JP2003311407A - 溶接機 - Google Patents
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Abstract
路を確実に動作させることができるうえに、簡単な回路
構成で小電流でのTIG溶接が可能なTIG溶接機を提
供する。 【解決手段】 商用交流電源を整流器104及び平滑用
コンデンサ106によって直流化し、インバータ108
によって高周波電圧に変換し、変圧器110によって変
圧する。この変圧高周波電圧を整流ダイオード112、
平滑用リアクトル114によって直流化し、母材118
a、トーチ118bに供給する。電流検出器120が負
荷電流を表す電流検出信号を生成し、これと基準電源1
24からの基準信号とが等しくなるように、インバータ
108の駆動回路126を制御回路122が制御する。
負荷電流が小電流のとき、開閉器140を開閉して、パ
ルス電流設定用電源139からパルス電流を発生し、こ
れを制御回路122からの制御信号に重畳する。
Description
に溶接負荷に供給する電流が小さいときに、パルス電流
を溶接負荷に供給するものに関する。
ーを使用することが多かった。しかしレーザー発生装置
には、特殊な装置が必要で、かつ、それに使用する電源
装置も高価であった。そこで、小電流によってTIG溶
接することが近年望まれている。
子2a乃至2cに供給された三相商用交流電源からの交
流電圧は、整流器4に供給され、ここで整流される。整
流出力は、平滑用コンデンサ6によって平滑され、直流
電圧に変換される。この直流電圧は、インバータ8に供
給され、高周波電圧に変換される。この高周波電圧は、
変圧器10に供給され、所定の電圧の高周波電圧に変換
される。これは、整流ダイオード12、12によって整
流され、平滑リアクトル14によって平滑されて、出力
端子16a、16bから母材18aとトーチ18bとに
供給される。母材18a、トーチ18bに供給される電
流が電流検出器20によって検出される。電流検出器2
0からの電流検出信号は、制御回路22に供給される。
制御回路22には基準電源24からの基準電流信号も供
給されている。制御回路22は、電流検出信号と基準電
流信号との差が零になるように、制御信号を駆動回路2
6に供給する。駆動回路26は、この制御信号に基づい
てインバータ8の半導体スイッチング素子の導通期間を
制御して、基準電流に対応する負荷電流を母材18a、
トーチ18bに供給する。出力端子16bと平滑リアク
トル14との間には、高周波発生器28がカップリング
コイル30を介して接続されている。高周波発生器28
は、母材18aとトーチ18bとの間のギャップを破壊
し、アークをスタートさせるためのもので、この電源装
置の起動時に、1乃至3MHzで5乃至20kVの高周
波電圧を短時間だけ母材18aとトーチ18bとの間に
印加する。符号31で示すコンデンサは、高周波発生器
28からの高周波をバイパスするためのものである。
例えば1A程度でTIG溶接することがユーザーによっ
て望まれることがある。ところが、図5に示すように、
アークの特性上、アークを維持するためには、負荷電流
として0.5A以上の電流を流す必要があり、それより
も小さい電流ではアーク切れが生じる。また、電流検出
器20として、例えば直流変流器を使用した場合、例え
ば300Aのような大電流から1Aのような小電流ま
で、1台の変流器によって検出させると、小電流では、
電流検出信号の直線性が得られず、精度が悪くなる。そ
こで、直線性を確保するために、ホール変流器を用いる
ことがあるが、小電流では電流検出信号にドリフトが生
じやすく、その調整が必要になる。この調整を不要にす
るために、直流電源32と減流抵抗器34と開閉器36
との直列回路を、出力端子16a、16b間に設け、開
閉器36を閉じて、母材18aとトーチ18bとに小電
流例えば1A程度の電流を流している。直流電源32
は、商用交流電源を整流したり、変圧器10に別の二次
巻線を巻回し、この二次巻線に誘起した電圧を整流した
りして形成する。
を設けるためには、少なくとも整流器が必要である。変
圧器10に別の二次巻線を巻回した場合には、別の二次
巻線をダイオード12が接続されている二次巻線と絶縁
する必要があり、変圧器10を絶縁変圧器とする必要が
