JP2003309256A - 放射線検出装置及びその製造方法 - Google Patents
放射線検出装置及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2003309256A JP2003309256A JP2002113413A JP2002113413A JP2003309256A JP 2003309256 A JP2003309256 A JP 2003309256A JP 2002113413 A JP2002113413 A JP 2002113413A JP 2002113413 A JP2002113413 A JP 2002113413A JP 2003309256 A JP2003309256 A JP 2003309256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- switch tft
- film
- conversion element
- photoelectric conversion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005855 radiation Effects 0.000 title claims abstract description 29
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000000059 patterning Methods 0.000 claims abstract description 26
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 19
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 11
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 7
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 4
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 claims description 2
- RHZWSUVWRRXEJF-UHFFFAOYSA-N indium tin Chemical compound [In].[Sn] RHZWSUVWRRXEJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- 229910006404 SnO 2 Inorganic materials 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 25
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 19
- 230000008569 process Effects 0.000 abstract description 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 97
- 239000010408 film Substances 0.000 description 47
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 description 14
- 238000002438 flame photometric detection Methods 0.000 description 14
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 9
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 5
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 4
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 description 4
- 238000005513 bias potential Methods 0.000 description 3
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 3
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 3
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 3
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 238000005268 plasma chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 102100033029 Carbonic anhydrase-related protein 11 Human genes 0.000 description 1
- 102100021735 Galectin-2 Human genes 0.000 description 1
- 101000592773 Halobacterium salinarum (strain ATCC 700922 / JCM 11081 / NRC-1) 50S ribosomal protein L22 Proteins 0.000 description 1
- 101000867841 Homo sapiens Carbonic anhydrase-related protein 11 Proteins 0.000 description 1
- 101001042446 Homo sapiens Galectin-2 Proteins 0.000 description 1
- 101001075218 Homo sapiens Gastrokine-1 Proteins 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000001066 destructive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- -1 for example Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 229910021421 monocrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 1
- 238000002601 radiography Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光電変換素子部の信号成分を向上し、より感
度を向上することが可能な放射線検出装置及びその製造
方法を提供する。 【解決手段】 オーミックコントロール層307上に透
明電極層22を形成することにより、n+膜の機能であ
るホールブロッキング機能と電極機能を、夫々、n+膜
と透明導電層に機能分離する。これにより、n+膜を薄
膜化し、光入射効率を向上させ、光電変換素子の感度を
向上する。更に、透明電極層のパターニング工程をスイ
ッチTFT部の第2の金属層のパターニング/オーミッ
クコンタクト層のパターニングの工程と同一マスクで行
い、マスク枚数を増やさずにFPDを製造する。
度を向上することが可能な放射線検出装置及びその製造
方法を提供する。 【解決手段】 オーミックコントロール層307上に透
