JP2000214916A - 圧力式流量コントロ―ラのノズル診断機構および圧力式流量コントロ―ラのノズル診断方法 - Google Patents

圧力式流量コントロ―ラのノズル診断機構および圧力式流量コントロ―ラのノズル診断方法

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JP2000214916A JP1601299A JP1601299A JP2000214916A JP 2000214916 A JP2000214916 A JP 2000214916A JP 1601299 A JP1601299 A JP 1601299A JP 1601299 A JP1601299 A JP 1601299A JP 2000214916 A JP2000214916 A JP 2000214916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力式流量コントローラの流路絞りノズ
ルおよびノズル以降の流路を構成する配管系の異常を診
断することができる圧力式流量コントローラのノズル診
断機構および圧力式流量コントローラのノズル診断方法
を提供する。 【解決手段】 流量調整弁7を閉じ閉止弁2vを開いた
状態の自己診断時間を設け、この自己診断時間における
内部流路4a内のガス圧力値P1 の時間依存変化を閉止
弁2vおよび流量調整弁7の開閉動作に連動して読み込
むことで前記流路絞りノズル25の診断を可能とする制
御部3’を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力式流量コント
ローラのノズル診断機構および圧力式流量コントローラ
のノズル診断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流路絞りノズルを通るガスの流れの特徴
として、ノズルの一次側の圧力P1 と二次側圧力P2
圧力比P2 /P1 がガスの臨界圧力比以下(空気や窒素
などの場合は、約0.5以下)になると、ノズルを通る
ガスの流速が音速になって、ノズル二次側の圧力変動が
一次側に伝播しなくなる事象がある。これは音速ノズル
と呼ばれており、この流量制御の形態をとれば、ノズル
の一次側の状態に相応した安定した質量流量のガスをノ
ズルの二次側に得ることができる。
【0003】上述の事象を応用した装置の一つとして、
流量制御ノズルと圧力センサとからなる圧力制御装置を
流路絞りノズルの一時側のガス流路に接続して、流路絞
りノズルの一次側の圧力(内部圧力)を二次側の圧力の
約2倍以上に保持した状態でガスの流量制御を行うよう
にした圧力式のマスフローコントローラがある。このマ
スフローコントローラによれば、制御の速度が早くなる
と共に、前記流路絞りノズルの二次側に閉止弁を設ける
ことにより、例えば反応炉などに接続することで、反応
炉に制御された質量流量のガスを瞬時に供給・停止する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記流路絞
りノズルは極めて細い流路を形成するゆえに、反応ガス
に含まれる微細なパーティクルによって流路が細くなっ
たり詰まる可能性があった。また、反応ガスが固体化し
たり、流路絞りノズルが腐蝕するなどの理由によっても
詰まりが生じる可能性があった。そして、詰まりが生じ
たときは、たとえガスが流れていなくても、圧力式流量
コントローラでは、内部圧力を一定値に保持しようとバ
ルブを制御するだけで、何ら異常を検知することができ
なった。
【0005】つまり、従来の圧力式流量コントローラ
は、その構造上、直接流量を計測するセンサがないの
で、ノズルに詰まりが生じた場合に、それを異常と診断
する機能を有していなかった。それゆえに、流路絞りノ
ズルに詰まりが生じると、指定流量のガスを供給できな
くなるために、このラインを用いて生産する製品が不完
全であっても気付くために時間がかかり、歩留りが悪く
なるという問題があった。
【0006】これらの不都合を防ぐために、圧力式流量
コントローラの上流側または下流側に熱式センサなどを
