JP2003317330A - 光情報記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

光情報記録媒体およびその製造方法

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JP2003317330A
JP2003317330A JP2002112212A JP2002112212A JP2003317330A JP 2003317330 A JP2003317330 A JP 2003317330A JP 2002112212 A JP2002112212 A JP 2002112212A JP 2002112212 A JP2002112212 A JP 2002112212A JP 2003317330 A JP2003317330 A JP 2003317330A
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JP2002112212A
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English (en)
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Yoshihisa Usami
由久 宇佐美
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生時の偏芯が低減された光情報記録媒体お
よびその製造方法を提供する。 【解決手段】 トラックピッチ200〜400nm、溝
深さ10〜150nmのグルーブが形成された基板上
に、波長500nm以下のレーザ光により情報の記録が
可能な記録層を形成して積層体を作製する積層体作製工
程と、カバーシートの内周面が前記基板の内周面より外
側になるように維持しながら、前記カバーシートと前記
積層体とを貼り合わせる貼り合わせ工程と、を有するこ
とを特徴とする光情報記録媒体の製造方法である。ま
た、上記製造方法により製造されたことを特徴とする光
情報記録媒体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報記録媒体お
よびその製造方法に関し、特に、ヒートモードによる追
記型の光情報記録媒体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、レーザ光により一回限りの情
報の記録が可能な光情報記録媒体(光ディスク)が知ら
れている。この光情報記録媒体は、追記型CD(所謂C
D−R)とも称され、その代表的な構造は、透明な円盤
状基板上に有機色素からなる記録層、金等の金属からな
る光反射層、さらに樹脂製の保護層がこの順に積層した
ものである。そしてこのCD−Rへの情報の記録は、近
赤外域のレーザ光(通常は780nm付近の波長のレー
ザ光)をCD−Rに照射することにより行われ、記録層
の照射部分がその光を吸収して局所的に温度上昇し、物
理的あるいは化学的変化(例えば、ピットの生成)によ
りその部分の光学的特性が変化することにより情報が記
録される。一方、情報の読み取り(再生)もまた記録用
のレーザ光と同じ波長のレーザ光をCD−Rに照射する
ことにより行われ、記録層の光学的特性が変化した部位
(記録部分)と変化していない部位(未記録部分)との
反射率の違いを検出することにより行われている。
【0003】近年、記録密度のより高い光情報記録媒体
が求められている。このような要望に対して、追記型デ
ジタル・ヴァーサタイル・ディスク(所謂DVD−R)
と称される光情報記録媒体が提案されている(例えば、
「日経ニューメディア」別冊「DVD」、1995年発
行)。このDVD−Rは、照射されるレーザ光のトラッ
キングのための案内溝(プレグルーブ)がCD−Rの半
分以下(0.74〜0.8μm)という狭い溝幅で形成
された透明な円盤状基板上に、通常、有機色素を含有す
る記録層、光反射層、および保護層をこの順に積層した
ディスクを2枚を記録層を内側にして貼り合わせた構
造、あるいはこのディスクと同じ形状の円盤状保護基板
とを記録層を内側にして貼り合わせた構造を有してい
る。そして、このDVD−Rへの情報の記録および再生
は、可視レーザ光(通常は、630nm〜680nmの
範囲の波長のレーザ光)を照射することにより行われて
おり、CD−Rより高密度の記録が可能である。
【0004】最近、インターネット等のネットワークや
ハイビジョンTVが急速に普及している。また、HDT
V(High Definition Televis
ion)の放映も開始されるようになった。このような
状況の下で、画像情報を安価簡便に記録することができ
る大容量の記録媒体が必要とされている。DVD−Rは
現状では大容量の記録媒体としての役割を十分に果たし
ているが、大容量化、高密度化の要求は高まる一方であ
り、これらの要求に対応できる記録媒体の開発も必要で
ある。このため、DVD−Rよりもさらに短波長の光で
高密度の記録を行なうことができる、より大容量の記録
媒体の開発が進められている。
【0005】例えば、特開平4−74690号公報、特
