JP2003304716A - 移植機における対地作業機の支持構造 - Google Patents

移植機における対地作業機の支持構造

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JP2003304716A
JP2003304716A JP2002110813A JP2002110813A JP2003304716A JP 2003304716 A JP2003304716 A JP 2003304716A JP 2002110813 A JP2002110813 A JP 2002110813A JP 2002110813 A JP2002110813 A JP 2002110813A JP 2003304716 A JP2003304716 A JP 2003304716A
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Yukio Hosoda
幸雄 細田
Kazuhiro Nasu
和洋 那須
Takehisa Hamada
武久 浜田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移植作業機と走行機体との距離が短くなるよ
うな移植機における対地作業機の支持構造を提供するこ
とを課題としている。 【解決手段】 乗用田植機等の移植機に連結される移植
作業機4に設けられる、圃場側に対して移植作業以外の
作業を行う対地作業部16,18を移植作業機4側に支
持せしめる支持機構32に、移植作業機4の上昇途中に
走行機体3側と接当して対地作業機16,18を所定の
収納姿勢Bに停止させる融通手段21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は乗用田植機等の移
植機における対地作業機の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来走行
機体に昇降自在に連結される植付作業機に、圃場側に対
して移植作業以外の作業を行う対地作業部として、植付
作業機の前方側に圃場面上を均して整地する整地部材を
設けた乗用田植機が公知となっている。しかし上記整地
部材は植付作業機側に固定して設けられているため、旋
回時等において植付作業機を上昇させた場合に整地部材
と走行機体側が当接しないように、植付作業機と走行機
体との間に所定のスペースを設ける必要があり、これに
より全長が長くなるという欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の移植機における対地作業機の支持構造は、走
行機体3に昇降自在に連結される移植作業機4に、圃場
側に対して移植作業以外の作業を行う対地作業部16,
18を設けた移植機において、対地作業機16,18を
移植作業機4側に支持せしめる支持機構32が、移植作
業機4の上昇を許容するとともに、移植作業機4の上昇
途中に走行機体3側と接当して対地作業機16,18を
所定の収納姿勢Bに停止させる融通手段21を備えたこ
とを第1の特徴としている。
【0004】第2に支持機構32が、対地作業部16,
18を圃場に対して作業を行う作用姿勢Aに弾力的に位
置決めする位置決め手段26を備えたことを特徴として
いる。
【0005】第3に支持機構32側に、移植作業機4を
上昇状態から下降させる際に、対地作業部16,18を
収納姿勢Bから作用姿勢Aに弾力的に切換える姿勢復帰
手段29を設けたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1,図2は本発明を採用した乗
用田植機の平面図及び側面図であり、操向操作される左
右の前輪1と左右の後輪2とによって支持された走行機
体3の後方に、昇降リンク5を介して植付作業機4が昇
降自在に連結されている。そして植付作業機4には、植
付用のプランターケース6が左右方向に複数設けられて
おり、該プランタケース6の下方にはフロート7が取り
付けられている。
【0007】そして上記プランタケース6の側方には植
付ビーク8が設けられており、圃場内において植付作業
機4をフロート7が接地するように下降させ、植付ビー
ク8を駆動すると共に走行機体3を走行させることによ
って、植付ビーク8が植付作業機4の苗載せ台9から苗
を掻き取り圃場に植え付ける構造となっている。
【0008】なお上記昇降リンク5は、走行機体3側に
設けられた従来公知の油圧感知機構(昇降調節機構)に
よって自動昇降可能に制御されており、上記油圧感知機
