合しているため、接着材80が必要であ
り、その接着材80を配設する手間がかかるなど、構造
が複雑となり製造費が高くなるという問題がある。
ム40との接合を比較的簡易なかしめ固定する構造とし
た場合、かしめ部においてヒートシンク10の黒化処理
膜70が破壊し、ダストが発生するという問題がある。
処理を施しているため、ヒートシンク10とリードフレ
ーム40との間では導通の保証が困難であり、リードフ
レーム40を介してヒートシンク10と半導体素子20
との間の導通をとる設計を採用することができないとい
う問題である。そのため、設計上の制約が生じる。
は、リードフレーム40のアウターリードにて、はんだ
を介して基板上に実装されるが、近年では、はんだの鉛
フリー化対応のため、リフロー温度が上昇し、パッケー
ジ信頼性の向上が望まれており、リードフレーム40と
樹脂60との密着性も向上させたいという要求が強い。
素子およびリードフレームとヒートシンクとの間の導通
をとること、および、ヒートシンクおよびリードフレー
ムと封止用樹脂との密着性を向上させることの両立を、
簡易な構成にて実現することを目的とする。
め、請求項1に記載の発明では、ヒートシンク(10)
と、このヒートシンクの一面側に搭載された半導体素子
(20)と、この半導体素子と電気的に接続されたリー
ドフレーム(40)と、ヒートシンク、半導体素子、お
よびリードフレームを包み込むように封止する封止用樹
脂(60)とを備える樹脂封止型半導体装置において、
ヒートシンクとリードフレームとはかしめ固定されてお
り、ヒートシンクの表面のうち半導体素子の搭載領域、
およびリードフレームの表面のうち半導体素子および外
部との電気的接続部には、めっき膜(11、41)が形
成されており、ヒートシンクおよびリードフレームの表
面のうちめっき膜が形成されていない部位には、封止用
樹脂との密着性を高める処理が施されていることを特徴
とする。
ームとが、簡易なかしめにより固定されているため、か
しめ部(40b)を介してリードフレームとヒートシン
クとの間の導通をとることができる。
子の搭載領域、およびリードフレームの表面のうち半導
体素子および外部との電気的接続部には、めっき膜が形
成されており、このめっき膜表面には、上記黒化処理膜
のような封止用樹脂との密着性を高める処理が施されて
いない。そのため、このめっき膜を介して、半導体素子
とリードフレームとの間の導通、および半導体素子とヒ
ートシンクとの間の導通をとることができる。
の表面のうちめっき膜が形成されていない部位には、封
止用樹脂との密着性を高める処理が施されている。つま
り、ヒートシンクおよびリードフレームの表面のうち電
気的な導通が必要な部分を除き、封止用樹脂と接触する
大部分に、封止用樹脂との密着性を高める処理が施され
た形となる。
は、ヒートシンクおよびリードフレームの表面の所望部
分にめっき膜を形成し、ヒートシンクとリードフレーム
とをかしめ固定した後、封止用樹脂との密着性を高める
処理を行うことで、容易に形成することができる。その
ため、従来の構成に比して大きく構成を変更する必要が
ない。
半導体装置において、半導体素子およびリードフレーム
とヒートシンクとの間の導通をとること、および、ヒー
トシンクおよびリードフレームと封止用樹脂との密着性
を向上させることの両立を、簡易な構成にて実現するこ
とができる。
シンク(10)およびリードフレーム(40)はCuも
しくはCu合金からなり、封止用樹脂(60)との密着
性を高める処理は黒化処理であることを特徴とする。
レームがCuもしくはCu合金からなる場合、封止用樹
脂との密着性を高める処理は黒化処理を採用することが
できる。
膜(11、41)は、Agめっき、Auめっき、Niめ
っき、Pdめっき、PtめっきおよびSn系めっきのい
ずれかより選択されためっきにより形成されたものであ
ることを特徴とする。
は、上記封止用樹脂との密着性を高める処理に対する耐
性を有し且つ各部の導通をとることが可能なものとし
て、これらのものを採用することができる。
フレーム(40)のうちヒートシンク(10)とかしめ
固定された部位(40a)が、半導体素子(20)とワ
イヤ(50)を介して電気的に接続されていることを特
徴とする。
ムとヒートシンクとの間の導通をとることができている
ため、本発明のようにすれば、ワイヤ、リードフレーム
およびかしめ部を介してヒートシンクと半導体素子との
間の導通をとることができる。
シンク(10)と、このヒートシンクの一面側に搭載さ
れた半導体素子(20)と、この半導体素子と電気的に
接続されたリードフレーム(40)と、ヒートシンク、
半導体素子、およびリードフレームを包み込むように封
止する封止用樹脂(60)とを備える樹脂封止型半導体
装置の製造方法であって、ヒートシンクの表面のうち半
