JP2003311555A - ネジ締め装置 - Google Patents
ネジ締め装置Info
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- JP2003311555A JP2003311555A JP2002124787A JP2002124787A JP2003311555A JP 2003311555 A JP2003311555 A JP 2003311555A JP 2002124787 A JP2002124787 A JP 2002124787A JP 2002124787 A JP2002124787 A JP 2002124787A JP 2003311555 A JP2003311555 A JP 2003311555A
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- JP
- Japan
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- nut runner
- robot
- axis
- screw
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/04—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
- B23P19/06—Screw or nut setting or loosening machines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J15/00—Gripping heads and other end effectors
- B25J15/0019—End effectors other than grippers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Robotics (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全体として合理的で簡素な構成とすることに
より、省スペースかつ低コストであるネジ締め装置を提
供する。 【解決手段】 ネジ締め装置Mには、穴付ボルトをワー
ク10へ締付けるナットランナ1を保持するロボット5
と、ナットランナ1を、互いに直交する3つの軸方向に
変位可能に支持する支持体2,3,4とが設けられてい
る。また、支持体2には、ナットランナ1または支持体
2,3,4の重量を支持するエアシリンダが接続され
る。
より、省スペースかつ低コストであるネジ締め装置を提
供する。 【解決手段】 ネジ締め装置Mには、穴付ボルトをワー
ク10へ締付けるナットランナ1を保持するロボット5
と、ナットランナ1を、互いに直交する3つの軸方向に
変位可能に支持する支持体2,3,4とが設けられてい
る。また、支持体2には、ナットランナ1または支持体
2,3,4の重量を支持するエアシリンダが接続され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルトやナットを
始めとするネジをワークへ締付けるネジ締め装置に関す
る。
始めとするネジをワークへ締付けるネジ締め装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動的にネジ締めを行うネジ締め装置と
して、多関節ロボットのアーム先端部にナットランナを
適用したものが知られている。ナットランナは、通常、
駆動モータと、その駆動軸に固着されたビット部とを備
えており、ビット部にボルトやナットを嵌合させた状態
で駆動モータを回転することにより、ボルト等の締付け
を高速かつ容易に行うものである。
して、多関節ロボットのアーム先端部にナットランナを
適用したものが知られている。ナットランナは、通常、
駆動モータと、その駆動軸に固着されたビット部とを備
えており、ビット部にボルトやナットを嵌合させた状態
で駆動モータを回転することにより、ボルト等の締付け
を高速かつ容易に行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のネ
ジ締め装置において、ナットランナを支持するロボット
は、ナットランナを介してボルト等の締付けに対する作
用力(反力)を受けるため、先端部においても反力に耐
えうるようにアームを高剛性としなければならず、従っ
て大型のロボットを用いる必要があり、スペースやコス
トを要するものとなっていた。
ジ締め装置において、ナットランナを支持するロボット
は、ナットランナを介してボルト等の締付けに対する作
用力(反力)を受けるため、先端部においても反力に耐
えうるようにアームを高剛性としなければならず、従っ
て大型のロボットを用いる必要があり、スペースやコス
トを要するものとなっていた。
【0004】そこで、請求項1に記載の発明は、全体と
して合理的で簡素な構成とすることにより、省スペース
かつ低コストであるネジ締め装置を提供することを目的
としたものである。
して合理的で簡素な構成とすることにより、省スペース
かつ低コストであるネジ締め装置を提供することを目的
としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ネジを締付けるナットラ
ンナを保持するロボットと、ナットランナを、互いに直
交する3つの軸方向に変位可能に支持する支持機構とが
設けられていることを特徴とするものである。
に、請求項1に記載の発明は、ネジを締付けるナットラ
ンナを保持するロボットと、ナットランナを、互いに直
交する3つの軸方向に変位可能に支持する支持機構とが
設けられていることを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、上記目的に加え
て、より一層省スペースかつ低コストとする目的を達成
するため、上記発明において、支持機構に、ナットラン
ナまたは支持機構の重量を支持するバランサ機構が接続
されていることを特徴とするものである。
て、より一層省スペースかつ低コストとする目的を達成
するため、上記発明において、支持機構に、ナットラン
ナまたは支持機構の重量を支持するバランサ機構が接続
されていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係るネジ締め装置
の全体図であって、ネジ締め装置Mは、ナットランナ
1、支持機構を構成する支持体2,3,4、ならびに小
型のロボット5、ワーク台5a、およびこれらを支持す
るフレーム5bを含む。なお、図1に示すように、ロボ
ット5から見て左右方向をX軸、前後方向をY軸、上下
方向をZ軸とする。これら3軸は互いに直交し、X軸、
Y軸は水平で、Z軸は鉛直である。各軸においては、
右、前、上を正とする。
に基づいて説明する。図1は本発明に係るネジ締め装置
の全体図であって、ネジ締め装置Mは、ナットランナ
1、支持機構を構成する支持体2,3,4、ならびに小
型のロボット5、ワーク台5a、およびこれらを支持す
るフレーム5bを含む。なお、図1に示すように、ロボ
ット5から見て左右方向をX軸、前後方向をY軸、上下
方向をZ軸とする。これら3軸は互いに直交し、X軸、
Y軸は水平で、Z軸は鉛直である。各軸においては、
右、前、上を正とする。
【0008】図2は、ナットランナ1周辺の拡大図であ
って、ロボット5先端側に配置した把持部6に、ナット
ランナ1が把持されている。ナットランナ1は、筒状部
1aと、把持される把持体1bと、そのベース1cとを
含むものであって、筒状部1aの下端側に、六角柱部7
aを有するビット部7が装着されている。
って、ロボット5先端側に配置した把持部6に、ナット
ランナ1が把持されている。ナットランナ1は、筒状部
1aと、把持される把持体1bと、そのベース1cとを
含むものであって、筒状部1aの下端側に、六角柱部7
aを有するビット部7が装着されている。
【0009】ビット部7の六角柱部7aは、締付けよう
とする穴付ボルト8の六角穴8aに適合する。また、ビ
ット部7は、穴付ボルト8の締付け方向9に回転可能で
ある。穴付ボルト8は、ワーク台5a上におけるワーク
10の所定の締付け穴10aに配置可能である。なお、
ロボット5は多関節を有し、把持部6について各軸独立
した位置決めが可能となっている。
とする穴付ボルト8の六角穴8aに適合する。また、ビ
ット部7は、穴付ボルト8の締付け方向9に回転可能で
ある。穴付ボルト8は、ワーク台5a上におけるワーク
10の所定の締付け穴10aに配置可能である。なお、
ロボット5は多関節を有し、把持部6について各軸独立
した位置決めが可能となっている。
【0010】一方、支持体2は、ロボット5と対向して
配置された、Y軸を法線とする板状体であって、Y軸正
側の面において、支持体3と一体に設けられた2本のZ
軸方向の溝3aに対するレール2aを備えており、レー
ル2aを移動可能に溝3aに嵌め込むことにより、Z軸
に沿った移動を可能として連結されている。又、支持体
2には、Y軸正の側の面において、ナットランナ1のベ
ース1cが固定されている。
配置された、Y軸を法線とする板状体であって、Y軸正
側の面において、支持体3と一体に設けられた2本のZ
軸方向の溝3aに対するレール2aを備えており、レー
ル2aを移動可能に溝3aに嵌め込むことにより、Z軸
に沿った移動を可能として連結されている。又、支持体
2には、Y軸正の側の面において、ナットランナ1のベ
ース1cが固定されている。
【0011】また、支持体3は、断面L字状のブロック
体であって、一方の部分におけるY軸負側の面において
上記溝3aを有するとともに、Y軸正側となる他方の部
分であって、X軸正側の面に、支持体4のレール4aを
移動可能に受入れる溝(図示せず)を備えている。加え
て、支持体4は、同様なブロック体であって、一方の部
分のX軸負側の面に、Y軸に沿う2本のレール4aを有
するとともに、他方の部分の下側に、フレーム5bにお
いてX軸に沿うように固定された2本のレール5cを1
本ずつ受入れる2本の溝4bを備えている。
体であって、一方の部分におけるY軸負側の面において
上記溝3aを有するとともに、Y軸正側となる他方の部
分であって、X軸正側の面に、支持体4のレール4aを
移動可能に受入れる溝(図示せず)を備えている。加え
て、支持体4は、同様なブロック体であって、一方の部
分のX軸負側の面に、Y軸に沿う2本のレール4aを有
