JP2003300639A - 帳票作成装置 - Google Patents

帳票作成装置

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JP2003300639A JP2002108137A JP2002108137A JP2003300639A JP 2003300639 A JP2003300639 A JP 2003300639A JP 2002108137 A JP2002108137 A JP 2002108137A JP 2002108137 A JP2002108137 A JP 2002108137A JP 2003300639 A JP2003300639 A JP 2003300639A
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浩二 竹村
Masahiko Suzuki
雅彦 鈴木
Takumi Sugimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンチローラ動作制御手段の動作制御に当た
りソレノイドの通電タイミングを変えることにより、係
合部の摩擦を考慮しなくて済むようにし、併せて従来よ
り小型のソレノイドを使用して前記ピンチローラの動作
を確実なものにする帳票作成装置を提供する。 【解決手段】 揺動可能なピンチローラ30を開の状態に
するために、第2のソレノイド65をONにし、少し遅れ
て第1のソレノイド61をONにし、さらに少し遅れて第
2のソレノイド65をOFFし、さらに遅れて第1のソレ
ノイド61をOFFする。また揺動可能なピンチローラ30
を閉の状態にするために、第1のソレノイド61をON
し、少し遅れて第2のソレノイド65をONし、さらに少
し遅れて第1のソレノイド61をOFFし、さらに少し遅
れて第2のソレノイド65をOFFする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書留受領証等の帳
票を作成する帳票作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】書留受領証等の帳票を作成する帳票作成
装置の従来例として、本出願人によって出願された特願
2001−118701がある。前記特許出願明細書に
記載される従来の帳票作成装置の概要は、揺動可能なピ
ンチローラにより帳票を圧接することができる帳票作成
装置を提供することを目的に、帳票を載せるトレイと、
帳票を前記トレイ上で所定位置に停める帳票ストッパ
と、帳票をフィードローラとで圧接しながら印字部へ給
送するピンチローラと、帳票を前記ピンチローラとで圧
接しながら印字部へ給送するフィードローラと、前記ピ
ンチローラと前記フィードローラにより給送された帳票
に印字を施す印字装置とを備えた帳票作成装置におい
て、前記ピンチローラは、前記アーム軸に固着された第
1及び第2のアームに固着されたバーの中央部が前記ア
ーム軸に固着された先端部に軸方向に逃げを有する押圧
部を持つ第3のアームにより押圧され、前記第1及び第
2のアームに近い部分は前記中央部を支点にして遥動可
能にされる構成を有するようにしたものであり、また前
記帳票作成装置において、前記ピンチローラを可動する
前記アームは、第1のソレノイドに設けられた伸縮可能
な軸に連動した第1及び第2のレバーの可動に伴って回
動される構成を有するようにしたものである。
【0003】上記のような構成を有する従来の帳票作成
装置の動作について図7乃至図9を用いて説明する。図
7は、揺動可能なピンチローラが開の状態の側板におけ
るソレノイドの動作状態を示す側面図である。図8は、
揺動可能なピンチローラが閉の状態の側板におけるソレ
ノイドの動作状態を示す側面図である。図9は、従来の
帳票作成装置の動作を説明するための側面断面図であ
る。
【0004】図7において、揺動可能なピンチローラが
開の状態とは、帳票をトレイに載せて帳票ストッパまで
挿入することができる状態のことである。
【0005】図7において揺動可能なピンチローラ30を
開の状態にするためには、第1のソレノイド61をONに
し、且つ第2のソレノイド65をOFFする。第1のソレ
ノイド61をONすると、第1のソレノイド軸62が伸びた
状態から縮むので、それに伴いこの第1のソレノイド軸
62に連動する第1のレバー63及び第2のレバー64が反時
