JP2003317478A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003317478A
JP2003317478A JP2002115115A JP2002115115A JP2003317478A JP 2003317478 A JP2003317478 A JP 2003317478A JP 2002115115 A JP2002115115 A JP 2002115115A JP 2002115115 A JP2002115115 A JP 2002115115A JP 2003317478 A JP2003317478 A JP 2003317478A
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JP
Japan
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data
read
circuit
signal
lines
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Application number
JP2002115115A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Tanizaki
弘晃 谷崎
Shigeki Tomishima
茂樹 冨嶋
Katsumi Dosaka
勝己 堂阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力が低減された半導体記憶装置を提供
する。 【解決手段】 電流センス回路62をメモリセルからデ
ータを読出すリードアンプ回路20に用い、さらに、寄
生容量および寄生抵抗の大きいグローバルIO線対GI
OR,/GIORの振幅を抑えるために参照電位Vre
fを受ける振幅制限部61をリードアンプ回路20に用
いる。これによりグローバルIO線対の振幅が抑えられ
読出時における消費電力が低減される。また、読出待機
状態においてグローバルIO線対GIOR,/GIOR
を接地電位にプリチャージするプリチャージ回路60を
備えるので、プリチャージ電位を電源電位としたときよ
りもリードゲート回路26におけるオフリーク電流分の
消費電流を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的には消費電力が低減された半導体記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の半導体記憶装置の読出
動作に関連する回路を説明するための回路図である。
【0003】図13には、メモリセルアレイMA0,M
A1と、センスアンプ帯SAB1と、リードアンプ回路
520とが示されている。
【0004】メモリセルアレイMA0,MA1、センス
アンプ帯SAB1は、代表的にビット線対1対分の構成
が示されている。センスアンプ帯SAB1には、メモリ
セルアレイMA0,MA1に共有されるセンスアンプS
Aが配置される。センスアンプSAは、いわゆるシェア
ードセンスアンプ構成によって両側に配置されるメモリ
セルアレイのデータをセンスできるものである。リード
アンプ回路520は、センスアンプ帯SAB1からグロ
ーバルIO線GIOR,/GIORを介してデータを読
出す。
【0005】センスアンプ帯SAB1の左側にはメモリ
セルアレイMA0が配置され、右側にはメモリセルアレ
イMA1が配置されている。信号BLIL,BLIRの
いずれか一方を活性化することによって、メモリセルア
レイMA0,MA1のいずれか一方が選択されセンスア
ンプ帯SAB1に接続される。
【0006】信号BLEQL,BLEQRは、ビット線
イコライズ信号であり、これらの信号を活性化すること
によりビット線はセンス電源VCCSの2分の1の電圧
にイコライズされる。センスアンプSAは、クロス型の
ラッチ回路を含んでおり、信号SEをHレベルに、信号
ZSEをLレベルに設定すると活性化され、メモリセル
から読出された微小電圧を増幅する。
【0007】センスアンプSAによって増幅されたデー
タ信号は、コラム選択信号VACSLiが活性化される
ことによってリードゲート回路26を介してグローバル
IO線GIOR,/GIORに伝達される。
【0008】リードゲート回路26は、グローバルIO
線GIORと接地ノードとの間に直列に接続されるNチ
ャネルMOSトランジスタ48,46と、グローバルI
O線/GIORと接地ノードとの間に直列に接続される
NチャネルMOSトランジスタ44,42とを含む。N
チャネルMOSトランジスタ44,48はともにゲート
に信号VACSLiを受ける。NチャネルMOSトラン
ジスタ42のゲートはビット線BLに接続される。Nチ
ャネルMOSトランジスタ46のゲートはビット線/B
Lに接続される。
【0009】読出待機状態において信号ZGIOEQが
Lレベルに設定される。イコライズ回路522に含まれ
るPチャネルMOSトランジスタ532,534,53
6が導通することにより、グローバルIO線GIOR,
/GIORは電源電位VCCにプリチャージされてい
る。
【0010】メモリセルからデータが読出され、ビット
線BLがHレベルになると、NチャネルMOSトランジ
スタ42は導通する。このときビット線/BLはLレベ
ルとなっており、NチャネルMOSトランジスタ46は
非導通状態となる。
【0011】一方、メモリセルからデータが読出され、
ビット線BLがLレベルになると、NチャネルMOSト
ランジスタ42は非導通となる。このときビット線/B
LはHレベルとなっており、NチャネルMOSトランジ
スタ46は導通状態となる。
【0012】この状態において信号VACSLiがHレ
ベルに設定されると、NチャネルMOSトランジスタ4
2,44がともに導通状態になりグローバルIO線GI
OR,/GIORの一方が接地電位に結合される。これ
により、グローバルIO線GIOR,/GIORに電位
差が発生し、周辺回路にあるリードアンプ回路520で
この電位差が増幅される。
【0013】図14は、従来の読出動作を説明するため
の動作波形図である。図13、図14を参照して、まず
時刻t1以前にアドレス信号により選択されたメモリセ
ルアレイの反対側のビット線分離信号が立下げられる。
今回、メモリセルアレイMA0が選択されたとすると、
信号BLIRがHレベルからLレベルに立下げられる。
【0014】次に、選択されたメモリセルアレイ側のビ
ット線イコライズ回路22を非活性化するために信号B
LEQLがHレベルからLレベルに立下げられる。これ
により、ビット線対BLR,/BLRおよびビット線B
L,/BLは電位VBLに充電された状態で、かつ、フ
ローティング状態となる。
【0015】時刻t1においてワード線WL<00>の
電位がLレベルからHレベルに立上げられ、メモリセル
のキャパシタMQに蓄えられた電荷がビット線BLRに
読出される。この電荷によりビット線対に電位差が発生
する。
【0016】続いて時刻t2において、センスアンプS
Aを活性化するために信号SEがHレベルに設定され、
信号ZSEがLレベルに設定される。応じてメモリセル
MCより読出されたデータによって生じた電位差が増幅
される。
【0017】ビット線対の電位差が十分に増幅された状
態である時刻t3においてコラムを選択する信号VAC
SLiがLレベルからHレベルに立上げられる。このと
きグローバルIO線GIOR,/GIORは電源電位V
ccにプリチャージされているので、ビット線BLがH
レベルである場合にはグローバルIO線/GIORが接
地電位に結合されHレベルにプリチャージされている状
態からLレベルに向けて変化し、グローバルIO線対G
IOR,/GIORに電位差が発生する。
【0018】時刻t4においてある程度の電位差が生じ
たときに読出タイミング信号であるPAEがHレベルに
設定され、リードアンプ回路520が活性化され、グロ
