JP2003307192A - 多段ルーツポンプ - Google Patents
多段ルーツポンプInfo
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Abstract
ンプを提供すること。 【解決手段】 容積の小さいポンプ室から順に下流端側
第1ポンプ室P5、下流端側第2ポンプ室P4、…、と
名付けた場合に、下流端壁3側から上流端壁2側に向か
って順次下流端側第1ポンプ室P5、下流端側第2ポン
プ室P4、下流端側第3ポンプ室P3が形成されるとと
もに、前記下流端側第1ポンプ室P5と下流端側第2ポ
ンプ室P4との間の仕切壁11を下流端側第1仕切壁1
1、前記下流端側第2ポンプ室P4と下流端側第3ポン
プ室P3との間の仕切壁8を下流端側第2仕切壁8と名
付けた場合に、下流端側第1仕切壁11は前記下流端壁
3および下流端側第2仕切壁8とは別体に構成されたケ
ーシングCを備えた多段ルーツポンプ。
Description
ス等において使用される多段ルーツポンプに関し、特
に、多段に配置された複数のポンプ室の配置や形成方法
等を工夫することによって優れた特性が得られる多段ル
ーツポンプに関する。
面図である。図9は前記図8の多段ルーツポンプの横断
面の説明図で、図9Aはポンプ室の断面図で前記図8の
IXA−IXA線断面図、図9Bはギヤ室の断面図で前記
図8のIXB−IXB線断面図、である。図8、図9にお
いて、多段ルーツポンプ01は、互いに離れて配置され
た上流端壁02および下流端壁03を有している。上流
端壁02の外端面にはモータMを収容するモータ室02
aが形成されており、モータ室02aの外端は上流端カ
バー04により閉塞されている。下流端壁03の外端面
には駆動軸A1に装着されたギヤG1、従動軸A2に装
着されたギヤG2(図示せず)および潤滑油等を収容す
るギヤ室03a(図8、図9B参照)が形成されてい
る。ギヤG1,G2を収容するギヤ室03aの外端は下
流端カバー05により閉塞されている。
ロックBが配置されており、仕切壁形成ブロックBは下
ブロックBaおよび上ブロックBbに分割して構成され
ている。仕切壁形成ブロックBは複数の仕切壁06,0
7,08,09および外壁010を有しており、下ブロ
ックBaは各仕切壁06〜09の下半分である下部仕切
壁06a〜09aおよび外壁010の下半分である下部
外壁010aにより構成され、上ブロックBbは各仕切
壁06〜09の上半分である上部仕切壁06b〜09b
および外壁010の上半分である上部外壁010bによ
り構成されている。前記両端壁02,03および仕切壁
06〜09の間にはそれぞれ第1ポンプ室P1〜第5ポ
ンプ室P5が形成されている。なお、前記両端壁02,
03、仕切壁形成ブロックB、上流端カバー04、下流
端カバー05等によりケーシングCが構成されている。
ケーシングCには、各ポンプ室P1〜P5の上端部にそ
れぞれ接続する吸気孔P1a〜P5aおよび下端部にそ
れぞれ接続する排気孔P1b〜P5bが形成されてい
る。そして、前記各仕切壁06〜09の外周部分にはそ
れぞれ、上流側のポンプ室P1〜P4の排気孔P1b〜
P4bと下流側のポンプ室P2〜P5の吸気孔P2a〜
P5aとを連通させる連通路S1〜S4が形成されてい
る。
3を貫通して平行な駆動軸A1および従動軸A2が回転
可能に支持されており、駆動軸A1はモータMにより回
転駆動される。駆動軸A1および従動軸A2には前記ギ
ヤ室03a内においてギヤG1およびG2が装着されて
いる。したがって、駆動軸A1が回転するとギヤG1、
G2を介して従動軸A2も回転する。前記駆動軸A1お
よび従動軸A2には、それぞれ前記各ポンプ室P1〜P
5内部に収容されたポンプロータR1a,R1b〜R5
a,R5bが設けられている。前記各ポンプロータR1
a,R1b〜R5a,R5bは前記駆動軸A1および従
動軸A2と一体的に回転し、その回転時に、各ポンプ室
P1〜P5の吸気孔P1a〜P5aから吸気した気体を
排気孔P1b〜P5bに排気する。
側(真空側)の第1ポンプ室P1から下流側(大気側)
の第5ポンプ室P5まで、その順に並んで配置されてい
る。このため、各ポンプ室P1〜P5の仕切壁06〜0
9部分での圧力差が小さくなっている。この結果、各仕
切壁06〜09での戻り(気体漏れ)量が少なくなり、
排気効率が向上する。この従来例の多段ルーツポンプ0
1では、モータ室02aは第1ポンプ室P1の外端側に
配置され、ギヤ室03aは第5ポンプ室P5の外端側に
配置されている。そして、ギヤ室03aの潤滑油が第5
ポンプ室側に流入するのを防止するため、下流端壁の軸
貫通部はシールされている。
通孔を介して第1ポンプ室P1に接続されるので、第1
ポンプ室P1とほぼ同じ圧力(真空)になり、モータ室
02a内のモータMのモータロータ部が真空断熱され
る。図10はモータ室02a内の圧力とモータMのロー
タ表面温度の相関を示す図である。図10から分かるよ
うに、真空状態ではモータロータ部の熱が逃げ難くなる
ので、モータロータ温度が上昇する。前記モータ温度が
上昇すると、モータMで使用している磁石の特性が劣化
することがある。そこで、モータ室02aにガスパージ
を行い、モータロータ部の温度上昇を抑えることが可能
であるが、多段ルーツポンプ01の到達圧力性能に影響
を与えるため、パージガス量(注入ガス量)は少量に制
限される。
01においては、ケーシングCの外壁あるいは各ポンプ
室P1〜P5の仕切壁内部に、連通路を形成することに
よって上流側ポンプ室とその下流側の各ポンプ室との連
通を行っている。そして、ケーシングC内部に連通路を
形成するため、ケーシングCを分割したり、複雑な中子
を使用した鋳物により製作している。また、複数のポン
プ室P1〜P5の中の上流端部のポンプ室P1は、別体
に形成された上流端壁02および仕切壁06のうちのい
ずれかの端面に形成し、下流端部のポンプ室P5は、別
体に形成された下流端壁03および仕切壁09のいずれ
かの端面に形成している。しかし、上流端のポンプ室P
1と下流端のポンプ室P5との間の中間部のポンプ室
は、下ブロックBaおよび上ブロックBbの隣接する仕
切壁06〜09間に中子を用いて鋳造したポンプ室を切
削刃により切削して形成したり、中子を使用せずに切削
加工のみにより形成したりしている。
行くに従って気体が圧縮されるので、そのポンプ室の仕
切壁間の間隔が段々短くなる。下流端のポンプ室(すな
わち、容積が最小のポンプ室)P5は、別体に形成され
た下流端壁03および仕切壁09のいずれかの端面に形
成しているので、その仕切壁間の間隔よりも分厚い切削
工具を使用して、容易に切削可能である。しかしなが
ら、下流端から2番目のポンプ室P4は、一体形成され
た下ブロックBaの下部仕切壁08aと09aとの間、
および、上ブロックBbの上部仕切壁08bと09bと
の間に中子を用いて形成したポンプ室(一体形成された
仕切壁08aおよび09a間、または、08bおよび0
9b間の空間)を切削して形成しなければならない。こ
の場合、前記仕切壁08aおよび09b間または仕切壁
08bおよび09b間の間隔よりも薄い切削工具を使用
する必要がある。したがって、このポンプ室P4のよう
に両側の仕切壁が一体形成されているポンプ室は、仕切
壁間の間隔を狭くすることは容易ではない。
エネルギは、下流端のポンプ室の排気量が多くなる程大
きくなるので、必要エネルギを小さくするには、下流端
