JP2003309410A - 車両用埋込みアンテナの搭載構造および車両用埋込みアンテナの搭載方法 - Google Patents
車両用埋込みアンテナの搭載構造および車両用埋込みアンテナの搭載方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用埋込みアンテナを車両に搭載するに際
して、デザイン性や搭載性を向上させ、作業性を向上さ
せる。 【解決手段】 複数のアンテナ４ａ〜４ｃが一体化され
てなる統合アンテナ４を自動車１のボデー２に形成され
た凹部３に収納したので、統合アンテナ４がボデー２か
ら突出することがなく、デザイン性や搭載性を向上でき
る。また、統合アンテナ４とカバー１０とを一体化し、
統合アンテナ４を凹部３に収納すると共に、カバー１０
を凹部３が塞がれる格好でボデー２に取付けたので、統
合アンテナ４を凹部３に収納する作業を行うと同時に、
カバー１０をボデー２に取付ける作業を行うことがで
き、作業性を向上できる。
して、デザイン性や搭載性を向上させ、作業性を向上さ
せる。 【解決手段】 複数のアンテナ４ａ〜４ｃが一体化され
てなる統合アンテナ４を自動車１のボデー２に形成され
た凹部３に収納したので、統合アンテナ４がボデー２か
ら突出することがなく、デザイン性や搭載性を向上でき
る。また、統合アンテナ４とカバー１０とを一体化し、
統合アンテナ４を凹部３に収納すると共に、カバー１０
を凹部３が塞がれる格好でボデー２に取付けたので、統
合アンテナ４を凹部３に収納する作業を行うと同時に、
カバー１０をボデー２に取付ける作業を行うことがで
き、作業性を向上できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用埋込みアン
テナを車両に搭載する構造および方法に関する。
テナを車両に搭載する構造および方法に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】車両用埋込みアンテナ
を車両に搭載する従来技術として、例えば特開平３−２
１１０５号公報には、車両のボデーに凹部を形成し、ア
ンテナを凹部に収納し、カバーを凹部が塞がれる格好で
ボデーに取付ける構造が開示されている。このものによ
れば、アンテナを車両のボデーに形成された凹部に収納
するので、アンテナがボデーから突出することがなく、
デザイン性や搭載性を向上させることができる利点があ
る。
を車両に搭載する従来技術として、例えば特開平３−２
１１０５号公報には、車両のボデーに凹部を形成し、ア
ンテナを凹部に収納し、カバーを凹部が塞がれる格好で
ボデーに取付ける構造が開示されている。このものによ
れば、アンテナを車両のボデーに形成された凹部に収納
するので、アンテナがボデーから突出することがなく、
デザイン性や搭載性を向上させることができる利点があ
る。
【０００３】ところが、その反面、このようなアンテナ
を凹部に収納し、カバーをボデーに取付ける構造では、
アンテナを凹部に収納する作業を行った後に、カバーを
ボデーに取付ける作業を行わなければならず、つまり、
アンテナを凹部に収納する作業とカバーをボデーに取付
ける作業とを別々に行わなければならず、作業性に劣る
という問題がある。
を凹部に収納し、カバーをボデーに取付ける構造では、
アンテナを凹部に収納する作業を行った後に、カバーを
ボデーに取付ける作業を行わなければならず、つまり、
アンテナを凹部に収納する作業とカバーをボデーに取付
ける作業とを別々に行わなければならず、作業性に劣る
という問題がある。
【０００４】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、車両用埋込みアンテナを車両
に搭載するに際して、デザイン性や搭載性を向上させる
ことができながらも、作業性を向上させることができる
車両用埋込みアンテナの搭載構造および車両用埋込みア
ンテナの搭載方法を提供することにある。
ものであり、その目的は、車両用埋込みアンテナを車両
に搭載するに際して、デザイン性や搭載性を向上させる
ことができながらも、作業性を向上させることができる
車両用埋込みアンテナの搭載構造および車両用埋込みア
