JP2003313724A - ポリオレフィン系不織布 - Google Patents
ポリオレフィン系不織布Info
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- JP2003313724A JP2003313724A JP2003045060A JP2003045060A JP2003313724A JP 2003313724 A JP2003313724 A JP 2003313724A JP 2003045060 A JP2003045060 A JP 2003045060A JP 2003045060 A JP2003045060 A JP 2003045060A JP 2003313724 A JP2003313724 A JP 2003313724A
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Abstract
防止性を付与するために、界面活性剤、または界面活性
剤および変性ポリオレフィンを添加する方法が知られて
いたが、製造直後から長期にわたって優れた帯電防止性
を得ることはできなかった。 【解決手段】 ポリオレフィン樹脂、およびポリオレフ
ィンのブロックと、体積固有抵抗値が105〜1011Ω
・cmの親水性ポリマーのブロックとが、繰り返し交互
に結合した構造を有するブロックポリマーを含有する樹
脂組成物からなるポリオレフィン系不織布形成用繊維並
びに該繊維からなる不織布。
Description
式のポリオレフィン系不織布形成用繊維および該繊維か
らなるポリオレフィン系不織布に関する。
ールエーテル等の界面活性剤を予め混入した原料を用い
て不織布を製造する方法で、乾式不織布に親水性を付与
し、結果的に帯電防止性を与える方法(例えば、特許文
献1参照)が提案されている。また、変性ポリオレフィ
ンおよび界面活性剤を予め混入した原料を用いて、製造
直後から長期にわたり帯電防止性を有するポリオレフィ
ン系不織布(例えば、特許文献2参照)を製造する方法
なども提案されている。
性剤を添加して帯電防止性を付与する場合は、界面活性
剤が不織布表面から移行または除去され易く、長期にわ
たり十分な帯電防止性を得ることができない欠点を有し
ていた。また、変性ポリオレフィンおよび界面活性剤を
添加して帯電防止性を付与する場合は、長期にわたり帯
電防止性を得ることができるが、不織布が製造直後に水
洗等された場合には、界面活性剤がやはり不織布から除
去されやすく、製造直後における十分な帯電防止性を得
ることができない場合があった。
題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は、ポリオレフィン樹脂(A)、および
ポリオレフィン(a)のブロックと、体積固有抵抗値が
105〜1011Ω・cmの親水性ポリマー(b)のブロ
ックとが、繰り返し交互に結合した構造を有するブロッ
クポリマー(B)を含有する樹脂組成物からなるポリオ
レフィン系不織布形成用繊維(C)、並びに該繊維から
なるポリオレフィン系不織布(H)である。
には、炭素数が2〜20またはそれ以上(好ましくは2
〜12)のオレフィンの(共)重合体、および該オレフ
ィンとそれ以外の、炭素数4〜20のその他のモノマー
との共重合体が含まれる。上記オレフィンとしては、α
−オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテンなどが挙げられる。該その他のモノマーとして
は、カルボキシル基含有ビニルモノマー[(メタ)アク
リル酸、(無水)マレイン酸、イタコン酸など]、ビニ
ルエステル(酢酸ビニル、ビニルベンゾエートなど)、
ビニルエーテル(ビニルメチルエーテル、ビニル−2−
メトキシエチルエーテルなど)、ビニルケトン(ビニル
メチルケトン、ビニルフェニルケトンなど)、アルキル
(メタ)アクリレート[メチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートなど]が挙げ
られる。上記オレフィン共重合体およびオレフィンとそ
れ以外のモノマーとの共重合体には、ランダム共重合
体、ブロック共重合体およびグラフト共重合体が含まれ
る。オレフィンとその他のモノマーとの共重合体におけ
るその他のモノマーの含量は好ましくは70重量%以
下、さらに好ましくは1〜50重量%である。
測定法:ゲルパーミエーションクロマトグラフィー、以
下同じ]は、後述するポリオレフィン系不織布形成用繊
維(C)の製造のし易さの観点から、好ましくは5,0
00〜150,000、さらに好ましくは10,000
〜50,000である。
脂〔ポリエチレン(高密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレン);エチレンと他の1種以
上のビニル化合物[α−オレフィン(炭素数3〜20、
例えば前記のもの)、酢酸ビニル、(メタ)アクリル
酸、アルキル(メタ)アクリレートなど]との共重合体
(重量比30/70〜99/1)等〕;ポリプロピレン
樹脂〔ポリプロピレン、プロピレンと他の1種以上のビ
ニル化合物(エチレンを除く前記のもの)との共重合体
(重量比30/70〜99/1)等〕;ポリブテン樹脂
[ポリブテン、ポリブテンと他のα−オレフィン(炭素
数5〜20、例えば前記のもの)との共重合体(重量比
30/70〜99/1)等];ポリ−4−メチル−1−
ペンテン樹脂[ポリ−4−メチル−1−ペンテン、ポリ
−4−メチル−1−ペンテンと他のα−オレフィン(炭
素数5〜20、例えば前記のもの)との共重合体(重量
比30/70〜99/1)等]、およびこれらの2種以
上の混合物等が挙げられる。
形成用繊維(C)の製造に用いられることから、好まし
い融点、メルトフローレート(MFR)などで表される
繊維形成性を有することが必要である。融点は好ましく
は120〜170℃、さらに好ましくは140〜165
℃、MFRは好ましくは10〜200g/10min、
さらに好ましくは50〜150g/10minである。
