JP2003310817A - ゲーム機 - Google Patents

ゲーム機

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JP2003310817A
JP2003310817A JP2003021579A JP2003021579A JP2003310817A JP 2003310817 A JP2003310817 A JP 2003310817A JP 2003021579 A JP2003021579 A JP 2003021579A JP 2003021579 A JP2003021579 A JP 2003021579A JP 2003310817 A JP2003310817 A JP 2003310817A
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capsule
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ball
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Mitsuru Toudaiji
充 東大寺
Masayuki Yamada
正之 山田
Nobuyuki Katsuyama
信之 勝山
Shigeto Harada
成人 原田
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Sega Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/12Differential gearings without gears having orbital motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/38Constructional details
    • F16H2048/385Constructional details of the ring or crown gear

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のプレイヤがカプセル内の玉のいずれが
当選したかを容易に視認できるゲーム機を供する点にあ
る。 【解決手段】 識別可能な多数の玉と、該多数の玉を収
納する中空細長透明カプセルと、該中空細長透明カプセ
ルの内周面に長手方向に沿って設けられた掻き上げ手段
と、前記中空細長透明カプセルをその長手方向に沿う中
心線を中心として回転駆動するカプセル回転駆動手段
と、前記中空細長透明カプセル内空間において前記掻き
上げ手段により掻き上げられた多数の玉の内、1個の玉
を受け入れる玉受け入れ手段と、該玉受け入れ手段に受
け入れられた玉を識別する識別手段とよりなり、該識別
手段にて識別された玉を抽選における当選とする抽選装
置を備えたことを特徴とするゲーム機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願発明は、抽選機能を備
えたビンゴゲーム機等のゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゲームセンタ等に設置されるゲーム機の
内、多数のプレーヤが特別な操作技能を有しなくても参
加して賞品やメダル等を獲得することができる抽選性の
高いゲーム機として、ビンゴゲーム機等がある。
【0003】従来のビンゴゲーム機では、多数のボール
を、透明な球形カプセル内に収納し、この球形透明カプ
セルを水平方向へ貫通した軸に、該カプセルに一体に固
定された回転軸自在に嵌合し、この回転軸を回転駆動さ
せることにより、カプセル内の掻き上げ爪でもって掻き
上げて、落下させるようになっている。
【0004】そして、カプセルを貫通した軸に一体に設
けられたボール受けの上面に、前述した掻き上げ爪で掻
き上げられたボールが具合良く落下して、そのボール受
けの中央に設けられている孔を通過できた場合には、そ
のボールが抽選されたとして、前記ボール受けの下方に
水平面に沿ってリング状に形成されたボール溜めに送ら
れ、展示されるようになっていた(特許第272072
3号公報参照)。
【0005】
【解決しようとする課題】前記ビンゴゲーム機では、プ
レーヤがビンゴゲーム機の正面に並んでビンゴゲーム機
内のボールの動きを観察しようとする場合に、透明カプ
セルが球形であるため、列の端に居るプレーヤは、球形
透明カプセルを詳細に見ることが困難であった。
【0006】カプセル内のボールの動きを良く見えるよ
うに、球形透明カプセルを大きくしようとしても、設置
個所の天井高さでその大きさが制限されてしまう。
【0007】また、カプセル内のボール受けやボール溜
め等のカプセル内手段は、カプセルを貫通した細い軸に
取付けられているので、カプセル内手段は不安定であ
り、さらに、カプセルやカプセル内手段が大型化した場
合には、軸に大きな負荷がかかり、しかも、この軸に回
転自在に嵌合された回転軸のいずれか一方を伝動機構を
介して回転駆動するようにしたため、この回転軸に大き
なトルクが加わり、該回転軸を頑強に構成する必要があ
った。
【0008】さらに、中空カプセルを貫通してカプセル
と一体化した回転軸のいずれか一方をモータ等のアクチ
エータで回転駆動させるようになっているので、回転軸
支持構造が大型化し易く、カプセルの一端のアクチエー
タが張り出して大きな設置スペースが必要となる。
【0009】さらにまた、中空カプセル内のボールの動
きが単純であるので、飽がき易かった。しかも、プレー
ヤが意志を持ってボールをボール受けに入り易いように
操作する機構になっていないため、ゲームに対する親密
感が薄く、興趣が湧きにくかった。
【0010】
【課題を解決するための手段および効果】本出願請求項
1記載の発明は、識別可能な多数の被抽選体と、該多数
の被抽選体を収納し、両端に開口が設けられた中空透明
カプセルと、該中空透明カプセルの内周面に沿って設け
られ、前記被抽選体を掻き上げる掻き上げ手段と、該中
空透明カプセルの外周面に接して該中空透明カプセルを
回転自在に枢支するカプセル回転支持手段と、該中空透
明カプセルの外周面に接し、該中空透明カプセルの両端
開口を通る中心軸線を中心とし、該中空透明カプセルを
回転駆動させるカプセル回転駆動手段と、前記中空透明
カプセル内空間において前記掻き上げ手段により掻き上
げられた多数の被抽選体の内、1個または複数個の被抽
選体を受け入れる被抽選体受け入れ手段と、該被抽選体
受け入れ手段に受け入れられた被抽選体を識別する被抽
選体識別手段と、前記中空透明カプセルの両端開口を貫
通し、その両端部が床等の固定物に固定支持され、前記
被抽選体受け入れ手段および被抽選体識別手段を前記中
空透明カプセル内に支持する支持手段と、前記被抽選体
識別手段にて識別された被抽選体を抽選により当選とす
る当選手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】請求項1記載の発明では、中空透明カプセ
ルの外周面に接する回転支持手段で該中空透明カプセル
を回転自在に支持するようにしたため、該中空透明カプ
セルが大型化しても、該中空透明カプセルを安定して回
転させることができる。
【0012】また、請求項1記載の発明においては、前
記中空透明カプセルの外周面に接し、該中空透明カプセ
ルの両端開口を通る中心軸を中心として該中空透明カプ
セルを回転駆動させるように、カプセル回転駆動手段が
構成されているので、該カプセル回転駆動手段が、コン
パクトにまとめられるとともに、前記中空透明カプセル
より外方へはみ出すことがなく、ゲーム機の設置スペー
スが節減される。また、前記カプセル回転駆動手段の負
荷が軽減され、該カプセル回転駆動手段の小型軽量化が
可能となる。
【0013】さらに、請求項2記載の発明においては、
前記中空透明カプセルの回転中心軸を通る面に沿って、
該中空透明カプセルを揺動させることができるので、該
中空透明カプセル内空間で前記掻き上げ手段によって被
抽選体が掻き上げられて空中に放出される被抽選体の運
動に大きな変化を与え、ゲーム進行状態の展示効果を大
巾に向上させることができる。
【0014】さらにまた、請求項3記載の発明では、前
記中空透明カプセル内空間で前記掻き上げ手段によって
被抽選体が掻き上げられて空中に放出される被抽選体に
予測のできない複雑な運動を与え、ゲーム進行状態の展
示効果をさらに一段と向上させることができる。
【0015】さらに、請求項4記載の発明においては、
当選被抽選体陳列手段が設けられているため、前記被抽
選体受け入れ手段に受け入れられた被抽選体が、前記中
空透明カプセル内で撹拌される被抽選体より分離されて
陳列される結果、どの被抽選体が前記被抽選体受け入れ
手段に受け入れられたかをプレーヤは容易に認識するこ
とができる。
【0016】さらにまた、請求項5記載の発明では、前
記搬送装置が設けられているため、前記被抽選体受け入
れ手段に受け入れられた被抽選体が、前記陳列手段に送
り出されて搬送される結果、プレーヤが見え易い個所に
該陳列手段を配置することができる。
【0017】また、請求項6記載の発明では、被抽選体
受け入れ手段に受け入れられて被抽選体識別手段により
特定の被抽選体が識別された際にのみ、該特定被抽選体
のみが中空透明カプセル内に放出され、プレーヤおよび
観客が特定被抽選体が選別されたことを直ちに認識する
ことができる。
【0018】さらに、請求項7記載の発明では、被抽選
体受け入れ手段に受け入れられて被抽選体識別手段によ
り特定の被抽選体が識別された場合に、該特定被抽選体
は直ちに特定被抽選体放出手段に送り出され、該特定被
抽選体放出手段により前記特定被抽選体を自動的に放出
させることが可能となる。
【0019】請求項8記載の発明は、前記したように構
成したので、ゲーム状態検出手段により一定のゲーム状
態が検出されたプレイヤは、操作手段の操作により抽選
手段の抽選に関与することができるため、ただ抽選を待
つだけでなく自ら操作してビンゴを成立させる満足感が
あり興趣の尽きないエキサイティングなゲームとするこ
とができる。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項8記載のゲ
ーム機において、前記したように構成したので、回転し
て番号付き被抽選体を掻き混ぜるカプセルをプレイヤが
揺動させることができるため、透明なカプセル内の被抽
選体の様子を見て所望する被抽選体がバスケット内に入
り易くなるようにカプセルを揺動させてゲームを有利に
展開させることができる。
【0021】請求項10記載の発明は、前記したように
構成したので、番号付き被抽選体に特定被抽選体を混
ぜ、表示手段は表示されたビンゴカードの任意の互いに
隣り合う桝目の境目にマークを表示し、入賞被抽選体が
特定被抽選体であるときマークの周囲の複数の桝目を一
斉に有効とするため、ビンゴに一気に近づくことがで
き、プレイヤに大きな期待を持たせることができる。
【0022】請求項11記載の発明は、前記したように
構成したので、一定のゲーム状態になると、通常のビン
ゴカードとは別に小ビンゴカードが表示され、小ビンゴ
カードにおけるビンゴが成立したときも配当が払い出さ
れるため、プレイヤに有利となり、ますます興味あるゲ
ームとすることができる。
【0023】請求項12記載の発明は、前記したように
構成したので、特定被抽選体を番号付き被抽選体に混
ぜ、一定のゲーム状態が検出されると以後特定被抽選体
が抽選手段により選択されるまで選択された番号付き被
抽選体の番号に対応する配当が払い出されるため、当該
プレイヤはビンゴに関係なく、入賞があるたびに配当を
受けることができ極めて有利となり、ゲームを繰り返し
行うようになる。
【0024】請求項13記載の発明は、請求項12記載
のゲーム機において、前記したように構成したので、あ
るゲーム状態になると、特定被抽選体を放出して番号付
き被抽選体に混ぜるため、その特定被抽選体が抽選手段
により選択されるまで配当を得ることができ、プレイヤ
に有利となる。
【0025】請求項14記載の発明は、前記したように
構成したので、プレイヤは、操作手段の操作により抽選
装置が抽選体を選択する動作に変化を加え抽選に関与す
ることができるため、ただ抽選を待つだけでなく自ら操
作してビンゴを成立させる満足感があり興趣の尽きない
エキサイティングなゲームとすることができる。また、
各抽選によって得られた情報に基づいてゲームを実行
し、その結果のゲーム成績に応じてプレイヤに配当を払
い出す賭けゲーム機であり、プレイヤの操作が抽選に関
与してゲーム成績に影響するため、プレイヤはゲームに
熱中することができる。
【0026】請求項15記載の発明は、前記したように
構成したので、プレイヤがタッチパネルの所望位置に触
れると、番号入替手段により表示手段に表示されるビン
ゴカードの番号を入れ替えることができるため、ビンゴ
ゲームを有利に導くことが可能で、プレイヤ自らが操作
してビンゴを成立させる満足感があり興趣の尽きないエ
キサイティングなゲームとすることができる。
【0027】請求項16記載の発明は、前記したように
構成したので、カード表示手段が表示したカードのいず