のポンプ室P5の容積を小さくすることが望ましい。下
流端のポンプ室P5の容積を小さくするためには、その
前段(上流側)のポンプ室P4の容積も小さくしなけれ
ばならない。その場合、ポンプ室P4の仕切壁間の間隔
を狭く形成しなければならないが、前記従来の多段ルー
ツポンプ01のように、ポンプ室P4の両端面を形成す
る一対の仕切壁が一体成形されている場合には、前記一
対の仕切壁間の間隔よりも厚さの薄い切削刃を使用しな
ければならなかった。薄い切削刃は破損し易いため、従
来の構成の多段ルーツポンプ01は小型化に限界があっ
た。
は上流端壁02の軸貫通孔を介して第1ポンプ室P1に
接続されるので、第1ポンプ室P1とほぼ同じ圧力(真
空)になり、モータ室02a内のモータMのロータ部が
真空断熱される。このため、モータ室02aは高真空と
なる第1ポンプ室P1に隣接して配置されるのは、望ま
しいことではない。
内容(O01)〜(O03)を課題とする。(O01)小型化
および製作が容易な多段ルーツポンプを提供すること。
(O02)ルーツポンプの上流端壁にモータ室を形成して
も、モータ室が高真空となるのを防止することが可能な
多段ルーツポンプを提供すること。(O03)多段ルーツ
ポンプを形成するケーシングの隣接する3個の仕切壁お
よび前記3個の隣接する各仕切壁の間に形成される2個
のポンプ室を有するケーシング構成部材である仕切壁形
成ブロックとして、上下に2分割したものを使用するこ
とによりケーシングの構成部材の分割数を少なくすると
ともに、前記各仕切壁の上流側および下流側に形成され
る各ポンプ室を連通させる全連通孔を切削加工により形
成できるようにすること。
め、本発明の多段ルーツポンプ(1)は、互いに離れて
配置された上流端壁(2)および下流端壁(3)と前記
両端壁(2,3)間に配置された複数の仕切壁(6〜
8,11)および外壁(9,12)を有し上下に分割さ
れた仕切壁形成ブロック(B)とを有し、前記上流端壁
(2)、複数の仕切壁(6〜8,11)および下流端壁
(3)の各壁の間にそれぞれ吸気孔(P1a〜P5a)
および排気孔(P1b〜P5b)に接続するポンプ室
(P1〜P5)を形成するケーシング(C)と、前記上
流端壁(2)、複数の仕切壁(6〜8,11)、および
下流端壁(3)を貫通する平行な一対の回転軸(A1,
A2)と、前記各ポンプ室(P1〜P5)内にそれぞれ
配置され且つ前記一対の回転軸(A1,A2)にそれぞ
れ設けられて、回転時に前記吸気孔(P1a〜P5a)
から吸気した気体を前記排気孔(P1b〜P5b)から
排出する一対のポンプロータ(R1a,R1b〜R5
a,R5b)と、前記複数のポンプ室(P1〜P5)に
おいて容積の大きいポンプ室(P1)から順次容積の小
さいポンプ室(P2,P3,…)に気体が移送されるよ
うに各ポンプ室間を連通させる連通路(S1〜S4)
と、を備えた多段ルーツポンプ(1)において、次の構
成要件(A01)を備えたことを特徴とする。(A01)
m,nをそれぞれ正の整数とし且つm≦(n/2)とし
て容積の大きいポンプ室から順に第1ポンプ室、第2ポ
ンプ室、…、第mポンプ室、第m+1ポンプ室、第m+
2ポンプ室、…、第n−1ポンプ室、第nポンプ室と名
付けた場合に、前記上流端壁側から前記下流端壁側に向
かって順次第mポンプ室、第m−1ポンプ室、第m−2
ポンプ室、…、第1ポンプ室、第m+1ポンプ室、第m
+2ポンプ室、…、第n−1ポンプ室、第nポンプ室が
形成された前記ケーシングC。
段ルーツポンプ1では、例えばm=2、n=5とするこ
とができる。その場合、前記上流端壁(2)側から前記
下流端壁(3)側に向かって順次第2ポンプ室(第mポ
ンプ室)、第1ポンプ室(すなわち、第m−1ポンプ
室)、第3ポンプ室(第m+1ポンプ室)、第4ポンプ
室(第m+2ポンプ室、すなわち、第n−1ポンプ
室)、第5ポンプ室(第nポンプ室)が形成されている
ので、上流端壁(2)の外端側に部品収容室(例えばモ
ータ室等)(Hb)を形成した場合、部品収容室(H
b)は高真空の第1ポンプ室(P1)よりも低真空(高
圧)の第mポンプ室(Pm、m=2)に隣接することに
なる。このため、部品収容室(Hb)内の圧力を比較的
高圧に保持することができるので、部品収容室(Hb)
内に発熱部品(モータロータMb等)が収容されている
場合、高真空の場合よりも熱伝達が良くなるので、熱を
外部に逃がし易い。すなわち、部品の真空断熱による温
度上昇を防止することができる。なお、mが大きくなる
と第1ポンプ室と第m+1ポンプ室との圧力差が大きく
なって気体の逆流が生じ易くなるので、m≦(1/2)
nと設定するのが好ましい。
の多段ルーツポンプ(1)では、例えばm=3、n=6
とすることができる。その場合、前記上流端壁(2)側
から前記下流端壁(3)側に向かって順次第3ポンプ室
(第mポンプ室、m=3)、第2ポンプ室(第m−1ポ
ンプ室)、第1ポンプ室(第m−2ポンプ室)、第4ポ
ンプ室(第m+1ポンプ室)、第5ポンプ室(第m+2
ポンプ室、すなわち、第n−1ポンプ室、n=6)、第
6ポンプ室(第nポンプ室)が形成されているので、上
流端壁(2)の外端側に部品収容室(例えばモータ室
等)(Hb)を形成した場合、部品収容室(Hb)は高
真空の第1ポンプ室(P1)よりも低真空(高圧)の第
mポンプ室(m=3)に隣接することになる。このた
め、部品収容室(Hb)内の圧力を比較的高圧に保持す
ることができるので、部品収容室(Hb)内に発熱部品
(モータロータMb等)が収容されている場合、高真空
の場合よりも熱伝達が良くなるので、熱を外部に逃がし
易い。すなわち、部品の真空断熱による温度上昇を防止
することができる。
いて、次の構成要件(A0101)を備えることが可能であ
る。(A0101)上流端壁(2)および下流端壁(3)と
前記両端壁(2,3)間に配置された複数の仕切壁(6
〜8,11)を上流端壁(2)側に近い仕切壁(6)か
ら順に第1仕切壁、第2仕切壁、…、と名付けた場合
に、上下に2分割された下ブロック(B1a)および上
ブロック(B1b)により構成されるとともに前記第1
仕切壁(6)〜第3仕切壁(8)と外壁(9)とを有し
且つ前記第1仕切壁(6)〜第3仕切壁(8)の間に第
1ポンプ室(P1)および第3ポンプ室(P3)を形成
する仕切壁形成ブロック(B)。
多段ルーツポンプ(1)では、上下に2分割された下ブ
ロック(B1a)および上ブロック(B1b)により構
成された仕切壁形成ブロック(B1)は、第1仕切壁
(6)〜第3仕切壁(8)と外壁(9)とを有し且つ前
記第1仕切壁(6)〜第3仕切壁(8)の間に第1ポン
プ室(P1)および第3ポンプ室(P3)を形成する。
すなわち、上下2つの仕切壁ブロック(B1a,B1
b)により3つの仕切壁(6〜8)および2つのポンプ
室(P1,P3)を形成しているので、複数の各仕切壁
毎に上下に2分割する場合に比較して、ケーシング
(C)を構成する部材(仕切壁形成ブロック等)の個数
(すなわち、部品点数)を減少させることができる。
(A0101)を備えた本発明において、次の構成要件(A
0102)を備えることが可能である。(A0102)ケーシン
グ(C)の外側に配置されるとともに、前記第2ポンプ
室(P2)の排気孔(P2b)と前記第3ポンプ室(P
3)の吸気孔(P3a)とを接続する接続管(L)。
多段ルーツポンプ(1)では、第2ポンプ室(P2)か
ら第3ポンプ室(P3)に吸引される気体は前記接続管
