JP2003301336A - 炭素繊維の製造方法 - Google Patents

炭素繊維の製造方法

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JP2003301336A
JP2003301336A JP2002103444A JP2002103444A JP2003301336A JP 2003301336 A JP2003301336 A JP 2003301336A JP 2002103444 A JP2002103444 A JP 2002103444A JP 2002103444 A JP2002103444 A JP 2002103444A JP 2003301336 A JP2003301336 A JP 2003301336A
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carbon fiber
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Masayuki Okamura
誠之 岡村
Atsushi Tokuhiro
淳 徳廣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、プリカーサを巻き上げてなるパッケ
ージから解舒する際のバルーニングを抑制して糸条乱れ
をなくし、開繊性の高いアクリル系前駆体糸条を提供
し、もって、焼成工程の通過安定性に優れた炭素繊維の
製造方法提供せんとするものである。 【解決手段】本発明の炭素繊維の製造方法は、パッケー
ジからアクリル系前駆体糸条をボビンの軸方向に引き出
して耐炎化工程および炭化工程に供給するに際して、引
き出す際にパッケージから滑落する該糸条を、パッケー
ジ下方に配設した布帛で受け止めながら解舒することを
特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクリル系炭素繊維
の製造方法に関するものであり、さらに詳しくは開繊性
の高いアクリル系前駆体糸条(以下、プリカーサとい
う)を焼成して炭素繊維に転換するにあたり、プリカー
サを巻き上げてなるパッケージから解舒する際のバルー
ニングを抑制し、糸条乱れをなくすることにより、焼成
工程の通過安定性を向上し、高品質の炭素繊維を製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、力学的特性に優れたアクリル系炭
素繊維は、該繊維を補強材とする各種の複合材料とし
て、航空宇宙用、スポーツ用、さらには自動車や土木用
途に広く利用されている。炭素繊維の製造方法として
は、一般にアクリル系繊維をプリカーサとして200〜
400℃の酸化性雰囲気中で加熱して耐炎化処理した
後、不活性雰囲気中で少なくとも800℃の高温下で炭
化および黒鉛化するプロセスを経て炭素繊維に転換させ
る。
【0003】かかる方法においては、焼成時に単糸間接
着や単糸糸切れ等が生じやすく、高品質の炭素繊維を安
定して製造することは必ずしも容易ではない。このよう
な炭素繊維の製造における問題を解決する方法として、
プリカーサにシリコーン系油剤を付与して各単糸の開繊
性を向上し、焼成時の単糸接着防止を図る方法が提案さ
れている。
【0004】しかし、プリカーサにシリコーン系油剤を
付与した場合、糸条どうしの接着力が低く、かつ、糸条
内の開繊性が極めて高く、静電気が発生しやすいものと
なるため、糸条解舒時のもつれや糸条の捌けにより、毛
羽の発生を引き起こし、操業性が不安定となることが多
い。
【0005】かかる問題に対し、特開昭59−3672
8号公報においては、パッケージ表面もしくは表面近傍
に沿って布帛を設け、パッケージ表面と布帛の間を滑ら
せながら解舒する方法を提案している。かかる方法によ
れば、パッケージ側方に布帛を接触させた場合、糸条の
滑落は防止できるものの、該布帛と糸条との摩擦により
著しく静電気が発生し、かえって糸条の捌けを助長する
ため、走行糸条に毛羽が発生しやすくなる。また、パッ
ケージ側方近傍に布帛を設けた場合も、滑落した糸条が
布帛表面を滑りながら引き出されるため、糸条の滑落を
防止するどころか、布帛を接触させた場合と同様、静電
気の発生により糸条の捌けが発生し、焼成工程の通過安
定性を低下させるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の背景に鑑み、プリカーサ、特にシリコーン系油剤