導体素子の搭載領域、およびリードフレームの表面のう
ち半導体素子および外部との電気的接続部に、めっき処
理を施すとともに、ヒートシンクおよびリードフレーム
を互いにかしめ固定して一体化した後、ヒートシンクお
よびリードフレームの表面のうちめっき処理が施されて
いない部位に、めっき処理にて形成されためっき膜(1
1、41)をマスクとして封止用樹脂との密着性を高め
る処理を施すことを特徴とする。
型半導体装置を適切に製造可能な製造方法を提供するこ
とができる。
シンク(10)およびリードフレーム(40)としてC
uもしくはCu合金からなるものを用い、封止用樹脂
(60)との密着性を高める処理を黒化処理とすること
を特徴とする。
型半導体装置を適切に製造可能な製造方法を提供するこ
とができる。
処理を、Agめっき、Auめっき、Niめっき、Pdめ
っき、PtめっきおよびSn系めっきのいずれかより選
択されためっき、またはこれらのめっきを2層以上含む
めっき層として行うことを特徴とする。
型半導体装置を適切に製造可能な製造方法を提供するこ
とができる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
について説明する。図1は本発明の実施形態に係る樹脂
封止型半導体装置S1の構成図である。この樹脂封止型
半導体装置S1は、リードフレーム40のうち樹脂60
から露出したアウターリードにて、図示しない基板には
んだ等を介して実装されるものである。
脂60の一部を透視して示す一部透視平面図であり、透
視部分において樹脂60の外形は破線にて示してある。
また、図1において(b)は(a)中のA−A線に沿っ
た概略断面図であり、(c)は(a)中のB−B線に沿
った概略断面図である。
金を用いた矩形板状をなすものである。ヒートシンク1
0の一面側には、半導体素子としてのシリコン基板等か
らなるICチップ20が搭載され、ヒートシンク10と
ICチップ20とは、はんだや導電性接着剤等のダイボ
ンド材30を介して接着固定されている。
ICチップ20の搭載領域(半導体素子の搭載領域)、
およびヒートシンク10の他面における上記基板への接
続部には、Agめっき等からなるめっき膜11が形成さ
れている。そして、このAgめっき膜11において、ヒ
ートシンク10とICチップ20とはダイボンド材30
を介して接着されている。
もしくはCu合金等からなるリードフレーム40が複数
本配置されており、ICチップ20とリードフレーム4
0とは金やアルミ等からなるワイヤ50によって結線さ
れ電気的に接続されている。
チップ20との電気的接続部すなわちワイヤ50が接続
される面、および、外部(基板)との電気的接続である
アウターリードの表面には、Agめっき等からなるめっ
き膜41が形成されている。そして、このめっき膜41
にワイヤ50がボンディングされている。また、アウタ
ーリードは、このめっき膜41を介して上記基板と電気
的に接続される。
0aがヒートシンク10にかしめられることによりかし
め部40bが形成されている。このかしめ部40bによ
り、樹脂モールド前の各リードフレーム40がフレーム
部やタイバーで一体に連結された状態において、リード
フレーム40とヒートシンク10とは一体にかしめ固定
されたものとなる。
ーム40の表面のうちめっき膜11、41が形成されて
いない部位には、封止用樹脂60との密着性を高める処
理として黒化処理が施されており、それにより形成され
た黒化処理膜70が形成されている。この黒化処理膜7
0はCuの酸化膜からなる。
10の他面側を露出させつつヒートシンク10、ICチ
ップ20、リードフレーム40およびワイヤ50を包み
込むように封止している。ここで、封止用樹脂60はエ
ポキシ系樹脂等からなり、さらに熱膨張係数を調整する
等のためにシリカ等からなるフィラーが含有されたもの
である。
態の樹脂封止型半導体装置S1の製造方法について述べ
る。まず、プレス加工やエッチング加工等により形成さ
れたヒートシンク10およびリードフレーム40を用意
する。このリードフレーム40は、フレーム部やタイバ
ーで一体に連結された状態のものである。
体素子の搭載領域、およびリードフレーム40の表面の
うち半導体素子および外部との電気的接続部に、めっき
処理を施す(めっき処理工程)。
るICチップ20の搭載領域およびヒートシンク10の
他面における上記基板への接続部、リードフレーム40
のうちワイヤ50が接続される面およびアウターリード
の表面に、Agめっき処理等を行い、上記めっき膜1
1、41を形成する。
40とを互いにかしめ固定して一体化する(かしめ工
程)。すなわち、リードフレーム40のうちかしめ固定
される部位40aに対して、ヒートシンク10をかしめ
る。具体的には、ヒートシンク10側に突起を設け、こ