構による昇降リンク5の昇降によって植付作業機4を昇
降させて植付作業中の植付作業機4の植付姿勢を維持し
て植付深さを維持する(一定に保つ)。このとき上記油
圧感知機構は従来同様圃場面に追従接地する中央のフロ
ート(センターフロート)7Cを感知フロートとして、
上記センタフロート7Cの揺動に基づいて作動する。
【0009】一方上記プランタケース6側からは前方に
向かってブラケット11が突設されており、該ブラケッ
ト11の前端部分には支軸12が回転自在に軸支されて
いる。そして上記支軸12の左右両側の前方位置には、
軸13L,13Rが、左右方向に複数配置されたアーム
14を介して、上下揺動調節及び位置決め自在に一体的
に取り付けられており、両軸13L,13Rには、セン
タフロート7Cの左右両側方に位置する左右のフロート
(サイドフロート)7Sの前方に位置し、圃場面に接地
して圃場の上面を均して整地する側方整地部材16が取
り付けられている。
【0010】また上記両軸13L,13Rを支持する各
アーム14におけるセンタフロート7C側のアーム14
aには、前方に向かって支持アーム17が一体的に固定
されており、両支持アーム17の前端にはセンタフロー
ト7Cの前方に位置し、圃場面に接地して圃場の上面を
均して整地する中央整地部材18が一体的に固定され
て、側方整地部材16の前方に、側方整地部材16に対
して前後方向に偏位して設けられている。
【0011】このとき上記側方整地部材16及び中央整
地部材18はともに、板材を歯として櫛状に並べて配置
したレーキ状をなし、軽量且つ安価に構成されている。
そして中央整地部材18はセンタフロート7Cの前方を
含む左右の車輪1間及び左右の後輪2間において、車輪
1,2の持上げ土の落下範囲に至るように配置され、セ
ンターフロート7Cの左右幅L1より大きな左右幅L2
を有しており、中央整地部材18の左右両側端は、セン
ターフロート7Cの左右両側端の外側に突出している。
【0012】また側方整地部材16は、植付作業機4の
外側方に位置する外側整地部材16aと内側方に位置す
る内側整地部材16bとから構成されており、外側整地
部材16aの外側端から内側整地部材16b間での幅L
3がサイドフロート7Sの左右幅L4より大きく、外側
整地部材16aの外側端がサイドフロート7Sの外側端
より外側に、内側整地部材16bの内側端がサイドフロ
ート7Sの内側端より内側に突出している。これにより
全フロート7による整地範囲の幅L5に比較して全整地
部材による整地範囲の幅L6は大きく、L6はL5を含
む。
【0013】そして側方整地部材16と中央整地部材1
8とは、側方整地部材16の内側整地部材16bと中央
整地部材18の両端部とが正面視及び背面視において重
複するように重複配置されている。なお内側整地部材1
6bの内側端がセンタフロート7Cに接することは無
い。
【0014】以上により圃場において植付作業を行う場
合、センタフロート7Cが通過する前に、中央整地部材
18が、圃場におけるセンタフロート7Cの通過経路と
なる左右の前輪1の間及び左右の後輪2の間において、
車輪1,2による持上げ土が落下した落下土を均して整
地し、これによりセンタフロート7Cは整地された状態
の圃場面上を通過する。
【0015】またセンタフロート7Cとサイドフロート
7Sとの左右方向の間隙Sは、内側整地部材16bと中
央整地部材18とが重複している部分においては、側方
整地部材16と中央整地部材18の両方によって、内側
整地部材16bと中央整地部材18とが重複していない
部分は、側方整地部材16又は中央整地部材18のいず
れか一方によって均されて整地される。なお外側整地部
材16aと内側整地部材16bとは不連続であるが、外
側整地部材16aと内側整地部材16bとの間はサイド
フロート7Sによって整地される。
【0016】すなわち中央整地部材18が圃場における
センタフロート7Cの通過経路(左右の車輪間)に落下
した、車輪1,2による持上げ土(落下土)を均して整
地するとともに、センタフロート7Cとサイドフロート
7Sとの間の上記落下土や、残った盛土等を側方整地部
材16又は中央整地部材18の少なくとも一方が均して
整地し、さらにサイドフロート7Sの外側方の所定範囲
を側方整地部材16(外側整地部材16a)が均して整
地する。
【0017】このためセンタフロート7Cが上記落下土
に乗り上げて、植付深さに誤差が発生する等の不都合が
防止され、植付深さの精度が向上する他、圃場上に落下
土が残る等の不都合が防止される。またフロート7によ
