JP2003318269A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003318269A
JP2003318269A JP2002122592A JP2002122592A JP2003318269A JP 2003318269 A JP2003318269 A JP 2003318269A JP 2002122592 A JP2002122592 A JP 2002122592A JP 2002122592 A JP2002122592 A JP 2002122592A JP 2003318269 A JP2003318269 A JP 2003318269A
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electrode layer
layer
upper electrode
semiconductor device
film
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Kiyoaki Morita
清明 森田
Kenji Yoshiyama
健司 吉山
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
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    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76838Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the conductors
    • H01L21/76895Local interconnects; Local pads, as exemplified by patent document EP0896365

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MIM容量素子の構造の改善、および製造工
程の改善を図ることにより、MIM容量素子の高信頼性
の向上を可能とする半導体装置を提供する。 【解決手段】 上層電極層10と反射防止膜12との間
には、上層電極層10を覆うリークガード17が設けら
れているため、上層電極層10と反射防止膜12とが直
接的に接触する領域が形成されることはない。その結
果、上層電極層10と反射防止膜12との間に生じるリ
ーク電流の発生を完全に防止することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関し、より特定的には、MetalInsulat
or Metal(以下、MIMと称する)容量素子の構造、
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アナログ回路において、高精度で
大容量の容量素子の必要性が高まりつつある。従来は、
容量素子として、ゲート容量素子、PIP(Poly Si
Insul-ator Poly Si)容量素子がアナログ回路に搭載
されてきた。しかし、これらの容量素子の構造は、
(i)電極の高抵抗、(ii)空乏層膜厚の変化による容
量値の電圧依存性等の問題を有し、高精度な容量素子に
は適していない。また、PIP容量素子を有しない半導
体装置の製造工程に比べ、PIP容量素子を有する半導
体装置の製造工程は、熱処理工程が余分に必要となるた
め、高精度なトランジスタおよび抵抗素子の特性に影響
を与え、それらの特性を考慮して製造工程の制御を行な
うことは困難であった。
【0003】一方、特開2000−228497公報、
特開2000−101023公報、および米国特許第
5,926,359号公報等に開示されるMetal Insul
atorMetal(以下、MIMと称する)容量素子は、上層
電極および下層電極がMetal構造であるため、(i)電
極の低抵抗化、(ii)空乏層による容量値の電圧依存性
がない、(iii)MIM構造の形成時に、余分な熱処理
が不要である、等の利点が挙げられ、アナログ回路にお
いては、PIP容量素子に代わりMIM容量素子が使用
されるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アナログ回路