ある。また、大電流を母材18aとトーチ18bとに供
給している場合、直流電源32から電流を供給する必要
が無く、そのために開閉器36が設けられている。この
ように小電流を流している場合、回路構成が複雑にな
る。
給等を開始するためのシーケンス回路が設けられてお
り、このシーケンス回路を制御するために、母材18a
やトーチ18bに電流が流れたことを検出し、シーケン
ス回路を作動させるシーケンサ制御装置38が設けられ
ている。しかし、負荷電流が、小電流、例えば1A程度
になると、検出信号が充分に得られず、確実にシーケン
ス回路を動作させることができなかった。
を正常に動作させることができる上に、簡単な回路構成
で小電流でのTIG溶接が可能なTIG溶接機を提供す
ることを目的とする。
直流電源を有している。この直流電源は、例えば交流電
源、具体的には商用交流電源を整流、平滑して直流信号
を生成するものとできる。この直流電源からの直流信号
を高周波変換手段が高周波信号に変換する。高周波変換
手段としては、例えばインバータ等の高周波スイッチン
グ手段を使用することができる。高周波変換手段からの
高周波信号を変成器が変成する。 この変成器からの変
成高周波信号を直流化手段が直流信号に変換して、溶接
負荷に設定電流値の負荷電流を供給する。直流化手段と
しては、整流手段と平滑手段とを備えたものとすること
ができる。前記直流化手段から前記溶接負荷に供給する
負荷電流が前記設定電流として予め定めた設定電流以下
のとき、パルス電流供給手段が前記予め定めた設定電流
よりも大きいピーク値を有するパルス電流を前記溶接負
荷に供給する。
流が予め定めた設定電流値以下のとき、設定電流値より
もピーク値が大きいパルス電流が流れるので、このパル
ス電流によって、例えば不活性ガスの制御等を行うシー
ケンス回路を確実に作動させることができる。しかも、
設定電流値よりも大きいピーク値を持つパルス電流が流
れているときには、確実にアークも維持される。
負荷電流が前記設定電流となるように前記高周波変換手
段を制御する制御手段を設けることができる。この制御
手段には、例えば負荷電流検出手段から、溶接負荷に流
れる負荷電流を表す負荷電流検出信号が供給され、更に
設定電流を表す基準信号も供給される。制御手段は、負
荷電流検出信号と基準信号との差が零になるように、高
周波変換手段を制御する。前記パルス電流供給手段は、
前記予め定めた設定電流以下の設定電流が設定されたと
き、前記負荷電流がパルス電流を含むように前記高周波
変換手段を制御する。例えばパルス電流供給手段は、前
記予め定めた設定電流以下の設定電流が設定されたと
き、負荷電流検出信号または基準信号に周期的にパルス
性信号を重畳する。
制御によって負荷電流にパルス電流を含ませることがで
きるので、直流化手段の出力側に特別にパルス電流を生
成するための回路を設ける必要が無く、回路構成を簡略
化することができる。
の時間間隔をおいて前記パルス電流を繰り返し前記溶接
負荷に供給するように構成することもできる。この場
合、前記パルス電流が発生するごとに当該パルス電流に
よって充電され、前記パルス電流の非発生時に放電する
充放電手段が、前記直流化手段の出力側に設けられる。
生時には、充放電手段に充電された電荷が放電されるの
で、パルス電流の非発生時の負荷電流の値を大きくする
ことができ、アーク切れが生じることを防止できる。
に応動して動作するシーケンス制御装置を設けることが
できる。負荷電流をサンプルホールドするホールド手段
を設け、このホールド手段の出力によってシーケンス制
御装置を作動させるように構成することもできる。
置が、パルス電流の発生によって動作するので、このシ
ーケンス制御装置が制御する、不活性ガスの供給等を行
うシーケンス回路を確実に動作させることができる。
TIG溶接機であって、図1に示すように、入力端子1
02a乃至102cを有している。これら入力端子10
2a乃至102cには、交流電源、例えば三相商用交流
電源が接続されている。三相商用交流電源に代えて、単
相商用交流電源を使用することもできる。三相商用交流
電源からの交流電圧は、整流手段、例えば整流器104
に供給され、ここで整流される。整流器104は、例え
ばブリッジ接続された複数、例えば4つの整流ダイオー
