JP2003307547A - スキャンテスト回路およびスキャンテスト方法 - Google Patents
スキャンテスト回路およびスキャンテスト方法Info
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- JP2003307547A JP2003307547A JP2002112188A JP2002112188A JP2003307547A JP 2003307547 A JP2003307547 A JP 2003307547A JP 2002112188 A JP2002112188 A JP 2002112188A JP 2002112188 A JP2002112188 A JP 2002112188A JP 2003307547 A JP2003307547 A JP 2003307547A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】LSIのスキャンテストにおいてI/Oモジュ
ールの信号方向の切り換えによる信号の衝突を回避す
る。 【解決手段】スキャンモード選択手段と、スキャンテス
ト対象回路と接続される少なくとも1組のI/Oモジュ
ールと、スキャンIO制御信号手段とを備え、スキャン
モード選択時は、スキャンIO制御信号に応じて前記1
組のI/Oモジュールのうちいずれか一方を出力端子と
し他方を入力端子とし、スキャン動作時は、入力端子と
されたI/Oモジュールとスキャン対象回路のスキャン
入力とを接続し、出力端子とされたI/Oモジュールと
スキャン対象回路のスキャン出力とを接続し、キャプチ
ャ動作時は、入力端子とされたI/Oモジュールとスキ
ャン対象回路の通常動作時のデータ入力とを接続し、出
力端子とされたI/Oモジュールとスキャン対象回路の
通常動作時のデータ出力とを接続する。
ールの信号方向の切り換えによる信号の衝突を回避す
る。 【解決手段】スキャンモード選択手段と、スキャンテス
ト対象回路と接続される少なくとも1組のI/Oモジュ
ールと、スキャンIO制御信号手段とを備え、スキャン
モード選択時は、スキャンIO制御信号に応じて前記1
組のI/Oモジュールのうちいずれか一方を出力端子と
し他方を入力端子とし、スキャン動作時は、入力端子と
されたI/Oモジュールとスキャン対象回路のスキャン
入力とを接続し、出力端子とされたI/Oモジュールと
スキャン対象回路のスキャン出力とを接続し、キャプチ
ャ動作時は、入力端子とされたI/Oモジュールとスキ
ャン対象回路の通常動作時のデータ入力とを接続し、出
力端子とされたI/Oモジュールとスキャン対象回路の
通常動作時のデータ出力とを接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大規模半導体集積回
路(LSI)のスキャンテストを行うためのスキャンテ
スト回路およびスキャンテスト方法に関するものであ
る。
路(LSI)のスキャンテストを行うためのスキャンテ
スト回路およびスキャンテスト方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ますます大規模かつ複雑化するL
SIを効率よくテストすることはLSI産業における重
要な課題である。特に、LSIの機能テストにおいて
は、高いテストカバー率が得られるテスト手法としてス
キャンテストが広く採用されている。
SIを効率よくテストすることはLSI産業における重
要な課題である。特に、LSIの機能テストにおいて
は、高いテストカバー率が得られるテスト手法としてス
キャンテストが広く採用されている。
【0003】スキャンテストにおいて、LSI内部のす
べてのフリップフロップはスキャンイン時およびスキャ
ンアウト時にはシフトレジスタ形式のスキャンチェーン
に構成され、スキャンイン動作でスキャンチェーンによ
り各フリップフロップにテストデータを与え、キャプチ
ャ動作で外部入力端子にテストデータを与えて通常時の
回路動作を実行させ外部出力端子を観測し、スキャンア
ウト動作でスキャンチェーンによりフリップフロップに
得られたデータを観測する。
べてのフリップフロップはスキャンイン時およびスキャ
ンアウト時にはシフトレジスタ形式のスキャンチェーン
に構成され、スキャンイン動作でスキャンチェーンによ
り各フリップフロップにテストデータを与え、キャプチ
ャ動作で外部入力端子にテストデータを与えて通常時の