にMIM容量素子を用いる場合、MIM容量素子の高信
頼性(寿命)に関して、さらなる構造および製造工程の
最適化を図る必要がある。
【0005】ここで、図20を参照して、従来のMIM
容量素子を有する半導体装置の構造について説明する。
この半導体装置の構造においては、層間絶縁膜1の上に
下層電極層8が形成され、この下層電極層8の上に、所
定の形状を有する誘電体膜9および上層電極層10が設
けられている。下層電極層8は、TiN層2、AlCu
層3およびTiN/Ti層4を有している。また、上層
電極層10は、TiN層5、AlCu層6およびTiN
/Ti層7を有している。
【0006】上層電極層10および下層電極層8の上面
領域には、反射防止膜12および層間絶縁膜13が設け
られている。また、層間絶縁膜13には、上層電極層1
0に通じるビアホール14が設けられ、このビアホール
14に、配線層15が形成されている。
【0007】上記構成からなる半導体装置においては、
図20中の丸印に示す領域において、反射防止膜12
が、たとえばプラズマSiON膜等の導電材料が用いら
れた場合、この反射防止膜12を介して、下層電極層8
と上層電極層10との間において、リーク電流が発生す
る問題が挙げられる。
【0008】そこで、この問題を解決するため、本出願
人と同一出願人によってなされた特願2000−162
122号(平成13年5月30日出願)においては、図
21に示すように、上層電極層10の側面領域に、絶縁
材料からなるサイドウォールを設けることにより、反射
防止膜12を介した下層電極層8と上層電極層10との
間におけるリーク電流に発生を防止しようとしている。
【0009】しかし、このようにサイドウォールを設け
た場合においても、サイドウォールが設けられていない
領域において、微小なリーク電流が発生するため、反射
防止膜12に起因する、下層電極層8と上層電極層10
との間におけるリーク電流発生を完全に防止することは
できない問題が明らかになってきた。
【0010】したがって、この発明の目的は、MIM容
量素子を用いる半導体装置において、MIM容量素子の
構造の改善、および製造工程のさらなる改善を図ること
により、MIM容量素子の高信頼性(寿命)を可能とす
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の基づいた半導
体装置においては、下層電極層、上記下層電極層の上に
設けられる誘電体層、および、上記誘電体層の上に設け
られる上層電極層が積層してなる容量素子を有する半導
体装置であって、上記上層電極層を覆う絶縁膜と、上記
上層電極層に対して上記絶縁膜を介在して設けられる反
射防止膜とを備える。
【0012】また、この発明の基づいた半導体装置の製
造方法においては、下層電極層を形成する工程と、上記
下層電極層の上に誘電体層を形成する工程と、上記誘電
体層の上に上層電極層を形成する工程と、上記上層電極
層を所定の形状にパターニングする工程と、上記上層電
極層に対して上記絶縁膜を介在させて反射防止膜を形成
する工程とを備える。
【0013】この半導体装置およびその製造方法によれ
ば、上層電極層と反射防止膜との間には、上層電極層を
覆うリークガードとしての絶縁膜が設けられているた
め、上層電極層と反射防止膜とが接触する領域が形成さ
れることはない。その結果、上層電極層と下層電極層と
の間に生じるリーク電流の発生を完全に防止することが
可能になる。その結果、下層電極層、誘電体層、およ
び、上層電極層を有するMIM容量素子を備える半導体
装置の動作特性の信頼性を向上させることが可能にな
る。
【0014】また、上記半導体装置において好ましく
は、上記上層電極層の幅は、上記誘電体層の幅よりも小
さく設けられ、上記絶縁膜は、上記上層電極層の露出す
る端面領域および上面領域を覆うように設けられ、上記
反射防止膜は、上記絶縁層の端面領域、および、上記誘
電体層の端面領域を覆うように設けられる。また、上記
発明においてより好ましくは、上記反射防止膜は、上記
絶縁層の上面領域も覆うように設けられる。
【0015】また、上記半導体装置の製造方法において
好ましくは、上記反射防止膜を形成する工程は、上記上
層電極層の上面領域および側面領域、並びに、露出する
上記誘電体層の上面領域を覆うように、絶縁膜を形成す
る工程と、上記上層電極層の幅を含むように、上記上層
電極層の幅よりも大きい幅を有するように、上記絶縁膜
