JP2003313344A - 生分解性樹脂架橋発泡体シート及び粘着テープ - Google Patents
生分解性樹脂架橋発泡体シート及び粘着テープInfo
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Abstract
良好な表面状態を有する生分解性樹脂架橋発泡体シート
およびこのシートを用いた粘着テープを提供すること。 【解決手段】生分解性脂肪族ポリエステル及び/または
その変性物からなる発泡体シートであって、前記発泡体
シートの気泡は、長手方向断面において長手方向の平均
径(A)と厚さ方向の平均径(B)との比(A)/
(B)が2〜20の範囲の扁平な断面形状を有するもの
であることを特徴とする生分解性樹脂架橋発泡体シー
ト。
Description
ープ用基材として好適である、扁平な断面形状の気泡を
有する生分解性樹脂架橋発泡体シート及び該生分解性樹
脂架橋発泡体シートからなる粘着テープに関するもので
ある。
体、ポリウレタン系樹脂発泡体、ポリスチレン系樹脂発
泡体等の発泡体が軽量性、断熱性、成形性、緩衝性等に
優れていることから、広く工業的に用いられてきた。し
かし、これらの発泡体は、軽量ではあるものの廃棄する
場合には嵩張り、再利用が困難であった。特に、樹脂を
架橋させた架橋発泡体の場合は、リサイクルは事実上不
可能であるという欠点があった。また、これらの発泡体
は、土中に埋没しても半永久的に残存し、焼却あるいは
埋め立てによるゴミ廃棄場所の確保等で地球環境を汚染
し、自然の景観を損なう場合も少なくなかった。
解される生分解性樹脂が研究、開発され、フィルムや繊
維として商品化されはじめてきている。また、生分解性
樹脂を用いた押出発泡体についても開発されており、例
えば、生分解性樹脂として脂肪族ポリエステル樹脂を用
いた無架橋発泡体が知られている(例えば特許文献1参
照)。しかし、脂肪族ポリエステル樹脂は、重縮合時に
発生する水による加水分解等の副反応により高分子量化
が難しいため、押出発泡時に気泡を保持するための十分
な溶融粘度が得られず、従って良好な気泡状態及び表面
状態を有する発泡体を得るのが困難であった。
粘着テープが提案されている(例えば特許文献2参
照)。しかし、これらの押出発泡による発泡体を用いた
技術では、発泡体の耐熱性が十分でないため、粘着テー
プの使用用途が農業分野や一般家庭での植物栽培時の支
持具等に制限されてしまうとの問題点があった。また、
0.4mm以下の厚みの薄い発泡体では緩衝特性、機械
強度が十分でなく、その上発泡体の気泡径が扁平な構造
を有していないため、複雑な形状を有するものに粘着テ
ープを貼り付けようとしても、型沿いが悪く隙間等が出
来てしまう等の問題点があった。
の平均径と厚さ方向の平均径がほぼ同一で球形に近く、
かかる架橋発泡体においては発泡倍率を大きくして柔軟
性を改良しようとすると機械的強度が大きく低下し、反
対に強度を向上しようとすると柔軟性が低下し、両者を
満足する架橋発泡体は得られる術もなかった。特に、粘
着テープ等では厚みの薄い発泡体シートが望まれ、柔軟
性が乏しいと凹凸部への型沿いが悪くなり、強度が乏し
いと引きちぎれ易くなるという問題があった。
技術の背景に鑑み、柔軟性および強度の向上を両立し、
特に厚みの薄い良好な表面状態を有する生分解性樹脂架
橋発泡体シートおよびこのシートを用いた粘着テープを
提供することを目的とする。
解決するために鋭意検討した結果、次のような手段を採
用するものである。すなわち、本発明は、 (1)生分解性脂肪族ポリエステル及び/またはその変
性物からなる発泡体シートであって、前記発泡体シート
の気泡は、長手方向断面において長手方向の平均径
(A)と厚さ方向の平均径(B)との比(A)/(B)
が2〜20の範囲の扁平な断面形状を有するものである
ことを特徴とする生分解性樹脂架橋発泡体シート。 (2)生分解性脂肪族ポリエステル及び/またはその変