装着して、ガス流量のモニタリングを行うことが考えら
れるが、ラインを構成する部品が増えて占有面積が増大
するという問題があった。
【0007】本発明は、上述した点を考慮に入れてなさ
れたものであって、その目的とするところは、圧力式流
量コントローラの流路絞りノズルおよびノズル以降の流
路を構成する配管系の異常を診断することができる圧力
式流量コントローラのノズル診断機構および圧力式流量
コントローラのノズル診断方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の圧力式流量コントローラのノズル診断機構
は、ガス流路中に設けた流路絞りノズルと、この流路絞
りノズルの近傍において前記流路を開閉する閉止弁と、
この流路絞りノズルの上流側の内部流路に供給されるガ
スの圧力を測定する圧力センサと、この圧力センサの上
流側に配置されて内部流路の圧力が指定値になるように
流路を開閉可能とする流量調整弁とを有する圧力式流量
コントローラにおいて、前記流量調整弁を閉じ閉止弁を
開いた状態の自己診断時間を設け、この自己診断時間に
おける内部流路内のガス圧力値の時間依存変化を閉止弁
および流量調整弁の開閉動作に連動して読み込むことで
前記流路絞りノズルの診断を可能とする制御部を設けた
ことを特徴としている。
【0009】したがって、上記構成の圧力式流量コント
ローラのノズル診断機構を用いることにより、圧力式流
量コントローラを構成する基本的な部材を用いてノズル
診断機構を構成することができる。つまり、熱式流量セ
ンサ等の新たな部材を加えることなく、ノズルおよびノ
ズル以降の配管系の異常を判断できるので、ノズル診断
機構のコンパクト化を促進すると共に、その生産コスト
の削減を図ることができる。
【0010】また、前記流路絞りノズルを圧力センサお
よび流量調整弁と組付けたときの自己診断時間における
内部流路のガス圧力値の時間依存変化を基準値として記
憶する記憶部を設けた場合には、各流路絞りノズルの流
路の大きさにばらつきがあったとしても、基準値に対す
る比較によって正確にノズル診断を行うことができる。
すなわち、信頼性を向上することができる。
【0011】本発明の圧力式流量コントローラのノズル
診断方法は、ガス流路中に設けた流路絞りノズルと、こ
の流路絞りノズルの近傍において前記流路を開閉する閉
止弁と、この流路絞りノズルの上流側の内部流路に供給
されるガスの圧力を測定する圧力センサと、この圧力セ
ンサの上流側に配置されて内部流路の圧力が指定値にな
るように流路を開閉可能とする流量調整弁とを有する圧
力式流量コントローラにおいて、前記流量調整弁を閉じ
閉止弁を開いた状態の自己診断時間を設け、この自己診
断時間における内部流路内のガス圧力値の時間依存変化
を測定して、この圧力値の時間依存変化から前記流路絞
りノズルの診断を行うことを特徴としている。
【0012】一般に、よりコンパクトな圧力式流量コン
トローラを形成すると、普通内部流路の容積は極めて小
さくなるので、自己診断時間を極めて短くすることがで
きる。つまり、瞬時にノズルの診断を行うことができ
る。また、従来の圧力式流量コントローラにノズル診断
機能を付加することができる。
【0013】また、前記流路絞りノズルを圧力センサお
よび流量調整弁と組付けたときに、内部流路内にガスを
流入した後に、流量調整弁を閉じた状態で閉止弁を開放
して自己診断時間内における内部流路のガス圧力値の時
間依存変化を測定してこの圧力値の時間依存変化を基準
値として記憶し、以後に測定するガス圧力値の時間依存
変化を基準値と比較することによりノズルの診断を行な
う場合には、各流路絞りノズルの流路の大きさにばらつ
きがあったとしても、基準値に対する比較によって正確
にノズル診断を行うことができ、その信頼性が向上す
る。
【0014】さらに、前記自己診断時間内のガス圧力が
流路絞りノズルにおいて音速の流量を生み出す程度に高
いときは、前記ガス圧力値の時間依存変化の異常を流路
絞りノズルの異常と判断し、ガス圧力がこれより低いと
きはガス圧力値の時間依存変化の異常を圧力式流量コン
トローラの二次側の流路の異常と判断することにより、