および上記誘電体層を同時にパターニングする工程と、
上記絶縁膜の上面領域および側面領域、上記誘電体層の
側面領域、並びに、露出する上記下層電極層の上面領域
を覆うように反射防止膜を形成する工程とを含む。
【0016】この構成により、上層電極層の端面領域
は、および上面領域が、リークガードとしての絶縁膜に
覆われ、この絶縁膜の上に反射防止膜が設けられること
になり、上層電極層と下層電極層との間に生じるリーク
電流の発生を完全に防止することが可能になる。
【0017】また、この発明の基づいた半導体装置のさ
らに別の局面に従えば、上記反射防止膜は、上記絶縁層
の上面領域にのみ設けられる。この構成により、上層電
極層の上面領域は、リークガードとしての絶縁膜に覆わ
れ、この絶縁膜の上に反射防止膜が設けられることにな
り、上層電極層と下層電極層との間に生じるリーク電流
の発生を完全に防止することが可能になる。
【0018】また、上記半導体装置において好ましく
は、上記上層電極層の幅は、上記誘電体層の幅とほぼ同
一に設けられ、上記絶縁層は、上記上層電極層の端面領
域および上面領域、並びに、上記誘電体層の端面領域を
覆うように設けられ、上記反射防止膜は、上記下層電極
層の上において、上記上層電極層および上記誘電体層か
ら上記絶縁層により隔離するように設けられる。
【0019】また、上記半導体装置の製造方法において
好ましくは、上記上層電極層を所定の形状にパターニン
グする工程は、上記上層電極層および上記誘電体層を同
時にパターニングする工程を含み、上記反射防止膜を形
成する工程は、上記上層電極層の上面領域および側面領
域、上記誘電体層の側面領域、並びに、露出する上記下
層電極層の上面領域を覆うように、反射防止膜を形成す
る工程と、上記上層電極層を含む開口部を有するレジス
ト膜を、上記反射防止膜の上に形成する工程と、上記レ
ジスト膜をマスクにして、露出する上記反射防止膜のみ
をエッチングにより除去する工程と、上記レジスト膜を
除去した後に、上記上層電極層の上面領域および側面領
域、上記誘電体層の側面領域、露出する上記下層電極層
の上面領域、並びに、上記反射防止膜の上面領域および
側面領域を覆うように絶縁膜を形成する工程とを含む。
【0020】この構成により、上層電極層の端面領域
は、リークガードとしての絶縁膜に覆われ、この絶縁膜
を介在して反射防止膜が設けられることになり、上層電
極層と下層電極層との間に生じるリーク電流の発生を完
全に防止することが可能になる。
【0021】また、上記半導体装置の製造方法において
好ましくは、上記絶縁膜の上面領域に形成された上記反
射防止膜を除去する工程をさらに含む。
【0022】また、上記半導体装置の製造方法において
好ましくは、上記反射防止膜の上において、上記上層電
極層を含むようにレジスト膜を形成する工程と、上記レ
ジスト膜をマスクにして、上記絶縁膜、上記反射防止
膜、上記誘電体層および上記下層電極層を同時にパター
ニングする工程とを含む。
【0023】また、上記半導体装置の製造方法において
好ましくは、上記上層電極層をパターニングする工程
は、上記上層電極層の上に、ポジ型レジスト膜を形成す
る工程と、所定のパターンを有するフォトマスクを用い
て、上記ポジ型レジスト膜に対してオーバー露光を行な
い、所定パターン形状を有する第1エッチングマスクを
形成する工程と、この第1エッチングマスクを用いて、
上記上層電極層をエッチングによりパターニングする工
程とを含み、上記絶縁膜および上記誘電体層を同時にパ
ターニングする工程は、上記絶縁膜の上に、ポジ型レジ
スト膜を形成する工程と、上記上層電極層をパターニン
グする工程において使用したフォトマスクを用いて、上
記ポジ型レジスト膜に対してアンダー露光を行ない、所
定パターン形状を有する第2エッチングマスクを形成す
る工程と、この第2エッチングマスクを用いて、上記絶
縁膜および上記誘電体層をエッチングにより同時にパタ
ーニングする工程とを含む。
【0024】このように、上層電極層のパターニングに
使用するフォトマスクと、絶縁膜および上記誘電体層の
パターニングに使用するフォトマスクとの共通化を図る
ことにより、製造コストの削減を図ることが可能とな
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に基いた各実施の形
態における半導体装置およびその製造方法について、図
