JP2003312346A - アームレスト構造 - Google Patents

アームレスト構造

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JP2003312346A
JP2003312346A JP2002124936A JP2002124936A JP2003312346A JP 2003312346 A JP2003312346 A JP 2003312346A JP 2002124936 A JP2002124936 A JP 2002124936A JP 2002124936 A JP2002124936 A JP 2002124936A JP 2003312346 A JP2003312346 A JP 2003312346A
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JP
Japan
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armrest
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skin
skin material
peripheral end
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JP2002124936A
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English (en)
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Yoshitoshi Shirai
俊寿 白井
Narikazu Horie
成和 堀江
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アームレストのアームレストパッドの芯材と
表皮材の取付け作業を簡略化すると共に、アームレスト
パッドの部品数を減らし、製作コストの削減を達成する
ことのできるアームレスト構造を提供する。 【解決手段】 アームレストパッド1が、芯材3とこの
芯材3の表面を被覆表装する表皮材7とで構成し、この
表皮材7はその周端部15に、その内側に折り曲げ形成
した折り返し部19を設け、この折り返し部19と前記
周端部15との間に存在する、芯材3に配置した複数の
係止片5と表皮材7に設けた係合孔13とを係合するこ
とで、前記表皮材7を芯材3に保持させるようにしたア
ームレスト構造である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は車両等の内装材の膨
出棚部上部にアームレストパッドを取付けて構成するア
ームレスト構造に関する。 【0002】 【従来の技術】芯材を表皮に巻き付けて加飾するアーム
レストは、見栄え向上を目的にデザイン上に縫い目を設
ける場合があり、その場合は図6のように、2枚の表皮
59を立体形状に縫い合わせて芯材に被せ、貼り込んで
いる。そして、そして、図6から図8に示すようにステ
ッチライン61がデザインで決められた位置に来るよう
に芯材に被せ、片側端末を芯材裏面に巻き込み接着剤で
貼り付けていた。そして、もう一方の表皮端末を引っ張
り、表皮に張力を掛けて芯材の裏面に巻き込み接着して
いた。 【0003】従来、このようなアームレスト構造の一例
として図9乃至図12に示すものがあるが、これらの図
において、アームレスト71は内装材であるドア内装ボ
ード52の中央に形成された膨出棚部52a上面にアー
ムレストパッド51を取付けて構成している。 【0004】このアームレストパッド51の取付けは種
々の手法がもちいられているが、図示した従来例におい
ては、図10に示すように膨出部52a上面に穿設され
た取付孔52bおよびこの上面に取付けられたクリップ
54にアームレストパッド51の嵌合リブ65を嵌合さ
せて取付けている。 【0005】また、アームレストパッド51は図11に
示すように、芯材56の表面を軟質の表皮材57により
被包して構成されている。 【0006】前記芯材56は中央の取付け座部58と、
この取付け座部58の周囲に形成されたフランジ部69
とで構成されており、ドア内装ボード52に装着した時
に車室内側に位置する箇所が、ドア内装ボード52に適
切に重合するように、フランジ部69の一側69aを中
途屈曲させ芯材56の裏側に延長させて形成している。 【0007】また、前記取り付け座部58はフランジ部
69に対し、裏側に突出しており芯材56の断面が台形
を成すように形成されていて、取り付け座部58の両端
部には上述した嵌合リブ65が突設されている。 【0008】一方、表皮材57は例えばポリ塩化ビニー
ル等の軟質材を射出成形し、芯材56の表面を適切に被