開平7−304256号公報、特開平7−304257
号公報、特開平8−127174号公報、同11−53
758号公報、同11−334204号公報、同11−
334205号公報、同11−334206号公報、同
11−334207号公報、特開2000−43423
号公報、同2000−108513号公報、同2000
−113504号公報、同2000−149320号公
報、同2000−158818号公報、および同200
0−228028号公報には、有機色素を含む記録層を
有する光情報記録媒体において、記録層側から光反射層
側に向けて波長530nm以下のレーザ光を照射するこ
とにより、情報の記録および再生を行う記録再生方法が
開示されている。これらの方法では、ポルフィリン化合
物、アゾ系色素、金属アゾ系色素、キノフタロン系色
素、トリメチンシアニン色素、ジシアノビニルフェニル
骨格色素、クマリン化合物、ナフタロシアニン化合物等
を含有する記録層を備えた光情報記録媒体に、青色(波
長430nm、488nm)または青緑色(波長515
nm)のレーザ光を照射することにより情報の記録およ
び再生を行っている。
【0006】また、現在使用されているCD−Rシステ
ムとの互換性という観点から、2つの異なる波長領域の
レーザ光で記録および再生が可能な光情報記録媒体が提
案されている。例えば、特開2000−141900号
公報、同2000−158816号公報、同2000−
185471号公報、同2000−289342号公
報、同2000−309165号公報には、CD−Rに
用いられる色素とDVD−Rで用いられる色素とを混合
して用いることによって、780nm付近の近赤外域の
レーザ光、および650nm付近の可視レーザ光の何れ
のレーザ光によっても記録および再生が可能な光情報記
録媒体が提案されている。
【0007】しかしながら、本発明者の検討によれば、
上記公報に記載された光情報記録媒体では、波長450
nm以下の短波長レーザ光の照射により情報を記録する
場合には、実用上必要とされる感度を得ることができ
ず、また、反射率や変調度等の他の記録特性も満足でき
るレベルではなく、さらに改良を要することが判明し
た。特に、上記公報に記載された光情報記録媒体では、
波長450nm以下のレーザ光を照射した場合に記録特
性の低下が確認された。
【0008】また、上記公報に記載された光情報記録媒
体ではその最表面層にカバーシートが形成されている。
当該カバーシートは、基板の内周と同一の径を有し、そ
の内周ボスを基板の内周ボスに合わせて貼り合わせてい
た。しかし、内周ボスを合わせて貼り合わせようとする
と、これらを精度良く貼り合わせることが難しく、カバ
ーシートの内周の一部が基板の中心孔より内側にはみ出
てしまうことがあった。カバーシートの一部が基板の中
心孔より内側にはみ出た状態で再生を行うと、偏芯が大
きくなって、正確に再生することができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上から、本発明は、
再生時の偏芯が低減された光情報記録媒体およびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下に示す
本発明により達成される。すなわち、本発明は、トラッ
クピッチ200〜400nm、溝深さ10〜150nm
のグルーブが形成された基板上に、波長500nm以下
のレーザ光により情報の記録が可能な記録層を形成して
積層体を作製する積層体作製工程と、カバーシートの内
周面が前記基板の内周面より外側になるように維持しな
がら、前記カバーシートと前記積層体とを貼り合わせる
貼り合わせ工程と、を有することを特徴とする光情報記
録媒体の製造方法である。また、本発明は、上記の製造
方法により製造されたことを特徴とする光情報記録媒体
である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の光情報記録媒体は、所定
のグルーブが形成され、中心孔を有する基板上に記録層
等を形成して積層体を作製し(積層体作製工程)、所定
の大きさのカバーシートの内周面が前記基板の内周面
(中心孔)より外側になるように維持しながら、記録層
が内側になるようにカバーシートと積層体とを貼り合わ
せて(貼り合わせ工程)、製造される。以下、当該貼り
合わせ工程を中心に本発明の光情報記録媒体の製造方法
およびその製造方法により得られる光情報記録媒体つい
て詳細に説明する。
【0012】<貼り合わせ工程>貼り合わせ工程は、後
述する積層体の記録層上に、該記録層等の光情報記録媒
体の内部を保護するために、カバー層としてのカバーシ
ートを貼り合わせる工程である。カバーシートと積層体
との貼り合わせは、接着剤または粘着剤を介して行うこ
とが好ましい。
【0013】前記カバーシートとしては、透明な材質で
あれば特に限定されないが、好ましくは、ポリカーボネ
ート、三酢酸セルロース、ポリメチルメタクリレート、
ポリ塩化ビニル等の材質からなることが好ましい。な
お、「透明」とは、カバーシートが記録光および再生光
を透過する(透過率:90%以上)ほどに透明であるこ
とを意味する。カバーシートの厚さは、0.03〜0.
