JP2003316750A - 処理システム、処理装置及び再開処理方法 - Google Patents

処理システム、処理装置及び再開処理方法

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JP2003316750A
JP2003316750A JP2002123006A JP2002123006A JP2003316750A JP 2003316750 A JP2003316750 A JP 2003316750A JP 2002123006 A JP2002123006 A JP 2002123006A JP 2002123006 A JP2002123006 A JP 2002123006A JP 2003316750 A JP2003316750 A JP 2003316750A
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俊明 渡辺
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美幸 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再開処理の処理時間の短縮を実現できる処理
システム、処理装置及び再開処理方法を提供することを
目的とする。 【解決手段】 フラグ23は、処理部21の実行状態を
示し、制御部28は、フラグ23から処理部21の実行
状態を認識する。制御部28は、フラグ23が示す実行
状態が再開処理実行中を示すオンの場合には、再開処理
を実行しないと判断し、フラグ23が示す実行状態が再
開処理を実行していないことを示すオフの場合には、再
開処理を実行すると判断する。制御部28は、その判断
結果に基づいて処理部21を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置を複数備
える処理システム、その処理システムにおいて使用され
る処理装置、その処理システムにおいて行われる再開処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロセッサ等の所定の処理を行う
処理装置を複数備える処理システムにおいて処理を再開
する場合には、処理を再開するための再開処理が代表プ
ロセッサを用いて行われていた。図5は、従来の処理シ
ステム301の構成を示すブロック図である。図5に示
すように、従来の処理システム301は、通常の処理を
行う複数のプロセッサ303a,303bと、処理シス
テム301全体の再開処理を管理する代表プロセッサ3
02と、複数のプロセッサ303a,303bと、代表
プロセッサ302とを接続するバス304とから構成さ
れていた。
【0003】このような処理システム301では、以下
のようにして再開処理が行われていた。図6は、従来の
再開処理方法の手順を示すシーケンス図である。図6に
おいては、再開処理の発生元がプロセッサ303bであ
る場合を例にとって説明するが、再開処理の発生元がプ
ロセッサ303aの場合も同様の手順となる。又、図6
中の斜線で示された線は、代表プロセッサ302、プロ
セッサ303a,303bが再開処理実行中の状態であ
ることを表している。図6に示すように、プロセッサ3
03bで再開処理が起動され、再開処理が発生すると
(S201)、プロセッサ303bは、代表プロセッサ
302に再開発生を通知する(S202)。代表プロセ
ッサ302は、再開発生の通知を受信することにより、
プロセッサ303bで再開処理が発生したことを把握
し、自らも再開処理を起動して再開処理を開始する(S
203)。
【0004】次に、代表プロセッサ302は、再開処理
の初期段階においては信号が送信可能であるため、全て
のプロセッサ303a,303bに対して、プロセッサ
303bの再開処理の道連れとなり、再開処理を実行す
るよう要求する道連れ再開要求の信号を送信する(S2
04)。プロセッサ303aは、道連れ再開要求の信号
を受信すると、再開処理を起動して再開処理を開始し
(S205)、道連れ再開要求を受信したことを通知す
る道連れ再開応答の信号を、代表プロセッサ302に送
信する(S206)。プロセッサ303bも、道連れ再
開要求の信号を受信すると、すでに再開処理を実行して
おり再開処理中であっても、再度、再開処理を起動し
て、2回目となる再開処理を開始する(S207)。そ
して、プロセッサ303bは、道連れ再開応答の信号を
代表プロセッサ302に送信する(S208)。
【0005】その後、代表プロセッサ302自身の再開
処理が完了し(S209)、各プロセッサ303a,3
03bの再開処理も完了し(S210,S212)、各
プロセッサ303a,303bが、その再開処理が完了
したことを通知する再開完了通知の信号を、代表プロセ
ッサ302に送信する(S211,S213)。これに
より、代表プロセッサ302は、代表プロセッサ302
とプロセッサ303a,303bの再開処理が完了した
ことを把握して、処理システム301全体の再開処理が
終了する。
【0006】このように従来の処理システム301及び
再開処理方法では、代表プロセッサ302が、再開処理
の発生元のプロセッサ303bから再開発生の通知を受
信することにより再開処理の発生を把握し、全てのプロ
セッサ303a,303bに再開処理を促し、全てのプ
ロセッサ303a,303bから再開完了通知の信号を
受信することにより処理システム301全体の再開処理
の終了を把握することによって、処理システム301全
体の再開処理を一括して管理していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
処理システム301や再開処理方法では、再開処理の発
生元となったプロセッサ303bは、最初に再開処理を
起動し、再開処理実行中であるにもかかわらず、代表プ
ロセッサ302から道連れ再開要求の信号を受信する
と、再度、再開処理を起動してしまい、再開処理を2回
実行してしまっていた。そのため、再開処理の処理時間
が長引いてしまう問題点があった。更に、いずれのプロ
セッサ303a,303bで再開処理が発生した場合で
あっても、プロセッサ303a,303bは、最初に代
表プロセッサ302に再開発生の通知処理を行う必要が
あり、代表プロセッサ302がその通知を受けてから、
再開処理をプロセッサ303a,303bに促してい
た。そのため、再開処理の発生元で再開処理が発生した
後、直ちに他のプロセッサが再開処理を開始することが
できず、これも再開処理の処理時間が長引く要因の一つ
となっていた。
【0008】又、従来の処理システム301や再開処理
方法では、処理システム301全体の再開処理を管理す
るための特別な機能を有した代表プロセッサ302を用
意する必要があった。即ち、他のプロセッサ303a,
303bは有していない、再開処理の発生元のプロセッ
サ303bから再開発生の通知を受信して、全てのプロ
