JP2003310244A - 培養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法 - Google Patents

培養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法

Info

Publication number
JP2003310244A
JP2003310244A JP2002117862A JP2002117862A JP2003310244A JP 2003310244 A JP2003310244 A JP 2003310244A JP 2002117862 A JP2002117862 A JP 2002117862A JP 2002117862 A JP2002117862 A JP 2002117862A JP 2003310244 A JP2003310244 A JP 2003310244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
culture container
culture
cultured cell
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002117862A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Hibino
浩樹 日比野
Koji Hakamazuka
康治 袴塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2002117862A priority Critical patent/JP2003310244A/ja
Publication of JP2003310244A publication Critical patent/JP2003310244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の大きさおよび形状を有する培養細胞シ
ートを、簡易に、非侵襲的に製造する。 【解決手段】 温度に関わらず親水性を呈する親水性領
域3と、所定の境界温度を境にして親水性と疎水性とを
切り替え可能な温度応答性領域4とを底面2に備える培
養容器1を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、培養容器とこれ
を用いた培養細胞シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より市販されている培養容器は、そ
の温度に関わらず、全体が弱い疎水性を呈しており、様
々な細胞を培養することができる。すなわち、例えば、
人体から抽出した細胞を適当な培養液とともに培養容器
内で培養すると、細胞が培養容器の底面に付着して成長
していく。そして、このようにして培養された培養細胞
を、例えば、トリプシンのような蛋白質分解酵素を使用
して、培養容器の底面から剥離させることにより、培養
した細胞のシート(以下、培養細胞シートという。)が
得られる。
【0003】このようにして得られた培養細胞シート
は、医師が、外傷や火傷等により生じた欠損部を修復す
る際に、当該欠損部の大きさに合わせて適宜切断し、欠
損部に適用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、培養容
器の底面において増殖した培養細胞からなる培養細胞シ
ートは、細胞どうしが相互に緊密に結びついているの
で、これを切断しようとすると、切れ目に配置されてい
る細胞が損傷してしまう不都合が考えられる。特に、培
養細胞シートを適用しようとする欠損部が小さい症例の
場合には、切断箇所が増えるため、多数の細胞が損傷し
死滅することになる。
【0005】これを回避するためには、複数の培養容器
に非常に少量ずつの細胞を培養する方法が考えられる
が、培養作業が複雑になるとともに、全ての細胞につい
て同一条件にて培養することが困難である。このため、
例えば、細菌感染検査を全ての培養容器について行わな
ければならない等の不都合が考えられる。
【0006】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たものであって、所望の大きさおよび形状を有する培養
細胞シートを、簡易に、かつ、非侵襲的に製造すること
ができる培養容器およびこれを利用した培養細胞シート
の製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、以下の手段を提供する。請求項1に係
る発明は、温度に関わらず親水性を呈する親水性領域
と、所定の境界温度を境にして親水性と疎水性とを切り
替え可能な温度応答性領域とを内面に備える培養容器を
提供する。
【0008】培養容器の底面において増殖する間葉系幹
細胞は疎水性を有する領域に付着し、親水性を有する領
域には付着することがない。したがって、この発明によ
れば、例えば、培養容器の温度を所定の境界温度以上に
調節して温度応答性領域を疎水性を呈する状態として間
葉系幹細胞の培養を行うことにより、温度応答性領域の
みにおいて培養細胞シートを製造することが可能とな
る。そして、培養容器の温度を所定の境界温度以下に調
節して温度応答性領域を親水性を呈する状態とすること
により、製造された培養細胞シートを培養容器から非侵
襲的に回収することが可能となる。したがって、温度応
答性領域の形状および大きさを適宜設定しておくことに
より、所望の大きさまたは形状の培養細胞シートを、細
胞に損傷を与えることなく得ることができる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
培養容器において、前記温度応答性領域の周囲に前記親
水性領域が配置されている培養容器を提供する。この発
明によれば、請求項1に係る発明と同様に、温度応答性
領域のみにおいて培養細胞シートが製造される。この場
合において、培養容器内に疎水性を呈する表面領域が存
在していても、温度応答性領域において製造された培養
細胞シートは、その周囲に配されている親水性領域によ