ンテナの搭載方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載した車両
用埋込みアンテナの搭載構造によれば、アンテナを車両
のボデーに形成された凹部に収納したので、アンテナが
ボデーから突出することがなく、デザイン性や搭載性を
向上させることができる。しかも、この場合は、アンテ
ナとカバーとを一体化し、アンテナを凹部に収納すると
共に、カバーを凹部が塞がれる格好でボデーに取付けた
ので、アンテナを凹部に収納する作業を行うと同時に、
カバーをボデーに取付ける作業を行うことができ、作業
性を向上させることができる。
用埋込みアンテナの搭載構造によれば、アンテナを車両
のボデーに形成された凹部に収納したので、アンテナが
ボデーから突出することがなく、デザイン性や搭載性を
向上させることができる。しかも、この場合は、アンテ
ナとカバーとを一体化し、アンテナを凹部に収納すると
共に、カバーを凹部が塞がれる格好でボデーに取付けた
ので、アンテナを凹部に収納する作業を行うと同時に、
カバーをボデーに取付ける作業を行うことができ、作業
性を向上させることができる。
【０００６】請求項２に記載した車両用埋込みアンテナ
の搭載構造によれば、アンテナを樹脂でモールドし、樹
脂を凹部の底面部や側面部との間に隙間を生じないよう
に凹部に収納したので、車両が走行して振動が発生した
場合であっても、アンテナをモールドしてなる樹脂が不
安定な状態になる（ガタが発生する）ことを未然に回避
することができ、製品の信頼性を高めることができる。
の搭載構造によれば、アンテナを樹脂でモールドし、樹
脂を凹部の底面部や側面部との間に隙間を生じないよう
に凹部に収納したので、車両が走行して振動が発生した
場合であっても、アンテナをモールドしてなる樹脂が不
安定な状態になる（ガタが発生する）ことを未然に回避
することができ、製品の信頼性を高めることができる。
【０００７】請求項３に記載した車両用埋込みアンテナ
の搭載構造によれば、カバーをアンテナがモールドされ
てなる樹脂から構成したので、アンテナをモールドする
と同時に、カバーを成型することができ、作業性をより
高めることができる。
の搭載構造によれば、カバーをアンテナがモールドされ
てなる樹脂から構成したので、アンテナをモールドする
と同時に、カバーを成型することができ、作業性をより
高めることができる。
【０００８】請求項４に記載した車両用埋込みアンテナ
の搭載構造によれば、アンテナを複数のアンテナが一体
化されてなる統合アンテナから構成したので、例えば車
載電話機の送受信用のアンテナ、車載電話機のダイバー
シチ受信用のアンテナ、ＧＰＳ（Global Positioning S
ystem）用のアンテナ、ＶＩＣＳ（Vehicle Information
and Communication System）用のアンテナおよびＤＳ
ＲＣ（Dedicated ShortRange Communication）用のアン
テナなどの複数のアンテナが一体化されて搭載される場
合にも、適切に対応することができる。
の搭載構造によれば、アンテナを複数のアンテナが一体
化されてなる統合アンテナから構成したので、例えば車
載電話機の送受信用のアンテナ、車載電話機のダイバー
シチ受信用のアンテナ、ＧＰＳ（Global Positioning S
ystem）用のアンテナ、ＶＩＣＳ（Vehicle Information
and Communication System）用のアンテナおよびＤＳ
ＲＣ（Dedicated ShortRange Communication）用のアン
テナなどの複数のアンテナが一体化されて搭載される場
合にも、適切に対応することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】（第１実施例）以下、本発明の第
１実施例について、図１を参照して説明する。自動車１
（本発明でいう車両）のボデー２には、凹部３が形成さ
れている。この場合、凹部３が形成される箇所は、ルー
フ、トランクおよびボンネットのいずれであっても良
く、車両用埋込みアンテナを搭載するに際して支障のな
い箇所であれば良い。
１実施例について、図１を参照して説明する。自動車１
（本発明でいう車両）のボデー２には、凹部３が形成さ