流路絞りノズルよりさらに下流側における異常を同時に
診断できるので、この圧力式流量コントローラを用いた
ラインの全体に対する信頼性を向上できる。
【0015】前記ガス圧力値の時間依存変化がほゞ一定
値に焦束するときのガス圧力を二次側圧力とする場合に
は前記ノズル診断方法による判断をより正確に行うこと
ができるので、その信頼性が向上する。
【0016】前記圧力式流量コントローラによって指定
流量のガスを流通している途中に、流量調整弁を瞬間的
に閉じることで僅かな自己診断時間を取り分けて、上記
流路絞りノズルの診断を行なう場合には、適時の時点で
ノズルの診断を行うことができ、圧力式流量コントロー
ラの管理者の意思にあわせて適宜の監視を行うことがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は圧力式流量コントローラの
ノズル診断機構1の構成を示す図である。この圧力式流
量コントローラのノズル診断機構1は流量制御バルブ2
と圧力制御装置3とから構成されている。図1におい
て、4はガス流路4a,4bが形成された本体ブロック
で、耐化学薬品性を有する素材、例えばステンレス鋼よ
りなり、この本体ブロック4の左右両端には、それぞれ
ガス導入用ならびにガス導出用のパイプ継手5,6が形
成されている。
【0018】7はガス流量を調整するための流量調整弁
で、前記ガス流路4a,4bにわたって設けられてお
り、8は圧力センサで、前記ガス流路4b(内部流路)
に臨ませて設けられている。前記流量調整弁7は例えば
ピエゾ式バルブよりなり、次のように構成されている。
即ち、一次側のガス流路4aに連通するガス導入流路9
と、二次側のガス流路4bに連通するガス導出流路10
とを、それぞれブロック11に形成すると共に、このブ
ロック11を本体ブロック4に形成された凹部12に内
蔵すると共に、前記弁ブロック13とブロック11との
間に、上方にやゝ撓ませたダイアフラム14を配置し
て、前記ガス導入流路9とガス導出流路10とを連通さ
せるダイアフラム室15を形成している。
【0019】そして、ダイアフラム押圧手段(例えば圧
電素子型アクチュエータ)16のプランジャ17を、前
記ガス導入流路9に相対峙させる状態で弁ブロック13
に貫設させて成り、圧力センサ8が内部流路4bの圧力
変化(以下、圧力P1 として示す)を検知して、その圧
力検知値に基づいて圧電素子型アクチュエータ16に所
定の電圧が印加されると、その印加量に応じてプランジ
ャ17が押圧駆動され、これによって、ガス導入流路9
とダイアフラム14との隙間調整すなわち開度調整が行
われることで、内部流路4bに流れるガス流量が制御さ
れる。
【0020】前記流量制御バルブ3は、図2に示すよう
に構成されている。すなわち、第1ブロック18に、前
記内部流路4b(図1参照)に接続される接続口19
と、反応炉20に接続される21とを形成している。ま
た、前記接続口19,21に連通させる状態で、それぞ
れ上部側で開口するガス導入流路22とガス導出流路2
3とをL字状に形成している。
【0021】前記ガス導入流路22は第1ブロック18
の中心部に位置されており、このガス導入流路22のま
わりに環状凹部aを形成している。そして、ガス導入流
路22の上部開口を第1ブロック18周部の上端面より
もやゝ控えさせる一方、ガス導出流路23の上部開口に
ついては、これをガス導入流路22の上部開口よりもや
ゝ控えさせており、このガス導出流路23の上部開口を
前記凹部aに臨ませている。
【0022】一方、ノズルブロック24の中心部には、
流路絞りノズル25(以下、単にノズルともいう)を形
成すると共に、このノズルブロック24の上部フランジ
26に、前記ノズル25と同芯状のバルブシート27を
環状に形成して、ノズルブロック24を前記ガス導入流
路22に圧入(ノズルブロック24とノズル25との熱
膨張係数の差を利用した圧入や機械的な圧入などを任意
に選択可能)している。また、締め込み部材28によっ
てノズルブロック24周部の上端面に向けて圧着される
第2ブロック29と前記第1ブロック18との間に、バ
ルブシート27から離間させるように上方にやゝ撓ませ