回路動作を実行させ外部出力端子を観測し、スキャンア
ウト動作でスキャンチェーンによりフリップフロップに
得られたデータを観測する。
【0004】図2は、このようなスキャンテストを行う
ためにLSIに付加される従来のスキャンテスト回路を
示すブロック図である。図2において、201はI/O
モジュール、202はスキャンテスト対象回路、213
はセレクタ、214はOR回路であり、I/Oモジュー
ル201は入力バッファ211と出力バッファ212で
構成される。
ためにLSIに付加される従来のスキャンテスト回路を
示すブロック図である。図2において、201はI/O
モジュール、202はスキャンテスト対象回路、213
はセレクタ、214はOR回路であり、I/Oモジュー
ル201は入力バッファ211と出力バッファ212で
構成される。
【0005】セレクタ213は、スキャンイネーブル信
号に応じて、通常時はスキャンテスト対象回路の通常出
力DOを選択し、スキャンアウト時はスキャンテスト対
象回路のスキャン出力SOを選択する。OR回路214
は、通常制御出力COまたはスキャンテスト時のスキャ
ンイネーブル信号により、出力バッファ212に転送制
御信号を供給し、セレクタ213の出力を外部に出力さ
せる。
号に応じて、通常時はスキャンテスト対象回路の通常出
力DOを選択し、スキャンアウト時はスキャンテスト対
象回路のスキャン出力SOを選択する。OR回路214
は、通常制御出力COまたはスキャンテスト時のスキャ
ンイネーブル信号により、出力バッファ212に転送制
御信号を供給し、セレクタ213の出力を外部に出力さ
せる。
【0006】スキャンイン動作では、入力バッファ21
1からスキャンテスト対象回路202のスキャン入力S
Iにテストデータを入力し、キャプチャ動作では、セレ
クタ213で選択した通常出力DOを制御出力COによ
り出力バッファ212から外部に出力させ、スキャンア
ウト動作では、セレクタ213で選択したスキャンテス
ト対象回路のスキャン出力SOを出力バッファ212か
ら外部に出力させる。
1からスキャンテスト対象回路202のスキャン入力S
Iにテストデータを入力し、キャプチャ動作では、セレ
クタ213で選択した通常出力DOを制御出力COによ
り出力バッファ212から外部に出力させ、スキャンア
ウト動作では、セレクタ213で選択したスキャンテス
ト対象回路のスキャン出力SOを出力バッファ212か
ら外部に出力させる。
【0007】このようにして、スキャンイン動作でスキ
ャンテスト対象回路を任意の状態に設定し、スキャンア
ウト動作でスキャンテスト対象回路の状態を確認するこ
とができるため、LSIの機能テストを効率よく行うこ
とができ、高いテストカバー率が得られる。
ャンテスト対象回路を任意の状態に設定し、スキャンア
ウト動作でスキャンテスト対象回路の状態を確認するこ
とができるため、LSIの機能テストを効率よく行うこ
とができ、高いテストカバー率が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、図2に示したように、スキャンイネーブル信
号によりI/Oモジュールを制御する構成になってお
り、スキャンイン動作でテストデータを入力していた端
子がキャプチャ動作時に通常動作時の信号を出力するこ
とがある。
技術では、図2に示したように、スキャンイネーブル信
号によりI/Oモジュールを制御する構成になってお
り、スキャンイン動作でテストデータを入力していた端
子がキャプチャ動作時に通常動作時の信号を出力するこ
とがある。
【0009】このときに、スキャンイネーブル信号、ス
キャンクロック信号の引き回しやドライブ能力不足によ
り、信号切り換えのタイミングに時間差が生じ、通常時
の出力信号とテストデータの入力でバス衝突が生じてし
まうことがあった。
キャンクロック信号の引き回しやドライブ能力不足によ
り、信号切り換えのタイミングに時間差が生じ、通常時
の出力信号とテストデータの入力でバス衝突が生じてし
まうことがあった。
【0010】この事態を回避するために、I/Oモジュ
ールの入出力の方向を変えないように構成してスキャン
テストを行うこともできる。しかしながら、この構成で
は、スキャン入力端子が通常時に出力する信号をモニタ
することができないため、すべての故障を検出すること
が困難になる。
ールの入出力の方向を変えないように構成してスキャン
テストを行うこともできる。しかしながら、この構成で