性物が、生分解性脂肪族・芳香族共重合ポリエステルを
含むことを特徴とする(1)に記載の生分解性樹脂架橋
発泡体シート。 (3)発泡倍率が1.5〜40倍の範囲であることを特
徴とする(1)または(2)記載の生分解性樹脂架橋発
泡体シート。 (4)発泡体の厚みが0.05〜2mmの範囲であるこ
とを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の生分
解性樹脂架橋発泡体シート。 (5)(1)〜(4)のいずれかに記載の生分解性樹脂
架橋発泡体シートの少なくとも片面に、粘着剤を積層し
てなることを特徴とする粘着テープ。である。
明する。
において、例えば圧潰される、延伸されるなどして、扁
平な断面形状の気泡構造を有することに特徴がある。こ
の気泡構造とすることで柔軟性および強度の向上を両立
した生分解性樹脂架橋発泡体シートが得られる。
テル及び/またはその変性物としては、特には限定され
ないが、生分解性脂肪族ポリエステルとして、ポリ−ε
−カプロラクトン、ポリ−β−プロピオラクトン、ポリ
−β−ブチロラクトン、ポリ−γ−ブチロラクトン、ポ
リグリコール酸、ポリ乳酸、ポリリンゴ酸、ポリエチレ
ンサクシネート、ポリブチレンサクシネート、ポリブチ
レンサクシネート・アジペート等の脂肪族ポリエステ
ル、生分解性脂肪族ポリエステルの変性物として、ポリ
カーボネート変性物であるポリブチレンサクシネート・
カーボネート、ポリエチレンサクシネート・カーボネー
ト等のカーボネート共重合体や、テレフタレート変性物
であるポリブチレンサクシネート・テレフタレート共重
合体等の脂肪族・芳香族共重合ポリエステルが挙げられ
る。中でも柔軟性、伸び等の観点から、脂肪族・芳香族
共重合ポリエステルが好ましく用いられる。
/またはその変性物は単独で用いても良いし、2種類以
上併用してもよい。
リエステルとは、脂肪族ポリエステルと芳香族ポリエス
テルの共重合体をいう。本発明で使用する生分解性脂肪
族・芳香族共重合ポリエステルとしては、特には限定さ
れないが、ポリエチレンテレフタレート・サクシネート
共重合体、ポリエチレンテレフタレート・アジペ−ト共
重合体、ポリエチレンテレフタレート・セバケート共重
合体、ポリエチレンテレフタレート・ドデカジオネート
共重合体、ポリブチレンテレフタレート・サクシネート
共重合体、ポリブチレンテレフタレート・アジペ−ト共
重合体、ポリブチレンテレフタレート・セバケート共重
合体、ポリブチレンテレフタレート・ドデカジオネート
共重合体、ポリヘキシレンテレフタレート・サクシネー
ト共重合体、ポリヘキシレンテレフタレート・アジペ−
ト共重合体、ポリヘキシレンテレフタレート・セバケー
ト共重合体、ポリヘキシレンテレフタレート・ドデカジ
オネート共重合体などを挙げることができる。。これら
の生分解性脂肪族・芳香族共重合ポリエステルは単独で
用いても良いし、2種類以上併用、あるいは、他の脂肪
族ポリエステルと併用してもよい。
エステル及び/またはその変性物を構成する脂肪族ジカ
ルボン酸としては、コハク酸、シュウ酸、マロン酸、グ
ルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、ドデ
カン酸、アゼライン酸などが使用できる。なお上記の脂
肪族ジカルボン酸はそれらのエステルあるいは酸無水物
であってもよい。
は、エチレングリコール、トリメチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4
−ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオー
ル、オクタンジオール、ネオペンチルグリコール、シク
ロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノールなど
を使用できる。なお上記の脂肪族ジヒドロキシ化合物は