包されるように立体成形されており、また、表皮材57
の周端部57aには表皮材57の裏側に折曲させた折り
返し部60を設け、周端部57aと折り返し部とで断面
コの字状の嵌合部73を形成している。 【0009】そして、前記嵌合部73を芯材56のフラ
ンジ部69に嵌合させると共に、この折り返し部60と
フランジ部69に図12に示す係止部材81を用いたタ
ッカー固定或いは図示しない接着剤による取付けを行
い、アームレストパッド51を一体に形成している。 【0010】上記構成の従来例においては、表皮材57
の周端部57aに折り返し部60を形成し、この折り返
し部60と表皮材57の周端部57aとで構成される嵌
合部73を芯材56の裏側に巻き込ませ、折り返し部6
0とフランジ69にタッカー固定あるいは接着剤による
取付けを行うことで、表皮材57を芯材56に固着さ
せ、表皮材57の外れやアームレストパッド51の形崩
れを防止していた。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来例においては、表皮材57の芯材56への取付
けをタッカー固定あるいは接着剤による取付けにより行
うため、この取付け工程が手間の掛かるものであり、ま
た、タッカー固定を行うための係止部材81あるいは接
着剤を必要とする為、コストが掛かるという問題があっ
た。 【0012】本発明は上記問題に着目して成されたもの
であり、その目的とするところは、アームレストのアー
ムレストパッドの芯材と表皮材の取付け作業を簡略化す
ると共に、アームレストパッドの部品数を減らし、製作
コストの削減を達成することのできるアームレスト構造
を提供することにある。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な問題点に鑑み提案されたものであって、所要形状に成
形され内装材の表面側に車室内側に膨出形成された膨出
棚部上面に、アームレストパッドを取付けて構成するア
ームレスト構造において、このアームレストパッドは、
芯材とこの芯材の表面を被覆表装する表皮材とで構成
し、この表皮材は、その周端部に、その内側に折曲形成
した折り返し部を設け、この折り返し部と前記周端とで
連結部を形成し、前記表皮材の周端部と折り返し部との
間を前記連結部内の芯材に配置した複数個係止片で連結
し、この係止片が係合する係合孔を、前記表皮の周辺部
に形成して、前記表皮材を前記芯材に保持させるように
したアームレスト構造にある。 【0014】本発明によると、このアームレストパッド
が、芯材とこの芯材の表面を被覆表装する表皮材とで構
成し、この表皮材は、その周端部に、その内側に折曲形
成した折り返し部を設け、この折り返し部と前記周端と
で連結部を形成し、前記表皮材の周端部と折り返し部と
の間を前記連結部内の芯材に配置した複数個係止片で連
結し、この係止片が係合する係合孔を、前記表皮の周辺
部に形成して、前記表皮材を前記芯材に保持させるよう
にしたアームレスト構造であることから、本発明のアー
ムレスト構造においては、前記芯材と前記表皮材の取付
けを前記芯材の周辺部に形成した係止片に嵌着するとい
う簡単な動作になる。 【0015】又、係止片は表皮材の周端部を連結してい
る為、表皮材の連結部の形崩れや捲れを防止しており、
前記表皮材の取付け後、前記結合部による前記芯材の周
辺部への保持力を高め表皮材の外れを防止している。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明するが、上記従来例と同じ構成については
同じ符号を記し、その説明を省略する。 【0017】図1はアームレストパッドを示す概略斜視
図であり、図2は本発明に係るアームレスト構造の第一
実施例におけるアームレスト芯材の一部破断した斜視図
であり、図3は同アームレストの表皮材を示す斜視図で
あり、これらの図において、アームレストの芯材3は表
皮材7の連結部の内部に複数の係止片5を設けており、
また表皮材7の周辺に係止片5が係合する複数の係合孔
13を設けている。 【0018】又、係止片5は折り返し部と表皮7の周端
部を連結しており、連結部の形状を保持している。 【0019】上記構成のアームレストパッド1では、前
もって縫製した2枚の表皮材9を縫製ライン(以下、ス
テッチラインと記す。)を中心として図4のようにアー
ムレストの芯材3に被せる。このとき、まず一方の表皮
の周端部15を折り曲げ、アームレストの芯材に形成さ
れている係止片5を表皮の周端部15に加工されている
係合孔13と嵌合させる。 【0020】このとき、表皮の一方端がアームレストの
芯材3の係止片5によって固定されるので、表皮を引っ
張りながら更に表皮の他端部を折り返して表皮の他端の
周端部17に形成された係止孔13をアームレストの芯
材3の他端の内側に形成された係止片に嵌合して図5に