ーバルIO線GIOR,/GIORの電位差を増幅す
る。
【0019】以上のように、信号VACSLiがHレベ
ルに設定されるとグローバルIO線対に電位差が発生
し、センスアンプSAによってビット線BL,/BLの
電位差が増幅され、増幅された信号がグローバルIO線
対に転送され、さらにリードアンプ回路520で増幅さ
れて信号PAO,/PAOとして出力される。信号PA
Oはデータ入出力回路に与えられてデータ端子DQから
データ出力として出力される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ワード線とコラム選択
信号VACSLiを伝達するコラム選択線とが平行に配
置される場合には、コラム選択線の数を増やせばメモリ
セルアレイ中のセンスアンプの数に対してグローバルI
O線対を少なくできる。グローバルIO線対数が少ない
と、データ読出の際グローバルIO線対における電荷の
充放電が少なくて済み、消費電力の面では有利である。
しかし、コラム選択線の数を増やせば、コラム選択線を
配置する領域が増加するためセンスアンプ帯SAB1が
大きくなってしまう。
【0021】一方、コラム選択線の数を少なくすると、
面積的には有利であるが、グローバルIO線対の数が増
える。従来の構成ではデータ端子DQへ読出すのに必要
なデータ以外のデータも一括してメモリセルアレイから
読出されてグローバルIO線対に伝達される。したがっ
て、余分な振幅がグローバルIO線に生じ、消費電力が
増加してしまう。
【0022】また、共通なレイアウトデータを用いて読
出ビット幅を自由に切換えて異なるメモリを実現する場
合には、コラム選択線の数を変更しなければビット幅を
変えてもグローバルIO線対で消費される電力は変わら
ない。たとえば128ビットのデータが一括してメモリ
セルアレイから出力されるようなコラム選択線の構成で
は、データ端子DQが32ビットであった場合には4分
の3のデータが不要であり消費される電力もそのうち4
分の3は無駄な電力である。
【0023】この発明の目的は、消費電力が低減された
半導体記憶装置を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
記憶装置は、第1のメモリセルと、第1のメモリセルに
接続される第1のビット線と、第1のビット線と第1の
ビット線対をなす第2のビット線と、第1、第2のビッ
ト線に読出された第1のメモリセルの保持データを伝達
する第1、第2のデータ線と、第1、第2のビット線の
電位に応じた強さでそれぞれ第1、第2のデータ線を第
1の定電位点に結合する第1のリードゲート回路と、第
1のメモリセルの保持データの読出時に第2の定電位点
から第1のデータ線に流れる電流と第2の定電位点から
第2のデータ線に流れる電流との差を増幅して第1の読
出データ信号を出力する読出増幅回路とを備え、読出増
幅回路は、第1のメモリセルの保持データの読出時に第
1、第2のデータ線に電流を供給し電流差を検出する第
1の電流センス回路と、第1、第2の定電位の中間電位
である参照電位を受け、かつ、第1のメモリセルの保持
データの読出時に第1の電流センス回路と第1、第2の
データ線との間に接続され、第1、第2のデータ線の電
位を第1の定電位と参照電位との間の電位に制限する第
1の振幅制限部とを含む。
【0025】請求項2に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、読出増幅
回路は、読出待機時において、第1、第2のデータ線を
第1の定電位点に結合するプリチャージ部をさらに含
む。
【0026】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、読出増幅
回路は、第1のメモリセルの保持データの読出時に第
1、第2のデータ線に電流を供給し電流差を検出する第
2の電流センス回路と、第2の電流センス回路と第1、
第2のデータ線との間に接続され、かつ、参照電位を受
け、第1、第2のデータ線の電位を第1の定電位と参照
電位との間の電位に制限する第2の振幅制限部とをさら
に含み、第1の電流センス回路と第1の振幅制限部とが
接続される第1の出力ノードからは第1の読出データ信
号が出力され、第2の電流センス回路と第2の振幅制限
部とが接続される第2の出力ノードからは第1の読出デ
ータ信号と相補な第2の読出データ信号が出力される。
【0027】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第2のメ
モリセルと、第2のメモリセルに接続される第3のビッ
ト線と、第3のビット線と第2のビット線対をなす第4
のビット線と、第3、第4のビット線に読出された第2
のメモリセルの保持データを伝達する第3、第4のデー
タ線と、第3、第4のビット線の電位に応じた強さでそ
れぞれ第3、第4のデータ線を第1の定電位点に結合す
る第2のリードゲート回路とをさらに備え、読出増幅回
路は、第2のメモリセルの保持データの読出時に第2の
定電位点から第3のデータ線に流れる電流と第2の定電
位点から第4のデータ線に流れる電流との差を増幅して
第1の読出データ信号を出力し、読出増幅回路は、第
1、第2のビット線対の一方を選択して第1の振幅制限
部に接続する選択ゲート回路をさらに含む。
【0028】請求項5に記載の半導体記憶装置は、複数
のメモリセルが配列されるメモリセルアレイブロック
と、メモリセルアレイブロックから読出される複数のデ
ータ信号をそれぞれ伝達する複数のデータ線対と、複数
のデータ線対に対応してそれぞれ設けられ、アドレス信
号と外部に一括出力するデータのビット数を示す制御信
号とに応じて各々が独立に活性化され、複数のデータ信
号をそれぞれ増幅する複数の読出増幅回路と、複数の出
力ノードのうちの制御信号によって指定されるノードに
対して、活性化された複数の読出増幅回路の出力信号を
出力する切換回路とを備え、複数の読出増幅回路の各々
は、自己に対応するメモリセルの保持データの読出時に
自己に対応するデータ線対に含まれる相補な2つのデー
タ線に流れる電流の差を検出して読出データ信号を出力
する。
【0029】請求項6に記載の半導体記憶装置は、請求
項5に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリセ
ルアレイブロックは、複数のメモリセルにそれぞれ対応
して設けられ、対をなすビット線間にデータ読出時に電
位差が生ずる複数のビット線対と、複数のビット線対に
対応して設けられ、かつ、複数のデータ線対に対応して
設けられ、各々が自己に対応するビット線対の電位差に
応じて自己に対応するデータ線対に含まれる対をなすデ
ータ線の一方を第1の定電位点に結合する複数のリード
ゲート回路とをふくむ。
【0030】請求項7に記載の半導体記憶装置は、請求
項5に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、複数の読
出増幅回路の各々は、読出データ信号のマスク期間を示
すマスク信号にさらに応じて活性化される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または装置部分を示す。
【0032】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体記憶装置1の構成を示す概略ブロック図
である。
【0033】図1を参照して、半導体記憶装置1は、ア
ドレス信号A0〜An、コマンド信号/RAS,/CA
S,/WEに応じて各種の制御信号およびクロック信号
を発生する制御信号入力回路2と、制御信号入力回路2
の出力に応じて行アドレスのデコードおよび列アドレス
のデコードおよびセンスアンプ制御などを行なう行/列
デコード回路8と、行/列デコード回路8の出力に応じ
てグローバルIO線GIOR<0>〜GIOR<n>,
GIOW<0>〜GIOW<n>を介してデータ入出力
