JP2003313158A - ヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方法 - Google Patents
ヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方法Info
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Abstract
トロソ化合物への位置選択的求核付加反応及びニトロソ
化合物への位置選択的求核付加反応用触媒を提供する。 【解決手段】 ニトロソ化合物と、シリルエノールエー
テル化合物とを、ルイス酸触媒存在下において、反応さ
せ、ヒドロキシアミノ化合物、又はアミノオキシ化合物
のいずれかを選択的に合成する。ルイス酸触媒のうち、
金属フッ化物、好ましくは、フッ化銀、又は、フッ化
銅、特に好ましくは、これらのBINAP錯体を用いて
ヒドロキシアミノ化合物を選択的に合成し、好ましく
は、トリフラート、又は金属塩化物、特に、銀トリフラ
ート、銅トリフラート、四塩化チタン、又は三塩化鉄の
いずれかを用いてアミノオキシ化合物を選択的に合成す
る。
Description
の位置選択的求核付加反応によりニトロソ化合物からヒ
ドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物を
製造する方法や、ニトロソ化合物への位置選択的求核付
加反応用触媒に関し、好ましくは、ヒドロキシアミノ化
合物又はアミノオキシ化合物を選択的に製造する方法
や、ニトロソ化合物への位置選択的求核付加反応用触媒
に関する。
ロ原子、とりわけ窒素原子および酸素原子を含んでお
り、医薬、農薬、工業薬品等の技術分野において有用な
種々の化合物を合成するため、窒素原子および酸素原子
を分子内に導入する新しい有機合成反応の開発が活発に
行なわれている。求電子的アミノ化反応およびヒドロキ
シ化反応は発展期を迎え、特に、求核付加反応の求電子
剤の中でも、C=O結合を有するカルボニル化合物やC
=N結合を有するイミン類については、特徴的な新反応
が数多く見出されている。しかしながら、N=O結合に
対する求核付加反応についてはほとんど検討がなされて
いない。
内に窒素原子、酸素原子等のヘテロ原子を有する生理活
性物質の合成へ導くことができる化合物の合成におい
て、N=O結合を有するニトロソ化合物を出発物質とし
て、過酷な条件を必要とせずに容易に目的とするヒドロ
キシアミノ化合物やアミノオキシ化合物を得ることがで
きる製造方法や、これら化合物のうちいずれか一方の化
合物を選択的に得ることができるヒドロキシアミノ化合
物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方法や、ニトロ
ソ化合物への位置選択的求核付加反応用触媒を提供する
ことにある。
法によりN=O結合に対する求核付加反応について、鋭
意研究を行った。まず、式(IV)に示すトリメチルシリ
ルエノールエーテル1aとニトロソベンゼンの混合溶液
に、ルイス酸触媒として10mol%のトリエチルシリ
ルトリフラートを作用させ、0℃、1時間撹拌したとこ
ろ、アミノオキシ化合物2aが94%の収率で得られ
た。一方、ルイス酸触媒としてトリエチルシリルトリフ
ラートに代わりフッ化銀・(±)BINAPを作用させ
た場合は、ヒドロキシアミノ化合物3aのみが得られ
た。
応を行ったところ、ルイス酸触媒としてシリルトリフラ
ート、銀トリフラート、銅トリフラート、四塩化チタ
ン、又は、三塩化鉄を用いた場合は、アミノオキシ化合
物のみが高収率で選択的に得られるのに対し、フッ化
銀、フッ化銅を用いた場合はヒドロキシアミノ化合物が
高収率で生成された。また、ルイス酸触媒としてホウ素
化合物を用いると、どちらの化合物も得られた。以上の
結果から、ニトロソベンゼンは様々なルイス酸触媒の存
在下において、ヒドロキシアミノ化及びアミノオキシ化
のいずれの反応に対しても優れた求電子性を示すことが
分かった。さらに、特定のルイス酸触媒においては、ニ
トロソ基に対して、アザフィリック、あるいはオキソフ
ィリックのいずれかに作用し、ヒドロキシアミノケトン
化合物、又はアミノオキシケトン化合物のいずれか一方
のみを高収率で選択的に得ることに成功した。
い、アミノオキシ化合物を与える代表的なルイス酸触媒
としてシリルトリフラートを、ヒドロキシアミノ化合物
を与える触媒としてフッ化銀・BINAPを用いて、基
質に対する位置選択性の一般性について検討を行った。
その結果、アミノオキシ化合物はシリルトリフラート触
媒存在下で、中程度の収率であるものの、種々のシリル
エノールエーテルに対して高選択的に得られた。一方、
ヒドロキシアミノ化合物はフッ化銀・BINAP触媒を
用いて主生成物として与えられるが、収率および選択性
については、種々のシリルエノールエーテルに対して若
干の違いがみられた。以上のことから、N=O結合を有
するニトロソ化合物に対する求核付加反応では、ルイス
酸触媒存在下において、ニトロソ化合物がヒドロキシア
ミノ化反応又はアミノオキシ化反応に対しても優れた求
電子性を示すことに着目し、触媒として特定のルイス酸
を用いることにより、どちらか一方の反応のみを選択的
に進行させ得ることを見い出した。本発明は、上記知見
に基づいて完成するに至ったものである。
般式(I)
C1〜C6の非環状炭化水素基、又はC3〜C6の環状
炭化水素基を表し、R2は、水素原子又はメチル基を表
し、R3は、水素原子、置換基を有していてもよいC1
〜C6の非環状炭化水素基、又はC3〜C6の環状炭化
水素基を表し、R1とR3とは結合してC5〜C8の環を
形成してもよく、R4、R5、R6は、独立して、C1〜
C3のアルキル基を表す。]で示されるシリルエノール
エーテル化合物とを、ルイス酸触媒存在下に反応させ、
一般式(II)
おけるR1、R2、R3と同じものを表し、R7は、炭化水
素基を表す。]で示されるヒドロキシアミノ化合物、及
び/又は、一般式(III)
おけるR1、R2、R3と同じものを表し、R7は、炭化水
素基を表す。]で示されるアミノオキシ化合物を合成す
ることを特徴とするヒドロキシアミノ化合物及び/又は