(L)を通過する間に冷却されて圧力が低下する。この
ため、第3ポンプ室(P3)のポンプ排気効率が向上す
る。
(A0101)を備えた本発明において、次の構成要件(A
0103)を備えることが可能である。(A0103)前記第2
仕切壁(7)の中央部を上下に伸びる上下連通孔(S2
a)と、前記上下連通孔(S2a)の下端部と第2ポン
プ室(P2)の排気孔(P2b)とを連通させる排気側
連通孔(S2b)と、前記上下連通孔(S2a)の上端
部と第3ポンプ室(P3)の吸気孔(P3a)とを連通
させる吸気側連通孔(S2c)とを有する前記仕切壁形
成ブロック(B1)。
段ルーツポンプ(1)では、前記第2ポンプ室(P2)
と第3ポンプ室(P3)とは、前記第2仕切壁(7)の
中央部を上下に伸びる上下連通孔(S2a)と、前記上
下連通孔(S2a)の下端部と第2ポンプ室(P2)の
排気孔(P2b)とを連通させる排気側連通孔(S2
b)と、前記上下連通孔(S2a)の上端部と第3ポン
プ室(P3)とを連通させる吸気側連通孔(S2c)と
により連通させることができる。この場合、前記ケーシ
ング(C)の外側に配置した接続管(L)を使用する必
要がなくなるので、多段ルーツポンプ(1)全体をコン
パクトに構成することが可能となる。
は、互いに離れて配置された上流端壁(2)および下流
端壁(3)と前記両端壁(2,3)間に配置された複数
の仕切壁(6〜8,11)および外壁(9,12)を有
し上下に分割された仕切壁形成ブロック(B)とを有
し、前記上流端壁(2)、複数の仕切壁(6〜8,1
1)および下流端壁(3)の各壁の間にそれぞれ吸気孔
(P1a〜P5a)および排気孔(P1b〜P5b)に
接続するポンプ室(P1〜P5)を形成するケーシング
(C)と、前記上流端壁(2)、複数の仕切壁(6〜
8,11)、および下流端壁(3)を貫通する平行な一
対の回転軸(A1,A2)と、前記各ポンプ室(P1〜
P5)内にそれぞれ配置され且つ前記一対の回転軸(A
1,A2)にそれぞれ設けられて、回転時に前記吸気孔
(P1a〜P5a)から吸気した気体を前記排気孔(P
1b〜P5b)から排出する一対のポンプロータ(R1
a,R1b〜R5a,R5b)と、前記複数のポンプ室
(P1〜P5)において容積の大きいポンプ室(P1)
から順次容積の小さいポンプ室(P2,P3,…)に気
体が移送されるように各ポンプ室間を連通させる連通路
(S1〜S4)と、を備えた多段ルーツポンプ(1)に
おいて、次の構成要件(A03),(A04)を備えたこと
を特徴とする。(A03)容積の小さいポンプ室から順に
下流端側第1ポンプ室(P5)、下流端側第2ポンプ室
(P4)、…、と名付けた場合に、前記下流端壁(3)
側から前記上流端壁(2)側に向かって順次下流端側第
1ポンプ室(P5)、下流端側第2ポンプ室(P4)、
下流端側第3ポンプ室(P3)が形成された前記ケーシ
ング(C)、(A04)前記下流端側第1ポンプ室(P
5)と下流端側第2ポンプ室(P4)との間の仕切壁
(11)を下流端側第1仕切壁(11)、前記下流端側
第2ポンプ室(P4)と下流端側第3ポンプ室(P3)
との間の仕切壁(8)を下流端側第2仕切壁(8)と名
付けた場合に、下流端側第1仕切壁(11)は前記下流
端壁(3)および下流端側第2仕切壁(8)とは別体に
構成された前記ケーシング(C)。
本発明の多段ルーツポンプ(1)では、下流端側第1仕
切壁(11)は前記下流端壁(3)および下流端側第2
仕切壁(8)とは別体に構成されているので、下流端側
第1ポンプ室(P5)は下流端壁(3)または下流端側
第1仕切壁(11)の端面に形成することができる。し
たがって、下流端側第1ポンプ室(P5)は、互いに別
体に形成された前記下流端壁(3)または下流端側第1
仕切壁(11)のいずれかの端面に形成することができ
るので、ロータ厚み方向の幅が狭いポンプ室であっても
切削加工により容易に形成することができる。また、下
流端側第2ポンプ室(P4)は、互いに別体に形成され
た前記下流端側第1仕切壁(11)または下流端側第2
仕切壁(8)のいずれかの端面に形成することができる
ので、ロータ厚み方向の幅が狭いポンプ室であっても切
削加工により容易に形成することができる。
は、互いに離れて配置された上流端壁(2)および下流
端壁(3)と前記両端壁(2,3)間に配置された複数
の仕切壁(6〜8,11)および外壁(9,12)を有
し上下に分割された仕切壁形成ブロック(B)とを有
し、前記上流端壁(2)、複数の仕切壁(6〜8,1
1)および下流端壁(3)の各壁の間にそれぞれ吸気孔
(P1a〜P5a)および排気孔(P1b〜P5b)に
接続するポンプ室(P1〜P5)を形成するケーシング
(C)と、前記上流端壁(2)、複数の仕切壁(6〜
8,11)、および下流端壁(3)を貫通する平行な一
対の回転軸(A1,A2)と、前記各ポンプ室(P1〜
P5)内にそれぞれ配置され且つ前記一対の回転軸(A
1,A2)にそれぞれ設けられて、回転時に前記吸気孔
(P1a〜P5a)から吸気した気体を前記排気孔(P
1b〜P5b)から排出する一対のポンプロータ(R1
a,R1b〜R5a,R5b)と、前記複数のポンプ室
(P1〜P5)において容積の大きいポンプ室(P1)
から順次容積の小さいポンプ室(P2,P3,…)に気
体が移送されるように各ポンプ室間を連通させる連通路
(S1〜S4)と、を備えた多段ルーツポンプ(1)に
おいて、次の構成要件(A05),(A06)を備えたこと
を特徴とする多段ルーツポンプ、(A05)連続して配置
された3個の仕切壁(6〜8)を有し且つ上下に2分割
された下ブロック(B1a)および上ブロック(B1
b)により構成された前記仕切壁形成ブロック(B
1)、(A06)qを正の整数(例えばq=1)とした場
合に前記連続して配置された3個の仕切壁(6〜8)を
前記上流端壁(2)側から下流端壁(3)側に第q仕切
壁(q=1の場合は第1仕切壁)(6)、第q+1仕切
壁(7)、第q+2仕切壁(8)と名付け、且つ前記第
q仕切壁の上流側に形成されるポンプ室を第qポンプ室
(例えばq=1の場合は第1ポンプ室)、前記第q+1
仕切壁の上流側に形成されるポンプ室を第q+1ポンプ
室、前記第q+2仕切壁の上流側に形成されるポンプ室
を第q+2ポンプ室、前記第q+2仕切壁の下流側に形
成されるポンプ室を第q+3ポンプ室と名付けた場合
に、前記第qポンプ室の排気孔と第q+1ポンプ室の吸
気孔との連通孔は前記第q仕切壁の上流側端面に形成さ
れ、前記第q+2ポンプ室の排気孔と第q+3ポンプ室
の吸気孔とは前記第q+2仕切壁の下流側端面に形成さ
れ、前記第q+1ポンプ室と第q+2ポンプ室とを連通
させる連通孔は前記第q+1仕切壁の中央部を上下に延
びる上下連通孔と、前記上下連通孔の下端部と前記第q
+1ポンプ室の排気孔とを連通させる排気側連通孔と、
前記上下連通孔の上端部と前記第q+2ポンプ室の吸気
孔とを連通させる吸気側連通孔とにより形成された前記
仕切壁形成ブロック。
本発明の多段ルーツポンプ(1)を後述の実施の形態2
および3に対応させて説明すると、次の作用を奏する。
前記構成要件(A05),(A06)を備えた本発明の多段
ルーツポンプでは、例えば前記q=1の場合、前記第q
ポンプ室(例えばq=1の場合は第1ポンプ室P1)の
排気孔(P1b)と第q+1ポンプ室(第2ポンプ室P
2)の吸気孔(P2a)との連通孔は前記第q仕切壁
