JP2003166483A - 多段式ルーツ型ポンプ - Google Patents

多段式ルーツ型ポンプ

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JP2003166483A
JP2003166483A JP2001365198A JP2001365198A JP2003166483A JP 2003166483 A JP2003166483 A JP 2003166483A JP 2001365198 A JP2001365198 A JP 2001365198A JP 2001365198 A JP2001365198 A JP 2001365198A JP 2003166483 A JP2003166483 A JP 2003166483A
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Japan
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housing
pump
roots
linear expansion
rotary shaft
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Application number
JP2001365198A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Naito
喜裕 内藤
Kazuo Yoshimune
和夫 能宗
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段式ルーツ型ポンプにおいて、ポンプ効率
を低下させることなく熱膨張によるルーツロータとハウ
ジングとの干渉を防止すること。 【解決手段】 回転軸の線膨張率をα1(/K)、ハウ
ジングの線膨張率をα2(/K)、ルーツロータ非回転
時の回転軸及びハウジングの温度をT0(K)、ルーツ
ロータ回転時の回転軸の温度をT1(K)、ルーツロー
タ回転時のハウジングの温度をT2(K)とすると、回
転軸の線膨張率α1と前記ハウジングの線膨張率α2との
比α2/α1が、次式、 α2/α1=(T1−T0)/(T2−T0) を満たすようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーツ型ポンプに
関し、特に、ハウジング内に複数のポンプ室が形成され
た多段式ルーツ型ポンプに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のルーツ型ドライポンプは、図10
に示すように、長円形のポンプ室A内に2つの同形の断
面形状のルーツロータ101,102が2本の回転軸1
03,104にそれぞれ取り付けられ、ロータ同士、ロ
ータとハウジング内壁面とが僅かな隙間を保ちながら互
いに接触することなく逆方向に回転する。これにより、
ルーツロータとハウジング内壁面とで囲まれた空間内の
気体がハウジングの排出口105まで導かれ、該排出口
105から排出される。
【0003】また、多段式のルーツ型ドライポンプは、
図11に示すように、ハウジング内に複数のポンプ室A
が形成され、これらのポンプ室Aは図示せぬ連絡通路に
よって直列的に連通されている。各ポンプ室内にはそれ
ぞれ2つのルーツロータ101,102が収容されてい
る。2つのルーツロータ101,102のそれぞれの回
転軸103,104の端部(図示左端)には、タイミン
グギア106a,106bが回転軸103,104と同
軸的に取り付けられており、各々のタイミングギア10
6a,106bは互いに噛み合わされている。
【0004】そして、モータMからの回転出力が一方の
タイミングギア106aに伝達されることにより該タイ
ミングギア106aが回転すると、噛み合いによりもう
一方のタイミングギア106bも回転する。これによ
り、両タイミングギア106a,106bが互いに逆方
向に回転し、各タイミングギア106a,106bが連
結している回転軸103,104及び該各回転軸10
3,104に取り付けられている各ポンプ室内のルーツ
ロータ101,102も互いに逆回転する。このような
ルーツロータの回転駆動によって、気体が各ポンプ室へ