融点は、示差走査熱量測定法(DSC法)で測定され
(ピークトップ温度)、MFRは、JIS K7210
(1994年)に準じて(例えば、ポリプロピレンの場
合は、230℃、荷重2.16kgf;ポリエチレンの
場合は、190℃、荷重2.16kgf)の条件で測定
される。上記(A)のうち、上記の繊維形成性の観点か
ら、好ましいのはポリエチレン樹脂、およびとくにポリ
プロピレン樹脂である。
は、ポリオレフィン(a)のブロックと、体積固有抵抗
値が105〜1011Ω・cmの親水性ポリマー(b)の
ブロックとが、エステル結合、アミド結合、エーテル結
合、ウレタン結合およびイミド結合からなる群から選ば
れる少なくとも1種の結合を介して繰り返し(平均繰り
返し数Nnは通常2〜50、好ましくは2.5〜30)
交互に結合した構造を有する。Nnは、(B)のMnお
よび1H−NMR分析によって求めることができる。例
えば、両末端カルボニル基を有する(a1)ブロックと
両末端水酸基を有する(b1)ブロックとが繰り返し交
互に結合した構造を有する(B)の場合について説明す
ると、1H−NMR分析において、4.0〜4.1pp
mのエステル結合[−C(C=O)−OCH2]のプロ
トンに帰属されるシグナル、および3.2〜3.7pp
mのポリエチレングリコールのプロトンに帰属されるシ
グナルが観測できる。これらのプロトンの積分値の比を
求めて、この比とMnとからNnを求めることができ
る。他の(a)のブロックと(b)のブロックとからな
る場合も、同様にしてNnを求めることができる。
は、ポリマーの両末端に、カルボニル基(好ましくは、
カルボキシル基、以下同じ)を有するもの(a1)、水
酸基を有するもの(a2)、アミノ基を有するもの(a
3)、およびポリマーの片末端に、カルボニル基を有す
るもの(a4)、水酸基を有するもの(a5)、アミノ
基を有するもの(a6)が挙げられる。上記の(a1)
〜(a6)としては、特開2001−278985号公
報に(a1)〜(a6)としてそれぞれ記載されたもの
が挙げられる。これらのうち変性のし易さの観点から好
ましいのは(a1)、(a4)およびこれらの混合物で
ある。
テル(b1)、ポリエーテル含有親水性ポリマー(b
2)、カチオン性ポリマー(b3)およびアニオン性ポ
リマー(b4)が使用できる。上記の(b1)〜(b
4)としては、特開2001−278985号公報に
(b1)〜(b4)としてそれぞれ記載されたものが挙
げられる。
(b1−1)、ポリエーテルジアミン(b1−2)、お
よびこれらの変性物(b1−3)が使用できる。(b
1)を構成するオキシアルキレン基としては、炭素数2
〜4、例えばオキシエチレン基、オキシプロピレン基が
挙げられ、(b1)中のオキシエチレン基含量は帯電防
止性の観点から好ましくは10〜100重量%、さらに
好ましくは60〜100重量%である。(b1)のMn
は、通常150〜20,000、耐熱性および(a)と
の反応性の観点から、好ましくは300〜20,00
0、さらに好ましくは1,000〜15,000、とく
に好ましくは1,200〜8,000である。
ントを有するポリエーテルエステルアミド(b2−
1)、(b1−1)のセグメントを有するポリエーテル
アミドイミド(b2−2)、(b1−1)のセグメント
を有するポリエーテルエステル(b2−3)、(b1−
2)のセグメントを有するポリエーテルアミド(b2−
4)、および(b1−1)または(b1−2)のセグメ
ントを有するポリエーテルウレタン(b2−5)が使用
できる。
00以上、とくに1,000以上が好ましく、(a4)
〜(a6)との反応性の観点から、50,000以下、
とくに30,000以下が好ましい。また、(b2)中
の(b1)セグメントの含量は、成形性の観点から、
(b2)の重量に基づいて30〜80%、とくに40〜
70%が好ましい。(b2)中のオキシエチレン基の含
量は、帯電防止性および成形性の観点から、(b2)の
重量に基づいて30〜80%、とくに40〜70%が好
ましい。
たはホスホニウム塩基などのカチオン性基を有する親水
性ポリマーが使用できる。(b3)のMnは、帯電防止
性および(a1)〜(a3)との反応性の観点から、好
ましくは500〜20,000、さらに好ましくは1,
000〜15,000、とくに好ましくは1,200〜
8,000である。カチオン性基の含量は分子内に2〜
80個、好ましくは3〜60個である。
アニオン性ポリマーが使用できる。アニオン性基の含量
は分子内に2〜80個、好ましくは3〜60個である。
(b4)のMnは、帯電防止性および(a1)〜(a
3)との反応性の観点から、好ましくは500〜20,
000、さらに好ましくは1,000〜15,000、
とくに好ましくは1,200〜8,000である。ま
た、(b4)は帯電防止性および(a1)〜(a3)と
の反応性の観点から、スルホニル基を分子内に通常2〜
80個、好ましくは3〜60個有するのが好ましい。
造のし易さの観点から好ましいのは(b1)である。
(b)の体積固有抵抗値は通常105〜1011Ω・c
m、好ましくは106〜109Ω・cmである。体積固有
抵抗値が105Ω・cm未満の場合は、本発明のポリオ
レフィン系不織布形成用繊維(C)および(C)からな
るポリオレフィン系不織布(H)の機械的物性が悪くな
り、1011Ω・cmを超えると帯電防止性が不足する。
体積固有抵抗値は、厚さ2mmの試験片を用いて、超絶
縁計で23℃、50%RHの雰囲気下で測定して得られ
る(ASTM D257)。
は、特開2001−278985号公報においてブロッ
クポリマー(A)として記載されたものが挙げられる。
(B)の末端基は、(b)由来の水酸基、アミノ基、イ
ソシアネート基、およびエポキシ基、ポリオレフィン
(a)由来のカルボニル基、アミノ基、水酸基、イソシ
アネート基、アルキル基、アルケニル基、並びに有機ジ
イソシアネート基由来のイソシアネート基から選ばれる
いずれかの末端基を有する。(B)のMnは、帯電防止
性の観点から好ましくは2,000〜60,000、さ
らに好ましくは5,000〜40,000、特に好まし