計方向に回転し、また第2のソレノイド65をOFFして
いるので、第2のソレノイド軸66が伸びた状態になり、
これによりラッチ67が時計方向に回転する。
【0006】アーム軸32は第1のレバー63に、またスト
ッパ軸21は第2のレバー64に結合され、さらに第2のレ
バー64は第1のコイルスプリング68に結合されているこ
とから第1のレバー63に連動するようになっているの
で、第1のレバー63及び第2のレバー64の反時計方向へ
の回転に伴ってアーム軸32及びストッパ軸21も反時計方
向に回転する。これによりピンチローラ30が開の状態に
なり、また帳票ストッパ20がトレイ10上に突き出た状態
となって帳票1の挿入を停める。
【0007】上記動作によってラッチ67の鍔部が第1の
レバー63に係合してラッチ状態となるので、第1のソレ
ノイド61への通電を止めてもラッチ状態が維持され、ピ
ンチローラ30の開の状態が継続されることになる。通
常、帳票を作成するための初期状態はこの状態になって
いる。なお、第2のソレノイド軸66に結合された第2の
スプリングコイル69によってラッチ状態の強度を加減す
ることができる。
【0008】図7において、帳票ストッパ20まで帳票1
を挿入した後にスタートボタン90を押すと、図8に示す
ように揺動可能なピンチローラは閉の状態に移行する。
【0009】図8において、揺動可能なピンチローラが
閉の状態とは、帳票1をピンチローラ30およびフィード
ローラ40により圧接したまま印字装置50まで給送し、ま
た印字終了した帳票1を所定位置まで排出できる状態の
ことである。
【0010】図8において揺動可能なピンチローラを閉
の状態にするためには、第1のソレノイド61をOFFに
し、且つ第2のソレノイド65をONする。第1のソレノ
イド61をOFFすると、第1のソレノイド軸62が縮んだ
状態から伸びるので、それに伴いこの第1のソレノイド
軸62に連動する第1のレバー63及び第2のレバー64が時
計方向に回転し、また第2のソレノイド65をONしてい
るので、第2のソレノイド軸66が伸びた状態から縮むこ
とになり、これによりラッチ67が反時計方向に回転可能
になる。
【0011】アーム軸32は第1のレバー63に、またスト
ッパ軸21は第2のレバー64に結合され、さらに第2のレ
バー64は第1のコイルスプリング68に結合されているこ
とから第1のレバー63に連動するようになっているの
で、第1のレバー63及び第2のレバー64の時計方向への
回転に伴ってアーム軸32及びストッパ軸21も時計方向に
回転する。これによりピンチローラ30が閉の状態にな
り、また帳票ストッパ20がトレイ10上に引っ込んだ状態
となって帳票1を印字装置50まで給送可能にする。
【0012】上記動作によってラッチ67の鍔部が第1の
レバー63から外れてラッチ解除となり、帳票1を介して
ピンチローラ30をフィードローラ40に圧接するが、第1
のレバー63に結合された第3のスプリングコイル70によ
ってこの圧接強度を加減することができる。
【0013】このようにして揺動可能なピンチローラが
閉の状態のときに帳票を圧接したままフィードローラを
回転させて帳票をドットプリンタの所定位置まで給送し
て印字を行うことができる。帳票への印字が終了すると
前記フィードローラを逆転させて圧接したまま帳票をト
レイの入口近くまで琲出する。
【0014】トレイ上を帳票が所定位置に排出したこと
をセンサ(図示せず)により検出した場合には、揺動可能
なピンチローラが閉の状態から、上述したような揺動可
能なピンチローラが開の状態となる動作を自動的に行っ
て初期状態に戻すことができる。なお、図7及び図8に
示されている排出強制ボタン91は、紙詰まりなどの非常
事態時に帳票を強制的に排出させるための操作ボタンで
ある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の帳票作成装置
は、ピンチローラを開の状態から閉の状態に、また閉の
状態から開の状態に切り替える操作を行うが、その都度
ラッチの鍔部と第1のレバーとの係合及び非係合とを繰
り返すために、係合部の摩擦が発生するため耐磨耗処理
を係合部に施す必要があった。また、係合部の摩擦が発
生するためにソレノイドも大型のものを使用する必要が
あった。
【0016】本発明は、上記のような点を解消するもの
であり、揺動可能なピンチローラにより帳票用紙を圧接
することができる帳票作成装置において、揺動可能なピ
