JP2003310458A - 洗面台の配管構造 - Google Patents

洗面台の配管構造

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JP2003310458A
JP2003310458A JP2002125400A JP2002125400A JP2003310458A JP 2003310458 A JP2003310458 A JP 2003310458A JP 2002125400 A JP2002125400 A JP 2002125400A JP 2002125400 A JP2002125400 A JP 2002125400A JP 2003310458 A JP2003310458 A JP 2003310458A
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Japan
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space
piping
pipe
cabinet
washbasin
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JP2002125400A
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English (en)
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Teruki Matsuoka
輝樹 松岡
Ikuo Kobayakawa
育雄 小早川
Masahiro Hikage
正弘 日影
Kayoko Nakamura
佳代子 中村
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗面器の下方に形成した空間に止水栓及び排水
トラップを配置させない。 【解決手段】洗面室Gの外部へ延設する元側配管28と
洗面台21に備えた水回り器具25とを配管具31で接
続するときに、洗面台21の左右外側の一方に、洗面器
22の下方の空間Dに面する配管スペース35を形成し
たキャビネット34が並設され、配管スペース35に配
管具31を構成する止水栓32及び/又は排水トラップ
33を配置したこと。 【効果】キャビネット34の配管スペース35に止水栓
32及び/又は排水トラップ33を配置してあるため、
止水栓32及び/又は排水トラップ33が洗面器22の
下方の空間Dから無くなり、配管の外れの原因となる止
水栓32や排水トラップ33に対する収納物等の衝突を
回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面台を設置した
洗面室の室外へ延設する元側配管と洗面台に備えた水回
り器具とを配管接続する洗面台の配管構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面台の配管構造は、図7に示す
如く、洗面器2の下方に形成した空間Dを利用して、洗
面台1に備えた水回り器具5と洗面室Gの室外へ延設す
る元側配管8を、給水配管9及び排水配管10からなる
配管具で接続している。水回り器具5は、水栓3と、洗
面器2に取着した排水具4とからなる。元側配管8は、
元側給水管6及び元側排水管7からなる。給水配管9
は、水栓3と元側給水管6を接続するものであり、途中
に止水栓11を備えている。排水配管10は、排水具4
と元側排水管7を接続するものであり、途中に排水トラ
ップ12を備えている。前記水栓3が湯水混合水栓の場
合には、前記給水配管9として、冷水用及び温水用の二
経路が備えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記洗面器2の下方に
形成した空間Dは、洗面台1の収納スペースとして利用
されたり、腰掛けた利用者の膝が入り込むニースペース
(この場合には、空間Dの前面は開口している)として
利用される。該空間Dを収納スペースとして利用すると
きには、止水栓11及び排水トラップ12が収納スペー
スを狭め、また、出し入れする収納物が排水トラップ1
2等に衝突して配管外れを招くこともある。更に、利用
者は、収納物を出し入れするときに、空間Dに露出した
止水栓11及び排水トラップ12が目障りとなり、不快
感を招くことがある。また、空間Dをニースペースとし
て利用するときには、脚で止水栓11及び排水トラップ
12を蹴飛ばして配管外れを招くこともある。
