JP2003311859A - 易切裂性フィルムおよびその製造方法、ならびに袋体 - Google Patents
易切裂性フィルムおよびその製造方法、ならびに袋体Info
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Abstract
り裂くことができる上に、ガスバリア性を維持し、充填
包装の際の生産性も高い易切裂性フィルムおよびその製
造方法を提供する。 【解決手段】 基材11と、該基材11上に形成された
中間層12と、該中間層12上に形成されたシーラント
層13とを有する易切裂性フィルム1aであって、前記
中間層12には、多数の貫通孔14および/または非貫
通孔が形成された易切裂性フィルム1aである。このよ
うな易切裂性フィルム1aは、基材11と中間層12と
を積層する第1ラミネート工程と、該第1ラミネート工
程後に、中間層12に貫通孔14および/または非貫通
孔を形成する孔形成工程と、該孔形成工程後に、中間層
12における基材11が積層されていない側の面に、シ
ーラント層13を積層する第2ラミネート工程により製
造できる。
Description
の包装に使用される易切裂性フィルムおよびその製造方
法ならびに食品、医薬品などを包装する袋体に関する。
末状の医薬品などを包装する包装材料には、高分子シー
ト材料からなる袋体を用いることがある。高分子シート
材料は切裂強度が高いため、保存や輸送時には、袋体の
破損による内容物の漏洩、飛散などを防止できる反面、
袋体を開封する際には、容易に切り裂くことができない
という問題がある。そこで、袋体の切り裂きを容易にす
ることを目的として、袋体の端縁のシール部に、ノッチ
や多数の傷痕などの易開封手段を形成することがある。
このような易開封手段を形成すると切裂強度が低下する
ことにより切裂性が向上し、任意の位置から袋体を容易
に開封できるようになるが、シール部以外には易開封手
段が形成されていないため、切り裂く際の力の方向によ
っては、所定の方向に確実に切り裂けないことがある。
このような場合、切り裂きによって形成された開口部
が、所定の大きさよりも小さくなるなどして、袋体の内
容物を取り出す際に不具合が生じることがあった。
に袋体を切り裂くことができる方法について検討されて
いる。例えば、特許第2716352号公報では、特定
の平均開口径の貫通孔または非貫通孔が、特定の密度で
形成されたポリエステル、ナイロンまたは配向性ポリプ
ロピレンからなる多孔質フィルムの片面に、熱融着性高
分子フィルムが積層された易裂性フィルムが提案されて
いる。そして、この易裂性フィルムから作製された袋体
は、任意の位置から所定の方向に確実に袋体を切り裂く
ことができるとされている。
2716352号公報記載の易裂性フィルムでは、任意
の位置から所定の方向に確実に切り裂くことができる
が、露出したフィルム全面に貫通孔または非貫通孔が形
成されているので、熱融着性高分子フィルムが破損した
場合に、内容物が貫通孔または非貫通孔を介して漏洩す
ることがあった。また、本来は優れたガスバリア性を備
えているフィルムに貫通孔または非貫通孔を形成してい
るため、酸素、水蒸気などのガス透過性が増加し、袋体
の内容物を変質させる恐れが生じていた。また、貫通孔
または非貫通孔がこのように露出したフィルム表層に形
成されていると、表層が凹凸となり、フィルムを送出ロ
ールなどによって送出する際に、送出ロールの面とフィ
ルムとが均一に接触せず、フィルムが蛇行して送出され
ることがある。このような蛇行が発生するとフィルムが
所定の位置からずれてしまい、このフィルムを用いて充
填包装する場合、充填包装に不良を生じたり、充填包装
の生産性が低下したりすることがあった。
であり、任意の位置から所定の方向に確実に切り裂くこ
とができる上に、ガスバリア性を維持し、充填包装の際
の生産性が高い易切裂性フィルムおよびその製造方法な
らびにこの易切裂性フィルムから形成された袋体を提供
することを目的とする。
を解決するべく検討を行った結果、以下の易切裂性フィ
ルムおよびその製造方法を発明するに到った。すなわ