セッサ303a,303bに再開処理を促す機能や、全
てのプロセッサ303a,303bから再開完了通知の
信号を受信して、処理システム301全体の再開処理の
完了を把握する機能を持つ代表プロセッサ302を用意
する必要があった。
【0009】そこで、本発明は、再開処理の処理時間の
短縮を実現できる処理システム、処理装置及び再開処理
方法を提供することを目的とする。又、他の発明は、処
理システム全体の再開処理を管理する代表プロセッサを
用意する必要のない処理システム、処理装置及び再開処
理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る処理システ
ムは、処理を行う処理装置を複数備える処理システムで
あって、処理を再開するための再開処理を実行する処理
手段と、その処理手段の再開処理の実行状態を示す識別
手段と、識別手段が再開処理実行中を示す場合には、再
開処理を実行しないと判断し、識別手段が再開処理を実
行していないことを示す場合には、再開処理を実行する
と判断し、その判断結果に基づいて処理手段を制御する
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0011】このような本発明に係る処理システムによ
れば、識別手段が、処理手段の再開処理の実行状態を示
すため、制御手段は、識別手段から処理手段の実行状態
を認識することができる。そして、制御手段は、識別手
段が再開処理実行中を示す場合には、再開処理を実行し
ないと判断し、識別手段が再開処理を実行していないこ
とを示す場合には、再開処理を実行すると判断し、その
判断結果に基づいて処理手段を制御する。よって、処理
システムは、処理手段が既に再開処理を実行している場
合に、重複して再開処理を実行することを回避でき、処
理手段が実行する再開処理の回数を1回に抑えることが
できる。その結果、処理システムは、再開処理の処理時
間の短縮を実現できる。
【0012】更に、処理装置は、複数の処理装置に共通
の再開処理を管理する管理手段を備えることが好まし
い。これによれば、複数の処理装置の全てが、再開処理
を管理する管理手段を備えることにより、処理システム
は、処理システム全体の再開処理を管理する代表プロセ
ッサを用意することなく、再開処理を実行することがで
きる。更に、複数の処理装置全てが、複数の処理装置に
共通の管理手段を備えるため、処理システムの開発効率
を向上させることができる。
【0013】管理手段は、他の処理装置に再開処理を要
求する要求手段を備えることが好ましい。これによれ
ば、ある処理装置が再開処理を起動した場合等に、要求
手段が他の処理装置に直ちに再開処理を要求できる。よ
って、処理システムを構成する複数の処理装置は、相互
に再開処理を要求し合うことができる。そのため、処理
システムを構成する処理装置に再開処理を促して、処理
システム全体の再開処理を管理する代表プロセッサを用
意する必要がない。又、処理装置で再開処理が発生した
際に、その処理装置は、要求手段によって直ちに他の処
理装置に再開処理を促すことができるため、再開処理の
処理時間をより一層短縮することができる。
【0014】又、管理手段は、他の処理装置から再開処
理が完了したことの通知を取得する完了通知取得手段を
備えることが好ましい。これによれば、完了通知取得手
段が、他の処理装置から再開完了の通知を取得すること
により、各処理装置は、他の処理装置が再開処理を完了
したことを認識することができる。そのため、各処理装
置は、処理装置自身の処理手段及び他の処理装置の再開
処理が完了したこと、即ち、再開処理を行っていた全て
の処理装置の再開処理が完了したことの認識をもって、
処理システム全体としての再開処理が完了したと判断す
ることができる。
【0015】又、識別手段は、再開処理を実行している
全ての処理装置の再開処理が完了した際に、再開処理実
行中であることを示す状態から再開処理を実行していな
いことを示す状態に切り替わることが好ましい。これに
よれば、識別手段は、処理手段の再開処理の実行状態だ
けでなく、再開処理を実行していた全ての処理装置の再
開処理が完了したこと、即ち、処理システム全体として
の再開処理が完了したことを示すことができる。
【0016】更に、処理手段の再開処理のみが完了した
時点で、識別手段が再開処理を実行していないことを示
す状態に切り替わってしまうと、処理システム中に、再
開処理に要する時間が他の処理装置と大きく異なる処理
装置があった場合に、次のような問題を生じるおそれが
ある。例えば、ある処理装置が再開処理の発生元とな
り、その再開処理の発生に伴って他の処理装置が再開処
理を行う一連の再開処理の中で、他の処理装置に比べて
大幅に早く再開処理を完了してしまう処理装置があった
場合、その処理装置の識別手段が示す実行状態は、他の
処理装置がまだ再開処理実行中に、再開処理を実行して
いないことを示す状態になる。その結果、その処理装置
が、処理システムが行う一連の再開処理の途中で他の処
理装置から再開処理の要求を受けてしまうと、制御手段
が識別手段に基づいて再開処理を実行すると判断してし
まい、再度、再開処理が実行されてしまうおそれがあ
る。
【0017】そのため、再開処理を実行している全ての
処理装置の再開処理が完了した際に、即ち、処理システ
ム全体としての再開処理が完了した際に、識別手段が再
開処理を実行していないことを示す状態に切り替わるこ
とにより、処理システムが行う一連の再開処理の中で、
再開処理に要する時間が他の処理装置と大きく異なる処
理装置があっても、確実に、再開処理の回数を1回に抑
えることができる。
【0018】識別手段としては、再開処理の実行状態に
応じてオンとオフが切り替わるフラグを用いることがで
きる。これによれば、制御手段は、フラグがオンになっ
ているか、オフになっているかを認識するだけで、容易
に実行状態を把握することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態に
係る処理システム1の構成を示すブロック図である。図
1に示すように、処理システム1は、複数のプロセッサ
2a〜2cと、複数のプロセッサ2a〜2cをお互いに
接続するバス3とから構成される。
【0020】処理システム1は、複数のプロセッサ2a
〜2cを用いて情報処理等の複数の処理を行う。例え
ば、処理システム1には、交換機等がある。複数のプロ
セッサ2a〜2cは、種々の処理を行う処理装置であ
る。複数のプロセッサ2a〜2cは、プロセッサ2a〜
2c毎に異なる処理を行ってもよく、全て又は一部のプ
ロセッサ2a〜2cが同一の処理を行ってもよい。プロ
セッサ2a〜2c毎に異なる処理を行う場合には、処理
システム1が行う処理の負荷を、各プロセッサ2a〜2
cに分散させることができ、処理システム1が行う処理
の負荷分散を図ることができる。又、全て又は一部のプ
ロセッサ2a〜2cが同一の処理を行う場合には、一部
