JP2003297465A - Fpc用コネクタ - Google Patents
Fpc用コネクタInfo
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- JP2003297465A JP2003297465A JP2002085799A JP2002085799A JP2003297465A JP 2003297465 A JP2003297465 A JP 2003297465A JP 2002085799 A JP2002085799 A JP 2002085799A JP 2002085799 A JP2002085799 A JP 2002085799A JP 2003297465 A JP2003297465 A JP 2003297465A
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- fpc
- actuator
- receiving cavity
- contact
- connector
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/6205—Two-part coupling devices held in engagement by a magnet
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄型化を可能にし、かつ、接続時のアクチュ
エータの反りを防止できる構造のFPC用コネクタを提
供すること。 【解決手段】 多数の導電性コンタクト30が所定のピ
ッチで絶縁ハウジング20に装着され、各導電性コンタ
クト30のコンタクト片32が絶縁ハウジング20に形
成されたFPC受入空洞21の底部に沿って片持腕状に
延びて、FPC受入空洞21に臨んでいると共に、FP
C受入空洞21を開閉するアクチュエータ40を備えて
いる。アクチュエータ40が永久磁石でなり、FPC受
入空洞21の底部に鉄板製のフィッティングネイルプレ
ート26の底壁形成部分26aが配置されている。アク
チュエータ40を閉鎖した時に、アクチュエータ40と
FPC受入空洞21の底部の間で磁気吸着力が作用す
る。
エータの反りを防止できる構造のFPC用コネクタを提
供すること。 【解決手段】 多数の導電性コンタクト30が所定のピ
ッチで絶縁ハウジング20に装着され、各導電性コンタ
クト30のコンタクト片32が絶縁ハウジング20に形
成されたFPC受入空洞21の底部に沿って片持腕状に
延びて、FPC受入空洞21に臨んでいると共に、FP
C受入空洞21を開閉するアクチュエータ40を備えて
いる。アクチュエータ40が永久磁石でなり、FPC受
入空洞21の底部に鉄板製のフィッティングネイルプレ
ート26の底壁形成部分26aが配置されている。アク
チュエータ40を閉鎖した時に、アクチュエータ40と
FPC受入空洞21の底部の間で磁気吸着力が作用す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、FPC、FFC
などと通称される平形柔軟ケーブルの接続に使用される
FPC用コネクタに関する。
などと通称される平形柔軟ケーブルの接続に使用される
FPC用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図15〜17に示したようなFP
C用コネクタ100が公知である。このFPC用コネク
タ100は、多数の導電性コンタクト101を横並びに
並列して装着された絶縁ハウジング102と、絶縁ハウ
ジング102に形成されたFPC受入空洞103を、図
15のように開放した状態と、図16、17のように閉
鎖した状態で開閉できるようにしたアクチュエータ10
4とを備えている。前記導電性コンタクト101は、そ
のコンタクト片が前記FPC受入空洞103の底部に沿
って片持腕状となって延びてFPC受入空洞103に臨
んでいる。絶縁ハウジング102は、図17に示すよう
に、回路基板105上に設置されてネイル106の半田
付けによって固定されると共に、導電性コンタクト10
1のテール107が回路基板105の導電パッドに半田
付けされる。
C用コネクタ100が公知である。このFPC用コネク
タ100は、多数の導電性コンタクト101を横並びに
並列して装着された絶縁ハウジング102と、絶縁ハウ
ジング102に形成されたFPC受入空洞103を、図