を付与したプリカーサを巻き上げてなるパッケージから
解舒する際のバルーニングを抑制し、糸条乱れをなくす
ることにより、焼成工程の通過安定性を向上し、高品質
の炭素繊維を製造する方法を提供せんとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の炭素繊維の製造方法は、パッケ
ージからプリカーサをボビンの軸方向に引き出して耐炎
化工程および炭化工程に供給するに際して、引き出す際
にパッケージから滑落する該糸条を、パッケージ下方に
配設した布帛で受け止めながら解舒することを特徴とす
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0009】本発明においてアクリル系繊維としては、
公知の各種炭素繊維製造用アクリル系繊維、たとえば少
なくとも90モル%のアクリロニトリルと該アクリロニ
トリルと共重合性の耐炎化促進能を有するビニルモノマ
たとえばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸など1
0モル%以下との共重合体から得られる繊維を使用する
ことができ、特に限定されるものではない。
【0010】かかるアクリル系繊維の単糸デニールは
0.5〜3.0d、好ましくは0.5〜1.5dであ
る。また単糸本数は1000〜30000本の範囲が用
いられる。上記プリカーサはその開繊性を良くするため
の油剤で処理されたものであり、この油剤の具体例とし
ては、該繊維の開繊性を高める油剤、たとえばポリエー
テル変性ポリシロキサン、アルコール変性ポリシロキサ
ン、あるいは若干の乳化剤と乳化重合したジメチルポリ
シロキサン、アルキル変性ポリシロキサンおよびアミノ
変性ポリシロキサンなど公知のシリコーン油剤、またこ
れらのシリコーン油剤と炭素繊維製造用原糸油剤として
用いられる非イオン活性剤との配合油剤などを用いるこ
とができる。プリカーサに対する油剤付着量は0.3〜
5.0重量%の範囲が好ましく用いられる。パッケージ
からの解舒方法としては、ボビン軸方向に解舒する、い
わゆるタテ取り解舒方法が操業安定の上から好ましく用
いられ、無撚糸条を巻き上げたパッケージを回転制御し
て加撚が施される。なお、上記加撚糸条は焼成後に解撚
することにより、無撚りの炭素繊維糸条とすることもで
きる。
【0011】従来、炭素繊維の製造において、シリコー
ン系油剤が付与されたプリカーサは、糸条どうしの接着
力が低く、かつ糸条内の開繊性が極めて高いため、解舒
する際にパッケージ表面から糸条が滑落し、バルーニン
グが大きくなるため、解舒時の糸条乱れが問題となって
いた。バルーニングとは、パッケージからプリカーサを
解舒する際、引き出される糸条がパッケージから解舒ガ
イドの間で縄跳び状に弛む状態をいう。かかる問題に対
し、従来の技術ではパッケージ表面または表面近傍に布
帛を設け、布帛表面を滑らせる、すなわち滑落してパッ
ケージ表面から離れようとする糸条を物理的に離れない
ようにする方法がなされていたが、布帛と糸条の擦過に
より静電気が発生し、それに誘引される毛羽立ちが焼成
工程の通過安定性を阻害する要因となっていた。
【0012】本発明は、かかる事実に着目し鋭意検討し
た結果、引き出す際にパッケージから滑落する糸条を、
パッケージ下方に配設した布帛で受け止めながら解舒す
ることにより、焼成工程の通過安定性を向上させること
に到達したものである。
【0013】本発明の特徴は、パッケージからボビン軸
方向に糸条を引き出す際、パッケージ表面を滑落する該
糸条を、パッケージ下方に配設した布帛で受け止めなが
ら解舒することである。本発明における布帛は、導電性
繊維および制電処理された繊維から選ばれた少なくとも
1種からなる繊維構造物であり、編み織物および不織布
から選ばれた少なくとも1種の組織で構成された布帛で
あることが好ましい。
【0014】以下、図面に基づいて、本発明の炭素繊維
の製造方法を具体的に説明する。
【0015】図1において、パッケージ1はボビン2に
巻き上げられている。このボビン2にはホルダー3が嵌
合され、このホルダー3でボビン軸方向水平に保持され
ている。パッケージ1の下方には間隙指数Mが0より大
きく0.6以下の範囲内に布帛4が張られている。布帛
4の幅は、パッケージ全体に敷設する幅であることが好
ましい。布帛4は制電処理された平滑なもので、好まし
くは薄地の編み織物、不織布である。
【0016】解舒時に前記布帛を用いない場合は、引き
出された糸条がパッケージ表面から滑落し、弛みが大き