明電極層22を形成することにより、n+膜の機能であ
るホールブロッキング機能と電極機能を、夫々、n+膜
と透明導電層に機能分離する。これにより、n+膜を薄
膜化し、光入射効率を向上させ、光電変換素子の感度を
向上する。更に、透明電極層のパターニング工程をスイ
ッチTFT部の第2の金属層のパターニング/オーミッ
クコンタクト層のパターニングの工程と同一マスクで行
い、マスク枚数を増やさずにFPDを製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線、γ線等の放
射線を用いた放射線検出装置及びその製造方法、特に、
医療画像診断装置、非破壊検査装置、放射線を用いた分
析装置等に好適な放射線検出装置及びその製造方法に関
するものである。
射線を用いた放射線検出装置及びその製造方法、特に、
医療画像診断装置、非破壊検査装置、放射線を用いた分
析装置等に好適な放射線検出装置及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、医療画像診断で用いられる撮影方
法は、静止画像を得る一般撮影と動画像を得る透視撮影
に大きく分類される。夫々の撮影方法は必要に応じて、
撮影装置を含めて選択されている。
法は、静止画像を得る一般撮影と動画像を得る透視撮影
に大きく分類される。夫々の撮影方法は必要に応じて、
撮影装置を含めて選択されている。
【0003】一般撮影、即ち、静止画を得る方法は、蛍
光板とフィルムを組み合わせたスクリーンフィルム系
(以下、S/Fと略記)を用い、フィルムを露光、現像
した後、定着させる方法、或いは、放射線画像を輝尽性
蛍光体に潜像として記録した後、輝尽性蛍光体にレーザ
を走査し、出力された光出力情報をセンサで読み取る
(コンピューティッドラジオグラフィ、以下、CRと略
記)方法が一般的である。
光板とフィルムを組み合わせたスクリーンフィルム系
(以下、S/Fと略記)を用い、フィルムを露光、現像
した後、定着させる方法、或いは、放射線画像を輝尽性
蛍光体に潜像として記録した後、輝尽性蛍光体にレーザ
を走査し、出力された光出力情報をセンサで読み取る
(コンピューティッドラジオグラフィ、以下、CRと略
記)方法が一般的である。
【0004】しかしながら、これらの両方法は、放射線
画像を得るためのワークフローが煩雑であるといった欠
点があり、且つ、デジタル化は間接的には可能である
が、即時性に欠け、他の医療画像診断で用いられるC
T、MIR等のデジタル化された環境を考慮すると、整
合性のある十分な状況とは言い難い。
画像を得るためのワークフローが煩雑であるといった欠
点があり、且つ、デジタル化は間接的には可能である
が、即時性に欠け、他の医療画像診断で用いられるC
T、MIR等のデジタル化された環境を考慮すると、整
合性のある十分な状況とは言い難い。
【0005】また、透視撮影、即ち、動画像は電子管を
用いたイメージインテンシファイア(以下、I.Iと略
記)が主に使用されているが、電子管を用いるため装置
が大規模となるばかりか、未だ、視野領域、即ち、検出
面積が小さいため、医療画像診断分野においては大面積
化が切望されている。更に、装置構成上の問題から得ら
れた動画像はクロストークが多く、鮮明な画像への改善
が期待されている。
用いたイメージインテンシファイア(以下、I.Iと略
記)が主に使用されているが、電子管を用いるため装置
が大規模となるばかりか、未だ、視野領域、即ち、検出
面積が小さいため、医療画像診断分野においては大面積
化が切望されている。更に、装置構成上の問題から得ら
れた動画像はクロストークが多く、鮮明な画像への改善
が期待されている。
【0006】一方、液晶TFT技術の進歩、情報インフ
ラの整備が充実した現在では、非単結晶シリコン、例え
ば、非晶質シリコン(以下、a−Siと略記)を用いた
光電変換素子とスイッチTFTにより構成されたセンサ
アレーと、放射線を可視光等に変換する蛍光体とを組み
合わせたフラットパネル検出器(以下、FPDと略記)
が提案され、大面積で、且つ、真のデジタル化の可能性
が出てきている。
ラの整備が充実した現在では、非単結晶シリコン、例え
ば、非晶質シリコン(以下、a−Siと略記)を用いた
光電変換素子とスイッチTFTにより構成されたセンサ
アレーと、放射線を可視光等に変換する蛍光体とを組み
合わせたフラットパネル検出器(以下、FPDと略記)
が提案され、大面積で、且つ、真のデジタル化の可能性
が出てきている。
【0007】このFPDは放射線画像を瞬時に読み取
り、瞬時にディスプレイ上に表示できるものであり、画
像はデジタル情報として直接取り出すことが可能である
ため、データの保管、或いは加工、転送等取り扱いが便
利であるといった特徴がある。また、感度等の諸特性は
撮影条件に依存するが、従来のS/F系撮影法、CR撮
影法に比較して、同等又はそれ以上である事が確認され
ている。
り、瞬時にディスプレイ上に表示できるものであり、画
像はデジタル情報として直接取り出すことが可能である
ため、データの保管、或いは加工、転送等取り扱いが便
利であるといった特徴がある。また、感度等の諸特性は
撮影条件に依存するが、従来のS/F系撮影法、CR撮
影法に比較して、同等又はそれ以上である事が確認され
ている。
【0008】図4はこのFPDの模式的等価回路図を示
す。図中、101は光電変換素子部、102はスイッチ
TFT部、103はスイッチTFT駆動配線、104は
信号線、105はバイアス配線、106は信号処理回
路、107はTFT駆動回路、108はA/D変換部で
ある。
す。図中、101は光電変換素子部、102はスイッチ
TFT部、103はスイッチTFT駆動配線、104は
信号線、105はバイアス配線、106は信号処理回
路、107はTFT駆動回路、108はA/D変換部で
ある。
【0009】X線等の放射線は紙面上部より入射し、不
図示の蛍光体により可視光に変換される。変換光は光電
変換素子部101により電荷に変換され、光電変換素子
部101内に蓄積される。その後、TFT駆動回路10
7の駆動によりスイッチTFT駆動配線103を通して
スイッチTFT部102を動作させる。これにより、光
電変換素子部101の蓄積電荷は信号線104に転送さ
れ、信号処理回路106で処理され、更に、A/D変換
部108でA/D変換され出力される。
図示の蛍光体により可視光に変換される。変換光は光電
変換素子部101により電荷に変換され、光電変換素子
部101内に蓄積される。その後、TFT駆動回路10
7の駆動によりスイッチTFT駆動配線103を通して
スイッチTFT部102を動作させる。これにより、光
電変換素子部101の蓄積電荷は信号線104に転送さ
れ、信号処理回路106で処理され、更に、A/D変換
部108でA/D変換され出力される。
【0010】基本的には、上述の様な素子構成が一般的
であり、特に、光電変換素子としてはPIN型フォトダ
イオード(以下、PIN型PDと略記)、或いは、MI
S型フォトダイオード(以下、MIS型PDと略記)等
の素子が用いられている。このMIS型PDは、本願出
願人が、例えば、特許第3066944号、USP60
75256等で提案しているものである。
であり、特に、光電変換素子としてはPIN型フォトダ
イオード(以下、PIN型PDと略記)、或いは、MI
S型フォトダイオード(以下、MIS型PDと略記)等
の素子が用いられている。このMIS型PDは、本願出
願人が、例えば、特許第3066944号、USP60
75256等で提案しているものである。
【0011】図5は光電変換素子をMIS型PDとした
場合の1画素の模式的平面図を示す。図中101はMI
S型PD部、102はスイッチTFT部である。また、
201はMIS型PD部の下部電極、202はスイッチ