ンチローラをフィードローラに対し圧接又は非圧接状態
に設定するピンチローラ動作制御手段を有し、前記ピン
チローラ動作制御手段の動作制御に当たりソレノイドの
通電タイミングを変えることにより、係合部の摩擦をよ
り考慮しなくて済むようにし、併せて従来より小型のソ
レノイドを使用して前記ピンチローラの動作を確実なも
のにする帳票作成装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、帳票用紙を載
せるトレイと、揺動可能なピンチローラをフィードロー
ラに対し圧接又は非圧接状態にするピンチローラ動作制
御手段と、前記ピンチローラ動作制御手段が前記ピンチ
ローラを非圧接状態にした場合に、前記帳票用紙を前記
トレイ上の所定位置に位置決めする帳票用紙ストッパ
と、前記ピンチローラ動作制御手段が前記ピンチローラ
を圧接状態にした場合に、前記帳票用紙ストッパによる
前記帳票用紙の停止を解除し、前記帳票用紙を印字部に
給送して前記帳票用紙に印字を行い、印字終了後に前記
トレイまで前記帳票用紙の排出を行う帳票用紙給送排出
手段とを有することを特徴とする。
【0018】この構成により、前記ピンチローラ動作制
御手段の動作制御に当たりソレノイドの通電タイミング
を変えることにより、係合部の摩擦を考慮しなくて済む
ようにし、併せて従来使用していたソレノイドより小型
のソレノイドを使用して前記ピンチローラの動作を確実
なものにすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態
に係る帳票作成装置の全体構成を示す斜視図である。
【0020】図1を用いて本発明の実施形態に係る帳票
作成装置の構成を説明する。図1において、書留受領証
等の帳票を作成する帳票作成装置は、帳票を載せるトレ
イ10と、帳票を前記トレイ上で所定位置に停めるストッ
パ軸21に固着された帳票ストッパ(図示せず)と、所定
位置に配置された帳票をフィードローラ(図示せず)と
で圧接しながら印字部へ給送するピンチローラ軸(図示
せず)に固着されたピンチローラ30と、所定位置に配置
された帳票を前記ピンチローラ30とで圧接しながら印字
部へ給送するフィードローラ軸41に固着されたフィード
ローラ(図示せず)と、前記ピンチローラと前記フィー
ドローラにより給送された帳票に印字を施す印字装置50
とを備えている。
【0021】ピンチローラ30は第1及び第2のアームに
Eリングを介して固着されたバー36を備え、アーム軸32
にネジにより固着された先端部にU字形の押圧部を持つ
第3のアームによりバー36の中央部を押圧し、第1及び
第2のアームに近い部分では前記中央部を支点にして遥
動可能にしている。
【0022】アーム軸32およびストッパ軸21は、第1の
ソレノイド61に設けた伸縮可能な軸に連動した第1のレ
バー63及び第2のレバー64の可動に伴って回動可能にさ
れている。また、帳票ストッパ(図示せず)は、第2の
レバー64の可動に伴って回動可能にされている。
【0023】フィードローラ(図示せず)はフィードロ
ーラ軸41に固着されており、フィードローラ軸41はモー
タ(図示せず)により駆動される。印字装置50はドット
プリンタから成り、印字装置50はプリンタ取付けベース
(図示せず)及び側板80に取付け・固定される。
【0024】図2は、本発明の実施形態における揺動可
能なピンチローラが開の状態の側板におけるソレノイド
の動作状態を示す側面図である。図2において、揺動可
能なピンチローラが開の状態とは、帳票をトレイに載せ
て帳票ストッパまで挿入することができる状態のことで
ある。
【0025】図2において揺動可能なピンチローラ30を
開の状態にするために本発明においては、第2のソレノ
イド65をONにし、少し遅れて第1のソレノイド61をO
Nにし、さらに少し遅れて第2のソレノイド65をOFF
し、さらに遅れて第1のソレノイド61をOFFする。第
2のソレノイド65をONすると、第2のソレノイド軸66
が縮む状態になり、これによりラッチ67が反時計方向に
回転し、少し遅れて第1のソレノイド61がONすると、
第1のソレノイド軸62が伸びた状態から縮むので、それ
に伴いこの第1のソレノイド軸62に連動する第1のレバ
ー63及び第2のレバー64が反時計方向に回転し、少し遅
れて第2のソレノイド65をOFFするので、第2のソレ
ノイド軸66が伸びた状態になり、これによりラッチ67が
時計方向に回転し、さらに遅れて第1のソレノイド61を