くなるため糸条乱れや捌けを生じ、解舒性が不安定とな
るばかりか、甚だしいときは糸切れを生じる。また、前
記布帛をパッケージに密着させて使用した場合、すなわ
ち間隙指数Mが0の場合、パッケージ表面からの糸条の
滑落は防止できるものの、布帛とパッケージとの間で摩
擦による静電気が起こり、それによる糸捌けや擦過によ
る単糸切れが発生して工程通過性および品質の低下を招
く。
【0017】これに対して本発明によれば、引き出され
た糸条がパッケージ表面から滑落しても、パッケージ下
方に配設した布帛が該糸条を受け止め、バルーニングの
増幅を抑制し、糸条乱れや捌けを防止し、安定して解舒
することができる。また、該布帛を制電処理し、かつ布
帛とパッケージとを非接触にすることにより、静電気の
発生を防止し、該布帛との擦過による単糸切れをも防止
することができ、糸条形態の乱れも発生しないようにす
ることができるものである。
【0018】図1に示すように、ボビン2の回転方向は
左巻き方向である。加撚数はボビン回転速度をパッケー
ジ1の外径の変化に応じて調整し、一定の加撚数となる
ように付与される。5は糸条であり、解舒ガイド6を通
って、矢印の方向に、一定の速度で引き出される。解舒
ガイド6は表面が滑らかなものを使用するのが望まし
く、その位置としてはバルーニングが安定する位置を選
べばよい。
【0019】糸条5の引き出し速度は任意であるが、解
舒速度指数Nが3以上で、本発明は顕著な効果を示す。
解舒速度指数Nは、パッケージ初期半径rと糸条引き出
し速度vの比によって定義される。解舒速度指数Nが3
より小さい場合、すなわちrに対してvが十分大きい場
合、パッケージ表面を糸条が滑っても十分な引き出し速
度により糸条の弛みが引き出されるため、前記問題は顕
在化しない。また、vに対してrが十分小さい場合、パ
ッケージ表面を糸条が滑りにくいため、前記問題は顕在
化しない。
【0020】しかしながら、炭素繊維の焼成工程におい
ては、品質維持のため焼成速度が制限され、前記問題を
解決するために引き出し速度を大きくすることは難し
い。同様に、前記問題を解決するために、プリカーサの
パッケージ初期半径を小さくすることは、生産性を低下
させ好ましくないので、解舒速度指数N=3以上での使
用が好ましい。解舒時に加撚を施したプリカーサは、次
いで酸化性雰囲気中200〜400℃の範囲内で耐炎化
した後、少なくとも800℃の不活性雰囲気中、たとえ
ば窒素ガス雰囲気中で炭化処理し、さらに解撚して優れ
た品質を有する炭素繊維とすることができるものであ
り、これら耐炎化および炭化処理は通常の処理条件が用
いられる。
【0021】
【実施例】以下実施例をあげて本発明を具体的に説明す
る。なお、本例中の静電気量Eは解舒ガイド直前での糸
条の静電気量を測定したもので、工程毛羽数は焼成工程
炭化炉出側にて目視観察される1m当たりの単糸毛羽を
数えた数値で、測定回数10回の平均で求めた。
【0022】実施例1 アクリロニトリル99.0モル%、イタコン酸1.0モ
ル%をジメチルスルホキシドを溶媒とする溶液重合法に
より重合を行い、ジメチルスルホキシド溶液中に紡糸
し、公知の方法によって水洗、延伸した。この時、紡糸
口金としてはホール数1500を用いた。次に、ポリジ
メチルポリシロキサンのエチレンオキサイド付加物(1
00センチストーク(25℃))の8重量%溶液に浸漬
し、次いで130℃で乾燥し1500デニール、150
0フィラメントのプリカーサを得た。なお、単糸強度は
6.4g/dであり、該シリコーン油剤の付着量はプリ
カーサ重量に対し0.6%であった。このプリカーサを
第1図に示すようにボビンホルダーに水平に仕掛け、ボ
ビン軸を糸条巻き取り方向と逆方向に回転させ、加撚し
ながらボビン軸方向に一定の速度で引き出した。加撚数
は15ターン/mとなるようにボビン回転数を調整し
た。布帛は制電処理したポリエステル糸のタフタを使用
し、間隙指数Mを0.20、解舒速度指数Nを4とし
た。パッケージは糸条巻き取り方向と逆方向に回転する
ため糸条のバルーニングが増幅され、パッケージから解
舒ガイド間での糸弛みが発生するが、弛んだ糸条は布帛
に接触するためにバルーニングが制限され、糸条の乱れ
や糸捌けは発生しなかった。解舒後は連続的に約5m/
minの糸速で耐炎化工程、炭化工程を通した後、解撚
した。耐炎化工程は空気中250℃で30分処理を行
い、炭化工程は窒素雰囲気中で1800℃の炭化炉を通
した。焼成工程の単糸毛羽測定結果を第1表に示す。
【0023】実施例2〜4 間隙指数Mおよび解舒速度指数Nを変更した以外は実施