り、培養容器の内面に付着しないように保持されるの
で、温度を境界温度以下に調節することにより、非侵襲
的に回収されることになる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
培養容器において、親水性を呈する底面に、部分的に、
温度応答性領域を形成した培養容器を提供する。この発
明によれば、全体的に親水性を呈する底面を備えた培養
容器の底面に、温度応答性領域を部分的に形成すること
により、請求項1に係る発明と同様の作用を備えた培養
容器を簡易に製造することができる。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1から請求
項3のいずれかに記載の培養容器において、前記温度応
答性領域が、温度応答性高分子ポリ(N−イソプロピル
アクリルアミド)を共有結合で固定することにより形成
されている培養容器を提供する。この発明によれば、温
度応答性領域を簡易に形成することが可能となる。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項1から請求
項4のいずれかに記載の培養容器において、複数の温度
応答性領域を親水性領域によって区画した培養容器を提
供する。この発明によれば、複数の温度応答性領域が親
水性領域によって区画されているので、温度応答性領域
に応じた大きさの複数の培養細胞シートを同一培養条件
下で簡易に製造することが可能となる。
【0013】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
培養容器において、前記温度応答性領域が、骨補填材の
表面形状に合わせて形成されている培養容器を提供す
る。この発明によれば、骨補填材の表面形状に合わせた
培養細胞シートを簡易に得ることが可能となる。骨補填
材の表面とは、骨補填材が多面体である場合には、各外
面を言う他、骨補填材に貫通穴等が設けられている場合
には、当該貫通穴内面をも言うものとする。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項1から請求
項6のいずれかに記載の培養容器を用いて、境界温度よ
り高い所定の培養温度で細胞を培養し、前記培養容器を
境界温度より低い剥離温度まで冷却して剥離する培養細
胞シートの製造方法を提供する。この発明によれば、所
望の形状および大きさの培養細胞シートを非侵襲的に回
収することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態に係る
培養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法につ
いて、図面を参照して以下に説明する。本実施形態に係
る培養容器は、図1に示されるように、所定量の培養液
を貯留可能な容積を有する培養容器1であって、その底
面2に、親水性領域3と、温度応答性領域4とを備えて
いる。
【0016】前記親水性領域3は、例えば、培養容器1
の材質を超親水処理を施したガラスやプラスチックとし
て、培養容器1の表面全体が温度に関わらず親水性を呈
するようにすることにより構成されている。超親水処理
は、例えば、酸化チタン光触媒製の薄膜表面に紫外線を
照射することにより行われる。また前記温度応答性領域
4は、温度応答性高分子ポリ(N−イソプロピルアクリ
ルアミド)を共有結合で固定することにより形成されて
いる。このような温度応答性領域4は、32℃を境界温
度として、それ以上では、市販の細胞用培養容器と同程
度の弱い疎水性を呈するが、温度を境界温度以下に冷却
することにより高い親水性を呈するようになる領域であ
る。
【0017】温度応答性領域4は、製造する培養細胞シ
ート5の形状に合わせて形成されている。図1に示す例
は、図2に示すように、立方体状の骨補填材6の各面に
貼り付ける正方形状の培養細胞シート5が必要な場合の
例であり、温度応答性領域4をその正方形と同一形状の
正方形状に形成する。また、立方体状の骨補填材6の全
ての面に貼り付けるため、6枚の培養細胞シート5を製
造するように、6カ所の正方形状の温度応答性領域4が
設けられている。さらに、これら温度応答性領域4は、
相互に間隔をあけて配置されている。
【0018】このように構成された本実施形態に係る培
養容器1の作用について、以下に説明する。本実施形態
に係る培養容器1を用いて培養細胞シート5を製造する
には、例えば、骨髄細胞を適当な培養液とともに培養容
器1内に入れ、ヒトの体温と同等の温度、例えば、37
℃に保持して培養を行う。
【0019】温度37℃では、境界温度32℃より高い
ので、温度応答性領域4は、高い疎水性を呈している。
一方、温度応答性領域5以外の親水性領域3では、親水
性を呈している。培養液中の骨髄細胞の内、間葉系幹細
胞は、市販の培養容器の場合には、底面全体が疎水性を
有するために、底面の全体に接着して伸展し、増殖する
が、本実施形態に係る培養容器1では、親水性を呈する
親水性領域3には接着することができない。
【0020】したがって、間葉系幹細胞は、疎水性を呈
している温度応答性領域4のみに選択的に接着し、伸展
し、増殖する。温度応答性領域4は、製造されるべき培
養細胞シート5の形状および大きさに合わせて形成され
ているので、製造された培養細胞シート5は、培養容器
から剥離された時点で所望の形状および大きさを有して
いることになる。また、温度応答性領域4は、相互に間
隔をあけて配置され、各温度応答性領域4の間には、親
水性領域3が配置されているので、各温度応答性領域4
に付着して製造された培養細胞シート5どうしが連結す
ることなく、それぞれ独立して構成される。
【0021】そして、培養細胞シート5が充分に増殖し
た後に培養容器1の温度を30℃程度まで冷却する。こ
れにより、培養容器1の温度は、境界温度32℃より低
くなるために、温度応答性領域4の性質が疎水性から親
水性へと変化し、該温度応答性領域4に付着していた培
養細胞シート5が剥がれて回収される。
【0022】このように、本実施形態に係る培養容器1
によれば、培養後に温度を境界温度以下に下げる冷却行