TFT駆動配線、203はスイッチTFTのゲート電
極、204はコンタクトホール、205はセンサバイア
ス配線、206は信号線、207はスイッチTFTのソ
ース・ドレイン電極(以下、SD電極と略記)である。
場合の1画素の模式的平面図を示す。図中101はMI
S型PD部、102はスイッチTFT部である。また、
201はMIS型PD部の下部電極、202はスイッチ
TFT駆動配線、203はスイッチTFTのゲート電
極、204はコンタクトホール、205はセンサバイア
ス配線、206は信号線、207はスイッチTFTのソ
ース・ドレイン電極(以下、SD電極と略記)である。
【0012】図6は図5に示す1画素内の各素子を模式
的に配列した場合の模式的断面図を示す。図中301は
ガラス基板、302はスイッチTFT駆動配線、303
はMIS型PDの下部電極、304はスイッチTFTゲ
ート電極、305はゲート絶縁膜、306は真性a−S
i膜、307はホールブロッキング層、308はバイア
ス配線、309はスイッチTFT SD電極、310は
信号線、320は保護膜、321は有機樹脂層、322
は蛍光体層である。なお、図6におけるMIS型PDの
下部電極303、スイッチTFTゲート電極304、バ
イアス配線308、信号線310は、それぞれ図5にお
けるMIS型PDの下部電極201、スイッチTFTゲ
ート電極203、バイアス配線205、信号線206に
対応する。
的に配列した場合の模式的断面図を示す。図中301は
ガラス基板、302はスイッチTFT駆動配線、303
はMIS型PDの下部電極、304はスイッチTFTゲ
ート電極、305はゲート絶縁膜、306は真性a−S
i膜、307はホールブロッキング層、308はバイア
ス配線、309はスイッチTFT SD電極、310は
信号線、320は保護膜、321は有機樹脂層、322
は蛍光体層である。なお、図6におけるMIS型PDの
下部電極303、スイッチTFTゲート電極304、バ
イアス配線308、信号線310は、それぞれ図5にお
けるMIS型PDの下部電極201、スイッチTFTゲ
ート電極203、バイアス配線205、信号線206に
対応する。
【0013】次に、MIS型PDを用いたFPDの製造
方法を図6、図7(a)〜(e)を用いて説明する。な
お、図7は1画素を示す。また、図7の符号は図5と対
応している。従来のFPDの製造は以下の工程で行う。
方法を図6、図7(a)〜(e)を用いて説明する。な
お、図7は1画素を示す。また、図7の符号は図5と対
応している。従来のFPDの製造は以下の工程で行う。
【0014】(1)まず、ガラス基板301上に第1の
金属層によりスイッチTFT駆動配線202、MIS型
PD下部電極201、スイッチTFTゲート電極203
を形成する。図7(a)はこの場合の模式的平面図を示
す。
金属層によりスイッチTFT駆動配線202、MIS型
PD下部電極201、スイッチTFTゲート電極203
を形成する。図7(a)はこの場合の模式的平面図を示
す。
【0015】(2)次に、ゲート絶縁膜305、真性a
−Si膜306、ホールブロッキング層(オーミックコ
ンタクト層)307を順次積層する(図6参照)。
−Si膜306、ホールブロッキング層(オーミックコ
ンタクト層)307を順次積層する(図6参照)。
【0016】(3)MIS型PD下部電極201とスイ
ッチTFT SD電極207とを接合するためのコンタ
クトホール(接続孔)204を形成する。図7(b)は
この場合の模式的平面図を示す。
ッチTFT SD電極207とを接合するためのコンタ
クトホール(接続孔)204を形成する。図7(b)は
この場合の模式的平面図を示す。
【0017】(4)第2の金属層を積層し、1回目のレ
ジストワークによりバイアス配線205を形成する。こ
の時、後述するスイッチTFT SD電極207及び信
号線206を形成する領域を島状領域210として残
す。図7(c)はこの場合の模式的平面図を示す。
ジストワークによりバイアス配線205を形成する。こ
の時、後述するスイッチTFT SD電極207及び信
号線206を形成する領域を島状領域210として残
す。図7(c)はこの場合の模式的平面図を示す。
【0018】(5)2回目のレジストワークによりスイ
ッチTFT SD電極207、信号線206を形成し、
引き続いて、n+半導体層を除去する。即ち、スイッチ
TFT SD電極間のギャップ部を形成し、同時にMI
S型PD部のn+半導体層を211で示すように電極と
して残す。図7(d)はこの場合の模式的平面図を示
す。
ッチTFT SD電極207、信号線206を形成し、
引き続いて、n+半導体層を除去する。即ち、スイッチ
TFT SD電極間のギャップ部を形成し、同時にMI
S型PD部のn+半導体層を211で示すように電極と
して残す。図7(d)はこの場合の模式的平面図を示
す。
【0019】(6)次に、素子間分離を行う。図7
(e)はこの場合の模式的平面図を示す。
(e)はこの場合の模式的平面図を示す。
【0020】(7)最後に、保護膜302を積層し、配
線引き出し部等必要な領域を除去する。その後、蛍光体
層322を有機樹脂層321等で貼り合わせる。
線引き出し部等必要な領域を除去する。その後、蛍光体
層322を有機樹脂層321等で貼り合わせる。
【0021】上述の様に製造されるFPDは、図5及び
図6からも明らかな様にMIS型PD部とスイッチTF
T部は層構成が同一であるため、製造方法が簡便で、高
歩留り、低価格を実現できる利点がある。しかも、感度
等の諸特性も十分満足できるものと評価されており、現
在、一般撮影に用いられる装置としては、従来のS/F
法及びCR法に代わって、上述のFPDが採用されるに
至っている。
図6からも明らかな様にMIS型PD部とスイッチTF
T部は層構成が同一であるため、製造方法が簡便で、高
歩留り、低価格を実現できる利点がある。しかも、感度
等の諸特性も十分満足できるものと評価されており、現
在、一般撮影に用いられる装置としては、従来のS/F
法及びCR法に代わって、上述のFPDが採用されるに
至っている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のFPDにおいては、大面積で、且つ、完全デジ
タル化を実現でき、漸く、一般撮影に主に使用され始め
ている状況であるが、感度といった点では更なる向上が
期待されている。また、透視撮影を可能とするために
は、より一層の感度向上が必須と考えられている。
な従来のFPDにおいては、大面積で、且つ、完全デジ
タル化を実現でき、漸く、一般撮影に主に使用され始め
ている状況であるが、感度といった点では更なる向上が
期待されている。また、透視撮影を可能とするために
は、より一層の感度向上が必須と考えられている。
【0023】図8はMIS型PDを用いたFPDの1ビ
ットの等価回路を示す。図中C1はMIS型PDの合成
容量、C2は信号線に形成される寄生容量、Vsはセン
サバイアス電位、Vrはセンサリセット電位、SW1は
MIS型PDのVs/Vr切り替えスイッチ、SW2は
スイッチTFTのON/OFF切り替えスイッチ、SW
3は信号線リセットスイッチ、Voutは出力電圧であ
る。
ットの等価回路を示す。図中C1はMIS型PDの合成
容量、C2は信号線に形成される寄生容量、Vsはセン
サバイアス電位、Vrはセンサリセット電位、SW1は
MIS型PDのVs/Vr切り替えスイッチ、SW2は
スイッチTFTのON/OFF切り替えスイッチ、SW
3は信号線リセットスイッチ、Voutは出力電圧であ
る。
【0024】MIS型PDには、バイアス電位として半
導体層が空乏化する様にスイッチSW1により電位Vs
が与えられる。この状態で、蛍光体からの変換光が半導
体層に入射すると、ホールブロッキング層で阻止されて