回路6とデータ授受を行なうメモリセルアレイブロック
10を含む。メモリセルアレイブロック10は、メモリ
セルアレイMA0,MA1とセンスアンプ帯SAB0〜
SAB2とに分割されている。
【0034】半導体記憶装置1は、さらに、読出クロッ
ク信号RCLK,書込クロック信号WCLKに応じてD
RAMアレイ回路とデータの入出力を行なうデータ入出
力回路6と、データ入出力回路6から書込データを受け
てグローバルIO線GIOWを介してメモリセルアレイ
ブロック10に書込データを出力し、メモリセルアレイ
ブロック10からグローバルIO線GIORを介して読
出される読出データを増幅しデータ入出力回路に出力す
るGIO線ライトドライバ/リードアンプ回路20とを
含む。
【0035】制御信号入力回路2は、行/列デコード回
路8に対してロウアドレス信号RA<0>〜RA<i>
と、コラム選択信号CSL<0>〜CSL<i>とを出
力する。
【0036】図示しないが、制御信号入力回路2は、ア
ドレス信号A0〜Anを受けるアドレスバッファと、コ
マンド信号/RAS,/CAS,/WEを受けてこれら
の組み合わせによりACT、PRE等のコマンドを認識
するデコード処理を行なうコマンドデコード回路と、読
出クロック信号RCLKおよび書込クロック信号WCL
Kを発生するクロック発生回路とを含む。このクロック
発生回路はデータ入出力回路6に対して読出クロック信
号RCLKおよび書込クロック信号WCLKを出力す
る。
【0037】行/列デコード回路8は、メモリセルアレ
イブロック10のワード線WL<k>の活性化制御を行
ない、また、制御信号VACSL,VBL,SE,ZS
E,BLEQL,BLEQR,BLIL,BLIRをメ
モリセルアレイブロック10に対して出力する。
【0038】図2は、図1におけるメモリセルアレイM
A0,MA1とセンスアンプ帯SAB1およびリードア
ンプ回路20の接続関係を示した回路図である。
【0039】図2を参照して、メモリセルアレイMA0
についてはビット線BLR,/BLRによって形成され
る1対のビット線対に対応する構成が示されている。
【0040】メモリセルアレイMA0は、ビット線BL
R,/BLRと、ビット線BLR,/BLRに交差する
ワード線WL<00>〜WL<0n>と、ビット線とワ
ード線との交点に対応して設けられる複数のメモリセル
MCとを含む。
【0041】メモリセルMCは、対応するビット線とス
トレージノードSNとの間に接続されゲートに対応する
ワード線が接続されるNチャネルMOSトランジスタM
Tと、ストレージノードSNとセルプレートCPとの間
に接続されるキャパシタMQとを含む。
【0042】メモリセルアレイMA1についてはビット
線BLL,/BLLによって形成される1対のビット線
対に対応する構成が示されている。
【0043】メモリセルアレイMA1は、ビット線BL
L,/BLLと、ビット線BLL,/BLLに交差する
ワード線WL<10>〜WL<1n>と、ビット線とワ
ード線との交点に対応して設けられる複数のメモリセル
MCとを含む。
【0044】センスアンプ帯SAB1は、信号BLEQ
Lに応じてビット線BLR,/BLRのイコライズを行
なうイコライズ回路22と、信号BLILに応じてビッ
ト線BL,/BLをそれぞれビット線BLR,/BLR
に接続する接続回路24と、信号SEがHレベルに活性
化され信号ZSEがLレベルに活性化されたときにビッ
ト線BL,/BLの電位差を増幅するセンスアンプSA
と、信号BLIRに応じてビット線BL,/BLをそれ
ぞれビット線BLL,/BLLに接続する接続回路28
と、信号BLEQRに応じてビット線BLL,/BLL
のイコライズを行なうイコライズ回路30と、信号VA
CSLiの活性化時においてグローバルIO線GIO
R,/GIORをビット線/BL,BLの電位に応じて
接地電位に結合するリードゲート回路26とを含む。
【0045】イコライズ回路22は、ビット線BLRと
ビット線/BLRとの間に接続されゲートに信号BLE
QLを受けるNチャネルMOSトランジスタ32と、ビ
ット線BLRと電位VBLが与えられるノードとの間に
接続されゲートに信号BLEQLを受けるNチャネルM
OSトランジスタ34と、ビット線/BLRと電位VB
Lが与えられるノードとの間に接続されゲートに信号B
LEQLを受けるNチャネルMOSトランジスタ36と
を含む。
【0046】接続回路24は、ビット線BLとビット線
BLRとの間に接続されゲートに信号BLILを受ける
NチャネルMOSトランジスタ38と、ビット線/BL
とビット線/BLRとの間に接続されゲートに信号BL
ILを受けるNチャネルMOSトランジスタ40とを含
む。
【0047】接続回路28は、ビット線BLとビット線
BLLとの間に接続されゲートに信号BLIRを受ける
NチャネルMOSトランジスタ50と、ビット線/BL
とビット線/BLLとの間に接続されゲートに信号BL
IRを受けるNチャネルMOSトランジスタ52とを含
む。
【0048】イコライズ回路30は、ビット線BLLと
ビット線/BLLとの間に接続されゲートに信号BLE
QRを受けるNチャネルMOSトランジスタ54と、ビ
ット線BLLと電位VBLが与えられるノードとの間に
接続されゲートに信号BLEQRを受けるNチャネルM
OSトランジスタ56と、ビット線/BLLと電位VB
Lが与えられるノードとの間に接続されゲートに信号B
LEQRを受けるNチャネルMOSトランジスタ58と
を含む。
【0049】リードゲート回路26は、グローバルIO
線/GIORと接地ノードとの間に直列に接続されるN
チャネルMOSトランジスタ44,42と、グローバル
IO線GIORと接地ノードとの間に直列に接続される
NチャネルMOSトランジスタ48,46とを含む。
【0050】NチャネルMOSトランジスタ44,48
はともにゲートに信号VACSLiを受ける。Nチャネ
ルMOSトランジスタ42のゲートにはビット線BLが
接続される。NチャネルMOSトランジスタ46のゲー
トにはビット線/BLが接続される。リードゲート回路
26は、信号VACSLiの活性化時にビット線BL,
/BLの電位差に応じてグローバルIO線GIOR,/
GIORの一方を接地電位に結合する。
【0051】リードアンプ回路20は、信号GIOEQ
に応じてグローバルIO線GIOR,/GIORを接地
電位にプリチャージするプリチャージ回路60と、グロ
ーバルIO線GIOR,/GIORの電位を参照電位V
ref以下に制限する振幅制限部61と、振幅制限部6
1を介してグローバルIO線GIOR,/GIORに電
流を供給し電流差を検出する電流センス回路62とを含
む。
【0052】プリチャージ回路60は、グローバルIO
線GIOR,/GIORの間に接続されゲートに信号G
IOEQを受けるNチャネルMOSトランジスタ64
と、接地ノードとグローバルIO線/GIORとの間に
接続されゲートに信号GIOEQを受けるNチャネルM
OSトランジスタ66と、接地ノードとグローバルIO
線GIORとの間に接続されゲートに信号GIOEQを
受けるNチャネルMOSトランジスタ68とを含む。
【0053】振幅制限部61は、ノードN1とグローバ
ルIO線/GIORとの間に接続されゲートに参照電位
Vrefを受けるNチャネルMOSトランジスタ70
と、ノードN3とグローバルIO線GIORとの間に接
続されゲートに参照電位Vrefを受けるNチャネルM
OSトランジスタ74とを含む。
【0054】電流センス回路62は、電源ノードとノー
ドN2との間に接続されゲートに信号/PAEを受ける
PチャネルMOSトランジスタ78と、ノードN2にソ
ースが接続されノードN1にゲートおよびドレインが接
続されるPチャネルMOSトランジスタ72と、ノード
N2とノードN3との間に接続されゲートがノードN1
に接続されるPチャネルMOSトランジスタ76とを含
む。
【0055】電流センス回路は、カレントミラーの対を