これらの誘導体であるエポキシ化合物であっても良い。
酸、イソフタル酸、oーベンゼンジカルボン酸、2,6
−ナフタリンジカルボン酸などが使用できる。好ましく
はテレフタル酸である。
ドロキシ化合物、芳香族ジカルボン酸は、それぞれ単独
であるいは混合物として用いることができ所望の組合せ
が可能である。
ドロキシカルボン酸化合物、分子内に水酸基を3個以上
含有する多価アルコール、不飽和結合を1つ以上含有す
る多価アルコール、分子内にカルボキシル基を3個以上
含有する多価カルボン酸化合物、分子内に水酸基を1個
以上含有する多価カルボン酸化合物等を共重合すること
ができる。
ステル及び/またはその変性物は、本発明の目的を損な
わない範囲で他の生分解性樹脂を混合してもよい。他の
生分解性樹脂としては、合成及び/又は天然高分子が使
用される。合成高分子としては、酢酸セルロース、セル
ロースブチレート、セルロースプロピオネート、硝酸セ
ルロース、硫酸セルロース、セルロースアセテートブチ
レート、硝酸酢酸セルロース等の生分解性セルロースエ
ステル等、また、ポリグルタミン酸、ポリアスパラギン
酸、ポリロイシン等のポリペプチドや、ポリビニルアル
コール等が挙げられる。また、天然高分子としては、例
えば、澱粉として、トウモロコシ澱粉、コムギ澱粉、コ
メ澱粉などの生澱粉、酢酸エステル化澱粉、メチルエー
テル化澱粉、アミロース等の加工澱粉等が挙げられる。
また、セルロース、カラギーナン、キチン・キトサン
質、ポリヒドロキシブチレート・バリレート等の天然直
鎖状ポリエステル系樹脂等の天然高分子等が例示でき
る。また、これらの生分解性樹脂を構成する成分の共重
合体であっても良い。これらの生分解性樹脂は単独で用
いても良いし、2種類以上併用しても良い。
超低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレンランダ
ム共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリブテン等を本発明の
効果を妨げない範囲で添加しても良い。
発泡剤、揮発性発泡剤、熱分解型発泡剤などが用いられ
るが、熱分解型発泡剤が好ましく使用される。
泡剤であれば特に限定されないが、例えば、アゾジカル
ボンアミド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ジニトロ
ソペンタメチレンテトラミン、トルエンスルホニルヒド
ラジド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボン
酸バリウム、炭酸水素ナトリウム等の重炭酸塩等を挙げ
ることができる。これらは単独で用いても良いし、併用
しても良く、樹脂組成物100重量部に対して、好まし
くは0.1〜40重量部の割合で使用され、より好まし
くは1〜20重量部である。それぞれの種類や発泡倍率
によって任意に混合量を変えることができる。熱分解型
発泡剤の添加量は、少なすぎると樹脂組成物の発泡性が
低下し、多すぎると得られる発泡体の強度、並びに耐熱
性が低下する傾向がある。
め、例えば、酸化亜鉛、ステアリン酸亜鉛、尿素等の分
解温度調節剤が含有されているものも好ましく用いるこ
とができる。
得るには、生分解性樹脂と発泡剤だけで構成されていて
も良いが、良好な架橋発泡体を得るためにはさらに架橋
助剤を含有していることが好ましい。架橋助剤は特に限
定されず、従来公知の多官能性モノマー、例えば、エチ
レングリコールジアクリレート、エチレングリコールジ
メタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリ
レート、テトラメチロールメタントリアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、1,9−
ノナンジオールジメタクリレート、1,10−デカンジ
オールジメタクリレート等のアクリレート系又はメタク