を参照して説明する。
【0026】(実施の形態1)本実施の形態における半
導体装置およびその製造方法について、図1から図7を
参照して説明する。なお、図1は、本実施の形態におけ
るMIM容量素子を有する半導体装置の構造を示す断面
図であり、図2から図7は、図1の断面構造にしたがっ
た製造方法を示す製造工程図である。
【0027】(断面構造)まず、図1を参照して本実施
の形態におけるMIM容量素子を有する半導体装置の構
造について説明する。この半導体装置の構造において
は、層間絶縁膜1の上に下層電極層8が形成され、この
下層電極層8の上に、所定の幅を有する誘電体膜9が設
けられている。この誘電体膜9の上には、誘電体膜9の
幅よりも小さい幅を有する上層電極層10が設けられて
いる。
【0028】誘電体膜9の上面領域、上層電極層10の
上面領域および端面領域を覆うように、プラズマTEO
S等の絶縁体からなるリークガード17が設けられてい
る。このリークガード17の上面領域および端面領域、
誘電体膜9の端面領域、並びに、下層電極層8の露出す
る上面領域を覆うように、プラズマシリコン酸化膜等か
らなる反射防止膜12が設けられている。この反射防止
膜12は、図示しない領域における配線パターニングの
製造工程において用いられるものである。
【0029】なお、下層電極層8は、TiN層2、Al
Cu層3およびTiN/Ti層4を有している。また、
上層電極層10は、TiN層5、AlCu層6およびT
iN/Ti層7を有している。
【0030】反射防止膜12を覆うように層間絶縁膜1
3が設けられ、この層間絶縁膜13には、上層電極層1
0に通じるビアホール14が設けられ、このビアホール
14に、配線層15が設けられている。
【0031】(製造工程)次に、図2から図7を参照し
て、上記構成からなる半導体装置の製造方法について説
明する。まず、図2を参照して、層間絶縁膜の上に、下
層電極層8を形成する。この下層電極層8は、TiN層
2、AlCu層3およびTiN/Ti層4を有し、各層
の膜厚さは、TiN層2は約50nm、AlCu層3は
約300nm、TiN/Ti層4は約30nm/2nm
である。
【0032】次に、下層電極層8の上に、プラズマTE
OS酸化膜等等からなる誘電体膜9を形成する。この誘
電体膜9の膜厚さは、約50nmである。
【0033】次に、誘電体膜9の上に、上層電極層10
を形成する。この上層電極層10は、TiN層5、Al
Cu層6およびTiN/Ti層7を有し、各層の膜厚さ
は、TiN層5は約50nm、AlCu層6は約100
nm、TiN/Ti層7は約30nm/2nmである。
その後、上層電極層10の上に、所定のパターン形状を
有するレジスト膜11aを、写真製版技術を用いて形成
する。
【0034】次に、図3を参照して、レジスト膜11a
をマスクにして、上層電極層10のパターニングを行な
う。電極層10のパターニングは、反応性イオンエッチ
ングにより行ない、たとえば反応ガスとしてCl2(塩
基)等を用いる。
【0035】次に、図4を参照して、パターニングされ
た上層電極層10の上面領域および端面領域、並びに、
露出する誘電体膜9の上面領域を覆うように、プラズマ
TEOS酸化膜等からなる絶縁層17を形成する。この
絶縁層17の膜厚さは、約50nm〜300nmであ
る。
【0036】次に、絶縁層17の上に、上層電極層10
の幅を含むように、上層電極層10の幅よりも大きい幅
を有するレジスト膜11bを、写真製版技術を用いて形
成する。
【0037】次に、図5を参照して、レジスト膜11b
をマスクにして、絶縁層17のパターニングを行ない、
リークガード17を完成させる。また、同時に、誘電体
膜9のパターニングも行なう。誘電体膜9のパターニン
グは、反応性イオンエッチングにより行ない、たとえば
反応ガスとしてCl2(塩基)等を用いる。
【0038】次に、図6を参照して、リークガード17
の上面領域および端面領域、露出する誘電体膜9の端面
領域、並びに、露出する下層電極層8の上面領域を覆う
ように、プラズマSiON等からなる反射防止膜12を
形成する。この反射防止膜12の膜厚さは、約50nm
である。
【0039】次に、反射防止膜12の上に、プラズマT
EOS酸化膜等からなる層間絶縁膜13を形成する。そ
の後、写真製版技術等を用いて、層間絶縁膜13に、上
層電極層10に通じるビアホール14を形成し、このビ