するとともに、他方の部分の下側に、フレーム5bにお
いてX軸に沿うように固定された2本のレール5cを1
本ずつ受入れる2本の溝4bを備えている。
【0012】このようなネジ締め装置Mにおける締付け
において、ロボット5は、図示しない制御装置の指令に
従い、把持部6を介したナットランナ1の制御をする。
ロボット5は、まず、ナットランナ1において、ビット
部7への穴付ボルト8の供給を受ける。次に、ロボット
5は、ビット部7の先端における穴付ボルト8をワーク
10の所定の締付け穴10aに挿入し、穴付ボルト8を
締付け穴10aに位置させる。このとき、ナットランナ
1は、移動とともに、ベース1cを介して、支持体2,
3,4を、Z軸,Y軸,X軸に沿うように移動させる。
において、ロボット5は、図示しない制御装置の指令に
従い、把持部6を介したナットランナ1の制御をする。
ロボット5は、まず、ナットランナ1において、ビット
部7への穴付ボルト8の供給を受ける。次に、ロボット
5は、ビット部7の先端における穴付ボルト8をワーク
10の所定の締付け穴10aに挿入し、穴付ボルト8を
締付け穴10aに位置させる。このとき、ナットランナ
1は、移動とともに、ベース1cを介して、支持体2,
3,4を、Z軸,Y軸,X軸に沿うように移動させる。
【0013】続いて、制御装置は、ナットランナ1を回
転駆動し、ビット部7を締付け方向9に回転させる。こ
れにより、ビット部7の穴付ボルト8は、ワーク10の
締付け穴10aにねじ込まれる。このとき、ナットラン
ナ1が、締付け力に対する作用力(反力)を、締付け方
向9と逆の方向11において受け、締付けトルクと逆の
方向11における反トルクに耐えることとなるが、反力
あるいは反トルクは、支持体2,3,4、レール5c、
またはフレーム5bにおいて支持されるため、ロボット
5は、反力あるいは反トルクの影響を受けず、ないしは
その影響を抑制された状態で受けることとなる。
転駆動し、ビット部7を締付け方向9に回転させる。こ
れにより、ビット部7の穴付ボルト8は、ワーク10の
締付け穴10aにねじ込まれる。このとき、ナットラン
ナ1が、締付け力に対する作用力(反力)を、締付け方
向9と逆の方向11において受け、締付けトルクと逆の
方向11における反トルクに耐えることとなるが、反力
あるいは反トルクは、支持体2,3,4、レール5c、
またはフレーム5bにおいて支持されるため、ロボット
5は、反力あるいは反トルクの影響を受けず、ないしは
その影響を抑制された状態で受けることとなる。
【0014】制御装置は、ねじ込み量ないしは反トルク
量が一定値以上となる等すると、当該ねじ込みを完了す
る。そして、制御装置は、適宜、このような動作を繰返
し、あるいはワーク10を交換して更に繰返し、ネジ締
め装置Mによる自動化されたネジ締めを行っていく。
量が一定値以上となる等すると、当該ねじ込みを完了す
る。そして、制御装置は、適宜、このような動作を繰返
し、あるいはワーク10を交換して更に繰返し、ネジ締
め装置Mによる自動化されたネジ締めを行っていく。
【0015】以上のようなネジ締め装置Mでは、締付け
によりナットランナ1に発生する反力あるいは反トルク
を支持体2,3,4で支持するため、ロボット5におけ
る剛性は比較的に低いもので十分である。従って、ネジ
締め装置Mにおいて、ロボット5は小型ないしは小容量
のもので済み、ローコスト化、省スペース化を図ること
ができる。
によりナットランナ1に発生する反力あるいは反トルク
を支持体2,3,4で支持するため、ロボット5におけ
る剛性は比較的に低いもので十分である。従って、ネジ
締め装置Mにおいて、ロボット5は小型ないしは小容量
のもので済み、ローコスト化、省スペース化を図ること
ができる。
【0016】なお、支持体2,3,4が直交3軸におい
て移動するため、ナットランナ1の動作を阻害せずに支
持する機構をシンプルに構成することができる。また、
支持体2,3,4は各軸毎に設けられているため、一層
簡素で合理的な構成とすることができる。更に、支持体
2,3,4はロボット5に対向して設けられているた
め、ナットランナ1やロボット5に干渉しない状態で簡
単に配置することができる。
て移動するため、ナットランナ1の動作を阻害せずに支
持する機構をシンプルに構成することができる。また、
支持体2,3,4は各軸毎に設けられているため、一層
簡素で合理的な構成とすることができる。更に、支持体
2,3,4はロボット5に対向して設けられているた
め、ナットランナ1やロボット5に干渉しない状態で簡
単に配置することができる。
【0017】また、ロボット5が小型化されるため、対
応するフレーム5bも小型化可能であり、ネジ締め装置
Mにおいて一層ローコスト化、省スペース化を図ること
ができる。更に、ネジ締め装置Mにおいて、支持体2,
3,4やそのためのフレーム部分5bが追加されたとし
ても、移動するブロック体や棒状体といった要素の追加
であるためにさほどコスト増やスペース増とならず、ロ
ボット5の小型化によるコストまたはスペースの低減が
これを十分に補って余りあるものとなる。
応するフレーム5bも小型化可能であり、ネジ締め装置
Mにおいて一層ローコスト化、省スペース化を図ること
ができる。更に、ネジ締め装置Mにおいて、支持体2,
