JP2003312845A - 苗箱自動供給装置 - Google Patents

苗箱自動供給装置

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JP2003312845A
JP2003312845A JP2002116544A JP2002116544A JP2003312845A JP 2003312845 A JP2003312845 A JP 2003312845A JP 2002116544 A JP2002116544 A JP 2002116544A JP 2002116544 A JP2002116544 A JP 2002116544A JP 2003312845 A JP2003312845 A JP 2003312845A
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Hiroshi Kadota
浩 門田
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる苗箱高さに適合する挟扼位置にチャッ
ク機構を変更させたり、挟扼する別途の補助具を装着す
る等の手間を省き、設定高さに切替る選択手段を設けて
変更させ、多種類の苗箱に適合するようにした苗箱自動
供給装置である。 【解決手段】 積重ねた苗箱の下から2番目を挟持する
チャック機構と、昇降させる持上げ機構を備えた苗箱自
動供給装置において、稲用苗箱1の挟扼高さH1に設定
したチャック機構2を野菜用苗箱6の挟扼高さH2に変
更する切替えスイッチ7を設けたり、挟扼プレート10
に出退自在のフック板11を併設した補助具を常設し
て、挟扼高さH1にしたまま挟扼高さH2を引掛け、積
重ねた苗箱3の最下位置から一枚ずつ取出す苗箱自動供
給装置にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積枠内に苗箱を
載置して一枚ずつ送出部に取出し、次工程の播種機や洗
浄機に供給する苗箱自動供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積重ねた苗箱の下方から2番目を挟扼し
て持上げ、一枚ずつ下方から取出して次工程の洗浄処理
装置や播種装置に供給する苗箱自動供給装置が特開平6
−156735号公報に記載されているが、苗箱の側面
を挟扼する位置は固定され、上下の高さ調節を行わない
構成にしたものである。又、積み重ねたワークの両側で
個別に移動する昇降枠を設け、接当する爪部の高さを保
持する動作と、ワークの押出し動作を制御したワーク取
出し装置が特開平6−92462号公報に開示されてい
るが、両方の爪部が個別に作動してワークを保持した状
態で取出す自動制御をした構成であって、本発明は自動
制御を行わない出退自在のフック板を挟扼面に設け、押
し圧力で後退する簡便なフック構造によって高さの異な
る苗箱に適合させ、簡単な操作と簡素化した構造で自動
供給を可能にした構成にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】異なる苗箱高さに適合
する挟扼位置に変更させたり、チャック機構に別途の補
助具を脱着する等の手間を省き、所望する設定高さにチ
ャック機構を変更可能にして、多種類の苗箱に適合する
ようにした苗箱自動供給装置の提供を目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、異なる苗箱の形状に対して所定の高さにチャ
ック機構を昇降させる持上げ機構を設けたり、挟扼高さ
の変化に適合する補助具を常設し、一枚ずつ下方から取
出す制御装置を備えた苗箱自動供給装置である。
【0005】搬送ベルト上に積重ねた苗箱の下から2番
目を挟持するチャック機構と、昇降させる持上げ機構を
備えた苗箱自動供給装置において、稲用苗箱の挟扼高さ
に設定したチャック機構の挟扼位置から、野菜用苗箱の
挟扼高さに変更可能にし、載置した苗箱を昇降させる持
上げ機構を設け、その作動をコントローラを介して制御
する手段を講じた。
【0006】稲用苗箱と野菜用苗箱の挟扼高さにチャッ
ク機構を変更させる苗箱切替えスイッチを配電盤に設け
て、段階的に切替え載置高さの異なる苗箱を挟扼し、設
定位置を微動調節できる手段を講じた。
【0007】搬送ベルト上に積重ねた苗箱の下から2番