アホール14内に配線層15を形成することにより、図
1に示す構造を有する半導体装置が完成する。
【0040】(作用・効果)以上、本実施の形態におけ
る半導体装置およびその製造方法によれば、上層電極層
10と反射防止膜12との間には、上層電極層10を覆
うリークガード17が設けられているため、上層電極層
10と反射防止膜12とが直接的に接触する領域が形成
されることはない。その結果、上層電極層10と下層電
極層12との間に生じるリーク電流の発生を完全に防止
することが可能になる。これにより、MIM容量素子と
しての信頼性を向上させることが可能になる。
【0041】(実施の形態2)次に、実施の形態2にお
ける半導体装置およびその製造方法について、図8およ
び図9を参照して説明する。なお、図8および図9は、
上記実施の形態1における図2および図4に示す工程に
対応する製造工程を示す図である。
【0042】本実施の形態の特徴は、製造方法にあり、
形成される半導体装置の構造は、図1に示す上記実施の
形態1の構造と同じである。
【0043】上記実施の形態1における製造工程におい
て、図2および図4に示す工程において、レジスト膜1
1a,11bを形成する場合、ネガ型のレジスト膜を用
い、それぞれ対応するパターン形状を有するフォトマス
クを形成して、レジスト膜11a,11bのパターニン
グを行なっている。
【0044】本実施の形態においては、ポジ型のレジス
ト膜を用いることにより1つのフォトマスクで、レジス
ト膜11a,11bのパターニングを可能としている。
具体的には、まず、図8に示す工程においては、所定の
パターン形状を有するフォトマスク101を準備し、こ
のフォトマスク101を用いて、ポジ型のレジスト膜を
オーバー露光する。オーバー露光としては、露光量(時
間)を増加すると、たとえば露光光であるkrF線の回
折現象が大きくなり、フォトマスク101の遮光パター
ンよりも小さい領域のみが遮光されることになる。これ
により、上層電極層10に要求される幅と同一の幅を有
するレジスト膜11aが形成される。
【0045】また、図9に示す工程においては、上記工
程で用いたフォトマスク101を再び使用し、絶縁層1
7上に形成されたポジ型のレジスト膜をアンダー露光す
る。アンダー露光としては、露光量(時間)を減らすこ
とにより、たとえば露光光であるkrF線の回折現象を
小さく抑えることができるため、上記の場合よりも大き
い領域を遮光することが可能になる。これにより、絶縁
層17に要求される幅と同一の幅を有するレジスト膜1
1bが形成される。
【0046】(作用効果)以上、本実施の形態における
半導体装置およびその製造方法によれば、上記実施の形
態1の場合と同様の作用効果を得ることができる。さら
に、レジスト膜11a,11bを形成場合に、ポジ型レ
ジスト膜を採用することにより、レジスト膜11a,1
1bのパターニングに使用するフォトマスクとの共通化
を図り、半導体装置の製造に必要とされる製造コストの
削減を図ることが可能となる。
【0047】(実施の形態3)次に、実施の形態3にお
ける半導体装置およびその製造方法について、図10か
ら図13を参照して説明する。なお、図10は、本実施
の形態における半導体装置の構造を示す断面図であり、
図11から図13は、図10の断面構造にしたがった製
造方法を示す製造工程図である。なお、実施の形態1と
同一または相当部分については、同一の参照符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0048】(断面構造)図10を参照して、本実施の
形態における半導体装置の断面構造の特徴は、上記実施
の形態1の構造と比較した場合、上層電極層10の上面
領域および側面領域がすべて層間絶縁膜13により覆わ
れることにより、下層電極層8に設けられる反射防止膜
12と上層電極層10とが隔離された構造を有している
点にある。
【0049】(製造工程)次に、図11から図13を参
照して、上記構成からなる半導体装置の製造方法につい
て説明する。まず、図11を参照して、下層電極層8、
誘電体膜9、上層電極層10、および、レジスト膜11
aが形成されるまでは、図2に示すように、実施の形態
1と同様のステップが採用される。次に、レジスト膜1
1aをマスクにして、上層電極層10および誘電体膜9
のパターニングを同時に行なう。上層電極層10および