のプロセッサに障害が発生した場合に、その障害が発生
したプロセッサと同一の処理を行っているプロセッサ
が、処理を続行することができ、処理システム1が行う
処理の危険分散を図ることができる。
【0021】例えば、プロセッサ2a〜2cには、呼制
御を行う呼制御プロセッサ、リソース管理を行うリソー
ス管理プロセッサ、信号処理を行う信号処理プロセッ
サ、他のプロセッサと同一の処理を行い、障害発生時に
備える待機用プロセッサ等がある。又、複数のプロセッ
サ2a〜2cが行う複数の処理は、全プロセッサ2a〜
2cで同時に行ってもよく、時間をずらして行ってもよ
い。
【0022】処理システム1のどこかに異常が発生した
場合等、処理システム1が行っている処理を再開したい
時に、各プロセッサ2a〜2cは、再開処理を実行す
る。再開処理は、各プロセッサ2a〜2cが処理を再開
するために行う処理である。処理システム1は、プロセ
ッサ2a〜2cが再開処理を行うことにより、処理シス
テム1に発生した異常状態を解消することができる。全
てのプロセッサ2a〜2cが同時に再開処理を行っても
よく、又、発生した異常等に応じて、その異常等に関連
するプロセッサ群が同時に再開処理を行ってもよい。こ
れによれば、全プロセッサ2a〜2c間、又は、関連す
るプロセッサ間で、リソース状態の整合性を確保するこ
とができる。
【0023】次に、プロセッサ2a〜2cの構成を説明
する。図2は、本発明の実施の形態に係るプロセッサ2
aの構成を示す機能ブロック図である。ここで、各プロ
セッサ2a〜2cは、再開処理を管理する機能について
は、全てのプロセッサ2a〜2cに共通の機能を有して
いる。そのため、プロセッサ2b,2cも、図2に示さ
れ、以下に説明するプロセッサ2aと同様の再開処理を
管理する構成を備えている。よって、図2及び以下の説
明を、プロセッサ2b,2cについても、そのまま置き
換えることができる。但し、図2及び以下の説明を、プ
ロセッサ2bに置き換える場合には、他のプロセッサは
プロセッサ2a,2cが該当し、プロセッサ2cに置き
換える場合には、他のプロセッサはプロセッサ2a,2
bが該当する。
【0024】図2に示すように、プロセッサ2aは、処
理部21と、検出部22と、フラグ23と、要求部24
と、応答部25と、完了通知部26と、完了通知取得部
27と、制御部28とから構成される。処理部21は、
再開処理を実行する処理手段である。又、処理部21
は、プロセッサ2aが行う通常の処理も実行する。処理
部21が行う再開処理や通常の処理の内容は、プロセッ
サ2a〜2c毎に異なる場合もあり、同一の場合もあ
る。処理部21は、制御部28の制御に従い、再開処理
及び通常の処理を起動し、実行する。又、処理部21
は、異常が発生した場合等、自動的に再開処理を起動す
るために予め定められた条件を満たす場合には、自動的
に再開処理を起動する。この場合、そのプロセッサ2a
が、再開処理の発生元となる。
【0025】検出部22と、フラグ23と、要求部24
と、応答部25と、完了通知部26と、完了通知取得部
27と、制御部28とは、複数のプロセッサ2a〜2c
に共通の再開処理を管理する管理手段を構成する。検出
部22は、処理部21が自動的に再開処理を起動し、処
理部21において再開処理が発生したことや、処理部2
1が再開処理を完了したことを検出する検出手段であ
る。検出部22は、処理部21を監視し、再開処理の発
生や再開処理の完了を検出すると、再開処理の発生や完
了を制御部28に通知する。
【0026】フラグ23は、処理部21が行う再開処理
の実行状態を示す識別手段である。フラグ23は、再開
処理の実行状態に応じて、オンとオフが切り替わること
により、再開処理の実行状態を示す。フラグ23は、処
理部21が再開処理を起動し、再開処理を実行すると、
再開処理実行中を示す状態に切り替わる。フラグ23が
オンの状態が、再開処理実行中を示す。又、フラグ23
は、再開処理を行っている全てのプロセッサ2a〜2c
の再開処理が完了した際に、再開処理を実行していない
ことを示す状態に切り替わる。フラグ23がオフの状態
が、再開処理を実行していないことを示す。尚、フラグ
23の初期状態は、オフに設定されている。又、本実施
形態では、フラグ23は、示している実行状態、即ち、
オンとオフを制御部28によって切り替えられる。但
し、フラグ23は、処理部21が再開処理を起動、完了
した際に、処理部21によって切り替えられたり、検出
部22が再開処理の発生や完了を検出した際に、検出部
22によって切り替えられたりしてもよい。又、フラグ
23は、処理部21や検出部22等から再開処理の起動
や完了の通知を受けたり、フラグ23が処理部21や検
出部22を監視したりし、フラグ23自らが実行状態を
示す状態の切り替えを行ってもよい。
【0027】要求部24は、他のプロセッサ2b,2c
に再開処理を要求する要求手段である。要求部24は、
制御部28から再開処理を要求するよう指示を受ける
と、他の全てのプロセッサ2b,2cに対して、プロセ
ッサ2aの再開処理の道連れとなり、再開処理を同時に
実行する道連れ再開処理を行うよう要求する道連れ再開
要求の信号を送信する。又、要求部24は、送信した道
連れ再開要求の信号に対する他のプロセッサ2b,2c
からの道連れ再開応答の信号を受信する。道連れ再開応
答とは、道連れ再開要求の信号を受信した他のプロセッ
サ2b,2cが、道連れ再開要求の信号を受信したこと
を、道連れ再開要求の信号を送信してきたプロセッサ2
aに通知するものである。要求部24は、送信した道連
れ再開要求の信号に対する道連れ再開応答の信号を受信
することにより、他のプロセッサ2b,2cが道連れ再
開要求の信号を受信したことを確認できる。一方、所定
時間が経過しても、他のプロセッサ2b,2cから道連
れ再開応答の信号が送信されない場合には、要求部24
は、そのプロセッサに対して道連れ再開要求の信号を再
送する。
【0028】応答部25は、他のプロセッサ2b,2c
から再開処理の要求を取得する要求取得手段である。応
答部25は、他のプロセッサ2b,2cから道連れ再開
要求の信号を受信すると、制御部28に他のプロセッサ
2b,2cから道連れ再開要求の信号を受信したことを
通知する。応答部25は、道連れ再開要求の信号を送信
してきた他のプロセッサ2b,2cに、道連れ再開応答
を行うよう制御部28から指示を受けると、道連れ再開
応答の信号を他のプロセッサ2b,2cに送信する。
【0029】完了通知部26は、処理部21が再開処理
を完了したこと通知する再開完了通知を、他のプロセッ
サ2b,2cに送信する完了通知手段である。完了通知
部26は、制御部28から、他のプロセッサ2b,2c
に対して再開処理完了の通知を行うよう指示を受ける
と、再開完了通知の信号を他のプロセッサ2b,2cに
送信する。
【0030】完了通知取得部27は、他のプロセッサ2
b,2cから再開完了通知を取得する完了通知取得手段