アミノオキシ化合物の製造方法に関し(請求項1)、好
ましくは、一般式(I)〜(III)におけるR1が、C4
〜C6の非環状炭化水素基を表すことを特徴とする請求
項1記載のヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオ
キシ化合物の製造方法(請求項2)や、一般式(I)〜
(III)におけるR3が、水素原子を表すことを特徴とす
る請求項1または2記載のヒドロキシアミノ化合物及び
/又はアミノオキシ化合物の製造方法(請求項3)や、
ニトロソ化合物が、置換基を有していてもよいニトロソ
ベンゼンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か記載のヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキ
シ化合物の製造方法(請求項4)や、ニトロソ化合物
が、ニトロソイソブタンであることを特徴とする請求項
1〜3のいずれか記載のヒドロキシアミノ化合物及び/
又はアミノオキシ化合物の製造方法(請求項5)や、一
般式(I)におけるR4、R5、R6が、メチル基を表す
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のヒドロ
キシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造
方法(請求項6)や、所定のルイス酸触媒を用いて、ヒ
ドロキシアミノ化合物又はアミノオキシ化合物を選択的
に合成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか記
載のヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化
合物の製造方法(請求項)7や、所定のルイス酸触媒とし
て、金属フッ化物を用いてヒドロキシアミノ化合物を選
択的に合成することを特徴とする請求項7記載のヒドロ
キシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造
方法(請求項8)や、金属フッ化物が、フッ化銀又はフ
ッ化銅であることを特徴とする請求項8記載のヒドロキ
シアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方
法(請求項9)や、金属フッ化物が、BINAP錯体で
あることを特徴とする請求項8又は9記載のヒドロキシ
アミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方法
(請求項10)や、所定のルイス酸触媒として、トリフ
ラート又は金属塩化物を用いてアミノオキシ化合物を選
択的に合成することを特徴とする請求項1〜7のいずれ
か記載のヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキ
シ化合物の製造方法(請求項11)や、トリフラート
が、シリルトリフラート、銀トリフラート、又は銅トリ
フラートであることを特徴とする請求項11記載のヒド
ロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製
造方法(請求項12)や、 金属塩化物が、四塩化チタ
ン又は三塩化鉄であることを特徴とする請求項11記載
のヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合
物の製造方法(請求項13)に関する。
て含有することを特徴とするニトロソ化合物への位置選
択的求核付加反応用触媒(請求項14)に関し、好まし
くは、ルイス酸が金属フッ化物であって、ヒドロキシア
ミノ化合物を選択的に合成することを特徴とする請求項
14記載のニトロソ化合物への位置選択的求核付加反応
用触媒(請求項15)や、金属フッ化物が、フッ化銀又
はフッ化銅であることを特徴とする請求項15記載のニ
トロソ化合物への位置選択的求核付加反応用触媒(請求
項16)や、金属フッ化物が、BINAP錯体であるこ
とを特徴とする請求項15又は16記載のニトロソ化合
物への位置選択的求核付加反応用触媒(請求項17)や、
ルイス酸がトリフラート又は金属塩化物であって、アミ
ノオキシ化合物を選択的に合成することを特徴とする請
求項14記載のニトロソ化合物への位置選択的求核付加
反応用触媒(請求項18)や、トリフラートが、シリル
トリフラート、銀トリフラート、又は銅トリフラートで
あることを特徴とする請求項18記載のニトロソ化合物
への位置選択的求核付加反応用触媒(請求項19)や、
金属塩化物が、四塩化チタン又は三塩化鉄であることを
特徴とする請求項18記載のニトロソ化合物への位置選
択的求核付加反応用触媒(請求項20)に関する。
及び/又はアミノオキシ化合物の製造方法は、ニトロソ
化合物と、一般式(I)(式中、R1は、置換基を有し
ていてもよいC1〜C6の非環状炭化水素基、又はC3
〜C6の環状炭化水素基を表し、R2は、水素原子又は
メチル基を表し、R3は、水素原子、置換基を有してい
てもよいC1〜C6の非環状炭化水素基、又はC3〜C
6の環状炭化水素基を表し、R 1とR3とは結合してC5
〜C8の環を形成してもよく、R4、R5、R6は、独立
して、C1〜C3のアルキル基を表す。)で示されるシ
リルエノールエーテル化合物とを、ルイス酸触媒存在下
に反応させ、一般式(II)(式中、R1、R2、R 3は、
一般式(I)におけるR1、R2、R3と同じものを表
し、R7は、炭化水素基を表す。)で示されるヒドロキ
シアミノ化合物、及び/又は、一般式(III)(式中、
R1、R2、R3は、一般式(I)におけるR1、R2、R3
と同じものを表し、R7は、炭化水素基を表す。)で示
されるアミノオキシ化合物を合成する製造方法であれ
ば、特に限定されるものではなく、ニトロソ化合物と、
一般式(I)で示されるシリルエノールエーテル化合物
とを、ルイス酸触媒存在下に反応させ、ニトロソ化合物
への位置選択的求核付加反応を利用して、一般式(II)
で示されるヒドロキシアミノ化合物、及び/又は、一般
式(III)で示されるアミノオキシ化合物を合成する方
