JP2005051338A - 乗物用アンテナ及びそれを用いた乗物 - Google Patents
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Abstract
【課題】受信感度の低下が生じない車載用アンテナ及びそれを用いた乗物を提供すること。
【解決手段】乗物用アンテナは、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)の一部に凹部3又は開口部14が設けられ、前記凹部3又は前記開口部14がカバー部材(カバー板部9a)で閉成されていると共に、前記カバー部材(カバー板部9a)にアンテナパターン(アンテナ11)が形成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】乗物用アンテナは、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)の一部に凹部3又は開口部14が設けられ、前記凹部3又は前記開口部14がカバー部材(カバー板部9a)で閉成されていると共に、前記カバー部材(カバー板部9a)にアンテナパターン(アンテナ11)が形成されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば自動車等の乗物の外装パネルに取り付けた乗物用アンテナ及びそれを用いた乗物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の乗物用アンテナとしては、金属製車体のパネルに開口部を形成して、電波を透過可能な外装材で前記開口部を閉成する共に、アンテナを前記外装材に近接して車室側に配設した構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−124719号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アンテナが外装材で覆われるため、多少なりともアンテナの受信感度の低下は免れない。
【0005】
そこで、この発明は、受信感度の低下が生じない車載用アンテナ及びそれを用いた乗物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この発明は、乗物の外装パネルの一部に凹部又は開口部が設けられ、前記凹部又は前記開口部が高誘電率の材料から形成されたカバー部材で閉成されていると共に、前記カバー部材にアンテナパターンが形成されている乗物用アンテナとしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1(a)において、1は乗物(移動体)である自動車の車体、2は車体1のルーフパネル(外装パネル)である。このルーフパネル2には図1(b)に示したように上方に開口する凹部3が形成されている。この凹部3は、開口縁部の環状凹部3aと、中央凹部3bを有する。3cは環状凹部3aを形成する環状段部、3dは中央凹部3bの底壁である。
【0009】
この凹部3内にはアンテナユニット4が配設されている。このアンテナユニット4は、凹部3内に配設されたカバーケース5と、このカバーケース5内に配設された電子回路基板6と、電子回路基板6に取り付けられたアンプ回路7を有する。このカバーケース5は、底壁3d上に配設された第1カバー部材8と、この第1カバー部材8を覆う第2カバー部材9を有する。
【0010】
第1カバー部材8は、底壁3dに沿う板部8aと、板部8aの周縁部に上方に向けて一体に設けられた環状壁部8bと、この環状壁部8bの内側に位置させて板部8aに一体に設けた支持壁8cと、板部8aの下面に一体に設けられた筒状の雄ねじ部8dを有する。この様な第1カバー部材8は、絶縁性の樹脂材料から形成され、支持壁8cには電子回路基板6が当接支持されている。
【0011】
そして、筒状の雄ねじ部8dは底壁3dを貫通して下方に突出しており、この雄ねじ部8dには底壁3dの下方に配設したナット10が螺着されている。これにより第1カバー部材8は底壁3dに固定されている。尚、図示は省略したが、アンプ回路7から車室内へのリード線の配線は雄ねじ部8d内の図示しない貫通孔を介して行われる。
【0012】
また、第2カバー部材9は、周縁部が環状段部3a上に当接されられて凹部3の開口部を閉成しているカバー板部9aと、カバー板部9aの下面に一体に形成された環状壁部9bを有する。この第2カバー部材9は、高誘電率で成形可能な樹脂材料から形成されている。尚、カバー板部9aは、凹部3の開口部に嵌合されていると共に、外表面がルーフパネル2の外表面と面一に設けられている。
【0013】
そして、環状壁部9bは、第1カバー部材8の環状壁部8bの外周面に気密に嵌合されていると共に、環状壁部8bに固定されている。この固定は、接着剤で接着することにより行っても良いし、環状壁部8b,9b同士を熱融着することにより行っても良い。
【0014】
また、上述したカバー板部9aには電子回路基板6に当接する軸部9cが一体に形成されている。この電子回路基板6はカバー板部9aに図示しないビス等で一体に固定されている。
【0015】