と吸い込まれ、各ポンプ室で気体を圧縮して排出し、排
出された気体は次のポンプ室に導かれる。したがって、
一方のポンプ室を排気対象空間に連通すれば、その排気
対象空間を真空空間若しくは減圧空間とすることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多段式ルーツ型ポンプ
において、各ポンプ室では、前述したように気体が圧縮
されるために、圧縮熱が発生する。発生した圧縮熱は、
まずルーツロータ及び回転軸に伝わり、該ルーツロータ
及び回転軸が温度上昇する。圧縮熱はまたハウジングに
も伝わってハウジングの温度を上昇させる。
【0006】ハウジングは外表面が大気に開放されてい
るために、伝達された圧縮熱を外表面から大気に放熱し
たり、さらには外部から冷却水などによって冷却したり
して温度上昇を抑えることができる。しかし、ルーツロ
ータ及び回転軸はポンプ室内部に配設されており、該ポ
ンプ室は真空若しくは減圧空間であるので、放熱量がハ
ウジングに比べて少なく、ハウジングよりも温度上昇の
度合いが大きくなる。つまり、圧縮熱による温度上昇が
高くなればなるほど、ルーツロータ及び回転軸と、ハウ
ジングの温度差が大きくなる。この場合において、材質
の熱膨張は温度に比例するから、回転軸とハウジングは
高温になるほど熱膨張の差が大きくなる。したがって、
ポンプの作動初期段階などの比較的温度上昇が少ない時
点ではルーツロータとハウジングとの間に適当な隙間を
保って作動していても、時間が経過していくにつれて圧
縮熱によりハウジングと回転軸の温度が上昇し、回転軸
とハウジングとの熱膨張の差のために隙間がなくなって
くる。多段式ルーツ型ポンプの場合、単段式ルーツ型ポ
ンプに比べて回転軸が長いため、さらに熱膨張の差が大
きくなり、最終的にはハウジングと高速回転しているル
ーツロータとが干渉し、ルーツポンプの破損につながる
恐れがある。もし干渉を防ぐためにハウジングとルーツ
ロータ間の全ての隙間を大きくするならば、その隙間か
ら気体の漏れや逆流の発生が大きくなり、ポンプ効率が
極めて低くなる。
【0007】ゆえに、本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたものであり、多段式ルーツ型ポンプにおいて、ポン
プ効率を低下させることなく熱膨張によるルーツロータ
とハウジングとの干渉を防止することを技術的課題とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために成された請求項1の発明は、内部に複数のポン
プ室が形成されたハウジングと、駆動源に連結されると
ともに前記複数のポンプ室内に延在した回転軸と、前記
複数の各ポンプ室内に収容され前記回転軸と同軸回転可
能に該回転軸に連結されたルーツロータとを有するルー
ツ型ポンプにおいて、前記回転軸の線膨張率が前記ハウ
ジングの線膨張率よりも小さいことを特徴とする多段式
ルーツ型ポンプとすることである。
【0009】上記請求項1の発明によれば、回転軸の線
膨張率をハウジングの線膨張率よりも小さくしたので、
同一温度における、熱膨張による回転軸の伸び量が、熱
膨張によるハウジングの伸び量よりも少なくなる。この
ため回転軸の伸び量がハウジングの伸び量を上回ってル
ーツロータがハウジングに干渉することを防止できる。
【0010】また、請求項2の発明は、前記回転軸の線
膨張率をα1(/K)、前記ハウジングの線膨張率をα2
(/K)、前記ルーツロータ非回転時の前記回転軸及び
前記ハウジングの温度をT0(K)、前記ルーツロータ
回転時の前記回転軸の温度をT1(K)、前記ルーツロ
ータ回転時の前記ハウジングの温度をT2(K)とする
と、前記回転軸の線膨張率α1と前記ハウジングの線膨
張率α2との比α2/α1は、次式、 α2/α1=(T1−T0)/(T2−T0) を満たすことを特徴としている。
【0011】上記請求項2の発明によれば、回転軸とハ
ウジングとの線膨張率の比(α2/α1)を、ハウジング
の温度上昇量(T2−T0)と回転軸の温度上昇量(T1
−T 0)との比と等しくしたので、回転軸とハウジング
との温度上昇の差に基づく熱膨張量の差が見かけ上なく
なる。このため、熱膨張による回転軸の伸び量とハウジ
ングの伸び量とが等しくなり、伸び量の差に起因してル