れか1つのカードをプレイヤが選択すると、選択された
カードに基づいて前記ビンゴカードの初期状態を設定す
るので、複数のプレイヤがカードの取り合いをしながら
一緒にプレイしようとする仲間を意識して連帯感を増す
ことができる。また、前記選択手段は、先に他のプレー
ヤが選択したカードを後から選択することできない構成
としたので、先に他のプレーヤが選択したカードを後か
ら選択することできないため、カードの選択は早い者勝
ちである。
【0028】請求項17記載の発明は、前記したように
構成したので、カラー発光手段の発光色を見ることで、
そのプレイヤのゲーム状態を知ることができ、競争意識
が駆り立てられますますエキサイティングな興味あるゲ
ームとすることができる。
【0029】請求項18記載の発明は、請求項17記載
のゲーム制御方法において、プレイヤがベットしたベッ
ト数に応じた所定の色で前記カラー発光手段を発光させ
るようにしたので、プレイヤがベットしたベット数に応
じた所定の色でカラー発光手段を発光させるため、発光
色を見ることで、そのプレイヤがどの程度ベットしたか
が分かり、競争意識を駆り立てられる。
【0030】請求項19記載の発明は、請求項17記載
のゲーム制御方法において、前記したようにプレイヤが
選択したカードに応じた所定の色でカラー発光手段を発
光させるため、発光色を見ることで、そのプレイヤのビ
ンゴカードがどの初期状態にあるかが分かり、競争意識
を駆り立てられる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図49に図示さ
れた本願発明の一実施形態の概略についてまず説明す
る。
【0032】本出願発明が適用されるビンゴゲーム機0
は、ビンゴゲーム機本体1と、該ビンゴゲーム機本体1
の前後両側に5個ずつ並べられて計10個配設されたサ
テライトユニット2とよりなっていて、該ビンゴゲーム
機本体1では、被抽選体であるボール3が中空細長透明
カプセル4内に収納され、ボール3は番号の付いた25
個の番号付きボール3aと1個のボンバーボール3bと
1個のジャックポットボール3cよりなっている。
【0033】中空細長透明カプセル4は、円筒の両端に
半球殻を一体に結合した形状に略形成され、該中空細長
透明カプセル4は、後で詳細に説明されるように、中空
細長透明カプセル4の中心を通り長手方向に向いた中心
軸を中心として一方向へ回転駆動され、中空細長透明カ
プセル4の内周面に対し周方向へ所定間隔をなして母線
方向すなわちカプセル中心軸と平行な方向に配設された
掻き上げ棒17によってボール3は掻上げられ、中空細長
透明カプセル4の下部と略同じ方向へ弯曲しかつ中空細
長透明カプセル4の中心に向い下方へ緩やかに傾斜した
左右1対のウイング板109上に転がり落ちるようになっ
ている。
【0034】また、ウイング板109上に転がり落ちたボ
ール3は、該ウイング板109上を前後に転がりながら、
しかも前後に往復する毎にカプセル中心方向に少しずつ
移動し、1対のウイング板109の間のボール受け入れ手
段であるラッキーバスケット110に転がり込み、該ラッ
キーバスケット110にてボール検出装置113によりボール
3の検出が行なわれ、ボール検出装置113の検出信号に
より該ラッキーバスケット110は、中空細長透明カプセ
ル4の中心線と平行な軸を中心に180°反転し、該ラ
ッキーバスケット110内のボール3は、ラッキーバスケ
ット110の直下のボール識別装置120内に落下するように
なっている。
【0035】ボール識別装置120においては、番号付き
ボール3aの番号やボンバーボール3b,ジャックポッ
トボール3cが識別検出され、識別されたボール3が番
号付きボール3aまたはボンバーボール3bであれば、
図1で左方のボール搬送コンベヤ160へ送出され、ボー
ル搬送コンベヤ160でもって左方のエレベータ170に搬送
され、エレベータ170で上方のボール刻み送り装置200の
左端に搬入されるようになっている。
【0036】さらに、ボール刻み送り装置200において
は、頂縁214b,215bが左部から右部に向い下方へ傾斜
した鋸歯214a,215aが左右方向へ亘り1つ置きに交互
に配列され、この鋸歯214a,215aが交互に上下昇降す
る際に、隣合った鋸歯214a,215aの傾斜頂縁214b,2
15bが直線状に並んだ時に、番号付きボール3a、ボン
バーボール3bが1歯毎右方へ搬送され、このボール刻
み送り装置200上に8個の番号付きボール3a、ボンバ
ーボール3bが並ぶとビンゴゲームが終了する。
【0037】また、ボール3がボール識別装置120によ
りジャックポットボール3cであると検出されると、図
1で右方のジャックポット放出装置240へ送出され、ジ
ャックポット放出装置240でもって手前側かまたは奥側
に向ってジャックポットボール3cが搬出される。
【0038】次に、ビンゴゲーム機本体1の具体的構造
を説明する。本実施形態において、中空細長透明カプセ
ル4の長手方向を左右方向とし、図1,2,5におい
て、紙面手前方向を前方、紙面奥行き方向を後方と定義
する。
【0039】まず、中空細長透明カプセル4は、図8に
図示されるように、円筒状カプセル本体5と、該円筒状
カプセル本体5の両端に一体に装着される略半球状サイ
ドカバー6とよりなり、略半球状サイドカバー6の中心
部に円形開口6aが形成され、該円筒状カプセル本体5
では、4本の軽合金製中空状の縦部材7の両端が、左右
1対の軽合金製中空状のリング部材8の周方向へ均等間
隔を存した4個所にボルト等の結合部材によって一体に
結合され、該4本の縦部材7の内、図9,図11に図示
される相隣る2本の縦部材7´にヒンジ9を介して2個
の開閉枠10の一側縁部がそれぞれ開閉自在に枢着され、
該開閉枠10とリング部材8とにガススプリング11が介装
されており、開閉枠10はヒンジ9の軸を中心に開閉しう
るとともに、ガススプリング11により開放状態を保持し
うるようになっている。なお開閉枠10は図示されない固
定手段により閉塞状態を確保されるようになっている。
【0040】また、円筒面を周方向に亘り4等分に分割
された2枚の略1/4円筒面状透明板12の外周部が弾性
緩衝材13を介して開閉枠10に装着されるとともに、残り
の2枚の略1/4円筒面状透明板12の外周部も弾性緩衝
材13を介して縦部材7およびリング部材8に装着されて
いる。なお、図11に図示するように、開閉枠10の受け
部10aと、ネジ14により開閉枠10に固定される押え部材
15とで弾性緩衝材13を介して透明板12の側縁部を挟着す
ることで、透明板12を開閉枠10に装着することが可能と
なり、縦部材7およびリング部材8にも同様にして透明
板12を装着することが可能である。
【0041】そして、図10に図示されるように、リン
グ部材8の外端外周面8aは、中空細長透明カプセル4
の中心線を中心とする円錐面状に形成され、後記ユニッ
トベース31のカプセル支柱32に枢支されたカプセル支持
ローラ33上に載置され、中空細長透明カプセル4の回転
状態と、中空細長透明カプセル4の中心線の長さ方向中
心を中心とする揺動状態とにおいて、中空細長透明カプ
セル4は安定してユニットベース31のカプセル支持ロー
ラ33に支持されるようになっている。
【0042】さらに、縦部材7の内周面の各溝7aにそ
れぞれ2個の取り付け部材16の脚部が嵌装され、この取
り付け部材16の頭部内側面に図示されない盲孔が形成さ
れ、該縦部材7と平行して掻き上げ棒17の両端が取り付
け部材16の頭部盲孔に嵌着されている。さらにまた、図
10に図示されるように、略半球状サイドカバー6の外
周端部6aは、リング部材8の内周部8bに装着される
取り付けブラケット18と、略半球状サイドカバー6の外
周端部6aに装着される装着金具19とにより、リング部
材8の内周部8bに一体に固着されている。
【0043】次に、筐体ベース20は、カプセル駆動ユニ
ット30を支持する中央の1個のセンターベース21と、該
センターベース21を挟んで左右に配置されるとともに内
部駆動ユニット100のインナーキャビネット支持枠101に
おけるサイド枠103の両端を支持する2個のサイドベー
ス22とよりなり、図12ないし図14に図示されるよう
に、センターベース21は、多数の中空角パイプを相互に
立体的に結合することにより、枠状に組み立てられ、該
センターベース21の底部4隅には、板金製保持ブラケッ
ト23がボルトでもって着脱自在に装着されており、この
保持ブラケット23上にサイドベース22の内側端下面が載
置され、該サイドベース22の内側端が該保持ブラケット
23によりセンターベース21に保持されるようになってい
る。
【0044】また、図15ないし図17に図示されるよ
うに、センターベース21と同様に多数の中空角パイプを
枠状に結合することにより構成されたサイドベース22の
外側縁前後中央に、中空角パイプ組立体の支柱24が一体
に立設され、該支柱24の頂端に取り付け片25が装着さ
れ、図5に図示されるように、該取り付け片25に、内部
駆動ユニット100におけるインナーキャビネット支持枠1
01の左右サイド枠103の両先端が載置され、必要に応じ
て一体に取り付けられている。
【0045】さらに、前記センターベース21の前後内側
に位置した揺動ベース支持桁26(図7,13,14参
照)の水平支持面に角パイプ27が載置され、該揺動ベー
ス支持桁26に角パイプ27がボルト等で一体に装着され、
しかも、各センターベース21およびサイドベース22の底
部4隅には、図5,図7に図示されるように、キャスタ
ー28とネジ式固定部材29とが設けられており、ネジ式固
定部材29が短縮した状態では、キャスター28が床面に接
地し、該キャスター28によりセンターベース21およびサ
イドベース22は床上を容易に移動でき、ネジ式固定部材
29を伸長した状態では、キャスター28は床面より離れ、
該ネジ式固定部材29によってセンターベース21およびサ
イドベース22は床上に固定して支持されるようになって
いる。
【0046】さらにまた、中空細長透明カプセル4を支
持するカプセル駆動ユニット30のユニットベース31は、
図18ないし図20に図示されるように、多数の中空角
パイプを相互に立体的に結合することにより、枠状に組
み立てられ、図7に図示されるように、センターベース
21の揺動ベース支持桁26と一体の角パイプ27に、ユニッ
トベース31が後述するように取り付けられている。そし
て該ユニットベース31の頂部4隅には、それぞれ上方へ
起立したカプセル支柱32が一体に設けられ、該カプセル
支柱32の頂部には、前記中空細長透明カプセル4のリン
グ部材8の外端外周円錐面8aの母線方向と平行な方向
に向いた中心軸を中心としてカプセル支持ローラ33が回
転自在に枢着されており、前記中空細長透明カプセル4
は、リング部材8の外端外周円錐面8aが前記カプセル
支持ローラ33の周面上に載置され、該カプセル支持ロー
ラ33によって該中空細長透明カプセル4は、該中空細長
透明カプセル4の長手方向中心軸を中心として安定して
回転しうるようになっている。
【0047】また、ユニットベース31の前後両外側面31
a(図19では前後面)に、左右対称位置にて、図19
および図24に図示される弯曲レール挟持板34が金具35
を介して一体に装着され、該弯曲レール挟持板34にスラ
イダー36が一体に取り付けられている。
【0048】さらに、図24に図示されるように、この
スライダー36に摺動自在に挿入される円弧状弯曲レール
37は、中空細長透明カプセル4の中心からこの円弧状弯
曲レール37に達する距離を半径とする円弧状に弯曲さ
れ、該円弧状弯曲レール37はボルト38によって矩形基板
39に一体に取り付けられ、該矩形基板39は角パイプ27に
溶接等により一体に装着され、該角パイプ27は、図7に
図示され、かつ前述したように、筐体ベース20のセンタ
ーベース21における前後揺動ベース支持桁26に載置さ
れ、必要に応じて一体に取り付けられる。このため、中
空細長透明カプセル4はカプセル駆動ユニット30のユニ
ットベース31に支持されながら、後記ユニットベース揺
動装置40により、中空細長透明カプセル4の中心を中心
として中空細長透明カプセル4の中心軸を通る鉛直面に
沿い左右に揺動しうるようになっている。
【0049】さらにまた、図19,20,23に図示さ
れるように、ユニットベース揺動装置40においては、ユ
ニットベース31の手前側部材31bの左右中央部の内側
面31cに揺動モータ保持フレーム41が装着され、該揺
動モータ保持フレーム41と一体の揺動モータ42の回転軸
(図示されず)は減速機43およびカップリング44を介し
て揺動軸45に連結され、図21,23に図示されるよう
に、該揺動軸45の軸端にアーム46の基端が一体に嵌着さ
れ、該アーム46の先端は軸47を介して昇降スライダ48に
枢着され、該昇降スライダ48は、ユニットベース揺動装
置40の内側面と一体の昇降ガイドレール49に上下へ昇降
自在に嵌装されており、揺動モータ42の稼動で揺動軸45
が回転駆動されると、軸47および昇降スライダ48は昇降
ガイドレール49によって上下へ昇降駆動されるととも
に、揺動軸45は左右に往復駆動され、円弧状弯曲レール
37の弯曲方向に沿いスライダー36が左右に摺動すること
により、ユニットベース31は、中空細長透明カプセル4