法である。
イス酸触媒の存在下、顕著な求電子性を有し、求核付加
反応を生ぜしめるニトロソ基を有するものであれば、特
に限定されるものではなく、脂肪族ニトロソ化合物、芳
香族ニトロソ化合物のいずれであってもよい。脂肪族ニ
トロソ化合物としては、アルキルニトロソ化合物が挙げ
られ、ニトロソ基が第三級炭素原子に結合しているもの
が好ましく、具体的には、2−ニトロソイソブタン、2
−ニトロソ−2−メチルペンタン等を例示することがで
きる。また、芳香族ニトロソ化合物としては、ニトロソ
ベンゼンを例示することができ、芳香族ニトロソ化合物
に置換基を有するものであってもよい。かかる置換基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、t
−ブチル基等のアルキル基や、メトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキ
シ基、s−ブトキシ基、イソブトキシ基、t−ブトキシ
基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、フェネチルオキ
シ基等のアルコキシ基や、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素
等のハロゲン原子などを例示することができる。
物としては、具体的には、o−ニトロソトルエン、m−
ニトロソトルエン、p−ニトロソトルエン、3,5−ジ
メチルニトロソベンゼン、o−ニトロソエチルベンゼ
ン、o−ニトロソスチレン、o−ニトロソアニソール、
m−ニトロソアニソール、p−ニトロソアニソール、o
−ニトロソフェネトール、m−ニトロソフェネトール、
p−ニトロソフェネトール、o−フルオロニトロソベン
ゼン、m−フルオロニトロソベンゼン、p−フルオロニ
トロソベンゼン、o−クロロニトロソベンゼン、m−ク
ロロニトロソベンゼン、p−クロロニトロソベンゼン、
0−ブロモニトロソベンゼン、m−ブロモニトロソベン
ゼン、p−ブロモニトロソベンゼン等を例示することが
できる。
ルは、一般式(I)で表され、式中、R1は、置換基を
有していてもよいC1〜C6の非環状化水素基、又はC
3〜C6の環状炭化水素基を表し、R2は水素原子、又
はC1〜C3のアルキル基を表し、R3は、水素原子、
置換基を有していてもよいC1〜C6の非環状化水素
基、又はC3〜C6の環状炭化水素基を表し、R1とR3
とは相互に結合してC5〜C8の環を形成してもよい。
かかるシリルエノールエーテルの一般式(I)における
R1としては、置換基を有していてもよいC1〜C6非
環状炭化水素基、C3〜C6の環状炭化水素基のいずれ
かであれば特に限定されるものではないが、R1はC4
〜C6の非環状炭化水素基又は環状炭化水素基が好まし
く、また、R3としては、水素原子、置換基を有してい
てもよいC1〜C6非環状炭化水素基、C3〜C6の環
状炭化水素基のいずれかであれば特に限定されるもので
はない。一般式(I)におけるR 1、R3で表わされるC
1〜C6非環状炭化水素基としては、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、
n−ヘキシル基等のアルキル基や、ビニル基、アリル
基、2−プロペニル基、2−ブテニル基、2−ペンテニ
ル基、2−ヘプチニル基等のアルケニル基や、プロパル
ギル基等のアルキニル基等を具体的に挙げることがで
き、C3〜C6の環状炭化水素基としては、シクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基等の脂環式炭化水素基や、フェニル基の芳香族
炭化水素基を具体的に挙げることができるが、R1とし
ては、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基
等のアルキル基や、2−ブテニル基、2−ペンテニル
基、2−ヘプチニル基等のアルケニル基等のC4〜C6
の非環状炭化水素や、シクロブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、フェニル基等のC4〜C6の環
状炭化水素基が好ましい。
1〜C6非環状炭化水素や、C3〜C6の環状炭化水素
基における置換基としては、特に制限されるものではな
いが、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基等のアルキル基や、メトキシ基、エトキシ基等の
アルコキシ基などや、シクロプロピル基、シクロヘキシ
ル基等の脂肪族炭化水素基や、フェニル基、o−トリル
基、m−トリル基、p−トリル基、2,4−キシル基、
2,4,6−メシチル基、o−クメニル基、m−クメニ
ル基、p−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基等の
芳香族炭化水素基などの環状炭化水素基を挙げることが
できる。
相互に結合して形成するC5〜C8の環としては、1位
の炭素に不飽和結合を有する脂環式炭化水素環を有する
ものであれば、特に制限されるものではなく、かかるC
5〜C8の環としては、1−シクロペンテニル基、1−
シクロヘキシニル基、1−シクロヘプチニル基、1−シ
クロオクチニル基、ビシクロ[2.2.1]−1−ヘプチ
ニル基、ビシクロ[2.2.1]−2−ヘプチニル基等を
挙げることができる。
るC5〜C8の環における置換基としては、上記R1、
R3が表す1〜C6の非環状炭化水素基や、C3〜C6
の環状炭化水素基における置換基と同様の置換基を挙げ
ることができ、かかる置換基のうち、環状の置換基はR
1とR3とが相互に結合して形成するC5〜C8の環に縮
合したものであってもよい。
(I)におけるR2は、水素原子又はメチル基を表し、
R4、R5、R6は、相互に独立して、C1〜C3のアル
キル基を表すものであれば、特に制限されるものではな
い。R4、R5、R6のC1〜C3のアルキル基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基を挙げることがで
きる。
は、具体的には、1−トリメチルシリルオキシ−1−