は、スキャン入力端子が通常時に出力する信号をモニタ
することができないため、すべての故障を検出すること
が困難になる。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、LSIのスキャンテストにおいて、I/Oモジュー
ルにおける信号方向の切り換えタイミングの制約を回避
することができるスキャンテスト回路およびスキャンテ
スト方法を提供することも目的とする。
で、LSIのスキャンテストにおいて、I/Oモジュー
ルにおける信号方向の切り換えタイミングの制約を回避
することができるスキャンテスト回路およびスキャンテ
スト方法を提供することも目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係るスキャンテスト回路は、半
導体集積回路のスキャンテストを行うためのスキャンテ
スト回路において、通常動作をする通常モードまたはス
キャンテストを実施するスキャンモードを選択する手段
と、スキャンテスト対象回路と接続される少なくとも1
組のI/Oモジュールと、スキャンIO制御信号を与え
る手段とを具備し、スキャンモード選択時は、スキャン
IO制御信号に応じて、前記1組のI/Oモジュールの
うちいずれか一方を出力端子とし他方を入力端子とする
ものである。
に、本発明の請求項1に係るスキャンテスト回路は、半
導体集積回路のスキャンテストを行うためのスキャンテ
スト回路において、通常動作をする通常モードまたはス
キャンテストを実施するスキャンモードを選択する手段
と、スキャンテスト対象回路と接続される少なくとも1
組のI/Oモジュールと、スキャンIO制御信号を与え
る手段とを具備し、スキャンモード選択時は、スキャン
IO制御信号に応じて、前記1組のI/Oモジュールの
うちいずれか一方を出力端子とし他方を入力端子とする
ものである。
【0013】上記構成によれば、スキャンモード選択時
に、スキャンIO制御信号に従って、最初のフェーズで
は、前記1組のI/Oモジュールのうちいずれか一方を
出力端子とし他方を入力端子とし、次のフェーズでは、
スキャンIO制御信号を反転させて前記1組のI/Oモ
ジュールの出力端子と入力端子の役割を交代するように
制御することにより、各フェーズ内では出力端子と入力
端子を切り換えずにすむため、I/Oモジュールにおけ
る信号方向の切り換えタイミングの制約を回避すること
ができる。
に、スキャンIO制御信号に従って、最初のフェーズで
は、前記1組のI/Oモジュールのうちいずれか一方を
出力端子とし他方を入力端子とし、次のフェーズでは、
スキャンIO制御信号を反転させて前記1組のI/Oモ
ジュールの出力端子と入力端子の役割を交代するように
制御することにより、各フェーズ内では出力端子と入力
端子を切り換えずにすむため、I/Oモジュールにおけ
る信号方向の切り換えタイミングの制約を回避すること
ができる。
【0014】本発明の請求項2に係るスキャンテスト回
路は、請求項1記載のスキャンテスト回路において、ス
キャンテストにおけるスキャン動作時は、前記1組のI
/Oモジュールのうち入力端子とされたI/Oモジュー
ルとスキャン対象回路のスキャン入力とを接続し、出力
端子とされたI/Oモジュールとスキャン対象回路のス
キャン出力とを接続するように制御するものである。
路は、請求項1記載のスキャンテスト回路において、ス
キャンテストにおけるスキャン動作時は、前記1組のI
/Oモジュールのうち入力端子とされたI/Oモジュー
ルとスキャン対象回路のスキャン入力とを接続し、出力
端子とされたI/Oモジュールとスキャン対象回路のス
キャン出力とを接続するように制御するものである。
【0015】上記構成によれば、スキャン動作時は、ス
キャンIO制御信号に応じて、入力端子とされたI/O
モジュールからスキャン入力を行い、出力端子とされた
I/Oモジュールからスキャン出力することができるた
め、スキャンIO制御信号に応じたI/Oモジュールに
おける信号方向の切り換えに拘らず、スキャン動作を行
うことができる。
キャンIO制御信号に応じて、入力端子とされたI/O
モジュールからスキャン入力を行い、出力端子とされた
I/Oモジュールからスキャン出力することができるた
め、スキャンIO制御信号に応じたI/Oモジュールに
おける信号方向の切り換えに拘らず、スキャン動作を行
うことができる。
【0016】本発明の請求項3に係るスキャンテスト回
路は、請求項1または2記載のスキャンテスト回路にお