誘電体膜9のパターニングは、反応性イオンエッチング
により行ない、たとえば反応ガスとしてCl2(塩基)
等を用いる。
【0050】次に、図11を参照して、上層電極層10
の上面領域および端面領域、誘電体膜9の端面領域、並
びに、下層電極層8の露出する領域を覆うように、プラ
ズマSiON等からなる反射防止膜12を形成する。こ
の反射防止膜12の膜厚さは、約50nmである。
【0051】次に、図12を参照して、反射防止膜12
に覆われる上層電極層10を露出させ、上層電極層10
を含む開口部を有するレジスト膜11cを反射防止膜1
2の上に、写真製版技術を用いて形成する。
【0052】次に、図13を参照して、レジスト膜11
cをマスクにして、反射防止膜12のみ、パターニング
により除去する。反射防止膜12のパターニングは、反
応性イオンエッチングにより行ない、たとえば反応ガス
としてCl2(塩基)等を用いる。その後、レジスト膜
11cを除去した後、上層電極層10、下層電極層8お
よび反射防止膜12を覆うように層間絶縁膜13を形成
する。その後、写真製版技術等を用いて、層間絶縁膜1
3に、上層電極層10に通じるビアホール14を形成
し、このビアホール14内に配線層15を形成すること
により、図10に示す構造を有する半導体装置が完成す
る。
【0053】(作用・効果)以上、本実施の形態におけ
る半導体装置およびその製造方法によれば、反射防止膜
12は、層間絶縁膜13により上層電極層10に端面部
分から隔離された領域に形成されているため、上層電極
層10と反射防止膜12とが直接的に接触する領域が形
成されることはない。その結果、上層電極層10と下層
電極層12との間に生じるリーク電流の発生を完全に防
止することが可能になる。これにより、MIM容量素子
としての信頼性を向上させることが可能になる。
【0054】(実施の形態4)次に、実施の形態4にお
ける半導体装置およびその製造方法について、図14か
ら図16を参照して説明する。なお、図14は、本実施
の形態における半導体装置の構造を示す断面図であり、
図15および図16は、図14の断面構造にしたがった
製造方法を示す製造工程図である。なお、実施の形態1
と同一または相当部分については、同一の参照符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0055】(断面構造)図14を参照して、本実施の
形態における半導体装置の断面構造の特徴は、上記実施
の形態1の構造と比較した場合、リークガード17の側
面領域にのみ反射防止膜12が設けられた構造を有して
いる点にある。
【0056】(製造工程)次に、図15および図16を
参照して、上記構成からなる半導体装置の製造方法につ
いて説明する。まず、図15を参照して、下層電極層
8、誘電体膜9、上層電極層10、リークガード17、
および、反射防止膜12を形成するまでのステップは、
実施の形態1における図2〜図6に示すステップと同様
の工程で製造される。
【0057】次に、図15を参照して、上層電極層10
を含む、反射防止膜12を開口し、リークガード17の
側壁部および下層電極層8の上面に形成された反射防止
膜12を覆うレジスト膜11dを、写真製版技術を用い
て形成する。
【0058】次に、図16を参照して、レジスト膜11
dをマスクにして、リークガード17の上面領域に形成
された反射防止膜12のみ、パターニングにより除去す
る。反射防止膜12のパターニングは、反応性イオンエ
ッチングにより行ない、たとえば反応ガスとしてCl2
(塩基)等を用いる。その後、レジスト膜11dを除去
した後、上層電極層10、下層電極層8および反射防止
膜12を覆うように層間絶縁膜13を形成する。その
後、写真製版技術等を用いて、層間絶縁膜13に、上層
電極層10に通じるビアホール14を形成し、このビア
ホール14内に配線層15を形成することにより、図1
4に示す構造を有する半導体装置が完成する。
【0059】(作用・効果)実施の形態1における構造
の場合には、上層電極層10、配線層15、反射防止膜
12、および、下層電極層8という経路が存在したた
め、上層電極層10と下層電極層8との間に、僅かなが
らリーク電流が発生する虞があった。しかし、本実施の
形態においては、反射防止膜12はリークガード17の
側壁部にしか設けられていないため、配線層15と反射
防止膜12とが接触する領域が形成されることがない。