ーツロータがハウジングに干渉することをより確実に防
止できる。
【0012】また、請求項3の発明は、前記回転軸の線
膨張率をα1(/K)、前記ハウジングの線膨張率をα2
(/K)、前記ルーツロータ非回転時の前記回転軸及び
前記ハウジングの温度をT0(K)、前記ルーツロータ
回転時の前記回転軸の温度をT1(K)、前記ルーツロ
ータ回転時の前記ハウジングの温度をT2(K)とする
と、前記回転軸の線膨張率α1と前記ハウジングの線膨
張率α2との比α2/α1は、次式、 1+10/(T2−T0)<(α2/α1)<1+80/
(T2−T0) の範囲内であることを特徴としている。
【0013】上記請求項3の発明によれば、回転軸とハ
ウジングとの線膨張率の比(α2/α1)を上記範囲とな
るようにしたので、回転軸とハウジングとの温度上昇の
差が10K〜80Kの場合において、熱膨張による回転
軸の伸び量とハウジングの伸び量とが等しくなり、伸び
量の差に起因してルーツロータがハウジングに干渉する
ことをより確実に防止できる。
【0014】また、請求項4の発明は、前記回転軸の材
質をA、前記ハウジングの材質をBとすると、前記Aと
前記Bとの組合せ(A、B)は、(A,B)=(NiC
o合金、Ni合金)、(ニレジスト系鋳物、ニレジスト
系鋳物)、(ニレジスト系鋳物、セラミック)、(鉄、
ステンレス)、(鉄、セラミック)、(黄銅、アルミニ
ウム)、(鉄、アルミニウム)のいずれかであり、か
つ、前記Aの線膨張率が前記Bの線膨張率よりも小さい
ことを特徴としている。
【0015】尚、上記組合せのうち、NiCo合金、N
i合金、ニレジスト系鋳物、セラミック系の材質を回転
軸又はハウジングに使用する場合には、これらの材質の
膨張率が小さいので、各部のクリアランスをより小さく
設定でき、請求項1の発明の効果に加え、ポンプの効率
化の向上が望める。
【0016】また、Ni合金系、ニレジスト系鋳物、ス
テンレス系、セラミック系の材質は、耐食性が高いの
で、これらの材質を回転軸又はハウジングに使用するこ
とにより、請求項1の効果に加え、耐食性向上という効
果が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照して説明する。
【0018】(第1実施形態例)図1は、本例における
ルーツ型ドライポンプの断面図、図2は図1におけるII
―II断面図、図3は図1におけるIII―III断面図、図4
は図1におけるIV―IV断面図、図5は図1におけるV―V
断面図である。
【0019】図1において、ルーツ型ドライポンプ1
は、ハウジング部材2を備える。本例においてハウジン
グ部材2は、ポンプハウジング21と、駆動側ハウジン
グ22とに分けられている。
【0020】ポンプハウジング21はさらに上部側ハウ
ジング211と下部側ハウジング212とに分割されて
おり、両者が連結されることによって、内部に第1ポン
プ室31、第2ポンプ室32、第3ポンプ室33、第4
ポンプ室34の4つのポンプ室が形成される。尚、図2
は、第1ポンプ室31の、図3は第2ポンプ室32の、
図4は第3ポンプ室33の、図5は第4ポンプ室34
の、断面をそれぞれ示す図である。
【0021】駆動側ハウジング22は、図1のルーツ型
ドライポンプ1において右側に取り付けられており、そ
の内部にはギア室35が形成されている。従って、ハウ
ジング部材2は、その内部にポンプ室31,32,3
3,34及びギア室35が形成されている。
【0022】尚、本例においては、ハウジング部材2を
ポンプハウジング21と駆動側ハウジング22とに分け
てあるが、これらのハウジングが一体となっていても良
い。
【0023】ポンプハウジング21と駆動側ハウジング
22との間には、仕切り壁部材としての第1のサイドカ
バー41が配置され、該第1のサイドカバー41によっ
て両ハウジング21、22が画成されている。第1のサ
イドカバー4は平板状の部材であり、その略中央部分に
は、ギア室35から第4ポンプ室34にかけて貫通した
2つの貫通孔が形成されている。
【0024】図6は、図1におけるA方向矢視図であ
る。図に示すように、ギア室35内には、駆動側タイミ
ングギア51(駆動ギア)と従動側タイミングギア52
(従動ギア)とが収容されている。駆動側タイミングギ
ア51の回転中心には駆動回転軸61が取り付けられて