いて、スキャンテストにおけるキャプチャ動作時は、前
記1組のI/Oモジュールのうち入力端子とされたI/
Oモジュールとスキャン対象回路の通常動作時のデータ
入力とを接続し、出力端子とされたI/Oモジュールと
スキャン対象回路の通常動作時のデータ出力とを接続す
るように制御するものである。
路は、請求項1または2記載のスキャンテスト回路にお
いて、スキャンテストにおけるキャプチャ動作時は、前
記1組のI/Oモジュールのうち入力端子とされたI/
Oモジュールとスキャン対象回路の通常動作時のデータ
入力とを接続し、出力端子とされたI/Oモジュールと
スキャン対象回路の通常動作時のデータ出力とを接続す
るように制御するものである。
【0017】上記構成によれば、スキャン動作時とキャ
プチャ動作時のI/Oモジュールの出力端子と入力端子
の役割が同一であるため、動作切り換え時にI/Oモジ
ュールにおける信号方向の切り換えが生じないため、I
/Oモジュールにおける信号方向の切り換えタイミング
の制約を回避することができる。
プチャ動作時のI/Oモジュールの出力端子と入力端子
の役割が同一であるため、動作切り換え時にI/Oモジ
ュールにおける信号方向の切り換えが生じないため、I
/Oモジュールにおける信号方向の切り換えタイミング
の制約を回避することができる。
【0018】本発明の請求項4に係るスキャンテスト方
法は、半導体集積回路のスキャンテストを行うためのス
キャンテスト方法において、最初のスキャンテスト工程
で、スキャンデータを第1のI/Oモジュールから入力
し、スキャン出力を第2のI/Oモジュールから出力
し、キャプチャ動作における通常動作時のデータ出力を
前記第2のI/Oモジュールから出力し、次のスキャン
テスト工程で、スキャンデータを前記第2のI/Oモジ
ュールから入力し、スキャン出力を前記第1のI/Oモ
ジュールから出力し、前記キャプチャ動作における通常
動作時のデータ出力を前記第1のI/Oモジュールから
出力するものである。
法は、半導体集積回路のスキャンテストを行うためのス
キャンテスト方法において、最初のスキャンテスト工程
で、スキャンデータを第1のI/Oモジュールから入力
し、スキャン出力を第2のI/Oモジュールから出力
し、キャプチャ動作における通常動作時のデータ出力を
前記第2のI/Oモジュールから出力し、次のスキャン
テスト工程で、スキャンデータを前記第2のI/Oモジ
ュールから入力し、スキャン出力を前記第1のI/Oモ
ジュールから出力し、前記キャプチャ動作における通常
動作時のデータ出力を前記第1のI/Oモジュールから
出力するものである。
【0019】上記構成によれば、スキャンテスト工程を
2段階に分けて、その間で第1のI/Oモジュールと第
2のI/Oモジュールの出力端子と入力端子の役割を交
代するように制御することにより、それぞれの工程内に
おいては、出力端子と入力端子における信号方向の切り
換えが生じないため、I/Oモジュールにおける信号方
向の切り換えタイミングの制約を回避することができ
る。
2段階に分けて、その間で第1のI/Oモジュールと第
2のI/Oモジュールの出力端子と入力端子の役割を交
代するように制御することにより、それぞれの工程内に
おいては、出力端子と入力端子における信号方向の切り
換えが生じないため、I/Oモジュールにおける信号方
向の切り換えタイミングの制約を回避することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態に係るスキャンテスト回路を示すブロック図である。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態に係るスキャンテスト回路を示すブロック図である。
【0021】図1において、101、102はI/Oモ
ジュール、103はテストモジュール、104はスキャ
ンテスト対象回路である。I/Oモジュール101は入
力バッファ111と出力バッファ112で構成され、外
部端子115を備えている。I/Oモジュール102は
入力バッファ113と出力バッファ114で構成され、
外部端子116を備えている。また、テストモジュール
103はセレクタ121、122、123、124、1
25と否定回路126で構成され、スキャンイネーブル
信号NT、スキャンIO制御信号SIO、スキャンモー
ド設定信号SMにより制御される。
ジュール、103はテストモジュール、104はスキャ