形成する2つのトランジスタによって、グローバルIO
線GIOR,/GIORに当初等しい電流を供給し、リ
ードゲート回路26に電流パスが形成されているかいな
いかでノードN1、N3に電位差が発生する。ノードN
3からは読出結果を示す信号PAOが出力される。
【0056】図3は、図2に示した回路の動作を説明す
るための動作波形図である。図2、図3を参照して、時
刻t1以前において信号BLEQLがLレベルに設定さ
れ信号BLILがHレベルに設定され、信号BLIRは
Lレベルに設定される。すると、ビット線BL,/BL
はそれぞれビット線BLR,/BLRに接続され電位V
BLにイコライズされた状態でフローティング状態とな
る。
【0057】時刻t1において、ワード線WL<00>
がLレベルからHレベルに活性化されると、ビット線B
L,/BLにメモリセルMCのキャパシタMQから電荷
が読出されビット線BL,/BLに電位差が生ずる。
【0058】時刻t2において、センスアンプSAを活
性化する信号SEがLレベルからHレベルに活性化され
る。するとセンスアンプSAによってビット線BL,/
BLの電位差が増幅される。
【0059】図示しないが、時刻t3までに信号GIO
EQがLレベルに設定されグローバルIO線GIOR,
/GIORは接地電位にプリチャージされたフローティ
ング状態となっている。
【0060】次に時刻t3において信号VACSLiが
LレベルからHレベルに活性化されそして信号/PAE
がHレベルからLレベルに活性化される。すると、リー
ドアンプ回路20が活性化されてグローバルIO線対G
IOR,/GIORに電流が流れる。
【0061】しかし、ビット線BLがHレベルで、か
つ、ビット線/BLがLレベルである場合には、グロー
バルIO線/GIORから接地ノードに向けて電流が流
れ、一方グローバルIO線GIORは接地ノードに対す
るパスが遮断されている。
【0062】電流センス回路62はグローバルIO線G
IOR,/GIORに等しい電流を流し込むので、その
結果ノードN3がノードN1よりも高い電位となりグロ
ーバルIO線GIOR,/GIORに流れる電流差が増
幅され信号PA0が出力される。
【0063】ここで、グローバルIO線GIORの電位
について説明する。信号/PAEがLレベルに活性化さ
れるとグローバルIO線GIORにはNチャネルMOS
トランジスタ74を介して電流が流入する。たとえば、
NチャネルMOSトランジスタ46が非導通状態である
場合、電流が流入することによりグローバルIO線GI
ORの電位は上昇する。しかし、しきい値電圧がVth
nであるNチャネルMOSトランジスタ74のゲートは
参照電位Vrefを受けているので、グローバルIO線
GIORの電位がVref−Vthnに到達するとNチ
ャネルMOSトランジスタ74は非導通状態となる。し
たがって、グローバルIO線GIORの電位は、Vre
f−Vthn以下に制限される。
【0064】同様に、逆極性のデータが読出される場合
つまりNチャネルMOSトランジスタ42が非導通状態
である場合には、NチャネルMOSトランジスタ70に
よって、グローバルIO線/GIORの電位は、Vre
f−Vthn以下に制限される。
【0065】続いて時刻t5において信号VACSLi
がHレベルからLレベルに非活性化され、さらに時刻t
6において信号/PAEがLレベルからHレベルに非活
性化される。このようにして読出が終了した後には、信
号GIOREQはHレベルに設定されてグローバルIO
線GIOR,/GIORは再び接地電位にプリチャージ
される。
【0066】参照電位Vrefを電源電位Vccよりも
低い電位とすることによりグローバルIO線GIOR,
/GIORの振幅が抑えられ、消費される電力が低減さ
れる。
【0067】以上説明したように、実施の形態1の半導
体記憶装置においては、電流センス回路62をメモリセ
ルからデータを読出すリードアンプ回路20に用い、さ
らに、寄生容量および寄生抵抗の大きいグローバルIO
線対GIOR,/GIORの振幅を抑えるために参照電
位Vrefを受ける振幅制限部61をリードアンプ回路
20に用いる。これによりグローバルIO線対の振幅が
抑えられ読出時における消費電力が低減される。
【0068】また読出待機状態においてグローバルIO
線対GIOR,/GIORをプリチャージする電位を接
地電位にしているので、プリチャージ電位を電源電位と
したときよりもリードゲート回路におけるオフリーク電
流分の消費電流を低減することができる。
【0069】[実施の形態2]実施の形態1の半導体記
憶装置では、Hレベルの読出とLレベルの読出とで時間
差があり、いずれか一方の遅い方で読出タイミングが決
定される。これに対し、実施の形態2の半導体記憶装置
は、図2で示した半導体記憶装置の構成においてリード
アンプ回路20に代えてリードアンプ回路20Aを含
む。グローバルIO線対に流れる電流の検知を行なう電
流センス回路を相補な構成とし、相補信号を出力するよ
うにしている。このようにすることにより、プルアップ
付き電流センス回路の読出データの極性に依存するアン
バランスが解消され、データの極性によらず読出速度が
一定となり、結果として読出速度が向上する。
【0070】図4は、リードアンプ回路20Aの構成を
示した回路図である。図4を参照して、リードアンプ回
路20Aは、図2に示したリードアンプ回路20の構成
に加えて振幅制限部81と電流センス回路82とをさら
に含む。
【0071】振幅制限部81は、グローバルIO線GI
ORとノードN4との間に接続されゲートに参照電位V
refを受けるNチャネルMOSトランジスタ90と、
グローバルIO線/GIORとノードN6との間に接続
されゲートに参照電位Vrefを受けるNチャネルMO
Sトランジスタ94とを含む。
【0072】電流センス回路82は、電源ノードとノー
ドN5との間に接続されゲートに信号/PAEを受ける
PチャネルMOSトランジスタ98と、ノードN5にソ
ースが接続されノードN4にゲートおよびドレインが接
続されるPチャネルMOSトランジスタ92と、ノード
N5とノードN6との間に接続されゲートがノードN4
に接続されるPチャネルMOSトランジスタ96とを含
む。ノードN6からは信号PAOと相補な信号/PAO
が出力される。
【0073】実施の形態1の半導体記憶装置では、Hレ
ベルの読出とLレベルの読出とで時間差があり、いずれ
か一方の遅い方で読出タイミングが決定される。実施の
形態2においては、このような構成とすることにより、
電流センス回路62,82によってグローバルIO線G
IOR,/GIORに流れ込む電流が出力データの極性
に依存しないバランスが取れた状態となる。したがって
ビット線BLからHレベルを読出す場合とビット線BL
からLレベルを読出す場合との読出時間がほぼ等しくな
る。
【0074】[実施の形態3]実施の形態3では、2対
のグローバルIO線対に対して1つのリードアンプ回路
が設けられる場合を説明する。
【0075】図5は、実施の形態3の半導体記憶装置の
構成を示す回路図である。図5を参照して、実施の形態
3の半導体記憶装置は、メモリセルアレイMA0B,M
A1Bと、センスアンプ帯SAB1Bと、リードアンプ
回路20Bとを含む。
【0076】メモリセルアレイMA0Bは、ビット線対
BLRE,/BLREと、ビット線対BLRE,/BL
REに対応して設けられる複数のメモリセルMCが配置
されるサブアレイ104と、ビット線対BLRO,/B
LROと、ビット線対BLRO,/BLROに対応して
設けられる複数のメモリセルMCを含むサブアレイ10
2とを含む。
【0077】メモリセルアレイMA1Bは、ビット線対
BLLE,/BLLEと、ビット線対BLLE,/BL
LEに対応して設けられる複数のメモリセルMCが配置
されるサブアレイ108と、ビット線対BLLO,/B
LLOと、ビット線対BLLO,/BLLOに対応して
設けられる複数のメモリセルMCを含むサブアレイ10
6とを含む。