【0004】本発明は、上記問題を解決するために、洗
面器の下方に形成した空間に止水栓及び/又は排水トラ
ップを配置させない洗面台の配管構造を提供せんとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】洗面器の下方に形成した
空間に止水栓及び/又は排水トラップを配置させないた
めに請求項1記載の本発明が採用した手段は、洗面室の
外部へ延設する元側配管と洗面台に備えた水回り器具と
を配管具で接続する洗面台の配管構造において、前記洗
面台の左右外側の一方に、洗面器の下方の空間に面する
配管スペースを形成したキャビネットが並設され、該配
管スペースに前記配管具を構成する止水栓及び/又は排
水トラップを配置したことを特徴とする洗面台の配管構
造である。なお、配管の施工が容易となるように、前記
元側配管に対して前記配管具を配管スペース内で接続す
ることもある。本発明にあっては、洗面台に並設したキ
ャビネットの配管スペースに止水栓及び/又は排水トラ
ップを配置してあるため、止水栓及び/又は排水トラッ
プを洗面器の下方の空間から無くすことができる。
【0006】キャビネットの収納スペースを増大させて
洗面台の使い勝手の向上を図るために請求項2記載の本
発明が採用した手段は、前記キャビネットは、前記洗面
器の上方の空間に面するその上部に収納スペースを形成
し、その下部に前記配管スペースを形成したトールキャ
ビネットである請求項1記載の洗面台の配管構造であ
る。なお、前記収納スペースは、前記洗面器の上方の空
間に面する側を開口し、洗面器の上方の空間から収納物
を出し入れできるようにすることで、使い勝手の向上を
図ることもある。本発明にあっては、洗面台にトールキ
ャビネットを並設することで、収納スペースを増大させ
ることができると共にトールキャビネットの下部に配管
スペースを形成できる。
【0007】洗面器の下方の空間に対して、収納ワゴン
等の出し入れを容易にしたり、または腰掛けた利用者の
脚の出し入れを容易にして使い勝手の向上を図るために
請求項3記載の本発明が採用した手段は、前記洗面器の
下方の空間は、その手前側が開口している請求項1又は
2記載の洗面台の配管構造である。本発明にあっては、
洗面器の下方の空間の手前側が開口しているので、この
下方の空間に対する出し入れが容易にできる。
【0008】配管や保守点検等の作業が容易にできるよ
うにするために請求項4記載の本発明が採用した手段
は、前記配管スペースは、前記洗面器の下方の空間に面
する側が、上方に開口部を形成して下方の側板で覆わ
れ、該開口部を前記配管具の横引き配管が貫通する請求
項1,2又は3記載の洗面台の配管構造である。作業が
更に容易となるように、前記下方の側板を着脱可能とす
ることもある。本発明にあっては、配管スペースを形成
する側板の上方に形成した開口部を利用して、横引き配
管ができると共に洗面器の下方の空間から配管スペース
内の止水栓及び/又は排水トラップに対する操作や点検
ができる。
【0009】キャビネットを介して洗濯機を並設したと
きに配管スペースの有効利用を図るために請求項5記載
の本発明が採用した手段は、前記キャビネットの外側で
あって前記洗面台を配置しない側に洗濯機が配置され、
前記キャビネットの外側面に洗濯機用給水栓の給水口を
露出し、前記配管スペースを用いて該洗濯機用給水栓と
前記元側配管を接続した請求項1,2,3又は4記載の
洗面台の配管構造である。本発明にあっては、洗濯機の
ための給水配管と洗面台のための接続配管を配管スペー
スで纏めることができる。
【0010】洗濯機を並設したときに配管スペースの有
効利用を図るために請求項6記載の本発明が採用した手
段は、前記キャビネットの収納空間に洗濯機用給水栓の
給水口を露出し、前記配管スペースを用いて該洗濯機用
給水栓と前記元側配管を接続した請求項1,2,3又は
4記載の洗面台の配管構造である。本発明にあっては、
洗濯機のための給水配管と洗面台のための接続配管を配
管スペースで纏めることができる。
【0011】トールキャビネットを介して並設した洗濯
機のための接続配管をトールキャビネットの収納スペー
スに露出させないようにするために請求項7記載の本発
明が採用した手段は、前記トールキャビネットの外側で
あって前記洗面台を配置しない側に洗濯機が配置され、
前記トールキャビネットの洗濯機に面する外側面に、収
納スペースの高さ位置で洗濯機用給水栓の給水口を露出
し、該洗濯機用給水栓と前記元側配管を接続する接続配
管を、前記トールキャビネットの側板で覆ってトールキ
ャビネットの外側に露出させないようにした請求項2記