程を行うだけで、所望の大きさおよび形状の培養細胞シ
ート5を得ることができる。この場合に、トリプシンな
どの蛋白質分解酵素を使用しないので、培養容器1から
剥離する際に細胞が損傷を受けることがないとともに、
培養容器1から剥離した時点で、既に所望の大きさや形
状に形成されているので、骨補填材や骨欠損部の大き
さ、形状に合わせて切断する作業を排除することができ
る。したがって、切断による細胞の損傷をもなくするこ
とができる。
【0023】さらに、培養容器1の底面2に隔壁などの
物理的な障壁を配置することなく、複数の培養細胞シー
ト5を独立して同時に製造することができる。したがっ
て、培養液を含む培養条件を全く同一にして、複数の培
養細胞シート5を製造することができる。このため、培
養温度や、培養液の組成、あるいは、細菌の感染の有無
等について、一括して検査・管理することができ、培養
作業を簡易なものとすることができるという効果があ
る。
【0024】また、間葉系幹細胞は、培養の間に、細胞
外マトリックスを合成・分泌・沈着する。細胞外マトリ
ックスは、培養容器1の底面2と間葉系幹細胞の層との
間に配置されており、培養容器を冷却することにより剥
離される単層の培養細胞シート5とともに、培養細胞シ
ート5の表面に配されている細胞外マトリックスも培養
容器1から剥離されて回収される。したがって、該細胞
外マトリックスを接着剤として他の部材に貼り付けるこ
とが可能なシール状の培養細胞シート5を製造すること
ができる。
【0025】なお、本発明に係る培養容器1は、上記実
施形態に限定されるものではない。すなわち、立方体状
の骨補填材の各面に貼り付ける複数の正方形状の培養細
胞シート5を製造するように形成した温度応答性領域4
の形状および配置に代えて、図3に示されるように、立
方体状の骨補填材6の全面に貼り付けるように、この立
方体を展開した形状の温度応答性領域7を設けておくこ
とにしてもよい。このようにして構成された培養細胞シ
ート8は、図4に示されるように、骨補填材6の全面を
包むように折り曲げられて、骨補填材6の外面を被覆す
ることができる。
【0026】また、培養骨を構成するための骨補填材6
が比較的大きな場合には、骨補填材6の内部にまで骨芽
細胞が成長するのに時間がかかるので、図5に示される
ように、骨補填材6に貫通穴9を設けておき、その貫通
穴9内面に培養細胞シート10を貼り付けることができ
るように、培養細胞シート10の大きさおよび形状を形
成してもよい。
【0027】また、柱状の骨補填材6に貼り付ける培養
細胞シート11a,11bを製造する培養容器12とし
ては、図6に示されるように、培養容器12の底面12
aに、柱状の骨補填材6の端面に貼り付ける培養細胞シ
ート11aを製造する温度応答性領域13aを設け、培
養容器12の内側面12bに、骨補填材の周囲に巻き付
けるように貼り付ける培養細胞シート11bを製造する
ための温度応答性領域13bを設けることにしてもよ
い。他の領域は親水性領域14である。このようにして
構成された培養細胞シート11a,11bは、図7に示
されるように、骨補填材6の全面を包むようにして骨補
填材6の外面を被覆することができる。
【0028】また、この発明は、上記各実施形態におけ
るようなシャーレ状の培養容器1,12のみならず、図
8に示されるようなフラスコ状の培養容器15にも適用
することができる。図中、符号16は温度応答性領域、
符号17は親水性領域を示している。さらに、表面全体
が親水性を呈する培養容器の内面に温度応答性領域を部
分的に形成する場合の他、内面全体を温度応答性領域と
した後に、部分的に親水性領域を形成することにしても
よい。なお、温度応答性領域の面積を充分に小さく設定
しておいて、多数の細かい培養細胞シートを製造し、骨
補填材と混ぜ合わせて培養することにより、培養骨を製
造することにしてもよい。
【0029】また、表面全体を親水性とする代わりに、
表面全体を疎水性を呈する培養容器(例えば、ガラスや
プラスチック製)を使用してもよい。この場合は、通常
のガラスやプラスチック製の容器の一部に、温度応答性
領域およびその周囲の親水性領域を設けるだけなので容
器を安価に構成することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る培
養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法によれ
ば、温度応答性領域の形状および大きさの設定により、
所望の大きさまたは形状の培養細胞シートを得ることが
できるので、骨欠損部の形状に合わせて切断する必要が
なく、健全な間葉系幹細胞を骨欠損部に適用することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る培養容器を示
す斜視図である。
【図2】 図1の培養容器で製造された培養細胞シー
トの骨補填材表面への適用を説明する斜視図である。
【図3】 この発明の他の実施形態に係る培養容器を
示す斜視図である。
【図4】 図3の培養容器で製造された培養細胞シー
トの骨補填材表面への適用を説明する斜視図である。
【図5】 製造された培養細胞シートの骨補填材内面
への適用を説明する斜視図である。
【図6】 この発明の他の実施形態に係る培養容器を
示す斜視図である。
【図7】 図6の培養容器で製造された培養細胞シー
トの骨補填材表面への適用を説明する斜視図である。
【図8】 この発明の他の実施形態に係る培養容器を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,12,15 培養容器 2 底面 3、14,17 親水性領域 4,7,13a,13b,16 温度応答性領域 5,8,11a,11b 培養細胞シート 6 骨補填材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B029 AA08 AA21 BB11 CC02 CC08 GA01 GA08 GB05 GB09 GB10 4B065 AA90X BC03 BC41 BD50 CA43 CA44 4C081 AA12 AB04 BA12 BA13 CD34 DC03 EA11 EA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度に関わらず親水性を呈する親水性