おり、また従動側タイミングギア52の回転中心には従
動回転軸62が取り付けられている。そして、両タイミ
ングギア51,52が噛み合うように、両タイミングギ
ア51,52及び両回転軸61,62の位置が設定され
ている。
【0025】図2乃至図5に示すように、第1ポンプ室
31内には、第1駆動ルーツロータ311及び第1従動
ルーツロータ312が、第2ポンプ室32内には第2駆
動ルーツロータ321及び第2従動ルーツロータ322
が、第3ポンプ室33内には第3駆動ルーツロータ33
1及び第3従動ルーツロータ332が、第4ポンプ室3
4内には第4駆動ルーツロータ341及び第4従動ルー
ツロータ342が、それぞれ収容されている。本例にお
いては、各ルーツロータを、スーパーチャージャー等に
用いられる2葉ロータとしたが、本発明はこれに限定さ
れず、3葉ロータでも4葉ロータでも良い。
【0026】各駆動ルーツロータ311,321,33
1,341は、その回転中心に駆動回転軸61が取り付
けられている。従って、駆動回転軸61が回転すると、
各駆動ルーツロータ311,321,331,341は
各ポンプ室31,32,33,34内を駆動回転軸61
と同軸的に回転する。また、各従動ルーツロータ31
2,322,332,342は、その回転中心に従動回
転軸62が取り付けられている。従って、従動回転軸6
2が回転すると、各従動ルーツロータ312,322,
332,342は各ポンプ室31,32,33,34内
を従動回転軸62と同軸的に回転する。
【0027】図7は、図1におけるB−B部分断面図で
ある。図7に示すように、第1のサイドカバー41に
は、第1駆動側貫通孔411及び第1従動側貫通孔41
2の2つの貫通孔が設けられている。駆動回転軸61は
第1駆動側貫通孔411に挿通し、該第1駆動側貫通孔
411を境にその一側がギア室35内に延在して該ギア
室35内に収容されている駆動側タイミングギア51に
同軸的に連結され、その他側が各ポンプ室31,32,
33,34内に延在して該各ポンプ室31,32,3
3,34内に収容されている駆動ルーツロータ311,
321,331,341に同軸的に連結されている。ま
た、従動回転軸62は第1従動側貫通孔412に挿通
し、該第1従動側貫通孔412を境にその一側がギア室
35内に延在して該ギア室35内に収容されている従動
側タイミングギア52に同軸的に連結され、その他側が
各ポンプ室31,32,33,34内に延在して該各ポ
ンプ室31,32,33,34内に収容されている従動
ルーツロータ312,322,332,342に同軸的
に連結されている。このようにして、各駆動ルーツロー
タ311,321,331,342が駆動回転軸61に
よって串刺し状に連結され、各従動ルーツロータ31
2,322,332,342が従動回転軸62によって
串刺し状に連結されている。
【0028】ルーツ型ドライポンプ1の図1示左側には
モータ7が取り付けられている。モータ7とポンプハウ
ジング21との間には、第2のサイドカバー42が取り
付けられている。第2のサイドカバー42には、第1ポ
ンプ室31からモータ7内の空間にかけて第2駆動側貫
通孔421と第2従動側孔422とが形成されている。
駆動回転軸61は第2駆動側貫通孔421を挿通してモ
ータ7内の出力軸に連結されている。従動回転軸62は
第2従動側孔422を挿通し、自由端とされている。
【0029】また、第1のサイドカバー41に形成され
た第1駆動側貫通孔411と第2のサイドカバー42に
形成された第2駆動側貫通孔421の周囲には、それぞ
れベアリング71、73が取り付けられている。これら
のベアリング71,73によって、駆動回転軸61が回
転可能に軸支されている。また、第1のサイドカバー4
1に形成された第1従動側貫通孔412と第2のサイド
カバー42に形成された第2従動側孔422の周囲に
は、それぞれベアリング72,74が取り付けられてい
る。これらのベアリング72,74によって、従動回転
軸62が回転可能に軸支されている。
【0030】図2に示すように、第1ポンプ室31の図
示上部には、該第1ポンプ室31に連通した第1気体流
入通路313が形成されている。この第1気体流入通路
313には、排気対象空間が接続される。排気対象空間
の例としては、CVD等の手法により半導体薄膜を製造