OFFするので、第1のソレノイド軸62が縮んだ状態か
ら伸びるので、それに伴いこの第1のソレノイド軸62に
連動する第1のレバー63及び第2のレバー64が時計方向
に回転する。
【0026】アーム軸32は第1のレバー63に、またスト
ッパ軸21は第2のレバー64に結合され、さらに第2のレ
バー64は第1のコイルスプリング68に結合されているこ
とから第1のレバー63に連動するようになっているの
で、第1のレバー63及び第2のレバー64の反時計方向へ
の回転に伴ってアーム軸32及びストッパ軸21も反時計方
向に回転する。これによりピンチローラ30が滑らかに開
の状態になり、また帳票ストッパ(図示せず)がトレイ
10上に突き出た状態となって帳票用紙の挿入を可能とし
挿入があれば帳票用紙を停めることになる。
【0027】上記動作によってラッチ67の鍔部が第1の
レバー63に係合してラッチ状態となるので、第1のソレ
ノイド61への通電を止めもラッチ状態が維持され、ピン
チローラ30の開の状態が継続されることになる。通常、
帳票を作成するための初期状態はこの状態になってい
る。なお、第2のソレノイド軸66に結合された第2のス
プリングコイル69によってラッチ状態の強度を加減する
ことができる。
【0028】図3は、本発明の実施形態における揺動可
能なピンチローラが閉の状態の側板におけるソレノイド
の動作状態を示す側面図である。図2において、帳票ス
トッパ(図示せず)まで帳票用紙を挿入した後にスター
トボタン90を押すと、図3に示すように揺動可能なピン
チローラは閉の状態に移行する。
【0029】図3において、揺動可能なピンチローラが
閉の状態とは、帳票用紙をピンチローラ30およびフィー
ドローラ(図示せず)により圧接したまま印字装置50ま
で給送し、また印字終了した帳票用紙を所定位置まで排
出できる状態のことである。
【0030】図3において揺動可能なピンチローラ30を
閉の状態にするために本発明においては、第1のソレノ
イド61をONし、少し遅れて第2のソレノイド65をON
し、さらに少し遅れて第1のソレノイド61をOFFし、
さらに少し遅れて第2のソレノイド65をOFFする。第
1のソレノイド61をONすると、第1のソレノイド軸62
が伸びた状態から縮むので、それに伴いこの第1のソレ
ノイド軸62に連動する第1のレバー63及び第2のレバー
64が反時計方向に回転し、少し遅れて第2のソレノイド
65をONすると、第2のソレノイド軸66が伸びた状態か
ら縮むことになり、これによりラッチ67が反時計方向に
回転可能になり、次いで少し遅れて第1のソレノイド61
をOFFすると、第1のソレノイド軸62が縮んだ状態か
ら伸びるので、それに伴いこの第1のソレノイド軸62に
連動する第1のレバー63及び第2のレバー64が時計方向
に回転し、さらに少し遅れて第2のソレノイド65をOF
Fすると、第2のソレノイド軸66が伸びた状態になり、
これによりラッチ67が時計方向に回転可能になる。
【0031】アーム軸32は第1のレバー63に、またスト
ッパ軸21は第2のレバー64に結合され、さらに第2のレ
バー64は第1のコイルスプリング68に結合されているこ
とから第1のレバー63に連動するようになっているの
で、第1のレバー63及び第2のレバー64の時計方向への
回転に伴ってアーム軸32及びストッパ軸21も時計方向に
回転する。これによりピンチローラ30が滑らかに閉の状
態になり、また帳票ストッパ(図示せず)がトレイ10上
に引っ込んだ状態となって帳票用紙を印字装置50まで給
送可能にする。
【0032】上記動作によってラッチ67の鍔部が第1の
レバー63から外れてラッチ解除となり、帳票用紙を介し
てピンチローラ30をフィードローラ(図示せず)に圧接
するが、第1のレバー63に結合された第3のスプリング
コイル70によってこの圧接強度を加減することができ
る。
【0033】このようにして揺動可能なピンチローラが
閉の状態のときに帳票を圧接したままフィードローラを
回転させて帳票用紙をドットプリンタの所定位置まで給
送して印字を行うことができる。帳票用紙への印字が終
了すると前記フィードローラを逆転させて圧接したまま
帳票用紙をトレイの入口近くまで琲出する。
【0034】トレイ上を帳票用紙が所定位置に排出した
ことをセンサ(図示せず)により検出した場合には、揺動
可能なピンチローラが閉の状態から、上述したような揺
動可能なピンチローラが開の状態となる動作を自動的に