たダイアフラム30を配置しており、前記ガス導入流路
22とガス導出流路23とを連通させるダイアフラム室
(環状凹部a)を形成する。
【0023】更に、ダイアフラム押圧手段(例えば圧電
素子型アクチュエータ)31のプランジャ32は、前記
ガス導入流路22に相対峙させる状態で第2ブロック2
9に貫設させて成るものである。そして、後述する流路
閉止命令に基づいて、圧電素子型アクチュエータ31に
所定の電圧が印加されると、これに伴ってプランジャ3
2が押圧駆動され、ダイアフラム30が環状のバルブシ
ート27を押圧して、ガス導入流路22が閉止されるこ
とで、反応炉20へのガスの供給が停止され、この状態
では、流路絞りノズル25の一次側へのガスの逆拡散が
確実に防止できる。
【0024】一方、流路開通命令に基づいて、プランジ
ャ35が引き上げ駆動されると、これに伴ってダイアフ
ラム32がバルブシート29から離間することで、反応
炉20へのガスの供給が再開される。この際、流路絞り
ノズル27を通過した制御ガスのみが反応炉20に供給
されることから、反応炉20には正確な制御量のガス供
給が成されることになる。
【0025】次に、上記構成の流量制御を行なう制御部
の構成を図1を用いて説明する。図1において、3’は
圧力制御装置3の制御部であって、この制御部3’は設
定信号Sの入力用のインターフェイス3iを有してい
る。
【0026】また、前記制御部3’は前記圧力センサ8
を接続したブリッジ回路3bと、ブリッジ回路3bから
のアナログの圧力信号をデジタル信号に変換して入力す
るA/D変換器3aと、前記ダイアフラム押圧手段16
を制御するアナログ信号を出力するD/A変換器3d
と、このD/A変換器3dの出力電圧を調節するDC−
DCコンバータ3eと、ダイアフラム押圧手段16を制
御してガス流路4bに供給されるガスの圧力P1 を調節
すると共に、入力した設定信号Sに従って前記インター
フェイス3iを介して流量制御バルブ側の閉止弁2vを
開閉させるためのバルブ開閉命令を出力するCPU3c
とを有している。
【0027】さらに、制御部3’は例えばEEP−RO
Mからなる記憶部3mを有しており、少なくとも後述す
る内部流路4b内のガス圧力値P1 の時間依存変化を基
準値として記憶する。この基準値は流路絞りノズル25
の製作上のバラツキやノズルブロック24の取付け等の
不特定な因子によって異なるものである。
【0028】なお、前記データを記録する記憶部3mは
例示したEEP−ROMに限られず、EP−ROMや、
F−RAMや、その他のRAMであってもよい。また、
前記インターフェイス3iをどのような形態にするかは
任意に選択可能であり、シリアル通信によって接続して
もパラレル通信によって接続してもよい。
【0029】上記構成により、流量制御バルブ2を圧力
制御装置3およびその制御部3’と組み合わせること
で、前記設定信号Sによって設定された流量を生み出す
に必要な流路絞りノズル25の一次側のガス導入流路2
2の目標圧力は、例えば流路絞りノズル25に付随して
記憶している特有の圧力−流量特性データから求めるこ
とができる。そして、この目標圧力と圧力センサ8から
入力した測定圧力P1 を比較し、目標圧力に近づくよう
に流量調整弁7を制御することにより、流路絞りノズル
25を通るガスの流量を常に一定にすることができる。
【0030】次に、前記流路絞りノズル25を用いたと
きのガス圧力値P1 の時間依存変化を記録する方法につ
いて、図3を参照しながら説明する。まず、前記流量制
御バルブ2(流路絞りノズル25と閉止弁2v)を圧力
制御装置3(流量調整弁7と圧力センサ8)に取り付け
たインストール時に、閉止弁2vを閉止した状態で流量
調整弁7を開放して内部流路4bにガスを圧入する。
【0031】次いで、流量調整弁7と閉止弁2vを共に
閉止し、流路絞りノズル25の二次側を吸引しながら、
t=0の時点で閉止弁2vのみを開放する。このとき、
閉止弁2vを開放した瞬間から内部流路4b内のガスの
圧力値P1 は急速に低下し、内部流路4bの容積および
流路絞りノズル25の太さにもよるが、内部流路4bの
容積が2cc程度であるときに、ほゞ100ms程度の