する過程において減圧雰囲気が必要な空間や、熱の伝達
を遮断する断熱真空空間などが挙げられが、本発明にお
いては排気対象空間は真空空間や減圧空間に限定されな
い。流入気体を圧送するといったポンプの機能を果たし
さえすれば、どのようなものに接続しても良い。
【0031】第1ポンプ室31の図示下部、すなわち第
1気体流入通路313と対面する部分には、第1排出室
314が形成され、該第1排出室は連通路316で第1
ポンプ室31に連通している。
【0032】図3に示すように、第2ポンプ室32の図
示上部には第2流入室323が形成され、該第2流入室
323は連通路325で第2ポンプ室32に連通してい
る。また、第2ポンプ室32の図示下部には第2排出室
324が形成され、該第2排出室324は連通路326
で第2ポンプ室32に連通している。
【0033】図4に示すように、第3ポンプ室33の図
示上部には第3流入室333が形成され、該第3流入室
333は連通路335で第3ポンプ室33に連通してい
る。また、第3ポンプ室33の図示下部には第3排出室
334が形成され、該第3排出室334は連通路336
で第3ポンプ室33に連通している。
【0034】図5に示すように、第4ポンプ室34の図
示上部には第4流入室343が形成され、該第4流入室
343は連通路345で第4ポンプ室34に連通してい
る。また、第4ポンプ室34の図示下部には第4排出通
路344が連通している。この第4排出通路344は、
例えば大気開放される。
【0035】第1排出室314と第2流入室323とは
第1−2連絡通路351で接続され、第2排出室324
と第3流入室333とは第2−3連絡通路352で接続
され、第3排出室334と第4流入室343とは第3−
4連絡通路353で接続されている。各連絡通路35
1,352,353は、図3、図4、図5に示すように
各排出室314,323,334から図示左右両側に楕
円を描くように延びて次のポンプ室の流入室に近づき、
該次の流入室で合流するようにハウジング内に形成され
ている。
【0036】図1に示すように、ギア室35内には潤滑
オイル8が封入されている。この潤滑オイル8は、駆動
側タイミングギア51と従動側タイミングギア52が各
々噛み合い駆動するときの磨耗や、噛み合う際の発熱を
抑えるためのものであり、一般的には、フッ素系潤滑材
などが用いられる。
【0037】上記構成のルーツ型ドライポンプ1におい
て、モータ7が駆動すると、該モータの出力軸に連結さ
れた駆動回転軸61が所定方向周り(例えば反時計回
り)に回転する。駆動回転軸61には、各ポンプ室に収
容された駆動ルーツロータが連結されているので、各駆
動側ルーツロータは、各ポンプ室内で、駆動回転軸61
と同軸的に所定方向回り(例えば反時計回り)に回転す
る。
【0038】また、駆動回転軸61はその一端部に駆動
側タイミングギア51が連結され、この駆動側タイミン
グギア51は従動側タイミングギア52に噛み合わされ
ているので、駆動回転軸61の回転力が駆動側タイミン
グギア51から従動側タイミングギア52に伝達され
る。このとき、ギアの噛み合いにより回転方向が反転さ
れ、従動側タイミングギア52は駆動側タイミングギア
51とは反対の反所定方向回り(例えば時計回り)に回
転する。
【0039】従動側タイミングギア52には、従動回転
軸62の一端が連結されているので、従動回転軸62は
従動側タイミングギア52の回転力が伝達され、従動回
転軸62が反所定方向周り(例えば時計回り)に回転す
る。従動回転軸62には、各ポンプ室に収容された従動
ルーツロータが連結されているので、各従動ルーツロー
タは、各ポンプ室内で、従動回転軸62と同軸的に反所
定方向周り(例えば時計回り)に回転する。
【0040】従って、各ポンプ室内では、駆動ルーツロ
ータと従動ルーツロータとは互いに反対方向に回転す
る。この回転により、各ポンプ室上部の流入室又は流入
通路にある気体は、駆動ルーツロータとポンプ室内壁又
は従動ルーツロータとポンプ室内壁との間の空間に挟ま
れ、ポンプ室の内壁に沿って掻き出されて同ポンプ室下
側の排出室又は排出通路に圧送される。
【0041】よって、排気対象空間に接続している第1
流入通路313側の気体はまず第1ポンプ室31に入
り、第1ポンプ室31の駆動及び従動ルーツロータ31