15mmの範囲であることが好ましく、0.05〜0.
10mmの範囲であることがより好ましく、0.07〜
0.098mmの範囲であることがさらに好ましい。こ
のような範囲とすることにより、貼り合わせ工程におけ
るカバーシートの取り扱いが容易となり、しかも、コマ
収差を抑えることができるという効果が得られる。
【0014】カバーシートの外径(DA)は基板の外径
(DB)より小さくすることが好ましい。具体的には、
B−DAの値を0.3mm以上とすることが好ましく、
0.5mm以上とすることがより好ましく、0.7mm
以上とすることがさらに好ましい。記録層の外周を覆う
ことを考慮すると、カバーシートの外径(DA)と記録
エリア(記録層)の外径DCとの差(DA−DC)は、
0.3mm以上とすることが好ましく、0.5mm以上
とすることがより好ましく、0.7mm以上とすること
がさらに好ましい。
【0015】また、カバーシートの内径(dA)は基板
の中心孔(dB)の径より大きくすることが好ましい。
かかる態様とすることで、カバーシートの内周面が前記
基板の内周面より外側になるように維持しながら、積層
体を貼り合わせることが可能となる。具体的には、dA
−dBの値を1mm以上とすることが好ましく、3mm
以上とすることがより好ましく、5mm以上とすること
がさらに好ましい。カバーシートの内径が大きすぎると
記録エリアにかかってしまい、特性が悪化してしまうこ
とがある。また、記録エリアのぎりぎりまで大きくする
と、カバーシートの端面が少し剥がれただけで、記録エ
リアが露出してしまうことがある。従って、記録エリア
の内径dCとカバーシートの内径(dA)との差(dC
A)は、1mm以上とすることが好ましく、3mm以
上とすることがより好ましく、5mm以上とすることが
さらに好ましい。
【0016】カバーシートを積層体に貼り合わせるに
は、例えば、図1または図2に示すようにして行うこと
ができる。なお、本発明の製造方法における貼り合わせ
方法は、これらに限定されるものではない。
【0017】まず、第一の方法としては、図1に示すよ
うに、スピンコーター1の平面テーブル2上に積層体3
を記録層30などが図面上、上になるように載置する。
載置後、必要に応じ、積層体3上に接着剤を塗布する。
このとき、平面テーブル2に吸着手段を設けて、積層体
3を吸着固定しておくと、貼り合わせの際に振動などに
よる位置ずれ等が生じないため好ましい。
【0018】吸着パッド5により吸着保持されたカバー
シート4を降下させ、平面テーブル2に設けられた内周
ボス11と、吸着パッド5に設けられた内周ボス12と
を勘合させて、積層体3上にカバーシート4を載置す
る。このとき、吸着パッド5に吸着保持されたカバーシ
ート4は、その内径が基板の内径より大きくなってお
り、内周面が基板の内周面より外側になるように維持さ
れて貼り合わされるので、カバーシート4の一部が基板
の中心孔より内側にはみ出ることがなくなり、光情報記
録媒体の再生の際の偏芯を低減させることが可能とな
る。また、カバーシート4の内径が基板の内径より大き
いため、貼り合わせ位置が多少ずれても基板の内径部
(中心孔)にカバーシート4の一部がはみ出すことはな
い。
【0019】また、カバーシートを積層体に貼り合わせ
る第二の方法としては、図2に示すように、スピンコー
ター1’の平面テーブル2上に貼り合わせ面が図面上、
上になるように載置し、平面テーブル2に設けられた内
周ボス11’と、吸着パッド5に設けられた内周ボス1
2’とを勘合させて、カバーシート4上に積層体3を載
置する。このとき、第一の方法と同様に平面テーブルに
吸着手段を設けておくことが好ましい。また、必要に応
じ、内周ボス11’の積層体接触面11’aにも上記吸
着手段とは別系統の吸着手段を設けることが好ましい。
なお、図2中、図1と同一符号ものは、対応する部材な
どと同一の機能を有する。
【0020】吸着パッド5により吸着保持された積層体
記録層等が内側になるように降下させ、平面テーブル2
に設けられた内周ボスと、吸着パッド5に設けられた内
周ボスとを勘合させて、積層体3をカバーシート4上に
載置する。
【0021】平面テーブル2上に載置されたカバーシー
ト4は、図1の場合と同様に、その内径が基板の内径よ
り大きくなっており、内周面が基板の内周面より外側に
なるように維持されながら貼り合わされるので、カバー
シートの一部が基板の中心孔より内側にはみ出ることが
なくなり、光情報記録媒体の再生の際の偏芯を低減させ
ることが可能となる。
【0022】吸着パッド5において、カバーシート4を