ンテスト対象回路である。I/Oモジュール101は入
力バッファ111と出力バッファ112で構成され、外
部端子115を備えている。I/Oモジュール102は
入力バッファ113と出力バッファ114で構成され、
外部端子116を備えている。また、テストモジュール
103はセレクタ121、122、123、124、1
25と否定回路126で構成され、スキャンイネーブル
信号NT、スキャンIO制御信号SIO、スキャンモー
ド設定信号SMにより制御される。
【0022】I/Oモジュール101において、入力バ
ッファ111は、スキャンIO制御信号SIOが“H”
である場合に、外部端子115から受け取ったスキャン
データをスキャン対象回路104のスキャン入力SIに
供給し、かつ、通常時の入力データをスキャン対象回路
104のデータ入力DI1に供給する。出力バッファ1
12はセレクタ121から受け取った転送制御信号が
“H”である場合に、セレクタ122から受け取ったデ
ータを外部端子115に出力する。
ッファ111は、スキャンIO制御信号SIOが“H”
である場合に、外部端子115から受け取ったスキャン
データをスキャン対象回路104のスキャン入力SIに
供給し、かつ、通常時の入力データをスキャン対象回路
104のデータ入力DI1に供給する。出力バッファ1
12はセレクタ121から受け取った転送制御信号が
“H”である場合に、セレクタ122から受け取ったデ
ータを外部端子115に出力する。
【0023】I/Oモジュール102において、入力バ
ッファ113は、スキャンIO制御信号SIOが“L”
である場合に、外部端子116から受け取ったスキャン
データをスキャン対象回路104のスキャン入力SIに
供給し、かつ、通常時の入力データをスキャン対象回路
104のデータ入力DI2に供給する。出力バッファ1
14はセレクタ123から受け取った転送制御信号が
“H”である場合に、セレクタ124から受け取ったデ
ータを外部端子116に出力する。
ッファ113は、スキャンIO制御信号SIOが“L”
である場合に、外部端子116から受け取ったスキャン
データをスキャン対象回路104のスキャン入力SIに
供給し、かつ、通常時の入力データをスキャン対象回路
104のデータ入力DI2に供給する。出力バッファ1
14はセレクタ123から受け取った転送制御信号が
“H”である場合に、セレクタ124から受け取ったデ
ータを外部端子116に出力する。
【0024】テストモジュール103において、セレク
タ121は、スキャンモード設定信号SMに応じて、ス
キャンIO制御信号SIOを否定回路126で反転させ
た信号、またはスキャン対象回路104からの通常制御
出力CO1のいずれかを選択し、出力バッファ112を
制御する転送制御信号として出力する。
タ121は、スキャンモード設定信号SMに応じて、ス
キャンIO制御信号SIOを否定回路126で反転させ
た信号、またはスキャン対象回路104からの通常制御
出力CO1のいずれかを選択し、出力バッファ112を
制御する転送制御信号として出力する。
【0025】セレクタ122は、スキャンイネーブル信
号NTに応じて、スキャンテスト対象回路104のスキ
ャン出力SO、またはスキャンテスト対象回路104の
通常出力データDO1のいずれかを選択し、選択された
信号を出力バッファ112に供給する。
号NTに応じて、スキャンテスト対象回路104のスキ
ャン出力SO、またはスキャンテスト対象回路104の
通常出力データDO1のいずれかを選択し、選択された
信号を出力バッファ112に供給する。
【0026】セレクタ123は、スキャンモード設定信
号SMに応じて、スキャンIO制御信号SIO、または
スキャン対象回路104からの通常制御出力CO2のい
ずれかを選択し、出力バッファ114を制御する転送制
御信号として出力する。
号SMに応じて、スキャンIO制御信号SIO、または
スキャン対象回路104からの通常制御出力CO2のい
ずれかを選択し、出力バッファ114を制御する転送制
御信号として出力する。
【0027】セレクタ124は、スキャンイネーブル信
号NTに応じて、スキャンテスト対象回路104のスキ
ャン出力SO、またはスキャンテスト対象回路104の
通常出力データDO2のいずれかを選択し、選択された
信号を出力バッファ114に供給する。
号NTに応じて、スキャンテスト対象回路104のスキ
ャン出力SO、またはスキャンテスト対象回路104の