れている。この場合、凹部３が形成される箇所は、ルー
フ、トランクおよびボンネットのいずれであっても良
く、車両用埋込みアンテナを搭載するに際して支障のな
い箇所であれば良い。
【００１０】凹部３には、複数（図１では３個）のアン
テナ４ａ〜４ｃが一体化されてなる統合アンテナ４をモ
ールドしてなる樹脂５が収納されている。この場合、複
数のアンテナ４ａ〜４ｃは、例えば車載電話機の送受信
用のアンテナ、車載電話機のダイバーシチ受信用のアン
テナ、ＧＰＳ（Global Positioning System）用のアン
テナ、ＶＩＣＳ（Vehicle Information and Communicat
ion System）用のアンテナ、ＤＳＲＣ（Dedicated Shor
t Range Communication）用のアンテナ、ＥＴＣ（Elect
ric Toll Control）用のアンテナ、無線ＬＡＮ（Local
Area Network）用のアンテナ、キーレスエントリ用のア
ンテナ、タイヤ空気圧センサ用のアンテナ、ラジオ用の
アンテナおよびテレビ用のアンテナなどであり、それぞ
れ例えば基板上に形成された導体パターンで構成されて
いる。また、樹脂５は、例えば接着剤、両面テープある
いはボルト（図示せず）などで凹部３の底面部３ａに固
定されており、このとき、樹脂５と凹部３の底面部３ａ
や側面部３ｂとの間には隙間が生じないようになってい
る。
テナ４ａ〜４ｃが一体化されてなる統合アンテナ４をモ
ールドしてなる樹脂５が収納されている。この場合、複
数のアンテナ４ａ〜４ｃは、例えば車載電話機の送受信
用のアンテナ、車載電話機のダイバーシチ受信用のアン
テナ、ＧＰＳ（Global Positioning System）用のアン
テナ、ＶＩＣＳ（Vehicle Information and Communicat
ion System）用のアンテナ、ＤＳＲＣ（Dedicated Shor
t Range Communication）用のアンテナ、ＥＴＣ（Elect
ric Toll Control）用のアンテナ、無線ＬＡＮ（Local
Area Network）用のアンテナ、キーレスエントリ用のア
ンテナ、タイヤ空気圧センサ用のアンテナ、ラジオ用の
アンテナおよびテレビ用のアンテナなどであり、それぞ
れ例えば基板上に形成された導体パターンで構成されて
いる。また、樹脂５は、例えば接着剤、両面テープある
いはボルト（図示せず）などで凹部３の底面部３ａに固
定されており、このとき、樹脂５と凹部３の底面部３ａ
や側面部３ｂとの間には隙間が生じないようになってい
る。
【００１１】樹脂５には、１本の同軸ケーブル６が装着
されている。統合アンテナ４を構成する複数のアンテナ
４ａ〜４ｃの全ては、同軸ケーブル６に接続されてお
り、つまり、給電点を共通化している。そして、同軸ケ
ーブル６は、凹部３の底面部３ａの所定箇所に形成され
た挿通穴７に挿通されて凹部３の外に引出されている。
また、同軸ケーブル６と挿通穴７との間には、同軸ケー
ブル６を保護したり、凹部３内への水分や塵埃の侵入を
防止したりするためのグロメット８が介在されている。
また、凹部３の側面部３ｂには、電波吸収体９が配設さ
れており、電波吸収体９は、例えば接着剤あるいは両面
テープなどで凹部３の側面部３ｂに固定されている。
されている。統合アンテナ４を構成する複数のアンテナ
４ａ〜４ｃの全ては、同軸ケーブル６に接続されてお
り、つまり、給電点を共通化している。そして、同軸ケ
ーブル６は、凹部３の底面部３ａの所定箇所に形成され
た挿通穴７に挿通されて凹部３の外に引出されている。
また、同軸ケーブル６と挿通穴７との間には、同軸ケー
ブル６を保護したり、凹部３内への水分や塵埃の侵入を
防止したりするためのグロメット８が介在されている。
また、凹部３の側面部３ｂには、電波吸収体９が配設さ
れており、電波吸収体９は、例えば接着剤あるいは両面
テープなどで凹部３の側面部３ｂに固定されている。
【００１２】そして、カバー１０が接着剤１１で樹脂５
に固定され、凹部３を塞ぐ格好でボデー２に取付けられ
ている。カバー１０は、非金属性の材料から構成される
もので、その内部には、カバー１０上に付着した水滴を