いた正電荷がa−Si層内に蓄積され、電位差Vtが発
生する。その後、スイッチSW2によりスイッチTFT
のON電圧が印加され、電圧Voutとして出力され
る。出力Voutは不図示の読み出し回路(図4の信号
処理回路106)により読み出され、その後スイッチS
W3により信号線がリセットされる。
導体層が空乏化する様にスイッチSW1により電位Vs
が与えられる。この状態で、蛍光体からの変換光が半導
体層に入射すると、ホールブロッキング層で阻止されて
いた正電荷がa−Si層内に蓄積され、電位差Vtが発
生する。その後、スイッチSW2によりスイッチTFT
のON電圧が印加され、電圧Voutとして出力され
る。出力Voutは不図示の読み出し回路(図4の信号
処理回路106)により読み出され、その後スイッチS
W3により信号線がリセットされる。
【0025】上述の駆動方法に従ってスイッチTFTを
図4の1ライン毎に順次ONする事により、1フレーム
の全読出しを完了する。その後、スイッチSW1により
MIS型PDにリセット電位Vrを与え、リセットを行
う。また、再度、同様にバイアス電位Vsを与え、画像
読み取りの蓄積動作を行う。このようにして放射線を用
いての画像が得られる。
図4の1ライン毎に順次ONする事により、1フレーム
の全読出しを完了する。その後、スイッチSW1により
MIS型PDにリセット電位Vrを与え、リセットを行
う。また、再度、同様にバイアス電位Vsを与え、画像
読み取りの蓄積動作を行う。このようにして放射線を用
いての画像が得られる。
【0026】ここで、MIS型PDの出力Voutの飽
和値は、概ね電位Vtに比例する。電位Vtはバイアス
電圧差Vs−Vrと内部Gain Gの積により決ま
る。内部Gain Gは、Cins/(Cins+Cs
emi)で求められる。出力電圧Voutは概ね電位V
tに対しC1/C2容量比で出力される。
和値は、概ね電位Vtに比例する。電位Vtはバイアス
電圧差Vs−Vrと内部Gain Gの積により決ま
る。内部Gain Gは、Cins/(Cins+Cs
emi)で求められる。出力電圧Voutは概ね電位V
tに対しC1/C2容量比で出力される。
【0027】MIS型PDの感度は、光入射状態での上
述の飽和出力電圧、即ち、信号成分と暗状態での出力電
圧、即ち、ノイズ成分の比で概ね表現できる。信号成分
は、一般的には、(1)PD開口率、(2)PD光入射
効率、言い換えれば真性a−Si膜内に入射する光量、
更に、(3)内部Gainに依存する。一方、ノイズ成
分は以下に示す様々なノイズが確認されている。
述の飽和出力電圧、即ち、信号成分と暗状態での出力電
圧、即ち、ノイズ成分の比で概ね表現できる。信号成分
は、一般的には、(1)PD開口率、(2)PD光入射
効率、言い換えれば真性a−Si膜内に入射する光量、
更に、(3)内部Gainに依存する。一方、ノイズ成
分は以下に示す様々なノイズが確認されている。
【0028】
(1)ショットノイズ センサ開口率の平方根に比例するショットノイ
ズ
(2)KTCノイズ C1容量の平方根に比例するKTCノイズ
(3)信号配線ノイズ 配線抵抗の平方根及びC2容量に比例する配線ノイ
ズ
(4)ICノイズ C2容量に比例するICノイズ
(5)ゲート配線ノイズ 配線抵抗の平方根に比例する配線ノイズ
通常、感度向上を達成するためには、当然のことなが
ら、信号成分を増大させるか、或いは、ノイズ成分を減
少させるか、或いは、同時に達成する必要がある。しか
し、信号成分とノイズ成分は相互に関係しており、前者
を改善した結果、後者に影響を及ぼし、結局、感度改善
には至らない場合が多い。
ら、信号成分を増大させるか、或いは、ノイズ成分を減
少させるか、或いは、同時に達成する必要がある。しか
し、信号成分とノイズ成分は相互に関係しており、前者
を改善した結果、後者に影響を及ぼし、結局、感度改善
には至らない場合が多い。
【0029】例えば、信号成分を改善するために、上述
の(1)PD開口率を向上させる場合、配線幅、或いは
配線間のスペースをシュリンクして実現することが考え
られるが、逆に、微細化に伴い配線抵抗、或いは信号線
の寄生容量が増大し、ノイズ成分が増大する結果とな
る。即ち、信号成分は改善されるが、ノイズ成分は増加
することになり、感度低下を引き起こす場合がある。更
に、微細化により配線ルールが厳しくなるため、歩留り
低下等の生産性を低下させることになる。
の(1)PD開口率を向上させる場合、配線幅、或いは
配線間のスペースをシュリンクして実現することが考え
られるが、逆に、微細化に伴い配線抵抗、或いは信号線
の寄生容量が増大し、ノイズ成分が増大する結果とな
る。即ち、信号成分は改善されるが、ノイズ成分は増加
することになり、感度低下を引き起こす場合がある。更
に、微細化により配線ルールが厳しくなるため、歩留り
低下等の生産性を低下させることになる。
【0030】また、上述の(2)光入射効率において
も、同様に光電変換層であるa−Si膜に接合されてい
るオーミックコンタクト層は、キャリアブロッキング層
としての機能と上部電極としての機能が必要なため、光
吸収を無視できない500Å程度以上の膜厚が必要とな
る。その結果、n+膜での光吸収が感度低下を引き起こ
す。当然、n+膜の薄膜化を実施した場合、逆に、n+膜
の抵抗が大きくなり、PD上部電極として機能しない結
果となる。
も、同様に光電変換層であるa−Si膜に接合されてい
るオーミックコンタクト層は、キャリアブロッキング層
としての機能と上部電極としての機能が必要なため、光
吸収を無視できない500Å程度以上の膜厚が必要とな
る。その結果、n+膜での光吸収が感度低下を引き起こ
す。当然、n+膜の薄膜化を実施した場合、逆に、n+膜
の抵抗が大きくなり、PD上部電極として機能しない結
果となる。
【0031】更に、上述の(3)内部Gainを向上さ
せる場合、a−Si膜も厚膜化、或いは、ゲートSiN
膜の薄膜化を実施する必要がある。しかし、a−Si膜
の厚膜化は、一方でスイッチTFTの転送能力の低下を
引き起こし、その結果、TFTサイズの増大、開口率の
低下となる。また、その応力、異物発生等、生産上の問
題においても限度がある。更に、SiN膜の薄膜化は配
線交差部等での絶縁耐圧を考慮すると同様に限度があ
り、仮に、薄膜化が達成できたとしても寄生容量C2の
増大によりノイズ成分が増加し、目立った感度向上は達
成されない。
せる場合、a−Si膜も厚膜化、或いは、ゲートSiN
膜の薄膜化を実施する必要がある。しかし、a−Si膜
の厚膜化は、一方でスイッチTFTの転送能力の低下を
引き起こし、その結果、TFTサイズの増大、開口率の
低下となる。また、その応力、異物発生等、生産上の問
題においても限度がある。更に、SiN膜の薄膜化は配
線交差部等での絶縁耐圧を考慮すると同様に限度があ
り、仮に、薄膜化が達成できたとしても寄生容量C2の
増大によりノイズ成分が増加し、目立った感度向上は達
成されない。
【0032】一方、ノイズ低減に着目して、ゲート配線
抵抗を低減する場合、ゲート配線の厚膜化、或いは幅広
化が必要であるが、前者は配線交差部での絶縁耐圧の低
下を引き起こし、後者は開口率の低下を引き起こす。ま
た、信号線の配線抵抗を低減する場合、信号線の厚膜
化、或いは幅広化が必要であるが、前者は応力の増大に
より生産設備上限度があるばかりか、加工上の問題から
厚膜化は限度がある。また、後者は上述と同様に開口率
の低下を引き起こす。
抵抗を低減する場合、ゲート配線の厚膜化、或いは幅広
化が必要であるが、前者は配線交差部での絶縁耐圧の低
下を引き起こし、後者は開口率の低下を引き起こす。ま
た、信号線の配線抵抗を低減する場合、信号線の厚膜
化、或いは幅広化が必要であるが、前者は応力の増大に
より生産設備上限度があるばかりか、加工上の問題から