吸着させる手段としては、吸着面に微小の孔を設け、該
孔内を減圧することでカバーシート4を吸着する真空吸
着手段や、カバーシート4に静電気を帯びさせて電気的
引力によりこれを吸着する静電吸着手段等を採用するこ
とが好ましい。また、カバーシート4の貼り合わせ面に
予め粘着剤が付与されている場合は、接着剤を塗布する
必要はない。さらに、既述のように、カバーシートの内
周面が基板の内周面より外側になるように維持しなが
ら、カバーシートと積層体と貼り合わせるには、カバー
シートの内径を基板の内径より大きくすることが有効で
ある。このとき、図1および図2に示されるように、貼
り合わせの際に使用する内周ボスとしては、積層体とカ
バーシートの内径に適合するものを適宜選択することが
好ましい。
【0023】カバーシート4を積層体3上に載置した後
(図2の場合はカバーシート4上に積層体3を載置した
後)は、平面テーブル2を回転させて接着剤をカバーシ
ート4と積層体3との間の全面に広げる。その後、必要
に応じて紫外線等を照射して接着剤等を硬化させて、カ
バーシート4と積層体3とが貼り合わされた光情報記録
媒体が作製される。
【0024】積層体3の記録層(該記録層上にバリア層
等の層が形成されている場合は、これらの層)をカバー
シート上に貼り合わせる際の雰囲気の温度および湿度
(相対湿度、以下同様)は、それぞれ、18℃以上およ
び35%RH以上とすることが好ましい。18℃未満ま
たは35%RH未満では、貼り合わせに必要な化学的、
物理的に十分反応が進まなかったり、常温常湿に放置す
るとストレス緩和が生じて、製造後の光情報記録媒体に
反りが発生し、実用に供することができない場合があ
る。また、記録層に色素が含有されている場合、このス
トレスが記録特性に悪影響を及ぼすことがある。より好
ましい温度は20℃以上であり、さらに好ましくは22
℃以上、特に好ましくは23℃以上である。また、より
好ましい湿度は32%RH以上であり、さらに好ましく
は35%RH以上、特に好ましくは38%RH以上であ
る。
【0025】温度が高すぎると接着剤や粘着剤の変性が
起こったり、光情報記録媒体の特性が変化したり、常温
に戻したときの反りが発生したりすることがあり好まし
くない。また、記録層に色素が含有される場合、記録特
性の変化が大きくなることがあり、特に好ましくない。
さらに、記録層に色素が含まれる場合、色素中の含水率
が高まり、記録特性に悪影響を及ぼすことがあり特に好
ましくない。従って、温度の上限は、50℃以下とする
ことが好ましく、より好ましくは40℃以下、さらに好
ましくは35℃以下である。また、湿度が高すぎると機
器の一部に結露が発生したり、常温に戻したときの反り
が発生したりすることがあり好ましくない。従って、湿
度の上限は、80%RH以下とすることが好ましく、よ
り好ましくは70%RH以下、さらに好ましくは65%
RH以下である。
【0026】接着剤としては、UV硬化樹脂、EB硬化
樹脂、熱硬化樹脂等を使用することが好ましく、特に、
UV硬化樹脂を使用することが好ましい。接着剤は、例
えば、積層体3の貼り合わせ面(記録層等)上に所定量
塗布し、カバーシート4を貼り合わせた後、スピンコー
トにより接着剤を、積層体3とカバーシート4との間に
均一になるように広げて、硬化させることが好ましい。
塗布する接着剤の量は、最終的に形成される接着層の厚
さが、0.1〜100μmの範囲、好ましくは2〜50
μmの範囲、より好ましくは5〜30μmの範囲になる
ように調整する。
【0027】接着剤としてUV硬化樹脂を使用する場合
は、該UV硬化樹脂をそのまま、もしくはメチルエチル
ケトン、酢酸エチル等の適当な溶剤に溶解して塗布液を
調製し、ディスペンサから積層体3表面に供給してもよ
い。また、作製される光情報記録媒体の反りを防止する
ため、接着層を構成するUV硬化樹脂は、硬化収縮率の
小さいものが好ましい。このようなUV硬化樹脂として
は、例えば、大日本インキ化学工業(株)社製の「SD
−640」などのUV硬化樹脂を挙げることができる。
【0028】既述のように、カバーシート4として、粘
着剤が貼り合わせ面に塗布されたものを使用することも
できる。当該粘着剤としては、アクリル系粘着剤や、天
然ゴム、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体(S
IS)、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体(S
BS)等のゴム系粘着剤を適宜選択して用いることがで
きる。当該粘着剤は、カバーシートの貼り合わせ面に予