(第1仕切壁6)の上流側端面に形成され、前記第q+
2ポンプ室(第3ポンプ室P3)の排気孔(P3b)と
第q+3ポンプ室(第4ポンプ室P4)の吸気孔(P4
a)との連通孔は前記第q+2仕切壁(第3仕切壁8)
の下流側端面に形成される。前記第q仕切壁(第1仕切
壁6)の上流側端面および前記第q+2仕切壁(第3仕
切壁8)の下流側端面は外部に露出するので、それらの
端面に形成される連通孔は切削加工により容易に形成す
ることができる。また、前記第q+1ポンプ室(第2ポ
ンプ室P2)と第q+2ポンプ室(第3ポンプ室P3)
とを連通させる上下連通孔(S2a)は下ブロック(B
1a)および上ブロック(B1b)の分割面から容易に
切削加工することかできる。また、前記上下連通孔(S
2a)の下端部と前記第q+1ポンプ室(第2ポンプ室
P2)の排気孔(P2b)とを連通させる排気側連通孔
(S2b)と、前記上下連通孔(S2a)の上端部と前
記第q+2ポンプ室(第3ポンプ室P3)の吸気孔(P
3a)とを連通させる吸気側連通孔(S2c)も前記仕
切壁形成ブロック(B1)の外側面から切削加工により
容易に形成することができる。したがって、連続して配
置された3個の仕切壁(6〜8)を有し且つ上下に2分
割された下ブロック(B1a)および上ブロック(B1
b)により構成された前記仕切壁形成ブロック(B1)
において、各仕切り壁(6〜8)の上流側のポンプ室と
下流側のポンプ室とを連通させる連通孔を複雑な中子を
使用することなく切削加工により容易に形成することが
できる。しかも、3個の仕切壁(6〜8)を有する仕切
壁形成ブロック(B1)を2分割するだけなので、多段
ルーツポンプ(1)のケーシング(C)の部品数(分割
数)の少なくすることができる。
は、互いに離れて配置された上流端壁(2)および下流
端壁(3)と前記両端壁(2,3)間に配置された複数
の仕切壁(6〜8,11)および外壁(9,12)を有
し上下に分割された仕切壁形成ブロック(B)とを有
し、前記上流端壁(2)、複数の仕切壁(6〜8,1
1)および下流端壁(3)の各壁の間にそれぞれ吸気孔
(P1a〜P5a)および排気孔(P1b〜P5b)に
接続するポンプ室(P1〜P5)を形成するケーシング
(C)と、前記上流端壁(2)、複数の仕切壁(6〜
8,11)、および下流端壁(3)を貫通する平行な一
対の回転軸(A1,A2)と、前記各ポンプ室(P1〜
P5)内にそれぞれ配置され且つ前記一対の回転軸(A
1,A2)にそれぞれ設けられて、回転時に前記吸気孔
(P1a〜P5a)から吸気した気体を前記排気孔(P
1b〜P5b)から排出する一対のポンプロータ(R1
a,R1b〜R5a,R5b)と、前記複数のポンプ室
(P1〜P5)において容積の大きいポンプ室(P1)
から順次容積の小さいポンプ室(P2,P3,…)に気
体が移送されるように各ポンプ室間を連通させる連通路
(S1〜S4)と、を備えた多段ルーツポンプ(1)に
おいて、次の構成要件(A07)を備えたことを特徴とす
る多段ルーツポンプ、(A07)前記仕切壁形成ブロック
(B1)により形成されるポンプ室(P1;P3)の下
端部において前記一対の回転軸(A1,A2)の軸間の
中心位置の両側に下方に延びて形成され、前記下方に延
びた部分の下端部において前記仕切壁形成ブロック(B
1)の軸方向の端面に開口して形成された一対の前記排
気孔(P1b,P1b;P3b,P3b)と、前記一対
の排気孔(P1b,P1b;P3b,P3b)の開口部
から外側に円弧状に延びるように前記端面に形成され且
つ上端部において下流側のポンプ室(P2; P4)の
吸気孔(P2a;P4a)に連通する連通孔(S1,S
1;S3,S3)とが形成された前記仕切壁形成ブロッ
ク(B1)。
段ルーツポンプ(1)を後述の実施の形態1に対応させ
て説明すると、次の作用を奏する。前記仕切壁形成ブロ
ック(B1)の軸方向の端面に一対の連通孔(S1,S
1;S3,S3)を形成するので、前記連通孔(S1,
S1;S3,S3)を切削加工により容易に形成するこ
とができる。また、前記仕切壁形成ブロック(B1)の
軸方向の端面に形成された前記一対の連通孔(S1,S
1;S3,S3)の下端部は、前記一対の回転軸(A
1,A2)の軸間の中心位置の下方の両側に配置され
る。したがって、前記端面において前記一対の連通孔
(S1,S1;S3,S3)の下端部の間の部分には前
記連通孔(S1,S1;S3,S3)は形成されていな
い。したがって、前記下端部の端面部分は、前記一対の
連通孔(S1,S1;S3,S3)以外の連通孔(S2
b)等を形成するために使用することができる。また、
前記下端部の端面部分に接合する他の仕切壁形成ブロッ
ク(B2)の端面部分には排気孔(P4b)等を形成す
るために使用することができる。このため、仕切り壁形
成ブロック(B1,B2)の連通孔や排気孔等を容易に
形成することができるようになるので、ケーシング
(C)の構成を簡素化することが可能となり、小型化も
容易になる。
の実施の形態を説明するが、本発明は以下の実施の形態
に限定されるものではない。 (実施の形態1)図1は本発明の多段ルーツポンプの実
施の形態1の説明図であり、図1Aは正断面図で図1C
のIA−IA線断面図、図1Bは平断面図で前記図1A
のIB−IB線断面図、図1Cは前記図1AのIC−I
C線断面図、図1Dは前記図1AのID−ID線断面図
である。図2は前記図1Aの拡大図である。図3は前記
図1Bの拡大図である。図4は前記図1Cおよび図1D
の拡大図であり、図4Aは前記図1Cの拡大図、図4B
は前記図1Dの拡大図である。
は、互いに離れて配置された上流端壁2および下流端壁
3を有している。上流端壁2の外端面にはモータMを収
容するモータハウジングHが連結されている。前記モー
タハウジングHは前記上流端壁2の外端面に接合する接
合壁Haと、その外端側に形成されたモータ室(部品収
容室)Hbとを有している。モータ室Hbの外端は上流
端カバー4により閉塞されている。下流端壁3は、内端
側のポンプ室形成壁3aと外端側のベアリング装着壁3
bとを有しており、その外端面側には下流端カバー5が
連結されている。下流端カバー5には、前記ベアリング
装着壁3bとの間にギヤG1,G2および潤滑油等を収
容するギヤ室5aが形成されている。
部材(ケーシングCを構成する部材)としての仕切壁形
成ブロックBが配置されており、仕切壁形成ブロックB
は前記上流端壁2側に配置された上流側の仕切壁形成ブ
ロック(以下、「上流側ブロック」という)B1と下流
端壁3側に配置された下流側の仕切壁形成ブロック(以
下「下流側ブロック」という)B2とを有している。上
流側ブロックB1は上流端側から下流端側に向かって順
次配置された複数の仕切壁6,7,8(すなわち、第1
仕切壁6、第2仕切壁7、第3仕切壁8)および前記複
数の各仕切壁6〜8の外周部を連結する外壁9を有して
いる。前記上流側ブロックB1は下ブロックB1aおよ
び上ブロックB1bに分割されており、組み立て時には
それらの接合面にはOリングシールまたは液状シール
(接着剤)などが設けられる。前記上流側ブロックB1
の下ブロックB1aは各仕切壁6〜8の下半分である下
部仕切壁6a〜8aおよび外壁9の下半分である下部外
壁9aにより形成され、前記上ブロックB1bは各仕切
壁6〜8の上半分である上部仕切壁6b〜8bおよび外
壁9の上半分である上部外壁9bにより形成されてい
る。