の中心軸を中心として左右へ往復揺動駆動されるように
なっている。
【0050】中空細長透明カプセル4を回転駆動させる
カプセル回転装置50のカプセル回転モータ51は、図19
に図示されるように、ユニットベース31の左側部に位置
して昇降フレーム54に据え付けられ、ユニットベース31
の前後中央にて左右方向へ指向した駆動軸52が軸受53を
介して昇降フレーム54に回転自在に枢支され、該カプセ
ル回転モータ51の回転軸にドライブギヤ55が一体に嵌着
されるとともに、ドライブギヤ55に噛み合うドリブンギ
ヤ56が、駆動軸52の左端に嵌着され、該駆動軸52の左右
両端部には、外周部が弾性体で構成された駆動輪57が嵌
着されている。
【0051】また、図26に図示されるように、ユニッ
トベース31には昇降ガイド58が装着され、該昇降ガイド
58に付勢片59が昇降自在に嵌装され、該昇降ガイド58と
付勢片59とにコイルスプリング60介装され、該付勢片59
の直上に位置して昇降フレーム54に調整ネジ61が螺着さ
れており、該調整ネジ61を下方へ伸長させてその下端を
付勢片59の頂面に強く押圧させて、コイルスプリング60
の付勢力を働かせることにより、図26に図示されるよ
うに、カプセル支柱32の上端のカプセル支持ローラ33に
支持されている中空細長透明カプセル4のリング部材8
の外端円筒状外周面8cに前記駆動輪57を強く圧接させ
ることができ、カプセル回転モータ51の動力で回転駆動
される駆動輪57により中空細長透明カプセル4を回転駆
動させるようになっている。
【0052】なお駆動軸52の左端には、図20,図25
に図示されるように切欠き円板62が一体に装着され、エ
ンコーダ63により駆動軸52の回転角が検出されるように
なっている。
【0053】次に中空細長透明カプセル4の中空内部空
間内で、ボール3を抽出して識別し、上部空間に陳列す
る内部駆動ユニット100の構造について説明する。
【0054】図27に図示されるように、内部駆動ユニ
ット100のインナーキャビネット支持枠101は、パイプ
材、チャンネル材、アングル材等を相互に立体的に結合
することにより、直方体枠状に組み立てられたセンター
枠102と、U字状に弯曲した2本のパイプを相互に連結
材で一体に結合してなる左右1対のサイド枠103とより
なり、該センター枠102の左右両端にサイド枠103の基端
が相互に一体的に結合されており(図27では、センタ
ー枠102の右端のみにサイド枠103が結合されているが、
センター枠102の左端にもサイド枠103が結合されてい
る)、図5に図示されるように、該サイド枠103の先端
が、中空細長透明カプセル4の左右両半球状サイドカバ
ー6の円形開口6aを貫通して、サイドベース22の支柱
24の頂部取り付け片25に載置結合されるようになってい
る。
【0055】また、図27に図示されるセンター枠102
の中央底部に設けられたベース片104に、図5に図示さ
れるように、前後1対のセンターパイプ105の中央下部
が一体に装着され、該1対のセンターパイプ105の両端
上部に連結部材106を介して左右1対の平面視略矩形
(図6参照)のウイングパイプ107の内側の前後中央部
が取り付けられ、該ウイングパイプ107の外側の前後中
央部は、センター枠102の左右両端に位置した上下方向
に指向する端パイプ108に連結部材106を介して取り付け
られ、該ウイングパイプ107は、図5に図示されるよう
に、センター枠102の左右両側から中央に向って下方へ
傾斜するとともに、図7に図示されるように、前後中央
部が下方で前後両端部が上方に位置する緩やかな弯曲形
状に形成され、該ウイングパイプ107の弯曲形状に対応
して弯曲形成された透明なウイング板109がウイングパ
イプ107に一体に装着されており、後述するように、ボ
ール3がウイング板109上に落下すると、前後に往復し
ながら1対のウイング板109の間のラッキーバスケット1
10に向って転がるようになっている。
【0056】さらに、図5および図34に図示されるよ
うに、左右1対のウイングパイプ107の内側部をセンタ
ーパイプ105に連結する左右1対の連結部材106には、略
半球状に形成されたラッキーバスケット110の開口縁の
直径方向反転軸111が180°反転可能に枢着され、該
ラッキーバスケット110の反転軸111は、バスケット反転
モータ112の回転軸(図示されず)に連結され、該ラッ
キーバスケット110に隣接してボール3を検出しするボ
ール検出装置113が設けられ、該113は発光器114と受
光器115よりなっており、該ボール検出装置113によりラ
ッキーバスケット110内のボール3が検出された状態で
は、ラッキーバスケット110は、図5に図示されるよう
に、開口縁が下方に位置した反転姿勢を保ち、該ボール
識別装置120にボール3が存在しない状態では、ラッキ
ーバスケット110は180°反転して、ウイング板109か
ら転がり落ちたボール3を受け入れることができるよう
になっている。
【0057】図28ないし図33に図示されるボール識
別装置120は、図34に図示されるように、前記ラッキ
ーバスケット110の下方に配置され、該ボール識別装置
の基板121は、センターパイプ105と一体の支持部材192
に装着され、該基板121に一体に上方へ植設された支柱1
22の頂端に頂板123が一体に取り付けられ、該頂板123に
傾動板124が傾動軸125を中心として傾動自在に枢着さ
れ、該頂板123には、ボール3をボール搬送用コンベヤ1
60側に向けて転がらせる傾斜片126が設けられるととも
に、該傾動板124の右方にセンサー支持部材127が一体に
設けられ、該傾動板124に対して略120°の角度を有
してセンサー板128がセンサー支持部材127に一体に装着
され、該傾動板124とセンサー板128とにそれぞれボール
3の種類、番号を識別するアンテナ129(傾動板124には
アンテナ129は図示されていない)が内蔵されており、
ボール3に内蔵されている小型記録媒体であるタグと、
2個のアンテナ129との間の電磁誘導現象を利用して無
線による非接触通信が行なわれ、ボール3の種類、番号
が識別されるようになっている。
【0058】また、傾動板124の右側の前後両端部に
は、ボール支柱130が上方へ起立して一体に植設され、
該ボール支柱130の上端にボール受け131が設けられてお
り、該ボール支柱130およびボール受け131は傾動板124
の傾動とともに一体となって傾動されるようになってい
る。
【0059】さらに、基板121の前後両端部には、図2
9に図示された前後1対の支柱基板132、133が、上下方
向に向いたピン134を中心に旋回可能にそれぞれ枢支さ
れ、該支柱基板132、133にボール支柱135が上方へ起立
して一体に植設され、該ボール支柱135の上端にボール
受け136が設けられ、前記支柱基板132のアーム132a
と支柱基板133にはピン137を介して連結杆138の両端が
枢着され、該連結杆138と基板121とに引張りコイルスプ
リング139が張設されており、該引張りコイルスプリン
グ139のスプリング力により、支柱基板132、133は、図
32に図示されるように、相互に離れる方向に付勢され
るようになっている。
【0060】さらにまた、奥側の支柱基板133には、レ
バー140が一体に形成され、該レバー140に隣接して、ボ
ール受け開閉モータ141の回転軸に一体に開閉アーム142
が設けられ、該開閉アーム142の先端には、レバー140と
係脱自在に係合しうる係止ピン143が突設されており、
図32に図示されるように、引張りコイルスプリング13
9のスプリング力により支柱基板132、133が相互に離れ
た状態において、開閉アーム142がボール受け開閉モー
タ141により時計方向へ回転し、係止ピン143が、図29
に図示の位置に移動した場合には、支柱基板132、133が
相互に接近し、右方の前後1対のボール受け131と左方
の前後1対のボール受け136で識別位にボール3が保持
されるようになっている。そして、開閉アーム142が図
29に図示の位置からさらに時計方向へ回転すると、係
止ピン143がレバー140との係止状態が解除され、引張り
コイルスプリング139のスプリング力によって、左方の
前後1対のボール受け136が相互に離れ、ボール受け13
1、136で保持されたボール3は左方へ押し出され、傾斜
片126によって左方へ転がされるようになっている。
【0061】しかも、ボール受け131、136で保持された
ボール3に回転を与えるボール回転モータ144が基板121
の下面に一体的に取り付けられ、ボール受け131、136で
もって保持されたボール3の最下部より右方に偏った位
置に、該ボール3に接触しうるボール回転ローラ145が
左右方向を中心に回転自在に基板121に枢支され、前記
ボール回転モータ144の回転軸と一体のドライブプーリ1
46と、ボール回転ローラ145の回転軸と一体のドリブン
プーリ147とに無端ベルト148が架渡されており、ボール
回転モータ144によってボール回転ローラ145が回転する
と、ボール3はその中心を中心としながら擂粉木(すり
こぎ)運動しながら回転駆動され、1対のアンテナ129
によるボール3の識別が確実に行なわれるようになって
いる。
【0062】また、傾動板124には、図28、図33に
図示されるように、傾動板124とともに傾動軸125を中心
として傾動しうる傾動アーム149が一体に設けられ、基
板121の下面に傾動モータ150が一体に取り付けられ、該
傾動モータ150の回転軸151にアーム152が一体に設けら
れ、該アーム152の先端と傾動アーム149の先端とに連結
ピン153を介して連結杆154の両端が回転自在に連結され
ており、アーム152が上方へ指向した図28に図示の状
態では、傾動板124は左方へ水平に倒されるとともにセ
ンサー板128は起立し、該アーム152が略180°回転し
た図33に図示の状態では、傾動板124は右方へ傾動さ
れるとともにセンサー板128は右下方へ倒されるように
なっている。
【0063】前記図28ないし図33に図示のボール識
別装置120における左方の1対のボール受け136が相互に
離れたボール3送り出し状態(図31,32)におい
て、傾斜片126より左方へ転がり落ちたボール3は、図
34に図示されるように、ボール搬送コンベヤ160の搬
入部161に入る。
【0064】図5,34に図示されるボール搬送コンベ
ヤ160は、図示されない1対の搬送ロールが左右に配置
されて、該搬送ロールに無端コンベヤが架渡され、該無
端コンベヤには、長手方向に亘り一定間隔(ボール3の
直径より大)を存してコンベヤ巾方向でかつ外方へ直角
に起立した図示されない送り板が一体に設けられてお
り、図示されないモータによりコンベヤが反時計方向に
回送されると、ボール3は搬入部161から搬出部162に搬
送されるようになっている。
【0065】図35ないし図41に図示のエレベータ装
置170は、ボール搬送コンベヤ160の左端にある搬出端に
配置され、該エレベータ装置170では、図示されない支
柱の下端に基板172が一体に取り付けられ、図35,3
6,37に図示されるように、該基板172に前後左右に
4個のボール受け部173が立設されるとともに、前後お
よび左方のボール受け部173の外側にボール転落防止棒1
74が平行して鉛直に立設されており、ボール搬送コンベ
ヤ160より搬出されたボール3は、ボール受け部173およ
びボール転落防止棒174でもって、定位置に保持される
ようになっている。
【0066】また、図示されない支柱の上下両端にドラ
イブプーリ175とドリブンプーリ176とが枢着され、該ド
ライブプーリ175およびドリブンプーリ176に無端ベルト
177が架渡され、該ドライブプーリ175に昇降モータ178
が連結され、図示されない支柱に一体に設けられたアン
グル状のガイドレール171(図37参照)に左右2対の
ガイドローラ179が挟持された状態で、図35に図示さ
れるように、該ガイドローラ179は昇降片180に枢着さ
れ、該昇降片180と一体の昇降台181には、前後2対のボ
ール支持アーム182が枢支され、ボール支持アーム182は
図36に図示された傾斜状態より下方へ傾かないよう
に、その突片182aが昇降台181と一体の固定片183に
係合され、ボール支持アーム182の先端にはローラ184が
それぞれ枢着されている。
【0067】さらに、図39、図40、図41に図示さ
れるように、ガイドレール171の上部の送り出しステー
ション190には、前後1対の腕部材185が右方へ一体に突
設され、該腕部材185にそれぞれ左右1対のブラケット1
91が一体に設けられ、該ブラケット191には、開閉軸186
が、図39に図示されるように、左方から右方に向い下
方へ傾斜して設けられ、該ブラケット191には、前記開
閉軸186を介して開閉アーム187が枢支され、該開閉アー
ム187の先端に回転軸188を介して送り出しローラ189が
回転自在に取り付けられている。
【0068】図39に図示の前記エレベータ装置170の
送り出しステーション190に隣接して、図42および図
43に図示の刻み送り装置200の送り込みステーション2
01が配設され、該送り込みステーション201には、送り