行って初期状態に戻すことができる。
【0035】図4及び図5は、上述した本発明の帳票作
成装置の動作を詳しく説明するためのフローを示す図で
ある。
【0036】図4において帳票用紙をトレイ10上に載置
しスタートスイッチ90をオンする(ステップ41)。ス
タートスイッチ90のオンがなされると、第1のソレノイ
ド61をONする(ステップ42)。第1のソレノイド61
のオン時間が50msを経過するかを監視する(ステッ
プ43)。
【0037】第1のソレノイド61のオン時間が50ms
を経過したら、第2のソレノイド65をONする(ステッ
プ44)。第2のソレノイド65のオン時間が70msを
経過するかを監視する(ステップ45)。第2のソレノ
イド65のオン時間が70msを経過したら、第1のソレ
ノイド61をOFFする(ステップ46)。これによりピ
ンチローラとフィードローラとは密着する。
【0038】第1のソレノイド61をOFFした後、30
ms経過するかを監視する(ステップ47)。第1のソ
レノイド61をOFFした後、30msを経過した場合に
は、第2のソレノイド65をOFFする(ステップ4
8)。そして第2のソレノイド65をOFFした後、10
0ms経過するかを監視する(ステップ49)。
【0039】第2のソレノイド65をOFFした後、10
0msを経過した場合には、用紙搬送用モータ(図示せ
ず)をONして正回転させる(ステップ50)。これに
より用紙搬送用モータは正回転し、帳票用紙を印字装置
内に給送する。次いでセンサ(図示せず)により用紙停
止位置を検出する(ステップ51)。用紙停止位置を検
出したら、用紙搬送用モータをOFFする(ステップ5
2)。次いで印字を開始する(ステップ53)。印字を
開始したら、印字が終了したかを監視する(ステップ5
4)。印字を終了したら、図5に引き継ぐ。
【0040】図5において、用紙搬送用モータ(図示せ
ず)をONして逆回転させる(ステップ55)。これに
より用紙搬送用モータは逆回転し、帳票用紙を印字装置
から排出させる。次いでセンサ(図示せず)により用紙
停止位置を検出する(ステップ56)。用紙停止位置を
検出したら、用紙搬送用モータをOFFする(ステップ
57)。
【0041】次に第2のソレノイド65をONする(ステ
ップ58)。第2のソレノイド65のオン時間が40ms
を経過するかを監視する(ステップ59)。第2のソレ
ノイド65のオン時間が40msを経過したら、第1のソ
レノイド61をONする(ステップ60)。これにより密
着していたピンチローラとフィードローラとを解放す
る。
【0042】第1のソレノイド61のオン時間が10ms
を経過するかを監視する(ステップ61)。第1のソレ
ノイド61のオン時間が10msを経過したら、第2のソ
レノイド65をOFFする(ステップ62)。第2のソレ
ノイド65のオフ時間が90msを経過するかを監視する
(ステップ63)。第2のソレノイド65のオフ時間が9
0msを経過したら、第1のソレノイド61をOFFする
(ステップ64)。これにより印字された帳票用紙がト
レイ10上に戻されるので、帳票用紙を取り出す(ステッ
プ65)。以後、このような動作を繰り返すことにな
る。
【0043】図6は、図4および図5に本発明の帳票作
成装置の動作を示すタイムチャートである。図6におい
ては初期状態から帳票用紙に印字を行って帳票用紙をト
レイ上に戻す一連動作タイミングを示している。
【0044】なお上記においては、ソレノイドの動作時
間制御や用紙搬送モータ(図示せず)の回転方向制御な
どを司る制御手段について具体的構成を示していなかっ
たが、実際には本発明の帳票作成装置にはマイクロコン
ピュータが内蔵されており、内蔵されたマイクロコンピ
ュータにより上記の制御を行うようにしている。
【0045】
【発明の効果】上記実施の形態から明らかなように本発
明によれば、ラッチと第1のレバーから構成される係合
部が擦り合わさないように2つのソレノイドの動作制御
を行うので、係合部に焼き入れした特別の部品材料を使
用しないようにすることができるという効果を有する。
また、ラッチと第1のレバーから構成される係合部が擦
り合わさないようにソレノイドが制御されるため、ソレ
ノイドのパワーを上げずに、すなわち小型のソレノイド
を使用してピンチローラの動作を確実に行わせることが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る帳票作成装置の全体構
成を示す斜視図