(n−ブチル)エチレン、1−トリメチルシリルオキシ
−1−(n−ブチル)−2−メチルエチレン、1−トリ
メチルシリルオキシ−1−(n−ペンチル)エチレン、
1−トリメチルシリルオキシ−1−(n−ペンチル)−
2−メチルエチレン、1−トリメチルシリル−1−(n
−ヘキシル)エチレン、1−トリメチルシリルオキシ−
1−(n−ヘキシル)−2−メチルエチレン、1−トリ
メチルシリルオキシ−1−シクロペンチルエチレン、1
−トリメチルシリルオキシ−1−シクロペンチル−2−
メチルエチレン、1−トリメチルシリルオキシ−1−シ
クロヘキシルエチレン、1−トリメチルシリルオキシ−
1−シクロヘキシル−2−メチルエチレン、1−トリメ
チルシリルオキシ−1−フェニルエチレン、1−トリメ
チルシリルオキシ−1−フェニル−2−メチルエチレ
ン、1−トリメチルシリルオキシ−1−シクロペンテ
ン、1−トリメチルシリルオキシ−2−メチル−1−シ
クロペンテン、1−トリメチルシリルオキシ−1−イン
デン、1−トリメチルシリルオキシ−2−メチル−1−
インデン、1−トリメチルシリルオキシ−1−シクロヘ
キセン、1−トリメチルシリルオキシ−2−メチル−1
−シクロヘキセン、1−トリメチルシリルオキシ−2,
6,6−トリメチル−1−シクロヘキセンを挙げること
ができる。
は、ニトロソ化合物の窒素原子又は酸素原子に対して電
子対受容体として作用するものであれば、特に限定され
るものではないが、ルイス酸触媒としては、トリフラー
トや、金属フッ化物、金属塩化物等が好ましい。
トは、トリフルオロメタンスルホン酸のエステル(RO
SO2CF3)や、金属塩(MOSO2CF3)であり、式
(V)で表されるシリルトリフラートや、銀トリフラー
ト(AgOSO2CF3)や、銅トリフラート(Cu(O
SO2CF3)2)等が好適である。
C1〜C4のアルキル基を表し、かかるアルキル基とし
て、具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基等を
例示することができ、トリフラートは公知の方法に準じ
て生成することができ、市販のものを適用することがで
きる。
して、具体的には、トリメチルシリルトリフラート、ト
リエチルシリルトリフラート、t−ブチルジメチルシリ
ルトリフラート等を例示することができる。
としては、いずれの金属の塩化物であってもよいが、四
塩化チタン、三塩化鉄が好ましい。また、本発明の金属
フッ化物としては、いずれの金属フッ化物であってもよ
いが、フッ化銀、フッ化銅が好ましい。かかるフッ化銀
や、フッ化銅はBINAPとの錯体としてもよい。BI
NAPは、2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−
1,1′−ビナフチル類であって、ビナフトールに、塩
基存在下、パーフルオロアルキルスルホニルハライド又
はパーフルオロアルカンスルホン酸無水物を反応させ
て、ジパーフルオロアルキルスルホネートを得、これを
塩基及びニッケル触媒の存在下、ジフェニルホスフィン
と反応させる等、公知の方法に準じて生成することがで
きる。得られたBINAPから錯体を形成するには、B
INAPをメタノール等の溶液とし、この溶液にフッ化
銀、フッ化銅等を添加する等の公知の方法によることが
できる。また、BINAPは市販のものを適用し、金属
フッ化物や、金属塩化物のBINAP錯体を容易に生成
することができる。
ート又は金属塩化物を用いた場合は、式(V)に示すよ
うに、
るニトロオキシドに変化するために、ルイス酸が末端の
酸素原子を活性化し、もう片方の酸素原子への求核攻撃
が進行し、o−アルキル化体が生成すると考えられる。
一方、上記ルイス酸触媒として、フッ化銀を用いた場合
は、式(VI)に示すように、
素原子へのフッ化銀の配位により、窒素原子へのシリル
エノールエーテルの求核攻撃が進行する、または、フッ
化銀の添加により銀エノラートが生成し、銀エノラート
とニトロソベンゼンとの反応が起こり、N−アルキル化
体が得られると考えられる。また、ルイス酸触媒として
ホウ素化合物を触媒として使用すると、アミノオキシ化
合物及びヒドロキシアミノ化合物の合計の収率を高く得
ることができるが、反応生成物は双方が混在したものと
なり、ホウ素化合物はいずれか一方を選択的に生成させ
る触媒として適用できるものではない。これらのルイス
酸触媒の使用量としては、1〜10mol%の範囲が好
ましく、特に、5mol%程度がより好ましい。
ては、特に制限されるものではないが、使用するニトロ
ソ化合物、シリルエノールエーテルや、反応生成物のア
ミノオキシ化合物、ニトリルや、触媒との関係におい
て、適宜選択することができる。溶媒としては、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香環をもつ溶媒、
アセトニトリル等のニトリル溶媒等を使用することがで
き、これらの溶媒の1種又は2種以上を混合して使用す
ることができる。これらのうちで、特に、メタノール、
1,2−ジクロロプロパン等が好ましい。
核付加反応は、上記ニトロソ化合物とシリルエノールエ
ーテルとを、ルイス酸触媒の存在下で行なう反応であれ
ば、特に限定されるものではないが、アルゴン等の不活
性ガス雰囲気中、上記のニトロソ化合物の溶媒溶液に、
シリルエノールエーテル化合物を、ニトロソ化合物1m
olに対して、1mol%程度添加し、この混合溶液
に、ルイス酸触媒である金属フッ化物1〜10mol
%、好ましくは5mol%程度を、−78℃〜室温、好
ましくは0℃前後の温度で添加することにより、ニトロ
ソ化合物の窒素原子に選択的求核付加反応が生じ、ヒド
ロキシアミノ化合物が選択的に生成される。他方、アル
ゴン等の不活性ガス雰囲気中、上記のニトロソ化合物の
溶媒溶液に、シリルエノールエーテル化合物を、ニトロ
ソ化合物1molに対して、1mol%程度添加し、こ
の混合溶液に、シリルトリフラート、金属塩化物1〜1
0mol%、好ましくは5mol%程度を、−78℃〜
室温、好ましくは0℃前後の温度範囲で添加することに
より、ニトロソ化合物の酸素原子に選択的求核付加反応
が生じ、アミノオキシ化合物が選択的に生成される。反
応後、飽和食塩水を添加して反応を終了させることがで