その結果、上層電極層10と下層電極層8との間の電気
的な経路が完全遮断され、上層電極層10と下層電極層
12との間に生じるリーク電流の発生を完全に防止する
ことが可能になる。これにより、MIM容量素子として
の信頼性を向上させることが可能になる。
【0060】(実施の形態5)次に、実施の形態5にお
ける半導体装置およびその製造方法について、図17か
ら図19を参照して説明する。なお、図17は、本実施
の形態における半導体装置の構造を示す断面図であり、
図18および図19は、図17の断面構造にしたがった
製造方法を示す製造工程図である。なお、実施の形態1
と同一または相当部分については、同一の参照符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0061】(断面構造)図17を参照して、本実施の
形態における半導体装置の断面構造の特徴は、上記実施
の形態1の構造と比較した場合、リークガード17の上
面領域にのみ反射防止膜12が設けられた構造を有して
いる点にある。
【0062】(製造工程)次に、図18および図19を
参照して、上記構成からなる半導体装置の製造方法につ
いて説明する。まず、図18を参照して、下層電極層
8、誘電体膜9、上層電極層10、リークガード17、
および、反射防止膜12を形成するまでのステップは、
実施の形態1における図2〜図6に示すステップと同様
の工程で製造される。
【0063】次に、上層電極層10を含む、反射防止膜
12を覆い、リークガード17の側壁部および下層電極
層8の上面に形成された反射防止膜12を露出するレジ
スト膜11eを、写真製版技術を用いて形成する。
【0064】次に、図19を参照して、レジスト膜11
eをマスクにして、リークガード17の上面領域に形成
された反射防止膜12を残存させるように、他の領域の
反射防止膜12をパターニングにより除去する。反射防
止膜12のパターニングは、反応性イオンエッチングに
より行ない、たとえば反応ガスとしてCl2(塩基)等
を用いる。その後、レジスト膜11eを除去した後、上
層電極層10、下層電極層8および反射防止膜12を覆
うように層間絶縁膜13を形成する。その後、写真製版
技術等を用いて、層間絶縁膜13に、上層電極層10に
通じるビアホール14を形成し、このビアホール14内
に配線層15を形成することにより、図17に示す構造
を有する半導体装置が完成する。
【0065】(作用・効果)実施の形態1における構造
の場合には、上層電極層10、配線層15、反射防止膜
12、および、下層電極層8という経路が存在したた
め、上層電極層10と下層電極層8との間に、僅かなが
らリーク電流が発生する虞があった。しかし、本実施の
形態においては、反射防止膜12はリークガード17の
上部領域にしか設けられていないため、反射防止膜12
と下層電極層8とが接触する領域が形成されることがな
い。その結果、上層電極層10と下層電極層8との間の
電気的な経路が完全遮断され、上層電極層10と下層電
極層12との間に生じるリーク電流の発生を完全に防止
することが可能になる。これにより、MIM容量素子と
しての信頼性を向上させることが可能になる。
【0066】なお、上記各実施の形態において、特に限
定していない場合には、レジスト膜としては、ネガ型、
ポジ型のいずれの形式も用いることが可能である。
【0067】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0068】
【発明の効果】以上、本発明に基いた半導体装置および
その製造方法によれば、上層電極層と反射防止膜との間
には、上層電極層を覆うリークガードとしての絶縁膜が
設けられているため、上層電極層と反射防止膜とが接触
する領域が形成されることはない。その結果、上層電極
層と下層電極層との間に生じるリーク電流の発生を完全
に防止することが可能になる。その結果、下層電極層、
誘電体層、および、上層電極層を有するMIM容量素子
を備える半導体装置の動作特性の信頼性を向上させるこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるMIM容量素子を有す
る半導体装置の構造を示す断面図である。
【図2】 図1の断面構造にしたがった半導体装置の製
造方法を示す第1の製造工程図である。
【図3】 図1の断面構造にしたがった半導体装置の製