【0078】センスアンプ帯SAB1Bは、ビット線B
LO,/BLOに対応して設けられる回路110と、ビ
ット線対BLE,/BLEに対応して設けられる回路1
12とを含む。
【0079】回路110は、ビット線BL,/BL,B
LR,/BLR,BLL,/BLLに代えてそれぞれビ
ット線BLO,/BLO,BLRO,/BLRO,BL
LO,/BLLOに接続され、また、グローバルIO線
/GIOR,GIORに代えてそれぞれグローバルIO
線/GIORO,GIOROが接続されている点が図2
に示したセンスアンプ帯SAB1に含まれる回路と異な
る。しかし内部の回路についてはセンスアンプ帯SAB
1に含まれる回路と同様であるので説明は繰返さない。
【0080】回路112は、ビット線BL,/BL,B
LR,/BLR,BLL,/BLLに代えてそれぞれビ
ット線BLE,/BLE,BLRE,/BLRE,BL
LE,/BLLEに接続され、また、グローバルIO線
/GIOR,GIORに代えてそれぞれグローバルIO
線/GIORE,GIOREが接続されている点が図2
に示したセンスアンプ帯SAB1に含まれる回路と異な
る。しかし内部の回路についてはセンスアンプ帯SAB
1に含まれる回路と同様であるので説明は繰返さない。
【0081】リードアンプ回路20Bは、プリチャージ
回路116,118と、選択ゲート回路120と、振幅
制限部121と、電流センス回路122とを含む。
【0082】プリチャージ回路116は、グローバルI
O線/GIOROとグローバルIO線GIOROとの間
に接続されゲートに信号BLEQRを受けるNチャネル
MOSトランジスタ124と、グローバルIO線/GI
OROと接地ノードとの間に接続されゲートに信号BL
EQRを受けるNチャネルMOSトランジスタ126
と、グローバルIO線GIOROと接地ノードとの間に
接続されゲートに信号BLEQRを受けるNチャネルM
OSトランジスタ128とを含む。
【0083】プリチャージ回路118は、グローバルI
O線GIORE,/GIOREの間に接続されゲートに
信号BLEQRを受けるNチャネルMOSトランジスタ
134と、グローバルIO線/GIOREと接地ノード
との間に接続されゲートに信号BLEQRを受けるNチ
ャネルMOSトランジスタ136と、グローバルGIO
REと接地ノードとの間に接続されゲートに信号BLE
QRを受けるNチャネルMOSトランジスタ138とを
含む。
【0084】選択ゲート回路120は、信号/CA3に
応じてグローバルIO線/GIORO,GIOROをそ
れぞれノードN14,N15に接続する接続回路141
と、信号CA3に応じてグローバルIO線/GIOR
E,GIOREをそれぞれノードN14,N15に接続
する接続回路145とを含む。
【0085】接続回路141は、グローバルIO線/G
IOROとノードN14との間に接続されゲートに信号
/CA3を受けるNチャネルMOSトランジスタ142
と、グローバルIO線GIOROとノードN15との間
に接続されゲートに信号/CA3を受けるNチャネルM
OSトランジスタ144とを含む。
【0086】接続回路145は、グローバルIO線/G
IOREとノードN14との間に接続されゲートに信号
CA3を受けるNチャネルMOSトランジスタ146
と、グローバルIO線GIOREとノードN15との間
に接続されゲートに信号CA3を受けるNチャネルMO
Sトランジスタ148とを含む。
【0087】振幅制限部は、ノードN14とノードN1
1との間に接続されゲートに参照電位Vrefを受ける
NチャネルMOSトランジスタ150と、ノードN15
とノードN13との間に接続されゲートに参照電位Vr
efを受けるNチャネルMOSトランジスタ154とを
含む。
【0088】電流センス回路122は、電源ノードとノ
ードN12との間に接続されゲートに信号/PAEを受
けるPチャネルMOSトランジスタ158と、ノードN
12にソースが接続されノードN11にゲートおよびド
レインが接続されるPチャネルMOSトランジスタ15
2と、ノードN12とノードN13との間に接続されノ
ードN11にゲートが接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ156とを含む。ノードN13からは、信号P
AOが出力される。
【0089】図6は、図5に示した回路の動作を説明す
るための動作波形図である。図5、図6を参照して、時
刻t1までに信号BLEQLがLレベルに設定され、メ
モリセルアレイMA0Bのビット線対のイコライズ状態
が解除される。また信号BLILがHレベルに設定さ
れ、センスアンプ帯SAB1Bのビット線対とメモリセ
ルアレイMA0Bのビット線対の対応するビット線対同
士が接続される。一方信号BLIRはLレベルに設定さ
れておりメモリセルアレイMA1Bのビット線対はセン
スアンプ帯SAB1Bから分離されている。
【0090】時刻t1においてワード線WL<00>が
LレベルからHレベルに活性化されるとサブアレイ10
4に含まれるメモリセルMCのうちのワード線WL<0
0>に接続されているメモリセルからビット線BLRE
を介してビット線BLEに電荷が放出され、または、ビ
ット線BLEからメモリセルに電荷が流入する。これに
よりビット線BLE,/BLEに電位差が生ずる。
【0091】時刻t2において外部からクロック信号C
LKに同期して与えられるアドレス信号に応じて信号C
A3がLレベルからHレベルに変化する。続いて時刻t
3においてセンスアンプを活性化する信号SEがLレベ
ルからHレベルに活性化されビット線対BLE,/BL
Eの間の電位差が増幅される。
【0092】時刻t4において信号VACSLiがLレ
ベルからHレベルに活性化される。すると、回路112
の内部のリードゲート回路26によってグローバルIO
線GIORE,/GIOREのいずれか一方が接地ノー
ドに結合され、かつ、接続回路145によってグローバ
ルIO線GIORE,/GIOREがそれぞれノードN
15,N14に接続された状態となる。
【0093】続いて時刻t5において信号/PAEがH
レベルからLレベルに活性化されると、電流センス回路
122が活性化され、グローバルIO線GIORE,/
GIOREに対して等しい電流を流し込む。ノードN1
1,N13のうち電流パスが形成されているグローバル
IO線に接続されているノードの電位が低くなり、電流
パスが形成されていないグローバルIO線に接続される
方が電位が高くなる。
【0094】図6の波形では、ビット線BLREとワー
ド線WL<00>との交点に設けられているメモリセル
MCの保持データがHデータであった場合が示されてお
り、応じてビット線BLEがHレベルに設定されリード
ゲート回路26がグローバルIO線/GIOREを接地
電位に結合し、ノードN11の方が電位が低くなり、ノ
ードN13の方が電位が高くなる。これにより信号PA
OはHレベルに変化する。
【0095】続いて時刻t6において信号VACSLi
がLレベルに変化し、時刻t7において信号/PAEが
Hレベルに変化しそして時刻t8においてクロック信号
CLKに同期して信号CA3がLレベルに変化する。
【0096】このような構成とすることにより、信号V
ACSLiを与えるためのコラム選択線の数を2分の1
にすることできる。
【0097】また、電流センス回路122から電流を流
し込むグローバルIO線対は1対であり、選択ゲート回
路120によって選択されなかった側のグローバルIO
線対は接地電位にプリチャージされた状態を維持してい
る。これによって実際に充放電が行なわれるグローバル
IO線の数は1回のデータ読出に対して実施の形態1の
場合と等しい。これにより消費される電力は実施の形態
1の場合と同じになる。
【0098】したがって、消費電力を増加させずにコラ
ム選択線の数を2分の1にすることができ、メモリアレ
イのサイズを小さくすることができる。
【0099】[実施の形態4]従来は、メモリセルアレ