しかも、カバー板部9a内には金属板製のアンテナ(アンテナプレート)11がアンテナパターンとして埋設され、このアンテナ11と電子回路基板6の電子回路(図示略)とを接続するリード線12が軸部9c内に埋設されている。このアンテナ11及びリード線12は、第2カバー部材9を射出成形する際に、カバー板部9a及び軸部9c内にそれぞれ埋設したものである。
【0016】
この構成によれば、アンテナ11を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、ルーフパネル2に入射する電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ11で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。そして、この受信した信号は、電子回路基板6の信号処理回路(図示せず)で信号処理をされた後、アンプ回路7で増幅され、車内の電子機器に送られる。また、送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。
(変形例)
以上説明した実施例では、ルーフパネル2に凹部3を設けて、この凹部3内にアンテナユニット4を配設した例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0017】
例えば、図2に示したように、ルーフパネル2に環状凹部13及び環状凹部13の底壁13aに開口部14を形成して、この開口部14にアンテナユニット4を配設すると共に、環状凹部13にアンテナユニット4のカバー板部9aの周縁部を嵌合しても良い。
【0018】
この場合、図1(b)に示した筒状の雄ねじ部8d及びナット10は省略される。そして、底壁13aを貫通する雄ねじ(植え込みネジ)15がカバー板部9aの周縁部の数カ所に一体に固定され、この雄ねじ15にナット16が螺着されている。この雄ねじ15は、第2カバー部材9を射出成形する際に、基部をカバー板部9aの周縁部に埋設することにより、カバー板部9aに固定したものである。この雄ねじ15とナット16によりアンテナユニット4はルーフパネル2に固定されている。
【0019】
この変形例でも、上述したのと同様に、アンテナ11を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、ルーフパネル2に入射する電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ11で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。そして、この受信した信号は、電子回路基板6の信号処理回路(図示せず)で信号処理をされた後、アンプ回路7で増幅され、車内の電子機器に送られる。また、送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。
【0020】
【実施例1】
図3〜図5は図1(a),図1(b)のアンテナユニット4の構造及び取付構造をより具体的に示したものであり、図6はアンテナユニット4のみを示したものである。この実施例において、以下に説明する構成以外は図1(b)に示した構成と同じであるので、図1(b)と同じ部分については図1(b)で用いた符号と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0021】
この図3においてアンテナユニット4は、TEL(自動車電話)の送受信用のアンテナ17と、GPS衛星受信用のアンテナ18と、SAT(衛星放送受信システム)用のアンテナ19と、VICS(道路交通情報配信システム)の電波ビーコンに対する送受信用のアンテナ20と、ETC(有料道路自動料金収受システム)用のアンテナ21をアンテナパターンとして有する。これらの複数のアンテナ17〜21も金属板製のアンテナプレートであってカバー板部9a内に埋設されている。
【0022】
また、カバー板部9aには電子回路基板6に当接する軸部9c1〜9c5(図5参照)がアンテナ17〜21に対応して一体に形成されている。しかも、アンテナ17〜21と電子回路基板6の電子回路(図示略)とを接続するリード線12a〜12eが軸部9c1〜9c5内にそれぞれ埋設されている。
【0023】
また、電子回路基板6には、アンテナ17,18のアンプ回路22と、アンテナ19のアンプ回路23と、アンテナ20,21のアンプ回路24が設けられている。
【0024】
しかも、雄ねじ部8dは、アンテナユニット4の長手方向に間隔をおいて一対設けられている。これにより、アンテナユニット4は、一対の雄ねじ部8dとナット10により2カ所で凹部3の底壁3dに固定される。尚、図6において8eは、雄ねじ部8d内の挿通孔である。また、本実施例では、図1(b)の第1カバー部材8の環状壁部8bが省略されて、第2カバー部材9に設けた環状壁部9bの先端が第1カバー部材8の板部8aの周縁部に当接させられている。
【0025】
この環状壁部9bの先端は第1カバー部材8の板部8aの周縁部に接着又は熱融着により固定しても良い。また、第1カバー部材8と第2カバー部材9はネジ等で固定しても良いし、係止爪等で互いに着脱可能に係止させるようにしても良い。