る整地の前に、フロート7の整地範囲より広い範囲を整
地部材が整地し、特に左右の外側整地部材16aが次回
の植付条との条間の概ね半分程度の整地を行うため、圃
場の均平性能が向上し、特に上面が荒れた状態の圃場、
例えば走行機体3の旋回跡が多く残る圃場の枕地等にお
いても圃場の均平度が向上し、枕地での植付作業におい
ても植付深さの制御の精度を維持して、植付深さを枕地
以外の部分と同様に保つことができる。
【0018】このとき中央整地部材18及び側方整地部
材16はともにレーキ状をなすため、整地時に泥や水等
は、レーキの隙間を介して円滑に後方に排出され、この
泥や水等が前方又は左右に押し出されてセンタフロート
7Cの感知に悪影響を与えることは無いが、これに加え
て中央整地部材18と側方整地部材16とが前後方向に
偏位しているため、上記泥や水等が、中央整地部材18
と側方整地部材16との前後方向の間隙を介しても後方
に円滑に流される。
【0019】一方苗載せ台9の裏面側には、基端部側が
揺動自在に軸支されてストッパアーム19が設けられて
おり、該ストッパアーム19の先端側と上記支持アーム
17とが連結部材21を介して連結されている。このと
き該連結部材21は、図3に示されるように、シリンダ
22内にピストン23が2つ挿入されているとともに、
両ピストン22,23を貫通するようにピストンロッド
24が取り付けられ、ピストンロッド24に外嵌された
圧縮スプリング26が両ピストン23間に介設され、シ
リンダ22の上端側に上方側のピストン23の位置決め
を行う内筒27が固定して挿入された構造となってい
る。
【0020】なお上記ピストンロッド24が支持アーム
17に、内筒27の上端側に設けられた取付部28がス
トッパアーム19にそれぞれ連結されている。そして支
持アーム17と植付作業機4側とは引張スプリング29
を介して連結されており、これにより引張スプリング2
9の付勢力により支持アーム17がアーム14と一体的
に上方側に揺動されるが、上方側のピストン23が内筒
27の端部に当接すると、上記引張スプリング29の付
勢力(この付勢力による下方側のピストン23の上方へ
のスライド)を圧縮スプリング26が受け、この両スプ
リング29,26の付勢力が釣り合う位置において支持
アーム17(支軸12)が弾力的に位置決め保持され
る。
【0021】これにより図4に示されるように、植付作
業機4が圃場に接地した状態においては、中央整地部材
18及び側方整地部材16は連結部材21の圧縮スプリ
ング26によって所定の圧力で圃場面に押接され、すな
わち圧縮スプリング21を位置決め手段として圃場の整
地作業を行うことができる作用姿勢Aに弾力的に保持さ
れ、上記のような圃場面の整地作業(均し作業)を精度
良く行うことができる。
【0022】このとき図5に示されるように、中央整地
部材18又は側方整地部材16が圃場の石31と接当す
る等で、中央整地部材18又は側方整地部材16側(支
持アーム17側)に過負荷がかかると、図3(a)に示
される上記圃場の整地作業中の連結部材21の状態か
ら、図3(b)に示されるように、連結部材21のピス
トンロッド24が圧縮スプリング26の付勢力に抗して
縮作動して支持アーム17とアーム14と支軸12とが
一体的に、支軸12を中心に揺動し、中央整地部材18
及び側方整地部材16が逃げて退避し、上記過負荷によ
る中央整地部材18,側方整地部材16、及びアーム1
4,支持アーム17,連結部材21,ストッパアーム1
9等からなる整地部材16,18の支持機構32側の破
損等が防止される。
【0023】一方上記ストッパアーム19の揺動支点軸
33には操作レバー34がストッパアーム19と一体揺
動するように取り付けられており、該操作レバー34は
レバーガイド36を介して前方側に突出している。この
ときレバーガイド36は操作レバー34を係止する段部
を上下方向に複数段備えており、操作レバー34を所定
の段部に係止することによって、ストッパアーム19を
所定の揺動角度に位置決めすることができる。
【0024】またストッパアーム19と連結部材21の
取付部28との連結は、取付部28に形成された長孔3
7にストッパアーム19の先端側のピン38が挿入され
た構造となっており、中央整地部材18及び側方整地部
材16による通常の整地作業時には圧縮スプリング26
が上方側のピストン23を介してシリンダ22と内筒2
7を一体的に上方側に付勢するため、長孔37の下端縁
部分がピン38に弾力的に当接して、連結部材21(シ
リンダ22)の上端位置が位置決めされている。