15のように開放した状態と、図16、17のように閉
鎖した状態で開閉できるようにしたアクチュエータ10
4とを備えている。前記導電性コンタクト101は、そ
のコンタクト片が前記FPC受入空洞103の底部に沿
って片持腕状となって延びてFPC受入空洞103に臨
んでいる。絶縁ハウジング102は、図17に示すよう
に、回路基板105上に設置されてネイル106の半田
付けによって固定されると共に、導電性コンタクト10
1のテール107が回路基板105の導電パッドに半田
付けされる。
【0003】図15のように、アクチュエータ104を
開いて、FPC受入空洞103にFPC108を挿入し
た後、アクチュエータ104を図16、17のように閉
じると、FPC108がアクチュエータ104でコンタ
クト片に押圧されて、FPC108の接点とコンタクト
片のコンタクト突起が所定の接触圧で係合し、電気的に
導通するようにされている。
開いて、FPC受入空洞103にFPC108を挿入し
た後、アクチュエータ104を図16、17のように閉
じると、FPC108がアクチュエータ104でコンタ
クト片に押圧されて、FPC108の接点とコンタクト
片のコンタクト突起が所定の接触圧で係合し、電気的に
導通するようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
FPC用コネクタが用いられる電子機器の小型化が非常
な勢いで進んでおり、機器の小型化のために、このFP
C用コネクタの小型化、特に薄型化が進んでいる。ま
た、これと同時に、絶縁ハウジングに並列して設けられ
る前記導電性コンタクトの極数の増加も見られる。FP
C用コネクタの薄型化は、前記絶縁ハウジング102の
薄型化と共に、アクチュエータ104の薄型化によって
図られている。このような薄型化をした場合、部材の剛
性が低下するので、使用に際して部材に反りが生ずると
いう問題があった。特に、アクチュエータの場合、FP
Cをコンタクト片に押圧してその反力を受けるので影響
が大きく、コンタクト片とFPCの接点の間の接触圧が
不足し、電気的接続の信頼性が損なわれる問題があっ
た。導電性コンタクトの極数が増すに従って、アクチュ
エータが長尺化するので、反りの程度が大きくなること
が避けられなかった。
FPC用コネクタが用いられる電子機器の小型化が非常
な勢いで進んでおり、機器の小型化のために、このFP
C用コネクタの小型化、特に薄型化が進んでいる。ま
た、これと同時に、絶縁ハウジングに並列して設けられ
る前記導電性コンタクトの極数の増加も見られる。FP
C用コネクタの薄型化は、前記絶縁ハウジング102の
薄型化と共に、アクチュエータ104の薄型化によって
図られている。このような薄型化をした場合、部材の剛
性が低下するので、使用に際して部材に反りが生ずると
いう問題があった。特に、アクチュエータの場合、FP
Cをコンタクト片に押圧してその反力を受けるので影響
が大きく、コンタクト片とFPCの接点の間の接触圧が
不足し、電気的接続の信頼性が損なわれる問題があっ
た。導電性コンタクトの極数が増すに従って、アクチュ
エータが長尺化するので、反りの程度が大きくなること
が避けられなかった。
【0005】この発明はこのような薄型化によって生ず
る問題点に鑑みてなされたもので、薄型化を可能にし、
かつ、接続時のアクチュエータの反りを防止できる構造
のFPC用コネクタを提供することを目的としている。
る問題点に鑑みてなされたもので、薄型化を可能にし、
かつ、接続時のアクチュエータの反りを防止できる構造
のFPC用コネクタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れたこの発明のFPC用コネクタのうち、請求項1のF
PC用コネクタは、多数の導電性コンタクトが所定のピ
ッチで絶縁ハウジングに装着され、各導電性コンタクト
のコンタクト片が絶縁ハウジングに形成されたFPC受
入空洞の底部に沿って片持腕状に延びて、FPC受入空
洞に臨んでいると共に、前記FPC受入空洞を開閉する
アクチュエータを備えており、アクチュエータの開放に
よって、コンタクト片の上側にFPCを挿入でき、アク
チュエータの閉鎖によって、FPCがコンタクト片側に
押圧される構成としたFPC用コネクタにおいて、前記
アクチュエータに磁性体が設けられ、かつ、前記FPC
受入空洞の底部に磁性体が設けられ、アクチュエータを
閉鎖した時に、アクチュエータとFPC受入空洞の底部