厚膜化は限度がある。また、後者は上述と同様に開口率
の低下を引き起こす。
【0033】以上の説明から明らかなように、現行の構
成では設計において感度を最適化することは可能である
が、感度の向上には限界があった。そのため、より一層
感度を向上するためには、根本的な構成、或いは製造プ
ロセスの改良が必要であった。
成では設計において感度を最適化することは可能である
が、感度の向上には限界があった。そのため、より一層
感度を向上するためには、根本的な構成、或いは製造プ
ロセスの改良が必要であった。
【0034】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、より感度を向上でき、しかも、
使用するマスク枚数を増加せずに容易に製造することが
可能な放射線検出装置及びその製造方法を提供すること
にある。
たもので、その目的は、より感度を向上でき、しかも、
使用するマスク枚数を増加せずに容易に製造することが
可能な放射線検出装置及びその製造方法を提供すること
にある。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、放射線信号を可視光に変換する蛍光体と、
前記可視光を電気信号に変換する光電変換素子と、前記
光電変換素子の信号を読み出すスイッチTFTとを有す
る放射線検出装置において、前記放射線信号変換素子及
びスイッチTFTは、夫々同一部材の第1の電極層、絶
縁層、半導体層、オーミックコンタクト層、第2の電極
層で構成され、且つ、前記オーミックコンタクト層上に
透明電極層が積層されていることを特徴とする。
成するため、放射線信号を可視光に変換する蛍光体と、
前記可視光を電気信号に変換する光電変換素子と、前記
光電変換素子の信号を読み出すスイッチTFTとを有す
る放射線検出装置において、前記放射線信号変換素子及
びスイッチTFTは、夫々同一部材の第1の電極層、絶
縁層、半導体層、オーミックコンタクト層、第2の電極
層で構成され、且つ、前記オーミックコンタクト層上に
透明電極層が積層されていることを特徴とする。
【0036】また、本発明は、放射線信号を可視光に変
換する蛍光体と、前記可視光を電気信号に変換する光電
変換素子と、前記光電変換素子の信号を読み出すスイッ
チTFTとを有する放射線検出装置の製造方法におい
て、(1)絶縁基板上に第1の金属層により前記光電変
換素子の下部電極、前記スイッチTFTのゲート電極及
び駆動配線を形成する工程、(2)絶縁層及び半導体層
を順次積層する工程、(3)オーミックコンタクト層を
積層する工程、(4)第2の金属層を積層する工程、
(5)透明電極層を積層する工程、(6)前記透明電極
層、前記第2の金属層を同一マスクを用いてエッチング
を行うことにより前記透明電極層とスイッチTFTのパ
ターニングを行い、且つ、前記同一マスクを用いて前記
オーミックコンタクト層をエッチングする工程、を含む
ことを特徴とする。
換する蛍光体と、前記可視光を電気信号に変換する光電
変換素子と、前記光電変換素子の信号を読み出すスイッ
チTFTとを有する放射線検出装置の製造方法におい
て、(1)絶縁基板上に第1の金属層により前記光電変
換素子の下部電極、前記スイッチTFTのゲート電極及
び駆動配線を形成する工程、(2)絶縁層及び半導体層
を順次積層する工程、(3)オーミックコンタクト層を
積層する工程、(4)第2の金属層を積層する工程、
(5)透明電極層を積層する工程、(6)前記透明電極
層、前記第2の金属層を同一マスクを用いてエッチング
を行うことにより前記透明電極層とスイッチTFTのパ
ターニングを行い、且つ、前記同一マスクを用いて前記
オーミックコンタクト層をエッチングする工程、を含む
ことを特徴とする。
【0037】本発明においては、オーミックコンタクト
層(n+膜)の機能であるホールブロッキング機能と電
極機能を、夫々、n+層と透明導電層に機能分離させる
ことにより、n+層を薄膜化でき、n+層での光吸収を減
少させて半導体層(a−Si層)に到達する光量を向上
し、より感度を向上することができる。更に、第2の金
属層のパターニング/オーミックコンタクト層のパター
ニング工程と同一マスクを用いて透明電極層、SD層、
n+層をエッチングし、製造工程の簡略化を図ることが
できる。
層(n+膜)の機能であるホールブロッキング機能と電
極機能を、夫々、n+層と透明導電層に機能分離させる
ことにより、n+層を薄膜化でき、n+層での光吸収を減
少させて半導体層(a−Si層)に到達する光量を向上
し、より感度を向上することができる。更に、第2の金
属層のパターニング/オーミックコンタクト層のパター
ニング工程と同一マスクを用いて透明電極層、SD層、
n+層をエッチングし、製造工程の簡略化を図ることが
できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
MIS型PDを用いた放射線検出装置の一実施形態を示
す模式的平面図である。なお、図1では1画素の構成を
示す。また、ここでは放射線としてX線を用いている
が、α線、γ線等を用いることも可能である。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
MIS型PDを用いた放射線検出装置の一実施形態を示
す模式的平面図である。なお、図1では1画素の構成を
示す。また、ここでは放射線としてX線を用いている
が、α線、γ線等を用いることも可能である。
【0039】図1において、101は光電変換素子であ
るMIS型PD部、102はMIS型PD部の信号を読
み出すスイッチTFT部である。また、201はMIS
型PD部の下部電極、202はスイッチTFT駆動配
線、203はスイッチTFT部のゲート電極、204は
コンタクトホール、205はセンサバイアス配線、20
6は信号線、207はスイッチTFT部のソース・ドレ
イン電極(SD電極)、22は透明電極層(ITO)で
ある。
るMIS型PD部、102はMIS型PD部の信号を読
み出すスイッチTFT部である。また、201はMIS
型PD部の下部電極、202はスイッチTFT駆動配
線、203はスイッチTFT部のゲート電極、204は
コンタクトホール、205はセンサバイアス配線、20
6は信号線、207はスイッチTFT部のソース・ドレ
イン電極(SD電極)、22は透明電極層(ITO)で
ある。
【0040】ここで、図1では1画素の構成を示してい
るが、実際には、図4に示すように図1の画素が2次元
に複数配列され、且つ、図4と同様にTFT駆動配線1
03、信号線104、バイアス配線105、信号処理回
路106、TFT駆動回路107、A/D変換部10
8、放射線を可視光に変換する蛍光体等を用いて放射線
検出装置が構成される。なお、図1の画素における1ビ
ットの等価回路は図8と同様である。
るが、実際には、図4に示すように図1の画素が2次元
に複数配列され、且つ、図4と同様にTFT駆動配線1
03、信号線104、バイアス配線105、信号処理回
路106、TFT駆動回路107、A/D変換部10
8、放射線を可視光に変換する蛍光体等を用いて放射線
検出装置が構成される。なお、図1の画素における1ビ
ットの等価回路は図8と同様である。
【0041】X線は不図示の蛍光体により可視光に変換
され、MIS型PD部Sに入射する。入射光はMIS型
PD部101で光電変換され、PD部101内に蓄積さ
れる。その後、スイッチTFT駆動配線202からON
電圧が印加され、スイッチTFT部102をON状態と
することにより信号線206を介して出力電圧が読み出
される。その後、バイアス配線205からリセット電圧
がMIS型PD部に印加され、PD部に蓄積された電荷
をリセットする。
され、MIS型PD部Sに入射する。入射光はMIS型