き、得られたヒドロキシアミノ化合物や、アミノオキシ
化合物の精製は、公知の従来の方法で行うことができ
る。
核付加反応によって、ニトロソ化合物から選択的に生成
されるヒドロキシアミノ化合物としては、具体的には、
2−(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1−シクロペ
ンタノン、2−メチル−2−(N−フェニルヒドロキシ
アミノ)−1−シクロペンタノン、2−(N−フェニル
ヒドロキシアミノ)−1−インダノン、2−メチル−2
−(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1−インダノ
ン、2−(N−o−トリルヒドロキシアミノ)−1−シ
クロペンタノン、2−(N−p−トリルヒドロキシアミ
ノ)−1−シクロペンタノン、2−[N−(3,5−キ
シル)ヒドロキシアミノ]−1−シクロペンタノン、2
−[N−(p−クロロフェニル)ヒドロキシアミノ]−1
−シクロペンタノン、2−[N−(p−ブロモフェニ
ル)ヒドロキシアミノ]−1−シクロペンタノン、2−
[N−(o−アニソール)ヒドロキシアミノ]−1−シク
ロペンタノン、2−[N−(p−アニソール)ヒドロキ
シアミノ]−1−シクロペンタノン、2−(N−フェニ
ルヒドロキシアミノ)−1−シクロヘキサノン、2−メ
チル−2−(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1−シ
クロヘキサノン、2−(N−フェニルヒドロキシアミ
ノ)−1−ベンゾ[e]シクロヘキサノン、2−メチル−
2−(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1−ベンゾ
[e]シクロヘキサノン、2−(N−o−トリルヒドロキ
シアミノ)−1−シクロヘキサノン、2−(N−p−ト
リルヒドロキシアミノ)−1−シクロヘキサノン、2−
[N−(3,5−キシル)ヒドロキシアミノ]−1−シク
ロヘキサノン、2−[N−(p−クロロフェニル)ヒド
ロキシアミノ]−1−シクロヘキサノン、2−[N−(p
−ブロモフェニル)ヒドロキシアミノ]−1−シクロヘ
キサノン、2−[N−(o−アニソール)ヒドロキシア
ミノ]−1−シクロヘキサノン、2−[N−(p−アニソ
ール)ヒドロキシアミノ]−1−シクロヘキサノンを例
示することができる。
としては、具体的には、2−(N−フェニルヒドロキシ
アミノ)−1−シクロヘプタノン、2−メチル−2−
(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1−シクロヘプタ
ノン、2−(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1−ベ
ンゾ[f]シクロヘプタノン、2−メチル−2−(N−フ
ェニルヒドロキシアミノ)−1−ベンゾ[f]シクロヘプ
タノン、2−(N−o−トリルヒドロキシアミノ)−1
−シクロヘプタノン、2−(N−p−トリルヒドロキシ
アミノ)−1−シクロヘプタノン、2−[N−(3,5
−キシル)ヒドロキシアミノ]−1−シクロヘプタノ
ン、2−[N−(p−クロロフェニル)ヒドロキシアミ
ノ]−1−シクロヘプタノン、2−[N−(p−ブロモフ
ェニル)ヒドロキシアミノ]−1−シクロヘプタノン、
2−[N−(o−アニソール)ヒドロキシアミノ]−1−
シクロヘプタノン、2−[N−(p−アニソール)ヒド
ロキシアミノ]−1−シクロヘプタノン、2−(N−フ
ェニルヒドロキシアミノ)−1−シクロオクタノン、2
−メチル−2−(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1
−シクロオクタノン、2−(N−フェニルヒドロキシア
ミノ)−1−ベンゾ[g]シクロオクタノン、2−メチル
−2−(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1−ベンゾ
[g]シクロオクタノン、2−(N−o−トリルヒドロキ
シアミノ)−1−シクロオクタノン、2−(N−p−ト
リルヒドロキシアミノ)−1−シクロオクタノン、2−
[N−(3,5−キシル)ヒドロキシアミノ]−1−シク
ロオクタノン、2−[N−(p−クロロフェニル)ヒド
ロキシアミノ]−1−シクロオクタノン、2−[N−(p
−ブロモフェニル)ヒドロキシアミノ]−1−シクロオ
クタノン、2−[N−(o−アニソール)ヒドロキシア
ミノ]−1−シクロオクタノン、2−[N−(p−アニソ
ール)ヒドロキシアミノ]−1−シクロオクタノンを例
示することができる。
としては、N,N−(2−オキソ−1,3,3−トリメ
チルブチル)フェニルヒドロキシアミン、N,N−(2
−オキソ−1,3,3−トリメチルブチル)−o−トリ
ルヒドロキシアミン、N,N−(2−オキソ−1,3,
3−トリメチルブチル)−p−トリルヒドロキシアミ
ン、N,N−(2−オキソ−1,3,3−トリメチルブ
チル)−(3,5−キシル)ヒドロキシアミン、N,N
−(2−オキソ−1,3,3−トリメチルブチル)−
(p−クロロフェニル)ヒドロキシアミン、N,N−
(2−オキソ−1,3,3−トリメチルブチル)−(p
−ブロモフェニル)ヒドロキシアミン、N,N−(2−
オキソ−1,3,3−トリメチルブチル)−(o−アニ
ソール)ヒドロキシアミン、N,N−(2−オキソ−
1,3,3−トリメチルブチル)−(p−アニソール)
ヒドロキシアミン、N,N−(2−オキソ−2−フェニ
ル−1−メチルエチル)フェニルヒドロキシアミン、
N,N−(2−オキソ−2−フェニル−1−メチルエチ
ル)−o−トリルヒドロキシアミン、N,N−(2−オ
キソ−2−フェニル−1−メチルエチル)−p−トリル
ヒドロキシアミン、N,N−(2−オキソ−2−フェニ
ル−1−メチルエチル)−(3,5−キシル)ヒドロキ
シアミン、N,N−(2−オキソ−2−フェニル−1−
メチルエチル)−(p−クロロフェニル)ヒドロキシア
ミン、N,N−(2−オキソ−2−フェニル−1−メチ
ルエチル)−(p−ブロモフェニル)ヒドロキシアミ
ン、N,N−(2−オキソ−2−フェニル−1−メチル