示すように表皮をアームレストの芯材3に固定する。 【0021】上述したように、上記実施例のアームレス
ト構造においてはアームレストのアームレストパッド1
を構成する芯材3と表皮材7の取付けを表皮材7の折り
返し部19に形成した係合孔13に芯材3の周辺に形成
した係止片5を係合保持させて行うようにしている。 【0022】このため、芯材3と表皮材7の取付け作業
は各々、係止片5を対応する係合孔13に嵌着するとい
う簡単な動作になり、取付け作業を簡略化させることが
できる。 【0023】又、係止片5が折り返し部19と表皮材7
の周端部を連結している為、折り返し部19の形崩れや
端部のめくれを防止しており、表皮材7の取付け後、表
皮材7の外れを防止できる。 【0024】更に、前記係止片5及び係合孔13の位置
のバラツキが小さいことから、蛇行が少なく、ステッチ
ライン11の位置を一定に保つことができ、外観上見栄
えの良いアームレストとなる。 【0025】 【発明の効果】上記のように、本発明に係るアームレス
ト構造においては、アームレストパッドを構成する芯材
と表皮材の取付けを芯材の周辺に形成した係止片に表皮
材の周端の折り返し部内面に形成した係止孔を係合保持
させて行うようにしている。 【0026】この為、前記芯材と前記表皮材の取付け作
業は各々、係止片に対応する係止孔に嵌着するという簡
単な動作になり、取付け作業を簡略化させることができ
る。 【0027】又、表皮材の連結内部に設けた係止片が表
皮材の周端部と折り返し部を連結している為、連結部の
形崩れや端部のめくれを防止している。 【0028】従って、前記表皮材の取付け後、表皮材の
外れを防止すると共に、前記芯材の周辺を表皮材の折り
返し部により保持し、良好な取付け状態を得ることがで
きる。更に、係止片及び係合孔の位置のバラツキが小さ
いことから、蛇行が少なく、ステッチラインの位置を一
定に保つことができ、外観上見栄えの良いアームレスト
となる効果が有る。 【0029】以上のことより、本発明においては、従来
の様に接着剤を必要としないため、アームレストの製作
コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】アームレストパッドを示す概略斜視図である。 【図2】本発明に係るアームレスト構造の第一実施例に
おけるアームレスト芯材の一部破断した斜視図である。 【図3】アームレストの表皮材を示す斜視図である。 【図4】本発明のアームレスト構造において、表皮材を
芯材に被せている状態を示した図である。 【図5】本発明のアームレスト構造において、表皮材を
芯材に被し終えた状態を示した図である。 【図6】従来のアームレスト構造であって、表皮材を芯
材に被し終えた状態を示した図である。 【図7】従来のアームレスト構造であって、表皮材を芯
材に被せている状態を示した図である。 【図8】従来のアームレスト構造において、表皮材の一
方端を固定した後、他端を折り曲げ、芯材に固定しよう
としている図である。 【図9】アームレストを備えたドア内装ボードの構成を
示す斜視図である。 【図10】アームレストパッドの取付け状態を示すドア
内装ボードの斜視図である。 【図11】従来のアームレストの一部破断した斜視図で
ある。 【図12】図11のA−A線に沿う断面図である。 【符号の説明】 1 アームレストパッド 3 芯材 5 係止片 7 表皮材 9 表皮 11ステッチライン 13係合孔 15周端部 17周端部 19折り返し部 7 局部的薄肉部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 所要形状に成形され内装材の表面側に車
    室内側に膨出形成された膨出棚部上面に、アームレスト
    パッドを取付けて構成するアームレスト構造において、
    このアームレストパッドは、芯材とこの芯材の表面を被
    覆表装する表皮材とで構成し、この表皮材は、その周端
    部に、その内側に折曲形成した折り返し部を設け、この
    折り返し部と前記周端とで連結部を形成し、前記表皮材
    の周端部と折り返し部との間を前記連結部内の芯材に配
    置した複数個係止片で連結し、この係止片が係合する係
    合孔を、前記表皮の周辺部に形成して、前記表皮材を前
    記芯材に保持させるようにしたことを特徴とするアーム
    レスト構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006213134A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用アームレスト
JP2009214702A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品構造

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