PD部101で光電変換され、PD部101内に蓄積さ
れる。その後、スイッチTFT駆動配線202からON
電圧が印加され、スイッチTFT部102をON状態と
することにより信号線206を介して出力電圧が読み出
される。その後、バイアス配線205からリセット電圧
がMIS型PD部に印加され、PD部に蓄積された電荷
をリセットする。
【0042】図2は図1の1画素内の各素子を模式的に
配列した場合の模式的断面図を示す。図中301はガラ
ス基板(絶縁基板)、302はスイッチTFT駆動配
線、303はMIS型PD部の下部電極、304はスイ
ッチTFT部のゲート電極、305はゲート絶縁膜、3
06は真性a−Si膜、307はホールブロッキング層
(n+膜)、308はバイアス配線、309はスイッチ
TFT SD電極、310は信号線、320は保護膜、
321は有機樹脂層、322は蛍光体層、22は透明電
極層(ITO)である。
配列した場合の模式的断面図を示す。図中301はガラ
ス基板(絶縁基板)、302はスイッチTFT駆動配
線、303はMIS型PD部の下部電極、304はスイ
ッチTFT部のゲート電極、305はゲート絶縁膜、3
06は真性a−Si膜、307はホールブロッキング層
(n+膜)、308はバイアス配線、309はスイッチ
TFT SD電極、310は信号線、320は保護膜、
321は有機樹脂層、322は蛍光体層、22は透明電
極層(ITO)である。
【0043】なお、図2におけるスイッチTFT駆動配
線302、MIS型PD部下部電極303、スイッチT
FTゲート電極304、バイアス配線308、スイッチ
TFT SD電極309、信号線310は、それぞれ図
1におけるスイッチTFT駆動配線202、MIS型P
D部下部電極201、スイッチTFTゲート電極20
3、バイアス配線205、スイッチTFT SD電極2
07、信号線206に対応する。
線302、MIS型PD部下部電極303、スイッチT
FTゲート電極304、バイアス配線308、スイッチ
TFT SD電極309、信号線310は、それぞれ図
1におけるスイッチTFT駆動配線202、MIS型P
D部下部電極201、スイッチTFTゲート電極20
3、バイアス配線205、スイッチTFT SD電極2
07、信号線206に対応する。
【0044】次に、本実施形態の製造方法を図2、図3
(a)〜(e)を参照して説明する。なお、図3は1画
素を示す。本実施形態では、以下の工程で製造を行う。
(a)〜(e)を参照して説明する。なお、図3は1画
素を示す。本実施形態では、以下の工程で製造を行う。
【0045】(1)まず、ガラス基板301上に第1の
金属層としてAl−Nd薄膜2500Å、Mo薄膜30
0Åの積層膜をスパッター法により成膜する。第1の金
属層としては、Cr、Alの単層配線、又はTi/Al
/Ti等の積層配線を使用できる。
金属層としてAl−Nd薄膜2500Å、Mo薄膜30
0Åの積層膜をスパッター法により成膜する。第1の金
属層としては、Cr、Alの単層配線、又はTi/Al
/Ti等の積層配線を使用できる。
【0046】(2)次いで、フォトリソグラフィー法に
よりレジストパターニング後、ウエットエッチング法を
用い、スイッチTFT駆動配線202、ゲート電極20
3、及びMIS型PD部の下部電極201を形成する。
図3(a)はこの場合の模式的平面図を示す。
よりレジストパターニング後、ウエットエッチング法を
用い、スイッチTFT駆動配線202、ゲート電極20
3、及びMIS型PD部の下部電極201を形成する。
図3(a)はこの場合の模式的平面図を示す。
【0047】(3)絶縁膜としてSiN層、半導体層と
してa−Si膜、オーミックコンタクト層をプラズマC
VD法により夫々2500Å、5000Å、200Å成
膜する。この時、SiN層と半導体層としてa−Si膜
は、良好な界面を得る為連続成膜する必要があるが、オ
ーミックコンタクト層については生産装置の都合上、連
続成膜する場合と一度真空チャンバーから取り出した
後、プラズマCVD法により成膜する方法がある。
してa−Si膜、オーミックコンタクト層をプラズマC
VD法により夫々2500Å、5000Å、200Å成
膜する。この時、SiN層と半導体層としてa−Si膜
は、良好な界面を得る為連続成膜する必要があるが、オ
ーミックコンタクト層については生産装置の都合上、連
続成膜する場合と一度真空チャンバーから取り出した
後、プラズマCVD法により成膜する方法がある。
【0048】(4)フォトリソグラフィー法によりレジ
ストパターニング後、RIE或いはCDE等によるドラ
イエッチング法によりコンタクトホール204を形成す
る。図3(b)はこの場合の模式的平面図を示す。この
時、コンタクトホール(接続孔)204はSiN層、a
−Si層、n+層をエッチングし、テーパー形状に形成
されている。
ストパターニング後、RIE或いはCDE等によるドラ
イエッチング法によりコンタクトホール204を形成す
る。図3(b)はこの場合の模式的平面図を示す。この
時、コンタクトホール(接続孔)204はSiN層、a
−Si層、n+層をエッチングし、テーパー形状に形成
されている。
【0049】(5)第2の金属層として、Mo薄膜50
0Å、Al薄膜1μm、Mo薄膜300Åをスパッター
法により成膜する。
0Å、Al薄膜1μm、Mo薄膜300Åをスパッター
法により成膜する。
【0050】(6)フォトリソグラフィー法によりレジ
ストパターニング後、ウエットエッチング法により第2
の金属層をエッチングし、バイアス配線205をパター
ン形成する。図3(c)はこの場合の模式的平面図を示
す。この時、レジストパターンはスイッチTFT SD
電極及び信号線を形成する領域を夫々のパターンを包括
する島状領域46として残す。
ストパターニング後、ウエットエッチング法により第2
の金属層をエッチングし、バイアス配線205をパター
ン形成する。図3(c)はこの場合の模式的平面図を示
す。この時、レジストパターンはスイッチTFT SD
電極及び信号線を形成する領域を夫々のパターンを包括
する島状領域46として残す。
【0051】(7)MIS型PD部の上部電極として、
透明電極層(ITO)22を400Åスパッター法によ
り成膜する。透明電極層22としては、ZnO又はSn
O2(酸化スズ)等を使用できる。
透明電極層(ITO)22を400Åスパッター法によ
り成膜する。透明電極層22としては、ZnO又はSn
O2(酸化スズ)等を使用できる。
【0052】(8)フォトリソグラフィー法によりレジ
ストパターニング後、ウエットエッチング法により透明
電極層(ITO)22をエッチングする。また、同一レ
ジストパターンでスイッチTFT SD電極207、信
号線206をウエットエッチング法によりエッチングす
る。
ストパターニング後、ウエットエッチング法により透明
電極層(ITO)22をエッチングする。また、同一レ
ジストパターンでスイッチTFT SD電極207、信
号線206をウエットエッチング法によりエッチングす
る。
【0053】更に、同一レジストパターンでRIE或い
はCDE等によるドライエッチング法を用いてオーミッ
クコンタクト層(n+膜)をエッチングする。図3
(d)はこの場合の模式的平面図を示す。この時、レジ
ストパターンは、同時にMIS型PD部の上部電極とな
る領域及びバイアス線を包括する領域を島状領域47と
して残す。
はCDE等によるドライエッチング法を用いてオーミッ
クコンタクト層(n+膜)をエッチングする。図3
(d)はこの場合の模式的平面図を示す。この時、レジ
ストパターンは、同時にMIS型PD部の上部電極とな
る領域及びバイアス線を包括する領域を島状領域47と
して残す。
【0054】(9)フォトリソグラフィー法によりレジ