【0025】すなわち植付作業機4に対するピン38の
高さ位置を変更することによって、連結部材21の上端
位置が変更され、連結部材21の上端位置によって支持
アーム17の位置決めされる揺動角度が変更せしめら
れ、操作レバー34の揺動及び位置決め(レバーガイド
36の所定の段部への係止)操作によって中央整地部材
18及び側方整地部材16の高さを調節することができ
る。
【0026】これにより操作レバー34の揺動操作によ
って、中央整地部材18及び側方整地部材16の位置を
圃場の硬軟等に応じて容易に設定することができる他、
中央整地部材18及び側方整地部材16を圃場面に接地
しないように植付作業機4側に収納することができ、整
地部材による圃場の整地作業が不要な場合に、容易に中
央整地部材18及び側方整地部材16を収納して、整地
部材が不要な通常の植付作業を行うことができる。
【0027】なお上記操作レバー34は、走行機体の運
転席10からオペレータが容易に操作することができる
高さに設定されており、運転席10のオペレータが後方
に手を伸ばして操作レバー34を操作することによっ
て、整地部材16,18の高さ調節を容易に行うことが
できる。
【0028】一方中央整地部材18の支持体39には、
上部側にガイドローラ41が自由回転自在に軸支されて
設けられており、該ガイドローラ41は植付作業機4の
上昇時に、上昇の途中で走行機体3側に取り付けられて
いる当接ガイド42と当接するように配置されている。
【0029】このため図6に示されるように、旋回時や
路上走行時等に植付作業機4を上昇させると、上昇の途
中で中央整地部材18側のガイドローラ41が当接ガイ
ド42と当接し、支持アーム17がアーム14及び支軸
12と一体的に、ガイドローラ41と当接ガイド42と
の当接位置において位置決めされ、ガイドローラ41と
当接ガイド42との当接以降の植付作業機4の上昇は、
支持アーム17と一体的に固定状態となる支軸12を中
心にブラケット11が回動して許容され、中央整地部材
18及び側方整地部材16が位置固定され、植付作業機
4の本体のみが上昇を継続する。
【0030】そしてこの植付作業機4の本体のみの上昇
時には、ガイドローラ41と当接ガイド42との当接に
よって連結部材21のピストン22の位置が位置決めさ
れるため、ピストン22の位置決め以降は、ストッパア
ーム19のピン38が取付部28の長孔37内を長孔3
7の範囲においてはスライドし、長孔37の上端縁部分
とピン38との当接以降は、図3(c)に示されるよう
にピン38によってシリンダ22のみ上昇せしめられ、
連結部材21が全体として伸び、連結部材21が融通手
段として植付作業機4の上昇を許容する。
【0031】これにより植付作業機4の上昇時に、中央
整地部材18及び側方整地部材16は、ガイドローラ4
1が当接ガイド42とが当接する位置において収納姿勢
Bに位置決め収納され、中央整地部材18及び側方整地
部材16が走行機体3側に当接して植付作業機4側を破
損したり、上昇の妨げになる等の不都合が防止され、植
付作業機4を上昇させる前に各整地部材を取り外した
り、各整地部材の位置を予め移動させたりすること無
く、植付作業機4を円滑に上昇させることができる。
【0032】また植付作業機4と走行機体3との距離を
短縮することが可能であり、中央整地部材18及び側方
整地部材16を備えた全長の短い乗用田植機を構成する
ことができると共に、植付作業機4と走行機体3との距
離が比較的短い機種に上記のように中央整地部材18及
び側方整地部材16を取り付けることができる。
【0033】なお以上に示される構造により、上昇状態
の植付作業機を下降させると、ガイドローラ41の当接
ガイド42からの離反以降は、引張スプリング29が姿
勢復帰手段として支持アーム17を上方側に付勢するた
め、フロート7の接地状態においては、中央整地部材1
8及び側方整地部材16が上記作用姿勢Aに復帰し、整
地作業が必要な場合は、即座に整地作業を行うことがで
きる。
【0034】一方上記実施形態においては中央整地部材
18及び側方整地部材16としてレーキ状の板を使用し
ているが、図7,図8に示されるように中央整地部材1
8としてローラ46を使用してもよい。この場合ローラ
46の端部に羽根板47を突出せしめ、該羽根板47に
より左右への泥押しを緩和するように構成しても良い。
【0035】また図9,図10に示されるように、中央
整地部材18としてかご車輪48を使用してもよい。こ
の場合かご車輪48は泥を砕き鎮圧するため整地効果が