くは8,000〜30,000である。ブロックポリマ
ー(B)を構成する(b)の割合は、(a)と(b)と
の合計重量に基づいて、通常20〜90%、帯電防止性
の観点から好ましくは25〜90%、とくに好ましくは
30〜70%である。(B)の体積固有抵抗値は、
(b)の体積固有抵抗値と(B)中の(b)の割合とで
調整することができる。
維(C)を構成する樹脂組成物の重量に基づくポリオレ
フィン樹脂(A)の含有量は、要求される帯電防止性に
応じて種々変えることができるが、該繊維(C)および
(C)からなる不織布(H)の製造のし易さ、並びにそ
れらの機械的強度の観点から好ましくは60〜99.5
重量%、さらに好ましくは80〜99重量%、特に好ま
しくは90〜98重量%である。また、本発明のポリオ
レフィン系不織布形成用繊維(C)を構成する樹脂組成
物の重量に基づくブロックポリマー(B)の含有量は、
要求される帯電防止性に応じて種々変えることができる
が、該繊維(C)および(C)からなる不織布(H)の
製造のし易さ、並びにそれらの機械的強度の観点から好
ましくは0.5〜40%、さらに好ましくは1〜20重
量%、特に好ましくは2〜10重量%である。
は、帯電防止性をさらに向上させる目的で、必要により
アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属の塩
(D)、界面活性剤(E)、イオン性液体(F)および
他の高分子帯電防止剤(G)からなる群から選ばれる少
なくとも1種を含有させることができる。
ム、ナトリウム、カリウムなど)および/またはアルカ
リ土類金属(マグネシウム、カルシウムなど)の有機酸
(炭素数1〜7のモノ−もしくはジカルボン酸、例えば
ギ酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、コハク酸、安息
香酸など;炭素数1〜9のスルホン酸、例えばメタンス
ルホン酸、p−トルエンスルホン酸など)塩、および無
機酸(ハロゲン化水素酸、例えば塩酸、臭化水素酸;過
塩素酸;硫酸;リン酸、チオシアン酸など)塩が挙げら
れる。(D)の具体例としては、ハライド(塩化リチウ
ム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、
塩化マグネシウム、塩化カルシウム、臭化リチウム、臭
化ナトリウム、臭化カリウム、臭化カルシウム、臭化マ
グネシウムなど)、酢酸塩(酢酸リチウム、酢酸カリウ
ムなど)、過塩素酸塩(過塩素酸リチウム、過塩素酸ナ
トリウム、過塩素酸カリウムなど)、硫酸塩(硫酸カリ
ウムなど)、リン酸塩(リン酸カリウムなど)、チオシ
アン酸塩(チオシアン酸カリウムなど)などが挙げられ
る。これらのうち好ましいのは、ハライド(さらに好ま
しいのは塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム)、酢酸塩(さらに好ましいのは酢酸カリウム)およ
び過塩素酸塩(さらに好ましいのは過塩素酸カリウム)
である。
布形成用繊維(C)を構成する樹脂組成物の重量に基づ
いて、通常5%以下、樹脂表面に析出せず良好な外観の
樹脂を与える観点から好ましくは0.001〜3%、さ
らに好ましくは0.01〜2%である。(D)を添加す
る方法については特に限定はないが、該繊維(C)を構
成する樹脂組成物中への効果的な分散の観点から、ブロ
ックポリマー(B)および/または後述する高分子型帯
電防止剤(F)中に予め分散させておくことが好まし
い。また、(B)および/または(F)中へ(D)を分
散させる場合、(B)の製造(重合)時に予め(D)を
添加し分散させておくのがさらに好ましい。
面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性
剤および両性界面活性剤が挙げられる。非イオン性界面
活性剤としては、エチレンオキサイド(以下EOと略
記)付加型非イオン界面活性剤[高級アルコール(炭素
数8〜18)、高級脂肪酸(炭素数12〜24)または
高級アルキルアミン(炭素数8〜24)等に直接EOを
付加させたもの(分子量158〜Mn200,00
0);グリコールのEO付加物であるポリアルキレング
リコール(分子量150〜Mn6,000)の高級脂肪
酸エステル;多価アルコール(エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトー
ル、ソルビタンなどの2価〜8価またはそれ以上の多価
アルコール)高級脂肪酸エステルのEO付加物(分子量
250〜Mn30,000)、高級脂肪酸アミドにEO
を付加させたもの(分子量200〜Mn30,00
0)、多価アルコール(前記のもの)アルキル(炭素数
3〜60)エーテルのEO付加物(分子量120〜Mn
30,000)など]、および多価アルコ−ル(炭素数
3〜60)型非イオン界面活性剤[多価アルコール脂肪
酸(炭素数3〜60)エステル、多価アルコールアルキ
ル(炭素数3〜60)エーテル、脂肪酸(炭素数3〜6
0)アルカノールアミドなど]などが挙げられる。
(D)を除く化合物、例えば、カルボン酸(炭素数8〜
22の飽和または不飽和脂肪酸、エーテルカルボン酸)
またはその塩;硫酸エステル塩[高級アルコール硫酸エ
ステル塩(炭素数8〜18の脂肪族アルコールの硫酸エ
ステル塩など)、高級アルキルエーテル硫酸エステル塩
[炭素数8〜18の脂肪族アルコールのEO(1〜10
モル)付加物の硫酸エステル塩]など];スルホン酸塩
[炭素数10〜20、例えばアルキルベンゼンスルホン
酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスル
ホン酸塩、スルホコハク酸ジアルキルエステル型、ハイ
ドロカーボン(アルカン、α−オレフィンなど)スルホ
ン酸塩、イゲポンT型など];リン酸エステル塩[高級
アルコール(炭素数8〜60)EO付加物リン酸エステ
ル塩、アルキル(炭素数4〜60)フェノールEO付加
物リン酸エステル塩など]などが挙げられる。上記の塩
としてはアルカリ金属(ナトリウム、カリウムなど)