(すなわち、第4仕切壁)11およびその外周部に設け
た外壁12を有している。前記下流側ブロックB2は下
ブロックB2aおよび上ブロックB2bに分割されてい
る。前記下流側ブロックB2の下ブロックB2aは仕切
壁11の下半分である下部仕切壁11aおよび外壁12
の下半分である下部外壁12aにより形成され、前記上
ブロックB2bは仕切壁11の上半分である上部仕切壁
11bおよび外壁12の上半分である上部外壁11bに
より形成されている。
1の間にはそれぞれ上流端側から下流端側に向かって順
次第2ポンプ室P2、第1ポンプ室P1、第3〜第5ポ
ンプ室P3〜P5が形成されている。第2ポンプ室P2
は上流端壁2の端面に形成された凹部とこの凹部を閉塞
する上流側ブロックB1の仕切壁6の端面とにより形成
されている。第1ポンプ室P1は上流側ブロックB1の
仕切壁6と7との間に形成され、第3ポンプ室P3は仕
切壁7と8との間に形成されている。第4ポンプ室P4
は下流側ブロックB2の仕切壁11の上流側端面に形成
された凹部とこの凹部を閉塞する前記上流側ブロックB
1の仕切壁8の下流側端面とにより形成されている。ま
た、第5ポンプ室P5は下流端壁3の上流側端面に形成
された凹部とこの凹部を閉塞する前記下流側ブロックB
2の仕切壁11の下流側端面とにより形成されている。
ングH、上流端壁2、仕切壁形成ブロックB、下流端壁
3、下流端カバー5等によりケーシングCが構成されて
いる。図2、図3において、前記モータハウジングHの
モータ室Hbに収容されたモータMは、ステータMaお
よびモータロータMbを有している。駆動軸A1は、前
記接合壁Ha、上流端壁2、仕切壁6〜8,11、およ
び下流端壁3を貫通している。前記上流端壁2の駆動軸
貫通孔には、その外端面側に前記駆動軸A1を回転可能
に支持するベアリング16およびリング状のシール17
が装着されている。前記ベアリング16の外端側には、
前記駆動軸A1の外周にスペーサ18およびモータロー
タMbが装着されている。前記駆動軸A1およびモータ
ロータMbは、それらの外端部がキー19(図3参照)
により回転不能に連結されるとともに、それらの外端に
は軸端プレート20が当接している。軸端プレート20
と駆動軸A1とは連結ネジNにより連結されている。前
記ステータMaとモータロータMbとの間にはモータロ
ータMbの周囲を囲むケース21配置されており、ケー
ス21はモータハウジングHに固定されている。ケース
21内部はその外側に対して気密にシールされている。
しないパージガス供給管からパージガス(例えば窒素ガ
ス)が供給される。供給されたパージガスは前記ケース
21内部に流入し、モータMのロータMbで発熱した熱
を外部に伝達する作用をする。また、ケース21内部の
窒素ガスの圧力が第2ポンプ室P2の圧力に比較して高
くなると、前記窒素ガスは、ベアリング16およびシー
ル17から第2ポンプ室P2にリークされる。したがっ
て、モータ室Hbのケース21内部は、第2ポンプ室P
2とほぼ同じ圧力(低圧)になるが、第1ポンプ室P1
よりも高圧であるので、モータMのロータ部が真空断熱
されることを防止している。また、モータハウジングH
には、その内部の前記モータMを駆動するための電力供
給用の電源ケーブル接続用コネクタHeが設けられいて
る。
記上流端壁2、仕切壁6〜8,11、および下流端壁3
を貫通して従動軸A2が回転可能に支持されている。前
記上流端壁2の従動軸貫通孔には、その外端面側に前記
従動軸A2を回転可能に支持するベアリング16および
リング状のシール17が装着されている。この従動軸A
2のためのベアリング16およびシール17は、前記駆
動軸A1のものと同様に構成されている。
ツポンプ1では、前記下流端壁3のベアリング装着壁3
bには前記駆動軸A1および従動軸A2が貫通する貫通
孔が形成されており、各貫通孔にはそれぞれベアリング
ケース26が装着されている。各ベアリングケース26
の内端部に対応して前記駆動軸A1またはBにはシール
用円筒部材27が装着されている。各ベアリングケース
26にはそれぞれ、内端部側から外端部側に向かって順
次リング状のシール28およびベアリング29,29が
装着されている。前記ベアリングケース26の外端面に
は、抜け止めプレート30が図示しないネジにより固定
されており、前記外端側に配置されたベアリング29が
外端側に移動するのを防止している。前記シール28
は、ギヤ室5aの潤滑油が第5ポンプ室側に流入するの
を防止する機能を有している。
の外端側にギヤG1が装着されており、前記ギヤG1は
キー31、抜止プレート32およびネジN等により駆動
軸A1の外端部に固定されている。従動軸A2には前記
ベアリングケース26の外端側に円筒状カラー35およ
びギヤG2および抜止リング36が順次装着されてお
り、抜止リング36の外端面には潤滑油攪拌部材37が
配置されている。前記潤滑油攪拌部材37および抜止リ
ング36はそれらを貫通するネジN等により前記ギヤG
2および従動軸A2に固定されている。そして、駆動軸
A1が回転するとギヤG1、G2を介して従動軸A2が
回転する。
壁2には、前記第2ポンプ室P2の上端部に前記駆動軸
A1および従動軸A2の軸間の中心部の上方に吸気孔P
2aが上方に延びて形成されている。また、上流端壁2
の下端部には下方に延びる排気孔P2bが形成されてお
り、この排気孔P2bは下方に延びる部分とその下端か
ら上流端側に延びる部分とを有している。そして排気孔
P2bの下流端(前記上流端側に延びる部分の外端)は
上流端壁2の下端部の上流側端面に接続する接続管T1
に接続している。接続管T1は逆止弁V1を介して排気
管T2に接続されている。
は、前記ポンプ室P1の上端部に吸気孔P1aが形成さ
れており、この吸気孔P1aは吸気管T3を介して図示
しない真空チャンバに接続されている。なお、吸気孔P
1aは前記駆動軸A1および従動軸A2の軸間の中央部
上方に形成されている。図3、図4において、ポンプ室
P1の下端部には前記駆動軸A1および従動軸A2の軸
間の中心位置の両側に一対の排気孔P1b,P1bが下
方に延びて形成されている。前記一対の排気孔P1b,
P1bはその下端部において前記軸間の中心から離れる
方向に広がり且つ上流側に延びて形成されている。そし
て、排気孔P1b,P1bの下流端は上流側ブロックB
1の上流側端面に開口している。上流側ブロックB1の
外壁9の上流側端面には前記一対の排気孔P1b,P1
bの下流端から半円状の連通溝S1,S1が形成されて
いる。連通溝S1,S1はポンプ室P1よりも下方から
上方に延びており、上方位置において合流し且つ前記第
2ポンプ室P2の吸気孔P2aに連通している。
には、前記第3、第4ポンプ室の上端部に前記駆動軸A
1および従動軸A2の軸間の中心部の上方に吸気孔P3
a、P4aが上方に延びて形成されている。また、前記
第3ポンプ室P3の下端部には、前記ポンプ室P1の下
端部に設けた一対の排気孔P1b,P1bと同様の一対
の排気孔P3b,P3bが下方に延びて形成されてい
る。前記一対の排気孔P3b,P3bはその下端部にお
いて前記軸間の中心から離れる方向に広がり且つ下流側
に延びて形成されている。そして、排気孔P3b,P3
bの下流端は上流側ブロックB1の下流側端面に開口し
ている。
は、その中央部(前記駆動軸A1および従動軸A2の中
間部)を上下に伸びる上下連通孔S2aが形成されてい
る。また、上流側ブロックB1の下部外壁9aには上流