    領域と、所定の境界温度を境にして親水性と疎水性とを
    切り替え可能な温度応答性領域とを内面に備える培養容
    器。
  2. 【請求項2】 前記温度応答性領域の周囲に前記親水
    性領域が配置されている請求項1に記載の培養容器。
  3. 【請求項3】 親水性を呈する内面に、部分的に、温
    度応答性領域を形成した請求項1に記載の培養容器。
  4. 【請求項4】 前記温度応答性領域が、温度応答性高
    分子ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)を共有結
    合で固定することにより形成されている請求項1から請
    求項3のいずれかに記載の培養容器。
  5. 【請求項5】 複数の温度応答性領域を親水性領域に
    よって区画した請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の培養容器。
  6. 【請求項6】 前記温度応答性領域が、骨補填材の表
    面形状に合わせて形成されている請求項5に記載の培養
    容器。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記
    載の培養容器を用いて、境界温度より高い所定の培養温
    度で細胞を培養し、 前記培養容器を境界温度より低い剥離温度まで冷却して
    剥離する培養細胞シートの製造方法。
JP2002117862A 2002-04-19 2002-04-19 培養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法 Pending JP2003310244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002117862A JP2003310244A (ja) 2002-04-19 2002-04-19 培養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002117862A JP2003310244A (ja) 2002-04-19 2002-04-19 培養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003310244A true JP2003310244A (ja) 2003-11-05

Family

ID=29534932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002117862A Pending JP2003310244A (ja) 2002-04-19 2002-04-19 培養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003310244A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005278449A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Olympus Corp 細胞の搬送方法および培養方法
WO2006080434A1 (ja) * 2005-01-27 2006-08-03 Japan Health Sciences Foundation 間葉系幹細胞を含む細胞シート
JP2006223106A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Fuji Photo Film Co Ltd 細胞培養担体
JP2007229249A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Olympus Corp 細胞シートの供給方法
JP2011101626A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Kinki Univ セルアレイソータ、その製造方法及びそれを用いた細胞ソート方法
JP2013055911A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Dainippon Printing Co Ltd 細胞培養容器とその製造方法
JP2013099287A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Dainippon Printing Co Ltd ボトル型の細胞培養容器及びその製造方法
JP2013247926A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Dainippon Printing Co Ltd 細胞培養方法及び細胞培養容器
JP2015195757A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 大日本印刷株式会社 細胞培養基材
WO2016208777A1 (ja) * 2015-06-26 2016-12-29 国立研究開発法人国立循環器病研究センター 細胞培養器

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005278449A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Olympus Corp 細胞の搬送方法および培養方法
JP4523311B2 (ja) * 2004-03-29 2010-08-11 オリンパス株式会社 細胞の搬送方法および培養方法
JP5103626B2 (ja) * 2005-01-27 2012-12-19 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 間葉系幹細胞を含む細胞シート