エチル)−(o−アニソール)ヒドロキシアミン、N,
N−(2−オキソ−2−フェニル−1−メチルエチル)
−(p−アニソール)ヒドロキシアミンを例示すること
ができる。
択的求核付加反応によって、ニトロソ化合物から選択的
に生成されるアミノオキシ化合物としては、具体的に
は、2−(N−フェニルアミノオキシ)−1−シクロペ
ンタノン、2−メチル−2−(N−フェニルアミノオキ
シ)−1−シクロペンタノン、2−(N−フェニルアミ
ノオキシ)−1−インダノン、2−メチル−2−(N−
フェニルアミノオキシ)−1−インダノン、2−(N−
o−トリルアミノオキシ)−1−シクロペンタノン、2
−(N−p−トリルアミノオキシ)−1−シクロペンタ
ノン、2−[N−(3,5−キシル)アミノオキシ]−1
−シクロペンタノン、2−[N−(p−クロロフェニ
ル)アミノオキシ]−1−シクロペンタノン、2−[N−
(p−ブロモフェニル)アミノオキシ]−1−シクロペ
ンタノン、2−[N−(o−アニソール)アミノオキシ]
−1−シクロペンタノン、2−[N−(p−アニソー
ル)アミノオキシ]−1−シクロペンタノン、2−(N
−フェニルアミノオキシ)−1−シクロヘキサノン、2
−メチル−2−(N−フェニルアミノオキシ)−1−シ
クロヘキサノン、2−(N−フェニルアミノオキシ)−
1−ベンゾ[e]シクロヘキサノン、2−メチル−2−
(N−フェニルアミノオキシ)−1−ベンゾ[e]シクロ
ヘキサノン、2−(N−o−トリルアミノオキシ)−1
−シクロヘキサノン、2−(N−p−トリルアミノオキ
シ)−1−シクロヘキサノン、2−[N−(3,5−キ
シル)アミノオキシ]−1−シクロヘキサノン、2−[N
−(p−クロロフェニル)アミノオキシ]−1−シクロ
ヘキサノン、2−[N−(p−ブロモフェニル)アミノ
オキシ]−1−シクロヘキサノン、2−[N−(o−アニ
ソール)アミノオキシ]−1−シクロヘキサノン、2−
[N−(p−アニソール)アミノオキシ]−1−シクロヘ
キサノンを例示することができる。
ては、2−(N−フェニルアミノオキシ)−1−シクロ
ヘプタノン、2−メチル−2−(N−フェニルアミノオ
キシ)−1−シクロヘプタノン、2−(N−フェニルア
ミノオキシ)−1−ベンゾ[f]シクロヘプタノン、2−
メチル−2−(N−フェニルアミノオキシ)−1−ベン
ゾ[f]シクロヘプタノン、2−(N−o−トリルアミノ
オキシ)−1−シクロヘプタノン、2−(N−p−トリ
ルアミノオキシ)−1−シクロヘプタノン、2−[N−
(3,5−キシル)アミノオキシ]−1−シクロヘプタ
ノン、2−[N−(p−クロロフェニル)アミノオキシ]
−1−シクロヘプタノン、2−[N−(p−ブロモフェ
ニル)アミノオキシ]−1−シクロヘプタノン、2−[N
−(o−アニソール)アミノオキシ]−1−シクロヘプ
タノン、2−[N−(p−アニソール)アミノオキシ]−
1−シクロヘプタノン、2−(N−フェニルアミノオキ
シ)−1−シクロオクタノン、2−メチル−2−(N−
フェニルアミノオキシ)−1−シクロオクタノン、2−
(N−フェニルアミノオキシ)−1−ベンゾ[g]シクロ
オクタノン、2−メチル−2−(N−フェニルアミノオ
キシ)−1−ベンゾ[g]シクロオクタノン、2−(N−
o−トリルアミノオキシ)−1−シクロオクタノン、2
−(N−p−トリルアミノオキシ)−1−シクロオクタ
ノン、2−[N−(3,5−キシル)アミノオキシ]−1
−シクロオクタノン、2−[N−(p−クロロフェニ
ル)アミノオキシ]−1−シクロオクタノン、2−[N−
(p−ブロモフェニル)アミノオキシ]−1−シクロオ
クタノン、2−[N−(o−アニソール)アミノオキシ]
−1−シクロオクタノン、2−[N−(p−アニソー
ル)アミノオキシ]−1−シクロオクタノンを例示する
ことができる。
ては、N−(2−オキソ−1,3,3−トリメチルブト
キシ)フェニルアミン、N−(2−オキソ−1,3,3
−トリメチルブトキシ)−o−トリルアミン、N−(2
−オキソ−1,3,3−トリメチルブトキシ)−p−ト
リルアミン、N−(2−オキソ−1,3,3−トリメチ
ルブトキシ)−(3,5−キシル)アミン、N−(2−
オキソ−1,3,3−トリメチルブトキシ)−(p−ク
ロロフェニル)アミン、N−(2−オキソ−1,3,3
−トリメチルブトキシ)−(o−アニソール)アミン、
N−(2−オキソ−1,3,3−トリメチルブトキシ)
−(p−アニソール)アミン、N−(2−オキソ−2−
フェニル−1−メチルエトキシ)フェニルアミン、N−
(2−オキソ−2−フェニル−1−メチルエトキシ)−
o−トリルアミン、N−(2−オキソ−2−フェニル−
1−メチルエトキシ)−p−トリルアミン、N−(2−
オキソ−2−フェニル−1−メチルエトキシ)−(3,
5−キシル)アミン、N−(2−オキソ−2−フェニル
−1−メチルエトキシ)−(p−クロロフェニル)アミ
ン、N−(2−オキソ−2−フェニル−1−メチルエト
キシ)−(o−アニソール)アミン、N−(2−オキソ
−2−フェニル−1−メチルエトキシ)−(p−アニソ
ール)アミンを例示することができる。
的に説明するが、この発明の技術的範囲はこれらの実施
例に限定されるものではない。 実施例1[ヒドロキシアミノ化合物選択的生成のルイス
酸触媒の選択] アルゴン気流下、メタノール溶媒(2ml)に、フッ化
銀(12.7mg)と、ラセミ−BINAP(62.3
mg)を溶かし、遮光して室温で20分攪拌し、フッ化
銀・BINAP錯体メタノール溶液を調製した。次に、
アルゴン気流下、メタノール溶媒(3ml)にニトロソ
ベンゼン(107.1mg)を溶かし、さらに、室温で
5分間攪拌した。この溶液を0℃に冷却後、1−トリメ
チルシリル−2−メチル−1−インデン(230μL)
(式(IV)における1a)を加え、続いて、最初に調製
したフッ化銀・BINAP錯体メタノール溶液(2m
l)(10mol%)を10分かけてゆっくり滴下し
た。0℃で2時間攪拌後、飽和食塩水を加えて反応を消
化した。シリカゲルクロマトグラフィーにより反応生成
物を精製し、2−メチル−2−(N−フェニルヒドロキ
シアミノ)−1−インダノン(式(IV)における2a)
と、2−メチル−2−(N−フェニルアミノオキシ)−
1−インダノン(式(IV)における3a)(230.5