微小な時間内で二次圧力(以下、圧力値P2 として表わ
す)に焦束する。
【0032】そして、この内部流路4b内のガス圧力値
1 の時間依存変化は例えば1ms間に15の圧力変化
を記録することにより100ms程度の時間に1500
ポイントの圧力変化を測定し、初期の圧力降下の曲線L
を得ることができる。また、これらのガス圧力値P1
時間依存変化は前記記憶部3mに基準値として記憶す
る。なお、この時間依存変化の密度は前記A/D変換器
3aのサンプリング周波数によって定まるものであり、
A/D変換器3aの高速性および記憶部3mの容量に合
わせて任意に変更可能である。
【0033】上述の方法で測定された前記ガス圧力値P
1 の時間依存変化は、図3に示すように変化する。すな
わち、内部流路4b内のガス圧力値P1 が流路絞りノズ
ル25において音速の流量を生み出す程度に高いとき
(ノズル25の一時側の圧力値P1 が二次側の圧力値P
2 の2倍以上であるt=0〜t0 のとき)、内部流路4
b内のガス圧力値P1 は、ほゞ直線的に降下する。
【0034】そして、その後ガス圧力値P1 はゆるやか
なカーブを描くように降下して、二次側の圧力値P2
焦束する。この初期の圧力値P1 の時間依存変化は、配
管に何の問題も生じていない状態におけるノズルの情報
を収集するものであるので、記憶部3mに記憶されるこ
とにより、以後のノズル診断動作における基準値とな
る。
【0035】なお、本発明はこの時間依存変化を記憶部
3mに記憶する方法を限定するものではない。例えば、
測定した各サンプリング時の各ガス圧力値P1 を記憶し
たり、直線や指数関数や多項式による曲線を用いて近似
したものを記憶するなど適宜の方法を用いることができ
る。また、この基準値はノズル25の形状や内部流路4
bの容積などにより影響されるものであるので、基準値
の測定は上述した例のように前記流量制御バルブ2を圧
力制御装置3に取り付けたインストール時に行うことが
望ましい。
【0036】次に、図4は前記圧力式流量コントローラ
のノズル診断機構を用いて、ノズル詰まりなどを自己診
断(セルフモニタリング)する圧力式流量コントローラ
のノズル診断方法を説明する図である。図4において、
時間Δt〜T1 の間は、既に上述した流量制御バルブ2
と圧力制御装置3とを用いて、例えば半導体製造用の反
応炉20に流す反応ガスの流量調整を行う流量調整時間
を示している。2sは閉止弁2vを制御する信号、7s
は流量調整弁7を制御する信号である。
【0037】図4に示す例の場合、流量調整を行なう前
の僅かな時間t=0〜Δtの間を自己診断時間とし、こ
の自己診断時間が始まる前に、閉止弁2vを閉じた状態
で流量調整弁7のみを開いて内部流路4bに反応ガスを
圧入した後に、この流量調整弁7を閉じる。次いで、時
間t=0の時点で、閉止弁2vのみを開いて自己診断時
間Δt(本例の場合100ms)の間に内部流路4b内
のガス圧力値P1 の時間依存変化を測定する。
【0038】図5は、自己診断時間Δtにおけるガス圧
力値の時間依存変化の例を示す図である。図5におい
て、Lは既に詳述したように、記憶部3mに記憶してい
るガス圧力値P1 の時間依存変化の基準値を示す曲線で
あり、P0 は自己診断時間Δtが始まった瞬間における
内部流路4b内のガス圧力値P1 である。
【0039】前記時間依存変化の基準値を示す曲線L
は、その初期圧力が、時間0の時点での内部流路4bの
ガス圧力値P0 と同じになるように調節して示してい
る。また、ガスの種類や初期の圧力値P0 の違いによっ
て曲線Lが異なる場合には、これを考慮に入れて補正し
て示す。なお、ガスの種類や初期圧力値P0 の違いによ
り複数の基準値を予め測定するようにしてもよい。
【0040】ここで、ガス流路に何の異常もない場合、
ノズル詰まりなどを自己診断するとき(t=0〜Δt)
に測定したガス圧力値P1 の時間依存変化の曲線L0
基準値Lとほゞ重なった曲線を描くように変化する。と
ころが、流路絞りノズル25に詰まりが生じると、仮想
線L1 に示すように自己診断時間の始め(t=0の時
点)から初期圧力P0 の降下速度が遅くなる。すなわ
ち、ノズル25を流れるガスが音速領域であるときのガ