ち、本発明の易切裂性フィルムは、基材と、該基材上に
形成された中間層と、該中間層上に形成されたシーラン
ト層とを有する易切裂性フィルムであって、前記中間層
には、多数の貫通孔および/または非貫通孔が形成され
ていること特徴とする。基材と中間層とシーラント層と
を有するフィルムの前記中間層に多数の貫通孔および/
または非貫通孔が形成されていると、フィルムをその端
縁部から切り裂く際、貫通孔や非貫通孔に沿って切り裂
くことができるので、切裂性が向上し、任意の位置から
所定の方向に確実に切り裂くことができる。また、中間
層には貫通孔および/または非貫通孔が形成されている
が、基材には薄い箇所や孔を設ける必要がないため、ガ
スバリア性が低下することがない。また、貫通孔および
/または非貫通孔を形成する中間層の上に、シーラント
層を形成するので、最終的に得られる易切裂性フィルム
の表層は平滑であり、フィルムを送出ロールなどによっ
て送出する際に、送出ロールの面とフィルムとが均一に
接触できる。そのため、フィルムが蛇行して送出される
ことがなく、送出後に充填包装する際にフィルムが所定
の位置からずれたり、充填包装に不良を生じたりせず、
充填包装の生産性が向上する。
基材と中間層とを積層する第1ラミネート工程と、該第
1ラミネート工程後に、中間層に貫通孔および/または
非貫通孔を形成する孔形成工程と、該孔形成工程後に、
中間層における基材が積層されていない側の面に、シー
ラント層を積層する第2ラミネート工程とを有すること
を特徴とする。このような製造方法によれば、各層の積
層と、貫通孔および/または非貫通孔の形成とを連続的
にでき、効率的である。
法において、前記孔形成工程では、穿孔によって前記貫
通孔および/または非貫通孔を形成することが好まし
い。穿孔によって前記貫通孔および/または非貫通孔を
形成すると、貫通孔および/または非貫通孔の形成が効
率的であるだけでなく、貫通孔および/または非貫通孔
の孔形状に乱れがなく、切裂の方向が安定するので、よ
り切裂性の優れた易切裂性フィルムを提供することがで
きる。
フィルムから形成されたものであるので、袋体を開封す
る際に、任意の位置から所定の方向に確実に切り裂くこ
とができる上に、ガスバリア性も維持し、袋体の内容物
を変質させることがない。
はじめに、本発明の易切裂性フィルムの一実施形態につ
いて、図1に示す易切裂性フィルム1aの断面図を参照
して説明する。本実施形態の易切裂性フィルム1aは、
基材11と中間層12とシーラント層13とを有してお
り、中間層12に貫通孔14が形成されている。
蒸気などのガスバリア性を備えたものであれば特に制限
されず、例えば、ナイロンなどのポリアミド、ポリエス
テル、配向性ポリプロピレンなどが挙げられる。これら
の中でも、特に機械的強度が高い上に、ガスバリア性に
優れていることから、ポリアミドが好ましい。なお、こ
の例では基材11は単層からなっているが、異なる複数
の材質からなる多層から形成されていてもよい。基材1
1の厚さは、10〜30μmであることが好ましい。1
0μm未満であると、最終的に得られる易切裂性フィル
ム1aの強度が弱くなり、開封以外の時でも切り裂かれ
ることがある。また、ガスバリア性が低下し、この易切
裂性フィルム1aで包装した内容物が変質する可能性が
生じる。一方、30μmを超えると、最終的に得られる
易切裂性フィルム1aの剛性が高くなり、取扱性が悪化
する場合がある。また、コストも増加する。
3との間に配された層であって、この中間層12には、
多数の貫通孔14が形成されている。中間層12に使用
される材料としては、貫通孔14を形成可能なものであ
れば特に制限されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンなどのポリオレフィンなどが挙げられる。これら
の中でも、貫通孔14の形成しやすさ、基材11とのラ
ミネートの容易さから低密度ポリエチレンが好ましい。
中間層12の厚さとしては、10〜30μmであること
が好ましい。10μm未満であると、貫通孔14を形成
することによる切裂性向上効果が十分に発現しない可能