通常出力データDO2のいずれかを選択し、選択された
信号を出力バッファ114に供給する。
【0028】セレクタ125は、スキャンIO制御信号
SIOに応じて、I/Oモジュール101の入力バッフ
ァ111またはI/Oモジュール102の入力バッファ
113を介して外部から受け取ったスキャンデータをス
キャン対象回路104のスキャン入力SIに供給する。
SIOに応じて、I/Oモジュール101の入力バッフ
ァ111またはI/Oモジュール102の入力バッファ
113を介して外部から受け取ったスキャンデータをス
キャン対象回路104のスキャン入力SIに供給する。
【0029】以上のように構成されたスキャンテスト回
路について、まず、I/Oモジュール101からスキャ
ンデータを入力してスキャンテストを行うときの動作を
説明する。
路について、まず、I/Oモジュール101からスキャ
ンデータを入力してスキャンテストを行うときの動作を
説明する。
【0030】最初に、スキャンIO制御信号SIOを
“H”に、スキャンモード設定信号SMを“H”に設定
する。このとき、セレクタ125によりI/Oモジュー
ル101からの信号が選択され、入力バッファ111か
らのスキャンデータがスキャン対象回路104のスキャ
ン入力SIに入力される。また、セレクタ121からの
転送制御信号は“L”となり、出力バッファ112から
は信号は出力されず、セレクタ123からの転送制御信
号は“H”となり、出力バッファ114からはスキャン
テスト対象回路のスキャン出力SOが外部に出力され
る。
“H”に、スキャンモード設定信号SMを“H”に設定
する。このとき、セレクタ125によりI/Oモジュー
ル101からの信号が選択され、入力バッファ111か
らのスキャンデータがスキャン対象回路104のスキャ
ン入力SIに入力される。また、セレクタ121からの
転送制御信号は“L”となり、出力バッファ112から
は信号は出力されず、セレクタ123からの転送制御信
号は“H”となり、出力バッファ114からはスキャン
テスト対象回路のスキャン出力SOが外部に出力され
る。
【0031】入力バッファ111からのスキャンデータ
の入力後、スキャンイネーブル信号NTを“L”に設定
し、スキャン対象回路104を通常動作に戻してキャプ
チャ動作を行わせる。このとき、スキャン対象回路10
4からは通常時の信号が出力されるので、セレクタ12
4で通常出力データDO2が選択されて出力バッファ1
14に供給され、I/Oモジュール102の外部端子1
16で観測することができる。このとき、セレクタ12
1により出力バッファ112の転送制御信号は“L”に
設定されているので、出力バッファ112から通常出力
信号DO1は外部に供給できない。
の入力後、スキャンイネーブル信号NTを“L”に設定
し、スキャン対象回路104を通常動作に戻してキャプ
チャ動作を行わせる。このとき、スキャン対象回路10
4からは通常時の信号が出力されるので、セレクタ12
4で通常出力データDO2が選択されて出力バッファ1
14に供給され、I/Oモジュール102の外部端子1
16で観測することができる。このとき、セレクタ12
1により出力バッファ112の転送制御信号は“L”に
設定されているので、出力バッファ112から通常出力
信号DO1は外部に供給できない。
【0032】通常時の信号を出力した後、スキャンイネ
ーブル信号NTを“H”に設定し、スキャン対象回路1
04をスキャンテスト動作にする。これにより、スキャ
ンテスト対象回路104のスキャン出力SOを出力バッ
ファ114から外部端子116に出力することができ
る。
ーブル信号NTを“H”に設定し、スキャン対象回路1
04をスキャンテスト動作にする。これにより、スキャ
ンテスト対象回路104のスキャン出力SOを出力バッ
ファ114から外部端子116に出力することができ
る。
【0033】次に、I/Oモジュール102からスキャ
ンデータを入力してスキャンテストを行うときの動作を
説明する。
ンデータを入力してスキャンテストを行うときの動作を
説明する。
【0034】最初に、スキャンIO制御信号SIOを
“L”に、スキャンモード設定信号SMを“H”に設定
する。このとき、セレクタ125によりI/Oモジュー
ル102からの信号が選択され、入力バッファ113か
らのスキャンデータがスキャン対象回路104のスキャ
ン入力SIに入力される。また、セレクタ124からの
転送制御信号は“L”となり、出力バッファ114から