である。完了通知取得部27は、他のプロセッサ2b,
2cから送信されてきた再開完了通知の信号を受信す
る。完了通知取得部27は、再開完了通知の信号を受信
したことを、その再開完了通知の信号を送信してきた他
のプロセッサ2b,2cを識別するデータと対応付け
て、制御部28に通知する。
【0031】制御部28は、処理部21を制御する制御
手段である。処理部21が行う再開処理については、制
御部28は、フラグ23が示す再開処理の実行状態に基
づいて、処理部21を制御する。具体的には、制御部2
8は、フラグ23がオンであり、フラグ23が再開処理
実行中を示す場合には、再度、再開処理を起動して再開
処理を実行することはしないと判断する。一方、制御部
28は、フラグ23がオフであり、フラグ23が再開処
理を実行していないことを示す場合には、再開処理を起
動し、再開処理を実行すると判断する。そして、制御部
28は、その判断結果に基づいて処理部21を制御す
る。具体的には、再開処理を実行するという判断結果の
場合には、制御部28は処理部21に再開処理を実行す
るよう指示する。再開処理を実行しないという判断結果
の場合には、制御部28は、処理部21に対して何もし
ない。制御部28は、応答部25から、他のプロセッサ
2b,2cから道連れ再開要求の信号を受信したことの
通知を受ける。その際に、制御部28は、フラグ23が
示す再開処理の実行状態を確認し、再開処理を実行する
か否かを判断する。
【0032】制御部28は、フラグ23が再開処理の実
行状態を示す状態を切り替える切り替え手段としても機
能する。具体的には、制御部28は、検出部22から再
開処理の発生の通知を受けると、フラグ23を初期状態
のオフから再開処理実行中を示すオンに切り替える。
又、制御部28は、応答部25から、他のプロセッサ2
b,2cから道連れ再開要求の信号を受信したことの通
知を受け、フラグ23が示す再開処理の実行状態を確認
した際にフラグ23がオフであり、再開処理を実行する
と判断した場合には、処理部21に再開処理を起動させ
る。よって、このように制御部28が再開処理を実行す
ると判断した時にも、制御部28は、フラグ23を初期
状態のオフから再開処理実行中を示すオンに切り替え
る。
【0033】一方、制御部28は、再開処理を実行して
いる全てのプロセッサ2a〜2cの再開処理が完了した
際に、フラグ23を、再開処理実行中を示すオンから再
開処理を実行していないことを示すオフに切り替える。
具体的には、制御部28は、検出部22から再開処理が
完了したことの通知を受け、かつ、完了通知取得部27
から、他のプロセッサ2b,2cを識別するデータと対
応付けられた再開完了通知の信号を受信したことの通知
を、再開処理を行っている全てのプロセッサ2b,2c
について受け取ることにより、再開処理を行っている全
てのプロセッサ2a〜2cの再開処理が完了したことを
認識できる。制御部28は、この認識をもって、処理シ
ステム1全体としての再開処理が完了したと判断するこ
とができる。よって、この時、制御部28は、フラグ2
3をオンからオフに切り替える。
【0034】又、制御部28は、上記したようにして、
再開処理を行っている全てのプロセッサ2a〜2cの再
開処理が完了したことを認識すると、処理部21に対し
て、通常の処理を開始するよう指示する。又、制御部2
8は、検出部22から再開処理の発生の通知を受けた場
合や、制御部28が再開処理を実行すると判断した場合
に、要求部24に、他のプロセッサ2b,2cに対して
道連れ再開処理を要求するよう指示をする。そのため、
処理部21が自動的に再開処理を起動した場合や、処理
部21が制御部28の指示に従い再開処理を起動する場
合等、処理部21が再開処理を開始した際に、要求部2
4は、他のプロセッサ2b,2cに道連れ再開処理を要
求することができる。
【0035】又、制御部28は、応答部25から、他の
プロセッサ2b,2cから道連れ再開要求の信号を受信
したことの通知を受けた際に、応答部25に、道連れ再
開要求の信号を送信してきた他のプロセッサ2b,2c
に道連れ再開応答を行うよう指示をする。又、制御部2
8は、検出部21から処理部21が再開処理を完了した
ことの通知を受けると、完了通知部26に、他のプロセ
ッサ2b,2cに対して再開処理完了の通知を行うよう
指示をする。
【0036】次に、このような処理システム1を用いて
行う再開処理方法について説明する。図3は、本発明の
実施の形態に係る再開処理方法の手順を示すシーケンス
図である。尚、図3においては、プロセッサ2cが再開
処理の発生元である場合を例にとって説明するが、いず
れのプロセッサ2a〜2cが再開処理の発生元となった
場合でも、同様の手順で再開処理は行われる。又、図3
中の斜線で示された線は、フラグ23がオンの状態を表
しており、白抜きの線は、フラグ23がオフの状態を表
している。
【0037】再開処理が発生しておらず、通常の処理が
行われている間は、いずれのプロセッサ2a〜2cもフ
ラグ23がオフの初期状態となっている(S101)。
処理システム1において異常が発生した場合等に、プロ
セッサ2cの処理部21が自動的に再開処理を起動し、
再開処理が発生する(S102)。プロセッサ2cの検
出部22は、プロセッサ2cの処理部21において再開
処理が発生したことを検出し、プロセッサ2cの制御部
28に通知する。プロセッサ2cの制御部28が、プロ
セッサ2cのフラグ23をオフからオンに切り替えるこ
とにより、フラグ23はオンに切り替わる(S10
3)。その後、プロセッサ2cの制御部28は、プロセ
ッサ2cの要求部24に道連れ再開要求を行うよう指示
をし、プロセッサ2cの要求部24は、道連れ再開要求
の信号を、プロセッサ2a,2bに送信する(S10
4)。
【0038】プロセッサ2a,2bの応答部25は、プ
ロセッサ2cからの道連れ再開要求の信号を受信し、道
連れ再開要求の信号を受信したことをプロセッサ2a,
2bの制御部28に通知する。プロセッサ2a,2bの
制御部28は、プロセッサ2a,2bのフラグ23を確
認する(S105)。プロセッサ2a,2bの制御部2
8は、プロセッサ2a,2bのフラグ23が初期状態の
オフのままであるため、再開処理を実行すると判断し、
プロセッサ2a,2bのフラグ23をオフからオンに切
り替える。これにより、プロセッサ2a,2bのフラグ
23はオンに切り替わる。又、プロセッサ2a,2bの
制御部28は、処理部21に再開処理を実行するよう指
示し、プロセッサ2a,2bの処理部21が再開処理を
起動する(S106)。次に、プロセッサ2a,2bの
制御部28は、プロセッサ2a,2bの応答部25に道
連れ再開応答を行うよう指示し、プロセッサ2a,2b
の応答部25は、道連れ再開応答の信号をプロセッサ2
cに送信する(S107)。プロセッサ2cの要求部2
4は、このプロセッサ2a,2bからの道連れ再開応答
の信号を受信することにより、道連れ再開要求がプロセ