目を挟持するチャック機構と、昇降させる持上げ機構を
備えた苗箱自動供給装置において、挟扼プレートの内側
に出退自在のフック板を併設し、挟扼高さが変化する野
菜用苗箱を稲用挟扼高さの設定位置にしたままで昇降可
能にし、外枠に前記フック板の先端部が係合して上昇さ
せる補助具を常設し、異なる苗箱高さに対して適合する
手段を講じた。
【0008】
【発明実施の形態】
【実施例】本発明の苗箱3を載置した集積枠15から一
枚ずつ取出し、播種機や洗浄機等に送出する苗箱自動供
給装置に苗箱選択手段14を設け、異なる前記苗箱3の
挟扼高さH1、H2にチャック機構2を変更させる構成
であって、図1の全体側面図と、図2の要部を断面した
正面図で説明すると、機台16に搬送台17を並設した
始端側にVプーリ21を設けた駆動軸18を装架し、送
出部C側に横設した従動軸20に複列の搬送ベルト22
を巻回させ、前記集積枠15に載置した苗箱3の底面を
支持するとともに、搬送台17の中央付近に搭載した集
積枠15内に多数の苗箱3を収設する取出し部Aを形成
したものである。又、次工程で前記苗箱3を矢印ハ方向
に取出すために前記集積枠15の下部に取出し口23を
開口させた構成にしてある。
【0009】このような取出し部Aの配置は搬送台17
の中央付近であって、始端側にストック部Bを連設して
停止した供給ベルト32上に次工程で補給するストック
用苗箱を積重ねてあり、集積枠15内が空箱状態になっ
たことを取出し部センサーS1が検出し、供給モータM
2が起動してストックされた苗箱3を供給ベルト32で
搬送して集積枠15の開放側面35から装填するもので
ある。このような搬送を確実に行うために、前記集積枠
15の侵入側を拡張したガイド板36を両側に設け、図
1に示す載置状態に誘導する構成にしてある。搭載され
た各部の配置は、前記搬送台17上に始端側がストック
部Bであって、終端側を送出部Cにした中間に取出し部
Aが配置され、下方に搬送ベルト22と供給ベルト32
を継設して苗箱3の取出しと供給を行うようにした苗箱
自動供給装置の形態である。
【0010】そして、載置した苗箱3の底面に接当する
取出し部センサーS1を搬送台17に横設した連結板3
1に設け、前記苗箱3の有無を検出してコントローラ2
5を介して持上げ機構5と駆動モータM1を作動させ
て、図3に示す如く最下位置の苗箱3を分離してから送
出部Cに取出すものであって、これを送出部センサーS
2が検出して前記駆動モータM1の停止と、分離手段で
上昇した持上げ機構5を降下させて、チャック機構2の
挟扼が解除されて苗箱3が最下位置に設置され、続いて
下から2番目の挟扼高さH1、又は、H2に上昇させる
設定手段によって前記持上げ機構5が変動して挟扼を再
開する繰返し動作を行い、図2に示すスタート状態に戻
る(図4参照)ようにコントローラ25で制御した苗箱
自動供給装置にしたものである。
【0011】取出し部センサーS1と送出部センサーS
2は、反射型の光センサーやスイッチ等で構成し、搬送
台17の左右を結ぶ連結板31にボルト等で調節可能に
螺着してあり、苗箱3の下面に接当させて検出するよう
にし、図5に示すようにコントローラ25を介して接続
し、更に駆動モータM1や持上げ機構5のリフト用電磁
弁V2に連動してあり、載置した苗箱3を所定位置に昇
降させて前記苗箱3の取出しと供給をする制御装置にし
てある。このような持上げ機構5の昇降には、二つの動
作があって、最下位置から挟扼位置H1、H2に上昇す
る動作(以下設定手段とする)と、前記挟扼位置H1、
H2から挟扼した苗箱3を持上げる動作(以下分離手段
とする)を各々行う構成にしたものである。但し、空圧
シリンダーに設けたリフト用電磁弁V2の代わりに、油
圧シリンダーや電動シリンダーを用いて作動を切り換え
シリンダーを伸縮させる構成にすることも可能である。
【0012】持上げ機構5の構成を図1と図2で説明す
ると、搬送台17に固設された空圧シリンダー28で伸
縮するピストンロッド42の先端に支持台43の中央を
固設し、両側から昇降ロッド45を立設させて搬送台1
7に装着した軸受け46に昇降自在に嵌挿してあり、持
上げ機構5に設けた設定手段によって一体化したチャッ
ク機構2が稲用苗箱1又は野菜用苗箱6の選択された挟
扼高さH1、H2に上昇し、挟扼プレート10が矢印ロ
方向に作動して苗箱3の下から2番目を挟扼し、図2の
状態から矢印イ方向にピストンロッド42が伸張する分