は信号は出力されず、セレクタ121からの転送制御信
号は“H”となり、出力バッファ112からはスキャン
テスト対象回路のスキャン出力SOが外部に出力され
る。
“L”に、スキャンモード設定信号SMを“H”に設定
する。このとき、セレクタ125によりI/Oモジュー
ル102からの信号が選択され、入力バッファ113か
らのスキャンデータがスキャン対象回路104のスキャ
ン入力SIに入力される。また、セレクタ124からの
転送制御信号は“L”となり、出力バッファ114から
は信号は出力されず、セレクタ121からの転送制御信
号は“H”となり、出力バッファ112からはスキャン
テスト対象回路のスキャン出力SOが外部に出力され
る。
【0035】入力バッファ113からのスキャンデータ
の入力後、スキャンイネーブル信号NTを“L”に設定
し、スキャン対象回路104を通常動作に戻してキャプ
チャ動作を行わせる。このとき、スキャン対象回路10
4からは通常時の信号が出力されるので、セレクタ12
2で通常出力データDO1が選択されて出力バッファ1
12に供給され、I/Oモジュール101の外部端子1
15で観測することができる。このとき、セレクタ12
3により出力バッファ114の転送制御信号は“L”に
設定されているので、出力バッファ114から通常出力
信号DO1は外部に供給できない。
の入力後、スキャンイネーブル信号NTを“L”に設定
し、スキャン対象回路104を通常動作に戻してキャプ
チャ動作を行わせる。このとき、スキャン対象回路10
4からは通常時の信号が出力されるので、セレクタ12
2で通常出力データDO1が選択されて出力バッファ1
12に供給され、I/Oモジュール101の外部端子1
15で観測することができる。このとき、セレクタ12
3により出力バッファ114の転送制御信号は“L”に
設定されているので、出力バッファ114から通常出力
信号DO1は外部に供給できない。
【0036】通常時の信号を出力した後、スキャンイネ
ーブル信号NTを“H”に設定し、スキャン対象回路1
04をスキャンテスト動作にする。これにより、スキャ
ンテスト対象回路104のスキャン出力SOを出力バッ
ファ112から外部端子115に出力することができ
る。
ーブル信号NTを“H”に設定し、スキャン対象回路1
04をスキャンテスト動作にする。これにより、スキャ
ンテスト対象回路104のスキャン出力SOを出力バッ
ファ112から外部端子115に出力することができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スキャンテスト対象回路と接続される少なくとも1組の
I/Oモジュールを備え、スキャンテストを2段階に分
け、その間で前記1組のI/Oモジュールの出力端子と
入力端子の役割を交代するように制御することにより、
それぞれのスキャンテスト段階ではスキャン動作時とキ
ャプチャ動作時のI/Oモジュールの出力端子と入力端
子における信号方向の切り換えが生じないため、I/O
モジュールにおける信号方向の切り換えタイミングの制
約を回避できるという優れた効果を得ることができる。
スキャンテスト対象回路と接続される少なくとも1組の
I/Oモジュールを備え、スキャンテストを2段階に分
け、その間で前記1組のI/Oモジュールの出力端子と
入力端子の役割を交代するように制御することにより、
それぞれのスキャンテスト段階ではスキャン動作時とキ
ャプチャ動作時のI/Oモジュールの出力端子と入力端
子における信号方向の切り換えが生じないため、I/O
モジュールにおける信号方向の切り換えタイミングの制
約を回避できるという優れた効果を得ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るスキャンテスト回
路を示すブロック図である。
路を示すブロック図である。
【図2】従来のスキャンテスト回路を示すブロック図で
ある。
ある。
101、102、201 I/Oモジュール
103 テストモジュール
104、202 スキャンテスト対象回路
111、113、211 入力バッファ
112、114、212 出力バッファ
115、116 外部端子
121、122、123、124、125、213 セ
レクタ 126 否定回路 214 OR回路
レクタ 126 否定回路 214 OR回路
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体集積回路のスキャンテストを行う