載の洗面台の配管構造である。本発明にあっては、洗濯
機用給水栓の高さ位置がトールキャビネットの上部の収
納スペースの高さに位置しても、収納スペースを用いて
洗濯機用給水栓と元側配管を接続する接続配管が、側板
で覆われるのでトールキャビネットの外側に露出するこ
とはない。
【0012】並設した水洗式便器のための給水配管と洗
面台のための接続配管を纏めて配管スペースの有効利用
を図るために請求項8記載の本発明が採用した手段は、
前記キャビネットの外側であって前記洗面台を配置しな
い側に水洗式便器が配置され、前記キャビネットの水洗
式便器に面する外側面に、便器用給水栓の給水口を露出
し、前記配管スペースを用いて該便器用給水栓と前記元
側配管とを接続した請求項1,2,3又は4記載の洗面
台の配管構造である。本発明にあっては、水洗便器のた
めの給水配管と洗面台のための接続配管を配管スペース
で纏めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る洗面台の配管
構造(以下、「本発明配管構造」という)を図面に示す
実施の形態に基づいて説明する。
【0014】(第1の実施の形態)図1及び図2は本発
明構造の第1の実施の形態を示すものであって、図1は
洗面台の手前斜め右側から見た斜視図、図2は正面図で
ある。
【0015】本実施の形態にあっては、洗面台21に備
えた水回り器具25と洗面室Gの外部へ延設する元側配
管28とを、洗面台21の左右外側の一方(図面に示す
本実施例にあっては左側)に並設したキャビネット34
の配管スペース35を利用して配管具31で接続してい
る。配管スペース35は、洗面器22の下方の空間Dに
面するように形成されている。本実施の形態では、配管
の施工が容易となるように、配管スペース35に導いた
配管具31を、配管スペース35内から元側配管28に
接続している。
【0016】前記水回り器具25は、水栓23と、洗面
器22に取着した排水具24とからなる。元側配管28
は、元側給水管26及び元側排水管27からなる。配管
具31は、給水配管29及び排水配管30からなる。給
水配管29は、水栓23と元側給水管26を接続するも
のであり、途中に止水栓32を備えている。排水配管3
0は、排水具24と元側排水管27を接続するものであ
り、途中に排水トラップ33を備えている。水栓23
は、吐水口23aから洗面鉢22aへ向かって吐水する
ようになっている。排水具24は、洗面器22の排水口
22bへ連通するように、洗面器22に取り付けられて
いる。水栓23は、図示の場合は湯水混合水栓であるた
め、給水配管29として、冷水用及び温水用の二経路が
備えられるが、単水栓形式に変更されることもある。単
水栓形式の場合には、給水配管29として、冷水用の一
経路が備えられる。
【0017】本実施の形態にあっては、キャビネット3
4の配管スペース35に導いた給水配管29及び排水配
管30からなる配管具31を、配管スペース35内から
元側配管28に接続している。しかし、これに限定する
ものではなく、図示は省略したが、配管具31である給
水配管29及び排水配管30の一方の配管を配管スペー
ス35内から元側配管28に接続し、他方の配管を、配
管スペース35内を介することなく洗面器22の下方の
空間Dを利用して壁W又は床の裏側にある元側配管28
に接続することもある。
【0018】本実施の形態にあっては、洗面台21に並
設したキャビネット34の配管スペース35に止水栓3
2及び/又は排水トラップ33を配置することで、止水
栓32及び/又は排水トラップ33を洗面器22の下方
の空間Dから無くすことができる。
【0019】前記キャビネット34は、洗面器22の上
方の空間Eに面するキャビネット上部に収納スペース3
6を形成し、キャビネット下部に前記配管スペース35
を形成したトールキャビネットになっている。収納スペ
ース36は、洗面器22の上方の空間Eに面する側を開
口し、この空間Eから収納物を出し入れできるようにす
ることで、使い勝手の向上を図っている。収納スペース
36は、棚板41が配置されている。本実施の形態にあ
っては、洗面台21にトールキャビネット34を並設す
ることで、収納スペース36を増大させることができる
と共にトールキャビネット34の下部に配管スペース3
5を形成できる。なお、前記キャビネット34は、前記
トールキャビネットの他に、背丈が1000mm程度のも
の(図示略)に変更することも可能である。
【0020】前記洗面器22の下方の空間Dは、手前側
が開口している。この開口を形成する方法としては、洗