リレート系化合物;トリメリット酸トリアリルエステ
ル、ピロメリット酸トリアリルエステル、シュウ酸ジア
リル等のカルボン酸のアリルエステル;トリアリルシア
ヌレート、トリアリルイソシアヌレート等のシアヌール
酸又はイソシアヌール酸のアリルエステル;N−フェニ
ルマレイミド、N,N'−m−フェニレンビスマレイミ
ド等のマレイミド系化合物;フタル酸ジプロパギル、マ
レイン酸ジプロパギル等の2個以上の三重結合を有する
化合物;ジビニルベンゼンなどの多官能性モノマーを使
用することができ、取り扱いやすさと汎用性等の点か
ら、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート等のエ
ステル系の多官能性モノマーが好ましく用いられる。
てもよく、あるいは2種以上を組み合わせて用いること
ができる。架橋助剤の添加量は、少なすぎると良好な架
橋発泡体が得られず、多すぎると得られた発泡体の成形
性が低下するため、樹脂組成物100重量部に対して、
好ましくは0.5〜10重量部、より好ましくは1〜8
重量部である。
得るには、製造時および使用時における樹脂の劣化を抑
えるために、さらにラジカル捕捉剤、過酸化物分解剤、
ラジカル連鎖開始阻害剤から選ばれる安定剤を含有して
いることが好ましい。ラジカル捕捉剤としては、発生し
たラジカルを捕捉し、ラジカル連鎖反応の進行を禁止す
る物質であれば、特に限定はされないが、例えばラクト
ン系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤、ヒンダード
アミン系酸化防止剤等を使用することができる。過酸化
物分解剤としては、生成した過酸化物をラジカルを生成
しない形で分解する物質であれば、特に限定はされない
が、例えばリン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤等を
使用することができる。ラジカル連鎖開始阻害剤として
は、光、熱、放射線、重金属の接触作用等により開始す
るラジカル連鎖反応を阻害する物質であれば、特に限定
はされないが、例えばベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾエート系紫
外線吸収剤、金属不活性化剤等を使用することができ
る。これらは単独で用いても良いし、2種類以上を組み
合わせて用いても構わない。2種類以上を組み合わせて
用いる場合、種類の違う安定剤を組み合わせると相乗効
果を発揮し、それぞれ単独で用いるより大きな効果が得
られることがあり好ましい。安定剤の添加量は、樹脂組
成物100重量部に対して、好ましくは0.01〜10
重量部、より好ましくは0.1〜5重量部の割合で使用
される。0.01重量部未満であると樹脂は劣化し外観
良好な発泡体が得られず、10重量部を越えて添加して
も安定性の向上は見られず、コストアップにつながり好
ましくない。
剤、ラジカル連鎖開始阻害剤以外の他の安定剤を混合し
ても構わない。他の安定剤としては、樹脂改質剤、加工
安定剤、光安定剤、難燃化用安定剤、蛍光増白剤、発泡
用安定剤、ペースト用安定剤等が挙げられる。これらの
安定剤は単独で用いても良いし、組み合わせて用いても
良い。
は、本発明の効果を阻害しない範囲において、添加剤を
添加しても良い。例えば、添加剤として架橋剤、滑剤、
顔料、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤、核剤、可塑剤、
抗菌剤、生分解促進剤、発泡剤分解促進剤、ブロッキン
グ防止剤、充填剤、防臭剤、増粘剤、発泡助剤、気泡安
定剤等を単独、もしくは2種類以上併用して添加しても
良い。
シート状である。シート状にすることにより、生産性が
優れるだけでなく、生分解速度を速くすることができ
る。生分解性樹脂架橋発泡体シートの厚みは、0.05
〜2mmの範囲が好ましい。発泡体シートの厚みが0.