出しステーション190の回転軸188の右方向に向う延長線
上に位置してボール送り込み支持フレーム202が設けら
れ、刻み送り装置200の送り込みステーション201から右
方に位置する排出ステーション210に向い水平にボール
保持ガイド203が架設され、該ボール送り込み支持フレ
ーム202の直下に刻み送りモータ204が配設され、該刻み
送りモータ204の右方に正面視逆T字状の揺動レバー205
が軸206を中心に左右に揺動自在に枢支され、刻み送り
モータ204の回転軸207に一体に結合された回転アーム20
8と揺動レバー205の垂直片205aとは、連杆209を介して
連結されており、刻み送りモータ204により回転アーム2
08が回転すると、揺動レバー205は軸206を中心に左右へ
揺動されるようになっている。
【0069】また排出ステーション210にも揺動レバー2
05と同一形状、同一寸法の揺動レバー211が軸212を中心
に左右に揺動自在に枢支され、前記揺動レバー205の垂
直片205aと揺動レバー211の垂直片211aとは連結杆213
を介して連結されており、揺動レバー205の揺動と同期
して揺動レバー211も左右へ揺動されるようになってい
る。
【0070】さらに、揺動レバー205と揺動レバー211の
間に位置し内側の2枚1組の鋸歯状刻み送り板214とこ
れより外側の2枚1組みの鋸歯状刻み送り板215とが配
置され、該鋸歯状刻み送り板214の両端は、揺動レバー2
05の一部片205bと揺動レバー211の一部片211bとに軸2
16を介して連結され、前記鋸歯状刻み送り板215の両端
は、揺動レバー205の他部片205cと揺動レバー211の他
部片211cとに軸217を介して連結され、該、鋸歯状刻み
送り板214、鋸歯状刻み送り板215には、正面視で1つ置
きの鋸歯214a、215aが交互に並ぶように形成されてお
り、左右1対の揺動レバー205と揺動レバー211とが揺動
すると、一方の鋸歯状刻み送り板214が上昇する際には
他方の鋸歯状刻み送り板215が下降し、一方の鋸歯状刻
み送り板214が下降する際には、他方の鋸歯状刻み送り
板215が上昇し、該鋸歯214a、215aの頂縁214b、215
bが一直線上に並んだ状態において、ボール3が1個分
だけ刻み送りされるようになっている。
【0071】さらにまた、排出ステーション210の下部
にボール排出停止装置220が配置され、該ボール排出停
止装置220のボール排出制御モータ221の上方に係止レバ
ー222が軸223を中心に上下へ傾動自在に枢支され、該係
止レバー222の基片224は、ボール排出制御モータ221に
よって回転駆動される図示されないカムに当接され、該
係止レバー222の先端にローラ225が枢着されており、通
常状態では、図42に図示されるように、係止レバー22
2は上方へ上ってローラ225によりボール排出停止装置22
0に最も近いボール3が係止され、ボール排出制御モー
タ221の回転により、係止レバー222の先端のローラ225
が下方へ下ると、ローラ225で係止されたボール3が外
れて、中空細長透明カプセル4内の空間底部に排出され
るようになっている。
【0072】ボール識別装置120の右方に位置して配置
されたジャックポットボール放出装置240を、図44な
いし図49に基づいて説明する。
【0073】水平支持板260は、図27に図示のリング
状支持枠193に一体に装着され、該水平支持板260に鉛直
方向に指向した回転軸241が回転自在に支持され、回転
軸241の上端に回転基台242が固着されており、該回転基
台242は、前記水平支持板260上で回転軸241を中心とし
て旋回しうるようになっている。
【0074】また、水平支持板260にジャックポット旋
回モータ243が装着され、回転軸241に嵌着されたプーリ
241aと、ジャックポット旋回モータ243の駆動軸243b
に嵌着されたプーリ243aとにベルト244が架渡されてお
り、モータ243の駆動によりベルト244を介して回転軸24
1が回転基台242とともに旋回しうるようになっている。
【0075】さらに、回転基台242には、前後端部で上
方へ直角に折曲された前後アーム支持片242aが形成さ
れ、該前後アーム支持片242aに前後水平方向に指向し
た水平支軸246が貫通して固着され、該水平支軸246に前
後1対のL字状のアーム245が傾動可能に枢着され、該
アーム245の1対の長尺アーム部245aの先端間には、ジ
ャックポットボール3cの直径より若干大きい半円弧状
の保持バー246が、該長尺アーム245aの長手方向に対し
直交する面に沿い架設され、1対の長尺アーム部245a
の中央部間には平板状の支持板247が架設されている。
【0076】さらにまた、通常、前記アーム245は、図
44に示すように長尺アーム部245aが斜めに傾斜した
姿勢にあって、ジャックポットボール3cは保持バー24
6と支持板247により保持されるようになっている。
【0077】また、図44に図示されるように、アーム
245の長尺アーム部245aと回転基台242上に立設された
支柱248との間にスプリング249が架設されており、スプ
リング249の付勢力により、傾斜姿勢の長尺アーム部245
aを鉛直上方向に傾動させて、保持バー246と支持板247
により保持されたジャックポットボール3cを放出する
ようになっている。
【0078】さらに、支柱248には上端にストッパー255
が固着されていており、長尺アーム部245aの旋回を鉛
直を過ぎた適当な角度で停止させるようになっている。
【0079】さらにまた、回転基台242の上には水平支
軸246に隣り合ってリセットモータ250が搭載され、リセ
ットモータ250の水平方向に突出した駆動軸250aには回
転係止バー251の基端が嵌着されており、リセットモー
タ250の回転係止バー251の先端は、該リセットモータ25
0の動作で回転し、前記アーム245の1対の短尺アーム部
245b間に架設された係止部材252に摺接係止することが
できるようになっている。
【0080】図44および図48に示すように、通常の
状態では、回転係止バー251の先端がアーム245の短尺ア
ーム部245bの係止部材252に係止し、スプリング249に
付勢された長尺アーム部245aを斜めの姿勢で維持した
状態になっている。
【0081】そして、モータ250が稼動して回転係止バ
ー251が、図48で反時計回り(図44では時計回り)
に回転すると、図49に示すように回転係止バー251が
係止部材252から外れ、スプリング249の復元力により長
尺アーム部245aが旋回して保持されていたジャックポ
ットボール3cを放出することができるようになってい
る。
【0082】しかも、回転係止バー251がさらに回転し
て、図44、図48に図示された位置に復帰すると、ス
トッパー255により係止させられていたアーム245の短尺
アーム部245bの係止部材252が、該回転停止バー251に
再び摺接し、スプリング249に抗してアーム245が傾動さ
れて長尺アーム部245が元の傾斜姿勢に戻ることができ
るようになっている。
【0083】ジャックポットボール放出装置240は、以
上のような構造をしており、当初図44に示す放出動作
前の通常状態にあってアーム245がジャックポットボー
ル3cを保持している。
【0084】そしてJP(ジャックポット)モードにな
ると、アーム245がJPモードになったサテライトユニ
ット2に向いジャックポットボール3cを放出できる位
置まで、回転基台242が回転し、回転係止バー251が回転
して係止部材252との係止が外れると、ジャックポット
ボール3cが所望の側に放出される。
【0085】ジャックポットボール3cの放出後、アー
ム245および回転基台242が、元の通常の位置に戻った状
態において、ジャックポットボール3cがボール識別装
置120に戻ってきたときに、図44に図示されるよう
に、ボール識別装置120の傾動板124とセンサ板128が傾
動し、ジャックポットボール3cは、アーム245の長尺
アーム部245aの先端に転がり移動して、保持バー246と
支持板247に保持され最初の状態になる。
【0086】前記ボール識別器120の傾動板124とセンサ
ー板128に設けられたアンテナ129を有するRFID(Ra
dio Frequency IDentification)システムによるボール
識別手段524は、ボール3の識別すなわち番号や種類
(ボンバーボール3b,ジャックポットボール3c)の
識別を行っている。
【0087】ボール3の内部には小型の記録媒体である
タグが内蔵され、タグはアンテナ129との間で電磁誘導
現象を利用して無線による非接触な通信が行われる。
【0088】すなわちボール識別器120におけるボール
3は、互いに約120度の角度で配置された2つのアンテ
ナ129に同時に対向する位置に支持され、ボール3の内
部のタグは、アンテナ129から発信される起動信号を受
信し、その信号のエネルギーにより起電力を発生して内
部の制御回路を作動し、アンテナ129との交信を開始す
る。
【0089】タグからはボールの識別信号が発信され、
この識別信号をアンテナ129が受信し解析してボールの
番号または種類(ボンバーボール3b,ジャックポット
ボール3c)を識別することができる。
【0090】なおボール3内のタグが両アンテナ129に
対して直角の姿勢にあると起動信号の受信が困難なの
で、ボール識別器120に支持されたボール3は、ボール
回転ローラ145により回転させられることで、少なくと
も一方のアンテナ129から常に起動信号を受信できるよ
うにしている。
【0091】図1に示すように各サテライトユニット2
は、筒状の支持台401の上にテーブル402が支持され、同
テーブル402の上に偏平なディスプレイ装置410が斜めに
傾斜して配設されている。
【0092】ディスプレイ装置410の手前のテーブル402
上にはメダル投入口403が設けられ、その左右両側に揺
動操作ボタン566,566が配設されている。
【0093】揺動操作ボタン566,566は、後記するある
条件下で有効となり、左側の揺動操作ボタン566を押す
と、カプセル部4を左下がりに揺動し、右側の揺動操作
ボタン566を押すと、カプセル部4を右下がりに揺動す
ることができる操作ボタンである。
【0094】支持台401には、メダル払出機構562が内蔵
されていて、支持台401の正面にメダル取出口404が開口
していて、その奥に払い出されたメダルを受けるメダル
受けがある。
【0095】図50を参照してディスプレイ装置410の
上面中央には大きく矩形の液晶ディスプレイ563があ
り、この液晶ディスプレイ563の表面にはタッチパネル5
65が張設されていて、プレイヤのタッチ操作を検出でき
る。
【0096】この液晶ディスプレイ563の4辺を囲んで
矩形枠状の発光パネル411が設けられている。
【0097】発光パネル411の上端縁と下端縁にそれぞ
れ沿って冷陰極管564,564が設けられている。
【0098】冷陰極管564,564は、R(赤)・G(緑)
・B(青)の3色成分の光を発光パネル411に投光する
ことで、発光パネル411のパネル面を計7色に発光させ
ることができる。
【0099】図50に示すように矩形枠状の発光パネル
411を上下半分に分割して上下各半部を別々の色で発光
させることもでき、プレイの状態により種々の色を用い
た様々な発光パターンで発光させることができ、ゲーム
性にからめて多彩な演出ができる。
【0100】また冷陰極管の代わりに3色LEDを配列
してフルカラーで発光させることもでき、上下に2分割
のみではなく左右方向にグラディエーションをつけるこ
とも可能であり、より演出効果の高い表現ができる。
【0101】なお発光パネルを発光させる以外に、各テ
ーブル402の上に複数の色で発光するランプを色を選定
して点灯したり、点滅させるようにしてもよい。
【0102】次に本ビンゴゲーム機0の制御系について
説明する。
【0103】図51を参照してメインボード500にパー
ソナルコンピュータを用い、大容量ストレージ501を備
える。
【0104】他方メカ制御ボード502および各サテライ
トボード503には書換え可能な大容量メモリを持つDIMM
(Dual Inline Memory Module)ボード504をそれぞれ備
えている。
【0105】DIMMボード504は、従来のプログラムRO
Mボードに相当するものである。
【0106】メインボード500、メカ制御ボード502、各
サテライトボード503は互いに高速通信手段により接続
されてイーサネット(登録商標)型LANを構成してい
る。
【0107】以上のような構成によりメインボード500
は通信手段を介してメカ制御ボード502、各サテライト
ボード503のプログラムを自由に書き換えることができ
る。
【0108】すなわちコンバージョンやバグ修正などで
プログラムの交換が必要となった場合、メインボード50
0のハードディスクを交換するかCD−ROMからイン
ストールすることで、メカ制御ボード502、各サテライ
トボード503のプログラムを一斉に書き換えることがで
きる。
【0109】したがって作業時間と費用が大幅に軽減さ
れ、コストの削減が図れる。
【0110】ビンゴゲーム本体1と各サテライトユニッ
ト2の制御系機能構成図を図52に示す。
【0111】ビンゴゲーム本体1は、カプセル制御手段