面室Gの壁面Wに洗面器22をブラケット(図示略)で
片持ち状に支持するか、または、手前側が開口している
キャビネット(図示略)で洗面器22を支持する。本実
施の形態にあっては、洗面器22の下方の空間Dに対す
る収納ワゴン(図示略)の出し入れや、椅子に座った利
用者の脚等の出し入れが、手前側の開口を利用して容易
にできる。
【0021】前記キャビネット34の配管スペース35
は、洗面器22の下方の空間Dに面する側(図面に示す
本実施例にあっては右側)が、上方に開口部37を形成
して下方の側板38で覆われ、前記配管具31の給水配
管29及び/又は排水配管30が横引き配管として開口
部37を貫通している。側板38は、配管や保守点検等
の作業が容易となるように着脱可能とすることもある。
本実施の形態にあっては、この開口部37を利用して、
横引き配管が容易にできると共に洗面器下の空間Dから
配管スペース35内の止水栓32及び/又は排水トラッ
プ33に対する操作や点検が容易にできる。
【0022】なお、図示は省略したが、キャビネット3
3の配管スペース35の上方に前記水回り器具25(水
栓23及び/又は排水具24)が突出するときには、配
管具31の給水配管29及び/又は排水配管30を横引
き配管することなく縦引き配管することができる。図2
中の39は右側のトールキャビネット、40は鏡であ
る。
【0023】(第2の実施の形態)図3は本発明構造の
第2の実施の形態を示すものであって、洗面台の手前斜
め左側から見た斜視図である。
【0024】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相
違する点は、キャビネット44の外側であって洗面台2
1を配置しない側に洗濯機45を配置し、キャビネット
44の外側面44aに洗濯機用給水栓46の給水口46
aを露出し、キャビネット44の配管スペース35を用
いて洗濯機用給水栓46と元側給水管26を給水配管4
7で接続したことである。この相違点以外の構成は、前
記第1の実施の形態(図1及び図2参照)と実質的に同
一であり、同一の符号は同一の構成部材等を示す。
【0025】前記洗濯機用給水栓46は、キャビネット
44の内側に配置した水栓本体46bと、キャビネット
44の外側へ露出した開閉操作ハンドル46c及び給水
口46aとを備え、洗濯機45の給水ホース48を給水
口46aへ接続している。
【0026】本実施の形態にあっては、洗濯機45のた
めの給水配管47と洗面台21のための接続配管(2
9,30)を配管スペース35で纏めることができ、配
管スペース35の有効利用が図れると共に、纏めた配管
の漏水等の保守点検が容易となる。
【0027】(第3の実施の形態)図4は本発明構造の
第3の実施の形態を示すものであって、(A)は平面
図、(B)は洗面台の手前斜め右側から見た斜視図であ
る。
【0028】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相
違する点は、トールキャビネット34の外側であって洗
面台21を配置しない側に洗濯機45を配置し、トール
キャビネット34の洗濯機45へ面する外側面34a
に、収納スペース36の高さ位置で洗濯機用給水栓56
の給水口56aを露出し、洗濯機用給水栓56と元側給
水管26を接続する接続配管57を、トールキャビネッ
ト34の側板58で覆って、トールキャビネット34の
外側に露出させないようにしたことである。本実施の形
態において収納スペース36は、接続配管57の収納ス
ペースとなる。この相違点以外の構成は、前記第1の実
施の形態(図1及び図2参照)と実質的に同一であり、
同一の符号は同一の構成部材等を示す。
【0029】前記側板58は、収納スペース36を覆う
ように配置してあり、配管施工及び保守点検を考慮して
着脱自在となっている。
【0030】前記洗濯機用給水栓56は、キャビネット
44の内側又は外側に配置した水栓本体56bと、キャ
ビネット34の外側へ露出した開閉操作ハンドル56c
及び給水口56aとを備え、給水口56aへ洗濯機45
の給水ホース48を着脱自在に接合できるようになって
いる。
【0031】本実施の形態にあっては、洗濯機45のた
めの給水配管57と洗面台21のための接続配管(2
9,30)を配管スペース35で纏めることができ、配
管スペース35の有効利用が図れると共に、纏めた配管
の漏水等の保守点検が容易となる。また、本実施の形態
にあっては、洗濯機用給水栓56の高さ位置がトールキ
ャビネット34の収納スペース36の高さに位置して
も、収納スペース36を利用して洗濯機用給水栓56と