塩、アルカリ土類金属(カルシウム、マグネシウムな
ど)塩、アンモニウム塩、アルキルアミン(炭素数1〜
20)塩およびアルカノールアミン(炭素数2〜12、
例えばモノ−、ジ−およびトリエタノールアミン)塩な
どが挙げられる。
ンモニウム塩型[テトラアルキル(炭素数4〜100)
アンモニウム塩、例えばラウリルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライ
ド、ジオクチルジメチルアンモニウムブロマイド、ステ
アリルトリメチルアンモニウムブロマイド;トリアルキ
ル(炭素数3〜80)ベンジルアンモニウム塩、例えば
ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド(塩
化ベンザルコニウム);アルキル(炭素数2〜60)ピ
リジニウム塩、例えばセチルピリジニウムクロライド;
ポリオキシアルキレン(炭素数2〜4)トリアルキルア
ンモニウム塩、例えばポリオキシエチレントリメチルア
ンモニウムクロライド;サパミン型第4級アンモニウム
塩、例えばステアラミドエチルジエチルメチルアンモニ
ウムメトサルフェート]、アミン塩型[脂肪族高級アミ
ン(炭素数12〜60、例えばラウリルアミン、ステア
リルアミン、セチルアミン、硬化牛脂アミン、ロジンア
ミンなど)の無機酸(塩酸、硫酸、硝酸およびリン酸な
ど)塩または有機酸(炭素数2〜22、例えば酢酸、プ
ロピオン酸、ラウリル酸、オレイン酸、安息香酸、コハ
ク酸、アジピン酸、アゼライン酸など)塩;脂肪族アミ
ン(炭素数1〜30)のEO付加物などの無機酸(前記
のもの)塩または有機酸(前記のもの)塩;3級アミン
(トリエタノールアミンモノステアレート、ステアラミ
ドエチルジエチルメチルエタノールアミンなど)の無機
酸(前記のもの)塩または有機酸(前記のもの)塩な
ど]などが挙げられる。
界面活性剤[高級アルキルアミン(炭素数12〜18)
のプロピオン酸ナトリウムなど];ベタイン型両性界面
活性剤[アルキル(炭素数12〜18)ジメチルベタイ
ン];硫酸エステル塩型両性界面活性剤[高級アルキル
(炭素数8〜18)アミンの硫酸エステルナトリウム
塩、ヒドロキシエチルイミダゾリン硫酸エステルナトリ
ウム塩など];スルホン酸塩型両性界面活性剤(ペンタ
デシルスルフォタウリン、イミダゾリンスルホン酸な
ど);リン酸エステル塩型両性界面活性剤[グリセリン
高級脂肪酸(炭素数8〜22)エステル化物のリン酸エ
ステルアミン塩]などが挙げられる。
用してもいずれでもよい。これらのうち、帯電防止性の
観点から好ましいのはアニオン性界面活性剤、さらに好
ましいのはスルホン酸塩、とくにアルキルベンゼンスル
ホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、ハイドロカーボンス
ルホン酸塩である。
布形成用繊維(C)を構成する樹脂組成物の重量に基づ
いて、通常10%以下、繊維表面に移行せず、良好な外
観を与える観点から好ましくは0.001〜5%、さら
に好ましくは0.01〜3%である。(E)を添加する
方法についても特に限定はないが、繊維(C)中への効
果的な分散の観点から、ブロックポリマー(B)中に予
め分散させておくことが好ましい。また、(B)中へ
(E)を分散させる場合、(B)の製造(重合)時に該
(E)を予め添加し分散させておくのが特に好ましい。
(E)を除く化合物で、室温以下の融点を有し、(F)
を構成するカチオンまたはアニオンのうち少なくとも一
つが有機物イオンで、初期電導度1〜200ms/cm
(好ましくは10〜200ms/cm)である常温溶融
塩であって、例えば、WO95/15572公報に記載
の常温溶融塩が挙げられる。
ジニウムカチオン、グアニジニウムカチオンおよび3級
アンモニウムカチオンなどが挙げられる。
リニウムカチオン[1,2,3,4−テトラメチルイミ
ダゾリニウム、1,3,4−トリメチル−2−エチルイ
ミダゾリニウム、1,3−ジメチルイミダゾリニウム、
1,3−ジメチル−2,4−ジエチルイミダゾリニウム
など];イミダゾリウムカチオン[1,3−ジメチルイ
ミダゾリウム、1,3−ジエチルイミダゾリウム、1−
エチル−3−メチルイミダゾリウム、1,2,3−トリ
メチルイミダゾリウムなど];テトラヒドロピリミジニ
ウムカチオン[1,3−ジメチル−1,4,5,6−テ
トラヒドロピリミジニウム、1,2,3−トリメチル−
1,4,5,6−テトラヒドロピリミジニウム、1,
2,3,4−テトラメチル−1,4,5,6−テトラヒ
ドロピリミジニウム、1,2,3,5−テトラメチル−
1,4,5,6−テトラヒドロピリミジニウムなど];
ジヒドロピリミジニウムカチオン[1,3−ジメチル−
1,4−もしくは−1,6−ジヒドロピリミジニウム、
1,2,3−トリメチル−1,4−もしくは−1,6−
ジヒドロピリミジニウム、1,2,3,4−テトラメチ
ル−1,4−もしくは−1,6−ジヒドロピリミジニウ
ムなど]などが挙げられる。
ゾリニウム骨格を有するグアニジニウムカチオン[2−
ジメチルアミノ−1,3,4−トリメチルイミダゾリニ
ウム、2−ジエチルアミノ−1,3,4−トリメチルイ
ミダゾリニウム、2−ジエチルアミノ−1,3−ジメチ
ル−4−エチルイミダゾリニウム、2−ジメチルアミノ
−1−メチル−3,4−ジエチルイミダゾリニウムな
ど];イミダゾリウム骨格を有するグアニジニウムカチ
オン[2−ジメチルアミノ−1,3,4−トリメチルイ
ミダゾリウム、2−ジエチルアミノ−1,3,4−トリ
メチルイミダゾリウム、2−ジエチルアミノ−1,3−
ジメチル−4−エチルイミダゾリウム、2−ジメチルア
ミノ−1−メチル−3,4−ジエチルイミダゾリウムな
ど];テトラヒドロピリミジニウム骨格を有するグアニ
ジニウムカチオン[2−ジメチルアミノ−1,3,4−
トリメチル−1,4,5,6−テトラヒドロピリミジニ
ウム、2−ジエチルアミノ−1,3,4−トリメチル−
1,4,5,6−テトラヒドロピリミジニウム、2−ジ
エチルアミノ−1,3−ジメチル−4−エチル−1,
4,5,6−テトラヒドロピリミジニウムなど];ジヒ