め塗布されていることが好ましい。粘着剤の塗布量とし
ては、接着剤の場合と同様とすることが好ましい。
【0029】また、平面テーブル2としては、既述のス
ピンコーター1に設けられている平面テーブル2に限定
されず、カバーシート4と積層体3とを貼り合わせる際
にこれらの平面性を保って固定できるものであればよ
い。
【0030】以上の貼り合わせ工程により、再生時の偏
芯が抑制された光情報記録媒体が製造される。
【0031】ところで、貼り合わせ工程でカバーシート
4と貼り合わされる積層体3は、積層体作製工程を経て
製造される。具体的には、トラックピッチ200〜40
0nm、溝深さ10〜150nmのグルーブが形成さ
れ、中心孔を有する基板上に、波長500nm以下のレ
ーザ光により情報の記録が可能な記録層を形成する記録
層形成工程等を経て製造される。ここで、基板と記録層
との間に光反射層を形成する光反射層形成工程等を設け
たり、記録層上にバリア層等の種々の層を形成する工程
を適宜設けてもよい。以下、積層体作製工程の具体例と
して、基板上に、光反射層、記録層を形成した積層体の
製造方法について説明する。
【0032】<積層体作製工程> (光反射層形成工程)光反射層形成工程は、後述する基
板のグルーブが形成された面に光反射性物質からなる光
反射層を形成する工程である。
【0033】前記基板としては、従来の光情報記録媒体
の基板材料として用いられている各種の材料を任意に選
択して使用することができる。具体的には、ガラス;ポ
リカーボネート、ポリメチルメタクリレート等のアクリ
ル樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等の塩化
ビニル系樹脂;エポキシ樹脂;アモルファスポリオレフ
ィン;ポリエステル;アルミニウム等の金属;等を挙げ
ることができ、所望によりこれらを併用してもよい。上
記材料の中では、耐湿性、寸法安定性および低価格等の
点から、アモルファスポリオレフィン、ポリカーボネー
トが好ましく、ポリカーボネートが特に好ましい。ま
た、基板の厚さは、1.1±0.3mmとすることが好
ましい。
【0034】基板表面には、トラッキング用の案内溝ま
たはアドレス信号等の情報を表わす凹凸(グルーブ)が
形成されている。プリグルーブのトラックピッチは、2
00〜400nmの範囲にとすることを必須とし、好ま
しくは、250〜350nmの範囲とする。また、プリ
グルーブの深さ(溝深さ)は、10〜150nmの範囲
とすることを必須とし、好ましくは、50〜100nm
の範囲とする。上記のようなトラックピッチおよび溝深
さとすることで、従来のCD−R(コンパクトディス
ク)やDVD−R(デジタルヴァーサタイルディスク)
より高い記録密度を達成することができる。
【0035】なお、後述する光反射層が設けられる側の
基板表面には、平面性の改善、接着力の向上の目的で、
下塗層を形成することが好ましい。該下塗層の材料とし
ては、例えば、ポリメチルメタクリレート、アクリル酸
・メタクリル酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共
重合体、ポリビニルアルコール、N−メチロールアクリ
ルアミド、スチレン・ビニルトルエン共重合体、クロル
スルホン化ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化
ビニル、塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリイ
ミド、酢酸ビニル・塩化ビニル共重合体、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リカーボネート等の高分子物質;シランカップリング剤
等の表面改質剤;を挙げることができる。下塗層は、上
記材料を適当な溶剤に溶解または分散して塗布液を調製
した後、この塗布液をスピンコート、ディップコート、
エクストルージョンコート等の塗布法により基板表面に
塗布することにより形成することができる。下塗層の層
厚は、一般に0.005〜20μmの範囲にあり、好ま
しくは0.01〜10μmの範囲である。
【0036】光反射層は、レーザ光に対する反射率が高
い光反射性物質を蒸着、スパッタリングまたはイオンプ
レーティングすることにより基板上に形成することがで
きる。光反射層の層厚は、一般的には10〜300nm
の範囲とし、50〜200nmの範囲とすることが好ま
しい。なお、前記反射率は、70%以上であることが好
ましい。
【0037】反射率が高い光反射性物質としては、M