ッサ2a,2bに受信されたことを確認できる。
【0039】次に、プロセッサ2cから道連れ再開要求
を受けて再開処理を起動したプロセッサ2bの制御部2
8は、プロセッサ2bの要求部24に道連れ再開要求を
行うよう指示をし、プロセッサ2bの要求部24は、道
連れ再開要求の信号をプロセッサ2a,2cに送信する
(S108)。プロセッサ2a,2cの応答部25は、
プロセッサ2bからの道連れ再開要求の信号を受信し、
プロセッサ2a,2cの制御部28に通知する。プロセ
ッサ2a,2cの制御部28は、プロセッサ2a,2c
のフラグ23を確認し、フラグ23がオンであるため、
再開処理を実行しないと判断する(S109)。その
後、プロセッサ2a,2cの制御部28は、プロセッサ
2a,2cの応答部25に道連れ再開応答を行うよう指
示し、プロセッサ2a,2cの応答部25は、道連れ再
開応答の信号をプロセッサ2bに送信する(S11
0)。
【0040】同様に、プロセッサ2cから道連れ再開要
求を受けて再開処理を起動したプロセッサ2aの制御部
28は、プロセッサ2aの要求部24に道連れ再開要求
を行うよう指示をし、プロセッサ2aの要求部24は、
道連れ再開要求の信号を、プロセッサ2b,2cに送信
する(S111)。プロセッサ2b,2cの応答部25
は、プロセッサ2aからの道連れ再開要求の信号を受信
し、プロセッサ2b,2cの制御部28に通知する。プ
ロセッサ2b,2cの制御部28は、プロセッサ2b,
2cのフラグ23を確認し、フラグ23がオンであるた
め、再開処理を実行しないと判断する(S112)。プ
ロセッサ2b,2cの制御部28は、プロセッサ2b,
2cの応答部25に道連れ再開応答を行うよう指示し、
プロセッサ2b,2cの応答部25は、道連れ再開応答
の信号を、プロセッサ2aに送信する(S113)。
【0041】その後、プロセッサ2cの処理部21が再
開処理を完了する(S114)。プロセッサ2cの検出
部22は、処理部21の再開処理が完了したことを検出
し、プロセッサ2cの制御部28に通知する。プロセッ
サ2cの制御部28は、プロセッサ2cの完了通知部2
6に再開完了通知を行うよう指示し、プロセッサ2cの
完了通知部26が再開完了通知の信号をプロセッサ2
a,2bに送信する(S115)。そして、プロセッサ
2a,2bの完了通知取得部27は、そのプロセッサ2
cからの再開完了通知の信号を受信し、再開完了通知の
信号を受信したことを、プロセッサ2cを識別するデー
タと対応付けてプロセッサ2a,2bの制御部28に通
知する。これにより、プロセッサ2a,2bの制御部2
8は、プロセッサ2cの再開処理が完了したことを認識
できる。
【0042】次いで、プロセッサ2bの処理部21が再
開処理を完了する(S116)。プロセッサ2bの検出
部22は、処理部21の再開処理が完了したことを検出
し、プロセッサ2bの制御部28に通知する。プロセッ
サ2bの制御部28は、プロセッサ2bの完了通知部2
6に再開完了通知を行うよう指示し、プロセッサ2bの
完了通知部26が再開完了通知の信号をプロセッサ2
a,2cに送信する(S117)。そして、プロセッサ
2a,2cの完了通知取得部27は、そのプロセッサ2
bからの再開完了通知の信号を受信し、再開完了通知の
信号を受信したことを、プロセッサ2bを識別するデー
タと対応付けてプロセッサ2a,2cの制御部28に通
知する。これにより、プロセッサ2a,2cの制御部2
8は、プロセッサ2bの再開処理が完了したことを認識
できる。
【0043】最後に、プロセッサ2aの処理部21が再
開処理を完了する(S118)。プロセッサ2aの検出
部22は、処理部21の再開処理が完了したことを検出
し、プロセッサ2aの制御部28に通知する。この時、
プロセッサ2aの制御部28は、既に、ステップ(S1
15)、(S117)において、他のプロセッサ2b,
2cを識別するデータと対応付けられた再開完了通知の
信号を受信したことの通知を受け取っている。よって、
プロセッサ2aの制御部28は、プロセッサ2aの検出
部22からの再開処理完了の通知を受けた時点で、再開
処理を行っている全てのプロセッサ2a〜2cの再開処
理が完了したことを認識できる。よって、プロセッサ2
aの制御部28は、フラグ23をオンからオフに切り替
え、フラグ23はオフに切り替わる(S119)。
【0044】次に、プロセッサ2aの制御部28は、プ
ロセッサ2aの完了通知部26に再開完了通知を行うよ
う指示し、プロセッサ2aの完了通知部26が再開完了
通知をプロセッサ2b,2cに送信する(S120)。
プロセッサ2b,2cの完了通知取得部26は、プロセ
ッサ2aからの再開完了通知の信号を受信し、再開完了
通知の信号を受信したことを、プロセッサ2aを識別す
るデータと対応付けてプロセッサ2b,2cの制御部2
8に通知する。これにより、プロセッサ2b,2cの制
御部28は、プロセッサ2aの再開処理が完了したこと
を認識できる。
【0045】この時、プロセッサ2bの制御部28は、
既に、ステップ(S116)においてプロセッサ2bの
検出部22からの再開処理完了の通知を受け、ステップ
(S115)において他のプロセッサ2cを識別するデ
ータと対応付けられた再開完了通知の信号を受信したこ
との通知を受け取っている。よって、プロセッサ2bの
制御部28は、プロセッサ2bの完了通知取得部26か
らのプロセッサ2aの再開完了通知を受信した旨の通知
を受けた時点で、再開処理を行っている全てのプロセッ
サ2a〜2cの再開処理が完了したことを認識できる。
よって、プロセッサ2bの制御部28は、フラグ23を
オンからオフに切り替え、フラグ23はオフに切り替わ
る(S121)。
【0046】同様に、プロセッサ2cの制御部28は、
既に、ステップ(S114)においてプロセッサ2cの
検出部22からの再開処理完了の通知を受け、ステップ
(S117)において他のプロセッサ2bを識別するデ
ータと対応付けられた再開完了通知の信号を受信したこ
との通知を受け取っている。よって、プロセッサ2cの
制御部28は、プロセッサ2cの完了通知取得部26か
らのプロセッサ2aの再開完了通知を受信した旨の通知
を受けた時点で、再開処理を行っている全てのプロセッ
サ2a〜2cの再開処理が完了したことを認識できる。
よって、プロセッサ2cの制御部28は、フラグ23を
オンからオフに切り替え、フラグ23はオフに切り替わ
る(S122)。以上の手順により、処理システム1全
体の再開処理が完了する。プロセッサ2a〜2cの制御
部28はそれぞれ、ステップ(S119)、(S12
1)、(S122)の後、プロセッサ2a〜2cの処理
部21に通常の処理を起動するよう指示し、プロセッサ
2a〜2cの処理部21が通常の処理を開始する。
【0047】このような本実施形態に係る処理システム
1、プロセッサ2a〜2c、再開処理方法によれば、フ
ラグ23が、処理部21の実行状態を示すため、制御部
28は、フラグ23から処理部21の実行状態を認識す