側ブロックB1の上流側端面に1端部が開口し且つ他端
部が前記上下連通孔S2bの下端部に連通する排気側連
通孔S2bが形成され、上流側ブロックB1の上部外壁
9bには、前記上下連通孔S2aの上端部と第3ポンプ
室P3の吸気孔P3aとを連通させる吸気側連通孔S2
cが形成されている。したがって、第2ポンプ室P2の
排気孔P2bは、順次前記排気側連通孔S2b、上下連
通孔S2aおよび吸気側連通孔S2cを介して第3ポン
プ室P3の吸気孔P3aに接続している。
側端面には、前記第3ポンプ室P3の排気孔P3b,P
3bの下流端から半円状の連通溝S3,S3が形成され
ている。前記連通溝S3,S3はポンプ室P3よりも下
方から上方に延びており、上方位置において合流してい
る。
流側端面に形成された第4ポンプ室P4の上端には上方
に延びる吸気孔P4aが形成されている。この吸気孔P
4aの上端部には前記連通孔S3,S3の上端部が連通
している。第4ポンプ室P4の下端部には下方に延びる
排気孔P4bが形成されており、この排気孔P4bは下
方に延びる部分とその下端から下流端側に延びる部分と
を有している。そして排気孔P4bの下流端(前記下流
端側に延びる部分の外端)は仕切壁11の下流側端面
(図2、図3で右端面)の下端部に開口している。前記
仕切壁11の下流側端面には、前記第4ポンプ室P4の
排気孔P4bの下流端から円形の連通溝S4が形成され
ている。連通溝S4はポンプ室P4よりも下方から上方
に延びており、上方位置において合流している。
5ポンプ室P5を形成する凹部と、前記第5ポンプ室P
5の上端に上方に延びて形成された吸気孔P5aと、こ
の吸気孔P5aの上端部に接続する円形の連通溝S4が
形成されている。この下流端壁3の上流側端面に形成さ
れた連通溝S4は前記前記仕切壁11の下流側端面に形
成された連通溝S4と接合するように形成されている。
したがって、前記第4ポンプ室P4の排気孔P4bから
排気された気体は、前記接合する円形の連通孔S4,S
4を通って吸気孔P5aからポンプ室P5に吸気され
る。
央部に排気孔P5bが形成されており、排気孔P5bの
下流端は下流端壁3の下端面に開口している。前記排気
孔P5bの下流端は接続管T4および逆止弁V2を介し
て前記排気管T2に接続されている。
れぞれ前記各ポンプ室P1〜P5内部に収容されたポン
プロータR1a,R1b〜R5a,R5bが設けられて
いる。前記各ポンプロータR1a,R1b〜R5a,R
5bは前記駆動軸A1および従動軸A2と一体的に回転
し、その回転時に、各ポンプ室P1〜P5の吸気孔P1
a〜P5aから吸気した気体を排気孔P1b〜P5bに
排気する。
上流側(真空側)の第1ポンプ室P1と下流側(大気
側)の第3ポンプ室P3との間に第2ポンプ室P2が配
置されていないので、第1ポンプ室P1と第3ポンプ室
P3との間の圧力差が大きくなる。前記圧力差が大きく
なると逆流が生じてポンプ性能が低下するので、第1ポ
ンプ室P1と第3ポンプ室P3との間の仕切り壁7を貫
通する駆動軸A1および従動軸A2の軸貫通孔の内周面
にリング状の圧力調節溝7Aおよび7Bを形成してい
る。そして、前記圧力調節溝7A,7Bに前記第1ポン
プ室P1および第3ポンプ室P3の圧力の中間の圧力を
導入するため、前記圧力調節溝7A,7Bと前記連通溝
S1とを連通させる連通溝L1が設けられている。この
場合、前記圧力調節溝7A,7Bは第2ポンプ室P2の
吸入孔P2aの圧力と同じ圧力(前記第1ポンプ室P1
および第3ポンプ室P3の圧力の中間の圧力)となる。
実施の形態1の多段ルーツポンプでは、前記上流端壁2
側から前記下流端壁3側に向かって順次第2ポンプ室P
2、第1ポンプ室P1、第3ポンプ室P3、…が形成さ
れているので、上流端壁2の外端側に配置したモータ室
Hbは、第1ポンプ室P1よりも低真空(高圧)の第2
ポンプ室P2に隣接することになる。このため、モータ
室Hb内の圧力を比較的高圧に保持することができるの
で、モータ室Hb内のモータロータMbで発熱した熱の
熱伝達率が高真空の場合よりも高くなるので、熱を外部
に逃がし易い。
成部材)である仕切壁形成ブロックBは、上流側ブロッ
クB1および下流側ブロックB2を有しており、前記上
流側ブロックB1は下側ブロックB1aおよび上側ブロ
ックB1bに2分割され、前記下流側ブロックB2は下
側ブロックB2aおよび上側ブロックB2bに2分割さ
れている。そして、上流側ブロックB1は、第1仕切壁
6〜第3仕切壁8と外壁9とを有し且つ前記第1仕切壁
6〜第3仕切壁8の間に第1ポンプ室P1および第3ポ
ンプ室P3を形成する。すなわち、上下2つのケーシン
グ部材B1a,B1bにより3つの仕切壁6〜8および
2つのポンプ室P1,P3を形成しているので、各仕切
壁6〜8毎に上下に2分割したケーシング部材(ケーシ
ングCの構成部材)を使用する場合と比較して、ケーシ
ングCを構成するケーシング部材の個数(すなわち、部
品点数)を減少させることができる。
された第2ポンプ室P2と第3ポンプ室P3とは、前記
第2仕切壁7の中央部を上下に伸びる上下連通孔S2a
と、前記上下連通孔S2aの下端部と第1ポンプ室P1
とを連通させる排気側連通孔S2bと、前記上下連通孔
S2aの上端部と第3ポンプ室P3とを連通させる吸気
側連通孔S2cとにより連通させている。この場合、前
記第2ポンプ室P2の排気孔P2bと前記第3ポンプ室
P3の吸気孔P3aとを接続する接続管を、ケーシング
の外側に配置する必要がなくなるので、多段ルーツポン
プ全体をコンパクトに構成することが可能となる。
さなポンプ室P5(すなわち、下流端側第1ポンプ室)
と容積の2番目に小さなポンプ室P4(すなわち、下流
端側第2ポンプ室)との間の仕切壁11(下流端側第1
仕切壁)は、その上流側の仕切壁8および下流側の下流
端壁3とは別体に構成されているので、ポンプ室P5
(下流端側第1ポンプ室)は下流端壁3または仕切壁1
1(すなわち、下流端側第1仕切壁)の端面に形成する
ことができる。したがって、容積の一番小さなポンプ室
P5(下流端側第1ポンプ室)は、互いに別体に形成さ
れた前記下流端壁3または仕切壁11(下流端側第1仕
切壁)のいずれかの端面に形成することができるので、
ロータ厚み方向の幅が狭いポンプ室であっても容易に形
成することができる。また、前記ポンプ室P5に接続す
る吸気孔P5aと、それに接続する連通路孔S4も、前
記仕切壁11(下流端側第1仕切壁)または下流端壁8
のいずれかの端面に形成することができるので、それら
の形成が容易になる。
(下流端側第2ポンプ室)は仕切り壁11(下流端側第
1仕切壁)または仕切壁8(下流端側第2仕切壁)の端
面に形成することができる。したがって、容積の2番目
に小さなポンプ室P4(下流端側第2ポンプ室)は、互
いに別体に形成された前記仕切壁11(下流端側第1仕
切壁)または仕切壁8(下流端側第2仕切壁)のいずれ
かの端面に形成することができるので、ロータ厚み方向
の幅が狭いポンプ室であっても容易に形成することがで
きる。また、前記ポンプ室P4に接続する吸気孔P4a
または排気孔P4bと、それらに接続する連通路孔S3
またはS4も、前記仕切壁11(下流端側第1仕切壁)
または仕切壁8(下流端側第2仕切壁)のいずれかの端
面に形成することができるので、それらの形成が容易に
なる。
態2の説明図で、前記実施の形態1の図2に対応する図
である。なお、この実施の形態2の説明において、前記