の突起をリードフレーム40a側の穴に挿入し、この突
起をかしめて潰すことによりかしめ部40bを形成す
る。
フレーム40の表面にめっき膜11、41が形成される
とともに、ヒートシンク10およびリードフレーム40
がかしめ固定されて一体化された一体化部材が形成され
る。なお、上記とは反対に、かしめ工程を先に行い、次
にめっき処理工程を行っても良い。
ク10およびリードフレーム40の表面のうちめっき処
理が施されていない部位、すなわちめっき膜11、41
が形成されていない部位に、めっき膜11、41をマス
クとして封止用樹脂60との密着性を高める処理を施す
(密着性向上処理工程)。
は、具体的には、亜塩素酸ナトリウムとりん酸ナトリウ
ムと水酸化ナトリウムとの混合液を使用して、100
℃、5分程度の条件で処理を行う。これにより、Cuの
酸化膜からなる黒化処理膜70が形成される。
ク10の一面側にダイボンド材30を介してICチップ
20を搭載して接着固定し、続いて、ワイヤボンディン
グ等を行うことによりワイヤ50を形成し、ICチップ
20とリードフレーム40とを結線する。
用樹脂60を注入し硬化させることにより、封止用樹脂
60による封止構造が形成される。その後、リードフレ
ーム40の成形、カットを行うことにより、本実施形態
の樹脂封止型半導体装置S1が完成する。
ンク10とリードフレーム40とが、簡易なかしめによ
り固定されているため、かしめ部40bを介してリード
フレーム40とヒートシンク10との間の導通をとるこ
とができる。
工程の前に行うため、かしめ部においてヒートシンクの
黒化処理膜が破壊し、ダストが発生するという問題はそ
もそも生じない。そして、めっき膜11、41をマスク
として所望部位に黒化処理膜70を形成できることか
ら、簡単な構成で簡便に黒化処理膜70を形成でき、製
造コストが安価である。
ム40のうちヒートシンク10とかしめ固定されたかし
め部40bを有する部位40aが、ICチップ20とワ
イヤ50を介して電気的に接続されている。そのため、
ワイヤ50、リードフレーム40aおよびかしめ部40
bを介して、ヒートシンク10とICチップ20との間
の導通をとることが容易にできる。
チップ20の搭載領域、およびリードフレーム40の表
面のうちワイヤ50との接続部(ICチップ20との電
気的接続部)およびアウターリード(外部との電気的接
続部)には、めっき膜11、41が形成されており、こ
のめっき膜11、41表面には、上記黒化処理膜70が
形成されない。
て、ICチップ20とリードフレーム40との間の導
通、およびICチップ20とヒートシンク10との間の
導通をとることが容易にできる。
ーム40の表面のうちめっき膜11、41が形成されて
いない部位には、封止用樹脂60との密着性を高める処
理が施され黒化処理膜70が形成されている。つまり、
ヒートシンク10およびリードフレーム40の表面のう
ち電気的な導通が必要な部分を除き、封止用樹脂60と
接触する大部分に、封止用樹脂60との密着性を高める
処理が施された形となっている。
型半導体装置S1は、上記した製造方法に述べたよう
に、かしめやめっきといった簡易な手法により製造する
ことができ、また、構成の複雑化も抑制されている。
止型半導体装置S1において、ICチップ20およびリ
ードフレーム40とヒートシンク10との間の導通をと
ること、および、ヒートシンク10およびリードフレー
ム40と封止用樹脂60との密着性を向上させることの
両立を、簡易な構成にて実現することができる。
ーム40とヒートシンク10との間の導通をとることが
できることから、設計上の自由度が増加する。また、ヒ
ートシンク10およびリードフレーム40と封止用樹脂
60との密着性を向上できるから、装置S1のリフロー
耐熱性を向上させることができる。
0のアウターリードやヒートシンク10の他面といった
外部との電気的接続部すなわち樹脂封止型半導体装置に
おける端子部にも、めっき膜11、41を予め形成した
後、黒化処理を行っている。
を形成せずに黒化処理を行うと、例えば、黒化処理膜の
剥離→はんだめっき形成といった端子部の処理が必要と
なるが、本実施形態ではそのような端子部の処理が不要
となり、大幅なコストダウンが図れる。
の密着性を高める処理としては、上記黒化処理に限定さ
れるものではなく、めっき膜11、41をマスクとして
処理できるものであればよい。例えば、Cuからなるヒ
ートシンク10やリードフレーム40を大気中で酸化さ
せる処理方法を採用しても良い。
めっき以外のめっきとして、封止用樹脂との密着性を高
める処理においてマスクとなることができ且つワイヤボ
ンディング可能なAuめっき、Niめっき、Pdめっ
き、Ptめっき、Sn系めっき等、またはこれらのめっ
きを2層以上含むめっき層が使用できる。