【図2】本発明の実施形態における揺動可能なピンチロ
ーラが開の状態の側板におけるソレノイドの動作状態を
示す側面図
【図3】本発明の実施形態における揺動可能なピンチロ
ーラが閉の状態の側板におけるソレノイドの動作状態を
示す側面図
【図4】本発明の帳票作成装置の動作を説明するための
フローを示す図
【図5】同じく本発明の帳票作成装置の動作を説明する
ためのフローを示す図
【図6】図4および図5に本発明の帳票作成装置の動作
を示すタイムチャート
【図7】従来の揺動可能なピンチローラが開の状態の側
板におけるソレノイドの動作状態を示す側面図
【図8】従来の揺動可能なピンチローラが閉の状態の側
板におけるソレノイドの動作状態を示す側面図
【図9】従来の帳票作成装置の動作を説明するための側
面断面図
【符号の説明】
10 トレイ 21 ストッパ軸 30 ピンチローラ 32 アーム軸 36 バー 41 フィードローラ軸 50 印字装置 61 第1のソレノイド 62 第1のソレノイド軸 63 第1のレバー 64 第2のレバー 65 第2のソレノイド 66 第2のソレノイド軸 67 ラッチ 68 第1のスプリングコイル 69 第2のスプリングコイル 70 第3のスプリングコイル 80 側板 90 スタートボタン
フロントページの続き (72)発明者 竹村 浩二 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 雅彦 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 杉本 匠 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2C059 AA01 AA12 AA13 AA14 3F343 FA01 FC21 GA04 GB01 GC01 GD01 JA01 KB04 LD11 LD27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票用紙を載せるトレイと、揺動可能な
    ピンチローラをフィードローラに対し圧接又は非圧接状
    態にするピンチローラ動作制御手段と、前記ピンチロー
    ラ動作制御手段が前記ピンチローラを非圧接状態にした
    場合に、前記帳票用紙を前記トレイ上の所定位置に位置
    決めする帳票用紙ストッパと、前記ピンチローラ動作制
    御手段が前記ピンチローラを圧接状態にした場合に、前
    記帳票用紙ストッパによる前記帳票用紙の停止を解除
    し、前記帳票用紙を印字部に給送して前記帳票用紙に印
    字を行い、印字終了後に前記トレイまで前記帳票用紙の
    排出を行う帳票用紙給送排出手段とを有することを特徴
    とする帳票作成装置。
  2. 【請求項2】 前記ピンチローラ動作制御手段は、第1
    のソレノイドと、前記第1のソレノイドのソレノイド軸
    に連動する第1のレバー及び第2のレバーと、第2のソ
    レノイドと、前記第2のソレノイドのソレノイド軸に連
    動するラッチ部とを有し、前記ピンチローラを非圧接状
    態にする場合に、前記第1のレバーに前記ラッチ部が係
    合するように前記第2のソレノイドをオンし且つ第1の
    ソレノイドを前記第2のソレノイドのオンに遅れた時間
    でオンして、前記第1及び第2のソレノイドへの通電時
    間を制御し、また、前記ピンチローラを圧接状態にする
    場合に、前記第1のレバーと前記ラッチ部との係合が外
    れるように前記第1のソレノイドをオンし且つ第2のソ
    レノイドを前記第1のソレノイドのオンに遅れた時間で
    オンして前記第1及び第2のソレノイドへの通電時間を
    制御したことを特徴とする請求項1に記載の帳票作成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ピンチローラ動作制御手段が前記ピ
    ンチローラを非圧接状態にしていた場合に開始ボタンを
    操作できるようにし、前記開始ボタンのオンで前記ピン
    チローラ動作制御手段が前記ピンチローラを圧接状態に
    した場合に前記帳票用紙給送排出手段が作動して前記帳
    票用紙の給送及び排出を行うことを特徴とする請求項1
    に記載の帳票作成装置。
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