ためのスキャンテスト回路において、 通常動作をする通常モードまたはスキャンテストを実施
するスキャンモードを選択する手段と、 スキャンテスト対象回路と接続される少なくとも1組の
I/Oモジュールと、 スキャンIO制御信号を与える手段と、を具備し、 前記スキャンモード選択時は、前記スキャンIO制御信
号に応じて、前記1組のI/Oモジュールのうちいずれ
か一方を出力端子とし他方を入力端子とすることを特徴
とするスキャンテスト回路。 - 【請求項2】 スキャンテストにおけるスキャン動作時
は、前記1組のI/Oモジュールのうち入力端子とされ
たI/Oモジュールと前記スキャン対象回路のスキャン
入力とを接続し、出力端子とされたI/Oモジュールと
前記スキャン対象回路のスキャン出力とを接続するよう
に制御することを特徴とする請求項1記載のスキャンテ
スト回路。 - 【請求項3】 スキャンテストにおけるキャプチャ動作
時は、前記1組のI/Oモジュールのうち入力端子とさ
れたI/Oモジュールと前記スキャン対象回路の通常動
作時のデータ入力とを接続し、出力端子とされたI/O
モジュールと前記スキャン対象回路の通常動作時のデー
タ出力とを接続するように制御することを特徴とする請
求項1または2記載のスキャンテスト回路。 - 【請求項4】 半導体集積回路のスキャンテストを行う
ためのスキャンテスト方法において、 最初のスキャンテスト工程で、スキャンデータを第1の
I/Oモジュールから入力し、スキャン出力を第2のI
/Oモジュールから出力し、キャプチャ動作における通
常動作時のデータ出力を前記第2のI/Oモジュールか
ら出力し、次のスキャンテスト工程で、スキャンデータ
を前記第2のI/Oモジュールから入力し、スキャン出
力を前記第1のI/Oモジュールから出力し、前記キャ
プチャ動作における通常動作時のデータ出力を前記第1
のI/Oモジュールから出力することを特徴とするスキ
ャンテスト方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002112188A JP2003307547A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | スキャンテスト回路およびスキャンテスト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002112188A JP2003307547A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | スキャンテスト回路およびスキャンテスト方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003307547A true JP2003307547A (ja) | 2003-10-31 |
Family
ID=29394766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002112188A Pending JP2003307547A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | スキャンテスト回路およびスキャンテスト方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003307547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20240103066A1 (en) * | 2022-09-27 | 2024-03-28 | Infineon Technologies Ag | Circuit and method for testing a circuit |
-
2002
- 2002-04-15 JP JP2002112188A patent/JP2003307547A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20240103066A1 (en) * | 2022-09-27 | 2024-03-28 | Infineon Technologies Ag | Circuit and method for testing a circuit |
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