JP2003314238A - カム軸潤滑装置 - Google Patents

カム軸潤滑装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受キャップの連結部を小型化可能なカム軸
潤滑装置を提供する。 【解決手段】 吸気弁用のカム軸の少なくとも一つの軸
受キャップ10と対応する排気弁用のカム軸の軸受キャ
ップ10とを点火プラグ若しくは燃料噴射弁を配置する
プラグタワー14を備えた連結部13を介して連結し、
前記連結された軸受キャップ10の軸受面に設けた油溝
16同士を連結部13のシリンダヘッド1への取付け面
より離間させた内部に設けた連結通路20により連通さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダヘッドの
上面に吸気弁用および排気弁用のカム軸を軸支した各軸
受部に対する潤滑装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の内燃機関においては、吸気弁と
排気弁との間に位置させて点火プラグ若しくは燃料噴射
弁を配置しており、これらを装備すべくシリンダヘッド
からロッカカバーに至るプラグタワー(空洞部)を備え
る。このプラグタワーは給排気用カム軸の対応する一対
の軸受部の中間に位置する。従って、一対の軸受の軸受
キャップが連結部を介して一体となっている場合には連
結部にプラグタワーを設ける。そして、軸受部同士の間
で潤滑油を流通させる場合に、プラグタワーを迂回する
通路を配置するものが、例えば、特開平7−27963
8号公報に開示されている。
【0003】これは、軸受キャップとシリンダヘッドに
貫通させてプラグチューブを配置してプラグタワーを画
成し、プラグチューブ回りの連結部とシリンダヘッドと
の取付け面に環状溝を形成し、この環状溝をプラグタワ
ーを迂回する通路としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、プラグタワーを迂回する通路を連結部
とシリンダヘッドとの取付け面に環状溝により形成する
ものであるため、環状溝と同じ面に油洩れ防止のための
オイルシール溝を内外周に設ける必要があり、径方向の
スペースが大きくなり、結果として、軸受キャップの連
結部が大きくなって動弁機構を制約する虞があった。
【0005】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、軸受キャップの連結部を小型化可能なカム
軸潤滑装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、吸気弁用
および排気弁用のカム軸をシリンダヘッドに一体的に形
成した複数個の軸受面と各軸受面に対応する軸受面を備
えた軸受キャップとで支持し、潤滑油を夫々の軸受面に
供給するカム軸潤滑装置において、前記吸気弁用のカム
軸の少なくとも一つの軸受キャップと対応する排気弁用
のカム軸の軸受キャップとを点火プラグ若しくは燃料噴
射弁を配置するプラグタワーを備えた連結部を介して連
結し、前記連結された軸受キャップは、その軸受面に設
けた油溝同士を連通させる連結通路を、その連結部のシ
リンダヘッドへの取付け面より離間させた内部に備える
ことを特徴とする。
【0007】前記連結された軸受キャップは、油溝を備
えた軸受面を夫々備え、両油溝は連結通路により連通す
る。前記連結通路は、連結部のシリンダヘッドへの取付
け面より離間させた内部に設けられ、取付け面とはプラ
グタワーの軸方向オフセットしている。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、前記
連結部は、シリンダヘッドへの取付け面からプラグタワ
ーを拡径させた孔を備え、前記孔には、プラグタワーに
連なる内面および前記孔への嵌合時に孔内面との間に環
状空間を形成する外面を備えたタワーピースを嵌合さ
せ、得られる前記環状空間を連結通路に構成したことを
特徴とする。
【0009】第3の発明は、第1の発明において、前記
連結部は、シリンダヘッドの取付け面からプラグタワー
と同心となる環状の段付溝を備え、段付溝の奥側の巾狭
の溝内をシリンダヘッド取付け面側の幅広の溝にシール
部材を挿入することで画成して連結通路に構成したこと
を特徴とする。
【0010】
【発明の効果】したがって、第1の発明では、軸受キャ
ップを連結する連結部の内部に、シリンダヘッドへの取
付け面より離間させて軸受キャップ内の潤滑用の油溝同
士を連通させる環状の連結通路を形成しているため、シ
リンダヘッドへの取付け面はシール配置に必要な幅のみ
