JP2003316442A - 圧力式流量制御装置 - Google Patents
圧力式流量制御装置Info
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Abstract
に、絞り機構を構成する必要最小限の部分を容易に交換
可能とする圧力式流量制御装置を提供する。 【解決手段】 ガスGが流通するための第1流路3aお
よび第2流路3bをそれぞれ設けると共に、両流路3
a,3bを連通するように連結することで、一つの流路
ブロック2を形成する第1ブロック2aおよび第2ブロ
ック2bと、第1ブロック2aに設けられた流体制御弁
7と、この流体制御弁7の下流側圧力P1を検出する圧
力センサ8と、第2ブロック2bに設けられた開閉弁9
と、両ブロック2a,2bの接続部分に位置することで
両流路3a,3bを連通連結すると共に音速ノズル5を
形成する絞りブロック4とを有し、前記流体制御弁7を
用いて絞り機構の上流側における圧力P1 を制御するこ
とで、ガスGの流量Fを制御可能とする。
Description
の流量を制御する圧力式流量制御装置、とりわけ、流体
制御弁の下流側に絞り機構を設け、この絞り機構の上流
側の圧力を下流側の圧力の約2倍以上に保持した状態で
流体の流量制御を行う圧力式流量制御装置に関する。
ス流の特徴の一つに、絞り機構の上流側圧力P1 と下流
側圧力P2 の圧力比P2 /P1 がガスの臨界圧力比(空
気や窒素などの場合約0.5)が0.5以下になると、
絞り機構を通るガスの流速が音速となって、絞り機構の
下流側の圧力変動が上流側に伝播しなくなり、絞り機構
の上流側の状態に相応した安定した質量流量を得ること
ができるといった事象がある。
り、流路絞りバルブと圧力センサとからなる圧力制御装
置を絞り機構の一次側のガス流路に接続して、絞り機構
の一次側の圧力を二次側の圧力の約2倍以上に維持した
状態でガスの流量制御を行うようにした圧力式流量制御
装置があり、これによって流量制御を高精度で行うこと
ができるといった利点がある。また、絞り機構を用いた
流量制御の応答特性は、圧力センサの応答が高速(一般
的に数ミリ秒)であるため、立ち上がりの応答特性が高
速(例えば数十ミリ秒〜数百ミリ秒)になるという利点
もある。
絞りバルブから絞り機構までの内容積と絞り機構内の流
路の細さに影響されるため、絞り機構内の流路が細けれ
ば細いほど応答が遅くなる傾向があった。このため、流
体を高速で切り替えるプロセスに使用する場合は、絞り
機構の下流側に開閉弁を設けるなどの工夫を行ってい
た。
構の下流側に開閉弁を設けることで、絞り機構から開閉
弁までの間の流路が長くなり、この流路内に溜まった流
体が開閉弁を開いた瞬間に流れて必要以上の流量の流体
が流れることがあった。また、一般的な圧力式流量制御
装置は、圧力制御装置と、絞り機構と、流体の流れを完
全に止めるための開閉弁とがそれぞれ別体で構成される
ので、部品点数が多くなり、装置全体の構成が複雑とな
って、小型化に問題があった。
に絞り機構を組み込むことも考えられているが、この絞
り機構の下流側に開閉弁を一体形成することは望ましく
なかった。つまり、絞り機構は詰まったり腐食するなど
して使用不能となることがあるが、圧力制御装置と絞り
機構と開閉弁とが一体成形された圧力式流量制御装置
は、絞り機構だけの不具合によって、その全体を交換す
る必要が生じるので、コストパフォーマンスが悪くなる
という問題がある。
190号において、流量絞りノズルの下流側近傍に閉止
弁を一体的に形成してなる流量制御バルブを用いること
により、ガスの流量を制御可能とする圧力式流量制御装
置を提案している。この流路制御バルブを用いた圧力式
流量制御装置は、流量制御の応答の遅れを可及的になく
すことができると共に、流量絞りノズルが使用不能にな
った場合には、流路制御バルブを交換することで容易に
これに対応することができ、コストパフォーマンスが向
上するという利点がある。
を用いたとしても流量絞りノズルの交換に伴って流量制