実施の形態1の構成要素に対応する構成要素には同一の
符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施の
形態2は、下記の点で前記実施の形態1と相違している
が、他の点では前記実施の形態1と同様に構成されてい
る。実施の形態1の図2では、上流端壁2から下流側に
向かって順に第2ポンプ室P2、第1ポンプ室P1、第
3ポンプ室P3の順序で配置されていたのに対し、図5
に示す本実施の形態2では、第1ポンプ室P1,第2ポ
ンプ室P2、第3ポンプ室P3の順序で配置されてい
る。そして、上流側のポンプ室P1の一対の排気孔P1
b,P1bは前記実施の形態1と同様に、ポンプ室P1
の下端部において前記駆動軸A1および従動軸A2の軸
間の中心位置の両側において下方に延びて形成されてい
る。前記一対の排気孔P1b,P1bから下流側のポン
プ室P2の吸気孔P2aへの連通溝S1,S1は仕切壁
6の上流側端面に形成されている。
P2bは、第2ポンプ室P2の下端中央部から下方に延
びている。前記排気孔P2bとその下流側のポンプ室P
3の吸気孔P3aとを連通させる連通孔の構成は、仕切
壁7の中央部を上下方向に延びる上下連通孔S2aと、
前記上下連通孔S2aの下端および第2ポンプ室P2の
排気孔P2bを連通させる排気側連通孔S2bと、前記
上下連通孔S2aの上端および第3ポンプ室P3の吸気
孔P3aを連通させる吸気側連通孔S2cとにより構成
されている。本実施の形態2では、前記排気側連通孔S
2bおよび吸気側連通孔S2cは前記仕切壁ブロックB
1の外壁9の外側面から切削加工された孔により形成さ
れている。なお、本実施の形態2では、前記実施の形態
1のリング状の圧力調節溝7A,7Bおよび、前記圧力
調節溝7A,7Bと前記連通溝S1とを連通させる連通
溝L1は省略されている。また、仕切壁形成ブロックB
1の下部ブロックB1aの外壁に開口する排気側連通孔
S2bに接続間管1が接続されており、接続管T1は、
逆止弁V1を介して排気管T2に接続される。
た本実施の形態2では、高真空(低圧)の第1ポンプ室
P1から順次圧力が高くなる第2〜第5ポンプ室P2〜
P5の順序で配置されているため、隣接するポンプ室間
の圧力差が小さいので、前記実施の形態1のリング状の
圧力調節溝7A,7Bを省略しても気体の逆流が生じ難
くなっている。また、本実施の形態2では、前記排気側
連通孔S2bおよび吸気側連通孔S2cは前記仕切壁ブ
ロックB1の外壁9の外側面から切削加工により容易に
形成することができる。
態3の説明図で、前記実施の形態2の図5に対応する図
である。なお、この実施の形態3の説明において、前記
実施の形態2の構成要素に対応する構成要素には同一の
符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施の
形態3は、下記の点で前記実施の形態2と相違している
が、他の点では前記実施の形態2と同様に構成されてい
る。前記実施の形態2の図5では、前記吸気側連通孔S
2cは、前記仕切壁ブロックB1の外壁9の外側面から
切削加工により形成されているのに対し、本実施の形態
3では第3仕切壁8の下流側端面側から切削加工により
形成されている。この切削加工も第3仕切壁8の下流側
端面から容易に行うことができる。
態4の説明図で、前記実施の形態1の図2に対応する図
である。なお、この実施の形態4の説明において、前記
実施の形態1の構成要素に対応する構成要素には同一の
符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施の
形態4は、下記の点で前記実施の形態1と相違している
が、他の点では前記実施の形態1と同様に構成されてい
る。実施の形態1の図2では、第2ポンプ室P2の排気
孔P2bと第3ポンプ室P3の排気孔P3aとの接続は
ケーシングCの上流側ブロックB1の内部に形成した連
通孔S2a〜S2cにより行っていたのに対し、図7示
す実施の形態4では、第2ポンプ室P2の排気孔P2b
と第3ポンプ室P3の排気孔P3aとの接続はケーシン
グCの外部に配置した接続管Lにより連通している。
実施の形態の多段ルーツポンプ1では、第2ポンプ室P
2から第3ポンプ室P3に吸引される気体は前記接続管
Lにより冷却されて圧力が低下する。このため、第3ポ
ンプ室のポンプの排気効率が向上する。
述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の
範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明
の変更例を下記に例示する。(H01)本発明は、ポンプ
室の個数が5個以外の多段ルーツポンプにも適用可能で
ある。(H02)前記実施例において1個のポンプ室に2
個の排気を設けた構成を示したが、吸気孔も前記排気孔
と同様に、1個のポンプ室に2個の吸気孔を設けること
が可能である。
記の効果(E01),(E02)を奏することができる。
(E01)下流端第1仕切壁を、その下流側の下流端壁お
よび上流側の下流端第2仕切壁とは別体に構成したの
で、容積が一番小さな下流端第1ポンプ室を下流端壁の
上流側端面または下流端第1仕切壁の下流側端面に形成
することができ、また、容積が2番目に小さな下流端第
2ポンプ室を下流端第1仕切壁壁の上流側端面または下
流端第2仕切壁の下流側端面に形成することができる。
このため、ポンプ室のポンプロータ軸方向の幅が小さい
ポンプ室であっても容易に形成することができるので、
小型化および製作が容易な多段ルーツポンプを提供する
ことができる。(E02)一番低圧(一番高真空)の第1
ポンプ室よりも高圧(低真空)のポンプ室(例えば、第
2ポンプ室または第3ポンプ室等)を上流端壁側に形成
したので、前記上流端壁の外端側に部品収納室を形成し
てその部品収納室にモータ等の発熱部品を配置しても、
前記部品収納室の圧力が比較的上昇し難いので、前記発
熱部品が真空断熱による熱量蓄積による昇温するのを防
止することができる。(E03)多段ルーツポンプを形成
するケーシングの隣接する3個の仕切壁および前記3個
の隣接する各仕切壁の間に形成される2個のポンプ室を
有するケーシング構成部材である仕切壁形成ブロックを
上下に2分割して形成することによりケーシングの構成
部材の分割数を少なくするとともに、前記各仕切壁の上
流側および下流側に形成される各ポンプ室を連通させる
全連通孔を切削加工により形成することができる。した
がって、複雑な中子を使用せずにケーシングの構成部材
を容易に製造することができる。
態1の説明図であり、図1Aは正断面図で図1CのIA
−IA線断面図、図1Bは平断面図で前記図1AのIB
−IB線断面図、図1Cは前記図1AのIC−IC線断
面図、図1Dは前記図1AのID−ID線断面図であ
る。
り、図4Aは前記図1Cの拡大図、図4Bは前記図1D
の拡大図である。
記実施の形態1の図2に対応する図である。
記実施の形態2の図5に対応する図である。
記実施の形態1の図2に対応する図である。
である。
の説明図で、図9Aはポンプ室の断面図で前記図8のI
XA−IXA線断面図、図9Bはギヤ室の断面図で前記
図8のIXB−IXB線断面図、である。
Mのロータ表面温度の相関を示す図である。
…仕切壁形成ブロック、B1a…下ブロック、B1b…
上ブロック、C…ケーシング、S1〜S4…連通路、S