mg)を得た。反応生成物における2−メチル−2−
(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1−インダノン
(2a)と、2−メチル−2−(N−フェニルアミノオ
キシ)−1−インダノン(3a)の収率の比は>99:
1であり、分離後の収率は91%であった。結果を表1
に示す。同様にして調製したフッ化銅・BINAP錯体
を触媒として、反応を行ない、反応生成物を得た。ま
た、フッ化銀、フッ化銅を触媒として反応生成物を得
た。更に、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル結果を表1
に示す。
INAP錯体については、反応生成物を収率高く得るこ
とができ、フッ化銀、フッ化銅については、反応生成物
の収率はBINAP錯体より低いものの、いずれの場合
も、2−メチル−2−(N−フェニルヒドロキシアミ
ノ)−1−インダノンを選択的に得ることができた。
のルイス酸触媒の選択] アルゴン気流下、1,2−ジクロロプロパン溶媒(3m
l)に、ニトロソベンゼン(107.1mg)を溶か
し、さらに、室温で5分間攪拌した。この溶液を0℃に
冷却後、1−トリメチルシリル−2−メチル−1−イン
デン(230μL)(1a)を加え、続いて、トリエチ
ルシリルトリフラート(23μL)(10mol%)を
10分かけてゆっくり滴下した。0℃で1時間攪拌後、
飽和食塩水を加えて反応を消化した。シリカゲルクロマ
トグラフィーにより反応生成物を精製し、2−メチル−
2−(N−フェニルヒドロキシアミノ)−1−インダノ
ン(式(IV)における2a)と、2−メチル−2−(N
−フェニルアミノオキシ)−1−インダノン(式(IV)
における3a)(238.1mg)を得た。反応生成物
における2−メチル−2−(N−フェニルヒドロキシア
ミノ)−1−インダノン(2a)と、2−メチル−2−
(N−フェニルアミノオキシ)−1−インダノン(3
a)の収率の比は1:>99であり、分離後の収率は9
4%であった。結果を表1に示す。同様にシリルトリフ
ラート、金属塩化物を触媒として反応を行ない、反応生
成物を得た。結果を表1に示す。
酸触媒作用] アルゴン気流下、1,2−ジクロロプロパン溶媒(3m
l)に、ニトロソベンゼン(107.1mg)を溶か
し、さらに、室温で5分間攪拌した。この溶液を0℃に
冷却後、1−トリメチルシリル−2−メチル−1−イン
デン(230μL)(1a)を加え、続いて、三フッ化
ホウ素・ジエチルエーテル(5mol%)を10分かけ
てゆっくり滴下した。0℃で1時間攪拌後、飽和食塩水
を加えて反応を消化した。シリカゲルクロマトグラフィ
ーにより反応生成物を精製し、2−メチル−2−(N−
フェニルヒドロキシアミノ)−1−インダノン(式(I
V)における2a)と、2−メチル−2−(N−フェニ
ルアミノオキシ)−1−インダノン(式(IV)における
3a)(238.1mg)を得た。反応生成物における
2−メチル−2−(N−フェニルヒドロキシアミノ)−
1−インダノン(2a)と、2−メチル−2−(N−フ
ェニルアミノオキシ)−1−インダノン(3a)の収率
の比は60:40であり、分離後の収率は84%であっ
た。結果を表1に示す。同様にトリ(パーフルオロフェ
ニル)ホウ素を触媒として反応をおこない、反応生成物
を得た。結果を表1に示す。シリルトリフタレートは、
反応生成物を収率高く得ることができ、銅トリフラー
ト、銀トリフラート、金属塩化物については、シリルト
リフタレートより収率は低下するものの、いずれの場合
も、2−メチル−2−(N−フェニルアミノオキシ)−
1−インダノンを選択的に得ることができた。また、ホ
ウ素化合物については、2−メチル−2−(N−フェニ
ルヒドロキシアミノ)−1−インダノン及び2−メチル
−2−(N−フェニルアミノオキシ)−1−インダノン
とを合計して収率よく得ることができた。
適用範囲] 実施例1で調製したフッ化銀・BINAP錯体メタノー
ル溶液(10mol%)を触媒として用い、実施例1と
同様にして、表2に示すシリルエノールエーテル(1)
と、ニトロソベンゼンとの反応を行なった。また、トリ
エチルシリルトリフラート(5mol%)を触媒とし
て、実施例2と同様にして、表2に示すシリルエノール
エーテル(1)と、ニトロソベンゼンとの反応を行なっ
た。ヒドロキシアミノ化合物(2)とアミノオキシ化合
物(3)の反応生成物の収率、及び、収率比を表2に示
す。
ヒドロキシアミノ化合物、又はアミノオキシ化合物のい
ずれかを選択的に得ることができることがわかった。特
にシリルトリフラート触媒を用いた場合、アミノオキシ
化合物を選択的に得ることができることがわかった。
て、ニトロソ化合物とシリルエノールエーテルから、ヒ
ドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物を
収率よく合成することができ、更に、ヒドロキシアミノ
化合物、アミノオキシ化合物のいずれか一方を選択的に
得ることができ、生理活性物質の合成へ導くことができ
る化合物を効率よく合成することができる。
5)
トは、トリフルオロメタンスルホン酸のエステル(RO
SO2CF3)や、金属塩(MOSO2CF3)であ
り、式(VII)で表されるシリルトリフラートや、銀ト
リフラート(AgOSO2CF 3)や、銅トリフラート
(Cu(OSO2CF3)2)等が好適である。
して、C1〜C4のアルキル基を表し、かかるアルキル
基として、具体的には、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基
等を例示することができ、トリフラートは公知の方法に
準じて生成することができ、市販のものを適用すること
ができる。
Claims (20)
- 【請求項1】 ニトロソ化合物と、一般式(I) 【化1】 [式中、R1は、置換基を有していてもよいC1〜C6の
非環状炭化水素基、又はC3〜C6の環状炭化水素基を
表し、R2は、水素原子又はメチル基を表し、R3は、水
素原子、置換基を有していてもよいC1〜C6の非環状
炭化水素基、又はC3〜C6の環状炭化水素基を表し、