例1と同様に処理した。結果を第1表に併せて示す。
【0024】比較例1 プリカーサ解舒時に布帛を撤去した以外は実施例1と同
様に処理した。
【0025】比較例2 プリカーサ解舒時に布帛をパッケージ表面に接触させた
以外は実施例1と同様に処理した。
【0026】
【表1】
【0027】表1中、記号の意味は次の通りである。 M;本文中に定義する間隙指数 N;本文中に定義する解舒速度指数 L;解舒開始前のパッケージ下端から制電性繊維構造物
までの距離 r;パッケージ初期半径 v;引き出し速度 E;静電気量 F;工程毛羽 表1から明らかなように、実施例のものは、解舒時のバ
ルーニングが布帛に接触しても静電気を抑制し、糸条乱
れを防止することで焼成工程における毛羽の発生を減少
させることができた。
【0028】これに対し、比較例1は布帛を設けていな
いので、引き出された糸条がパッケージ表面を滑落する
と同時に、それが解舒ガイド手前に大きく垂れるため解
舒性が不安定となり、糸条乱れが生じ、耐炎化工程およ
び炭化工程で糸切れが発生した。比較例2は布帛をパッ
ケージ表面に接触させているので、接触面で静電気が発
生し、糸条が捌けるため著しく糸条が乱れ、さらに糸条
がパッケージと布帛の間で擦過したため単糸切れが発生
し、耐炎化工程および炭化工程で毛羽が多発した。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、品質品位に優れた炭素
繊維を得ることができ、高品質を要求される航空機用途
や、意匠性も求められるスポーツ向け材料に適した炭素
繊維を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である炭素繊維の製造方法
を示す模式図である。
【符号の説明】
1:プリカーサ 2:ボビン 3:ボビンホルダー 4:布帛 5:糸条 6:解舒ガイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッケージからアクリル系前駆体糸条をボ
    ビンの軸方向に引き出して耐炎化工程および炭化工程に
    供給するに際して、引き出す際にパッケージから滑落す
    る該糸条を、パッケージ下方に配設した布帛で受け止め
    ながら解舒することを特徴とする炭素繊維の製造方法。
  2. 【請求項2】該布帛が、導電性繊維および制電処理され
    た繊維から選ばれた少なくとも1種からなる繊維構造物
    である請求項1に記載の炭素繊維の製造方法。
  3. 【請求項3】該繊維構造物が、編み織物および不織布か
    ら選ばれた少なくとも1種の組織で構成された布帛であ
    る請求項2に記載の炭素繊維の製造方法。
  4. 【請求項4】該布帛が、下記式で表わされる間隙指数M
    が0より大きく0.6以下の範囲を満足する位置に配設
    されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の炭素繊維の製造方法。 M=L/r ここで、Mは間隙指数、Lは解舒開始前のパッケージ下
    端から制電性繊維構造物までの距離であり、rはパッケ
    ージ初期半径を示す。
  5. 【請求項5】該アクリル系前駆体糸条パッケージからボ
    ビン軸方向へ引き出す際、下記式で表わされる解舒速度
    指数Nが3以上であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の炭素繊維の製造方法。 N=r/v ここで、Nは解舒速度指数、rはパッケージ初期半径
    [m]であり、vは引き出し速度[m/sec]を示
    す。
  6. 【請求項6】該アクリル系前駆体糸条が、シリコーン系
    油剤が付与された糸条であることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の炭素繊維の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010532827A (ja) * 2007-07-11 2010-10-14 レンツィング アクチェンゲゼルシャフト 改善された開繊特性を有する詰め綿用繊維、その製造方法およびその使用
CN106283379A (zh) * 2016-10-24 2017-01-04 中复神鹰碳纤维有限责任公司 一种碳纤维球及其应用方法

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