性がある。一方、30μmを超えると、コストが増加
し、また、易切裂性も十分には向上しない場合がある。
また、中間層12は、この例では単層からなっている
が、異なる複数の材質からなる多層から形成されていて
もよい。
適宜設定可能であるが、0.5〜100μmであること
が好ましい。外径が0.5μm未満であると、得られる
易切裂性フィルム1aの切裂性を十分に向上させること
ができず、その結果、任意の位置から所定の方向に確実
に切り裂けない場合が生じる。一方、100μmを超え
ると、切裂の方向が安定せず、所望の方向に切り裂けな
い場合がある。また、外径が大きいと、この易切裂性フ
ィルム1aを製造する方法によっては、中間層12にシ
ーラント層13を貼り合わせる場合に使用する接着剤
や、加熱され軟化したシーラント層13がこの貫通孔1
4に入り込んで、貫通孔14を塞いでしまう可能性があ
る。また、貫通孔14の形成密度も、その外径などに応
じて適宜設定できるが、1000〜5000個/cm2
であることが好ましい。形成密度が1000個/cm2
未満であると、得られる易切裂性フィルム1aの切裂性
を十分に向上させることができない場合がある。一方、
5000個/cm2 を超えると、中間層12の強度が低
下したり、このような強度低下を防ぐために貫通孔14
の外径を小さくする必要が生じたりする。
成され、この例の易切裂性フィルム1aにおいては、最
も外側となる層である。シーラント層13に使用される
材料としては、中間層12を被覆し、シーラントとして
機能するものであれば特に制限されず、例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンなどが挙
げられる。これらの中でも、中間層12とのラミネート
の容易さからは、低密度ポリエチレンが好ましい。シー
ラント層13の厚さは、20〜50μmであることが好
ましい。20μm未満であると、得られる易切裂性フィ
ルム1aを包装材料として使用した際の強度が低下す
る。一方、50μmを超えると、シーラント層13を中
間層12に積層する際に、押出ラミネート法を採用でき
ない場合がある。また、この例のシーラント層13は単
層であるが、異なる複数の材質からなる多層であっても
よい。
層13のそれぞれには、必要に応じて酸化防止剤、染
料、顔料、安定剤、充填剤、帯電防止剤などの添加剤が
配合されていてもよい。
は、中間層12に多数の貫通孔14が形成されており、
易切裂性フィルム1aをその端縁部から切り裂く際、貫
通孔14に沿って切り裂いていくことができるので、切
裂性が向上し、任意の位置から所定の方向に確実に切り
裂くことができる。また、貫通孔14は中間層12に形
成されていて、基材11には、特にその厚みを部分的に
薄くしたり、孔を形成したりする必要がないため、基材
11が有するガスバリア性を維持でき、最終的に得られ
る易切裂性フィルム1aもガスバリア性を備えたものと
なる。また、貫通孔14を形成した中間層12の上に、
シーラント層13を形成するので、最終的に得られる易
切裂性フィルム1aの表層は平滑であり、この易切裂性
フィルム1aを送出ロールなどによって送出する際に、
送出ロールのロール面とフィルムとが不均一に接触する
ことによるフィルムの蛇行が発生しない。そのため、送
出後に充填包装する際に、所定の位置からずれたり、充
填包装に不良を生じたりして、充填包装の生産性に影響
を及ばすこともない。
態に限定されない。例えば、図2に示すように、中間層
12に貫通孔14が形成されており、さらにこの貫通孔
14と連通した非貫通孔15が、基材11に形成されて
いてもよい。このような形態の易切裂性フィルム1bの
製造においては、詳しくは後述するが、中間層12を穿
孔する際に使用する針などが中間層12を貫通し、さら
に基材11にまで及んでもよいため、穿孔の深さを厳密
に制御する必要がなく、貫通孔14の形成が容易かつ効
率的となる。ただし、この場合であっても、基材11に
形成される非貫通孔15の深さは基材11のガスバリア
性に影響を与えない程度であることが好ましい。また、