R1とR3とは結合してC5〜C8の環を形成してもよ
く、R4、R5、R6は、独立して、C1〜C3のアルキ
ル基を表す。]で示されるシリルエノールエーテル化合
物とを、ルイス酸触媒存在下に反応させ、一般式(II) 【化2】 [式中、R1、R2、R3は、一般式(I)におけるR1、
R2、R3と同じものを表し、R7は、炭化水素基を表
す。]で示されるヒドロキシアミノ化合物、及び/又
は、一般式(III) 【化3】 [式中、R1、R2、R3は、一般式(I)におけるR1、
R2、R3と同じものを表し、R7は、炭化水素基を表
す。]で示されるアミノオキシ化合物を合成することを
特徴とするヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオ
キシ化合物の製造方法。 - 【請求項2】 一般式(I)〜(III)におけるR1が、
C4〜C6の非環状炭化水素基を表すことを特徴とする
請求項1記載のヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミ
ノオキシ化合物の製造方法。 - 【請求項3】 一般式(I)〜(III)におけるR3が、
水素原子を表すことを特徴とする請求項1または2記載
のヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合
物の製造方法。 - 【請求項4】 ニトロソ化合物が、置換基を有していて
もよいニトロソベンゼンであることを特徴とする請求項
1〜3のいずれか記載のヒドロキシアミノ化合物及び/
又はアミノオキシ化合物の製造方法。 - 【請求項5】 ニトロソ化合物が、ニトロソイソブタン
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の
ヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物
の製造方法。 - 【請求項6】 一般式(I)におけるR4、R5、R
6が、メチル基を表すことを特徴とする請求項1〜5の
いずれか記載のヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミ
ノオキシ化合物の製造方法。 - 【請求項7】 所定のルイス酸触媒を用いて、ヒドロキ
シアミノ化合物又はアミノオキシ化合物を選択的に合成
することを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のヒ
ドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の
製造方法。 - 【請求項8】 所定のルイス酸触媒として、金属フッ化
物を用いてヒドロキシアミノ化合物を選択的に合成する
ことを特徴とする請求項7記載のヒドロキシアミノ化合
物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方法。 - 【請求項9】 金属フッ化物が、フッ化銀又はフッ化銅
であることを特徴とする請求項8記載のヒドロキシアミ
ノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方法。 - 【請求項10】 金属フッ化物が、BINAP錯体であ
ることを特徴とする請求項8又は9記載のヒドロキシア
ミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方法。 - 【請求項11】 所定のルイス酸触媒として、トリフラ
ート又は金属塩化物を用いてアミノオキシ化合物を選択
的に合成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか
記載のヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ
化合物の製造方法。 - 【請求項12】 トリフラートが、シリルトリフラー
ト、銀トリフラート、又は銅トリフラートであることを
特徴とする請求項11記載のヒドロキシアミノ化合物及
び/又はアミノオキシ化合物の製造方法。 - 【請求項13】 金属塩化物が、四塩化チタン又は三塩
化鉄であることを特徴とする請求項11記載のヒドロキ
シアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方
法。 - 【請求項14】 ルイス酸を有効成分として含有するこ
とを特徴とするニトロソ化合物への位置選択的求核付加
反応用触媒。 - 【請求項15】 ルイス酸が金属フッ化物であって、ヒ
ドロキシアミノ化合物を選択的に合成することを特徴と
する請求項14記載のニトロソ化合物への位置選択的求
核付加反応用触媒。 - 【請求項16】 金属フッ化物が、フッ化銀又はフッ化
銅であることを特徴とする請求項15記載のニトロソ化
合物への位置選択的求核付加反応用触媒。 - 【請求項17】 金属フッ化物が、BINAP錯体であ
ることを特徴とする請求項15又は16記載のニトロソ
化合物への位置選択的求核付加反応用触媒。 - 【請求項18】 ルイス酸がトリフラート又は金属塩化
物であって、アミノオキシ化合物を選択的に合成するこ
とを特徴とする請求項14記載のニトロソ化合物への位
置選択的求核付加反応用触媒。 - 【請求項19】 トリフラートが、シリルトリフラー
ト、銀トリフラート、又は銅トリフラートであることを
特徴とする請求項18記載のニトロソ化合物への位置選
択的求核付加反応用触媒。 - 【請求項20】 金属塩化物が、四塩化チタン又は三塩
化鉄であることを特徴とする請求項18記載のニトロソ
化合物への位置選択的求核付加反応用触媒。
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---|---|---|---|
JP2002120795A JP4390424B2 (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | ヒドロキシアミノ化合物及び/又はアミノオキシ化合物の製造方法 |
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