でよく、プラグタワーを含む連結部を小型化できる。
【0011】第2の発明では、第1の発明の効果に加え
て、連結通路を連結部のプラグタワーを拡径させた孔と
この孔に嵌合するタワーピースとにより孔内面との間に
形成される環状空間としたため、連結部に設ける孔形状
若しくはタワーピースの外面形状により容易に環状の連
結通路を形成することができる。
【0012】第3の発明では、第1の発明の効果に加え
て、連結通路を連結部のシリンダヘッドの取付け面から
プラグタワーと同心となるよう形成した環状の段付溝の
シリンダヘッド取付け面側の幅広の溝にシール部材を挿
入することで段付溝の奥側の巾狭の溝を画成して形成す
るため、シール部材と連結通路とが同一円筒面上に形成
でき、連結部の必要とする幅をより一層小さくできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0014】図1〜図5は、本発明を適用したカム軸潤
滑装置の一例を示し、図1は内燃機関のシリンダヘッド
上のカム軸および軸受部のレイアウトを示す平面図、図
2はカム軸潤滑装置を示す断面図、図3は軸受キャップ
の潤滑油路の概念を示す斜視図、図4、5はカム軸潤滑
装置の詳細を示す断面図である。
【0015】図1において、シリンダヘッド1上には、
吸気弁用および排気弁用の各カム軸2、3が平行に配列
され、軸端のスプロケット2A、3Aを介して駆動され
る。各カム軸2、3は、図示例では、4ヶ所の軸受部4
A〜4D、5A〜5Dにより回転可能に支持され、各軸
受部4A〜4D、5A〜5Dにより支持された両側に吸
気弁用若しくは排気弁用のカム6、7を備える。
【0016】各軸受部4A〜4D、5A〜5Dは、図2
に示すように、シリンダヘッド1側に夫々形成した下部
の軸受面8とシリンダヘッド1にボルト9により夫々固
定した各軸受キャップ10に形成した上部の軸受面11
とを合体させることで、カム軸2、3を回転可能に支持
する。前記軸受キャップ10は、対応するシリンダ毎に
対向して位置する軸受部10同士を連結部13により連
結して一体に設け、中央部近傍の連結部13は環状をな
して、図示しない点火プラグ等を収容する円筒孔(以
下、プラグタワーと称す)14を備える。前記プラグタ
ワー14は、シリンダヘッド1およびロッカカバー15
に設けたプラグタワー1A、15Aと連通され、例え
ば、点火プラグまたは燃料噴射弁が挿入され、固定され
る。なお、ロッカカバー15はその外周縁15Bにおい
て、シリンダヘッド1と当接して密着固定される。
【0017】軸受キャップ10の内一番目(図中の一番
左側)に位置する軸受キャップ10には、図2、3に示
すように、各軸受面11に沿って油溝16が形成されて
いる。これらの油溝16は後述する連結通路20を介し
て互に連通され、供給通路17から潤滑油が両軸受部
4、5の油溝16に満たされる。
【0018】前記カム軸2、3は、図1に示すように、
中空部2C、3Cに形成され、各軸受部4、5に軸支さ
れる部分に配置される貫通孔2B、3Bにより内外が連
通される。前記一番目の軸受部4A、5Aの軸受キャッ
プ10に開口する貫通孔2B、3Bは軸受面11に形成
した油溝16に連通する。従って、この油溝16から潤
滑油が貫通孔2B、3Bを介して導入され、中空部2
C、3Cに充満され、残余の貫通孔2B、3Bから他の
各軸受部4B〜4D、5B〜5Dに潤滑油が供給され
る。
【0019】前記連結通路20の詳細を、図4、5によ
り説明する。図4はシリンダヘッド1への取付け面側か
ら見る軸受キャップ10の連結部13を示し、図5は断
面図を示す。
【0020】連結部13には、プラグタワー14のシリ
ンダヘッド1側において、小径孔21Aと大径孔21B
とによる段付孔21が形成され、軸受面11に連なる油
溝16の端部が臨んでいる。油溝16は前記段付孔21
に連通する部分において、深く形成された連結溝22に
形成している。前記段付孔21には、前記小径孔21A
に嵌合する小径部23Aと、前記大径孔21Bと嵌合す
る大径部23Bと、小径部23Aと大径部23Bとの間
に配置された環状窪み23Cとが形成され、内周がプラ
グタワー14の同径となった筒状のタワーピース23が
圧入される。タワーピース23の小径部23A先端およ
び各嵌合部21A、23Aおよび21B、23Bには、
液体パッキン等により密着固定されるシール構造として
いる。圧入されたタワーピース23と連結部13との間
には、タワーピース23の環状窪み23Cにより形成さ
れた環状空間が形成され、この環状空間は油溝16に連
通する連結溝22に開口する。即ち、前記環状空間は前
記連結通路20を構成する。このため、一方の油溝16