ス圧力値P1 の時間依存変化曲線L1 が異常であると
き、これはノズル25の詰まりによるものであることを
知ることができる。
【0041】次に、ノズル25の二次側において、例え
ば、反応炉20内のシャワープレート20a(図1参
照)に詰まりが生じると、一点鎖線L2 に示すように自
己診断時間の始めから音速領域(t=0〜t0 )の間は
基準値Lとほゞ重なった曲線を描くように変化するが、
音速領域以降(t=t0 〜Δt)の変化が緩やかにな
る。すなわち、ガスが亜音速で流れる領域からガス圧力
値P1 の時間依存変化曲線によってノズル25以降の二
次側流路(閉止弁2vの故障や反応炉20の異常など)
の診断を行うことが可能となる。
【0042】さらに、反応炉20において真空度が低下
したときなど、二次側の圧力が例えばP2 ’になった場
合には、二点鎖線L3 に示すように、自己診断時間の後
半部分において、ガス圧力値P1 が二次側の圧力値
2 ’に焦束する。
【0043】すなわち、圧力センサ8から測定した圧力
値P1 の時間依存変化を正常な曲線Lと比較することに
より、以後の流量調整において、正確なガスを流すこと
ができるかできないかを判断することができる。そし
て、流量異常が生じていることを作業者に通知すること
により、作業者は例えば半導体製造ラインを止めて、メ
ンテナンスを行うことができる。
【0044】また、自己診断時間内のガス圧力P1 が流
路絞りノズル25において音速の流量を生み出す程度に
高いとき(t=0〜t0 )は、前記ガス圧力値P1 の時
間依存変化の異常を流路絞りノズル25の異常と判断
し、ガス圧力P1 がこれより低いときは異常を圧力式流
量コントローラ1の二次側の流路(反応炉20など)の
異常と判断することができる。したがって、前記メンテ
ナンス作業を行うときに原因をある程度推測できるの
で、作業効率を飛躍的に向上できる。
【0045】さらに、上述した圧力式流量コントローラ
1は小型化を図って設計されるものであり、閉止バルブ
間(内部流路4b)の体積は、非常に小さいく、例えば
2.0cc程度であるので、ノズル25の径にもよる
が、前記圧力P1 は100ms程度の短い時間で瞬間的
に圧力は低下し、二次側圧力P2 に焦束する。そして、
本例の場合、作業者が圧力式流量コントローラ1を操作
した瞬間にプログラムで作動させて、デジタル処理を行
うことにより瞬時に判断するものである。
【0046】したがって、作業者は圧力式流量コントロ
ーラのノズル診断を行うことによる時間的なロスを全く
感じることなく作業することができ、作業効率を低下さ
せることが全くなく、自己診断することができる。
【0047】加えて、上記方法によるノズル25および
二次側流路(反応炉20など)の自己診断は一般的な圧
力式流量コントローラ1の構成要素をそのまま用いて、
プログラムによるデジタル制御によって行うことができ
る。したがって、従来のように流量測定のための流量セ
ンサのような別途の部材を圧力式流量コントローラ1に
取り付けることなく、正確な流量を流すことができる状
態かどうかを判断することができる。また、圧力式流量
コントローラ1の仕様に変更があった場合にもプログラ
ムを変えるだけで対応することができる。
【0048】つまり、圧力式流量コントローラのノズル
診断機構を構成するのに伴う製造コストの引き上げを抑
えるとともに、圧力式流量コントローラ1の小型化を維
持することができる。
【0049】また、上述した圧力式流量コントローラ1
のノズル診断方法は、瞬時に行うことができるので、こ
の動作を定期的に行うことにより、圧力式流量コントロ
ーラ1の動作状態の確認を定期的に行なうことが可能と
なる。
【0050】図6は圧力式流量コントローラ1による流
量調整を行った後で、上述のノズル診断を行なう例を説
明する図である。図6において、自己診断時間は時間T
から時間T+Δtの間である。
【0051】すなわち、本例の場合、圧力式流量コント
ローラ1による流量調整の最後に流量調整弁7のみを閉
じて、時間Δt後に閉止弁2vを閉じることにより、流
量調整弁7と閉止弁2vの動作タイミングに微小な時間