御バルブを共に交換する必要が生じ、それだけコストが
かかることは避けられなかった。
たものであって、その目的は、流体の流れを高速応答で
制御できると共に、絞り機構を構成する必要最小限の部
分を容易に交換可能とする圧力式流量制御装置を提供す
ることである。
め、本発明の圧力式流量制御装置は、流体が流通するた
めの第1流路および第2流路をそれぞれ設けると共に、
両流路を連通するように連結することで、一つの流路ブ
ロックを形成する第1ブロックおよび第2ブロックと、
第1ブロックに設けられた流体制御弁と、この流体制御
弁の下流側圧力を検出する圧力センサと、第2ブロック
に設けられた開閉弁と、両ブロックの接続部分に位置す
ることで両流路を連通連結すると共に絞り機構を形成す
る絞りブロックとを有し、前記流体制御弁を用いて絞り
機構の上流側における圧力を制御することで、流体の流
量を制御可能とすることを特徴としている。
に連通連結可能とする一つの流路ブロック内の第2流路
に配置された開閉弁が絞り機構の二次側に位置するの
で、開閉弁の閉鎖によって流体の流れを瞬時に止めるこ
とができ流量制御の立ち下がりに対する高速応答を達成
できると共に、開閉弁が絞り機構の二次側に位置する一
方で第1流路に配置された圧力センサが絞り機構の一次
側に位置するから、圧力センサと絞り機構との間に圧力
損失の原因となる開閉弁などの流路抵抗体がなにもな
く、この圧力センサの出力をフィードバックして流体制
御弁を制御することで、流体の流量を精度よく制御でき
る。また、一つの流路ブロック内に流体制御弁と、絞り
機構と、開閉弁とを設けているので、コンパクト化を達
成し、応答の遅れや流量のオーバーシュートを引き起こ
す原因となる流路ブロック内の流路の容積を必要最小限
に小さくすることができる。
続部分を外すだけで、両ブロックの接続部分に位置する
絞りブロックを取り出すことが可能であり、これを交換
できるので、絞り機構に何らかの異常が生じた場合ある
いは定期的に、この絞り機構を構成する絞りブロックだ
けを交換することで、メンテナンスにかかるコストを削
減することができる。
構の上流側における圧力の測定値を入力して、流体制御
弁に適宜の開度制御信号を出力することにより、絞り機
構を流れる流体の流量が設定値になるように制御すると
共に、設定値が所定の閾値より小さいときは開閉弁を閉
じ、設定値が閾値より大きいときに開閉弁を開けるよう
に制御し、かつ、開閉弁が閉じている状態では流量値の
モニタ出力を0とする制御部を有する場合(請求項2)
には、設定値の入力信号に合わせた迅速かつ正確な流量
制御を行うとともに、現在の流体の流量値を的確に出力
することができる。
流路に、絞り機構を流れる流体の流れに沿う方向に乱れ
のない流体の流れを形成するための二次側流路を有する
場合(請求項3)には、絞り機構の二次側における流体
の流れを適切なものとするために必要最小限の流路を確
保することができ、それだけ安定性を向上できる。
もよく、またはオリフィス(細孔)であってもよいが、
前者の場合、ガスなどの流体を滑らかに通過させること
ができ、後者の場合、加工が簡単である。
ながら説明する。図1,図2は、本発明の一つの実施例
を示す。まず、図1は、この発明の圧力式流量制御装置
1の一例を示し、この図において、2は例えば直方体状
の流路ブロックで、例えばステンレス鋼よりなる。この
流路ブロック2は第1ブロック2aと第2ブロックに分
離可能に構成されると共に、連結時には、両ブロック2
a,2bにそれぞれ制御対象であるガスGなどの流体が
流通するために形成された第1流路3a,第2流路3b
が連通連結することにより一つの流路3を構成する。
置することで両流路3a,3bを連通連結すると共に絞
り機構5を構成する絞りブロックである。本例では絞り
機構5の一例として音速ノズルである例を示しており、
音速ノズル5はガスGを乱れなく絞った状態で音速条件
における流れを形成することができ、以下の説明では音
速ノズル5として説明するが、本発明は絞り機構5を音