離手段によって、前記挟扼位置H1、H2から最下位置
の苗箱3と分離させ、続いて搬送ベルト22が駆動を開
始して最下位置から一枚ずつ送出部Cに取出す第一工程
を行うものである。尚、稲用苗箱1と野菜用苗箱6を区
別しない場合は苗箱3と記載する。
【0013】このような持上げ機構5と一体昇降するチ
ャック機構2の構成を説明すると、搬送ベルト22上に
積重ねた稲用苗箱1の下から2番目の挟扼高さH1に上
昇する設定手段と、載置した苗箱3を持上げる分離手段
を設け、搬送台17の外側から挟扼プレート10を対向
させ、断面L形の支持部材38を前記挟扼プレート10
と間隔をあけ、前後2箇所から外側方に向けて摺動杆4
0を突設させ、前記支持部材38に固設した軸受け46
に摺動自在に嵌挿させてある。この間にチャック用電磁
弁V1付きの空圧シリンダ装置を対向させて取付け、苗
箱3の外枠12を挟扼する閉の状態と挟扼を解く開の状
態に出退可能の構成にしたものである。尚、挟扼プレー
ト10の内側にはゴム板のような弾性材を添着すること
が保持効果をより高める。
【0014】苗箱3の取出し手順を図4のフローチャー
トの後半部と図6に示す配電盤の平面図を併用して説明
すると、チャック用電磁弁V1が苗箱3を挟扼した後、
S120でリフト用電磁弁V2が開きピストンロッド4
2が上昇する分離手段をし、チャック機構2が苗箱3を
持上げ最下位置の稲用苗箱1を分離して次のS121に
移行し、送出部Cに取出す駆動モータM1が起動して分
離した一枚を取出し、送出された苗箱3の有無をS12
2で送出部センサーS2が検出し、存在すればセンサー
S1が取出し部Aの持上げによる空箱状態を検出し、O
FF信号がコントローラ25に入力されてチャック機構
2が挟扼したままS123に移行し、載置した苗箱3を
降下させて前記センサーS1をONにし、S124でチ
ャック用電磁弁V1の挟扼が解除して最下位置に苗箱3
がセットされ、S116にリターンする第二工程を行う
ものである。更に、センサーS1、S2がONしたこと
で前記リフト用電磁弁V2が作動して、設定手段によっ
て下から2番目の挟扼高さH1に上昇して挟扼を繰返す
苗箱自動供給装置にしてある。
【0015】図7は挟扼高さの異なる苗箱を左右に載置
した断面図であって、図8の稲用と野菜用苗箱の斜視図
を併用し、双方の挟扼高さH1、H2に昇降させる本発
明の要旨である苗箱選択手段14を説明すると、苗箱3
の主な分類は稲用苗箱1と野菜用苗箱6に大別され、稲
用の挟扼高さH1に対して野菜用の挟扼高さH2は略1
/2であって、積重ねた下から2番目にチャック機構2
を変更させる苗箱選択手段14を備え、持上げ機構5設
定手段によって所定位置に上昇する動作を行い最下位置
の苗箱3を分離する分離手段に移行し、一枚ずつ送出部
Cに順次取出して次工程の播種機等に供給する苗箱自動
供給装置である。
【0016】このように高さの異なる苗箱3をチャック
機構2で昇降する手順を図4に示すフローチャートの前
半部で説明すると、先ずストックした苗箱供給からスタ
ートするもので、S110で配電盤8に設けた操作切替
えスイッチ9によって自動側を選択し、S111に移行
して取出し部センサーS1と、送出部センサーS2がO
FFである空箱状態を検出してからストックモータM2
が起動し、次のS112でストック部Bから取出し部A
に苗箱セットを装填し、S113で稲用苗箱1と野菜用
苗箱6に変更する苗箱切替えスイッチ7を操作し、S1
15で選択した苗箱側の作動手順に移行させ次のS11
6で、苗箱3の有無を取出し部センサーS1が検出し、
コントローラ25を介した設定手段によってリフト用電
磁弁V2が開き、持上げ機構5が上昇を開始するもので
あって、S117ではリフト用電磁弁V2のONによっ
て、載置した前記苗箱3の下から2番目の挟扼高さH1
に上昇してS118に移行し、調整用ダイヤル50を操
作して挟扼位置の誤差を修正する上下動を行った後に、
S119のチャック用電磁弁V1がONになり、適正の
空圧で前記苗箱3を挟扼する作動手順にしてあり、鎖線
枠内で図示したS113からS119の間を苗箱選択手
段14とした苗箱自動供給装置である。
【0017】図6に示す配電盤の平面図でスイッチ類の
配置を説明すると、調整用ダイヤル50は、苗箱切替え
スイッチ7で選択した挟扼高さH1又は、H2に上昇す
る挟扼位置の誤差を修正したり、稲用苗箱1と野菜用苗
箱6以外の高さになる苗箱3にも適合させるものであっ