05mm未満では発泡体の緩衝特性が低下する傾向にあ
る。また、2mmより厚くなると発泡体シートの剛性が
高くなり、発泡体シートの屈曲性が低下する傾向が見ら
れる。尚、該発泡体シートの厚みは予め厚いシートを作
成し、スライス機等を用いて厚み方向に分割して作成し
ても良く、特に極薄の発泡体シートを得るには好ましい
方法である。
法は特に限定されず、例えば、電離性放射線を所定線量
照射する方法、過酸化物による架橋、シラン架橋などを
あげることができる。
線、γ線、電子線等を挙げることができる。電離性放射
線の照射線量、照射回数、電子線による照射において
は、加速電圧等は、目的とする架橋度、被照射物の厚み
等によって異なるが、照射線量は通常5〜300kG
y、好ましくは10〜150kGyである。照射線量が
少なすぎると発泡成形時に気泡を保持するために十分な
溶融粘度が得られず、多すぎると得られる発泡体の成形
加工性が低下する。
射回数が4回を超えると樹脂の劣化が進行し、発泡時に
均一な気泡を有する発泡体が得られないことがある。
る方法としては、例えば、電離性放射線を該シートの両
面から照射する、すなわち2回照射する方法などを用い
るとよい。
子の加速電圧を制御することで様々な厚みの被照射物に
対して効率よく樹脂を架橋させることが出来、好まし
い。ここで、加速電圧は通常200〜1500kVであ
り、好ましくは650〜1000kVである。加速電圧
が200kVを下回ると電子線が内部まで届きにくく、
発泡時に内部の気泡が粗大になることがあり、1500
kVを超えると樹脂の劣化が進行することがある。これ
は、架橋助剤として多官能性モノマーを添加した場合で
も同様である。
成物を熱分解型発泡剤の熱分解温度以上に加熱すること
で通常行われる。
発泡倍率は、1.5〜40倍の範囲であることが好まし
い。発泡倍率が1.5倍を下回ると軽量性、柔軟性が低
下傾向となり、また、発泡倍率が40倍を上回ると機械
的特性および成形加工性が低下傾向となる。
6767に規定される見掛け密度を測定し、次式に従っ
て算出した値である。 発泡倍率=発泡前シートの見掛け密度/架橋発泡体シー
トの見掛け密度 本発明の生分解性樹脂架橋発泡体シートのゲル分率は1
0%以上であることが好ましい。ゲル分率が10%未満
では圧縮回復性の良好な柔軟な発泡体シートが得られな
い。
て算出した値のことである。すなわち、生分解性樹脂架
橋発泡体を約50mg精密に秤量し、25℃のクロロホ
ルム25mlに3時間浸漬した後、200メッシュのス
テンレス製金網で濾過して、金網状の不溶解分を真空乾
燥する。次いで、この不溶解分の重量を精密に秤量し、
以下の式に従ってゲル分率を百分率で算出した。 ゲル分率(%)={不溶解分の重量(mg)/秤量した
生分解性樹脂架橋発泡体の重量(mg)}×100 本発明は発泡体シートの気泡構造に特徴がある。気泡
は、発泡体シートの長手方向断面において長手方向の平
均径(A)と厚さ方向の平均径(B)との比(A)/
(B)が2〜20の範囲の扁平な断面形状を有する。こ
の比が2を下回ると柔軟性および強度の向上を両立でき
ない。また、20を上回ると発泡体の緩衝特性が低下す
る。
は、以下の方法にて算出した値のことである。すなわ
ち、発泡体シートを長手方向に切断し、電子顕微鏡にて
長手方向の気泡断面を50倍で写真撮影する。次にこの
写真において一定長さ(L)の線を発泡体シートが厚み
方向に等分割されるように(n)本ひく。Lは5cm以
上である。各線上に存在する気泡数(N)を数え、以下
の式に従い平均径(D)を算出する。 平均径(D)=一定長さ(L)/気泡数(N) 長手方向の平均径(A)は、各線毎に算出した平均径
(D)を合計し、これを線の本数(n)で割ることで求
める。
写真を用いて、一定長さ(L)の線上に存在する気泡数
(N)として数えた該気泡それぞれの厚さ方向の最大径
を計測し、この平均値を求める。次いで、同様に厚み方
向に等分割したそれぞれ(n)本の線毎に求めた上記厚
み方向の平均値を合計し、これを総本数(n)で割り厚
み方向の平均径(B)とすることで求める。