速ノズルに限定するものではなく、構成が簡単になるオ
リフィスなどであってもよい。
ことにより第1ブロック側の嵌入穴に埋設される。ま
た、6a,6bはそれぞれ第1ブロックと絞りブロック
4,絞りブロック4と第2ブロックの間の接合部におけ
るシールを確保するためのOリングであり、B…は両ブ
ロック2a,2bを一体的に連結した状態を保つために
適所に設けられた締付けビスである。
御弁、8はこの流体制御弁7の下流側における圧力を検
出するための圧力センサ、9は第2ブロック3bに設け
られた開閉弁、10は制御部、11はメモリである。
と、弁体7aを駆動するアクチュエータ7cとを有する
ものであり、制御部10からの開度制御信号C1 によっ
て弁体7aの開度を制御することによって、第1流路3
aを構成する2つの流路3a1,3a2 の間を流れるガ
スGの流量を制御するものである。また、流体制御弁7
による流量制御によって流路3a2 における圧力P1 が
変動する。
御に応じて変動する流路3a2 (絞り機構5の上流側)
における圧力P1 を検出し、これを制御部10に出力す
るものである。
エータ9cとを有し、制御部10からの開閉制御信号C
2 によって弁体9aを駆動することにより、第2流路3
bを構成する2つの流路3b1 ,3b2 の間を流れるガ
スGの流れを閉鎖したり開放するように制御するもので
ある。
ばアナログの流量設定信号Sinを受信すると共に、前
記圧力センサ8によって検出した音速ノズル5の上流側
における圧力P1 を検出し、音速ノズル5の下流側にお
ける圧力P2 との間に音速が成り立つ条件(例えばP2
/P1 <1/2であるが望ましくはP2 /P1 <1/
3)であることを確認すると共に、圧力P1 を用いた演
算によって音速ノズル5を流れる流量Fを算出し、この
流量Fが設定値Fsになるように流体制御弁7に制御信
号C1 を出力するものである。
の閾値(設定信号Sinが例えば50mV)未満になる
と、開閉弁9に対して開閉制御信号C2 を出力すること
により弁体9aを閉鎖させる。これによって流量設定信
号Fsの立ち下がりに対する応答速度を極めて高速にす
ることができる。
大きくなると、開閉弁9に対して流路3b1 ,3b2 間
を開放するための開閉制御信号C2 を出力する。なお、
本発明の圧力式流量制御装置1は音速ノズル5の二次側
流路を構成する第2流路3b 1 が、音速ノズル5内のガ
スGの流れに沿う方向(音速ノズル5の下流側の流路を
延長する方向)に必要最小限の流路を形成することで、
音速ノズル5の二次側部分における圧力P2 の上昇を防
止すると共に、この部分の容積を可及的に小さくしてい
る。
1 の容積を約0.2mLとすることができる。つまり、
開閉弁9を音速ノズル5の二次側に設けることで、流量
設定値Fsの立ち下がりに対する応答速度を可及的に速
くすると共に、二次側流路3b1 の容積が小さいので開
閉弁9の開弁時における大流量のガスGの流れを最小限
に抑えて立上り応答速度も速くできる。さらに、開閉弁
9を音速ノズル5の二次側に設けることで、音速ノズル
5の一次側にはバルブのような圧力損失となる流路抵抗
体がなく、音速ノズル5の特性を最大限に生かした精度
の高い制御を行うことができ、それだけ音速ノズル5を
用いた流量制御の精度を向上できる。
を閉鎖させるための開閉制御信号C 2 を出力している状
態では、音速ノズル5の下流側における圧力P2 が高く
なるので上述の音速条件が成り立たず、実際には流路3
に対して流れる流量Fが0(つまり閉鎖状態)であるに
もかかわらず、圧力センサ8の部分にはガスGが溜まっ
ており、このガスGの圧力P1 が検出される。そこで、
制御部10は開閉弁9を閉じている間は圧力センサ8か
らの出力に関係なく、モニタ出力のための流量値Fmを
0であるとして、このモニタ出力用の流量Fmをモニタ
出力信号Soutとして出力する。これによって、圧力
式流量制御装置1は正確な現在の流体の流量値Fmを的
確に出力することができる。
制御にかかわる各種情報を記憶するものであり、例え