g、Se、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、C
r、Mo、W、Mn、Re、Fe、Co、Ni、Ru、
Rh、Pd、Ir、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、C
d、Al、Ga、In、Si、Ge、Te、Pb、P
o、Sn、Bi等の金属および半金属あるいはステンレ
ス鋼を挙げることができる。これらの光反射性物質は単
独で用いてもよいし、あるいは二種以上の組合せで、ま
たは合金として用いてもよい。これらのうちで好ましい
ものは、Cr、Ni、Pt、Cu、Ag、Au、Alお
よびステンレス鋼である。特に好ましくは、Au、A
g、Alあるいはこれらの合金であり、最も好ましく
は、Au、Agあるいはこれらの合金である。
【0038】(記録層形成工程)記録層形成工程は、前
記光反射層上に波長500nm以下のレーザ光により情
報の記録が可能な記録層を形成する工程である。当該記
録層には、記録物質としての色素を含有していることが
好ましい。当該記録層に含有される色素としては、波長
500nm以下のレーザ光により情報の記録を可能とす
る色素であれば特に限定されず、例えば、シアニン色
素、オキソノール色素、金属錯体系色素、アゾ色素、フ
タロシアニン色素等が挙げられる。
【0039】また、特開平4−74690号公報、特開
平8−127174号公報、同11−53758号公
報、同11−334204号公報、同11−33420
5号公報、同11−334206号公報、同11−33
4207号公報、特開2000−43423号公報、同
2000−108513号公報、および同2000−1
58818号公報等に記載されている色素も好適に用い
られる。
【0040】記録層は、色素等の記録物質を、結合剤等
と共に適当な溶剤に溶解して塗布液を調製し、次いでこ
の塗布液を基板表面に形成された光反射層上に塗布して
塗膜を形成した後、乾燥することにより形成される。塗
布液中の記録物質の濃度は、一般に0.01〜15質量
%の範囲であり、好ましくは0.1〜10質量%の範
囲、より好ましくは0.5〜5質量%の範囲、最も好ま
しくは0.5〜3質量%の範囲である。
【0041】塗布液の溶剤としては、酢酸ブチル、乳酸
エチル、セロソルブアセテート等のエステル;メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケト
ン等のケトン;ジクロルメタン、1,2−ジクロルエタ
ン、クロロホルム等の塩素化炭化水素;ジメチルホルム
アミド等のアミド;メチルシクロヘキサン等の炭化水
素;テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサン
等のエーテル;エタノール、n−プロパノール、イソプ
ロパノール、n−ブタノールジアセトンアルコール等の
アルコール;2,2,3,3−テトラフルオロプロパノ
ール等のフッ素系溶剤;エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル等のグリコール
エーテル類;等を挙げることができる。上記溶剤は使用
する記録物質の溶解性を考慮して単独で、あるいは二種
以上を組み合わせて使用することができる。塗布液中に
はさらに酸化防止剤、UV吸収剤、可塑剤、潤滑剤等各
種の添加剤を目的に応じて添加してもよい。
【0042】結合剤を使用する場合に、該結合剤の例と
しては、ゼラチン、セルロース誘導体、デキストラン、
ロジン、ゴム等の天然有機高分子物質;ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレン等の
炭化水素系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合体等のビニ
ル系樹脂、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メ
チル等のアクリル樹脂、ポリビニルアルコール、塩素化
ポリエチレン、エポキシ樹脂、ブチラール樹脂、ゴム誘
導体、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬化性
樹脂の初期縮合物等の合成有機高分子;を挙げることが
できる。記録層の材料として結合剤を併用する場合に、
結合剤の使用量は、一般に記録物質に対して0.01倍
量〜50倍量(質量比)の範囲にあり、好ましくは0.
1倍量〜5倍量(質量比)の範囲にある。このようにし
て調製される塗布液中の記録物質の濃度は、一般に0.