1,312の回転によって掻き出されて第1排出室31
4に圧送され、そこから第1−2連絡通路351を伝わ
って第2流入室323に入る。第2流入室323に入っ
た気体は第2ポンプ室32に入り、該第2ポンプ室32
の駆動及び従動ルーツロータ321,322の回転によ
って掻き出されて第2排出室324に圧送され、そこか
ら第2−3連絡通路352を伝わって第3流入室333
に入る。第3流入室333に入った気体は第3ポンプ室
33に入り、該第3ポンプ室33の駆動及び従動ルーツ
ロータ331、332の回転によって掻き出されて第3
排出室334に圧送され、そこから第3−4連通路35
3を伝わって第4流入室343に入る。第4流入室34
3に入った気体は第4ポンプ室34に入り、該第4ポン
プ室34の駆動及び従動ルーツロータ341,342に
よって掻き出されて第4排出通路344に圧送される。
第4排出通路344に圧送された気体は、そこから外
部、例えば第4排出通路344が大気開放してあれば、
大気中に放出される。
【0042】排気対象空間に減圧が必要な空間を接続し
ておいた場合、上記のような流れによって排気対象空間
内の気体が外部に放出され、排気対象空間を減圧状態と
することができる。
【0043】多段式ルーツ型ポンプにおいて、各ポンプ
室では、前述したように気体が圧縮されるために、圧縮
熱が発生する。発生した圧縮熱は、まず駆動及び従動ル
ーツロータ311,312,321,322,331,
332,341,342及び駆動及び従動回転軸61,
62に伝わり、該ルーツロータ及び回転軸が温度上昇す
る。圧縮熱はまたハウジング、特に本例ではポンプハウ
ジング21にも伝わってポンプハウジング21の温度を
上昇させる。
【0044】ポンプハウジング21は外表面が大気に開
放されているために、伝達された圧縮熱を外表面から大
気に放熱したり、さらには外部から冷却水などによって
冷却したりして温度上昇を抑えることができる。しか
し、ルーツロータ及び回転軸は各ポンプ室内部に配設さ
れており、該ポンプ室は真空若しくは減圧空間であるの
で、放熱量がポンプハウジング21に比べて少なく、よ
ってポンプハウジング21よりもルーツロータ、回転軸
の温度上昇の度合いが大きくなる。つまり、圧縮熱によ
る温度上昇が高くなればなるほど、ルーツロータ及び回
転軸と、ポンプハウジングの温度差が大きくなる。この
場合において、材質の熱膨張は温度に比例するから、回
転軸とハウジングは高温になるほど熱膨張の差が大きく
なる。また、図8に示すように、各ルーツロータ31
1,312,321,322,331,332,34
1,342とポンプハウジングの各ポンプ室31,3
2,33,34の内壁との間には、ルーツロータがポン
プハウジングに非接触で回転するため回転軸61,62
の軸方向に軸方向隙間Sが形成されている。したがっ
て、ポンプの作動初期段階などの比較的温度上昇が少な
い時点ではルーツロータとハウジングとの間に適当な軸
方向隙間Sを保って作動していても、時間が経過してい
くにつれて圧縮熱によりハウジングと回転軸の温度が上
昇し、回転軸とハウジングとの熱膨張の差のために軸方
向隙間Sがなくなってくる。多段式ルーツ型ポンプの場
合、単段式ルーツ型ポンプに比べて回転軸が長いため、
さらに熱膨張の差が大きくなり、最終的には隙間Sが0
となり、ハウジングのポンプ室内壁と回転軸に軸支され
て高速回転しているルーツロータとが干渉し、ルーツポ
ンプの破損につながる恐れがある。
【0045】そこで、本例においては、回転軸とハウジ
ングの線膨張率の関係が以下のようになるよう、両者の
材質を決定する。一般に、回転軸とハウジングの温度
と、ロータ回転数の関係は図9のようになる。回転数が
高くなるに従い、回転軸(ルーツロータを含む)、ハウ
ジングの温度は上昇していくが、前述したようにハウジ
ングより回転軸のほうが温度上昇量は大きい。したがっ
て、任意の回転数r(例えば5000RPM)での回転
軸の温度T1と、ハウジングの温度T2の大小関係は、 T1>T2・・・(1) である。また、回転軸におけるポンプの停止時の温度T
0から任意の回転数rでの温度T1までの温度上昇量T1
−T0と、ハウジングにおけるポンプの停止時の温度T0
から任意の回転数rでの温度T2までの温度上昇量T2
0との比率(T 1−T0)/(T2−T0)はほぼ一定で
ある。