ば、前記音速ノズル5の特性として少なくとも圧力−流
量特性データを記憶している。この圧力−流量特性デー
タは音速ノズル5の形状に大きく依存するものであり、
望ましくは絞りブロック4毎に実測することで求められ
るものである。これによって、圧力式流量制御装置1は
同一形状の音速ノズル5であってもその機械加工精度の
限界によって生じる些細な特性の違いがあっても、これ
に影響されることのなく、高精度の流量制御を行うこと
ができる。
度制御信号C1 に対する特性や、圧力センサ8の特性な
ど種々の特性データが含まれて、前記制御部10がこれ
らの特性のズレを演算などによって補正して流量制御を
行なうことが望ましい。
詰まりなどによって、その特性が悪くなることがある。
そこで、絞りブロック4の特性が悪くなった場合には、
これを取り替える必要が生じる。あるいは定期的にこの
絞りブロック4を交換することが望ましい。
明する図である。2cは前記絞りブロック4を螺合する
ための凹部、2dは凹部2cに嵌入する突起、1aはカ
バー体、13(13a,13b)は前記開閉制御信号C
2 を通信するための接続コネクタである。
御装置1はガスGを流通するための流路ブロック2が2
つのブロック2a,2bに分離可能であり、両ブロック
2a,2bの接続部分に絞りブロック4を位置させてい
るので、両ブロック2a,2bの接続部分を分離するこ
とで絞りブロック4を取り出すことができる。
両ブロック2a,2bの分離は例えば各ビスBを取り外
して行い、絞りブロック4を回転させて前記凹部2cか
ら取り出すことができる。このとき、前記接続コネクタ
13a,13bは分離して制御部10と開閉弁9との電
気的な接続が切り離される。
部2cに螺合してこれを組み付けた後に、前記突起2d
を凹部2cに嵌合させると共に、接続コネクタ13a,
13bを当接させた状態で再びビスBを締めつけること
により、絞りブロック4だけを交換することができる。
このとき、接続コネクタ13によって同時に制御部10
と開閉弁9との電気的な接続が回復する。
の絞りブロック4と同一形状である場合は、前記メモリ
11(図1参照)の内容を変更する必要性はないが、新
しい絞りブロック4’内の音速ノズル5の特性が交換前
の絞りブロック4のと異なる場合には、メモリ11の内
容を変更する必要がある。つまり、本発明の圧力式流量
制御装置1は絞りブロック4の交換によってその特性を
変更することも可能である。
ときは、その特性データをメモリ11に転送することが
より望ましい。メモリ11に対する書き込みは上位情報
処理装置を前記制御部10に接続することによって行っ
ても、メモリーカードなどの記録媒体を用いてメモリ1
1に転送できるようにしてもよい。
形例を示す図である。本例においてい図1,図2と同じ
符号を付した部分は同一または同等の部分であるから、
その詳細な説明を省略する。
はこの絞りブロック14の上面に取付けられて音速ノズ
ル5の特性を記憶するメモリ、16はメモリ15の上面
に形成された端子面に接触する接続端子、17は温度セ
ンサである。また、2eは絞りブロック14を嵌入する
凹部、2f,2gは両ブロック2a,2bをその接続部
分の一端側において傾動可能に係止するための係合部で
ある。
が矩形または断面D字状であり、一つの平面にフラッシ
ュメモリやEP−ROMのような不揮発性のメモリ15
を貼着してなり、その製造段階においては、内部に形成
された音速ノズル5の圧力−流量特性や温度−流量特性
を測定し、これをメモリ15に特性データDとして記録
している。また、本例の絞りブロック14は螺合するこ
となく凹部2cに嵌入するものである。
c内に嵌入したときに、メモリ15の各端子に接触する
ことにより、前記制御部10がメモリ15内に記録して
ある音速バルブ5の特性データDを読み出し可能とする
ものである。なお、制御部10は絞りブロック14を凹
部2c内に嵌入したときにメモリ15内の内容をメモリ
11に転送しても、メモリ15に対して直接アクセスし