01〜10質量%の範囲にあり、好ましくは0.1〜5
質量%の範囲にある。
【0043】塗布方法としては、スプレー法、スピンコ
ート法、ディップ法、ロールコート法、ブレードコート
法、ドクターロール法、スクリーン印刷法等を挙げるこ
とができる。記録層は単層でも重層でもよい。また、記
録層の層厚は、一般に20〜500nmの範囲にあり、
好ましくは30〜300nmの範囲にあり、より好まし
くは50〜100nmの範囲にある。
【0044】記録層には、該記録層の耐光性を向上させ
るために、種々の褪色防止剤を含有させることができ
る。褪色防止剤としては、一般的に一重項酸素クエンチ
ャーが用いられる。一重項酸素クエンチャーとしては、
既に公知の特許明細書等の刊行物に記載のものを利用す
ることができる。その具体例としては、特開昭58−1
75693号公報、同59−81194号公報、同60
−18387号公報、同60−19586号公報、同6
0−19587号公報、同60−35054号公報、同
60−36190号公報、同60−36191号公報、
同60−44554号公報、同60−44555号公
報、同60−44389号公報、同60−44390号
公報、同60−54892号公報、同60−47069
号公報、同63−209995号公報、特開平4−25
492号公報、特公平1−38680号公報、および同
6−26028号公報等の各公報、ドイツ特許3503
99号明細書、そして日本化学会誌1992年10月号
第1141頁等に記載のものを挙げることができる。
【0045】前記一重項酸素クエンチャー等の褪色防止
剤の使用量は、色素の量に対して、通常0.1〜50質
量%の範囲であり、好ましくは、0.5〜45質量%の
範囲、更に好ましくは、3〜40質量%の範囲、特に好
ましくは5〜25質量%の範囲である。
【0046】記録層を形成した後は、バリア層として、
Zn、Si、Ti、Te、Sm、Mo、Ge等のいずれ
か1以上からなる酸化物、窒化物、炭化物、硫化物等の
材料からなる層を形成してもよい。前記バリア層を構成
する材料としては、ZnS−SiO2のようにハイブリ
ット化していてもよい。バリア層は、スパッタリング、
蒸着、イオンプレーティング等により形成すること可能
で、その厚さは、1〜100nmとすることが好まし
い。
【0047】以上のようにして、光反射層、記録層等が
形成された積層体が製造される。
【0048】次に、本発明の光情報記録媒体への情報の
記録方法および記録した情報の再生方法について説明す
る。光情報記録媒体への情報の記録は、例えば、次のよ
うに行われる。まず、光情報記録媒体を定線速度にて回
転させながら、カバーシート側から記録用の500nm
以下のレーザ光を照射する。このレーザ光の照射によ
り、記録層がその光を吸収して局所的に温度上昇し、物
理的あるいは化学的変化(例えば、ピットの生成)が生
じてその光学的特性が変化する。この光学的特性の変化
により、情報が記録される。
【0049】500nm以下の発振波長を有するレーザ
光源としては、例えば、390〜415nmの範囲の発
振波長を有する青紫色半導体レーザ、中心発振波長約4
30nmの青紫色SHGレーザ等を挙げることができ
る。また、記録密度を高めるために、ピックアップに使
用される対物レンズの開口率(NA)は0.7以上が好
ましく、0.85以上がより好ましい。
【0050】一方、記録された情報の再生は、光情報記
録媒体を上記と同一の定線速度で回転させながら、情報
の記録に使用したレーザと同一波長もしくはそれ以下の
波長のレーザ光をカバーシート側から照射して、その反
射光を検出することにより行うことができる。
【0051】
【実施例】本発明を以下の実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0052】〔実施例1〕射出成形により作製したポリ
カーボネート樹脂製の基板のグルーブを有する面上に、
Ar雰囲気中で、DCスパッタリング(Unaxis社
製Cube)によりAgからなる反射層(厚さ100n
m)を形成した。なお、上記基板は、厚さ1.1mm、
外径120mm、内径15mmでスパイラル状のグルー
ブ(溝深さ30nm、幅15nm、トラックピッチ34
0nm)を有する。
【0053】下記化学式で表わされる2gの色素(化合
物1)を2,2,3,3−テトラフロロプロパノール1
00ml中に添加して溶解し、色素塗布液を調製した。
調製した色素塗布液を、スピンコート法により回転数3
00〜4000rpmまで変化させながら23℃50%
RHの条件で反射層上に塗布した。その後、23℃50
%RHで1時間保存して、記録層(溝内での厚さ:10