ストパターニング後、RIE或いはCDE等によるドラ
イエッチング法を用い、SiN絶縁膜、a−Si膜を除
去し、素子間分離を行う。図3(e)はこの場合の模式
的平面図を示す。この時、SN絶縁膜を必ずしも除去す
る必要はなく、a−Si膜のみを除去するだけでも十分
である。
ストパターニング後、RIE或いはCDE等によるドラ
イエッチング法を用い、SiN絶縁膜、a−Si膜を除
去し、素子間分離を行う。図3(e)はこの場合の模式
的平面図を示す。この時、SN絶縁膜を必ずしも除去す
る必要はなく、a−Si膜のみを除去するだけでも十分
である。
【0055】(10)保護膜320として、SiN膜2
500ÅをプラズマCVD法により成膜する。
500ÅをプラズマCVD法により成膜する。
【0056】(11)RIE或いはCDEを用いたフォ
トリソグラフィー法により配線引き出し部等を露出させ
る。その後、蛍光体層322を有機樹脂層321等の接
着剤等で貼り合わせる。以上により、本実施形態のFP
Dが完成する。
トリソグラフィー法により配線引き出し部等を露出させ
る。その後、蛍光体層322を有機樹脂層321等の接
着剤等で貼り合わせる。以上により、本実施形態のFP
Dが完成する。
【0057】ここで、本実施形態では、オーミックコン
タクト層上に透明電極層22を形成しているので、オー
ミックコンタクト層の機能であるホールブロッキング機
能と電極機能を、夫々、n+膜と透明導電層22に機能
分離することができる。そのため、n+膜を薄膜化する
ことができ、オーミックコンタクト層での光吸収を低減
でき、信号成分の向上、即ち、感度の向上を実現するこ
とができる。
タクト層上に透明電極層22を形成しているので、オー
ミックコンタクト層の機能であるホールブロッキング機
能と電極機能を、夫々、n+膜と透明導電層22に機能
分離することができる。そのため、n+膜を薄膜化する
ことができ、オーミックコンタクト層での光吸収を低減
でき、信号成分の向上、即ち、感度の向上を実現するこ
とができる。
【0058】また、従来のFPDの製造方法において
は、図7の説明から分かるようにマスクが6枚使用され
ている。即ち、(1)第1の金属層のパターニング、
(2)コンタクトホールのパターニング、(3)第2の
金属層のパターニング、(4)スイッチTFT部の第2
の金属層のパターニング/オーミックコンタクト層のパ
ターニング、(5)素子間分離のパターニング、(6)
保護層のパターニングである。
は、図7の説明から分かるようにマスクが6枚使用され
ている。即ち、(1)第1の金属層のパターニング、
(2)コンタクトホールのパターニング、(3)第2の
金属層のパターニング、(4)スイッチTFT部の第2
の金属層のパターニング/オーミックコンタクト層のパ
ターニング、(5)素子間分離のパターニング、(6)
保護層のパターニングである。
【0059】本実施形態では、透明電極層22を形成し
ているが、透明電極層22のパターニング工程をスイッ
チTFT部の第2の金属層パターニング/オーミックコ
ンタクト層のパターニングの工程と同一としているの
で、透明電極層22を成膜してもマスク枚数を増やさず
にFPDを製造することができる。
ているが、透明電極層22のパターニング工程をスイッ
チTFT部の第2の金属層パターニング/オーミックコ
ンタクト層のパターニングの工程と同一としているの
で、透明電極層22を成膜してもマスク枚数を増やさず
にFPDを製造することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ーミックコンタクト層上に透明電極層を形成することに
より、オーミックコンタクト層の機能であるホールブロ
ッキング機能と電極機能を、夫々、n+膜と透明導電膜
に機能分離することができ、n+膜を薄膜化できる。そ
のため、光電変換素子の光入射効率を向上でき、より一
層感度を向上することができる。更に、透明電極層を成
膜しても、そのパターニング工程をスイッチTFT部の
第2の金属層のパターニング/オーミックコンタクト層
のパターニングの工程と同一とすることにより、マスク
枚数が増加することなく、FPDを製造することができ
る。
ーミックコンタクト層上に透明電極層を形成することに
より、オーミックコンタクト層の機能であるホールブロ
ッキング機能と電極機能を、夫々、n+膜と透明導電膜
に機能分離することができ、n+膜を薄膜化できる。そ
のため、光電変換素子の光入射効率を向上でき、より一
層感度を向上することができる。更に、透明電極層を成
膜しても、そのパターニング工程をスイッチTFT部の
第2の金属層のパターニング/オーミックコンタクト層
のパターニングの工程と同一とすることにより、マスク
枚数が増加することなく、FPDを製造することができ
る。
【図1】本発明の放射線検出装置の一実施形態を示す模
式的平面図である。
式的平面図である。
【図2】図1の1画素内の各素子を模式的に配列した場
合の模式的断面図である。
合の模式的断面図である。
【図3】図1の放射線検出装置の製造方法を説明する図
である。
である。
【図4】従来例のFPDを示す模式的等価回路図であ
る。
る。
【図5】従来のMIS型PDを用いた場合の1画素の模
式的平面図である。
式的平面図である。
【図6】図5の1画素内の各素子を模式的に配列した場
合の模式的断面図である。
合の模式的断面図である。
【図7】従来のFPDの製造方法を説明する図である。
【図8】従来のMIS型PDの1ビットの等価回路図で
ある。
ある。
22 透明電極層
46 スイッチTFT SD電極と信号線の領域
47 バイアス配線とMIS型PD部の上部電極の領域
101 光電変換素子部
102 スイッチTFT部
103 スイッチTFT駆動配線
104 信号線
105 バイアス配線
106 信号処理回路
107 TFT駆動回路
108 A/D変換部
201、303 MIS型PD下部電極
202、302 スイッチTFT駆動配線
203、304 スイッチTFTゲート電極
204 コンタクトホール
205、308 バイアス配線
206、310 信号線
207、309 スイッチTFT SD電極
301 ガラス基板
305 ゲート絶縁膜
306 真性a−Si膜
307 ホールブロッキング層
320 保護膜
321 有機樹脂層
322 蛍光体層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01L 31/09 H01L 31/00 A 5F110
31/10 31/10 H
H04N 5/32 A
5/335 27/14 C
29/78 613Z
Fターム(参考) 2G088 EE01 FF02 GG19 GG20 JJ05
JJ32 JJ37 LL11 LL15
4M118 AA01 AB01 BA05 CA07 CA11
CB06 CB11 FB03 FB09 FB13
FB16 FB19 GA10 HA26
5C024 AX12 AX16 CY47 GX03 GX09
HX23
5F049 MA01 MB05 NA01 NB05 PA20
QA20 RA02 RA08 SE04 SS01
UA14 WA07
5F088 AA01 AB05 BA01 BB03 CB20
DA01 EA04 EA08 FA04 GA02
HA15 KA03 KA08 LA08
5F110 AA16 BB10 CC07 DD02 EE03
EE04 EE06 EE15 EE44 FF03
FF30 GG02 GG15 GG24 GG35
GG45 HK03 HK04 HK07 HK09
HK16 HK22 HK33 HK35 HL03
HL04 HL07 HL12 HL14 HL23
NN02 NN04 NN24 NN35 NN71
QQ09 QQ16
Claims (3)