は連結溝22、環状空間よりなる連結通路20、連結溝
22を経由して他方の油溝16に連通するよう構成され
る。このように形成された軸受キャップ10は、シリン
ダヘッド1と接触する油溝16の周囲およびタワーピー
ス23の大径部23Bの端部に、液体パッキン等による
シール構造によりシリンダヘッド1に密着固定する。
【0021】以上の構成の潤滑構造においては、供給通
路17から潤滑油が供給されると、先ず、一番目の軸受
部5Aの軸受キャップ10の油溝16に導入され、軸受
面11を経由することで当該軸受部5Aを潤滑し、連結
溝22、連結通路20、連結溝22を経由して他方の軸
受部4Aの軸受キャップ10の油溝16に供給され、他
方の軸受部4Aの軸受面11を潤滑する。
【0022】連結溝22、連結通路20、連結溝22を
経由する潤滑油は、タワーピース23が連結部13に密
着固定され、タワーピース23および連結部13を含む
軸受キャップ10とシリンダヘッド1との間も密着固定
されているため、プラグタワー14側に漏れ出ることが
阻止される。
【0023】第1番目の軸受キャップ10の各軸受部4
A、5Aに供給された潤滑油は、カム軸2、3の当該軸
受部4A、5Aに開口する貫通孔2B、3Bを経由して
両カム軸2、3の内部空間2C、3Cに充満され、第1
番目以外の軸受キャップ10で構成している各軸受部4
B〜4D、5B〜5Dに該当する貫通孔2B、3Bを介
して潤滑油を供給する。
【0024】前記連結通路20を構成する環状空間は、
軸受キャップ10のシリンダヘッド1への接合面から離
間させて形成しているため、上記接合面に連結通路20
のためのスペースが不必要であり、接合面はシール機能
を発揮するための厚さ寸法があればよく、連結部13を
小型化できる。
【0025】なお、上記実施形態において、連結通路2
0を構成する環状空間をタワーピース23に設けた環状
の溝23Cにより形成するものについて説明したが、図
示しないが、タワーピース23が嵌合する連結部13の
段付孔21に環状の溝を設けて環状空間を形成してもよ
い。
【0026】図6、7は、本実施形態のカム軸潤滑装置
の変形例を示し、タワーピース23の小径部23Aの先
端面と大径部23Bの端面とに、Оリング24A、24
Bによるシール機構を追加したものである。この例によ
れば、軸受キャップ10の段付孔21の小径孔21Aの
端面およびタワーピース23の大径部23Bの端面に、
Оリング24A、24Bを収容する環状溝25A、25
Bを形成してОリング24A、24Bを挿入している。
この構成においては、Оリング24A、24Bによりプ
ラグタワー14とのシール機能をより向上できる。
【0027】図8は、タワーピース23の段付孔21へ
の固定を、圧入によることに代えてネジにより固定する
ようにしたものである。即ち、段付孔21の小径部21
Aとタワーピース23の小径部23Aとにネジ26を形
成し、捩じ込むことによりタワーピース23を段付穴2
1に固定している。この構成においては、タワーピース
23と軸受キャップ10とが一体になるため、軸受キャ
ップ10のシリンダヘッド1への組立作業性を向上させ
ることができる。
【0028】図9においては、軸受キャップ10の連結
部13に、シリンダヘッド1への取付け面側から環状の
段付溝27を形成し、端面側の幅広の溝27B内にシー
ルリング28を挿入することにより奥側の巾狭の溝27
Aを端面側から離間させて連結通路20としたものであ
る。この場合、シールリング28として、図示しない
が、幅広の溝27Bに圧入嵌合するリング状の盲栓を用
いることもできる。
【0029】図10においては、軸受キャップを鋳造に
より形成する場合を示し、鋳造時に環状の中子を連結溝
22を構成する部分と連結して巾木により支持させて配
置し、鋳造により連結通路20を構成するようにしたも
のである。
【0030】上記実施の形態においては、以下に記載し
た効果を奏することができる。即ち、軸受キャップ10
を連結する連結部13の内部に、シリンダヘッド1への
取付け面より離間させて軸受キャップ10内の潤滑用の
油溝16同士を連通させる環状の連結通路20を形成し
ているため、シリンダヘッド1への取付け面はシール配
置に必要な幅のみでよく、プラグタワー14を含む連結
部13を小型化できる。
【0031】図4〜図8に示す例では、連結通路20を
連結部13のプラグタワー14(空間)を拡径させた孔
21とこの孔21に嵌合するタワーピース23とにより
孔21内面との間に形成される環状空間としたため、連
結部13に設ける孔21の形状若しくはタワーピース2
3の外面形状により容易に環状の連結通路20を形成す
ることができる。