2a…上下連通孔、S2b…排気側連通孔、S2c…吸
気側連通孔、P1〜P5…ポンプ室、P1a〜P5a…
吸気孔、P1b〜P5b…排気孔、R1a,R1b〜R
5a,R5b…ポンプロータ、L…接続管、1…多段ル
ーツポンプ、2…上流端壁、3…下流端壁、6…仕切壁
(第1仕切壁)7…仕切壁(第2仕切壁)8…仕切壁
(第3仕切壁)11…仕切壁(第4仕切壁)9,12…
外壁。
Claims (5)
- 【請求項1】 互いに離れて配置された上流端壁および
下流端壁と前記両端壁間に配置された複数の仕切壁およ
び外壁を有し上下に分割された仕切壁形成ブロックとを
有し、前記上流端壁、複数の仕切壁および下流端壁の各
壁の間にそれぞれ吸気孔および排気孔に接続するポンプ
室を形成するケーシングと、 前記上流端壁、複数の仕切壁、および下流端壁を貫通す
る平行な一対の回転軸と、 前記各ポンプ室内にそれぞれ配置され且つ前記一対の回
転軸にそれぞれ設けられて、回転時に前記吸気孔から吸
気した気体を前記排気孔から排出する一対のポンプロー
タと、 前記複数のポンプ室において容積の大きいポンプ室から
順次容積の小さいポンプ室に気体が移送されるように各
ポンプ室間を連通させる連通路と、を備えた多段ルーツ
ポンプにおいて、次の構成要件(A01)を備えたことを
特徴とする多段ルーツポンプ、 (A01)m,nをそれぞれ正の整数とし且つm≦(n/
2)として容積の大きいポンプ室から順に第1ポンプ
室、第2ポンプ室、…、第mポンプ室、第m+1ポンプ
室、第m+2ポンプ室、…、第n−1ポンプ室、第nポ
ンプ室と名付けた場合に、前記上流端壁側から前記下流
端壁側に向かって順次第mポンプ室、第m−1ポンプ
室、第m−2ポンプ室、…、第1ポンプ室、第m+1ポ
ンプ室、第m+2ポンプ室、…、第n−1ポンプ室、第
nポンプ室が形成された前記ケーシング。 - 【請求項2】 次の構成要件(A02)を備えたことを特
徴とする請求項1記載の多段ルーツポンプ、 (A02)前記mおよびnはm=2、n=5であり、前記
上流端壁側から前記下流端壁側に向かって順次第2ポン
プ室、第1ポンプ室、第3ポンプ室、第4ポンプ室およ
び第5ポンプ室が形成された前記ケーシング。 - 【請求項3】 互いに離れて配置された上流端壁および
下流端壁と前記両端壁間に配置された複数の仕切壁およ
び外壁を有し上下に分割された仕切壁形成ブロックとを
有し、前記上流端壁、複数の仕切壁および下流端壁の各
壁の間にそれぞれ吸気孔および排気孔に接続するポンプ
室を形成するケーシングと、 前記上流端壁、複数の仕切壁、および下流端壁を貫通す
る平行な一対の回転軸と、 前記各ポンプ室内にそれぞれ配置され且つ前記一対の回
転軸にそれぞれ設けられて、回転時に前記吸気孔から吸
気した気体を前記排気孔から排出する一対のポンプロー
タと、 前記複数のポンプ室において容積の大きいポンプ室から
順次容積の小さいポンプ室に気体が移送されるように各
ポンプ室間を連通させる連通路と、を備えた多段ルーツ
ポンプにおいて、次の構成要件(A03),(A04)を備
えたことを特徴とする多段ルーツポンプ、(A03)容積
の小さいポンプ室から順に下流端側第1ポンプ室、下流
端側第2ポンプ室、…、と名付けた場合に、前記下流端
壁側から前記上流端壁側に向かって順次下流端側第1ポ
ンプ室、下流端側第2ポンプ室、下流端側第3ポンプ室
が形成された前記ケーシング、(A04)前記下流端側第
1ポンプ室と下流端側第2ポンプ室との間の仕切壁を下
流端側第1仕切壁、前記下流端側第2ポンプ室と下流端
側第3ポンプ室との間の仕切壁を下流端側第2仕切壁と
名付けた場合に、下流端側第1仕切壁は前記下流端壁お
よび下流端側第2仕切壁とは別体に構成された前記ケー
シング。 - 【請求項4】 互いに離れて配置された上流端壁および
下流端壁と前記両端壁間に配置された複数の仕切壁およ
び外壁を有し上下に分割された仕切壁形成ブロックとを
有し、前記上流端壁、複数の仕切壁および下流端壁の各
壁の間にそれぞれ吸気孔および排気孔に接続するポンプ
室を形成するケーシングと、 前記上流端壁、複数の仕切壁、および下流端壁を貫通す
る平行な一対の回転軸と、 前記各ポンプ室内にそれぞれ配置され且つ前記一対の回
転軸にそれぞれ設けられて、回転時に前記吸気孔から吸
気した気体を前記排気孔から排出する一対のポンプロー
タと、 前記複数のポンプ室において容積の大きいポンプ室から
順次容積の小さいポンプ室に気体が移送されるように各
ポンプ室間を連通させる連通路と、を備えた多段ルーツ
ポンプにおいて、次の構成要件(A05),(A06)を備
えたことを特徴とする多段ルーツポンプ、(A05)連続
して配置された3個の仕切壁を有し且つ上下に2分割さ
れた下ブロックおよび上ブロックにより構成された前記
仕切壁形成ブロック、(A06)qを正の整数とした場合
に前記連続して配置された3個の仕切壁を前記上流端壁
側から下流端壁側に第q仕切壁、第q+1仕切壁、第q
+2仕切壁と名付け、且つ前記第q仕切壁の上流側に形
成されるポンプ室を第qポンプ室、前記第q+1仕切壁
の上流側に形成されるポンプ室を第q+1ポンプ室、前
記第q+2仕切壁の上流側に形成されるポンプ室を第q
+2ポンプ室、前記第q+2仕切壁の下流側に形成され
るポンプ室を第q+3ポンプ室と名付けた場合に、前記
第qポンプ室の排気孔と第q+1ポンプ室の吸気孔との
連通孔は前記第q仕切壁の上流側端面に形成され、前記
第q+2ポンプ室の排気孔と第q+3ポンプ室の吸気孔
とは前記第q+2仕切壁の下流側端面に形成され、前記
第q+1ポンプ室と第q+2ポンプ室とを連通させる連
通孔は前記第q+1仕切壁の中央部を上下に延びる上下
連通孔と、前記上下連通孔の下端部と前記第q+1ポン
プ室の排気孔とを連通させる排気側連通孔と、前記上下
連通孔の上端部と前記第q+2ポンプ室の吸気孔とを連
通させる吸気側連通孔とにより形成された前記仕切壁形
成ブロック。 - 【請求項5】 互いに離れて配置された上流端壁および
下流端壁と前記両端壁間に配置された複数の仕切壁およ
び外壁を有し上下に分割された仕切壁形成ブロックとを
有し、前記上流端壁、複数の仕切壁および下流端壁の各
壁の間にそれぞれ吸気孔および排気孔に接続するポンプ
室を形成するケーシングと、 前記上流端壁、複数の仕切壁、および下流端壁を貫通す
る平行な一対の回転軸と、 前記各ポンプ室内にそれぞれ配置され且つ前記一対の回
転軸にそれぞれ設けられて、回転時に前記吸気孔から吸
気した気体を前記排気孔から排出する一対のポンプロー
タと、 前記複数のポンプ室において容積の大きいポンプ室から
順次容積の小さいポンプ室に気体が移送されるように各
ポンプ室間を連通させる連通路と、を備えた多段ルーツ
ポンプにおいて、次の構成要件(A07)を備えたことを
特徴とする多段ルーツポンプ、(A07)前記仕切壁形成
ブロックにより形成されるポンプ室の下端部において前
記一対の回転軸の軸間の中心位置の両側に下方に延びて
形成され、前記下方に延びた部分の下端部において前記
仕切壁形成ブロックの軸方向の端面に開口して形成され
た一対の前記排気孔と、前記一対の排気孔の開口部から
外側に円弧状に延びるように前記端面に形成され且つ上
端部において下流側のポンプ室の吸気孔に連通する連通
孔とが形成された前記仕切壁形成ブロック。
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