差Δtを設け、これを自己診断時間としている。なお、
この自己診断時間における診断方法は図5を用いて既に
詳述した通りであるので、この説明を省略して重複説明
をさける。
【0052】本例のように圧力式流量コントローラ1の
ノズル診断を流量調整の後に付随した僅かな時間で行う
ことにより、これに先行する流量調整が正確に行われて
いたかどうかを確認することができる。
【0053】図7は上述のノズル診断を流量調整の途中
に、僅かな自己診断時間を取り分けて行なう例を説明す
る図である。本例の場合、閉止弁2vを開放して流量調
整を行っている最中に時間Δt’の間だけ流量調整弁7
を閉じるパルスを出力することにより、自己診断時間を
取り分けている。
【0054】上述の時間Δt’は図4〜6に示した自己
診断時間Δtに比べて短くしており、例えば、図5にお
いて詳述した音速領域である時間内(t0 までの間)と
なるようにしている。本例の方法でノズル診断を行うこ
とにより、圧力式流量コントローラ1による流量調整を
行っている最中でも、ノズル25に詰まりが生じていな
いことを確認できる。
【0055】また、前記自己診断時間Δt’を短くした
場合には、この自己診断時間Δt’が終了した時点にお
ける内部流路4bの圧力降下量ΔPを求めることによ
り、圧力降下量ΔPが前記基準値と同程度あるかどうか
によって正常に動作しているかノズル25に詰まりが生
じているかを判断することができる。なお、本発明は流
量調整を行っている途中に取り分ける自己診断時間Δ
t’を短くすることに限定するものではないことは言う
までもない。
【0056】なお、上述した図4,6,7に示す方法は
組み合わせて用いてもよく、より頻繁にノズル診断を行
うことにより圧力式流量コントローラ1の信頼性を向上
することも可能である。また、使用者が定める任意の時
点でノズル診断を行うことも可能である。
【0057】上述した各例においては、圧力センサ8か
らのデータ採取に関して、1msで15の圧力値P1
取り込む例を示しているが、この速度は、A/D変換器
3aとCPU3cの処理速度に依存しており、このデー
タサンプリング速度を限定するものではない。つまり、
より高速のA/D変換器3aおよびCPU3cを用いる
ことにより、より詳細な圧力値P1 の時間依存変化を知
ることが可能となる。すなわち、内部流路4bの容積を
小さくして、より高速に自己診断を行うことが可能とな
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧力式流
量コントローラのノズル診断機構によれば、流量調整弁
および閉止弁の制御および1つの圧力センサの出力値を
監視することにより、圧力式流量コントローラのセルフ
モニタリングを流路調整弁と閉止弁との間のみで行うこ
とが可能となる。すなわち、仕様部品点数が少なくなる
ので従来の圧力式流量コントローラと同様の占有面積で
形成することができる。
【0059】また、流路の詰まりを的確に判断できるの
で、たとえば配管を腐蝕させるような腐食性のガスの溜
まりによる各部材の劣化などを抑えることができる。さ
らに、ノズルごとの時間依存変化の違いはインストール
時に収集するので、設置条件に左右されず常に正確な測
定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力式流量コントローラのノズル診断
機構の一例を示す断面図である。
【図2】前記圧力式流量コントローラの流量制御バルブ
の構成を示す図である。
【図3】前記圧力式流量コントローラの一時側のガス圧
力の時間依存変化特性を示す図である。
【図4】圧力式流量コントローラのノズル診断方法を説
明する図である。
【図5】図4の要部を拡大して示す図である。
【図6】前記自己診断を行なう別の方法を説明する図で
ある。
【図7】前記自己診断を流量調整の間に行なう方法を説
明する図である。
【符号の説明】
1…圧力式流量コントローラ、25…流路絞りノズル、
2v…閉止弁、3’…制御部、3m…記憶部、4b…内
部流路、7…流量調整弁、8…圧力センサ、Δt、Δ
t’…自己診断時間、P1 …ガス圧力値、L1-3 …時間