ドから構成されている。整流器104からの整流出力
は、平滑用コンデンサ106によって平滑され、直流電
圧に変換される。整流器104と平滑用コンデンサ10
6とによって直流電源が構成されている。
換手段、例えばインバータ108に供給され、高周波電
圧に変換される。インバータ108としては、フルブリ
ッジ型またはハーフブリッジ型を使用することができ
る。また、インバータ108以外にも、IGBTや電力
FET、バイポーラトランジスタ、サイリスタ等の半導
体スイッチング素子を用いた高周波スイッチング回路を
使用することができる。
成器、例えば変圧器110の一次巻線110Pに供給さ
れる。変圧器110の二次巻線110Sに、所定の電圧
に変圧された高周波電圧が誘起される。
整流ダイオード112、112のアノードが接続され、
カソードが出力端子116aに接続されている。また二
次巻線110Sの中間タップは、平滑手段、例えば平滑
リアクトル114を介して出力端子116bに接続され
ている。出力端子116aは、溶接負荷の一部をなす母
材118aに接続され、出力端子116bは、溶接負荷
の残りの部分をなすトーチ118bに接続されている。
従って、母材118aとトーチ118b間のギャップの
絶縁が破壊されている状態では、変圧器110の二次巻
線110Sに誘起された高周波電圧がダイオード11
2、112によって整流され、且つ平滑用リアクトル1
14によって平滑されて、母材118aとトーチ118
bとに印加され、母材118aからトーチ118bに向
けて直流負荷電流が流れる。即ち、整流ダイオード11
2、112及び平滑用リアクトル114が、直流化手段
として機能する。
118aに供給される電流が電流検出器120によって
検出される。電流検出器120は、母材118aに供給
される電流を表す電流検出信号を生成する。電流検出器
120としては、例えばホール変流器や直流変流器を使
用することができる。電流検出器120からの電流検出
信号は、パルス電流検出手段、例えばパルス電流検出器
121を介して制御手段、例えば制御回路122に供給
される。パルス電流検出器121については、後述す
る。
基準電流信号も供給されている。この基準電源124
は、基準電流信号を可変することができるものである。
制御回路122は、電流検出信号と基準電流信号との差
が零になるように、制御信号を駆動回路126に供給す
る。駆動回路126は、この制御信号に基づいてインバ
ータ108の半導体スイッチング素子の導通期間を制御
して、例えばPWM制御して、基準電流に対応する設定
値の直流負荷電流が母材118a、トーチ18bに流れ
るようにする。従って、基準電流信号の値を変化させる
ことによって、母材118a、トーチ118bに流れる
負荷電流の値を変更することができ、例えば300Aの
大電流から1Aの小電流まで負荷電流の値を変更するこ
とができる。
との間には、高周波発生器128がカップリングコイル
130を介して接続されている。高周波発生器128
は、母材118aとトーチ118bとの間のギャップの
絶縁を破壊し、アークをスタートさせるためのもので、
このTIG溶接機の起動時に、例えば1乃至3MHzで
5乃至20kVの高周波電圧を短時間だけ母材118a
とトーチ118bとの間に印加する。符号131で示す
コンデンサは、高周波発生器128からの高周波をバイ
パスするためのものである。
うに、電流検出器120からの電流検出信号を増幅する
増幅器132、134を有している。増幅器134の出
力信号は、制御回路122に供給されている。また増幅
器134の出力信号は、サンプルホールド回路136に
供給される。増幅された電流検出信号が制御回路122
やサンプルホールド回路136に供給されるので、例え
ば1Aのような小電流を検出した電流検出信号であって
も、大きな値として制御回路122やサンプルホールド
回路136に供給される。このサンプルホールド回路1
36の出力信号は、シーケンス制御手段、例えばシーケ
ンサ制御装置138に供給されている。シーケンサ制御
装置138は、サンプルホールド回路136の出力信号
に応じて、このTIG溶接機において使用されている不
活性ガスの制御等を行っているシーケンス回路(図示せ
ず)を制御するものである。
段が設けられている。即ち、パルス電流設定用電源13