は、発泡体シートの厚みにより異なるが、1mm未満で
は2〜5本、1mm以上では5〜10本とすることが好
ましい。
脂架橋発泡体シートの少なくとも1面に粘着剤を積層す
ることで得られる。
用いられる。例えば、天然ゴムラテックス等の天然系、
IRラテックス、アクリル共重合ラテックス、アクリル
変性ラテックス、酢酸ビニルラテックス、SBRラテッ
クス等の合成系、天然系と合成系をブレンドしたもの等
が使用される。好ましくはアクリル系粘着剤である。
粘着付与剤、充填剤、顔料、防錆剤等が添加されていて
も良い。
ートの好ましい製造方法について説明する。製造方法
は、樹脂組成物を成形しシートを得る工程、該シートに
電離性放射線を照射し該樹脂組成物を架橋させ架橋シー
トを得る工程、さらに該架橋シートを該熱分解型発泡剤
の分解温度以上の温度で熱処理し架橋発泡体シートとす
る工程、架橋発泡体シートを加熱し圧潰する工程からな
る。
組成物を単軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサ
ー、ニーダーミキサー、ミキシングロール等の混練装置
を用いて、熱分解型発泡剤の分解温度以下で均一に溶融
混練し、これをシート状に成形する。これらの樹脂組成
物は、溶融混練する前に必要に応じてミキサー等で機械
的に混合しておいても良い。このときの溶融混練温度
は、発泡剤の分解開始温度よりも10℃以上低い温度で
あることが好ましい。混練温度が高すぎると混練時に熱
分解型発泡剤が分解してしまい、良好な発泡体が得られ
ない。 また、このシートの厚みは0.1mm〜5mm
であるのが好ましい。シートの厚みが0.1mm未満で
あると発泡成形時にシート表面からのガス抜けが多く、
均一な発泡体となりにくく、5mmを超えるとシートの
剛性が高くなりすぎ、連続生産時の巻き取り性等に支障
を生じることがある。
電離性放射線を所定線量照射して樹脂組成物を架橋させ
架橋シートを得る。
の分解温度以上の温度で熱処理し発泡させる。発泡成形
のための熱処理は、従来公知の方法を用いてよく、例え
ば、縦型及び横型の熱風発泡炉、溶融塩等の薬液浴上な
どで行うことができる。生分解性樹脂が加水分解を起こ
しやすい樹脂である場合は、薬液浴上で発泡させるより
も、縦型及び横型熱風発泡炉で発泡を行った方が表面状
態の良好な架橋発泡体シートが得られる。また、必要に
応じて発泡成形を行う前に予熱を行い、樹脂を軟化させ
ておくと少ない熱量で、安定した架橋発泡体シートを得
ることができる。
や熱風を熱源とする装置を用いて予め加熱し、ニップロ
ール等を用いて圧潰する。このようにして得られた発泡
体シートの気泡は長手方向断面において長手方向の平均
径(A)と厚さ方向の平均径(B)との比(A)/
(B)が2〜20の範囲の扁平な断面形状を有する。
1倍以上で延伸することが好ましい。圧潰しながら延伸
することにより、厚みの薄い発泡体シートを得ることが
できる。発泡体シートは、スライスすることにより厚み
を調節してから圧潰しても構わない。また、得られた架
橋発泡体シートはコロナ放電処理や接着剤塗布加工など
の後加工を施しても構わない。
は従来公知の方法を用いてよく、例えば、離型紙に粘着
剤を塗布乾燥した後発泡体に転写する方法等が用いられ
る。
発泡体シートの用途は特に限定されず、例えば、緩衝
材、断熱材、包装材などに使用することができる。特
に、テープ、パッキンの用途に使用すると、本発明の特
徴を十分生かすことができ、好ましい。
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。 (型沿い性の評価)得られた発泡体を粘着テープとし、
凹凸のある型に貼り、状態を評価した。 ○:凹凸の型沿いが良好。 ×:凹凸の型に沿わず、隙間が生じる状態。
3001(昭和高分子(株)製)100kg、発泡剤と
してアゾジカルボンアミド5.0kg、架橋助剤として
1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート3kg、安