半導体装置の一部透視平面図、(b)は(a)中のA−
A線に沿った概略断面図、(c)は(a)中のB−B線
に沿った概略断面図である。
面図である。
Cチップ、40…リードフレーム、40a…リードフレ
ームのうちヒートシンクとかしめ固定された部位、60
…封止用樹脂。
Claims (7)
- 【請求項1】 ヒートシンク(10)と、 このヒートシンクの一面側に搭載された半導体素子(2
0)と、 この半導体素子と電気的に接続されたリードフレーム
(40)と、 前記ヒートシンク、前記半導体素子、および前記リード
フレームを包み込むように封止する封止用樹脂(60)
とを備える樹脂封止型半導体装置において、 前記ヒートシンクと前記リードフレームとはかしめ固定
されており、 前記ヒートシンクの表面のうち前記半導体素子の搭載領
域、および前記リードフレームの表面のうち前記半導体
素子および外部との電気的接続部には、めっき膜(1
1、41)が形成されており、 前記ヒートシンクおよび前記リードフレームの表面のう
ち前記めっき膜が形成されていない部位には、前記封止
用樹脂との密着性を高める処理が施されていることを特
徴とする樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項2】 前記ヒートシンク(10)および前記リ
ードフレーム(40)はCuもしくはCu合金からな
り、 前記封止用樹脂(60)との密着性を高める処理は黒化
処理であることを特徴とする請求項1に記載の樹脂封止
型半導体装置。 - 【請求項3】 前記めっき膜(11、41)は、Agめ
っき、Auめっき、Niめっき、Pdめっき、Ptめっ
きおよびSn系めっきのいずれかより選択されためっき
により形成されたものであることを特徴とする請求項1
または2に記載の樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項4】 前記リードフレーム(40)のうち前記
ヒートシンク(10)とかしめ固定された部位(40
a)が、前記半導体素子(20)とワイヤ(50)を介
して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1
ないし3のいずれか一つに記載の樹脂封止型半導体装
置。 - 【請求項5】 ヒートシンク(10)と、 このヒートシンクの一面側に搭載された半導体素子(2
0)と、 この半導体素子と電気的に接続されたリードフレーム
(40)と、 前記ヒートシンク、前記半導体素子、および前記リード
フレームを包み込むように封止する封止用樹脂(60)
とを備える樹脂封止型半導体装置の製造方法であって、 前記ヒートシンクの表面のうち前記半導体素子の搭載領
域、および前記リードフレームの表面のうち前記半導体
素子および外部との電気的接続部に、めっき処理を施す
とともに、前記ヒートシンクおよび前記リードフレーム
を互いにかしめ固定して一体化した後、 前記ヒートシンクおよび前記リードフレームの表面のう
ち前記めっき処理が施されていない部位に、前記めっき
処理にて形成されためっき膜(11、41)をマスクと
して前記封止用樹脂との密着性を高める処理を施すこと
を特徴とする樹脂封止型半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記ヒートシンク(10)および前記リ
ードフレーム(40)としてCuもしくはCu合金から
なるものを用い、 前記封止用樹脂(60)との密着性を高める処理を黒化
処理とすることを特徴とする請求項5に記載の樹脂封止
型半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記めっき処理を、Agめっき、Auめ
っき、Niめっき、Pdめっき、PtめっきおよびSn
系めっきのいずれか、またはこれらめっきを二つ以上含
むめっき層より選択されためっきとして行うことを特徴
とする請求項5または6に記載の樹脂封止型半導体装置
の製造方法。
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---|---|---|---|
JP2002120597A JP3680812B2 (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 |
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JP2002120597A JP3680812B2 (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 |
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