【0046】(T1−T0)/(T2−T0)=a 回転軸の材質の線膨張率をα1、ハウジングの材質の線
膨張率をα2、回転軸とハウジング共通の基準となる一
定の長さ(例えば左右の軸受け間のピッチ)をL1とす
ると、任意の回転数rでの回転軸の伸びΔLKとハウジ
ングの伸びΔLHはそれぞれ、 ΔLK=L1(T1−T0)α1 ΔLH=L1(T2−T0)α2 で表される。温度上昇が起こっても、回転軸とハウジン
グの伸びを等しくすれば、ハウジングとルーツロータと
の隙間は変わらないから、ΔLK=ΔLHとするのがよ
い。よって、 L1(T1−T0)α1=L1(T2−T0)α2 上記式から、 α2/α1=(T1−T0)/(T2−T0)=a・・・(2) となる。また、上記式(1)より、 T1−T0>T2−T0・・・(3) であるから、式(2)及び式(3)より、 α2/α1=(T1−T0)/(T2−T0)>1・・・(4) よって、 α2>α1・・・(5) となる。
【0047】即ち、式(4)及び式(5)より、駆動及
び従動回転軸61,62の材質の線膨張率α1をポンプ
ハウジング21の材質の線膨張率α2より小さくし、両
者の比(α2/α1)を、任意の回転数でのハウジングの
温度上昇量(T2−T0)と回転軸の温度上昇量(T1
0)の比(T1−T0)/(T2−T0)と等しくすれ
ば、ルーツポンプの温度が上昇しても、両者の膨張量は
等しくなり、ルーツロータとポンプハウジングとの軸方
向隙間Sが変化することはない。
【0048】一般的にルーツポンプ1が定常回転してい
るときに、回転軸61,62の温度とポンプハウジング
21の温度との差ΔTは、10〜80K程度となる。Δ
T=10Kのときは、T1−T2=10であるので、上記
式(4)にT1=10+T2を代入して、 α2/α1=1+10/(T2−T0) となる。また、ΔT=80Kのときは、T1−T2=80
であるので、上記式4にT1=80+T2を代入して、 α2/α1=1+80(T2−T0) となる。したがって、α2/α1の好ましい範囲として、 1+10/(T2−T0)<(α2/α1)<1+80/
(T2−T0) が導かれる。この範囲となるようにα1とα2を決定すれ
ば、ΔTが10〜80Kの範囲において、軸方向隙間S
がなくなってルーツロータとハウジングとが干渉するこ
とはない。この場合において仮にT0=300K、T2
350Kとすると、T2−T0=50Kであるので、 1.2<α2/α1<2.6 となる。また仮にT0=273K、T2=473Kとする
と、T2−T0=200Kであるので、 1.05<α2/α1<1.4 となる。また仮にT0=350K、T2=370Kとする
と、T2−T0=20Kであるので、 1.5<α2/α1<5 となる。
【0049】また、回転軸とポンプハウジングの材質の
代表的な組合せは、(回転軸の材質、ポンプハウジング
の材質)=(鉄、アルミニウム)、(インバー系のNi
Co合金、インバー系のNi合金)、(ニレジスト系鋳
物、ニレジスト系鋳物)、(鉄、ステンレス)、(ニレ
ジスト、セラミック)、(鉄、セラミック)、(黄銅、
アルミニウム)等が挙げられる。特に、真空ポンプとし
て耐食性が要求される場合には、Ni合金系、ニレジス
ト鋳物系、ステンレス系、セラミック系の材質を回転軸
又はポンプハウジングに使用するのが良い。また、回転
軸やルーツロータとポンプハウジングとのクリアランス
をできるだけ小さく設定してポンプ効率を向上させるた
めには、低膨張率であるインバー系のNi合金、ニレジ
スト鋳物、セラミックなどの材質を回転軸又はポンプハ
ウジングに使用するのが良い。
【0050】尚、本例では4段の多段式ルーツ型ポンプ
について述べたが、2段以上の全ての多段式ルーツ型ポ
ンプに適用できる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、多段式ルーツ型ポンプ
において、ポンプ効率を低下させることなく熱膨張によ
るルーツロータとハウジングとの干渉を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態における、ルーツ型ドライポ
ンプの部分縦断面図である。
【図2】図1におけるII―II断面図である。
【図3】図1におけるIII―III断面図である。
【図4】図1におけるIV―IV断面図である。