ドロピリミジニウム骨格を有するグアニジニウムカチオ
ン[2−ジメチルアミノ−1,3,4−トリメチル−
1,4−もしくは−1,6−ジヒドロピリミジニウム、
2−ジエチルアミノ−1,3,4−トリメチル−1,4
−もしくは−1,6−ジヒドロピリミジニウム、2−ジ
エチルアミノ−1,3−ジメチル−4−エチル−1,4
−もしくは−1,6−ジヒドロピリミジニウムなど]な
どが挙げられる。
ルジラウリルアンモニウムなどが挙げられる。
ジニウムカチオンは1種単独でも、また2種以上を併用
してもいずれでもよい。これらのうち、初期電導度の観
点から好ましいのはアミジニウムカチオン、さらに好ま
しいのはイミダゾリウムカチオン、特に好ましいのは1
−エチル−3−メチルイミダゾリウムカチオンである。
構成する有機酸および/または無機酸としては下記のも
のが挙げられる。
ル、高級アルキルエーテル硫酸エステル、スルホン酸、
リン酸エステルなどが挙げられ、例えば、前記(D)お
よび(E)に記載の有機酸を使用することができる。
ッ素酸、四フッ化ホウ素酸、過塩素酸、六フッ化リン
酸、六フッ化アンチモン酸、六フッ化ヒ素酸、などが挙
げられる。上記有機酸および無機酸は1種単独でも2種
以上の併用でもいずれでもよい。
液体の初期電導度の観点から好ましいのはイオン性液体
(F)を構成するアニオンのHamett酸度関数(−
H0)が12〜100である、超強酸の共役塩基、超強
酸の共役塩基以外のアニオンおよびこれらの混合物であ
る。
は、例えば、ハロゲン(フッ素、塩素、臭素など)イオ
ン、アルキル(炭素数1〜12)ベンゼンスルホン酸
(p−トルエンスルホン酸など)イオンおよびポリ(n
=1〜25)フルオロアルカンスルホン酸(ウンデカフ
ルオロペンタンスルホン酸など)イオン等が挙げられ
る。
ン酸とルイス酸との組み合わせから誘導されるもの、お
よびこれらの混合物が挙げられる。超強酸としてのプロ
トン酸としては、ビス(トリフルオロメチルスルホニ
ル)イミド酸、ビス(ペンタフルオロエチルスルホニ
ル)イミド酸、トリス(トリフルオロメチルスルホニ
ル)メタン、過塩素酸、フルオロスルホン酸、アルカン
(炭素数1〜30)スルホン酸[例えば、メタンスルホ
ン酸、ドデカンスルホン酸など)、ポリ(n=1〜3
0)フルオロアルカン(炭素数1〜30)スルホン酸
(トリフルオロメタンスルホン酸、ペンタフルオロエタ
ンスルホン酸、ヘプタフルオロプロパンスルホン酸、ノ
ナフルオロブタンスルホン酸、ウンデカフルオロペンタ
ンスルホン酸およびトリデカフルオロヘキサンスルホン
酸など)、ホウ酸、ホウフッ素酸、四フッ化ホウ素酸等
が挙げられる。これらのうち合成の容易さの観点から好
ましいのはホウフッ素酸、トリフルオロメタンスルホン
酸、ビス(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミド酸
である。
としては、ハロゲン化水素(フッ化水素、塩化水素、臭
化水素、ヨウ化水素など)、過塩素酸、フルオロスルホ
ン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン
酸、ペンタフルオロエタンスルホン酸、ノナフルオロブ
タンスルホン酸、ウンデカフルオロペンタンスルホン
酸、トリデカフルオロヘキサンスルホン酸、およびこれ
らの混合物等が挙げられる。これらのうちイオン性液体
の初期電導度の観点から好ましいのはフッ化水素であ
る。
ッ化リン、五フッ化アンチモン、五フッ化ヒ素、五フッ
化タリウム、およびこれらの混合物等が挙げられる。こ
れらのうちで、イオン性液体の初期電導度の観点から好
ましいのは三フッ化ホウ素および五フッ化リンである。
プロトン酸とルイス酸の組み合わせは任意であるが、こ
れらの組み合わせからなる超強酸としては、テトラフル
オロホウ酸、ヘキサフルオロリン酸、六フッ化タリウム
酸、六フッ化アンチモン酸、六フッ化タリウムスルホン
酸、四フッ化ホウ素酸、六フッ化リン酸、塩化三フッ化
ホウ素酸、およびこれらの混合物等が挙げられる。
期電導度の観点から好ましいのは超強酸の共役塩基(プ
ロトン酸からなる超強酸およびプロトン酸とルイス酸と
の組合せからなる超強酸)、さらに好ましいのはプロト
ン酸からなる超強酸およびプロトン酸と、三フッ化ホウ
素および/または五フッ化リンとからなる超強酸の共役
塩基である。
布形成用繊維(C)を構成する樹脂組成物の重量に基づ
いて、通常10%以下、繊維表面に移行せず、良好な外
観を与える観点から好ましくは0.001〜5%、さら
に好ましくは0.01〜3%である。(F)を添加する
方法についても特に限定はないが、繊維(C)中への効
果的な分散の観点から、ブロックポリマー(B)中に予
め分散させておくことが好ましい。また、(B)中へ
(F)を分散させる場合、(B)の製造(重合)時に該
(F)を予め添加し分散させておくのが特に好ましい。
えば、以下のものが挙げられる。 <(F)の製法>ジメチルカーボネート等で4級化して
得られるアミジニウムカチオンおよび/またはグアニジ
ニウムカチオンのジメチルカーボネート塩に、酸を加え
て酸交換を行うことで電解質塩を作成する。または、ア
ミジニウムカチオンおよび/またはグアニジニウムカチ
オンを一旦加水分解してモノアミドアミンを生成した
後、そのモノアミドアミンを酸で中和することで電解質
塩を作成する。
例えばポリエーテルエステルアミド、例えば特開平7−
10989号公報に記載のビスフェノールAのアルキレ
ンオキサイド付加物からなるポリエーテルエステルアミ
ドが挙げられる。(G)のMnは通常1,000〜5
0,000、該繊維(C)および(C)からなる不織布
(H)の製造のし易さ、並びにそれらの機械的強度の観
点から好ましくは3,000〜40,000である。
(G)の使用量は、ポリオレフィン系不織布形成用繊維
(C)を構成する樹脂組成物の重量に基づいて、通常2
0%以下、繊維(C)および(C)からなるポリオレフ
ィン系不織布(H)の機械的強度の観点から好ましくは
1〜15%、さらに好ましくは5〜10%である。
必要により、その他の樹脂用添加剤(I)を、繊維