9と開閉手段、例えば開閉器140との直列回路が、ダ
イオード142、144からなるオア回路を介して制御
回路122の出力側に接続されている。開閉器140
は、パルス電流切替器146からの指令信号に応じて所
定周波数、例えば100乃至250Hz、所定デュティ
比、例えば10乃至80パーセントで開閉を繰り返す。
パルス電流切替器146には、基準電源124からの基
準信号が供給され、この基準信号が予め定めた設定電流
値、例えば5A以下の負荷電流に対応するものとなった
とき、指令信号を開閉器140に供給する。従って、指
令信号の発生時には、駆動回路126への制御信号に
は、周波数が100乃至250Hz、デュティ比が10
乃至80パーセントのパルス信号が重畳される。このパ
ルス重畳制御信号に基づいてインバータ108が制御さ
れるので、負荷電流は、図3に示すようにベース電流I
B1またはIB2にパルス電流IPが周期的に重畳した
ものとなる。
ドの相互接続点と、平滑リアクトル114とカップリン
グコイル130との相互接続点との間には、充放電手
段、例えば充放電回路が設けられている。即ち、ダイオ
ード112、112のカソードの相互接続点には充電用
ダイオード148のアノードが接続され、それのカソー
ドは充電用コンデンサ150の一端に接続されている。
このコンデンサ150の他端は、平滑リアクトル114
とカップリングコイル130との相互接続点に接続され
ている。また、充電用ダイオード148に並列に放電用
抵抗器152が接続されている。この充電用コンデンサ
150は、図3に示したようなパルス電流IPが流れて
いるとき、充電用ダイオード148によって充電され
る。またパルス電流IPが流れていないとき、充電され
た電荷を充電用コンデンサ150は、放電用抵抗器15
2を介して放電する。この放電時定数は、パルス電流の
周波数との関係から決定され、例えば10乃至30ms
に選択されている。
例えば負荷電流が5Aよりも大きな値になるように基準
電源124が設定されている状態では、パルス電流切替
器146は、開閉器140を開放している。出力端子1
16a、116bに直流電圧が供給されている状態で、
高周波発生器128が作動すると、母材118aとトー
チ118bとの間のギャップの絶縁が破壊され、アーク
電圧が発生し、直流の負荷電流が母材118a、トーチ
118bに流れる。
検出器120からパルス電流検出器121の増幅器13
2、134に供給されて、増幅され、制御回路122に
供給される。これによって制御回路122は、増幅され
た電流検出信号が基準信号と等しくなるように制御信号
を駆動回路126に供給する。これによって負荷電流
は、基準信号に対応した一定電流に制御される。このと
き、負荷電流は5Aよりも大きな値であり、かつ一定値
であるので、パルス電流検出器121のサンプルホール
ド回路136の動作は無く、シーケンサ制御装置138
は正規に動作し、負荷電流が流れたことに応じて、シー
ケンス回路を動作させ、不活性ガスの供給等の制御を開
始する。
サ150が充電用ダイオード148を介して充電され、
出力端子116a、116b間の電圧よりも充電用コン
デンサ150の両端間電圧が高くなったとき、放電用抵
抗器152を介して放電が行われるが、負荷電流が5A
よりも大きな値であり、放電電流の値は負荷電流に比較
して小さな値であるので、負荷電流には殆ど影響を与え
ない。
(図3に一点鎖線で示す。)になるように、基準電源1
24からの基準信号を設定した状態では、パルス電流切
替器146の指令信号によって開閉器140が開閉を繰
り返す。開閉器140が閉成されている期間中、駆動回
路126には、制御回路122からの制御信号にパルス
電流設定用電源139からの信号が重畳されている。そ
の結果、開閉器140が閉成されている期間中、変圧器
110の二次巻線110Sに誘起される高周波電圧は上
昇し、これがダイオード112、112、平滑リアクト
ル114によって平滑されるが、全体を平滑できないた
め、そのピーク電圧によって充電用コンデンサ150が
充電される。このとき、負荷にはパルス電流IPが流れ
る。
Aになるように基準電源124が設定されているので、
電流検出器120を流れる負荷電流が平均して1Aとな
るように制御回路122は制御信号を発生している。そ