3,4やそのためのフレーム部分5bが追加されたとし
ても、移動するブロック体や棒状体といった要素の追加
であるためにさほどコスト増やスペース増とならず、ロ
ボット5の小型化によるコストまたはスペースの低減が
これを十分に補って余りあるものとなる。
【0018】なお、本発明は、以上の形態に限定される
ものではなく、次に例示するように様々に変更可能であ
る。
ものではなく、次に例示するように様々に変更可能であ
る。
【0019】上記形態において、支持体2に、バランサ
機構としてのエアシリンダを更に接続しても良い。この
エアシリンダは、フレーム5bに設けられているもので
あり、移動に係るナットランナ1あるいは支持体2,
3,4の重量を支持する。このようなバランサ機構によ
り、ロボット5はナットランナ1あるいは支持体2,
3,4をほぼ無重量で移動させることができ、この結
果、より一層小型のロボット5を配置して、更にローコ
ストで省スペースなネジ締め装置を提供することができ
る。なお、エアシリンダは、他の支持体に接続したり、
他の箇所に設けたりして良く、複数設けても良いし、制
御装置により制御されても良い。また、エアシリンダの
代りに、他のシリンダやリンク機構等を配することがで
きる。
機構としてのエアシリンダを更に接続しても良い。この
エアシリンダは、フレーム5bに設けられているもので
あり、移動に係るナットランナ1あるいは支持体2,
3,4の重量を支持する。このようなバランサ機構によ
り、ロボット5はナットランナ1あるいは支持体2,
3,4をほぼ無重量で移動させることができ、この結
果、より一層小型のロボット5を配置して、更にローコ
ストで省スペースなネジ締め装置を提供することができ
る。なお、エアシリンダは、他の支持体に接続したり、
他の箇所に設けたりして良く、複数設けても良いし、制
御装置により制御されても良い。また、エアシリンダの
代りに、他のシリンダやリンク機構等を配することがで
きる。
【0020】支持体は、ブロック状ではなく、棒状等と
することができる。レールあるいは溝は形状、寸法、本
数等を様々に変更できるし、支持体同士は、リンク機構
等により連結されて良い。支持機構は、ナットランナか
らフレームにかけて上記以外の順番で各軸に係る支持体
を連結したものとすることができるし、各軸における支
持体の集合ではなく、直交3軸における移動自在である
1つまたは複数の支持体とすることもできる。
することができる。レールあるいは溝は形状、寸法、本
数等を様々に変更できるし、支持体同士は、リンク機構
等により連結されて良い。支持機構は、ナットランナか
らフレームにかけて上記以外の順番で各軸に係る支持体
を連結したものとすることができるし、各軸における支
持体の集合ではなく、直交3軸における移動自在である
1つまたは複数の支持体とすることもできる。
【0021】ロボットは、ナットランナを直接把持する
ものや、ナットランナを通して固定するものとすること
ができる。あるいは、ナットランナは、把持体等を省略
して良い。ナットランナは、ナットを受入れてボルトに
ねじ込むものや、他のネジをねじ込むものであって良
い。また、締付け方向は、上記と逆方向等とすることが
できる。
ものや、ナットランナを通して固定するものとすること
ができる。あるいは、ナットランナは、把持体等を省略
して良い。ナットランナは、ナットを受入れてボルトに
ねじ込むものや、他のネジをねじ込むものであって良
い。また、締付け方向は、上記と逆方向等とすることが
できる。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ネジ締
め装置において、ネジを締付けるナットランナを保持す
るロボットと、ナットランナを、互いに直交する3つの
軸方向に変位可能に支持する支持機構とが設けられてい
る。よって、シンプルな支持機構によりナットランナに
作用する反力を受けることができ、比較的に高コストで
あるロボットを小型化可能とし、ネジ締め装置全体を合
理的な構成として、コストや設置スペースの十分な低減
を図ることができる、という効果を奏する。
め装置において、ネジを締付けるナットランナを保持す
るロボットと、ナットランナを、互いに直交する3つの
軸方向に変位可能に支持する支持機構とが設けられてい
る。よって、シンプルな支持機構によりナットランナに
作用する反力を受けることができ、比較的に高コストで
あるロボットを小型化可能とし、ネジ締め装置全体を合
理的な構成として、コストや設置スペースの十分な低減
を図ることができる、という効果を奏する。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、支持機構
に、ナットランナまたは支持機構の重量を支持するバラ
ンサ機構が接続されることで、ロボットに対して支持機
構等の影響を抑えることができ、更にロボットが小型化
可能となる合理的な構成によって、より一層コストや設
置スペースの十分な低減を図ることができる、という効
果を奏する。
に、ナットランナまたは支持機構の重量を支持するバラ
ンサ機構が接続されることで、ロボットに対して支持機
構等の影響を抑えることができ、更にロボットが小型化
可能となる合理的な構成によって、より一層コストや設