(C)および(C)からなるポリオレフィン系不織布
(H)の特性を阻害しない範囲で任意に加えることがで
きる。(I)としては、導電性物質、着色料、充填剤、
核剤、滑剤、可塑剤、難燃剤、分散剤、相溶化剤、離型
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤および抗菌剤等が挙げら
れる。
(F)を除く化合物で、カーボンナノチューブ、カーボ
ンブラック、ホワイトカーボンなどが挙げられる。
料などが挙げられる。無機顔料としては、例えば、白色
顔料(酸化チタン、リトポン、鉛白、亜鉛華など);コ
バルト化合物(オーレオリン、コバルトグリーン、セル
リアンブルー、コバルトブルー、コバルトバイオレット
など);鉄化合物(酸化鉄、紺青など);クロム化合物
(酸化クロム、クロム酸鉛、クロム酸バリウムなど);
硫化物(硫化カドミウム、カドミウムイエロー、ウルト
ラマリンなど)が挙げられる。有機顔料としてはアゾレ
ーキ系、モノアゾ系、ジスアゾ系、キレートアゾ系等の
アゾ顔料、ベンジイミダゾロン系、フタロシアニン系、
キナクリドン系、ジオキサジン系、イソインドリノン
系、チオインジゴ系、ペリレン系、キノフタロン系、ア
ンスラキノン系等の多環式顔料が挙げられる。染料とし
てはアゾ系、アントラキノン系、インジゴイド系、硫化
系、トリフェニルメタン系、ピラゾロン系、スチルベン
系、ジフェニルメタン系、キサンテン系、アリザリン
系、アクリジン系、キノンイミン系、チアゾール系、メ
チン系、ニトロ系、ニトロソ系、アニリン系などが挙げ
られる。
ウム、タルク、クレー、けい酸、けい酸塩、アスベス
ト、マイカ、ガラス繊維、ガラスバルーン、カーボン繊
維、金属繊維、セラミックウィスカ、チタンウィスカな
ど)および有機充填剤[尿素、ステアリン酸カルシウ
ム、有機架橋微粒子(エポキシ系、ウレタン系など)な
ど]が挙げられる。
ルなどが挙げられる。
000、例えば流動パラフィン、天然パラフィン、マイ
クロワックス、ポリエチレンワックスなど)、脂肪酸
[炭素数12〜20、例えば高級脂肪酸(ステアリン
酸、オキシ脂肪酸など)]、脂肪酸アミド[炭素数8〜
40、例えばステアリン酸アミド、パルミチン酸アミ
ド、メチレンビスステアリルアミド]、エステル〔脂肪
酸(炭素数8〜20)低級アルコール(炭素数2〜1
8)エステル[ステアリン酸ブチルなど]、脂肪酸(炭
素数8〜20)多価(2〜5)アルコール(炭素数2〜
18)エステル[硬化ヒマシ油など]、脂肪酸(炭素数
8〜20)グリコール(炭素数2〜18)エステル[エ
チレングリコールモノステアレートなど]など〕などが
挙げられる。
オクチルフタレートなど)、リン酸エステル系、アジピ
ン酸エステル系、セバチン酸エステル系、グリコール酸
エステル系、ポリエステル系、エポキシ系などが挙げら
れる。
クレジルホスフェート、トリス(2,3ジブロモプロピ
ル)ホスフェートなど]、臭素系(デカブロモビフェニ
ルエーテル、テトラブロモビスフェノールAなど)、三
酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、ホウ酸塩系(ホ
ウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウムなど)、水酸化アルミニ
ウム、赤リン、ポリリン酸アンモニウム、ヘット酸など
が挙げられる。
0,000の分散剤、例えばナフタレンスルホン酸ホル
マリン縮合物(Mn1,000〜10,000)、ポリ
スチレンスルホン酸塩[アルカリ金属(ナトリウム、カ
リウムなど)塩など](Mn1,000〜100,00
0)、ポリアクリル酸塩[アルカリ金属(ナトリウム、
カリウムなど)塩など](Mn2,000〜50,00
0)、カルボキシメチルセルロースおよびポリビニルア
ルコールなどが挙げられる。
キシ基、アミノ基、ヒドロキシル基およびポリオキシア
ルキレン基からなる群から選ばれる少なくとも1種の官
能基(極性基)を有する変性ビニル重合体(Mn800
〜30,000、例えばポリオレフィンのマレイン酸変
性物など)、さらに具体的には例えば、特開平3−25
8850号公報に記載の重合体が挙げられる。
イル(Mn800〜500,000、例えばジメチルポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン)および
有機変性シリーコンオイル(Mn800〜50,00
0、例えばポリオキシアルキレン基、水酸基、アミノ
基、エポキシ基、カルボキシル基、メルカプト基等を有
するシリコーンオイルなど)などが挙げられる。
6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BHT)、2,
2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、テトラキス[メチレン−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシハイドロシンナメート)]メタ
ン(商品名イルガノックス1010:チバガイギー社
製)など〕、硫黄系[ジラウリル3,3’−チオジプロ
ピオネート(DLTDP)、ジステアリル3,3’−チ
オジプロピオネート(DSTDP)など]、リン系[ト
リフェニルホスファイト(TPP)、トリイソデシルホ
スファイト(TDP)など]、アミン系[オクチル化ジ
フェニルアミン、N−n−ブチル−p−アミノフェノー
ル、N,N−ジイソプロピル−p−フェニレンジアミン
など]などが挙げられる。
(2−ヒドロキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキ
シベンゾフェノンなど)、サリチレート系(フェニルサ
リチレート、2,4−ジ−t−ブチルフェニル−3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエートな
ど)、ベンゾトリアゾール系[(2’−ヒドロキシフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、(2’−ヒドロキシ−5’