511,ボール移動制御手段512,入賞ボール処理制御手段
513,ランプ類制御手段514,サウンド制御手段515等の
各制御手段を備えている。
【0112】カプセル制御手段511は、カプセル回転機
構521とカプセル揺動機構522を制御してカプセル部4の
回転と揺動を制御する。
【0113】ボール移動制御手段512は、ボール搬送コ
ンベア160,エレベータ装置170,刻み送り装置200を制
御して入賞したボール3を移動させる。
【0114】入賞ボール処理制御手段513は、ラッキー
バスケット110に設けられたボール検出装置113であるボ
ール検知手段523と、ボール識別器120のボール識別手段
524とからの検出信号を入力し、ラッキーバスケット110
を反転させるバスケット反転機構525,ボール識別器120
におけるボール回転モータ144およびボール回転ローラ1
45を備えたボール回転機構526、ボール識別器120のボー
ル3をボール搬送コンベア160側か、あるいは、ジャッ
クポットボール放出装置240側かのいずれかへ切換え移
動するボール切換え移動機構527,ジャックポットボー
ル放出装置240等を制御する。
【0115】ランプ類制御手段514は、7セグメントラ
ンプ528その他ランプ類529の制御を行い、サウンド制御
手段515はスピーカ530を制御して音声を発生させる。
【0116】そしてビンゴゲーム本体1は送受信手段51
6を備えて必要な情報および信号の送受信をサテライト
ユニット2との間で行っている。
【0117】他方、サテライトユニット2は、メダル処
理制御手段551,画像制御手段552,パネル発光制御手段
553、信号処理制御手段554等の制御手段を備えている。
【0118】そして、メダル処理制御手段551は、メダ
ル投入口403近傍に設けられているメダル検知手段561か
らの検知信号を入力処理するとともに、メダル払出機構
562を制御してメダルの払出しを行う。
【0119】画像制御手段552は、ディスプレイ装置410
の液晶ディスプレイ563に画像信号を送って画像を映し
出す。
【0120】パネル発光制御手段553は、液晶ディスプ
レイ563の周囲の発光パネル411をカラー発光させる冷陰
極管564の駆動制御を行う。
【0121】信号処理制御手段554は、液晶ディスプレ
イ563の表面に設けられたタッチパネル565からの信号お
よびディスプレイ装置410の手前に設けられた左右1対の
揺動操作ボタン566,566の操作信号を入力処理する。
【0122】サテライトユニット2にも送受信手段555
を有し、ビンゴゲーム本体1の送受信手段516との間で
前記高速通信手段により情報および信号の送受信を行っ
ている。
【0123】以上のような本ビンゴゲーム機0の制御系
による制御手順を、図53および図54に簡略化したフ
ローチャートに示し、同フローチャートに従って説明す
る。
【0124】本ビンゴゲーム機0が稼動すると、まずカ
プセル部4が一定回転速度で回転し始める(ステップ
1)。
【0125】各サテライトユニット2のディスプレイ56
3には、図55に示すようなエントリー画面601が表示さ
れ(ステップ2)、エントリーの受付けを可能とし、エ
ントリーできる時間をタイマーセットし、残り時間を7
セグメントランプ528に表示する(ステップ3)。
【0126】エントリー画面601には、中央に大きく1
〜25の番号が5行5列の桝目にランダムに配列されたビ
ンゴカード表示部602がエントリー受付中の文字表示と
重ねて表示され、その右側に配当表示部603が抽選回数
iに対応して上から下へ8段に亘ってビンゴが成立した
ときの配当数を表示している。
【0127】配当数はベット数の倍数であり、段が低く
なる程配当は少なくなり、したがって抽選回数iが早い
うちにビンゴが成立すると高い配当が得られるようにな
っている。
【0128】エントリー画面601の下欄にはタッチパネ
ル565のタッチ操作によりベットすることができるベッ
ト部位604、クレジット数表示部605、ベット数表示部60
6等とともに、ジャックポットポイント数が棒状に表示
されるJPポイント表示部607がある。
【0129】新たに参加するプレイヤは、メダル投入口
403からメダルを適当な枚数投入してクレジットとして
貯え、その中から適当な枚数をベット部位604にタッチ
してベットする(ステップ4)。
【0130】ベットがあると、JPポイントにベット数
が加算されて(ステップ5)、JPポイント表示部607
に表示される。
【0131】またベット数に応じて前記発光パネル411
を所定の色で発光させてもよく、液晶ディスプレイ563
の周囲が所定の色で発光することで、ベット数がどの程
度かを周囲および他のプレイヤに知らせることができ、
競争意識を駆り立てることができるとともにゲームをよ
りエキサイティングにすることができる。
【0132】そしてステップ6で前記タイマーがエント
リー可能な設定時間をタイムアップしたか否かを判断
し、タイムアップするまで、ステップ2,3,4,5を
繰り返して、その間にエントリーとベット数が決定され
る。
【0133】設定時間がタイムアップしてエントリーが
締め切られると、ステップ6からステップ7に進み、デ
ィスプレイ563には図56に示すようなスポットカード
画面611が表示され、カードの選択を可能とし、カード
を選択できる時間をタイマーセットし、残り時間を7セ
グメントランプ528に表示する(ステップ8)。
【0134】スポットカード画面611は10枚のカード612
を裏側にして表示しており(図56参照)、プレイヤ
はどれか1枚のカード612にタッチして選択すると、そ
のカード612が表側に反転してビンゴカードの状態が表
示され、他のプレイヤが選択したカード612も表側に反
転して表示され(図56参照)、反転表示されたカー
ド612は後から選択することはできない。
【0135】なお表側に反転したカードにはどのプレイ
ヤが選択したかサテライトに付された番号で表示される
ようになっている。
【0136】このように既に選択されたカードは一目で
分かるので、プレイヤは無駄な選択操作をしないです
む。
【0137】各カード612毎にビンゴカードの状態が異
なり、カード612の選択は早い者順に決まる仕組みとな
っているが、早いからといって有利なカード612が選択
できるとは限らない。
【0138】このようにエントリーしたプレイヤがカー
ドの取り合いをしながら一緒にプレイする仲間を意識し
て連帯感を増すことができる。
【0139】なおプレイヤがカードを選択すると、前記
発光パネル411をその選択されたカードに応じた所定の
色で発光させるようにしてもよい。
【0140】すると発光パネル411の発光色を見ること
で、そのプレイヤのゲーム状態を知ることができ、競争
意識が駆り立てられ、ますますエキサイティングな興味
あるゲームとすることができる。
【0141】エントリーしたプレイヤ全てがカード612
を選択したか、またはタイムアップすると、ステップ9
からステップ10に進みビンゴカードが決定し、ビンゴゲ
ーム画面621が液晶ディスプレイ563に表示される(ステ
ップ11)。
【0142】ビンゴゲーム画面621は、図57に示すよ
うに、中央に大きくビンゴカード表示部622があり、そ
の右側に配当表示部623が表示され、下側にはクレジッ
ト数表示部625,ベット数表示部626,JPポイント表示
部627が表示されている。
【0143】ビンゴカード表示部622には、予め5行5
列の桝目にランダムに番号が配列されるとともに、先に
選択されたカードにより決められた状態に設定されてい
る。
【0144】例えば図57に示すように選択されたカー
ドにより決められ既に有効とされた複数の桝目がホール
hで表示され、カードにより決められた隣接する2つの
桝目間に矢印マークyが表示されるか、カードにより決
められた互いに隣接する4つの桝目の中央に回転マーク
rが表示されている。
【0145】さらに互いにランダムに決められた隣接す
る4つの桝目の中央にボンバーbが1つの表示される。
【0146】タッチパネル565の矢印マークyの部位を
タッチすると両側の桝目の番号が互いに入れ替わり、回
転マークrの部位をタッチするとその周囲の4つの桝目
の番号が回転移動するようになっている。
【0147】なお既に有効となった番号は、有効のまま
桝目を移動する。
【0148】このプレイヤのタッチにより番号を移動す
るのは、抽選作業中にいつでも行うことができる。
【0149】したがってプレイヤはタッチ操作により適
宜番号を移動させて有効となった番号が一列に並び易く
して早めにビンゴを成立させるよう操作することができ
る。
【0150】このように単に抽選に頼るだけでなくプレ
イヤがタッチ操作によりビンゴ成立に関与するスキル性
が求められることで、より興趣の盛上がるエキサイティ
ングなビンゴゲームとすることができる。
【0151】ボンバーbは、後記するようにボンバーボ
ール3bが入賞すると周囲4つの桝目を一度に有効とす
ることができるもので、ボンバーボール3bが入賞する
までは抽選毎に場所を移動する。
【0152】エントリーしたプレイヤ全員のサテライト
ユニット2において液晶ディスプレイ563がビンゴゲー
ム画面となると、いままで蓋するように底を上にしてい
たラッキーバスケット110を180度反転し(ステップ1
2)、ボール3を受け入れるようにする。
【0153】プレイヤは、前記したように矢印マークy
や回転マークrの部位をタッチ操作することにより番号
を移動することができ(ステップ13)、カプセル内のボ
ール3の様子から入賞するボール3を推測したりして早
めにビンゴが成立するようなできるだけ有利な配置にす
ることができる。
【0154】なお前記したように矢印マークyや回転マ
ークrの数や位置および当初有効とされる番号は、選択
したカードによって決められる。
【0155】あるボール3がラッキーバスケット110に
入りボール検知手段523がこれを検知すると(ステップ1
4)、ステップ15に進み抽選回数iをインクリメントす
る(ステップ15)。
【0156】そしてラッキーバスケット110を180度反転
し(ステップ16)、ラッキーバスケット110に入ったボ
ール3を下方のボール識別器120に落とし、ボール識別
手段524によりボール3の識別が行われる(ステップ1
7)。
【0157】識別されたボール3の入賞番号あるいは種
類(ボンバーボール3b,ジャックポットボール3c)
は、7セグメントランプ528およびビンゴゲーム画面621
の配当表示部623に抽選回数iに応じた段に表示される
(ステップ18)。
【0158】図57に示すビンゴゲーム画面621では、
1回目の抽選で番号「21」のボール3aが入賞し、配当
表示部623の最上段に入賞番号「21」が表示されてい
る。
【0159】次のステップ19では、入賞したボールがジ
ャックポットボール3cであるか否かを判別し、ジャッ
クポットボール3cであれば後記するJPモードを終了
し(ステップ20)、ジャックポットボール3cをジャッ
クポットボール放出装置240に移動し(ステップ21)、
ステップ29に飛ぶ。
【0160】また入賞したボールがジャックポットボー
ル3cでなければ、ステップ19からステップ22に進み、
ボンバーボール3bであるか否かを判別し、ボンバーボ
ール3bでなければ、入賞したのは番号付きボール3a
であり、ステップ23に進み、その入賞番号のあるビンゴ
カードの桝目を有効としホールhを表示する。
【0161】図57に示すビンゴゲーム画面621では、
1回目の抽選で番号「21」のボール3aが入賞し、ビン
ゴカード表示部622の「21」が表示された桝目を有効と
しホールhを表示している。
【0162】また入賞したのがボンバーボール3bであ
れば、ステップ22からステップ24に進み、ビンゴカード
の桝目の境目にあるボンバーbの周囲4つの桝目を一度
に有効とし、ホールhを表示する。
【0163】なお既に有効となっている桝目はホールh
が表示されたままである。ここで有効にする桝目をボン
バーbの周囲4つの桝目に限らずボンバーbの周囲の2
つ以上の複数の桝目を有効にするようにしてもよい。ま
た2つの桝目の境目にボンバーbがあるときに、その隣
り合う両桝目を有効にしたり、さらにその周囲の桝目も
有効にしてもよい。
【0164】そしてステップ25に進むと、JP(ジャッ
クポット)モードであるか否かが判別される。
【0165】JPモードに入る条件については後記する
として、ステップ25でJPモードでないと判別されたと
きは、直にステップ29に進む。
【0166】またJPモードであるときは、さらにスー
パーJPモードであるかが判別され(ステップ26)、ス
ーパーJPモードでなく単にJPモードであるときはス
テップ27に進み、入賞したボールの番号に相当する数の
メダルの配当を行い、スーパーJPモードであるときは
ステップ28に進み、入賞したボールの番号の10倍(また
は100倍)の数のメダルの配当を行い、ステップ29に進
む。
【0167】このJPモードの終了は前記ステップ19,
20で説明したようにジャックポットボール3cが入賞し
たときであり、したがってJPモードに入ったプレイヤ
はジャックポットボール3cが入賞するまでは、それま
でに入賞したボールの番号に応じた数のメダルの配当を