依存変化曲線、L…基準値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H223 AA01 BB01 BB09 CC01 EE02 EE28 5H307 AA01 BB01 DD06 DD17 DD20 EE02 EE07 EE12 EE36 FF12 GG03 GG11 GG15 HH04 JJ01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流路中に設けた流路絞りノズルと、
    この流路絞りノズルの近傍において前記流路を開閉する
    閉止弁と、この流路絞りノズルの上流側の内部流路に供
    給されるガスの圧力を測定する圧力センサと、この圧力
    センサの上流側に配置されて内部流路の圧力が指定値に
    なるように流路を開閉可能とする流量調整弁とを有する
    圧力式流量コントローラにおいて、前記流量調整弁を閉
    じ閉止弁を開いた状態の自己診断時間を設け、この自己
    診断時間における内部流路内のガス圧力値の時間依存変
    化を閉止弁および流量調整弁の開閉動作に連動して読み
    込むことで前記流路絞りノズルの診断を可能とする制御
    部を設けたことを特徴とする圧力式流量コントローラの
    ノズル診断機構。
  2. 【請求項2】 前記流路絞りノズルを圧力センサおよび
    流量調整弁と組付けたときの自己診断時間における内部
    流路のガス圧力値の時間依存変化を基準値として記憶す
    る記憶部を設けた請求項1に記載の圧力式流量コントロ
    ーラのノズル診断機構。
  3. 【請求項3】 ガス流路中に設けた流路絞りノズルと、
    この流路絞りノズルの近傍において前記流路を開閉する
    閉止弁と、この流路絞りノズルの上流側の内部流路に供
    給されるガスの圧力を測定する圧力センサと、この圧力
    センサの上流側に配置されて内部流路の圧力が指定値に
    なるように流路を開閉可能とする流量調整弁とを有する
    圧力式流量コントローラにおいて、前記流量調整弁を閉
    じ閉止弁を開いた状態の自己診断時間を設け、この自己
    診断時間における内部流路内のガス圧力値の時間依存変
    化を測定して、この圧力値の時間依存変化から前記流路
    絞りノズルの診断を行うことを特徴とする圧力式流量コ
    ントローラのノズル診断方法。
  4. 【請求項4】 前記流路絞りノズルを圧力センサおよび
    流量調整弁と組付けたときに、内部流路内にガスを流入
    した後に、流量調整弁を閉じた状態で閉止弁を開放して
    自己診断時間内における内部流路のガス圧力値の時間依
    存変化を測定してこの圧力値の時間依存変化を基準値と
    して記憶し、以後に測定するガス圧力値の時間依存変化
    を基準値と比較することによりノズルの診断を行なう請
    求項3に記載の圧力式流量コントローラのノズル診断方
    法。
  5. 【請求項5】 前記自己診断時間内のガス圧力が流路絞
    りノズルにおいて音速の流量を生み出す程度に高いとき
    は、前記ガス圧力値の時間依存変化の異常を流路絞りノ
    ズルの異常と判断し、ガス圧力がこれより低いときはガ
    ス圧力値の時間依存変化の異常を圧力式流量コントロー
    ラの二次側の流路の異常と判断する請求項3または4に
    記載の圧力式流量コントローラのノズル診断方法。
  6. 【請求項6】 前記ガス圧力値の時間依存変化がほゞ一
    定値に焦束するときのガス圧力を二次側圧力とする請求
    項3〜5の何れかに記載の圧力式流量コントローラのノ
    ズル診断方法。
  7. 【請求項7】 前記圧力式流量コントローラによって指
    定流量のガスを流通している途中に、流量調整弁を瞬間
    的に閉じることで僅かな自己診断時間を取り分けて、上
    記流路絞りノズルの診断を行なう請求項3〜6の何れか
    に記載の圧力式流量コントローラのノズル診断方法。
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