造方法を示す第2の製造工程図である。
【図4】 図1の断面構造にしたがった半導体装置の製
造方法を示す第3の製造工程図である。
【図5】 図1の断面構造にしたがった半導体装置の製
造方法を示す第4の製造工程図である。
【図6】 図1の断面構造にしたがった半導体装置の製
造方法を示す第5の製造工程図である。
【図7】 図1の断面構造にしたがった半導体装置の製
造方法を示す第6の製造工程図である。
【図8】 実施の形態2におけるMIM容量素子を有す
る半導体装置の製造方法を第1の製造工程図である。
【図9】 実施の形態2におけるMIM容量素子を有す
る半導体装置の製造方法を示す第2の製造工程図であ
る。
【図10】 実施の形態3におけるMIM容量素子を有
する半導体装置の構造を示す断面図である。
【図11】 図10の断面構造にしたがった半導体装置
の製造方法を示す第1の製造工程図である。
【図12】 図10の断面構造にしたがった半導体装置
の製造方法を示す第2の製造工程図である。
【図13】 図10の断面構造にしたがった半導体装置
の製造方法を示す第3の製造工程図である。
【図14】 実施の形態4におけるMIM容量素子を有
する半導体装置の構造を示す断面図である。
【図15】 図14の断面構造にしたがった半導体装置
の製造方法を示す第1の製造工程図である。
【図16】 図14の断面構造にしたがった半導体装置
の製造方法を示す第2の製造工程図である。
【図17】 実施の形態5におけるMIM容量素子を有
する半導体装置の構造を示す断面図である。
【図18】 図17の断面構造にしたがった半導体装置
の製造方法を示す第1の製造工程図である。
【図19】 図17の断面構造にしたがった半導体装置
の製造方法を示す第2の製造工程図である。
【図20】 従来の技術におけるMIM容量素子を有す
る半導体装置の構造を示す断面図である。
【図21】 従来の技術におけるMIM容量素子を有す
る半導体装置の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 層間絶縁膜、2 TiN層、3 AlCu層、4
TiN/Ti層、5TiN層、6 AlCu層、7 T
iN/Ti層、8 下層電極層、9 誘電体膜、10
上層電極層、11a,11b,11e レジスト膜、1
2 反射防止膜、13 層間絶縁膜、14 ビアホー
ル、15 配線層、17 リークガード。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層電極層、前記下層電極層の上に設け
    られる誘電体層、および、前記誘電体層の上に設けられ
    る上層電極層が積層してなる容量素子を有する半導体装
    置であって、 前記上層電極層を覆う絶縁膜と、 前記上層電極層に対して前記絶縁膜を介在して設けられ
    る反射防止膜と、 を備える、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記上層電極層の幅は、前記誘電体層の
    幅よりも小さく設けられ、 前記絶縁膜は、前記上層電極層の露出する端面領域およ
    び上面領域を覆うように設けられ、 前記反射防止膜は、前記絶縁層の端面領域、および、前
    記誘電体層の端面領域を覆うように設けられる、請求項
    1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記反射防止膜は、前記絶縁層の上面領
    域も覆うように設けられる、請求項2に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記反射防止膜は、前記絶縁層の上面領
    域にのみ設けられる、請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記上層電極層の幅は、前記誘電体層の
    幅とほぼ同一に設けられ、 前記絶縁層は、前記上層電極層の端面領域および上面領
    域、並びに、前記誘電体層の端面領域を覆うように設け
    られ、 前記反射防止膜は、前記下層電極層の上において、前記
    上層電極層および前記誘電体層から前記絶縁層により隔
    離するように設けられる、請求項1に記載の半導体装
    置。
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