0nm、ランド部での厚さ:70nm)を形成した。な
お、記録層は、基板の中心から44mm以上の領域に形
成した。
【0054】
【化1】
【0055】記録層を形成した後、クリーンオーブンに
てアニール処理を施した。アニール処理は、基板を垂直
のスタックポールにスペーサーで間をあけながら支持
し、40℃で1時間保持して行った。
【0056】その後、記録層上に、RFスパッタリング
によりZnS/SiO2(ZnS:SiO2=8:2(質
量比))からなるバリア層(厚さ50nm)を形成し
て、積層体を作製した(積層体作製工程)。バリア層の
形成条件は下記の通りとした。 パワー・・・4kW、 圧力・・・2×10-2hPa、 時間・・・10秒間
【0057】作製した積層体を、バリア層が上になるよ
うにスピンコーターの平面テーブル上に載置した。バリ
ア層上に接着剤(大日本インキ製 SD318)を環状
にディスペンスした。
【0058】図1に示すように、ポリカーボネートから
なるカバーシート4(帝人製ピュアエース:外径11
9.5mm、内径37mm、厚さ75μm)を真空吸着
パッド5で搬送しながら降下させ、平面テーブル2に設
けられた内周ボス11と、吸着パッド5に設けられた内
周ボス12とを勘合させて、積層体上にカバーシートを
載置した。
【0059】その後、回転数300〜5000rpmで
30秒間回転させ、接着剤を全面に広げ、かつ余分な接
着剤を振り飛ばした。回転させながら紫外線を照射し接
着剤を硬化させて、積層体とカバーシートとを貼り合わ
せて(貼り合わせ工程)光情報記録媒体を作製した。作
製した光情報記録媒体の貼り合わせ層(接着剤からなる
層)を観察したところ、厚みは25μmで気泡もなく良
好な密着性を有していた。カバー層と接着層との厚さの
合計は概略100μmであった。
【0060】〔実施例2〕スピンコーターの平面テーブ
ル上に接着剤が付与されたカバーシートを載置し、図2
に示すように、吸着パッド5により積層体を保持しなが
ら、カバーシート上に積層体を載置した以外は、実施例
1と同様にして光情報記録媒体を作製した。
【0061】〔比較例1〕内径15mmのカバーシート
を使用し、センターボス(内周部)により、積層体およ
びカバーシートを貼り合わせた以外は、実施例1と同様
にして光情報記録媒体を作製した。
【0062】(光情報記録媒体の評価)実施例1,2お
よび比較例1で作製された光情報記録媒体のそれぞれ
を、寸法測定機能付き顕微鏡(オリンパス社製 MMC
AL21)により偏芯を測定した。
【0063】実施例1および2で作製した光情報記録媒
体の偏芯は、それぞれ、18μmおよび16μmであっ
たのに対し、比較例1で作製した光情報記録媒体の偏芯
は、120μmであった。これは、比較例1の光情報記
録媒体では、カバーシートの一部が基板の中心孔にはみ
出していたためで、これに対し、実施例1および2の光
情報記録媒体では、中心孔へのはみ出しもなく、精度良
くカバーシートを積層体上に貼り合わせることができた
ためといえる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、再生時の偏芯が低減さ
れた光情報記録媒体およびその製造方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 貼り合わせ工程において使用されるスピンコ
ーターによる貼り合わせ方法を説明する断面図である。
【図2】 貼り合わせ工程において使用されるスピンコ
ーターによる別の貼り合わせ方法を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1…スピンコーター 2…平面テーブル 3…積層体 4…カバーシート 5…吸着パッド 30…記録層 11,12…内周ボス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックピッチ200〜400nm、溝
    深さ10〜150nmのグルーブが形成された基板上
    に、波長500nm以下のレーザ光により情報の記録が
    可能な記録層を形成して積層体を作製する積層体作製工
    程と、 カバーシートの内周面が前記基板の内周面より外側にな
    るように維持しながら、前記カバーシートと前記積層体
    とを貼り合わせる貼り合わせ工程と、を有することを特
    徴とする光情報記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の製造方法により製造さ
    れたことを特徴とする光情報記録媒体。
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