易切裂性フィルムの切裂性を向上可能な深さで形成され
るかぎり、中間層12に形成される孔は図3に示すよう
に非貫通孔16であってもよい。このように孔が非貫通
孔16である易切裂性フィルム1cの場合にも、穿孔の
深さを中間層12の厚みに厳密に一致させる必要がない
ので、非貫通孔16の形成が容易かつ効率的となる。
方法の一実施形態を、図4および図5を参照しながら説
明する。ここで図4は、図1の易切裂性フィルム1aの
製造方法で使用される易切裂性フィルム製造装置の全体
構成を模式的に示す図、図5は、図4の製造装置中、穿
孔手段24の拡大図である。
材原反21から送出された基材11上に中間層12を押
出ラミネート法により形成する中間層押出機22と、中
間層12と基材11とを両側からプレスするロールプレ
ス23a,23bと、中間層12をその露出面側から穿
孔する穿孔手段24と、穿孔された中間層12上にシー
ラント層13を押出ラミネート法により形成するシーラ
ント層押出機26とを備え、さらに、基材11と中間層
12とシーラント層13との積層体を両側からプレスす
るロールプレス27a,27bと、こうして得られた易
切裂性フィルム1aを巻き取る巻取りロール28とを有
して構成されている。
1aを製造する場合、まず、基材原反21から基材11
を送出し、この基材11上に、中間層12を中間層用押
出機22でフィルム状に押出ラミネートし、ついで、基
材11と中間層12とを、2つのロール23a,23b
からなるロールプレスでプレスする第1ラミネート工程
を行う。ついで、中間層12における基材11が貼り合
わされていない面側から、穿孔手段24を用いて中間層
12を穿孔して貫通孔14を形成する孔形成工程を行
う。ついで、シーラント層13を形成する材料を、中間
層12における基材11が貼り合わされていない側の面
に、シーラント層押出機26によりフィルム状に押出ラ
ミネートし、その後、基材11と中間層12とシーラン
ト層13との積層体を2つのロール27a,27bから
なるロールプレスで両側からプレスする第2ラミネート
工程を行う。このようにして基材11と中間層12とシ
ーラント層13とからなる易切裂性フィルム1aを形成
し、これを巻取りロール28で巻き取る。
る際には、図5に拡大して示すような穿孔手段24を使
用する。この穿孔手段24は、加熱された針31を外周
面に有する穿孔ローラ32と、穿孔中のフィルムを下方
から支持するローラ33とから構成され、穿孔ローラ3
2とローラ33は互いに逆方向に回転し、これらの間を
基材11上に中間層12が積層されたフィルムが通過す
るようになっている。この際、中間層12を穿孔ローラ
32側に配置し、基材11をローラ33側に配置するこ
とにより、中間層12に貫通孔14を形成することがで
きる。穿孔する際の、針31の温度には特に制限はな
く、中間層12の材質や、その際の中間層12の温度な
どに応じて設定すればよい。すなわち、中間層12が第
1ラミネート工程に由来する余熱を有している場合に
は、必ずしも針31は加熱されている必要はなく、常温
であってもよい。このような方法によれば、針31を加
熱する必要がなく効率的であるうえ、一定の大きさの貫
通孔14を形成しやすいため好ましい。一方、針31の
加熱温度を高くしすぎると、針31によって溶融する領
域が広くなり、目的とする孔の外径よりも大きな貫通孔
14が形成される場合があるので適宜設定する。また、
図1のように中間層12に貫通孔14が形成されてお
り、基材11にはこの貫通孔14と連通した非貫通孔が
形成されていない形態の易切裂性フィルム1aを形成す
る場合には、針13が穿孔する際の深さを中間層12の
厚みに応じて制御する必要がある。
ーラント層13が軟化して貫通孔14の中に押し込まれ
ないように、ロールプレス27a,27bの圧力、ラミ
ネート速度を調整することが好ましい。
法にあっては、基材11と中間層12とを積層する第1
ラミネート工程と、ついで中間層12に貫通孔14を形
成する孔形成工程と、ついで中間層12における基材1
1が貼り合わされていない側の面に、シーラント層13
を積層する第2ラミネート工程とを有しているので、各