の間で磁気吸着力が作用するようにしたことを特徴とし
ている。
れたこの発明のFPC用コネクタのうち、請求項1のF
PC用コネクタは、多数の導電性コンタクトが所定のピ
ッチで絶縁ハウジングに装着され、各導電性コンタクト
のコンタクト片が絶縁ハウジングに形成されたFPC受
入空洞の底部に沿って片持腕状に延びて、FPC受入空
洞に臨んでいると共に、前記FPC受入空洞を開閉する
アクチュエータを備えており、アクチュエータの開放に
よって、コンタクト片の上側にFPCを挿入でき、アク
チュエータの閉鎖によって、FPCがコンタクト片側に
押圧される構成としたFPC用コネクタにおいて、前記
アクチュエータに磁性体が設けられ、かつ、前記FPC
受入空洞の底部に磁性体が設けられ、アクチュエータを
閉鎖した時に、アクチュエータとFPC受入空洞の底部
の間で磁気吸着力が作用するようにしたことを特徴とし
ている。
【0007】前記において、アクチュエータに設けられ
る磁性体と、絶縁ハウジングの底壁に設けられる磁性体
は、請求項2〜4のように、双方をフェライトなどの永
久磁石としたり、何れか一方を永久磁石とし、他方を鉄
などの強磁性体とすることができる。
る磁性体と、絶縁ハウジングの底壁に設けられる磁性体
は、請求項2〜4のように、双方をフェライトなどの永
久磁石としたり、何れか一方を永久磁石とし、他方を鉄
などの強磁性体とすることができる。
【0008】また、この発明の請求項5のFPC用コネ
クタは、FPC受入空洞が形成された絶縁ハウジング
と、絶縁ハウジングに形成されたFPC受入空洞を開閉
するアクチュエータとを備えているFPC用コネクタで
あって、前記絶縁ハウジングが回路基板上に設置される
FPC用コネクタにおいて、前記アクチュエータに磁性
体が設けられ、かつ、前記回路基板に磁性体が設けられ
ると共に、前記FPC受入空洞に挿入されたFPCの接
点と回路基板の接点の対向部に弾力性導電部材が配置さ
れ、アクチュエータを閉鎖した時に、アクチュエータと
回路基板の間で磁気吸着力が作用するようにしたことを
特徴としている。
クタは、FPC受入空洞が形成された絶縁ハウジング
と、絶縁ハウジングに形成されたFPC受入空洞を開閉
するアクチュエータとを備えているFPC用コネクタで
あって、前記絶縁ハウジングが回路基板上に設置される
FPC用コネクタにおいて、前記アクチュエータに磁性
体が設けられ、かつ、前記回路基板に磁性体が設けられ
ると共に、前記FPC受入空洞に挿入されたFPCの接
点と回路基板の接点の対向部に弾力性導電部材が配置さ
れ、アクチュエータを閉鎖した時に、アクチュエータと
回路基板の間で磁気吸着力が作用するようにしたことを
特徴としている。
【0009】この場合も、アクチュエータに設けられる
磁性体と、回路基板に設けられる磁性体は、請求項6〜
8のように、双方を永久磁石としたり、何れか一方を永
久磁石とし、他方を強磁性体とすることができる。
磁性体と、回路基板に設けられる磁性体は、請求項6〜
8のように、双方を永久磁石としたり、何れか一方を永
久磁石とし、他方を強磁性体とすることができる。
【0010】また、前記弾力性導電部材には、請求項9
のように、導電ゴムとしたり、請求項10のようにばね
コンタクトとすることができる。
のように、導電ゴムとしたり、請求項10のようにばね
コンタクトとすることができる。
【0011】
【作用】このように構成されるこの発明のFPC用コネ
クタによれば、アクチュエータに設けた磁性体と、FP
C受入空洞の底部に設けた磁性体や、回路基板に設けた
磁性体との間で磁気吸着力が作用するようにしたので、
アクチュエータを閉鎖してFPCとの電気的接続を形成
した際に、磁気吸着力によってアクチュエータの反りを
打ち消すことができる。この結果、反りが原因となる電
気的接続の信頼性の低下を解消することができる。した
がって、FPC用コネクタ全体の薄型化を可能とし、し
かも、導電性コンタクトの多極化も可能とすることがで
きる。
クタによれば、アクチュエータに設けた磁性体と、FP
C受入空洞の底部に設けた磁性体や、回路基板に設けた
磁性体との間で磁気吸着力が作用するようにしたので、
アクチュエータを閉鎖してFPCとの電気的接続を形成
した際に、磁気吸着力によってアクチュエータの反りを
打ち消すことができる。この結果、反りが原因となる電
気的接続の信頼性の低下を解消することができる。した
がって、FPC用コネクタ全体の薄型化を可能とし、し