蒸発させたり、カバー１０上に堆積した雪を溶かしたり
するための電熱線１２が配設されており、電熱線１２
は、詳しくは説明しないが、同軸ケーブル６から直流電
力が供給されるようになっている。尚、この場合、カバ
ー１０が両面テープあるいはボルト（図示せず）などで
樹脂５に固定されていても良い。
に固定され、凹部３を塞ぐ格好でボデー２に取付けられ
ている。カバー１０は、非金属性の材料から構成される
もので、その内部には、カバー１０上に付着した水滴を
蒸発させたり、カバー１０上に堆積した雪を溶かしたり
するための電熱線１２が配設されており、電熱線１２
は、詳しくは説明しないが、同軸ケーブル６から直流電
力が供給されるようになっている。尚、この場合、カバ
ー１０が両面テープあるいはボルト（図示せず）などで
樹脂５に固定されていても良い。
【００１３】次に、車両用埋込みアンテナを搭載する方
法（手順）について説明する。まず、作業者は、ボデー
２に凹部３を形成し、電波吸収体９を接着剤あるいは両
面テープなどで凹部３の側面部３ｂに固定する。次い
で、作業者は、カバー１０を接着剤１１で樹脂５に固定
し、つまり、統合アンテナ４をモールドしてなる樹脂５
とカバー１０とを一体化する。そして、作業者は、樹脂
５とカバー１０とを一体化したことによって、樹脂５を
接着剤、両面テープあるいはボルトなどで凹部３の底面
部３ａに固定し、樹脂５を凹部３に収納すると同時に、
カバー１０を凹部３が塞がれる格好でボデー２に取付け
る。このとき、作業者は、同軸ケーブル６を挿通穴７か
ら凹部３の外に引出し、グロメット８を取付ける。上記
した一連の作業は、複数の作業者により分担されて行わ
れるものであっても良いし、一人の作業者により全てが
行われるものであっても良い。
法（手順）について説明する。まず、作業者は、ボデー
２に凹部３を形成し、電波吸収体９を接着剤あるいは両
面テープなどで凹部３の側面部３ｂに固定する。次い
で、作業者は、カバー１０を接着剤１１で樹脂５に固定
し、つまり、統合アンテナ４をモールドしてなる樹脂５
とカバー１０とを一体化する。そして、作業者は、樹脂
５とカバー１０とを一体化したことによって、樹脂５を
接着剤、両面テープあるいはボルトなどで凹部３の底面
部３ａに固定し、樹脂５を凹部３に収納すると同時に、
カバー１０を凹部３が塞がれる格好でボデー２に取付け
る。このとき、作業者は、同軸ケーブル６を挿通穴７か
ら凹部３の外に引出し、グロメット８を取付ける。上記
した一連の作業は、複数の作業者により分担されて行わ
れるものであっても良いし、一人の作業者により全てが
行われるものであっても良い。
【００１４】以上に説明したように第１実施例によれ
ば、統合アンテナ４（をモールドしてなる樹脂５）をボ
デー２に形成された凹部３に収納したので、統合アンテ
ナ４がボデー２から突出することがなく、デザイン性や
搭載性を向上させることができる。しかも、この場合
は、統合アンテナ４とカバー１０とを一体化し、統合ア
ンテナ４を凹部３に収納すると共に、カバー１０を凹部
３が塞がれる格好でボデー２に取付けたので、統合アン
テナ４を凹部３に収納する作業を行うと同時に、カバー
１０をボデー２に取付ける作業を行うことができ、作業
性を向上させることができる。
ば、統合アンテナ４（をモールドしてなる樹脂５）をボ
デー２に形成された凹部３に収納したので、統合アンテ
ナ４がボデー２から突出することがなく、デザイン性や
搭載性を向上させることができる。しかも、この場合
は、統合アンテナ４とカバー１０とを一体化し、統合ア
ンテナ４を凹部３に収納すると共に、カバー１０を凹部
３が塞がれる格好でボデー２に取付けたので、統合アン
テナ４を凹部３に収納する作業を行うと同時に、カバー
１０をボデー２に取付ける作業を行うことができ、作業
性を向上させることができる。
【００１５】また、統合アンテナ４を樹脂５でモールド
し、樹脂５を凹部３の底面部３ａや側面部３ｂとの間に
隙間を生じないように凹部３に収納したので、自動車１
が走行して振動が発生した場合であっても、統合アンテ
ナ４をモールドしてなる樹脂５が不安定な状態になる
（ガタが発生する）ことを未然に回避することができ、
製品の信頼性を高めることができる。
し、樹脂５を凹部３の底面部３ａや側面部３ｂとの間に