て各部を制御してもよい。また、温度センサ17は音速
ノズル5の近傍における温度Tを検出するものであり、
この温度Tと温度−流量特性とを用いてより正確な流量
制御を可能としている。
きは、ネジBを取り外し、開閉弁9を図示時計周りに傾
動することで、両ブロック2a,2bを分離し、凹部2
cから絞りブロック14を取り出すことができる。そし
て、この凹部2cに新しい絞りブロック14’を嵌入し
た後に、係合部2f,2gを係合してこの係合部2f,
2gを中心に開閉弁9を図示反時計周りに回すことによ
り、ブロック2aから突出する絞りブロック14を凹部
2eに嵌合させると共に接続コネクタ13a,13bを
接続できる。最後にネジBを締めつけることによって接
続を完了できる。なお、絞りブロック14はOリング6
a,6bを挟み込むように嵌合するので、シールを確実
に行うことができる。しかしながら、本発明はシールの
方法を限定するものではない。
タDを記憶したメモリ15が取り付けられているので、
使用者がメモリ11に記録された特性データを意識して
書き換える必要がなく、絞りブロック14の取換えをさ
らに容易に行うことができる。
は係合部2f,2gとネジBとの組み合わせによって連
通連結されているので、比較的着脱が容易であると共
に、確実なシールを行うことができるが、本発明は第1
ブロック2aと第2ブロック2bを一体的に連結する方
法を限定するものではない。すなわち、前記ネジBに代
えてフックのようなものを用いてワンタッチで取り外し
可能とすることなど、種々の変形が可能である。
定値の立ち上がり、立ち下がりの何れにも高速応答可能
であると共に、絞り機構に異常が発生しても低コストで
この絞り機構の部分だけを交換可能であり、かつ、高精
度の流量制御を行うことができる。
面図である。
る手順を説明する図である。
る。
1ブロック、2b…第2ブロック、3…流路、3a…第
1流路、3b…第2流路、3b1 …絞り機構の二次側流
路、4,14…絞りブロック、5…絞り機構(音速ノズ
ル)、7…流体制御弁、8…圧力センサ、9…開閉弁、
10…制御部、F…流量、Fs…設定流量、G…流体
(ガス)、P1 …圧力、Sout…モニタ出力。
Claims (3)
- 【請求項1】 流体が流通するための第1流路および第
2流路をそれぞれ設けると共に、両流路を連通するよう
に連結することで、一つの流路ブロックを形成する第1
ブロックおよび第2ブロックと、第1ブロックに設けら
れた流体制御弁と、この流体制御弁の下流側圧力を検出
する圧力センサと、第2ブロックに設けられた開閉弁
と、両ブロックの接続部分に位置することで両流路を連
通連結すると共に絞り機構を形成する絞りブロックとを
有し、前記流体制御弁を用いて絞り機構の上流側におけ
る圧力を制御することで、流体の流量を制御可能とする
ことを特徴とする圧力式流量制御装置。 - 【請求項2】 前記圧力センサによって検出される絞り
機構の上流側における圧力の測定値を入力して、流体制
御弁に適宜の開度制御信号を出力することにより、絞り
機構を流れる流体の流量が設定値になるように制御する
と共に、設定値が所定の閾値より小さいときは開閉弁を
閉じ、設定値が閾値より大きいときに開閉弁を開けるよ
うに制御し、かつ、開閉弁が閉じている状態では流量値
のモニタ出力を0とする制御部を有する請求項1に記載
の圧力式流量制御装置。 - 【請求項3】 前記絞りブロックの下流側に位置する第
2流路に、絞り機構を流れる流体の流れに沿う方向に乱
れのない流体の流れを形成するための二次側流路を有す
る請求項1または2に記載の圧力式流量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002126664A JP2003316442A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 圧力式流量制御装置 |
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