【0026】
この構成においても、アンテナ17〜21を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、ルーフパネル2に入射する周波数帯域の異なる複数の電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ17〜21で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。そして、この受信した信号は、電子回路基板6の信号処理回路(図示せず)で信号処理をされた後、アンプ回路22〜24で増幅され、車内の電子機器(車両用移動電話機、AV機器、ETC装置等)に送られる。また、アンテナ17,21等で送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。
【0027】
【実施例2】
図7〜図9は図2のアンテナユニット4の構造及び取付構造をより具体的に示したものであり、図10はアンテナユニット4のみを示したものである。この実施例においても、以下に説明する構成以外は図2又は実施例1に示した構成と同じであるので、図2又は実施例1と同じ部分については図2又は実施例1で用いた符号と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0028】
この実施例におけるアンテナユニット4は、実施例1の一対の雄ねじ部9d及びナット10を省略した構成としたものであって、他の構成は実施例1の構成と同じである。また、アンテナユニット4のルーフパネル2への取付構造は図2と同じである。
【0029】
以上説明したように、この発明の実施の形態の乗物用アンテナは、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)の一部に凹部3又は開口部14を覆うための高誘電率の材料から形成されたカバー部材(カバー板部9a)と、前記カバー部材(カバー板部9a)に形成されたアンテナパターン(アンテナ11,17〜21)を備えている。
【0030】
この構成によれば、アンテナパターン(アンテナ11、17〜21)を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)に入射する電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナパターン(アンテナ11、17〜21)で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。また、送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。
【0031】
また、この発明の実施の形態の乗物用アンテナは、前記アンテナパターン(アンテナ17〜21)は複数の周波数帯域の電波を受信可能である。この構成によれば、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)に入射する周波数帯域の異なる複数の電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ(17〜21)で受信できる。
【0032】
また、この発明の実施の形態の乗物用アンテナを備える乗物では、前記凹部3又は開口部14が前記カバー部材(カバー板部9)で閉成されている。この構成によれば、アンテナパターン(アンテナ11、17〜21)を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)に入射する電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナパターン(アンテナ11、17〜21)で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。また、送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。更に、前記アンテナパターン(アンテナ17〜21)が複数の周波数帯域の電波を受信可能である場合でも、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)に入射する周波数帯域の異なる複数の電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ(17〜21)で受信できる。
(その他)
以上説明した実施例では、第2カバー部材9の射出成形時にアンテナ(アンテナプレート)11、17〜21をカバー板部9aにインサート成形して埋設するようにしたが、アンテナ11,17〜21)はカバー板部9aの外表面にメッキ加工により形成することもできる。この場合には、アンテナ11,17〜21が外部に露出するので、より効果的に電波の送受信を行うことができる。
【0033】
また、以上説明した実施例では、アンテナユニット4を自動車の車体1のルーフパネル2に取り付けた例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、アンテナユニット4は、自動車の車体1のボンネット、フェンダー、スポイラー等その他の外装パネルに上述したようにして取り付けることもできる。