定剤として"イルガノックス"1010(チバ・スペシャ
ルティケミカルズ(株)製)0.5kg、"イルガノッ
クス"PS802(チバ・スペシャルティケミカルズ
(株)製)0.3kgを準備し、これらをヘンシェルミ
キサーに投入し、200〜400rpmの低速回転で約
3分間混合し、ついで800〜1000rpmの高速回
転とし、3分間混合して発泡用樹脂組成物とした。この
発泡用樹脂組成物を発泡剤の分解しない温度、具体的に
は120℃に加熱したベント付きの押出し機に導入、T
ダイから押出し、厚みが1.5mmの架橋発泡用シート
に成型した。このシートに45kGyの電子線を照射
し、架橋せしめた後、縦型熱風発泡装置に連続的に導
入、240℃で3〜4分加熱発泡して、厚みが2.2m
mの架橋発泡体シートとして巻取った。
し、厚みを1.1mmとした。スライスした架橋発泡体
シートを赤外線と熱風によって加熱し、その表面温度を
約100℃とした後、これを350kPaのニップ圧に
調節したロールに通して圧潰すると共に1.5倍に延伸
し、常温まで冷却して架橋発泡体シートを得た。このよ
うにして得られた発泡体シートは厚み0.6mm、ゲル
分率35%、発泡倍率5倍であり、また、スライス面の
持つ凹凸はその後加熱したことにより平滑となり、両面
共に表面形態がよい外観美麗なものであった。また、気
泡形状を観察したところ、長手方向の平均径と厚さ方向
の平均径の比が5.0であった。
然ゴムラテックスベースの粘着剤に安定剤、粘着付与
剤、粘度調整剤、ブロッキング防止剤を添加したものを
塗工し、離型紙を設け粘着テープとしたところ、柔軟
性、凹凸の型沿いが良好、かつ、十分な強度を有してい
た。このものを土壌中に埋設した所、1年間経過後には
実用性のない強度まで低下し、分解変化が観察された。 実施例2 生分解性樹脂として脂肪族・芳香族共重合ポリエステ
ル"エコフレックス"(BASF(株)製)100kg、
発泡剤としてアゾジカルボンアミド5.0kg、架橋助
剤として1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート5
kgを用い、80kGyの電子線を照射した以外は、実
施例1と同様の方法により、厚みが2.0mmの架橋発
泡体シートとして巻取った。
し、厚みを1.0mmとした。スライスした架橋発泡体
シートを用いて、表面温度を約120℃とした以外は実
施例1と同様の方法により、圧潰すると共に延伸し、常
温まで冷却して架橋発泡体シートを得た。このようにし
て得られた発泡体シートは厚み0.5mm、ゲル分率3
7%、発泡倍率4倍であり、また、スライス面の持つ凹
凸はその後加熱したことにより平滑となり、両面共に表
面形態がよい外観美麗なものであった。また、気泡形状
を観察したところ、長手方向の平均径と厚さ方向の平均
径の比が5.4であった。
の方法で粘着剤、離型紙を設け粘着テープとしたとこ
ろ、柔軟性に頗る優れており、凹凸の型沿いが良好、か
つ、十分な強度を有していた。このものを土壌中に埋設
した所、1年間経過後には実用性のない強度まで低下
し、分解変化が観察された。 実施例3 実施例2と同様の方法により、厚みが0.8mmの架橋
発泡用シートを作成し、1.2mmの架橋発泡体シート
を作成した。
厚みを0.6mmとした。このシートを用いて延伸倍率
を1.7倍とした以外は実施例2と同様の方法により、
圧潰すると共に延伸し、厚み0.25mm、ゲル分率2
8%、発泡倍率4倍の架橋発泡体シートを得た。得られ
た発泡体シートは両面共に表面形態がよい外観美麗なも
のであった。また、気泡形状を観察したところ、長手方
向の平均径と厚さ方向の平均径の比が6.1であった。
の方法で粘着剤、離型紙を設け粘着テープとしたとこ
ろ、柔軟性に頗る優れており、凹凸の型沿いも頗る良
好、かつ、十分な強度を有していた。このものを土壌中
に埋設した所、1年間経過後には実用性のない強度まで
低下し、分解変化が観察された。 比較例1 生分解性樹脂として脂肪族ポリエステル"ビオノーレ"#
3001(昭和高分子(株)製)100kg、発泡剤と