【0032】図9に示す例では、連結通路20を連結部
13のシリンダヘッド1の取付け面からプラグタワー1
4と同心となるよう形成した環状の段付溝27のシリン
ダヘッド1取付け面側の幅広の溝27Bにシール部材2
8を挿入することで段付溝27の奥側の巾狭の溝27A
を画成して形成するため、シール部材28と連結通路2
0とが同一円筒面上に形成でき、連結部13の必要とす
る幅をより一層小さくできる。
【0033】なお、上記実施形態において、連結された
軸受キャップ10の一つについて油溝16同士を連結通
路20で連通させて潤滑油を供給し、他の軸受部4B〜
4D、5B〜4Dへの潤滑油は貫通孔2B 、3Bおよ
びカム軸2、3内の空洞部2C、3Cを介して行うもの
について説明したが、図示しないが、他の軸受部にも油
溝および連結通路を形成して潤滑油を別の供給通路から
供給するようにしてもよい。
【0034】また、上記実施形態において、軸受キャッ
プ10は全てが吸気弁用と排気弁用とで連結部13によ
り連結されているものについて説明したが、図示しない
が、少なくとも一組の軸受キャップのみが連結部により
連結されていればよく、残余の軸受キャップは連結部が
なく、吸気弁用と排気弁用とで独立した軸受キャップを
備えるものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すカム軸潤滑装置のレ
イアウトを示す平面図。
【図2】同じくカム軸潤滑装置を示す断面図。
【図3】カム軸潤滑装置の軸受キャップの潤滑油路の概
念を示す斜視図。
【図4】カム軸潤滑装置の連結部の詳細をシリンダヘッ
ドへの取付け面側から見た平面図。
【図5】同じく連結部の断面図。
【図6】カム軸潤滑装置の変形例を示す断面図。
【図7】図6に示したカム軸潤滑装置の別の断面図。
【図8】カム軸潤滑装置の他の変形例を示す断面図。
【図9】カム軸潤滑装置の更に他の変形例を示す断面
図。
【図10】カム軸潤滑装置の更に別の変形例を示す断面
図。
【符号の説明】
1 シリンダヘッド 2 吸気弁用のカム軸 3 排気弁用のカム軸 4A〜4D、5A〜5D 軸受部 6、7 カム 8、11 軸受面 10 軸受キャップ 13 連結部 14 プラグタワー 15 ロッカカバー 16 油溝 17 供給通路 20 連結通路 21 段付孔(孔) 22 連結溝 23 タワーピース 24A、24B シールリング 27 段付溝
フロントページの続き Fターム(参考) 3G013 AA06 AA07 BC20 BD38 CA04 3G016 AA02 AA06 AA12 AA19 BA31 BA46 BA50 CA04 CA05 CA12 CA19 CA22 CA23 CA42 CA48 CA57 CA60

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気弁用および排気弁用のカム軸をシリ
    ンダヘッドに一体的に形成した複数個の軸受面と各軸受
    面に対応する軸受面を備えた軸受キャップとで支持し、
    潤滑油を夫々の軸受面に供給するカム軸潤滑装置におい
    て、 前記吸気弁用のカム軸の少なくとも一つの軸受キャップ
    と対応する排気弁用のカム軸の軸受キャップとを点火プ
    ラグ若しくは燃料噴射弁を配置するプラグタワーを備え
    た連結部を介して連結し、 前記連結された軸受キャップは、その軸受面に設けた油
    溝同士を連通させる連結通路を、その連結部のシリンダ
    ヘッドへの取付け面より離間させた内部に備えることを
    特徴とするカム軸潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記連結部は、シリンダヘッドへの取付
    け面からプラグタワーを拡径させた孔を備え、 前記孔には、プラグタワーに連なる内面と前記孔への嵌
    合時に孔内面との間に環状空間を形成する外面とを備え
    たタワーピースを嵌合させ、 得られる前記環状空間を連結通路に構成したことを特徴
    とする請求項1に記載のカム軸潤滑装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部は、シリンダヘッドの取付け
    面からプラグタワーと同心となる環状の段付溝を備え、
    段付溝の奥側の巾狭の溝内をシリンダヘッド取付け面側
    の幅広の溝にシール部材を挿入することで画成して連結
    通路に構成したことを特徴とする請求項1に記載のカム
    軸潤滑装置。
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