【0034】
更に、上述した実施例では、乗物として自動車を例に挙げたが、乗物としては二輪車や大型車、軽自動車、船舶、電車等その他の移動体であっても良い。
【0035】
また、ルーフパネル2(外装パネル)とカバー板部9aの外表面が面一に形成されているので、アンテナユニット4が車体1(ルーフパネル2)から突出することがなく、車体の外観の見栄えを損なうことがない。
【0036】
しかも、アンテナユニット4が車体1(ルーフパネル2)から突出することがないので、車体1外の障害物によるアンテナの折損や破損がなくなり、補修が極めて減少する。
【0037】
また、複数のアンテナを外装パネルの外側に配置するよりも、アンテナの取付のための機械部品やケーブルなどを少なくでき、コスト低減できる。しかも、アンテナを取り付けるための工数も低減できる。
【0038】
更に、アンテナの外装カバー(第2カバー部材9)の材料に高誘電率の成形可能な樹脂材料を使用することにより、アンテナ形状を自在に形成できると共に、平面な部分にアンテナパッチプレートのインサート成形やパターンメッキにより簡易にアンテナが形成でき、複数のアンテナを統合できる。
【0039】
しかも、アンテナの外装カバー(第2カバー部材9)の材料に高誘電率の成形可能な樹脂材料を使用することにより、アンテナを平面で形成できるため、アンテナ形状を目立たない形状に形成可能である。
【0040】
また、複数のアンテナを統合することで、安価な乗物用アンテナができる。しかも、アンテナの間近にアンプ回路を配置できるので、微弱信号も効率よくロスせずに受信可能となる。
【0041】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように構成したので、受信感度の低下が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明に係る乗物用アンテナを備える自動車(乗物)の概略斜視図、(b)は(a)のA1−A1線に沿う断面図である。
【図2】乗物用アンテナの他の例を示す断面図である。
【図3】図1の乗物用アンテナの実施例を示す平面図である。
【図4】図3のA2−A2線に沿う断面図である。
【図5】図3のB1−B1線に沿う断面図である。
【図6】図5のアンテナユニットの断面図である。
【図7】図2の乗物用アンテナの実施例を示す平面図である。
【図8】図7のA3−A3線に沿う断面図である。
【図9】図7のB2−B2線に沿う断面図である。
【図10】図9のアンテナユニットの断面図である。
【符号の説明】
1…車体
2…ルーフパネル(乗物の外装パネル)
3…凹部
14…開口部
9a…カバー板部(カバー部材)
11…アンテナ(アンテナパターン)
17…21アンテナ(アンテナパターン)
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば自動車等の乗物の外装パネルに取り付けた乗物用アンテナ及びそれを用いた乗物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の乗物用アンテナとしては、金属製車体のパネルに開口部を形成して、電波を透過可能な外装材で前記開口部を閉成する共に、アンテナを前記外装材に近接して車室側に配設した構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−124719号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アンテナが外装材で覆われるため、多少なりともアンテナの受信感度の低下は免れない。
【0005】
そこで、この発明は、受信感度の低下が生じない車載用アンテナ及びそれを用いた乗物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この発明は、乗物の外装パネルの一部に凹部又は開口部が設けられ、前記凹部又は前記開口部が高誘電率の材料から形成されたカバー部材で閉成されていると共に、前記カバー部材にアンテナパターンが形成されている乗物用アンテナとしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1(a)において、1は乗物(移動体)である自動車の車体、2は車体1のルーフパネル(外装パネル)である。このルーフパネル2には図1(b)に示したように上方に開口する凹部3が形成されている。この凹部3は、開口縁部の環状凹部3aと、中央凹部3bを有する。3cは環状凹部3aを形成する環状段部、3dは中央凹部3bの底壁である。
【0009】
この凹部3内にはアンテナユニット4が配設されている。このアンテナユニット4は、凹部3内に配設されたカバーケース5と、このカバーケース5内に配設された電子回路基板6と、電子回路基板6に取り付けられたアンプ回路7を有する。このカバーケース5は、底壁3d上に配設された第1カバー部材8と、この第1カバー部材8を覆う第2カバー部材9を有する。
【0010】