かも、導電性コンタクトの多極化も可能とすることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
の図を参照して説明する。
の図を参照して説明する。
【0013】図1、2は、実施形態のFPC用コネクタ
10を表している。絶縁ハウジング20と、この絶縁ハ
ウジング20に回動可能に組み付けられたアクチュエー
タ40を備えている。アクチュエータ40は、絶縁ハウ
ジング20に形成されたFPC受入空洞21を開閉でき
るようにされ、図1がアクチュエータ40を開放した状
態で、接続しようとするFPC60がFPC受入空洞2
1に挿入可能となり、また、図2がアクチュエータ40
を閉鎖した状態で、挿入したFPC60の接続が完了す
るようになっている。
10を表している。絶縁ハウジング20と、この絶縁ハ
ウジング20に回動可能に組み付けられたアクチュエー
タ40を備えている。アクチュエータ40は、絶縁ハウ
ジング20に形成されたFPC受入空洞21を開閉でき
るようにされ、図1がアクチュエータ40を開放した状
態で、接続しようとするFPC60がFPC受入空洞2
1に挿入可能となり、また、図2がアクチュエータ40
を閉鎖した状態で、挿入したFPC60の接続が完了す
るようになっている。
【0014】前記絶縁ハウジング20は、絶縁性のプラ
スチックを成形したものであり、前端22と後端23を
有し、前端22側に前記FPC受入空洞21が形成さ
れ、後端23側には、複数のコンタクト挿入溝24(図
3)が左右の長手方向で一定のピッチで並列させて形成
されている。絶縁ハウジング20の前端22側の下部に
底壁25が設けられている。この底壁25は、絶縁ハウ
ジング20を形成したプラスチックではなく、鉄板で構
成されている。即ち、図3に表れているように断面がL
字形の細長い底壁形成部分26aの両端に、側壁形成部
分26bを連続させて立ち上げ、各側壁形成部分26b
の下縁から外側にネイル片26cを突出させた形状に成
形された鉄板製のフィッティングネイルプレート26
が、絶縁ハウジング20の側壁27を介して組み付けら
れ、前記底壁形成部分26aによって底壁25が構成さ
れている。
スチックを成形したものであり、前端22と後端23を
有し、前端22側に前記FPC受入空洞21が形成さ
れ、後端23側には、複数のコンタクト挿入溝24(図
3)が左右の長手方向で一定のピッチで並列させて形成
されている。絶縁ハウジング20の前端22側の下部に
底壁25が設けられている。この底壁25は、絶縁ハウ
ジング20を形成したプラスチックではなく、鉄板で構
成されている。即ち、図3に表れているように断面がL
字形の細長い底壁形成部分26aの両端に、側壁形成部
分26bを連続させて立ち上げ、各側壁形成部分26b
の下縁から外側にネイル片26cを突出させた形状に成
形された鉄板製のフィッティングネイルプレート26
が、絶縁ハウジング20の側壁27を介して組み付けら
れ、前記底壁形成部分26aによって底壁25が構成さ
れている。
【0015】絶縁ハウジング20に形成したコンタクト
装着溝24のそれぞれには、後端23側から導電性コン
タクト30が装着されている。この導電性コンタクト3
0は、燐青銅などの薄金属板を打ち抜いて成形されたも
ので、コンタクト装着溝24で係合する装着部31から
前方にコンタクト片32が延びると共に、装着部31か
ら後方下部に半田テイル33が延びた形状をしている。
コンタクト片32は、絶縁ハウジング20のFPC受入
空洞21に片持腕状となって前方に延び、先端上縁に形
成したコンタクト突起34がFPC受入空洞21に挿入
されるFPC60の下面と対向し、FPC60の接点と
係合できるようにされている。
装着溝24のそれぞれには、後端23側から導電性コン
タクト30が装着されている。この導電性コンタクト3
0は、燐青銅などの薄金属板を打ち抜いて成形されたも
ので、コンタクト装着溝24で係合する装着部31から
前方にコンタクト片32が延びると共に、装着部31か
ら後方下部に半田テイル33が延びた形状をしている。
コンタクト片32は、絶縁ハウジング20のFPC受入
空洞21に片持腕状となって前方に延び、先端上縁に形
成したコンタクト突起34がFPC受入空洞21に挿入
されるFPC60の下面と対向し、FPC60の接点と
係合できるようにされている。
【0016】尚、この実施形態においては、FPC受入
空洞21の底部は、前記底壁形成部分26aによる底壁