高く、泥を左右に押し出すことも無い。
【0036】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よれば、圃場の表面を均して整地する整地部材等の移植
作業機の対地作業部の支持機構に融通手段を設けること
により、特に対地作業部が移植作業機の前方側に位置し
ている場合、移植作業機が上昇した状態において対地作
業機が所定の収納姿勢に停止するため、移植作業機と走
行機体側との間に、対地作業部の収納用のスペースを大
きくとる必要が無く、移植作業機と走行機体との距離を
短縮することが可能となり、対地作業部を備えた全長の
短い移植機を構成することができると共に、移植作業機
と走行機体との距離が比較的短い移植機に対地作業機を
取り付けることができる。
【0037】一方対地作業部を、支持機構の位置決め手
段によって圃場に対して作用姿勢に弾力的に位置決めす
ることによって、例えば石のような圃場面上の障害物と
対地作業部が接衝した場合に、対地作業部が位置決め手
段の付勢力に抗して逃げ、対地作業部及び移植作業機側
の破損等を防止することができる。
【0038】そして支持機構側に姿勢復帰手段を設ける
ことによって、移植作業機の下降時に対地作業部が自動
的に作用姿勢に復帰するため、対地作業を円滑に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の平面図である。
【図2】乗用田植機の側面図である。
【図3】連結部材の構造を示す断面図であり、(a)は
整地作業時の連結部材の状態を、(b)は整地部材の石
との当接により退避した連結部材の状態を、(c)は収
納姿勢時の連結部材の状態をそれぞれ示す。
【図4】整地部材が作用姿勢をなした乗用田植機の側面
図である。
【図5】整地部材が石との当接により退避した状態の乗
用田植機の側面図である。
【図6】整地部材が収納姿勢をなした乗用田植機の側面
図である。
【図7】整地部材がローラ状をなす乗用田植機の平面図
である。
【図8】整地部材がローラ状をなす乗用田植機の側面図
である。
【図9】整地部材がかご車輪状をなす乗用田植機の平面
図である。
【図10】整地部材がかご車輪状をなす乗用田植機の側
面図である。
【符号の説明】
3 走行機体 4 植付作業機(移植作業機) 16 側方整地部材(対地作業部) 18 中央整地部材(対地作業部) 21 連結部材(融通手段) 26 圧縮スプリング(位置決め手段) 29 引張スプリング(姿勢復帰手段) 32 支持機構 A 作用姿勢 B 収納姿勢
フロントページの続き (72)発明者 浜田 武久 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 Fターム(参考) 2B034 AA09 BB01 BC06 BE01 BE03 EA03 JA17 JA24 2B041 AA02 AA20 AB05 AC06 BA10 CC06 CC08 CC09 CC11 CD09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体(3)に昇降自在に連結される
    移植作業機(4)に、圃場側に対して移植作業以外の作
    業を行う対地作業部(16),(18)を設けた移植機
    において、対地作業機(16),(18)を移植作業機
    (4)側に支持せしめる支持機構(32)が、移植作業
    機(4)の上昇を許容するとともに、移植作業機(4)
    の上昇途中に走行機体(3)側と接当して対地作業機
    (16),(18)を所定の収納姿勢(B)に停止させ
    る融通手段(21)を備えた移植機における対地作業機
    の支持構造。
  2. 【請求項2】 支持機構(32)が、対地作業部(1
    6),(18)を圃場に対して作業を行う作用姿勢
    (A)に弾力的に位置決めする位置決め手段(26)を
    備えた請求項1の対地作業機の支持構造。
  3. 【請求項3】 支持機構(32)側に、移植作業機
    (4)を上昇状態から下降させる際に、対地作業部(1
    6),(18)を収納姿勢(B)から作用姿勢(A)に
    弾力的に切換える姿勢復帰手段(29)を設けた請求項
    1又は2の対地作業機の支持構造。
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Cited By (4)

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