第1カバー部材8は、底壁3dに沿う板部8aと、板部8aの周縁部に上方に向けて一体に設けられた環状壁部8bと、この環状壁部8bの内側に位置させて板部8aに一体に設けた支持壁8cと、板部8aの下面に一体に設けられた筒状の雄ねじ部8dを有する。この様な第1カバー部材8は、絶縁性の樹脂材料から形成され、支持壁8cには電子回路基板6が当接支持されている。
【0011】
そして、筒状の雄ねじ部8dは底壁3dを貫通して下方に突出しており、この雄ねじ部8dには底壁3dの下方に配設したナット10が螺着されている。これにより第1カバー部材8は底壁3dに固定されている。尚、図示は省略したが、アンプ回路7から車室内へのリード線の配線は雄ねじ部8d内の図示しない貫通孔を介して行われる。
【0012】
また、第2カバー部材9は、周縁部が環状段部3a上に当接されられて凹部3の開口部を閉成しているカバー板部9aと、カバー板部9aの下面に一体に形成された環状壁部9bを有する。この第2カバー部材9は、高誘電率で成形可能な樹脂材料から形成されている。尚、カバー板部9aは、凹部3の開口部に嵌合されていると共に、外表面がルーフパネル2の外表面と面一に設けられている。
【0013】
そして、環状壁部9bは、第1カバー部材8の環状壁部8bの外周面に気密に嵌合されていると共に、環状壁部8bに固定されている。この固定は、接着剤で接着することにより行っても良いし、環状壁部8b,9b同士を熱融着することにより行っても良い。
【0014】
また、上述したカバー板部9aには電子回路基板6に当接する軸部9cが一体に形成されている。この電子回路基板6はカバー板部9aに図示しないビス等で一体に固定されている。
【0015】
しかも、カバー板部9a内には金属板製のアンテナ(アンテナプレート)11がアンテナパターンとして埋設され、このアンテナ11と電子回路基板6の電子回路(図示略)とを接続するリード線12が軸部9c内に埋設されている。このアンテナ11及びリード線12は、第2カバー部材9を射出成形する際に、カバー板部9a及び軸部9c内にそれぞれ埋設したものである。
【0016】
この構成によれば、アンテナ11を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、ルーフパネル2に入射する電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ11で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。そして、この受信した信号は、電子回路基板6の信号処理回路(図示せず)で信号処理をされた後、アンプ回路7で増幅され、車内の電子機器に送られる。また、送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。
(変形例)
以上説明した実施例では、ルーフパネル2に凹部3を設けて、この凹部3内にアンテナユニット4を配設した例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0017】
例えば、図2に示したように、ルーフパネル2に環状凹部13及び環状凹部13の底壁13aに開口部14を形成して、この開口部14にアンテナユニット4を配設すると共に、環状凹部13にアンテナユニット4のカバー板部9aの周縁部を嵌合しても良い。
【0018】
この場合、図1(b)に示した筒状の雄ねじ部8d及びナット10は省略される。そして、底壁13aを貫通する雄ねじ(植え込みネジ)15がカバー板部9aの周縁部の数カ所に一体に固定され、この雄ねじ15にナット16が螺着されている。この雄ねじ15は、第2カバー部材9を射出成形する際に、基部をカバー板部9aの周縁部に埋設することにより、カバー板部9aに固定したものである。この雄ねじ15とナット16によりアンテナユニット4はルーフパネル2に固定されている。
【0019】
この変形例でも、上述したのと同様に、アンテナ11を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、ルーフパネル2に入射する電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ11で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。そして、この受信した信号は、電子回路基板6の信号処理回路(図示せず)で信号処理をされた後、アンプ回路7で増幅され、車内の電子機器に送られる。また、送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。
【0020】
【実施例1】
図3〜図5は図1(a),図1(b)のアンテナユニット4の構造及び取付構造をより具体的に示したものであり、図6はアンテナユニット4のみを示したものである。この実施例において、以下に説明する構成以外は図1(b)に示した構成と同じであるので、図1(b)と同じ部分については図1(b)で用いた符号と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0021】