のため、パルス電流IPが例えば5Aであると、パルス
電流IPの間のベース電流は、図3にIB1として示す
ように1Aよりも小さな値になる。そのため、アーク切
れが生じやすくなる。しかし、パルス電流IPが流れて
いない間、充電用コンデンサ150の両端間電圧は、出
力端子116a、116b間の電圧よりも大きな値であ
るので、充電用コンデンサ150は放電用抵抗器152
を介して放電し、出力端子116aから出力端子116
bに向かって流れる。この結果、負荷電流は、符合IB
2で示すように、放電電流によって嵩上げされ、ベース
電流の均一化が行われ、アーク切れを防止することがで
きる。
型の電子部品等を小電流で溶接することができる。しか
も、この小電流を流す際のパルス電流の発生は、インバ
ータ108の駆動回路126側にパルス電流設定用電源
139や開閉器140、パルス電流切替器146を設け
るだけで行える。
き、電流検出器120からの電流検出信号にもパルス電
流IPに対応してパルス状になっているが、これが増幅
器134で充分に増幅された後、サンプルホールド回路
136に供給されるので、サンプルホールド回路136
でのサンプルホールドが容易になり、シーケンス制御回
路を動作させるのに充分に大きい信号をシーケンス制御
装置138に供給することができる。
接機に実施したが、他の溶接機に実施することもでき
る。また、上記の実施の形態では、パルス電流IPの値
を5Aとしたが、これに限ったものではなく、他の値に
することもできるし、或いは例えば基準電源124の基
準信号に応じて可変させることもできる。上記の実施の
形態では、制御回路122からの制御信号にパルス電流
設定用電源139からのパルス電流設定用の基準信号を
重畳したが、制御回路122に供給されるパルス電流検
出器121からの信号または基準電源124からの基準
信号にパルス電流設定用の基準信号を重畳してもよい。
上記の実施の形態では、出力端子116a側に母材11
8aを接続し、出力端子116bにトーチ118bを接
続したが、逆に出力端子116aにトーチ118bを接
続し、出力端子116bに母材118aを接続してもよ
い。また、開閉器140は、機械的な開閉器だけでな
く、電子式の開閉器も使用できる。
流が小電流のとき、ピーク値が上記小電流よりも大きい
パルス電流を供給するように構成しているので、シーケ
ンス回路を確実に作動させることができるし、ピーク値
が設定されている小電流よりも大きいパルス電流が流れ
ているとき、確実にアークも維持される。
図である。
流検出器の詳細なブロック図である。
であるときの負荷電流を示す図である。
流との関係を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 直流電源と、この直流電源からの直流信
号を高周波信号に変換する高周波変換手段と、 前記高周波信号を変成する変成器と、 この変成器からの変成高周波信号を直流信号に変換し
て、溶接負荷に設定電流値の負荷電流を供給する直流化
手段とを、備える溶接機において、前記直流化手段から
前記溶接負荷に供給する負荷電流が前記設定電流として
予め定めた設定電流以下のとき、前記予め定めた設定電
流よりも大きいピーク値を有するパルス電流を前記溶接
負荷に供給するパルス電流供給手段を備える溶接機。 - 【請求項2】 請求項1記載の溶接機において、前記溶
接負荷に流れる負荷電流が前記設定電流となるように前
記高周波変換手段を制御する制御手段が設けられ、前記
パルス電流供給手段は、前記予め定めた設定電流以下の
設定電流が設定されたとき、前記負荷電流がパルス電流
を含むように前記高周波変換手段を制御する溶接機。 - 【請求項3】 請求項1記載の溶接機において、前記パ
ルス電流供給手段は、所定の時間間隔をおいて前記パル
ス電流を繰り返し前記溶接負荷に供給するように構成さ
れ、前記パルス電流が発生するごとに当該パルス電流に
よって充電され、前記パルス電流の非発生時に放電する
充放電手段を、前記直流化手段の出力側に設けた溶接
機。 - 【請求項4】 請求項1記載の溶接機において、前記パ
ルス電流の発生時に、これに応動して動作するシーケン
ス制御装置が設けられているTIG溶接機。
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