25のみで画成されて、コンタクト片32の下側は開放
されているが、コンタクト装着溝24が形成されている
後端23側の部分から底壁形成部分26aに向って底壁
を延長して設け(図10参照)、コンタクト片32の下
縁と対向する部分に開放溝を形成した構成とすることも
できる。
空洞21の底部は、前記底壁形成部分26aによる底壁
25のみで画成されて、コンタクト片32の下側は開放
されているが、コンタクト装着溝24が形成されている
後端23側の部分から底壁形成部分26aに向って底壁
を延長して設け(図10参照)、コンタクト片32の下
縁と対向する部分に開放溝を形成した構成とすることも
できる。
【0017】次に、前記アクチュエータ40は、フェラ
イト粉末の如くの磁性粉末を図1、2のような形状に成
形した後、着磁した永久磁石からなっている。前記FP
C受入空洞21の内側に嵌るようにした方形の本体部分
41と、本体部分41の両側から後方に延びる軸受腕部
分42とで構成されている。本体部分41は、前縁の両
側にガイド突片41aが垂下されている。軸受腕部分4
2は、鍵穴状の軸受孔43が形成されている。
イト粉末の如くの磁性粉末を図1、2のような形状に成
形した後、着磁した永久磁石からなっている。前記FP
C受入空洞21の内側に嵌るようにした方形の本体部分
41と、本体部分41の両側から後方に延びる軸受腕部
分42とで構成されている。本体部分41は、前縁の両
側にガイド突片41aが垂下されている。軸受腕部分4
2は、鍵穴状の軸受孔43が形成されている。
【0018】アクチュエータ40の軸受腕部分42は、
前記絶縁ハウジング20の両側壁27の外側に沿う間隔
で対向しており、側壁27に突出形成された扁平軸28
(図6)が軸受孔43に挿通されて、アクチュエータ4
0が、図1の開放状態と図2の閉鎖状態の間で回動でき
るように組み付けられている。軸受孔43を鍵穴状と
し、絶縁ハウジング20側の軸を扁平軸28とすること
によって、アクチュエータ40は、図2のように閉鎖し
た後、後方にスライドさせて図6のロック状態として回
動不能とし、また、図6の状態から前方にスライドさせ
ると開放方向に回動可能となるようにしている。
前記絶縁ハウジング20の両側壁27の外側に沿う間隔
で対向しており、側壁27に突出形成された扁平軸28
(図6)が軸受孔43に挿通されて、アクチュエータ4
0が、図1の開放状態と図2の閉鎖状態の間で回動でき
るように組み付けられている。軸受孔43を鍵穴状と
し、絶縁ハウジング20側の軸を扁平軸28とすること
によって、アクチュエータ40は、図2のように閉鎖し
た後、後方にスライドさせて図6のロック状態として回
動不能とし、また、図6の状態から前方にスライドさせ
ると開放方向に回動可能となるようにしている。
【0019】このFPC用コネクタ10は、図3に鎖線
で示したように、回路基板80上に設置し、フィッティ
ングネイルプレート26のネイル片26cを回路基板上
のパッドに表面半田付けすると共に、各導電性コンタク
ト30の半田テイル33を回路基板上の接点パッドに表
面半田付けして使用される。
で示したように、回路基板80上に設置し、フィッティ
ングネイルプレート26のネイル片26cを回路基板上
のパッドに表面半田付けすると共に、各導電性コンタク
ト30の半田テイル33を回路基板上の接点パッドに表
面半田付けして使用される。
【0020】FPC60を接続する場合、アクチュエー
タ40を回動させてFPC受入空洞21を図1のように
開放し、FPC受入空洞21に臨んでいるコンタクト片
32の上側にFPC60の端部を挿入する。次いで、ア
クチュエータ40を反対方向に回動させてFPC受入空
洞21を閉鎖し、図6のようにロック状態とすることで
接続が完了する。
タ40を回動させてFPC受入空洞21を図1のように
開放し、FPC受入空洞21に臨んでいるコンタクト片
32の上側にFPC60の端部を挿入する。次いで、ア
クチュエータ40を反対方向に回動させてFPC受入空
洞21を閉鎖し、図6のようにロック状態とすることで
接続が完了する。
【0021】図7は、FPC60が接続された状態の断
面を表している。アクチュエータ40の本体部分41が
FPC60をコンタクト片32側に押圧してコンタクト
片32を図のように底部側に弾性変形させ、その反力で
コンタクト片32のコンタクト突起34がFPC60側
の接点に、電気的接続に必要な接触圧で当接し、電気的
に係合する。コンタクト片32の弾性変形による反力は