してアゾジカルボンアミド5.0kg、架橋助剤として
1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート3kg、安
定剤として"イルガノックス"1010(チバ・スペシャ
ルティケミカルズ(株)製)0.5kg、"イルガノッ
クス"PS802(チバ・スペシャルティケミカルズ
(株)製)0.3kgを準備し、これらをヘンシェルミ
キサーに投入し、200〜400rpmの低速回転で約
3分間混合し、ついで800〜1000rpmの高速回
転とし、3分間混合して発泡用樹脂組成物とした。この
発泡用樹脂組成物を発泡剤の分解しない温度、具体的に
は120℃に加熱したベント付きの押出し機に導入、T
ダイから押出し、厚みが1.5mmの架橋発泡用シート
に成型した。このシートに45kGyの電子線を照射
し、架橋せしめた後、縦型熱風発泡装置に連続的に導
入、240℃で3〜4分加熱発泡して、架橋発泡体シー
トとして巻取った。このようにして得られた発泡体シー
トは厚み2.2mm、ゲル分率35%、発泡倍率8倍で
あり、両面共に表面形態がよく外観美麗なものであっ
た。また、気泡形状を観察したところ、長手方向の平均
径と厚さ方向の平均径の比が1.5であった。
の方法で粘着剤、離型紙を設け粘着テープとしたとこ
ろ、十分な強度を有するものの凹凸の型に沿わず、隙間
が生じた。このものを土壌中に埋設した所、1年間経過
後には実用性のない強度まで低下し、分解変化が観察さ
れた。 比較例2 生分解性樹脂として、脂肪族ポリエステル”ビオノー
レ”#3001(昭和高分子株製)を150℃に設定し
た押出機に導入し、途中より炭酸ガスを約2.5wt%
注入し、リップ幅0.4mmに設定したサーキュラーダ
イより押し出し、圧力を解放することで発泡体を得た。
1.1mm、ゲル分率は0%、発泡倍率は5倍、発泡体
の外観は良好であった。また、気泡形状を観測したとこ
ろ、長手方向の平均径と厚さ方向の平均径の比が1.8
であり、発泡体内部の気泡は不均一で、厚み方向に座屈
感のある発泡体であった。
るために、この発泡体シートを実施例1と同様の方法で
圧潰しながら延伸しようと試みたが、耐熱性が不足して
いるため加熱、延伸したところ溶断してしまい、扁平な
気泡形状を有する発泡体を得ることは不可能であった。
実施例1と同様の方法で粘着剤、離型紙を設け粘着テー
プとしたところ、凹凸の型には沿わず、隙間が生じた。
上を両立し、特に厚みの薄い良好な表面状態を有する生
分解性樹脂架橋発泡体シートおよびこのシートを用いた
粘着テープが得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】生分解性脂肪族ポリエステル及び/または
その変性物からなる発泡体シートであって、前記発泡体
シートの気泡は、長手方向断面において長手方向の平均
径(A)と厚さ方向の平均径(B)との比(A)/
(B)が2〜20の範囲の扁平な断面形状を有するもの
であることを特徴とする生分解性樹脂架橋発泡体シー
ト。 - 【請求項2】生分解性脂肪族ポリエステル及び/または
その変性物が、生分解性樹脂脂肪族・芳香族共重合ポリ
エステルを含むことを特徴とする請求項1に記載の生分
解性樹脂架橋発泡体シート。 - 【請求項3】発泡倍率が1.5〜40倍の範囲であるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の生分解性樹脂架
橋発泡体シート。 - 【請求項4】発泡体の厚みが0.05〜2mmの範囲で
あることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
生分解性樹脂架橋発泡体シート。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の生分解性
樹脂架橋発泡体シートの少なくとも片面に、粘着剤を積
層してなることを特徴とする粘着テープ。
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