ることができる。そして、制御部28は、フラグ23が
オンであり、再開処理実行中を示す場合には、再開処理
を実行しないと判断し、フラグ23がオフであり、再開
処理を実行していないことを示す場合には、再開処理を
実行すると判断し、その判断結果に基づいて処理部21
を制御する。よって、処理システム1、プロセッサ2a
〜2cは、処理部21が既に再開処理を実行している場
合に、重複して再開処理を実行することを回避でき、全
プロセッサ2a〜2cの処理部21が実行する再開処理
の回数を各1回に抑えることができる。その結果、処理
システム1、プロセッサ2a〜2cは、再開処理の処理
時間の短縮を実現できる。
【0048】又、プロセッサ2a〜2cは、他のプロセ
ッサに再開処理を要求する要求部24を備える。そのた
め、あるプロセッサが再開処理を起動した場合に、要求
部24が、他のプロセッサに直ちに再開処理を要求でき
る。よって、処理システム1を構成する複数のプロセッ
サ2a〜2cは、相互に再開処理を要求し合うことがで
きる。そのため、各プロセッサに再開処理を促して、処
理システム全体の再開処理を管理する代表プロセッサを
用意する必要がない。又、再開処理が発生したプロセッ
サは、その際に、要求部24によって直ちに他のプロセ
ッサに再開処理を促すことができるため、再開処理の処
理時間をより一層短縮することができる。
【0049】更に、プロセッサ2a〜2cは、要求部2
4に加えて応答部25を備える。そのため、例えば図3
に示したように、プロセッサ2cの処理部21が自動的
に再開処理を起動した場合や、プロセッサ2bの処理部
21が制御部28の指示に従い再開処理を起動した場合
等、プロセッサ2b,2cの処理部21が再開処理を開
始した際に、要求部24が、他のプロセッサ2aに道連
れ再開要求の信号を送信する。そして、その道連れ再開
要求の信号を、他のプロセッサ2aの応答部25が受信
し、制御部28に通知する。その際に、他のプロセッサ
2aの制御部28が、フラグ23が示す再開処理の実行
状態を確認し、再開処理を実行するか否かを判断して、
フラグ23がオフの場合には再開処理を起動する。そし
て、他のプロセッサ2aが再開処理を起動したことによ
り、更に、そのプロセッサ2aが道連れ再開要求の信号
を送信する。即ち、各プロセッサ2a〜2cが五月雨的
に道連れ再開要求の信号を送信できる。
【0050】よって、プロセッサ2a〜2cは、いずれ
かのプロセッサにおいて再開処理が起動されると、その
道連れとなって再開処理を実行することができ、全ての
プロセッサ2a〜2cは同時に再開処理を実行すること
ができる。又、上記したように各プロセッサ2a〜2c
が五月雨的に道連れ再開要求の信号を送信することによ
り、各プロセッサ2a〜2cは、再開処理起動後も、他
のプロセッサから道連れ再開要求の信号を受信すること
になるが、制御部28はフラグ23により処理部21の
再開処理が実行中であることを確認できる。そのため、
各プロセッサ2a〜2cは、再度、再開処理を起動する
ことなく、全プロセッサ2a〜2c各1回の再開処理
で、処理システム1は道連れ再開処理を完了することが
できる。
【0051】又、プロセッサ2a〜2cは、完了通知部
26と完了通知取得部27とを備えるため、他のプロセ
ッサに再開完了通知の信号を送信したり、他のプロセッ
サから再開完了通知の信号を受信したりすることができ
る。よって、各プロセッサ2a〜2cは相互に、他のプ
ロセッサに再開処理完了を通知でき、又、他のプロセッ
サが再開処理を完了したことを認識できる。そのため、
各プロセッサ2a〜2cは、プロセッサ自身の処理部2
1及び他のプロセッサの再開処理が完了したこと、即
ち、再開処理を行っていた全てのプロセッサ2a〜2c
の再開処理が完了したことの認識をもって、処理システ
ム1全体としての再開処理が完了したと判断することが
できる。
【0052】その結果、例えば、処理システム1全体の
再開処理が完了した後に、複数のプロセッサ2a〜2c
が通常の処理を開始すること等ができる。よって、処理
システム1全体として、各プロセッサ2a〜2cが行う
処理や、各プロセッサ2a〜2cのリソースの状態の整
合性を確保することができる。よって、処理システム1
が行う処理の信頼性を確保することができる。
【0053】このように、各プロセッサ2a〜2cは、
検出部22、フラグ23、要求部24、応答部25、完
了通知部26、完了通知取得部27、制御部28を備
え、これらが再開処理を管理する管理手段として機能す
ることにより、各プロセッサ2a〜2cそれぞれが、プ
ロセッサ自身の再開処理を管理することができる。具体
的には、検出部22が再開処理の発生を検出したり、制
御部28が再開処理を起動したりすることによって、再
開処理の発生を把握でき、要求部24が他のプロセッサ
に再開処理を促し、応答部25が他のプロセッサから再
開処理の要求を取得することができ、制御部28がフラ
グ23により再開処理の実行状態を認識することがで
き、完了通知部26が他のプロセッサに、再開処理の完
了を通知でき、検出部22が処理部21の再開処理の完
了を検出したり、完了通知取得部27が他のプロセッサ
からの再開完了通知を取得したりすることによって、処
理システム1の再開処理の完了を把握することができ
る。
【0054】その結果、処理システム1は、全てのプロ
セッサ2a〜2cが、上記プロセッサ自身の再開処理を
管理する管理手段、即ち、検出部22、フラグ23、要
求部24、応答部25、完了通知部26、完了通知取得
部27、制御部28を保持するだけで、代表プロセッサ
を用意することなく、再開処理を実行することができ
る。又、全プロセッサ2a〜2cが、全プロセッサ2a
〜2cに共通の再開処理を管理する管理手段を備えれば
済むことになる。よって、処理システム1の開発効率を
向上させることができる。
【0055】又、フラグ23は、再開処理を実行してい
る全てのプロセッサ2a〜2cの再開処理が完了した際
に、再開処理実行中であることを示すオンの状態から、
再開処理を実行していないことを示すオフの状態に切り
替わる。よって、フラグ23は、処理部21の再開処理
の実行状態だけでなく、再開処理を実行していた全ての
プロセッサ2a〜2cの再開処理が完了したこと、即
ち、処理システム1全体としての再開処理が完了したこ
とを示すことができる。
【0056】更に、フラグ23が、再開処理を実行して
いる全てのプロセッサ2a〜2cの再開処理が完了した
際に、再開処理を実行していないことを示すオフの状態
に切り替わらない場合には、次のような問題を生じるお
それがある。例えば、図3において、プロセッサ2cの
再開処理に要する時間が非常に短く、ステップ(S11
1)よりも前に完了してしまった際に、そのプロセッサ
2cの処理部21の再開処理のみが完了した時点で、プ
ロセッサ2cのフラグ23が再開処理を実行していない
ことを示すオフに切り替わってしまった場合を考える。
【0057】この場合、プロセッサ2cが再開処理の発