て、左右にダイヤルしたスイッチの傾斜角度をポテンシ
ョンメーター75で検出し、コントローラ25を介して
中立位置から上下の微動昇降を行い、変化する挟扼位置
をより正確に設定するとともに適応範囲を高める調節構
造を装備したものである。
【0018】図9は、補助具を常設した別途実施例の断
面図であって、図10に示す別途実施例の平面図を併用
して高さの異なる稲用苗箱1と、野菜用苗箱6の下から
2番目を挟扼する補助具の構成を説明すると、前記稲用
苗箱1の挟扼高さH1にした状態で略1/2の高さであ
る野菜用苗箱6の外枠12を引掛けるフック板11を設
け、その先端13が前記外枠12の下方に形成した空間
に係合するものであって、挟扼プレート10の上方を回
動支点Pにして前記先端部13が矢印ホ方向に回動する
出退自在の構成にし、図示する左側の稲用苗箱1の如く
プレート厚さT内に後退する姿勢と、右側に図示する野
菜用苗箱6の外枠12を引掛ける突出姿勢になることに
よって、異なる苗箱3の挟扼に適合させた補助具の実施
例であり、簡便な構成で一連の昇降動作をさせて一枚ず
つ取出す自動供給装置にしたものである。
【0019】稲用苗箱1の場合は、フック板11の先端
部13が外枠12の垂直面に接当し、引張りバネ51が
伸張してプレート厚さTの内側に後退し、挟扼プレート
10が稲用苗箱1の下から2番目の外枠12に接触する
ようになる。このように、前記先端部13が接当する押
し圧力が高くなると、最下位置の苗箱3を持上げて分離
し難くなるので、引張りバネ51の張力を低下させて自
然に滑落するように構成した補助具にしてある。尚、6
8は回動軸70から延設したアーム71の作動を規制す
るロックネジであって、前記フック板11の後退姿勢を
保持するために螺着位置を変えて固定したものである。
【0020】一方野菜用苗箱6では、挟扼高さH1を変
更しなくてもフック板11の先端部13が挟扼高さH2
に設定されて、外枠12の下部空間に係合し下から2番
目を引掛ける作用をするとともに、挟扼プレート10は
前記挟扼高さH1にあって挟扼力が下から3番目と4番
目に作用して載置した野菜用苗箱6を昇降するので、前
記フック板11は下から2番目の一枚を昇降させるよう
になり、持上げる重量が軽減され挟扼力が弱くなっても
引掛ける作用が効果的に行える補助具にしたものであ
り、載置した野菜用苗箱6を簡便な構成の補助具で取出
すようにした苗箱自動供給装置の別途実施例である。
【0021】図11は、播種作業後の苗箱を収納する台
車の側面図と正面図であり、図12に示す収納棚の要部
を拡大した断面図を併用して、苗箱自動供給装置から取
出した苗箱を播種機に供給し、播種した苗箱を収納棚に
装填する台車において、形状違いのアンダートレイ65
に対応させるために、ペーサー60を用いた実施例を説
明すると、台車58の収納幅を稲用苗箱1に適合する標
準寸法L1にし、底面を受けるレール状の左ストッパー
62を右ストッパー63よりも延長させて、収納幅の異
なる前記アンダートレイ65の短小寸法L2が通過しな
いレール幅の構成にしたものである。尚77は、キャス
ターであって次工程の育苗室等に移動し易くしたもので
ある。
【0022】このように収納棚の左ストッパー62の形
状を底面が延長したL字型にして、短小寸法L2のアン
ダートレイ65を標準寸法L1の収納棚に装填した場合
に隙間L3が発生し、この間を塞ぐスペーサー60を添
設して前記アンダートレイ65の装填位置を保持するも
のであって、前記左ストッパー62の折曲げ部66に挟
込む止め板67をスペーサー60の片側に一体形成し、
前記折曲げ部66に嵌着して幅員が異なる前記アンダー
トレイ65の移動を規制し、形状違いの苗箱3を装填可
能にした脱着自在の収納用具を示す別途実施例である。
【0023】
【考案の効果】本発明は以上説明したように異なる苗箱
の形状に対し、所定の高さにチャック機構を昇降させる
持上げ機構や、挟扼高さの異なる苗箱を引掛ける補助具
を設けて一枚ずつ取出す苗箱自動供給装置にしたので、
以下に掲げるような効果を発揮するものである。
【0024】苗箱の下から2番目を挟扼するチャック機
構と、昇降させる持上げ機構を備えた苗箱自動供給装置
において、稲用苗箱の挟扼高さに設定したチャック機構
の位置から野菜用苗箱の挟扼高さに変更可能にして持上
げ機構で苗箱を昇降する値箱選択手段を設けたので、形
状が異なる苗箱でも自動供給装置が活用でき汎用性が向