イのアレイ構成、つまりコラム選択線の本数によって決
まるセンスアンプとグローバルIO線対との対応を変え
ずに出力するデータのビット幅だけを変えてもグローバ
ルIO線対で消費される電力は変化がなかった。
【0100】実施の形態4では、出力するデータ信号の
ビット幅の構成を制御信号を用いて切換えることができ
る半導体記憶装置においてこの制御信号でビット幅を切
換えた場合に消費電力が低減できるものである。
【0101】図7は、実施の形態4の半導体記憶装置1
Cの構成を示した概略ブロック図である。
【0102】図7を参照して、半導体記憶装置1Cは、
図1に示した半導体記憶装置1の構成においてデータ入
出力回路6に代えてデータ入出力回路6Cを含み、さら
に使用するデータのビット幅を切換える制御信号MS<
0:2>をデータ入出力回路6Cに与えるための入力端
子が設けられている。
【0103】また、リードアンプ回路20に代えてリー
ドアンプ回路20Cが設けられている。
【0104】半導体記憶装置1Cの他の構成は図1に示
した半導体記憶装置1と同様であるので説明は繰返さな
い。
【0105】図8は、信号発生部173、図7における
リードアンプ回路20Cおよびデータ入出力回路6Cの
構成を示した回路図である。
【0106】図8を参照して、信号発生部173は、デ
ータ端子数の切換制御をする信号MS<0>〜MS<2
>およびコラムアドレスビットCA<4>,CA<5>
を受けて信号YA<0>〜YA<3>を出力する。
【0107】リードアンプ回路20Cは、信号YA<0
>と信号PAEとを受けるNAND回路200と、NA
ND回路200の出力に応じて活性化されグローバルI
O線GIOR<0>,/GIOR<0>によって読出さ
れるデータを増幅するリードアンプ190と、信号YA
<1>と信号PAEとを受けるNAND回路201と、
NAND回路201の出力に応じて活性化されグローバ
ルIO線GIOR<1>,/GIOR<1>によって読
出されるデータを増幅するリードアンプ191とを含
む。
【0108】リードアンプ回路20Cは、さらに、信号
YA<2>と信号PAEとを受けるNAND回路202
と、NAND回路202の出力に応じて活性化されグロ
ーバルIO線GIOR<2>,/GIOR<2>によっ
て読出されるデータを増幅するリードアンプ192と、
信号YA<3>と信号PAEとを受けるNAND回路2
03と、NAND回路203の出力に応じて活性化され
グローバルIO線GIOR<3>,/GIOR<3>に
よって読出されるデータを増幅するリードアンプ193
とを含む。
【0109】リードアンプ190〜193は、図2で示
したリードアンプ回路20と同様な構成を有しており、
グローバルIO線に流れ込む電流の差を増幅して信号P
AO<0>〜PAO<3>をそれぞれ出力する。
【0110】データ入出力回路6Cは、リードアンプ回
路20Cの出力を保持する保持回路174と、保持回路
174が出力する信号の切換を行なう接続切換回路17
5と、接続切換回路175の出力を受けてクロック信号
CLKに応じてデータ端子に信号DQ<0>〜DQ<3
>を出力する出力回路182とを含む。
【0111】保持回路174は、リードアンプ190〜
193からそれぞれ出力される信号PA0<0>〜PA
0<3>を信号PAE2に応じてそれぞれラッチするラ
ッチ回路210〜213を含む。
【0112】接続切換回路175は、ラッチ回路210
〜213の出力を伝達するか否かを信号YA<0>〜Y
A<3>に応じて決定するゲート回路176と、ゲート
回路176の出力を信号MS<0>〜MS<2>に応じ
て接続切換を行なう切換回路178と、切換回路178
が出力する信号LAT<0>〜LAT<3>を信号MS
<1>,MS<2>に応じて出力回路182に直接出力
するか否かを決定するイネーブル回路180とを含む。
【0113】ゲート回路176は、信号YA<0>がH
レベルのときにラッチ回路210の出力を信号LAT<
0>として出力するトライステートバッファ(tri-stat
e buffer)220と、信号YA<1>がHレベルのとき
にラッチ回路211の出力を信号LAT<1>として出
力するトライステートバッファ221と、信号YA<2
>がHレベルのときにラッチ回路212の出力を信号L
AT<2>として出力するトライステートバッファ22
2と、信号YA<3>がHレベルのときにラッチ回路2
13の出力を信号LAT<3>として出力するトライス
テートバッファ223とを含む。
【0114】切換回路178は、トライステートバッフ
ァ220,221の出力ノードの間に接続され信号MS
<0>がHレベルのときに導通するトランスミッション
ゲート230と、トライステートバッファ222,22
3の出力ノードの間に接続され信号MS<1>がHレベ
ルのときに導通するトランスミッションゲート231
と、トライステートバッファ221,223の出力ノー
ドの間に接続され信号MS<2>がHレベルのときに導
通するトランスミッションゲート232と、トライステ
ートバッファ220,223の出力ノードの間に接続さ
れ信号MS<2>がHレベルのときに導通するトランス
ミッションゲート233とを含む。
【0115】イネーブル回路180は、信号LAT<0
>と信号MS<1>とを受けるOR回路240と、信号
LAT<1>と信号MS<2>とを受けるOR回路24
1と、信号LAT<2>と信号MS<1>とを受けるO
R回路242と、信号LAT<3>を一方の入力に受け
他方の入力が接地ノードに接続されるOR回路243と
を含む。
【0116】出力回路182は、クロック信号CLKに
応じてOR回路240の出力を取込み信号DQ<0>を
出力する出力制御回路250と、OR回路241の出力
をクロック信号CLKに応じて取込み信号DQ<1>を
出力する出力制御回路251と、OR回路242の出力
をクロック信号CLKに応じて取込み信号DQ<2>を
出力する出力制御回路252と、OR回路243の出力
をクロック信号CLKに応じて取込み信号DQ<3>を
出力する出力制御回路253とを含む。
【0117】図9は、実施の形態4におけるデータ端子
の使用数の切換を説明するための図である。
【0118】図9を参照して、モード1/1はグローバ
ルIO線1対に対して端子1つが対応するモードであ
り、図8の信号DQ<0>〜DQ<3>はすべて端子に
おいて使用される。
【0119】モード1/2はグローバルIO線2対に対
して端子1つが対応するモードであり、信号DQ<1
>,DQ<3>は端子において使用されるが、信号DQ
<0>,DQ<2>は出力信号としては使用されない。
【0120】モード1/4はグローバルIO線4対に対
して端子1つが対応するモードであり、信号DQ<3>
のみが使用され、信号DQ<0>〜DQ<2>は使用さ
れない。
【0121】図10は、端子数の切換制御をする信号M
S<0>〜MS<2>とモードおよび内部信号との関係
を示した図である。
【0122】図10を参照して、モード1/1に設定す
るためには、信号MS<0>〜MS<2>をすべてLレ
ベルに設定する。この場合には、図8の信号発生部は、
信号YA<0>〜YA<3>をすべてHレベルに設定す
る。
【0123】モード1/2に設定する場合には、外部か
ら信号MS<0>,MS<1>,MS<2>としてそれ
ぞれH,H,Lレベルを入力する。モード1/2の場合
には、図8の信号発生部は、コラムアドレスビットCA
<4>に応じて信号YA<0>〜YA<3>を出力す
る。
【0124】まずコラムアドレスビットCA<4>がL
レベルの場合には、信号YA<0>,YA<2>はとも
にHレベルに設定され、信号YA<1>,YA<3>は
ともにLレベルに設定される。
【0125】一方コラムアドレスビットCA<4>がH
レベルの場合には信号YA<0>,YA<2>がともに
Lレベルに設定され、信号YA<1>,YA<3>はと
もにHレベルに設定される。
【0126】モード1/4に設定する場合には、信号M