元側給水管26を接続する接続配管57が、トールキャ
ビネット34の側板58で覆われてトールキャビネット
34の外側に露出しないので、見栄えがよい。
【0032】(第4の実施の形態)図5は本発明構造の
第4の実施の形態を示すものであって、(A)は平面
図、(B)は洗面台の手前斜め右側から見た斜視図であ
る。
【0033】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相
違する点は、キャビネット34の収納空間36に洗濯機
用給水栓56の給水口56aを露出し、配管スペース3
5を用いて洗濯機用給水栓56と元側給水管26を接続
配管57で接続したことである。この相違点以外の構成
は、前記第1の実施の形態(図1及び図2参照)と実質
的に同一であり、同一の符号は同一の構成部材等を示
す。
【0034】前記洗濯機用給水栓56は、収納空間36
の内側又は外側に配置した水栓本体56bと、収納空間
36の内側へ露出した開閉操作ハンドル56c及び給水
口56aとを備え、給水口56aへ洗濯機45の給水ホ
ース48を着脱自在に接合できるようになっている。
【0035】本実施の形態にあっては、洗濯機45のた
めの給水配管57と洗面台21のための接続配管(2
9,30)を配管スペース35で纏めることができ、配
管スペース35の有効利用が図れると共に、纏めた配管
の漏水等の保守点検が容易となる。
【0036】(第5の実施の形態)図6は本発明構造の
第4の実施の形態を示す平面図である。
【0037】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相
違する点は、キャビネット34の外側であって洗面台2
1を配置しない側に水洗式便器65を配置し、キャビネ
ット34の水洗式便器65に面する外側面34aに便器
用給水栓66の給水口66aを露出し、キャビネット3
4の配管スペース35を用い便器用給水栓66と元側給
水管26(図1及び図2参照)とを給水配管67で接続
したことである。この相違点以外の構成は、前記第1の
実施の形態(図1及び図2参照)と実質的に同一であ
り、同一の符号は同一の構成部材等を示す。
【0038】前記便器用給水栓66は、キャビネット3
4の内側又は外側に配置した水栓本体66bと、キャビ
ネット34の外側へ露出した開閉操作ハンドル66c及
び給水口66aとを備え、水洗式便器65の給水管68
を給水口66aへ接続している。なお、排水トラップ3
3より下流側は、便器65に接続した排水管(図示略)
へ接合してある。
【0039】本実施の形態にあっては、水洗式便器65
のための給水配管67と洗面台21のための接続配管
(29,30)を配管スペース35で纏めることがで
き、配管スペース35(図1及び図2参照)の有効利用
が図れると共に、纏めた配管の漏水等の保守点検が容易
となる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の本発明配管構造は、止水
栓及び/又は排水トラップが洗面器の下方に形成した空
間から無くなるため、この空間の見栄えか良くなると共
に、配管の外れの原因となる止水栓や排水トラップに対
する収納物等の衝突を回避できる。
【0041】請求項2記載の本発明配管構造は、下部に
配管スペースを形成したトールキャビネットを並設する
ことで、収納スペースを増大させて使い勝手の向上を図
ることができる。
【0042】請求項3記載の本発明配管構造は、洗面器
の下方の空間に対する出し入れが容易となり、使い勝手
の向上を図ることができる。
【0043】請求項4記載の本発明配管構造は、配管ス
ペースを形成する側板の上方に形成した開口部を利用し
て、配管や保守点検等の作業が容易にできる。
【0044】請求項5及び6記載の本発明配管構造は、
洗濯機のための給水配管と洗面台のための接続配管を配
管スペースで纏めることで配管スペースの有効利用が図
る。
【0045】請求項7記載の本発明配管構造は、洗濯機
用給水栓の高さ位置がトールキャビネットの上部の収納
スペースの高さに位置しても、洗濯機のための接続配管
をトールキャビネットの収納スペースに露出しないの
で、収納スペースを見栄え良くできる。
【0046】請求項8記載の本発明配管構造は、水洗式
便器のための給水配管と洗面台のための接続配管を配管
スペースで纏めることで配管スペースの有効利用が図
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明構造の第1の実施の形態を示すものであ
って、洗面台の手前斜め右側から見た斜視図である。