受けることができる。
【0168】このJPモードは、ジャックポットボール
3cが入賞するまでは次回のゲームに持ち越すことがで
き、再度ベットすることなくJPモードの配当を享受す
ることができる極めて有利なモードである。
【0169】ステップ29では、ステップ23またはステッ
プ24で有効とした桝目により縦横斜めいずれか一列の5
つ桝目全部が有効となりビンゴが成立したか否かを判別
する。
【0170】ビンゴが成立しないときはステップ34に飛
び、ビンゴが成立したときはステップ30に進む。
【0171】ビンゴが成立しステップ30に進むと、配当
表示部603に表示されている抽選回数iに応じた配当を
受けることができる。
【0172】そしてその配当数がJPポイントに加算さ
れ(ステップ5)、JPポイント表示部607に表示され
る。
【0173】次のステップ32ではJPポイントが所定ポ
イント数を満たしたか否かを判別し、満たしていないと
きはステップ34に進み、満たしたときはステップ33に進
み、JPビンゴカードをビンゴゲーム画面621の一部に
表示してステップ34に進む。
【0174】JPビンゴカードは、図58に示すように
ビンゴカード表示部622の左側下部に5つの桝目からな
るJPビンゴカード表示部628に各桝目に1〜25の番号
からランダムに選んだ5つを番号を表示させる。
【0175】5つの桝目は中央と4隅に配置され、斜め
3つの桝目が有効になるとJPビンゴが成立する小ビン
ゴカードであり、ビンゴカード表示部622に表示される
ビンゴカードとは別個に成立する。
【0176】斜め1列の3つの桝目のみが有効となった
ときJPビンゴが成立し、さらにもう1列すなわち斜め
2列の桝目全部が有効となったときはスーパーJPビン
ゴが成立する。
【0177】そして次のステップ34ではそのJPビンゴ
が成立したか否かが判別され、JPビンゴが成立しない
ときはステップ39に進み、成立したときはステップ35に
進み、スーパーJPビンゴが成立したか否かが判別され
る。
【0178】スーパーJPビンゴではなくJPビンゴが
成立したときは、ステップ35からステップ36に進み、ジ
ャックポット放出器Hに備えられたジャックポットボー
ル3cが放出され、JPモードを設定して(ステップ3
7)、ステップ39に進む。
【0179】ジャックポットボール3cが放出される
と、ジャックポットボール3cがその他のボール3に混
じり、抽選によりジャックポットボール3cがラッキー
バスケット110に入り入賞するまでJPモードが維持さ
れる(ステップ19,20)。
【0180】なおスーパーJPビンゴが成立したとき
は、ステップ35からステップ38に飛び、スーパーJPモ
ードに設定する。
【0181】スーパーJPビンゴが成立するときは、既
にJPモードになっており、ジャックポットボール3c
は放出されている。
【0182】前記したようにJPモードであるときは入
賞したボールの番号に相当する数のメダルの配当が得ら
れ(ステップ27)、またスーパーJPモードであるとき
は入賞したボールの番号の10倍(または100倍)の数の
メダルの配当を得ることができる(ステップ28)。
【0183】次にステップ39に進むと、最初にリーチ
(次の1回の抽選でビンゴが成立する状態)になったか
否かを判別する。
【0184】すなわちエントリーしたプレイヤのうちで
一番早くリーチになったか否かを判別し、最初にリーチ
になったときはステップ40に進み、カプセル部4を揺動
させる権利が当該プレイヤのみに付与される。
【0185】すなわち最初にリーチになったプレイヤの
みが、前記テーブル402に配設された左右の揺動操作ボ
タン566,566を操作してカプセル部4を揺動させること
ができ、カプセル部4内部のボールの様子を見て入賞さ
せたいボールがラッキーバスケット110に入るようにカ
プセル部4を揺動させてゲームを有利に展開させること
ができる。
【0186】このようにプレイヤが揺動操作ボタン56
6,566の操作で抽選に関与することができるので、ただ
抽選を待つだけでなく自ら操作してビンゴを成立させる
満足感があり興趣の尽きないビンゴゲームとすることが
できる。
【0187】なお本実施の形態では左右の揺動操作ボタ
ン566,566により操作を行っていたが、これを1つのジ
ョイスティックまたはトグルスイッチのように揺動型の
スイッチを操作するようにしてもよい。
【0188】そして次のステップ41では、抽選回数iが
7回目か否かを判別し、7回目でないときはステップ44
に進み、7回目のときはステップ42に進み入賞したボー
ル3の番号が既に有効となっているかを判別する。
【0189】入賞したボール3の番号が既に有効となっ
ているときは、ステップ43に進み、配当の格上げが行わ
れる。
【0190】すなわち配当表示部603に表示される配当
表の各段の配当数を1段下に移動させる。
【0191】したがって上から8段目の配当数は1段上
の7段目の配当数が維持されることになり、最後の抽選
によりビンゴが成立したときの配当を高くして、ゲーム
を最後まで盛り上げることができる。
【0192】なおさらに大きく格上げしてもよい。
【0193】次のステップ44に進むと、抽選回数iが最
後の8回目か否かが判別され、8回目でないときはステ
ップ45に進み、ビンゴカード表示部622に互いに隣接す
る4つの桝目の中央に表示されるボンバーbを別の4つ
の桝目の中央に移動させ、ステップ12に戻り、ラッキー
バスケット110を反転して次の抽選に入る。
【0194】一方抽選回数iが最後の8回目であるとき
は、ステップ44からステップ46に進み、抽選回数iを0
にクリアしてステップ2に戻り、エントリー画面を表示
して新たなゲームに入る。
【0195】本実施の形態では1回のゲームで8回抽選
が行われるようにしているが、必ずしも8回に限られる
ものではない。
【0196】またビンゴゲーム以外に例えば31個の数
の中から6個の数を当てるようなゲームにも適用でき
る。
【0197】前述したように細長中空透明カプセル4
が、その長手方向を中心として回転するため、該カプセ
ル4内の被抽選体たるボール3が数多く掻き上げられる
とともに、複雑な動きの表示効果が得られる。また、カ
プセル4が横細長であるため、このカプセル4を挟んで
前後に左右横方向に並んで多数のプレーヤが参加して、
カプセル4内のボール3の動きを良く観察することがで
きる。
【0198】また、多数のボール3を収納する中空透明
カプセル4の両端に円形開口6aが設けられ、該細長中
空透明カプセル4の両端開口6aの縁に接触せずに該両
端開口6aを貫通し、その両端部が床等の固定物に固定
支持された支持手段の一構成部材たるインナーキャビネ
ット支持枠101に、前記細長中空透明カプセル4内にて
被抽選体受け入れ手段たるラッキーバスケット110と被
抽選体識別手段たるボール識別装置120とが一体に固定
支持されているため、該ラッキーバスケット110および
ボール識別装置120は、前記カプセル回転駆動手段たる
カプセル回転装置50による前記細長中空透明カプセル4
の回転と無関係に安定して確固と支持され、しかも、こ
れらラッキーバスケット110およびボール識別装置120の
自重が前記細長中空透明カプセル4に加えられないの
で、該細長中空透明カプセル4を回転駆動させるための
カプセル回転装置50の負荷が軽減され、該カプセル回転
装置50の小型軽量化が可能となる。
【0199】さらに、図5に図示されるように中空透明
カプセル4内空間の略中央に配置されたラッキーバスケ
ット110にボール3が受け入れられ、その後、ボール搬
送コンベヤ160により、中空透明カプセル4内空間に長
手方向に向って水平に搬送されてから、エレベータ装置
170により、上方へ搬送され、その後、ボール排出停止
装置220より、一列に並んだ状態、刻み送りされるの
で、プレーヤおよび観客は、ラッキーバスケット110に
受け入れられたボール3を良く見ることができるととも
に、その搬送状態を観察することができる。
【0200】さらにまた、1連のプレーが終了する迄、
ボール排出停止装置220に送り込まれたボール3は、該
ボール排出停止装置220から中空透明カプセル4空間内
に排出されることなく、該ボール排出停止装置220内で
無理なく保持される。
【0201】しかも、中空透明カプセル4内で撹拌され
たボール3がラッキーバスケット110に受け入れられる
ことにより、ビンゴゲームの抽選が行なわれ、ビンゴゲ
ームを遂行することが可能となる。
【0202】前述した実施形態では、中空細長透明カプ
セル4の内周面に対し周方向へ所定間隔をなして母線方
向すなわちカプセル中心軸と平行な方向へ、掻き上げ手
段である掻き上げ棒17が設けられていたが、この掻き上
げ棒17は、数分の1に短縮されて、中空細長カプセル4
の略全長に亘ってこれと平行に所定間隔毎に配設されて
もよく、しかも、この掻き上げ手段は、棒状体でなく、
板状体でもよい。
【0203】また、前記掻き上げ棒17は、カプセル中心
軸に対し傾斜して、中空細長透明カプセル4の内周面に
沿い螺旋状に弯曲していてもよい。
【0204】さらに、前記実施形態では、中空細長透明
カプセル4は細長く形成されたが、球殻体であってもよ
い。
【0205】さらにまた、中空細長透明カプセル4の両
端円形開口6aを広く形成し、該中空細長透明カプセル
4の回転中心軸を水平面から少し傾けて、該中空細長透
明カプセル4を回転させてもよく、このように構成すれ
ば、該中空細長透明カプセル4内の被抽選体の動きに変
化を与えることができる。
【0206】また、前記実施形態では、被抽選体はボー
ル3であったが、立方体、正12面体の如き正多面体の
頂角部や稜角部に丸みを付けたものや、ラグビーボール
の長径を短かくした円転体であってもよい。
【0207】さらに、受け入れ手段であるラッキーバス
ケット110を、中空細長透明カプセル4の中央に設ける
のみならず、該中空細長透明カプセル4の両端部に設け
る等複数個所に設けることもできる。
【0208】さらに、前記実施形態では、中空細長透明
カプセル4の自転中心軸が、その長手方向中心を中心と
してシーソのように上下へ揺動するようになっていた
が、図61に図示するように、中空細長透明カプセル4
の中心軸4aの長手方向中心4bを通る点を歳差運動の
中心とし、水平方向へ指向した軸4cの回りを、前記カ
プセル中心軸4aが、円錐面に沿って首振り運動する歳
差運動をさせるように、カプセル歳差運動駆動構造300
を構成してもよい。
【0209】そして、図59ないし図61に図示のカプ
セル歳差運動駆動構造300でも、図1ないし図58に図
示の実施形態と同じようなカプセル回転駆動手段が構成
されている。
【0210】このようなカプセル歳差運動駆動構造300
では、左右の各基台301L、301Rの左右前後4個所に基
柱302L,302Rが一体に植設され、該左右基台301L,3
01Rの基柱302L,302Rに、それぞれ左右前後4個所に
て4本の平行リンク303L,303Rの一端が回転自在に枢
着され、中空細長透明カプセル4の両端部をそれぞれ回
転自在に枢支するとともに回転駆動させる左右のカプセ
ル支持ベース304L,304Rが、前記平行リンク303L,3
03Rの他端に回転自在に枢着されている。
【0211】そして、左方のカプセル支持ベース304L
を支持する平行リンク303Lの向きと、右方のカプセル
支持ベース304Rを支持する平行リンク303Rの向きと
は、180°異なり、すなわち、相互に逆向きに指向し
た状態で、カプセル歳差運動モータ(図示されず)の回
転軸に前記平行リンク303L,303Rの他端部がそれぞれ
一体に連結されている。
【0212】カプセル歳差運動駆動構造300が前述した
ように構成されているので、左方の平行リンク303Lと
右方の平行リンク303Rとを、180°の位相をもって
同じ方向へ回転させると、図61に図示されるように、
中空細長透明カプセル4の中心軸4a、すなわち、中空
細長透明カプセル4の両端円形開口6aの中心4dを結
んだ中空細長透明カプセル4の回転中心軸4aの長手方
向中心4bを通る点を歳差運動の中心として、該中空細
長透明カプセル4が歳差運動、すなわち、カプセル中心
軸長手方向4bを通り、水平方向軸4cを中心としてカ
プセル中心軸4aが歳差運動しながら、カプセル中心軸
4a回りに自転することができ、中空細長透明カプセル
4内のボール3に複雑な運動を与えることが可能とな
る。
【0213】図1ないし図61に図示の実施形態では、
中空透明カプセルを往復揺動させる往復揺動手段を設け
ていたが、中空透明カプセルを往復揺動させる代りに、
ウイングパイプ107、ウイング板109をセンター枠102よ
り切離し、この左方のウイングパイプ107、ウイング板1
09の左端と、右方のウイングパイプ107、ウイング板109
の右端とが上下へ移動するように、ウイングパイプ10
7、ウイング板109を往復揺動させるように構成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本出願に係るゲーム機の一実施形態における
全体斜視図である。
【図2】 図1におけるビンゴゲーム機本体の正面図で
ある。
【図3】 図2の平面図である。
【図4】 図2の側面図である。
【図5】 図2に図示されたビンゴゲーム機本体の要部