隙間を生じないように凹部３に収納したので、自動車１
が走行して振動が発生した場合であっても、統合アンテ
ナ４をモールドしてなる樹脂５が不安定な状態になる
（ガタが発生する）ことを未然に回避することができ、
製品の信頼性を高めることができる。
【００１６】また、アンテナを複数のアンテナが一体化
されてなる統合アンテナ４から構成したので、このよう
に例えば車載電話機の送受信用のアンテナ、車載電話機
のダイバーシチ受信用のアンテナ、ＧＰＳ用のアンテ
ナ、ＶＩＣＳ用のアンテナおよびＤＳＲＣ用のアンテナ
などの複数のアンテナ４ａ〜４ｃが搭載される場合に
も、適切に対応することができる。
されてなる統合アンテナ４から構成したので、このよう
に例えば車載電話機の送受信用のアンテナ、車載電話機
のダイバーシチ受信用のアンテナ、ＧＰＳ用のアンテ
ナ、ＶＩＣＳ用のアンテナおよびＤＳＲＣ用のアンテナ
などの複数のアンテナ４ａ〜４ｃが搭載される場合に
も、適切に対応することができる。
【００１７】また、凹部３の側面部３ｂに電波吸収体９
を配設したので、ボデー２の悪影響により、統合アンテ
ナ４の性能が劣化することを未然に回避することができ
る。また、カバー１０に電熱線１２を配設したので、カ
バー１０上に付着した水滴を蒸発させたり、カバー１０
上に堆積した雪を溶かしたりすることができ、カバー１
０上に付着した水滴や、カバー１０上に堆積した雪の悪
影響で、統合アンテナ４の性能が劣化することを未然に
回避することができる。
を配設したので、ボデー２の悪影響により、統合アンテ
ナ４の性能が劣化することを未然に回避することができ
る。また、カバー１０に電熱線１２を配設したので、カ
バー１０上に付着した水滴を蒸発させたり、カバー１０
上に堆積した雪を溶かしたりすることができ、カバー１
０上に付着した水滴や、カバー１０上に堆積した雪の悪
影響で、統合アンテナ４の性能が劣化することを未然に
回避することができる。
【００１８】（第２実施例）次に、本発明の第２実施例
について、図２を参照して説明する。尚、上記した第１
実施例と同一部分については説明を省略し、異なる部分
について説明する。上記した第１実施例は、統合アンテ
ナ４をモールドしてなる樹脂５とカバー１０とを接着剤
１１で一体化したものであるが、これに対して、この第
２実施例は、カバー２１を統合アンテナ４がモールドさ
れてなる樹脂２２から構成したものである。
について、図２を参照して説明する。尚、上記した第１
実施例と同一部分については説明を省略し、異なる部分
について説明する。上記した第１実施例は、統合アンテ
ナ４をモールドしてなる樹脂５とカバー１０とを接着剤
１１で一体化したものであるが、これに対して、この第
２実施例は、カバー２１を統合アンテナ４がモールドさ
れてなる樹脂２２から構成したものである。
【００１９】以上に説明したように第２実施例によれ
ば、カバー２１を統合アンテナ４がモールドされてなる
樹脂２２から構成したので、上記した第１実施例に記載
したものと同様にして、統合アンテナ４を凹部３に収納
する作業を行うと同時に、カバー２１をボデー２に取付
ける作業を行うことができ、作業性を向上させることが
できる。特に、この場合は、統合アンテナ４を樹脂２２
でモールドすると同時に、カバー２１を成型することが
でき、作業性をより高めることができる。
ば、カバー２１を統合アンテナ４がモールドされてなる
樹脂２２から構成したので、上記した第１実施例に記載
したものと同様にして、統合アンテナ４を凹部３に収納
する作業を行うと同時に、カバー２１をボデー２に取付
ける作業を行うことができ、作業性を向上させることが
できる。特に、この場合は、統合アンテナ４を樹脂２２
でモールドすると同時に、カバー２１を成型することが
でき、作業性をより高めることができる。
【００２０】（その他の実施例）本発明は、上記した実
施例にのみ限定されるものではなく、以下のように変形
または拡張することができる。アンテナは、複数のアン
テナが一体化されてなる統合アンテナに限らず、１つア
ンテナからなる単独型のアンテナであっても良い。統合
アンテナを構成する複数のアンテナの全てが同一の同軸
ケーブルに接続される構成に限らず、統合アンテナを構