- 【請求項1】 放射線信号を可視光に変換する蛍光体
と、前記可視光を電気信号に変換する光電変換素子と、
前記光電変換素子の信号を読み出すスイッチTFTとを
有する放射線検出装置において、前記放射線信号変換素
子及びスイッチTFTは、夫々同一部材の第1の電極
層、絶縁層、半導体層、オーミックコンタクト層、第2
の電極層で構成され、且つ、前記オーミックコンタクト
層上に透明電極層が積層されていることを特徴とする放
射線検出装置。 - 【請求項2】 前記透明電極層は、ITO(Indium Tin
Oxide)、ZnO、又はSnO2(酸化スズ)であること
を特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。 - 【請求項3】 放射線信号を可視光に変換する蛍光体
と、前記可視光を電気信号に変換する光電変換素子と、
前記光電変換素子の信号を読み出すスイッチTFTとを
有する放射線検出装置の製造方法において、 (1)絶縁基板上に第1の金属層により前記光電変換素
子の下部電極、前記スイッチTFTのゲート電極及び駆
動配線を形成する工程、 (2)絶縁層及び半導体層を順次積層する工程、 (3)オーミックコンタクト層を積層する工程、 (4)第2の金属層を積層する工程、 (5)透明電極層を積層する工程、 (6)前記透明電極層、前記第2の金属層を同一マスク
を用いてエッチングを行うことにより前記透明電極層と
スイッチTFTのパターニングを行い、且つ、前記同一
マスクを用いて前記オーミックコンタクト層をエッチン
グする工程、を含むことを特徴とする放射線検出装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002113413A JP2003309256A (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 放射線検出装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002113413A JP2003309256A (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 放射線検出装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003309256A true JP2003309256A (ja) | 2003-10-31 |
Family
ID=29395606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002113413A Pending JP2003309256A (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 放射線検出装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003309256A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018192185A1 (en) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | Boe Technology Group Co., Ltd. | An x-ray detector substrate based on photodiodes with a radial pin junction structure |
-
2002
- 2002-04-16 JP JP2002113413A patent/JP2003309256A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018192185A1 (en) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | Boe Technology Group Co., Ltd. | An x-ray detector substrate based on photodiodes with a radial pin junction structure |
US10784305B2 (en) | 2017-04-18 | 2020-09-22 | Boe Technology Group Co., Ltd. | X-ray detector substrate based on photodiodes with a radial pin junction structure |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7521684B2 (en) | Radiation detecting apparatus, manufacturing method therefor, and radiation image pickup system | |
EP2168370B1 (en) | Radiation detecting apparatus and radiation imaging system | |
JP5043373B2 (ja) | 変換装置、放射線検出装置、及び放射線検出システム | |
JP2010056570A (ja) | 放射線検出装置及びその駆動方法、並びに光電変換装置 | |
US7468531B2 (en) | Imaging apparatus and radiation imaging apparatus | |
EP2081230B1 (en) | Photodetecting device, radiation detecting device, and radiation imaging system | |
KR20050103291A (ko) | 고체촬상장치 및 방사선촬상장치 | |
US20060033033A1 (en) | Radiation detection apparatus and system | |
JP2005326403A (ja) | 変換装置 | |
US7282719B2 (en) | Image pickup apparatus and radiation image pickup apparatus | |
JP2005129892A (ja) | 撮像装置及びその製造方法、放射線撮像装置、放射線撮像システム | |
JP4500488B2 (ja) | 放射線検出装置及びその駆動方法、光電変換装置 | |
JP2003258226A (ja) | 放射線検出装置及びその製造方法 | |
JP2004015000A (ja) | 放射線検出装置及び放射線撮像システム | |
JP4054612B2 (ja) | 放射線撮像装置 | |
JP4018461B2 (ja) | 放射線検出装置及びその製造方法並びに放射線撮像システム | |
JP2003309256A (ja) | 放射線検出装置及びその製造方法 | |
JP2003258227A (ja) | 放射線検出装置及びその製造方法 | |
JP2003333427A (ja) | 放射線検出装置及びその駆動方法 | |
JP2007165737A (ja) | 固体撮像装置 | |
JP2004165561A (ja) | 光電変換装置 | |
JP2007057535A (ja) | 変換装置およびx線検出システム | |
JP2002289824A (ja) | 光検出装置、放射線検出装置および放射線撮像システム | |
JP2006128645A (ja) | 撮像装置、放射線撮像装置、及び放射線撮像システム | |
JP2003347534A (ja) | 放射線検出装置及びその製造方法 |