を図示した概略正面図である。
【図6】 図5の平面図である。
【図7】 図5の右側面図である。
【図8】 図2に図示のビンゴゲーム機本体に用いられ
た中空細長カプセルの正面図である。
【図9】 図8に図示の中空細長カプセルにおける一方
の開閉枠を開放した状態の右側面図である。
【図10】 図9のX−X線に沿った裁断した要部縦断
面図である。
【図11】 図9にてXI部の拡大横断面図である。
【図12】 図2に図示のビンゴゲーム機本体のカプセ
ルを支持するセンターベースの正面図である。
【図13】 図12の平面図である。
【図14】 図12の右側面図である。
【図15】 図2に図示のビンゴゲーム機本体の内部駆
動ユニットを指示するサイドベースの正面図である。
【図16】 図15の平面図である。
【図17】 図15の右側面図である。
【図18】 図12に図示のセンターベースに設けられ
るカプセル駆動ユニットの正面図である。
【図19】 図18の平面図である。
【図20】 図18の左側面図である。
【図21】 図19,23のXXI−XXI矢視図である。
【図22】 図19の手前側中央部のユニットベース揺
動装置の拡大平面図である。
【図23】 図22のXXII-XXII線に沿って裁断したユ
ニットベース揺動装置の拡大横断側面図である。
【図24】 図19のXXIV-XXIV線に沿って裁断した円
弧状弯曲レールとスライダーの横断側面図である。
【図25】 図19におけるカプセル回転装置の拡大平
面図である。
【図26】 図19,25のXXVI-XXVI線に沿って裁断
したカプセル回転装置の縦断正面図である。
【図27】 内部駆動ユニットを支えるインナーキャビ
ネット支持枠の斜視図である。
【図28】 起立状態のボール識別装置の正面図であ
る。
【図29】 図28の平面図である。
【図30】 図28の右側面図で、センサー板128の背
面図である。
【図31】 左方のボール受けが離れた状態の正面図で
ある。
【図32】 図31の平面図である。
【図33】 センサー板128が転倒した状態のボール識
別装置の正面図である。
【図34】 ラッキーバスケットとボール識別装置の配
置状態を図示した正面図である。
【図35】 エレベータ装置底部の正面図である。
【図36】 図35の右側面図である。
【図37】 図35の平面図である。
【図38】 ボール受け173に支持されているボール3
の上方から昇降台181が下降してボール支持アーム182が
開く状態の右側面図である。
【図39】 エレベータ装置頂部の正面図である。
【図40】 図39の右側面図である。
【図41】 図40にて昇降台181がボール3を支持し
ながら上昇し、開閉アーム187がボール3により開放さ
れる状態を図示した右側面図である。
【図42】 刻み送り装置の一方の作動状態を図示した
正面図である。
【図43】 刻み送り装置の他方の作動状態を図示した
正面図である。
【図44】ジャックポットボール放出装置の正面図であ
る。
【図45】同左側面図である。
【図46】同平面図である。
【図47】回転基台を旋回した状態のジャックポットボ
ール放出装置の平面図である。
【図48】ジャックポットボール放出装置の放出動作前
の後面図である。
【図49】ジャックポットボール放出装置の放出動作後
の状態を示す正面図である。
【図50】サテライトのディスプレイ装置の斜視図であ
る。
【図51】本ビンゴゲーム機の制御系概略図である。
【図52】同制御系の機能構成図である。
【図53】同制御系による制御手順を示すフローチャー
トである。
【図54】図53の続きのフローチャートである。
【図55】液晶ディスプレイのエントリー受付中の画面
の1例を示す図である。
【図56】液晶ディスプレイのスポットカード画面の1
例を示す図である。
【図57】液晶ディスプレイのビンゴゲーム画面の1例
を示す図である。
【図58】液晶ディスプレイのJPビンゴカード表示部
を含むビンゴゲーム画面の1例を示す図である。
【図59】本出願の他の発明の正面図である。
【図60】図59の左端面図である。
【図61】図59に図示の発明の動作を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
1…ビンゴゲーム機本体、2…サテライトユニット、3
…ボール、3a…番号付きボール、3b…ボンバーボー
ル、3c…ジャックポットボール、4…中空細長透明カ
プセル、5…円筒状カプセル本体、6…半球状サイドカ
バー、7…縦部材、8…リング部材、9…ヒンジ、10…
開閉枠、11…ガススプリング、12…透明板、13…弾性緩
衝材、14…ネジ、15…押え部材、16…取り付け部材、17
…掻き上げ棒、18…取り付けブラケット、19…装着金
具、20…筐体ベース、21…センターベース、22…サイド
ベース、23…保持ブラケット、24…支柱、25…取り付け
片、26…揺動ベース支持桁、27…角パイプ、28…キャス
ター、29…ネジ式固定部材、30…カプセル駆動ユニッ
ト、31…ユニットベース、32…カプセル支柱、33…カプ
セル支持ローラ、34…弯曲レール挟持板、35…金具、36
…スライダー、37…円弧状弯曲レール、38…ボルト、39
…矩形基板、40…ユニットベース揺動装置、41…揺動モ
ータ保持フレーム、42…揺動モータ、43…減速機、44…
カップリング、45…揺動軸、46…アーム、47…軸、48…
昇降スライダ、49…昇降ガイドレール、50…カプセル回
転装置、51…カプセル回転モータ、52…駆動軸、53…軸
受、54…昇降フレーム、55…ドライブギヤ、56…ドリブ
ンギヤ、57…駆動輪、58…昇降ガイド、59…付勢片、60
…コイルスプリング、61…調整ネジ、62…切欠き円板、
63…エンコーダ、100…内部駆動ユニット、101…インナ
ーキャビネット支持枠、102…センター枠、103…サイド
枠、104…ベース片、105…センターパイプ、106…連結
部材、107…ウイングパイプ、108…端パイプ、109…ウ
イング板、110…ラッキーバスケット、111…反転軸、11
2…バスケット反転モータ、113…ボール検出装置、114
…発光器、115…受光器、120…ボール識別装置、121…
基板、122…支柱、123…頂板、124…傾動板、125…傾動
軸、126…傾斜片、127…センサー支持部材、128…セン
サー板、129…アンテナ、130…ボール支柱、131…ボー
ル受け、132…支柱基板、133…支柱基板、134…ピン、1
35…ボール支柱、136…ボール受け、137…ピン、138…
連結杆、139…引張りコイルスプリング、140…レバー、
141…ボール受け開閉モータ、142…開閉アーム、143…
係止ピン、144…ボール回転モータ、145…ボール回転ロ
ーラ、146…ドライブプーリ、147…ドリブンプーリ、14
8…無端ベルト、149…傾動アーム、150…傾動モータ、1
51…回転軸、152…アーム、153…連結ピン、154…連結
杆、160…ボール搬送コンベヤ、161…搬入部、162…搬
出部、163…案内部材、170…エレベータ装置、171…ガ
イドレール、172…基板、173…ボール受け部、174…ボ
ール転落防止棒、175…ドライブプーリ、176…ドリブン
プーリ、177…無端ベルト、178…昇降モータ、179…ガ
イドローラ、180…昇降片、181…昇降台、182…ボール
支持アーム、183…固定片、184…ローラ、185…腕部
材、186…開閉軸、187…開閉アーム、188…回転軸、189
…送り出しローラ、190…送り出しステーション、191…
ブラケット、192…支持部材、193…リング状支持部材、
200…刻み送り装置、201…送り込みステーション、202
…ボール送り込み支持フレーム、203…ボール保持ガイ
ド、204…刻み送りモータ、205…揺動レバー、206…
軸、207…回転軸、208…回転アーム、209…連杆、210…
排出ステーション、211…揺動レバー、212…軸、213…
連結杆、214,215…鋸歯状刻み送り板、216…軸、220…
ボール排出停止装置、221…ボール排出制御モータ、222
…係止レバー、223…軸、224…基片、225…ローラ、240
…ジャックポットボール放出装置、241…回転軸、242…
回転基台、243…ジャックポット旋回モータ、244…ベル
ト、245…アーム、246…水平支軸、247…支持板、248…
支柱、249…スプリング、250…リセットモータ、251…
回転係止バー、252…係止部材、255…ストッパ、260…
水平支持板、300…カプセル歳差運動駆動構造、301…基
台、302…基柱、303…平行リンク、304…カプセル支持
ベース、401…支持台、402…テーブル、403…メダル投
入口、404…メダル取出口、410…ディスプレイ装置、41
1…発光パネル、500…メインボード、501…大容量スト
レージ、502…メカ制御ボード、503…サテライトボー
ド、504…DIMMボード、511…カプセル制御手段、512…
ボール移動制御手段、513…ボール処理制御手段、514…
ランプ類制御手段、515…サウンド制御手段、516…送受
信手段、521…カプセル回転機構、522…カプセル揺動機
構、523…ボール検知手段、524…ボール識別手段、525
…バスケット反転機構、526…ボール回転機構、527…ボ
ール切換え移動機構、528…7セグメントランプ、529…
その他ランプ類、530…スピーカ、551…メダル処理制御
手段、552…画像制御手段、553…パネル発光制御手段、
554…信号処理制御手段、555…送受信手段、561…メダ
ル検知手段、562…メダル払出機構、563…液晶ディスプ
レイ、564…冷陰極管、565…タッチパネル、566…揺動
操作ボタン、601…エントリー画面、602…ビンゴカード
画面、603…配当表示部、604…ベット部位、605…クレ
ジッド数表示部、606…ベット数表示部、607…JPポイ
ント表示部、611…スポットカード画面、612…カード、
621…ビンゴゲーム画面、622…ビンゴカード画面、623
…配当表示部、625…クレジッド数表示部、626…ベット
数表示部、627…JPポイント表示部、628…JPビンゴ
カード表示部、h…ホール、y…矢印マーク、r…回転
マーク、b…ボンバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝山 信之 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ内 (72)発明者 原田 成人 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ内 Fターム(参考) 2C001 AA13 BA05 BA06 BB01 BB07 CB01 CB07 CC02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別可能な多数の被抽選体と、 該多数の被抽選体を収納し、両端に開口が設けられた中
    空透明カプセルと、 該中空透明カプセルの内周面に沿って設けられ、前記被
    抽選体を掻き上げる掻き上げ手段と、 該中空透明カプセルの外周面に接して該中空透明カプセ
    ルを回転自在に枢支するカプセル回転支持手段と、 該中空透明カプセルの外周面に接し、該中空透明カプセ
    ルの両端開口を通る中心軸線を中心とし、該中空透明カ
    プセルを回転駆動させるカプセル回転駆動手段と、 前記中空透明カプセル内空間において前記掻き上げ手段
    により掻き上げられた多数の被抽選体の内、1個または
    複数個の被抽選体を受け入れる被抽選体受け入れ手段
    と、 該被抽選体受け入れ手段に受け入れられた被抽選体を識
    別する被抽選体識別手段と、 前記中空透明カプセルの両端開口を貫通し、その両端部
    が床等の固定物に固定支持され、前記被抽選体受け入れ
    手段および被抽選体識別手段を前記中空透明カプセル内
    に支持する支持手段と、 前記被抽選体識別手段にて識別された被抽選体を抽選に
    より当選とする当選手段とを備えたことを特徴とするゲ
    ーム機。
  2. 【請求項2】 識別可能な多数の被抽選体と、 該多数の被抽選体を収納し、両端に開口が設けられた中
    空透明カプセルと、 該中空透明カプセルの内周面に沿って設けられ、前記被
    抽選体を掻き上げる掻き上げ手段と、 該中空透明カプセルの両端開口を通る中心軸を中心と
    し、該中空透明カプセルを回転駆動させるカプセル回転
    駆動手段と、 前記中空透明カプセルの回転中心軸を通る面に沿って該
    中空透明カプセルを往復揺動させる往復揺動手段と、 前記中空透明カプセル内空間において前記掻き上げ手段
    により掻き上げられた多数の被抽選体の内、1個または
    複数個の被抽選体を受け入れる被抽選体受け入れ手段
    と、 該被抽選体受け入れ手段に受け入れられた被抽選体を識
    別する被抽選体識別手段と、 前記中空透明カプセルの両端開口を貫通し、その両端部
    が床等の固定物に固定支持され、前記被抽選体受け入れ
    手段および被抽選体識別手段を前記中空透明カプセル内
    に支持する支持手段と、 前記被抽選体識別手段にて識別された被抽選体を抽選に