置スペースの十分な低減を図ることができる、という効
果を奏する。
【図1】本発明に係るネジ締め装置の斜視説明図であ
る。
る。
【図2】図1のネジ締め装置におけるナットランナ付近
の拡大斜視図である。
の拡大斜視図である。
M・・ネジ締め装置、1・・ナットランナ、1c・・ベ
ース部、2,3,4・・支持体、5・・ロボット、5b
・・フレーム、6・・把持部、7・・ビット部、10・
・ワーク。
ース部、2,3,4・・支持体、5・・ロボット、5b
・・フレーム、6・・把持部、7・・ビット部、10・
・ワーク。
Claims (2)
- 【請求項1】 ネジを締付けるナットランナを保持する
ロボットと、 ナットランナを、互いに直交する3つの軸方向に変位可
能に支持する支持機構とが設けられていることを特徴と
するネジ締め装置。 - 【請求項2】 支持機構に、ナットランナまたは支持機
構の重量を支持するバランサ機構が接続されていること
を特徴とする請求項1に記載のネジ締め装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002124787A JP2003311555A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | ネジ締め装置 |
US10/418,963 US6973856B2 (en) | 2002-04-25 | 2003-04-18 | Screw tightening apparatus |
DE10318627A DE10318627A1 (de) | 2002-04-25 | 2003-04-24 | Anschraubvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002124787A JP2003311555A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | ネジ締め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003311555A true JP2003311555A (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=29208130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002124787A Pending JP2003311555A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | ネジ締め装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6973856B2 (ja) |
JP (1) | JP2003311555A (ja) |
DE (1) | DE10318627A1 (ja) |
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WO2009060712A1 (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | ねじ締付装置 |
JP2010188481A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Honda Motor Co Ltd | ナットランナー |
KR101311471B1 (ko) | 2005-03-28 | 2013-09-25 | 램 리써치 코포레이션 | 로봇으로 플라즈마 처리 시스템을 서비스하는 장치 |
JP2017193020A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | ファナック株式会社 | ロボット用ネジ締め装置およびネジ締めロボットシステム |
CN109128784A (zh) * | 2018-09-11 | 2019-01-04 | 苏州富强科技有限公司 | 机器人腕部与小臂中减速机的安装装置及安装方法 |
CN112025689A (zh) * | 2020-09-09 | 2020-12-04 | 芜湖捷和科技有限公司 | 一种工业用机器人固定底座 |
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US7319316B2 (en) | 2005-06-29 | 2008-01-15 | Lam Research Corporation | Apparatus for measuring a set of electrical characteristics in a plasma |
DE102010047624A1 (de) * | 2010-10-06 | 2012-04-12 | Gm Global Technology Operations Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) | Schraubspindellagerung |
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