この図3においてアンテナユニット4は、TEL(自動車電話)の送受信用のアンテナ17と、GPS衛星受信用のアンテナ18と、SAT(衛星放送受信システム)用のアンテナ19と、VICS(道路交通情報配信システム)の電波ビーコンに対する送受信用のアンテナ20と、ETC(有料道路自動料金収受システム)用のアンテナ21をアンテナパターンとして有する。これらの複数のアンテナ17〜21も金属板製のアンテナプレートであってカバー板部9a内に埋設されている。
【0022】
また、カバー板部9aには電子回路基板6に当接する軸部9c1〜9c5(図5参照)がアンテナ17〜21に対応して一体に形成されている。しかも、アンテナ17〜21と電子回路基板6の電子回路(図示略)とを接続するリード線12a〜12eが軸部9c1〜9c5内にそれぞれ埋設されている。
【0023】
また、電子回路基板6には、アンテナ17,18のアンプ回路22と、アンテナ19のアンプ回路23と、アンテナ20,21のアンプ回路24が設けられている。
【0024】
しかも、雄ねじ部8dは、アンテナユニット4の長手方向に間隔をおいて一対設けられている。これにより、アンテナユニット4は、一対の雄ねじ部8dとナット10により2カ所で凹部3の底壁3dに固定される。尚、図6において8eは、雄ねじ部8d内の挿通孔である。また、本実施例では、図1(b)の第1カバー部材8の環状壁部8bが省略されて、第2カバー部材9に設けた環状壁部9bの先端が第1カバー部材8の板部8aの周縁部に当接させられている。
【0025】
この環状壁部9bの先端は第1カバー部材8の板部8aの周縁部に接着又は熱融着により固定しても良い。また、第1カバー部材8と第2カバー部材9はネジ等で固定しても良いし、係止爪等で互いに着脱可能に係止させるようにしても良い。
【0026】
この構成においても、アンテナ17〜21を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、ルーフパネル2に入射する周波数帯域の異なる複数の電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ17〜21で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。そして、この受信した信号は、電子回路基板6の信号処理回路(図示せず)で信号処理をされた後、アンプ回路22〜24で増幅され、車内の電子機器(車両用移動電話機、AV機器、ETC装置等)に送られる。また、アンテナ17,21等で送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。
【0027】
【実施例2】
図7〜図9は図2のアンテナユニット4の構造及び取付構造をより具体的に示したものであり、図10はアンテナユニット4のみを示したものである。この実施例においても、以下に説明する構成以外は図2又は実施例1に示した構成と同じであるので、図2又は実施例1と同じ部分については図2又は実施例1で用いた符号と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0028】
この実施例におけるアンテナユニット4は、実施例1の一対の雄ねじ部9d及びナット10を省略した構成としたものであって、他の構成は実施例1の構成と同じである。また、アンテナユニット4のルーフパネル2への取付構造は図2と同じである。
【0029】
以上説明したように、この発明の実施の形態の乗物用アンテナは、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)の一部に凹部3又は開口部14を覆うための高誘電率の材料から形成されたカバー部材(カバー板部9a)と、前記カバー部材(カバー板部9a)に形成されたアンテナパターン(アンテナ11,17〜21)を備えている。
【0030】
この構成によれば、アンテナパターン(アンテナ11、17〜21)を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)に入射する電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナパターン(アンテナ11、17〜21)で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。また、送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。
【0031】
また、この発明の実施の形態の乗物用アンテナは、前記アンテナパターン(アンテナ17〜21)は複数の周波数帯域の電波を受信可能である。この構成によれば、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)に入射する周波数帯域の異なる複数の電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ(17〜21)で受信できる。
【0032】