生元となり、その再開処理の発生に伴って他のプロセッ
サ2a,2bが道連れ再開処理を行う一連の再開処理の
途中で、ステップ(S111)に示したプロセッサ2c
がプロセッサ2aからの道連れ再開要求を受けてしまう
と、プロセッサ2cの制御部28は、フラグ23がオフ
であるため、再開処理を実行すると判断してしまい、再
度、再開処理が実行されてしまう。
【0058】よって、再開処理を実行している全てのプ
ロセッサ2a〜2cの再開処理が完了した際に、フラグ
23が示す実行状態が再開処理を実行していないことを
示すオフに切り替わることにより、処理システム1が行
う一連の再開処理の中で、再開処理に要する時間が他の
プロセッサと大きく異なるプロセッサがあっても、確実
に、再開処理の回数を1回に抑えることができる。尚、
図3に示すように、再開処理を行っている全てのプロセ
ッサ2a〜2cの再開処理に要する時間に大きな差がな
く、再開処理を完了する時間にプロセッサ2a〜2c間
であまり差がない場合には、処理部21の再開処理のみ
が完了した時点で、フラグ23が再開処理を実行してい
ないことを示すオフに切り替わっても構わない。
【0059】又、フラグ23を実行状態を識別する識別
手段として用いたため、制御部28は、フラグ23がオ
ンになっているか、オフになっているかを認識するだけ
で、容易に実行状態を把握することができる。
【0060】(変更例)本発明は、上記実施形態に限定
されるものではなく、種々の変更が可能である。処理シ
ステム1は、プロセッサ2a〜2cに替えて、図4に示
すプロセッサ202により構成されてもよい。図4は、
本発明の変更例に係るプロセッサ202の構成を示す機
能ブロック図である。図4に示すように、プロセッサ2
02は、処理部21と、検出部22と、フラグ23と、
要求部24と、応答部25と、完了通知部26と、完了
通知取得部27と、制御部228と、テーブル229と
から構成される。尚、制御部228と、テーブル229
以外は、上記実施形態に係るプロセッサ2a〜2cと実
質的にほぼ同様である。そのため、制御部228と、テ
ーブル229以外は、図2と同一の符号を付し、若干の
相違点を除いてここでは説明を省略する。
【0061】テーブル229は、処理部21が再開処理
を実行する条件と、処理部21がその条件に該当して再
開処理を実行する際に、道連れ再開要求を行って再開処
理の実行を要求するプロセッサ202を識別するデータ
とを関連付けて保持する保持手段である。処理システム
1で再開処理を実行する条件に該当する事象が発生し、
あるプロセッサ202で再開処理が発生した場合に、そ
の事象に関連し、再開処理を実行する必要があるプロセ
ッサ202が、道連れ再開要求を行うプロセッサ202
となる。
【0062】尚、処理部21は、異常等が発生し、再開
処理を実行する条件に該当した場合に、再開処理を起動
して、そのプロセッサ202が再開処理の発生元とな
る。又、検出部22は再開処理の発生を制御部228に
通知する際に、再開処理の発生の要因も通知する。同様
に、要求部24は、他のプロセッサに道連れ再開要求の
信号を送信する際に、その信号に再開処理を起動した要
因も含める。応答部25は、他のプロセッサ202から
道連れ再開要求の信号を受信すると、道連れ再開要求の
信号を受信したことを制御部228に通知する際に、そ
の信号に含まれている再開処理を起動した要因も通知す
る。
【0063】制御部228は、検出部22から再開処理
の発生の要因を含む再開処理の発生の通知を受けた際
や、応答部25から再開処理を起動した要因を含む他の
プロセッサ202から道連れ再開要求の信号を受信した
ことの通知を受けた際に、テーブル229を参照する。
具体的には、制御部228は、処理部21で再開処理が
発生した要因や、他のプロセッサ202で再開処理を起
動した要因をキーとしてテーブル229を検索し、道連
れ再開要求をすべきプロセッサ202がいずれであるか
を判断する。制御部228は、再開処理が起動された要
因に対応する道連れ再開処理を要求するプロセッサ20
2を識別するデータを、テーブル229から取得する。
制御部228は、取得したプロセッサ202を識別する
データを要求部24に通知し、要求部24にそのプロセ
ッサ202に道連れ再開要求を行うよう指示をする。要
求部24は、制御部228の指示に従い、そのプロセッ
サ202のみに道連れ再開要求の信号を送信する。
【0064】これによれば、再開処理を実行する条件、
即ち、発生した事象の種類等に応じて、それに関連する
プロセッサ202群が同時に再開処理を行うことができ
る。よって、関連するプロセッサ202間で、リソース
状態の整合性を確保することができ、又、再開処理を実
行する必要のないプロセッサ202が再開処理を実行す
ることを防止できる。更に、再開処理を実行する必要の
ないプロセッサ202に道連れ再開要求を行い、そのプ
ロセッサ202が道連れ再開応答をするといった手順も
省略することができる。よって、処理システム1全体の
再開処理の処理時間をより一層短縮でき、処理効率を向
上させることができる。又、処理システム1全体の処理
の負荷軽減にもつながる。
【0065】尚、テーブル229は、処理部21が再開
処理を実行する条件だけを保持してもよい。この場合、
要求部24は、全てのプロセッサ202に、再開処理を
起動した要因を含む道連れ再開要求の信号を送信する。
そして、制御部228は、応答部25から再開処理を起
動した要因を含む他のプロセッサ202からの道連れ再
開要求の信号を受信したことの通知を受けた際に、テー
ブル229を参照する。具体的には、制御部228は、
他のプロセッサ202で再開処理を起動した要因をキー
としてテーブル229を検索し、プロセッサ202自身
が再開処理を実行すべきか否かを判断する。制御部22
8は、テーブル229に再開処理が起動された要因に該
当する条件がない場合には、再開処理を実行しないと判
断し、該当する条件がある場合には、再開処理を実行す
ると判断する。制御部228は、再開処理を実行すると
判断した場合に、処理部21に再開処理を起動するよう
指示をし、実行しないと判断した場合には処理部21に
対して何もしない。
【0066】この場合にも、再開処理を実行する条件、
即ち、発生した事象の種類等に応じて、それに関連する
プロセッサ202群が同時に再開処理を行うことができ
る。よって、関連するプロセッサ202間で、リソース
状態の整合性を確保することができ、又、再開処理を実
行する必要のないプロセッサ202が再開処理を実行す
ることを防止できる。よって、処理システム1全体の再
開処理の処理時間をより一層短縮でき、処理効率を向上
させることができる。又、処理システム1全体の処理の
負荷軽減にもつながる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再開処理の処理時間の短縮を実現できる処理システム、