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールなど]、アクリ
ル系[エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリ
レート、メチル−2−カルボメトキシ−3−(パラメト
キシベンジル)アクリレートなど]などが挙げられる。
物、ハロゲン化脂肪族ニトロ化合物(2−ブロモ−2−
ニトロ−1,3−プロパンジオール、2,2−ジブロモ
−2−ニトロエタノールなど)およびこれらのエステ
ル、ジブロモニトリルプロピオンアミド、アルキレンビ
スチオシアネート(メチレンビスチオシアネートな
ど)、1,4−ビスブロモアセトキシ−2−ブテン、ヘ
キサブロモジメチルスルホン、イソフタロニトリル化合
物(5−クロロ−2,4,6−トリフルオロイソフタロ
ニトリル、テトラクロロイソフタロニトリルなど)、ジ
メチルジチオカルバメート、4,5−ジクロロ−1,2
−ジオール−3−オン、3,3,4,4−テトラクロロ
テトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシド、トリヨ
ードアリルアルコール、ブロモニトロスチレン、アルデ
ヒド化合物(グルタルアルデヒド、フタルアルデヒド、
イソフタルアルデヒド、テレフタルアルデヒドなど)、
ジクロログリオキシム、ベンズアルドキシム化合物(α
−クロロベンズアルドキシム、α−クロロベンズアルド
キシムアセテートなど)、ハロゲン化ヒダントイン化合
物(1,3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイ
ン、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン
など)などが挙げられる。
は、ポリオレフィン系不織布形成用繊維(C)を構成す
る樹脂組成物の重量に基づいて(I)全体では通常20
%以下であり、それぞれについては、導電性物質は、通
常5%以下、好ましくは0.1〜3%、着色料は、通常
5%以下、好ましくは0.1〜2%;充填剤は、通常1
0%以下、好ましくは1〜5%;核剤は、通常2%以
下、好ましくは0.01〜0.5%;滑剤は、通常2%
以下、好ましくは0.01〜0.5%;可塑剤は、通常
10%以下、好ましくは0.5〜5%;難燃剤は、通常
10%以下、好ましくは1〜5%;分散剤は、通常10
%以下、好ましくは0.5〜5%;相溶化剤は、通常1
0%以下、好ましくは1〜5%、さらに好ましくは0.
5〜3%;離型剤は、通常2%以下、好ましくは0.0
1〜0.5%;酸化防止剤は、通常2%以下、好ましく
は0.01〜0.5%;紫外線吸収剤は、通常2%以
下、好ましくは0.01〜0.5%、抗菌剤は、通常1
0%以下、好ましくは0.5〜5%である。
ては、押出機、ニーダー、バンバリーミキサー等の公知
の樹脂混合機を用いて、ポリオレフィン樹脂(A)、ブ
ロックポリマー(B)、および必要により(D)〜
(G)および(I)を加え、溶融混練(溶融温度は通常
140〜270、好ましくは180〜240℃)する方
法が挙げられる。
のみ形成される単一組成繊維であってもよいし、さらに
他のポリマー[本発明における(A)など]との複合繊
維であってもよい。複合繊維の場合、該樹脂組成物と他
のポリマーとの割合は通常80/20〜20/80、好
ましくは60/40〜40/60である。
紡糸法など従来公知の方法を用いることができるが、以
下に代表して芯鞘型複合繊維の溶融紡糸法の場合を例に
説明する。本願発明の樹脂組成物(鞘部)とポリエステ
ル等の樹脂(芯部)をそれぞれ個別に溶融し、紡糸パッ
クに導き口金装置内で芯鞘複合流を形成し、吐出孔から
紡出する。紡出したフィラメント糸を所定の速度で引取
った後、一旦パッケージに巻き上げ、得られた未延伸糸
を通常の延伸機にて延伸する。また、この延伸は紡出糸
を引き取った後、巻き上げることなく一挙に延伸しても
よい。即ち、4,000m/分以上の高速で引き取り、
実質的に延伸して一挙に所望の繊維性能を得る方法を採
ってもよい。上記複合繊維の断面における複合の形態
は、同心円状でも偏心円状でも多島状でもよく、繊維断
面形状は丸ばかりでなく、三角、偏平、多葉型などの異
形断面でもよい。
m、長さ不定の単一ストランドであるモノフィラメン
ト、および多数の細い連続フィラメントまたはストラン
ドから構成されるマルチフィラメントなどが挙げられ
る。
公知の方法、例えば紡糸型不織布製造方法(スプレイド
ファイバー法、スパンボンド法、スプリットファイバー
法、網状法など)、機械接合型不織布製造方法(ニード
ルパンチ法、スティッチ法など)および接着剤[水溶型
接着剤(デンプンのり、ポリビニルアルコール、カゼイ
ン、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸塩な
ど)、乳化型接着剤(ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ酢酸ビニル、天然ゴム、SBR、NBRな
ど)、溶剤型接着剤など]型不織布製造方法が挙げられ
る。これらのうち好ましいのは紡糸型不織布製造方法、
さらに好ましいのはスパンボンド法である。
としては、(C)のみで構成されるもの、および(C)
と他の繊維[(B)を含まないもの]との混成[(C)
と他の繊維の混成の割合は通常95/5〜10/90]
により構成されるものが挙げられる。
cm2/sec以上、好ましくは80〜120cc/c
m2/sec、また、かさ密度は通常0.08〜0.2
g/cm3、好ましくは0.1〜0.15g/cm3であ
る。
用途は特に限定されず、衣料用(芯地、接着芯地等)、
防護用(保護着、安全マスク等)、医療用(手術着、シ
ーツ、人工皮膚等)、建築用(カーペット基布、防音
床、防振材、養生シート等)、車両用(自動車内装材、
吸音材等)、衛生用(おむつ、生理用品等)、フィルタ
ー用(空気フィルター、バグフィルター、排水処理用マ