    より当選とする当選手段とを備えたことを特徴とするゲ
    ーム機。
  3. 【請求項3】 識別可能な多数の被抽選体と、 該多数の被抽選体を収納し、両端に開口が設けられた中
    空透明カプセルと、 該中空透明カプセルの内周面に沿って設けられ、前記被
    抽選体を掻き上げる掻き上げ手段と、 該中空透明カプセルの両端開口を通る中心軸を中心と
    し、該中空透明カプセルを回転駆動させるカプセル回転
    駆動手段と、 前記中空透明カプセルの自転中心軸が、該中心軸の長手
    方向中心を通る点を歳差運動の中心として、 水平面に沿った軸の回りを円錐面に沿って首振り運動を
    行わせる歳差運動駆動手段と、 前記中空透明カプセル内空間において前記掻き上げ手段
    により掻き上げられた多数の被抽選体の内、1個または
    複数個の被抽選体を受け入れる被抽選体受け入れ手段
    と、 該被抽選体受け入れ手段に受け入れられた被抽選体を識
    別する被抽選体識別手段と、 前記中空透明カプセルの両端開口を貫通し、その両端部
    が床等の固定物に固定支持され、前記被抽選体受け入れ
    手段および被抽選体識別手段を前記中空透明カプセル内
    に支持する支持手段と、 前記被抽選体識別手段にて識別された被抽選体を抽選に
    より当選とする当選手段とを備えたことを特徴とするゲ
    ーム機。
  4. 【請求項4】 前記被抽選体受け入れ手段に受け入れら
    れて前記被抽選体識別手段により識別された被抽選体
    を、前記中空透明カプセル内で撹拌される被抽選体より
    分離して陳列する当選被抽選体陳列手段を備えたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載のゲー
    ム機。
  5. 【請求項5】 前記被抽選体受け入れ手段に受け入れら
    れて前記被抽選体識別手段により識別された被抽選体
    を、前記陳列手段に送り出して搬送する搬送装置を備え
    たことを特徴とする請求項4記載のゲーム機。
  6. 【請求項6】 ゲーム進行中、或る条件を満たした状態
    にて、前記被抽選体識別手段により識別された特定の被
    抽選体のみを、前記当選被抽選体陳列手段に陳列させず
    に、前記中空透明カプセル内空間に放出する特定被抽選
    体放出手段を備えたことを特徴とする請求項5記載のゲ
    ーム機。
  7. 【請求項7】 前記被抽選体識別手段は、前記特定被抽
    選体放出手段より前記中空透明カプセル内空間に放出さ
    れた特定被抽選体が再び前記被抽選体受け入れ手段に受
    け入れられて前記被抽選体識別手段により識別された際
    に、該識別特定被抽選体を前記特定被抽選体放出手段に
    送り出す切り換え送り出し機能を有することを特徴とす
    る請求項6記載のゲーム機。
  8. 【請求項8】 複数の互いに異なる番号付き被抽選体か
    ら1つ被抽選体を選択する抽選手段と、 格子の各桝目に互いに異なる前記被抽選体の番号と同じ
    番号が付されたビンゴカードを表示するプレイヤ毎に設
    けられた表示手段と、 前記抽選手段により選択された被抽選体を識別する被抽
    選体識別手段と、 前記被抽選体識別手段により識別された被抽選体の入賞
    番号と同じ番号の前記ビンゴカードの桝目を有効とする
    表示制御手段と、 前記ビンゴカードの直線的に一列に並ぶ桝目全てが有効
    でビンゴが成立しているかを判別するビンゴ判別手段
    と、 前記ビンゴ判別手段によりビンゴが成立していると判別
    したときに配当を払い出す配当払出手段とを備えたゲー
    ム機において、 プレイヤが操作する操作手段と、 一定のゲーム状態になったことを検出するゲーム状態検
    出手段と、 前記ゲーム状態検出手段により一定のゲーム状態が検出
    されたプレイヤのみが前記操作手段の操作により前記抽
    選手段の抽選に関与する抽選関与手段を備えたことを特
    徴とするゲーム機。
  9. 【請求項9】 前記抽選手段は、中空透明カプセル内に
    収容された複数の前記番号付き被抽選体を該カプセルの
    回転で掻き混ぜ、カプセル内に配置されたバスケットに
    被抽選体が1個入り選択される構成であり、 前記抽選関与手段は、プレイヤの前記操作手段の操作に
    より前記カプセルを揺動させるものであることを特徴と
    する請求項8記載のゲーム機。
  10. 【請求項10】 ゲームを制御するゲーム制御手段によ
    り各処理が実行されれるゲーム制御方法であって、 複数の互いに異なる番号付き被抽選体から1つ被抽選体
    を選択することで抽選を行う処理と、 格子の各桝目に互いに異なる前記被抽選体の番号と同じ
    番号が付されたビンゴカードをプレイヤ毎に表示手段に
    表示する処理と、 前記抽選により選択された被抽選体を識別する処理と、 前記識別された被抽選体の入賞番号と同じ番号の前記ビ
    ンゴカードの桝目を有効とする処理と、 前記ビンゴカードの直線的に一列に並ぶ桝目全てが有効
    でビンゴが成立しているかを判別する処理と、 ビンゴが成立していると判別したときに配当を払い出す
    処理を実行させて行うゲーム制御方法において、 前記表示手段に表示されたビンゴカードの任意の互いに
    隣り合う桝目の境目にマークを表示し、前記識別された
    入賞被抽選体が前記番号付被抽選体に混ぜられた特定被
    抽選体であるとき、前記マークの周囲の複数の桝目を一
    斉に有効とする処理を含むことを特徴とするゲーム制御
    方法。
  11. 【請求項11】 ゲームを制御するゲーム制御手段によ
    り各処理が実行されれるゲーム制御方法であって、 複数の互いに異なる番号付き被抽選体から1つ被抽選体
    を選択することで抽選を行う処理と、 格子の各桝目に互いに異なる前記被抽選体の番号と同じ
    番号が付されたビンゴカードをプレイヤ毎に表示手段に
    表示する処理と、 前記抽選により選択された被抽選体を識別する処理と、 前記識別された被抽選体の入賞番号と同じ番号の前記ビ
    ンゴカードの桝目を有効とする処理と、 前記ビンゴカードの直線的に一列に並ぶ桝目全てが有効
    でビンゴが成立しているかを判別する処理と、 ビンゴが成立していると判別したときに配当を払い出す
    処理を実行させて行うゲーム制御方法において、 一定のゲーム状態になったことを検出し、一定のゲーム
    状態が検出されると別個の桝目の少ない小ビンゴカード
    を小ビンゴカード表示手段に前記ビンゴカードと同時に
    表示し、前記小ビンゴカードの直線的に一列に並ぶ桝目
    全てが有効でビンゴが成立しているかを判別し、小ビン
    ゴカードのビンゴが成立していると判別したときにも配
    当を払い出す処理を含むことを特徴とするゲーム制御方
    法。
  12. 【請求項12】 ゲームを制御するゲーム制御手段によ
    り各処理が実行されれるゲーム制御方法であって、 複数の互いに異なる番号付き被抽選体から1つ被抽選体
    を選択することで抽選を行う処理と、 格子の各桝目に互いに異なる前記被抽選体の番号と同じ
    番号が付されたビンゴカードをプレイヤ毎に表示手段に
    表示する処理と、 前記抽選により選択された被抽選体を識別する処理と、 前記識別された被抽選体の入賞番号と同じ番号の前記ビ
    ンゴカードの桝目を有効とする処理と、 前記ビンゴカードの直線的に一列に並ぶ桝目全てが有効
    でビンゴが成立しているかを判別する処理と、 ビンゴが成立していると判別したときに配当を払い出す
    処理を実行させて行うゲーム制御方法において、 一定のゲーム状態になったことを検出し、前記番号付き
    被抽選体に特定被抽選体を混ぜ、一定のゲーム状態が検
    出されると以後前記特定被抽選体が抽選により選択され
    るまで選択された番号付き被抽選体の番号に対応する配
    当を払い出す処理を含むことを特徴とするゲーム制御方
    法。
  13. 【請求項13】 前記特定被抽選体を保持し放出して前
    記番号付き被抽選体に混ぜることができる特定被抽選体
    放出手段が、あるゲーム状態になったときに前記特定被
    抽選体を放出する処理を含むことを特徴とする請求項1
    2記載のゲーム制御方法。
  14. 【請求項14】 複数の被抽選体から1つの被抽選体を
    選択しその抽選体の固有の情報を検出して抽選処理を行
    う抽選装置を備え、 前記抽選装置によって所定回数抽選を行い、各抽選によ
    って得られた情報に基づいて所定のゲームを実行し、そ
    のゲーム結果に応じてプレイヤに配当を払い出すゲーム
    機において、 プレイヤが操作する操作手段と、 前記操作手段の操作により前記抽選装置が被抽選体を選
    択する動作に変化を加え抽選に関与する抽選関与手段と
    を備え、 前記抽選手段により所定回数抽選を行い、各抽選によっ
    て得られた情報に基づいて前記ゲームを実行し、その結
    果のゲーム成績に応じてプレイヤに配当を払い出すこと
    を特徴とするゲーム機。
  15. 【請求項15】 ゲームを制御するゲーム制御手段によ
    り各処理が実行されれるゲーム制御方法であって、 複数の互いに異なる番号付き被抽選体から1つ被抽選体
    を選択することで抽選を行う処理と、 格子の各桝目に互いに異なる前記被抽選体の番号と同じ
    番号が付されたビンゴカードをプレイヤ毎に表示手段に
    表示する処理と、 前記抽選により選択された被抽選体を識別する処理と、 前記識別された被抽選体の入賞番号と同じ番号の前記ビ
    ンゴカードの桝目を有効とする処理と、 前記ビンゴカードの直線的に一列に並ぶ桝目全てが有効
    でビンゴが成立しているかを判別する処理と、 ビンゴが成立していると判別したときに配当を払い出す
    複数人でゲームを行う処理を実行させるゲーム制御方法
    において、 前記ビンゴカードを表示する表示手段に重ねられたタッ
    チパネル上でプレイヤが前記表示手段の互いに隣接する
    枡目の間に触れると当該桝目の番号を入れ替える処理を
    含むことを特徴とするゲーム制御方法。
  16. 【請求項16】 ゲームを制御するゲーム制御手段によ
    り各処理が実行されれるゲーム制御方法であって、 複数の互いに異なる番号付き被抽選体から1つ被抽選体
    を選択することで抽選を行う処理と、 格子の各桝目に互いに異なる前記被抽選体の番号と同じ
    番号が付されたビンゴカードをプレイヤ毎に表示手段に
    表示する処理と、 前記抽選により選択された被抽選体を識別する処理と、 前記識別された被抽選体の入賞番号と同じ番号の前記ビ
    ンゴカードの桝目を有効とする処理と、 前記ビンゴカードの直線的に一列に並ぶ桝目全てが有効
    でビンゴが成立しているかを判別する処理と、 ビンゴが成立していると判別したときに配当を払い出す
    複数人でゲームを行う処理を実行させるゲーム制御方法
    において、 プレイヤごとに複数のカードを表示し、表示したカード
    のいずれか1つのカードをプレイヤが選択し、選択され
    たカードに基づいて前記ビンゴカードの初期状態を設定
    し、先に他のプレーヤが選択したカードを後から選択す
    ることできない処理を含むことを特徴とするゲーム制御
    方法。
  17. 【請求項17】 ゲームを制御するゲーム制御手段によ
    り各処理が実行されれるゲーム制御方法であって、 複数の互いに異なる番号付き被抽選体から1つ被抽選体
    を選択することで抽選を行う処理と、 格子の各桝目に互いに異なる前記被抽選体の番号と同じ
    番号が付されたビンゴカードをプレイヤ毎に表示手段に
    表示する処理と、 前記抽選により選択された被抽選体を識別する処理と、 前記識別された被抽選体の入賞番号と同じ番号の前記ビ
    ンゴカードの桝目を有効とする処理と、 前記ビンゴカードの直線的に一列に並ぶ桝目全てが有効
    でビンゴが成立しているかを判別する処理と、 ビンゴが成立していると判別したときに配当を払い出す
    処理を実行させて行うゲーム制御方法において、 前記各表示手段近傍にそれぞれ備えたカラー発光手段を
    各プレイヤごとのゲームの状態に応じた所定の色で発光
    させる処理を含むことを特徴とするゲーム制御方法。
  18. 【請求項18】 プレイヤがベットしたベット数に応じ
    た所定の色で前記カラー発光手段を発光させる処理を含
    むことを特徴とする請求項17記載のゲーム制御方法。
  19. 【請求項19】 プレイヤごとに複数のカードを表示す
    る処理と、 表示したカードのうちプレイヤが選択した1つのカード
    に基づいて前記ビンゴカードの初期状態を設定する処理
    と、 プレイヤが選択したカードに応じた所定の色で前記カラ
    ー発光手段を発光させる処理とを含むことを特徴とする
    請求項17記載のゲーム制御方法。
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