成する複数のアンテナの個々が別々の同軸ケーブルに接
続される構成、つまり、複数のアンテナの個々が互いに
異なる給電点を有する構成であっても良い。
施例にのみ限定されるものではなく、以下のように変形
または拡張することができる。アンテナは、複数のアン
テナが一体化されてなる統合アンテナに限らず、１つア
ンテナからなる単独型のアンテナであっても良い。統合
アンテナを構成する複数のアンテナの全てが同一の同軸
ケーブルに接続される構成に限らず、統合アンテナを構
成する複数のアンテナの個々が別々の同軸ケーブルに接
続される構成、つまり、複数のアンテナの個々が互いに
異なる給電点を有する構成であっても良い。
【００２１】同軸ケーブルが凹部の底面部から外に引出
される構成に限らず、同軸ケーブルが凹部の側面部から
外に引出される構成であっても良い。電波吸収体、電熱
線およびグロメットなどは、それぞれ必要に応じて用意
すれば良い。
される構成に限らず、同軸ケーブルが凹部の側面部から
外に引出される構成であっても良い。電波吸収体、電熱
線およびグロメットなどは、それぞれ必要に応じて用意
すれば良い。
【図１】本発明の第１実施例を示す縦断側面図
【図２】本発明の第２実施例を示す縦断側面図
図面中、１は自動車（車両）、２はボデー、３は凹部、
３ａは底面部、３ｂは側面部、４は統合アンテナ、４ａ
〜４ｃはアンテナ、５は樹脂、１０はカバー、２１はカ
バー、２２は樹脂である。
３ａは底面部、３ｂは側面部、４は統合アンテナ、４ａ
〜４ｃはアンテナ、５は樹脂、１０はカバー、２１はカ
バー、２２は樹脂である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3D020 BA13 BC14 BC18 BD03 BD05
BE04
5J046 AA01 AA04 AA07 AA09 AA10
AA12 AA13 CA03 CA08 RA03
5J047 AA01 AA04 AA07 AA09 AA10
AA12 AA13 EA01 EA05
Claims (5)
- 【請求項１】 車両のボデーに凹部を形成し、アンテナ
を前記凹部に収納すると共に、前記アンテナを覆うため
のカバーを前記凹部が塞がれる格好で前記ボデーに取付
けてなる車両用埋込みアンテナの搭載構造であって、 前記アンテナと前記カバーとを一体化したことを特徴と
する車両用埋込みアンテナの搭載構造。 - 【請求項２】 請求項１に記載した車両用埋込みアンテ
ナの搭載構造において、 前記アンテナを樹脂でモールドし、前記樹脂を前記凹部
の底面部や側面部との間に隙間を生じないように前記凹
部に収納したことを特徴とする車両用埋込みアンテナの
搭載構造。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載した車両用埋込
みアンテナの搭載構造において、 前記カバーを前記アンテナがモールドされてなる樹脂か
ら構成したことを特徴とする車両用埋込みアンテナの搭
載構造。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれかに記載した
車両用埋込みアンテナの搭載構造において、 前記アンテナを複数のアンテナが一体化されてなる統合
アンテナから構成したことを特徴とする車両用埋込みア
ンテナの搭載構造。 - 【請求項５】 車両のボデーに凹部を形成する工程と、 アンテナと前記アンテナを覆うためのカバーとを一体化
する工程と、 前記アンテナを前記凹部に収納すると同時に、前記カバ
ーを前記凹部が塞がれる格好で前記ボデーに取付ける工
程とを行うことを特徴とする車両用埋込みアンテナの搭
載方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002112261A JP2003309410A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 車両用埋込みアンテナの搭載構造および車両用埋込みアンテナの搭載方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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