ット等)、皮革用(人工皮革用基布、合成皮革用基布、
塩ビレザー用基布等)およびその他工業資材用(吸油
材、電磁波シールド材、合成紙、OA機器、AV機器、
包材等)などに幅広く用いられる。
が、これらに限定されるものではない。以下の記載にお
いて部は重量部、%は重量%を示す。
1)] Mnが2,500、密度が0.89である、熱減成法で
得られた低分子量ポリプロピレン80部を160℃で溶
融し、無水マレイン酸7部および12−アミノドデカン
酸14部を加え、窒素ガス雰囲気下、160℃で1時間
反応を行った。その後、200℃で20時間反応を行
い、酸変性ポリプロピレン(a1)を得た。(a1)の
酸価は32.1、Mnは2,800であった。
変性ポリプロピレン(a1)64部、Mnが2,000
であるポリエチレングリコール(b1、体積固有抵抗値
8×108Ω・cm)36部、酸化防止剤(「イルガノ
ックス1010」、チバガイギー社製)0.3部および
酢酸ジルコニル0.5部を加え、230℃、1mmHg
以下の減圧下の条件で4時間重合し、粘稠なポリマーを
得た。このポリマーをベルト状で取り出し、ペレット化
することによって、本発明におけるブロックポリマー
(B1)を得た。(B1)のMnは25,000であっ
た。また、このMnと1H−NMR分析より、(B1)
の平均繰り返し数(Nn)は5.0であった。
128部を仕込み、ついで常圧下、温度20〜30℃で
無水HF20部を、約30分で吹き込み吸収させた。次
に、BF32メタノール錯体131.9部(BF3含量5
1.4%)を30〜40℃で約30分で滴下したのち、
1−エチル−3−メチルイミダゾリウムメチル炭酸塩の
メタノール溶液(濃度50%)372部を約30分かけ
て滴下した。反応による炭酸ガスを発生させながら反応
を行い、炭酸ガスの発生がおさまった後、減圧下、約1
時間かけて温度60〜70℃で溶媒等を全量除去した。
反応槽内に、無色・透明の液体が得られた。NMR分析
した結果、得られた液体は1−エチル−3−メチルイミ
ダゾリウムテトラフルオロボレート(F1)であった。
収率は99%、液体の水分は200ppmであった。
酸110部、アジピン酸16.3部および「イルガノッ
クス1010」0.3部を仕込み、オートクレーブ内を
窒素ガスで置換した後、220℃の温度で加圧密閉化4
時間加熱撹拌し、両末端にカルボキシル基を有するポリ
アミドオリゴマー(酸価107)117部得た。次に、
Mnが2,000であるビスフェノールAのEO付加物
225部および酢酸ジルコニル0.5部を加え、240
℃、1mmHg以下の減圧下の条件で5時間重合し、粘
稠なポリマーを得た。以下製造例2と同様な操作を行
い、ポリエーテルエステルアミド(G1)を得た。
得られた低分子量ポリプロピレン95部と無水マレイン
酸5部とを窒素ガス通気下180℃で溶融し、次いで、
これにジクミルパーオキサイド1.5部を溶解した50
%キシレン溶液を15分かけて滴下した後、1時間反応
を行った。その後、溶剤を留去して相溶化剤である変性
ポリプロピレン(I1)を得た。(I1)の酸価は2
5.7、Mnは15,000であった。
リプロピレン(I1)90部およびモノエタノールアミ
ン10部を仕込み、密閉下180℃で1時間反応を行っ
た。その後、過剰のモノエタノールアミンを減圧下留去
して、水酸基を有する変性ポリプロピレン(I2)を得
た。(I2)の水酸基価は25.0、Mnは16,00
0であった。
(MFR15g/10min)とそれぞれの材料を配合
し、二軸押出機を用いて230℃で溶融混練した。次い
で、スパンボンド法で繊維を製造し、110℃のエンボ
スロールでボンディングして不織布を得た。得られた不
織布の帯電防止性は、以下の半減時間を測定する方法で
評価した。その結果を表2に示す。 帯電防止剤評価方法 (1)試験片の形状 45×45×2mm (2)半減時間 JIS L1094に従って、スタティックオネストメ
ーターを用い、印加電圧10,000Vの条件で半減時
間を評価した。なお、試験片は測定前に状態調節(23
℃、50%RHで24時間静置)し、測定は23℃、5
0%RHにて行った。 (3)試験片の水洗処理 製造直後に状態調節[上記(2)に同じ]した試験片を
流水で3分間水洗し、80℃の循風乾燥機で3時間乾燥
した。この水洗以降の操作を3回繰り返した後、上記
(2)と同様に試験片を状態調節した後、測定に供し
た。
繊維(C)および(C)からなる不織布(H)は、永久
帯電防止性に優れたブロックポリマー(B)を含有する
ことから、製造直後から帯電防止性が発現し、しかも長
期にわたり優れた帯電防止性を有する。また、その効果
は、水洗処理しても失われることなく持続する。上記効
果を奏することから、本発明のポリオレフィン系不織布
形成用繊維(C)および(C)からなる不織布(H)は
極めて有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリオレフィン樹脂(A)、およびポリ
オレフィン(a)のブロックと、体積固有抵抗値が10
5〜1011Ω・cmの親水性ポリマー(b)のブロック
とが、繰り返し交互に結合した構造を有するブロックポ
リマー(B)を含有する樹脂組成物からなるポリオレフ
ィン系不織布形成用繊維(C)。 - 【請求項2】 (B)のゲルパーミエーションクロマト
グラフィーによる数平均分子量が2,000〜60,0
00である請求項1記載の繊維。 - 【請求項3】 さらに、アルカリ金属もしくはアルカリ
土類金属の塩(D)、界面活性剤(E)、イオン性液体
(F)および他の高分子型帯電防止剤(G)からなる群
から選ばれる少なくとも1種を含有してなる請求項1ま
たは2記載の繊維。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか記載の繊維からな
るポリオレフィン系不織布(H)。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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