また、この発明の実施の形態の乗物用アンテナを備える乗物では、前記凹部3又は開口部14が前記カバー部材(カバー板部9)で閉成されている。この構成によれば、アンテナパターン(アンテナ11、17〜21)を設けた高誘電率のカバー板部9aが露出しているので、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)に入射する電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナパターン(アンテナ11、17〜21)で受信できる。この結果、上述した従来の車載用アンテナの配置に比べて受信感度が低減するのを防止できる。また、送信する場合においても、送信電波の電界強度レベルの低下を回避できる。更に、前記アンテナパターン(アンテナ17〜21)が複数の周波数帯域の電波を受信可能である場合でも、乗物の外装パネル(ルーフパネル2)に入射する周波数帯域の異なる複数の電波を受信レベルが低減することなくカバー板部9aのアンテナ(17〜21)で受信できる。
(その他)
以上説明した実施例では、第2カバー部材9の射出成形時にアンテナ(アンテナプレート)11、17〜21をカバー板部9aにインサート成形して埋設するようにしたが、アンテナ11,17〜21)はカバー板部9aの外表面にメッキ加工により形成することもできる。この場合には、アンテナ11,17〜21が外部に露出するので、より効果的に電波の送受信を行うことができる。
【0033】
また、以上説明した実施例では、アンテナユニット4を自動車の車体1のルーフパネル2に取り付けた例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、アンテナユニット4は、自動車の車体1のボンネット、フェンダー、スポイラー等その他の外装パネルに上述したようにして取り付けることもできる。
【0034】
更に、上述した実施例では、乗物として自動車を例に挙げたが、乗物としては二輪車や大型車、軽自動車、船舶、電車等その他の移動体であっても良い。
【0035】
また、ルーフパネル2(外装パネル)とカバー板部9aの外表面が面一に形成されているので、アンテナユニット4が車体1(ルーフパネル2)から突出することがなく、車体の外観の見栄えを損なうことがない。
【0036】
しかも、アンテナユニット4が車体1(ルーフパネル2)から突出することがないので、車体1外の障害物によるアンテナの折損や破損がなくなり、補修が極めて減少する。
【0037】
また、複数のアンテナを外装パネルの外側に配置するよりも、アンテナの取付のための機械部品やケーブルなどを少なくでき、コスト低減できる。しかも、アンテナを取り付けるための工数も低減できる。
【0038】
更に、アンテナの外装カバー(第2カバー部材9)の材料に高誘電率の成形可能な樹脂材料を使用することにより、アンテナ形状を自在に形成できると共に、平面な部分にアンテナパッチプレートのインサート成形やパターンメッキにより簡易にアンテナが形成でき、複数のアンテナを統合できる。
【0039】
しかも、アンテナの外装カバー(第2カバー部材9)の材料に高誘電率の成形可能な樹脂材料を使用することにより、アンテナを平面で形成できるため、アンテナ形状を目立たない形状に形成可能である。
【0040】
また、複数のアンテナを統合することで、安価な乗物用アンテナができる。しかも、アンテナの間近にアンプ回路を配置できるので、微弱信号も効率よくロスせずに受信可能となる。
【0041】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように構成したので、受信感度の低下が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明に係る乗物用アンテナを備える自動車(乗物)の概略斜視図、(b)は(a)のA1−A1線に沿う断面図である。
【図2】乗物用アンテナの他の例を示す断面図である。
【図3】図1の乗物用アンテナの実施例を示す平面図である。
【図4】図3のA2−A2線に沿う断面図である。
【図5】図3のB1−B1線に沿う断面図である。
【図6】図5のアンテナユニットの断面図である。
【図7】図2の乗物用アンテナの実施例を示す平面図である。
【図8】図7のA3−A3線に沿う断面図である。
【図9】図7のB2−B2線に沿う断面図である。
【図10】図9のアンテナユニットの断面図である。
【符号の説明】
1…車体
2…ルーフパネル(乗物の外装パネル)
3…凹部
14…開口部
9a…カバー板部(カバー部材)
11…アンテナ(アンテナパターン)
17…21アンテナ(アンテナパターン)
Claims (3)
- 乗物の外装パネルの一部に設けた凹部又は開口部を覆うための高誘電率の材料から形成されたカバー部材と、前記カバー部材に形成されたアンテナパターンを備えていることを特徴とする乗物用アンテナ。
- 前記アンテナパターンは複数の周波数帯域の電波を受信可能であることを特徴とする請求項1に記載の乗物用アンテナ。
- 前記凹部又は開口部が前記カバー部材で閉成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用アンテナを備える乗物。
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