S<0>をLレベルに設定し、信号MS<1>,MS<
2>はともにHレベルに設定する。
【0127】モード1/4においては、図8の信号発生
部は、コラムアドレスビットCA<4>,CA<5>に
応じて信号YA<0>〜YA<3>を出力する。
【0128】まず、コラムアドレスビットCA<4>,
CA<5>がともにLレベルの場合には、信号YA<0
>がHレベルに設定され、信号YA<1>〜YA<3>
はLレベルに設定される。
【0129】コラムアドレスビットCA<4>,CA<
5>がそれぞれH,Lレベルの場合には、信号YA<1
>がHレベルに設定され、信号YA<0>,YA<2
>,YA<3>はLレベルに設定される。
【0130】コラムアドレスビットCA<4>,CA<
5>がそれぞれL,Hレベルの場合には、信号YA<2
>がHレベルに設定され、信号YA<0>,YA<1
>,YA<3>はLレベルに設定される。
【0131】コラムアドレスビットCA<4>,CA<
5>がともにHレベルの場合には、信号YA<3>はH
レベルに設定され、信号YA<0>〜YA<2>はLレ
ベルに設定される。
【0132】図11は、図8に示したリードアンプ回路
20Cおよびデータ入出力回路6Cの動作を説明するた
めの動作波形図である。
【0133】図8、図11を参照して、時刻t1におい
てクロック信号CLKに同期してコラムアドレスビット
CA<4>,CA<5>が取込まれ、信号CA4,CA
5が活性化される。
【0134】時刻t2において信号VACSLiがLレ
ベルからHレベルに活性化され、信号/PAEがHレベ
ルからLレベルに活性化されることによってグローバル
IO線GIOR,/GIORにメモリセルアレイからの
データが読出されリードアンプ回路20Cから信号PA
Oが出力される。
【0135】時刻t3において信号PAE2がLレベル
からHレベルに活性化され、信号LATにデータが出力
される。このデータがコラムアドレスビットCA<4
>,CA<5>および信号MS<0>〜MS<2>で定
まる接続関係によって対応する信号DQ<0>〜DQ<
3>として外部に出力される。
【0136】時刻t5においてクロック信号CLKに同
期して信号CA4,CA5は非活性化される。
【0137】実施の形態4の半導体記憶装置において
は、NAND回路200〜203によってデータ読出が
必要なグローバルIO線に接続されているリードアンプ
が選択的に活性化される。これによって、モード1/1
に比べてモード1/4は充放電が行なわれるグローバル
IO線の本数が4分の1となり、ユーザが使用するデー
タ入力端子数(ビット幅)が変化した場合に不要な消費
電流をカットすることができるので消費電流が低減され
た半導体記憶装置が実現できる。
【0138】[実施の形態5]図12は、実施の形態5
において用いられるリードアンプ回路20Dの説明をす
るための回路図である。
【0139】図12を参照して、実施の形態5の半導体
記憶装置においては、図8における実施の形態4の半導
体記憶装置の構成においてリードアンプ回路20Cに代
えてリードアンプ回路20Dを含む。
【0140】リードアンプ回路20Dは、リードアンプ
回路20Cの構成においてNAND回路200〜203
に代えてNAND回路200C〜203Cを含む。
【0141】NAND回路200Cは、信号YA<0
>,PAEに加えて信号DQMを入力に受ける。NAN
D回路201Cは、信号YA<1>,PAEに加えて信
号DQMを入力に受ける。NAND回路202Cは、信
号YA<2>,PAEに加えて信号DQMを入力に受け
る。NAND回路203Cは、信号YA<3>,PAE
に加えて信号DQMを入力に受ける。
【0142】リードアンプ回路20Dの他の構成は、図
8におけるリードアンプ回路20Cと同様であるので説
明は繰返さない。
【0143】このように実施の形態4の構成に対して信
号DQMを用いてさらに消費電力を低減させる。信号D
QMは、ユーザが使用する入出力端子においてリード、
ライトするときに数ビットだけ読出さない、あるいは書
込まないときにデータ端子のマスクを指定するために入
力する信号である。この信号DQMを用いて読出が不要
なグローバルIO線対を動作させないので、さらに消費
電力が低減された半導体記憶装置を実現することができ
る。
【0144】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0145】
【発明の効果】請求項1に記載の半導体記憶装置は、デ
ータを読出す読出増幅回路に電流差を検出する構成を用
い、またデータ線の振幅を小さく制限する。したがっ
て、寄生容量や寄生抵抗の大きいデータ線における読出
時の消費電力を低減させることができる。
【0146】請求項2に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、デ
ータ線のプリチャージ電位を接地電位とするので、リー
ドゲートに含まれるトランジスタのオフリーク電流分を
消費電流からさらに低減することができる。
【0147】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、読
出増幅回路の電流センス回路を相補な構成とすることに
より、データ線に読出されるデータの極性によらず読出
時間を一定にすることができ、結果として高速読出が可
能となる。
【0148】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、デ
ータ線数が多くなる構成を採用しても、データ読出時に
データ線において消費されるはデータ線が少ない構成の
場合と等しくできる。
【0149】請求項5,6に記載の半導体記憶装置は、
外部に一括出力するデータのビット幅を制御信号で変更
することが可能な半導体記憶装置において、一括出力す
るデータのビット幅に応じて消費電力を低減することが
できる。
【0150】請求項7に記載の半導体記憶装置は、請求
項5に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、デ
ータマスク信号が与えられる構成において、データマス
ク信号に応じて余分な消費電力をさらに低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置1の
構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1におけるメモリセルアレイMA0,MA
1とセンスアンプ帯SAB1およびリードアンプ回路2
0の接続関係を示した回路図である。
【図3】 図2に示した回路の動作を説明するための動
作波形図である。
【図4】 リードアンプ回路20Aの構成を示した回路
図である。
【図5】 実施の形態3の半導体記憶装置の構成を示す
回路図である。
【図6】 図5に示した回路の動作を説明するための動
作波形図である。
【図7】 実施の形態4の半導体記憶装置1Cの構成を
示した概略ブロック図である。
【図8】 信号発生部173、図7におけるリードアン
プ回路20Cおよびデータ入出力回路6Cの構成を示し
た回路図である。
【図9】 実施の形態4におけるデータ端子の使用数の
切換を説明するための図である。
【図10】 端子数の切換制御をする信号MS<0>〜
MS<2>とモードおよび内部信号との関係を示した図
である。
【図11】 図8に示したリードアンプ回路20Cおよ
びデータ入出力回路6Cの動作を説明するための動作波
形図である。
【図12】 実施の形態5において用いられるリードア
ンプ回路20Dの説明をするための回路図である。
【図13】 従来の半導体記憶装置の読出動作に関連す
る回路を説明するための回路図である。
【図14】 従来の読出動作を説明するための動作波形
図である。
【符号の説明】
1,1C 半導体記憶装置、2 制御信号入力回路、
6,6C データ入出力回路、8 列デコード回路、1
0 メモリセルアレイブロック、20,20A〜20D