層11,12,13の積層と、貫通孔の形成とを連続的
にでき、効率的である。さらに、この図4のように第1
ラミネート工程と第2ラミネート工程とを押出ラミネー
ト法により行うと、従来の押出ラミネート工程中に孔形
成工程を単に組み込むだけで容易に易切裂性フィルム1
aを製造可能であり、非常に効率的である。また、孔形
成工程を穿孔によって行うと、貫通孔14の形成が効率
的であるだけでなく、その孔形状に乱れがなく、切裂の
方向が安定するので、より切裂性の優れた易切裂性フィ
ルム1aを提供することができる。
ム1b,1cについても、図1の形態の易切裂性フィル
ム1aを製造する場合と同様に、図4に示した製造装置
を使用して、針13が穿孔する際の深さを調整すること
により製造可能である。
を製造する方法としては、上述した方法に限定されず、
例えば、熱ラミネート法やドライラミネート法により第
1ラミネート工程や第2ラミネート工程を行っても良
い。また、孔形成工程としても、針13を使用した穿孔
によらず、例えば、充填剤を配合することにより引張破
断強度の低下した中間層を形成し、これを延伸すること
により貫通孔14を形する方法などでもよい。
1b,1cの用途には特に制限はなく、切裂性の向上が
求められる各種用途に適宜使用できるが、この易切裂性
フィルム1a,1b,1cを折り重ね、端縁部をヒート
シールする方法などで袋体を形成することにより、袋体
を開封する際の切裂性が優れ、かつ、ガスバリア性も維
持し、内容物を変質させることのない、特に食品や医薬
品などの包装袋として好適な袋体を提供することができ
る。
ィルムは、任意の位置から所定の方向に確実に切り裂く
ことができる上、ガスバリア性を維持し、充填包装の際
の生産性にも優れている。このような易切裂性フィルム
から形成された袋体は、単に切裂性が優れているだけで
なく、ガスバリア性も維持し、内容物を変質させること
のないため、食品や医薬品などの包装袋として有用であ
る。また、本発明の製造方法によれば、上述のような優
れた易切裂性フィルムを非常に効率的に製造できる。
す断面図である。
示す断面図である。
形態を示す断面図である。
て用いられる易切裂性フィルム製造装置の全体構成の一
例を模式的に示す図である。
孔手段の拡大図である。
2…中間層、13…シーラント層、14…貫通孔、1
5,16…非貫通孔
Claims (6)
- 【請求項1】 基材と、該基材上に形成された中間層
と、該中間層上に形成されたシーラント層とを有する易
切裂性フィルムであって、 前記中間層には、多数の貫通孔および/または非貫通孔
が形成されていることを特徴とする易切裂性フィルム。 - 【請求項2】 前記中間層に貫通孔が形成されている場
合、前記基材には、前記貫通孔と連通した非貫通孔が形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の易切裂
性フィルム。 - 【請求項3】 基材と中間層とを積層する第1ラミネー
ト工程と、該第1ラミネート工程後に、中間層に貫通孔
および/または非貫通孔を形成する孔形成工程と、該孔
形成工程後に、中間層における基材が積層されていない
側の面に、シーラント層を積層する第2ラミネート工程
とを有することを特徴とする易切裂性フィルムの製造方
法。 - 【請求項4】 前記孔形成工程は、穿孔によって前記貫
通孔および/または非貫通孔を形成することを特徴とす
る請求項3に記載の易切裂性フィルムの製造方法。 - 【請求項5】 前記第1ラミネート工程は、基材上に中
間層を押出ラミネート法により形成するものであって、
前記第2ラミネート工程は、中間層における基材が積層
されていない側の面上に、シーラント層を押出ラミネー
ト法により形成するものであることを特徴とする請求項
4に記載の易切裂性フィルムの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1または2に記載の易切裂性フィ
ルムから形成されたことを特徴とする袋体。
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