WO2006080434A1 (ja) * 2005-01-27 2006-08-03 Japan Health Sciences Foundation 間葉系幹細胞を含む細胞シート
US9782439B2 (en) * 2005-01-27 2017-10-10 Japan Health Sciences Foundation Cell sheet containing mesenchymal stem cells
JP2012205927A (ja) * 2005-01-27 2012-10-25 Japan Health Science Foundation 間葉系幹細胞を含む細胞シート
JP2006223106A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Fuji Photo Film Co Ltd 細胞培養担体
JP2007229249A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Olympus Corp 細胞シートの供給方法
JP2011101626A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Kinki Univ セルアレイソータ、その製造方法及びそれを用いた細胞ソート方法
JP2013055911A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Dainippon Printing Co Ltd 細胞培養容器とその製造方法
JP2013099287A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Dainippon Printing Co Ltd ボトル型の細胞培養容器及びその製造方法
JP2013247926A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Dainippon Printing Co Ltd 細胞培養方法及び細胞培養容器
JP2015195757A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 大日本印刷株式会社 細胞培養基材
WO2016208777A1 (ja) * 2015-06-26 2016-12-29 国立研究開発法人国立循環器病研究センター 細胞培養器
CN107709539A (zh) * 2015-06-26 2018-02-16 国立研究开发法人国立循环器病研究中心 细胞培养器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK1857126T3 (en) CULTIVATED CELL LAYER, MANUFACTURING THEREOF AND USING THEREOF.
CN100434504C (zh) 细胞培养容器、细胞培养容器的制造方法以及培养细胞
JP4475847B2 (ja) 前眼部関連細胞シート、3次元構造体、及びそれらの製造法
EP0462426B1 (en) Biocompatible perforated membranes and their use as artificial skin
JP2003310244A (ja) 培養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法
US8945535B2 (en) Implant for the repair of a cartilage defect and method for manufacturing the implant
EP1859817A1 (en) Cultured cell sheet, process for producing the same and method for restoring tissue using the same
KR101203434B1 (ko) 전안부 관련 세포 시트, 3 차원 구조체, 및 그들의 제조법
CN105078613A (zh) 用于外科乳房手术的移植材料
CN101808672B (zh) 干细胞系、其应用以及培养方法
WO2004069295A1 (ja) 角膜上皮形成用細胞シート、それらの製造方法及びそれらの利用方法
JP6468714B2 (ja) 培養容器及びそれを利用した複数の積層細胞シートの作製方法
JP2003532466A5 (ja)
US20220346945A1 (en) Winged grafts for tympanic membrane repair and augmentation
JP5227223B2 (ja) 細胞培養支持体
CN108324336A (zh) 一种新型颅底修复材料及其制备方法和应用
JP3886834B2 (ja) 骨再生シート
JP2004261533A (ja) 高生着性角膜上皮代替細胞シート、製造方法及びその利用方法
US20030077816A1 (en) Bioreactor and method for using
EP3919607B1 (en) Multi-compartment container for culturing and surface multiplication of human autologous fibroblasts on a membrane carrier
JP2005095015A (ja) 培養容器、該培養容器を使用した培養物と培養物の作製方法
CN207036850U (zh) 一种基于钛合金弹性形变促进成骨分化的实验装置
JP2009112277A (ja) 三次元培養弾性線維組織及び三次元培養弾性線維組織の製造方法
JP2020014456A (ja) 培養膜及び培養皿
CN106350437B (zh) 一种细胞球定位生物打印装置及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080610

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090825