リードアンプ回路、22 イコライズ回路、24,2
8,141,145 接続回路、26 リードゲート回
路、30 イコライズ回路、60,116,118 プ
リチャージ回路、61,81,121 振幅制限部、6
2,82,122 電流センス回路、102,104,
106,108 サブアレイ、110,112 回路、
120 選択ゲート回路、173 信号発生部、174
保持回路、175 接続切換回路、176 ゲート回
路、178 切換回路、180 イネーブル回路、18
2 出力回路、190〜193 リードアンプ、200
〜203,200C〜203C NAND回路、210
〜213 ラッチ回路、220〜223 トライステー
トバッファ、230〜233 トランスミッションゲー
ト、240〜243 OR回路、250〜253 出力
制御回路、/GIOR,GIOR,/GIORE,GI
ORE,/GIORO,GIORO グローバルIO
線、BL,/BL,BLR,/BLR,BLL,/BL
L,BLE,/BLE,BLRE,/BLRE,BLL
E,/BLLE,BLO,/BLO,BLRO,/BL
RO,BLLO,/BLLO ビット線、CP セルプ
レート、MA0,MA1,MA0B,MA1B メモリ
セルアレイ、MC メモリセル、MQ キャパシタ、M
T トランジスタ、SA センスアンプ、SAB0,S
AB1,SAB1B センスアンプ帯、SN ストレー
ジノード、WL<00>〜WL<0n>,WL<10>
WL<1n>,WL<k> ワード線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨嶋 茂樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 堂阪 勝己 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5M024 AA04 AA20 BB14 BB15 BB17 BB18 BB35 CC90 DD13 DD24 DD25 PP01 PP02 PP03 PP07 PP10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のメモリセルと、 前記第1のメモリセルに接続される第1のビット線と、 前記第1のビット線と第1のビット線対をなす第2のビ
    ット線と、 前記第1、第2のビット線に読出された前記第1のメモ
    リセルの保持データを伝達する第1、第2のデータ線
    と、 前記第1、第2のビット線の電位に応じた強さでそれぞ
    れ前記第1、第2のデータ線を第1の定電位点に結合す
    る第1のリードゲート回路と、 前記第1のメモリセルの保持データの読出時に第2の定
    電位点から前記第1のデータ線に流れる電流と前記第2
    の定電位点から前記第2のデータ線に流れる電流との差
    を増幅して第1の読出データ信号を出力する読出増幅回
    路とを備え、 前記読出増幅回路は、 前記第1のメモリセルの保持データの読出時に前記第
    1、第2のデータ線に電流を供給し電流差を検出する第
    1の電流センス回路と、 第1、第2の定電位の中間電位である参照電位を受け、
    かつ、前記第1のメモリセルの保持データの読出時に前
    記第1の電流センス回路と前記第1、第2のデータ線と
    の間に接続され、前記第1、第2のデータ線の電位を前
    記第1の定電位と前記参照電位との間の電位に制限する
    第1の振幅制限部とを含む、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記読出増幅回路は、 読出待機時において、前記第1、第2のデータ線を前記
    第1の定電位点に結合するプリチャージ部をさらに含
    む、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記読出増幅回路は、 前記第1のメモリセルの保持データの読出時に前記第
    1、第2のデータ線に電流を供給し電流差を検出する第
    2の電流センス回路と、 前記第2の電流センス回路と前記第1、第2のデータ線
    との間に接続され、かつ、前記参照電位を受け、前記第
    1、第2のデータ線の電位を前記第1の定電位と前記参
    照電位との間の電位に制限する第2の振幅制限部とをさ
    らに含み、 前記第1の電流センス回路と前記第1の振幅制限部とが
    接続される第1の出力ノードからは前記第1の読出デー
    タ信号が出力され、 前記第2の電流センス回路と前記第2の振幅制限部とが
    接続される第2の出力ノードからは前記第1の読出デー
    タ信号と相補な第2の読出データ信号が出力される、請
    求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 第2のメモリセルと、 前記第2のメモリセルに接続される第3のビット線と、 前記第3のビット線と第2のビット線対をなす第4のビ
    ット線と、 前記第3、第4のビット線に読出された前記第2のメモ
    リセルの保持データを伝達する第3、第4のデータ線
    と、 前記第3、第4のビット線の電位に応じた強さでそれぞ
    れ前記第3、第4のデータ線を前記第1の定電位点に結
    合する第2のリードゲート回路とをさらに備え、 前記読出増幅回路は、前記第2のメモリセルの保持デー
    タの読出時に前記第2の定電位点から前記第3のデータ
    線に流れる電流と前記第2の定電位点から前記第4のデ
    ータ線に流れる電流との差を増幅して前記第1の読出デ
    ータ信号を出力し、 前記読出増幅回路は、 前記第1、第2のビット線対の一方を選択して前記第1
    の振幅制限部に接続する選択ゲート回路をさらに含む、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 複数のメモリセルが配列されるメモリセ
    ルアレイブロックと、 前記メモリセルアレイブロックから読出される複数のデ
    ータ信号をそれぞれ伝達する複数のデータ線対と、 前記複数のデータ線対に対応してそれぞれ設けられ、ア
    ドレス信号と外部に一括出力するデータのビット数を示
    す制御信号とに応じて各々が独立に活性化され、複数の
    前記データ信号をそれぞれ増幅する複数の読出増幅回路
    と、 複数の出力ノードのうちの前記制御信号によって指定さ
    れるノードに対して、 活性化された前記複数の読出増幅回路の出力信号を出力
    する切換回路とを備え、 前記複数の読出増幅回路の各々は、自己に対応するメモ
    リセルの保持データの読出時に自己に対応するデータ線
    対に含まれる相補な2つのデータ線に流れる電流の差を
    検出して読出データ信号を出力する、半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルアレイブロックは、 前記複数のメモリセルにそれぞれ対応して設けられ、対
    をなすビット線間にデータ読出時に電位差が生ずる複数
    のビット線対と、 前記複数のビット線対に対応して設けられ、かつ、前記
    複数のデータ線対に対応して設けられ、各々が自己に対
    応するビット線対の電位差に応じて自己に対応するデー
    タ線対に含まれる対をなすデータ線の一方を第1の定電
    位点に結合する複数のリードゲート回路とをふくむ、請
    求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の読出増幅回路の各々は、前記
    読出データ信号のマスク期間を示すマスク信号にさらに
    応じて活性化される、請求項5に記載の半導体記憶装
    置。
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