【図2】第1の実施の形態を示す正面図である。
【図3】本発明構造の第2の実施の形態を示すものであ
って、洗面台の手前斜め左側から見た斜視図である。
【図4】本発明構造の第3の実施の形態を示すものであ
って、(A)は平面図、(B)は洗面台の手前斜め右側
から見た斜視図である。
【図5】本発明構造の第4の実施の形態を示すものであ
って、(A)は平面図、(B)は洗面台の手前斜め右側
から見た斜視図である。
【図6】本発明構造の第5の実施の形態を示す平面図で
ある。
【図7】従来の洗面台の配管構造を示す一部破断した側
面図である。
【符号の説明】
21…洗面台、22…洗面器、25…水回り器具、28
…元側配管、31…配管具、32…止水栓、33…排水
トラップ、34…キャビネット、35…配管スペース、
D…下方の空間、G…洗面室
フロントページの続き (72)発明者 日影 正弘 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 中村 佳代子 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D060 AA01 AB05 BA03 BA10 BF09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面室の外部へ延設する元側配管と洗面台
    に備えた水回り器具とを配管具で接続する洗面台の配管
    構造において、前記洗面台の左右外側の一方に、洗面器
    の下方の空間に面する配管スペースを形成したキャビネ
    ットが並設され、該配管スペースに前記配管具を構成す
    る止水栓及び/又は排水トラップを配置したことを特徴
    とする洗面台の配管構造。
  2. 【請求項2】前記キャビネットは、前記洗面器の上方の
    空間に面するその上部に収納スペースを形成し、その下
    部に前記配管スペースを形成したトールキャビネットで
    ある請求項1記載の洗面台の配管構造。
  3. 【請求項3】前記洗面器の下方の空間は、その手前側が
    開口している請求項1又は2記載の洗面台の配管構造。
  4. 【請求項4】前記配管スペースは、前記洗面器の下方の
    空間に面する側が、上方に開口部を形成して下方の側板
    で覆われ、該開口部を前記配管具の横引き配管が貫通す
    る請求項1,2又は3記載の洗面台の配管構造。
  5. 【請求項5】前記キャビネットの外側であって前記洗面
    台を配置しない側に洗濯機が配置され、前記キャビネッ
    トの外側面に洗濯機用給水栓の給水口を露出し、前記配
    管スペースを用いて該洗濯機用給水栓と前記元側配管を
    接続した請求項1,2,3又は4記載の洗面台の配管構
    造。
  6. 【請求項6】前記キャビネットの収納空間に洗濯機用給
    水栓の給水口を露出し、前記配管スペースを用いて該洗
    濯機用給水栓と前記元側配管を接続した請求項1,2,
    3又は4記載の洗面台の配管構造。
  7. 【請求項7】前記トールキャビネットの外側であって前
    記洗面台を配置しない側に洗濯機が配置され、前記トー
    ルキャビネットの洗濯機に面する外側面に、収納スペー
    スの高さ位置で洗濯機用給水栓の給水口を露出し、該洗
    濯機用給水栓と前記元側配管を接続する接続配管を、前
    記トールキャビネットの側板で覆ってトールキャビネッ
    トの外側に露出させないようにした請求項2記載の洗面
    台の配管構造。
  8. 【請求項8】前記キャビネットの外側であって前記洗面
    台を配置しない側に水洗式便器が配置され、前記キャビ
    ネットの水洗式便器に面する外側面に、便器用給水栓の
    給水口を露出し、前記配管スペースを用いて該便器用給
    水栓と前記元側配管とを接続した請求項1,2,3又は
    4記載の洗面台の配管構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019000289A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 戸田建設株式会社 洗面ユニットと袖壁用ライニングパーツ、および洗面ユニットの組立工法
JP2021116583A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 積水ハウス株式会社 洗面台

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