上した。
【0025】稲用苗箱と野菜用苗箱の挟扼高さにチャッ
ク機構を変更させる苗箱切替えスイッチを配電盤に設
け、段階的に挟扼位置を切替えて載置高さの異なる苗箱
に適合させたので、選択操作が簡単に行え変更した挟扼
位置が正確に保持され、上昇中の苗箱姿勢が変化したり
位置ずれや落下する等の問題点が減少した。
【0026】苗箱の下から2番目を挟持するチャック機
構と、昇降させる持上げ機構を備えた苗箱自動供給装置
において、挟扼プレートの内側に出退自在のフック板を
併設し、稲用苗箱の挟扼高さから野菜用苗箱の挟扼高さ
に変化する挟扼位置を前記稲用挟扼位置のままで昇降可
能にしたので、挟扼位置を変えずに異なる苗箱高さにフ
ック板を引掛けて昇降する簡便な保持構造になり、多種
化する苗箱の取出しを機械化させることができた。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】苗箱供給装置の全体側面図である。
【図2】要部を断面した正面図である。
【図3】最下位置の苗箱を分離した断面図である。
【図4】作動手順を示すフローチャートである。
【図5】機能ブロック図である。
【図6】配電盤の平面図である。
【図7】異なる苗箱を載置した断面図である。
【図8】稲用と野菜用苗箱の斜視図である。
【図9】補助具を常設した別途実施例の断面図である。
【図10】別途実施例の平面図である。
【図11】苗箱を収納した台車の側面図と正面図であ
る。
【図12】苗箱を収納棚に装填した要部の拡大図であ
る。
【符号の説明】
A・・取出し部 B・・ストック部 C・
・送出部 H1・・挟扼高さ(稲用)H2・・挟扼高さ〈野菜用〉 S1・・取出し部センサーS2・・送出部センサー M1・・駆動モータ M2・・供給モータ V1・・チャック用電磁弁V2・・リフト用電磁弁 P・・回動支点 T・・プレート厚さ L1・・標準寸法(稲用)L2・・短小寸法(野菜用) 1・・稲用苗箱 2・・チャック機構 3・
・苗箱 5・・持上げ機構 6・・野菜用苗箱 7・
・苗箱切替えスイッチ 8・・配電盤 9・・操作切替えスイッチ 10・・挟扼プレート 11・・フック板 12
・・外枠 13・・先端部 14・・苗箱選択手段 15
・・集積枠 17・・搬送台 18・・駆動軸 20
・・従動軸 22・・搬送ベルト 23・・取出し口 25
・・コントローラ 28・・空圧シリンダー 32・・供給ベルト 35
・・開放側面 36・・ガイド板 38・・支持部材 40
・・摺動杆 41・・受け金 42・・ピストンロッド43
・・支持台 45・・昇降ロッド 46・・軸受け 50
・・調整用ダイヤル 51・・引張りバネ 58・・台車(苗箱) 68
・・ロックネジ 70・・回動軸 71・・アーム 矢印イ・・ピストンロッドの上昇方向 矢印ロ・・挟扼プレートが出退する方向 矢印ハ・・苗箱の取出し方向 矢印ホ・・フック板の先端部が回動する方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗箱を搬送ベルト上に積重ね下から2番
    目を挟持するチャック機構と、昇降させる持上げ機構を
    備えた苗箱自動供給装置において、稲用苗箱(1)の挟
    扼高さ(H1)に設定したチャック機構(2)の挟扼位
    置から、野菜用苗箱(6)の挟扼高さ(H2)に変更可
    能にし、苗箱(3)を昇降させる持上げ機構(5)を設
    けたことを特徴とする苗箱自動供給装置。
  2. 【請求項2】 稲用苗箱(1)と野菜用苗箱(6)の挟
    扼高さ(H1)、(H2)にチャック機構(2)を変更
    させる苗箱切替えスイッチ(7)を配電盤(8)に設け
    たことを特徴とする請求項1に記載した苗箱自動供給装
    置。
  3. 【請求項3】 苗箱を搬送ベルト上に積重ね下から2番
    目を挟扼するチャック機構と、昇降させる持上げ機構を
    備えた苗箱自動供給装置において、挟扼プレート(1
    0)の内側に出退自在のフック板(11)を併設し、稲
    用苗箱(1)の挟扼高さ(H1)から挟扼高さ(H2)
    に変化する野菜用苗箱(6)を前記挟扼高さ(H1)の
    設定位置にしたままで、昇降可能にしたことを特徴とす
    る苗箱自動供給装置。
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