【図5】図1におけるV―V断面図である。
【図6】図1におけるA方向矢視図である。
【図7】図1のB−B部分断面図である。
【図8】本発明の実施の形態における、ルーツロータと
ハウジングのポンプ室内壁との間の軸方向隙間を示す図
である。
【図9】回転軸とハウジングの、温度とルーツロータ回
転数の関係を示すグラフであり、横軸はルーツロータの
回転数、縦軸は温度である。
【図10】従来技術におけるルーツ型ポンプの横断面図
である。
【図11】従来技術における多段式ルーツ型ポンプの縦
断面図である。
【符号の説明】
1・・・ルーツ型ドライポンプ 2・・・ハウジング部材、21・・・ポンプハウジン
グ、 22・・・駆動側ハウジング 31・・・第1ポンプ室、 32・・・第2ポンプ室、
33・・・第3ポンプ室、 34・・・第4ポンプ
室、 35・・・ギア室 311・・・第1駆動側ルーツロータ、 312・・・
第1駆動ルーツロータ 321・・・第2駆動側ルーツロータ、 322・・・
第2駆動ルーツロータ 331・・・第3駆動側ルーツロータ、 332・・・
第3駆動ルーツロータ 341・・・第4駆動側ルーツロータ、 342・・・
第4駆動ルーツロータ 41・・・第1のサイドカバー(仕切り壁部材)、 4
11・・・駆動側貫通孔、 412・・・従動側貫通孔 51・・・駆動側タイミングギア(駆動ギア)、 52
・・・従動側タイミングギア(従動ギア) 61・・・駆動回転軸、 62・・・従動回転軸 8・・・潤滑オイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に複数のポンプ室が形成されたハウ
    ジングと、駆動源に連結されるとともに前記複数のポン
    プ室内に延在した回転軸と、前記複数の各ポンプ室内に
    収容され前記回転軸と同軸回転可能に該回転軸に連結さ
    れたルーツロータとを有するルーツ型ポンプにおいて、 前記回転軸の線膨張率が前記ハウジングの線膨張率より
    も小さいことを特徴とする多段式ルーツ型ポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記回転軸の線膨張率をα1(/K)、前記ハウジング
    の線膨張率をα2(/K)、前記ルーツロータ非回転時
    の前記回転軸及び前記ハウジングの温度をT0(K)、
    前記ルーツロータ回転時の前記回転軸の温度をT
    1(K)、前記ルーツロータ回転時の前記ハウジングの
    温度をT2(K)とすると、前記回転軸の線膨張率α1
    前記ハウジングの線膨張率α2との比α2/α1は、次
    式、 α2/α1=(T1−T0)/(T2−T0) を満たすことを特徴とする多段式ルーツ型ポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれか1項におい
    て、 前記回転軸の線膨張率をα1(/K)、前記ハウジング
    の線膨張率をα2(/K)、前記ルーツロータ非回転時
    の前記回転軸及び前記ハウジングの温度をT0(K)、
    前記ルーツロータ回転時の前記回転軸の温度をT
    1(K)、前記ルーツロータ回転時の前記ハウジングの
    温度をT2(K)とすると、前記回転軸の線膨張率α1
    前記ハウジングの線膨張率α2との比α2/α1は、次
    式、 1+10/(T2−T0)<(α2/α1)<1+80/
    (T2−T0) の範囲内であることを特徴とする多段式ルーツ型ポン
    プ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記回転軸の材質をA、前記ハウジングの材質をBとす
    ると、前記Aと前記Bとの組合せ(A、B)は、(A,
    B)=(NiCo合金、Ni合金)、(ニレジスト系鋳
    物、ニレジスト系鋳物)、(ニレジスト系鋳物、セラミ
    ック)、(鉄、ステンレス)、(鉄、セラミック)、
    (黄銅、アルミニウム)、(鉄、アルミニウム)のいず
    れかであり、かつ、前記Aの線膨張率が前記Bの線膨張
    率よりも小さいことを特徴とする多段式ルーツ型ポン
    プ。
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