処理装置及び再開処理方法を提供することができる。
又、他の発明によれば、処理システム全体の再開処理を
管理する代表プロセッサを用意する必要のない処理シス
テム、処理装置及び再開処理方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る処理システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るプロセッサの構成を
示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る再開処理方法の手順
を示すシーケンス図である。
【図4】本発明の変更例に係るプロセッサの構成を示す
機能ブロック図である。
【図5】従来の処理システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来の再開処理方法の手順を示すシーケンス図
である。
【符号の説明】
1,301 処理システム 2a,2b,2c,202,303a,303b プロ
セッサ 3,304 バス 21 処理部 22 検出部 23 フラグ 24 要求部 25 応答部 26 完了通知部 27 完了通知取得部 28,228 制御部 229 テーブル 302 代表プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 美幸 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 片山 研一 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5B027 AA04 BB01 CC01 5B045 BB28 BB42 HH01 JJ02 JJ42

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理を行う処理装置を複数備える処理シ
    ステムであって、 前記処理を再開するための再開処理を実行する処理手段
    と、 該処理手段の再開処理の実行状態を示す識別手段と、 該識別手段が再開処理実行中を示す場合には、前記再開
    処理を実行しないと判断し、前記識別手段が再開処理を
    実行していないことを示す場合には、前記再開処理を実
    行すると判断し、該判断結果に基づいて前記処理手段を
    制御する制御手段とを備えることを特徴とする処理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記処理装置は、前記複数の処理装置に
    共通の前記再開処理を管理する管理手段を備えることを
    特徴とする請求項1に記載の処理システム。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は、他の処理装置に前記再
    開処理を要求する要求手段を備えることを特徴とする請
    求項2に記載の処理システム。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、他の処理装置から前記
    再開処理が完了したことの通知を取得する完了通知取得
    手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の
    処理システム。
  5. 【請求項5】 前記識別手段は、前記再開処理を実行し
    ている全ての処理装置の再開処理が完了した際に、再開
    処理実行中であることを示す状態から再開処理を実行し
    ていないことを示す状態に切り替わることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載の処理システム。
  6. 【請求項6】 前記識別手段は、前記再開処理の実行状
    態に応じてオンとオフが切り替わるフラグであることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の処理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 処理を行う処理装置を複数備える処理シ
    ステムにおいて使用される処理装置であって、 前記処理を再開するための再開処理を実行する処理手段
    と、 該処理手段の再開処理の実行状態を示す識別手段と、 該識別手段が再開処理実行中を示す場合には、前記再開
    処理を実行しないと判断し、前記識別手段が再開処理を
    実行していないことを示す場合には、前記再開処理を実
    行すると判断し、該判断結果に基づいて前記処理手段を
    制御する制御手段とを備えることを特徴とする処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記複数の処理装置に共通の前記再開処
    理を管理する管理手段を備えることを特徴とする請求項
    7に記載の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記管理手段は、他の処理装置に前記再
    開処理を要求する要求手段を備えることを特徴とする請
    求項8に記載の処理装置。
  10. 【請求項10】 前記管理手段は、他の処理装置から前
    記再開処理が完了したことの通知を取得する完了通知取
    得手段を備えることを特徴とする請求項8又は9に記載
    の処理装置。
  11. 【請求項11】 前記識別手段は、前記再開処理を実行
    している全ての処理装置の再開処理が完了した際に、再
    開処理実行中であることを示す状態から再開処理を実行
    していないことを示す状態に切り替わることを特徴とす
    る請求項7乃至10のいずれかに記載の処理装置。
  12. 【請求項12】 前記識別手段は、前記再開処理の実行
    状態に応じてオンとオフが切り替わるフラグであること
    を特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載の処理
    装置。
  13. 【請求項13】 処理を行う処理装置を複数備える処理
    システムにおいて、前記処理装置が前記処理を再開する
    ために行う再開処理方法であって、 前記処理装置の再開処理の実行状態を示す識別手段が再
    開処理実行中を示す場合には、前記再開処理を実行しな
    いと判断し、前記識別手段が再開処理を実行していない
    ことを示す場合には、前記再開処理を実行すると判断
    し、 該判断結果に基づいて前記処理装置が前記再開処理を実
    行することを特徴とする再開処理方法。
  14. 【請求項14】 前記複数の処理装置は、相互に前記再
    開処理を要求し合うことを特徴とする請求項13に記載
    の再開処理方法。
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