FPC60を通してアクチュエータ40の本体部分41
へと伝達され、本体部分41が反力に対抗する。ここ
で、このアクチュエータ40が従来技術のように絶縁性
のプラスチックで成形され、しかも薄型化されたもので
あるとすると、反力を受けるアクチュエータ40は、図
5において鎖線で示したように(誇張して示してあ
る)、反りによって湾曲し、コンタクト突起34とFP
C60の接点の接触圧が特に中央部で不足し、電気的接
続を不安定にするものであった。しかるに、この実施形
態のものにおいては、永久磁石でなるアクチュエータ4
0と、FPC受入空洞21の底部に設けた鉄板製のフィ
ッティングネイルプレート26の底壁形成部分26aの
間で磁気吸着力が作用して互いに引き合うようになって
いるので、アクチュエータ40の本体部分41は、前記
の如くの反りを生じることなく、コンタクト片32の反
力に対抗することができる。したがって、各導電性コン
タクト30のコンタクト突起34とFPC60の接点の
間の接触圧を適正に維持して、信頼性の高い電気的接続
を確実に形成することができる。
面を表している。アクチュエータ40の本体部分41が
FPC60をコンタクト片32側に押圧してコンタクト
片32を図のように底部側に弾性変形させ、その反力で
コンタクト片32のコンタクト突起34がFPC60側
の接点に、電気的接続に必要な接触圧で当接し、電気的
に係合する。コンタクト片32の弾性変形による反力は
FPC60を通してアクチュエータ40の本体部分41
へと伝達され、本体部分41が反力に対抗する。ここ
で、このアクチュエータ40が従来技術のように絶縁性
のプラスチックで成形され、しかも薄型化されたもので
あるとすると、反力を受けるアクチュエータ40は、図
5において鎖線で示したように(誇張して示してあ
る)、反りによって湾曲し、コンタクト突起34とFP
C60の接点の接触圧が特に中央部で不足し、電気的接
続を不安定にするものであった。しかるに、この実施形
態のものにおいては、永久磁石でなるアクチュエータ4
0と、FPC受入空洞21の底部に設けた鉄板製のフィ
ッティングネイルプレート26の底壁形成部分26aの
間で磁気吸着力が作用して互いに引き合うようになって
いるので、アクチュエータ40の本体部分41は、前記
の如くの反りを生じることなく、コンタクト片32の反
力に対抗することができる。したがって、各導電性コン
タクト30のコンタクト突起34とFPC60の接点の
間の接触圧を適正に維持して、信頼性の高い電気的接続
を確実に形成することができる。
【0022】磁気吸着力でアクチュエータ40の本体部
分41の反りが抑えられるので、アクチュエータ40、
特に本体部分41を薄く構成して剛性を低下させても問
題は無く、FPC用コネクタ10全体の薄型化が可能で
ある。また、導電性コンタクト30を並列する極数を増
加して多極化することも可能である。
分41の反りが抑えられるので、アクチュエータ40、
特に本体部分41を薄く構成して剛性を低下させても問
題は無く、FPC用コネクタ10全体の薄型化が可能で
ある。また、導電性コンタクト30を並列する極数を増
加して多極化することも可能である。
【0023】フェライト粉末などの磁性粉末を成形した
前記アクチュエータ40は、ポンド磁石を利用して成形
するようにしても良い。また、図8のように、プラスチ
ック性のアクチュエータ40Aの本体部分41の中央部
分に永久磁石プレート44を組み込んで、前記底壁形成
部分26aとの間で磁気吸着力を作用させるようにする
こともできる。
前記アクチュエータ40は、ポンド磁石を利用して成形
するようにしても良い。また、図8のように、プラスチ
ック性のアクチュエータ40Aの本体部分41の中央部
分に永久磁石プレート44を組み込んで、前記底壁形成
部分26aとの間で磁気吸着力を作用させるようにする
こともできる。
【0024】更に、FPC受入空洞21の底部に永久磁
石を設けた構成とすることもできる。図9は、フィッテ
ィングネイルプレート26の底壁形成部分26a上に、
絶縁ハウジング20の前端22に沿うようにして永久磁
石プレート29を設けた構成を表している。このように
構成することでも、永久磁石でなるアクチュエータ40
の本体部分41と、FPC受入空洞21の底部側の永久
磁石プレート29との間で磁気吸着力を作用させること
ができ、本体部分41の反りを防止し、電気的接続の信
頼性を高めることができる。
石を設けた構成とすることもできる。図9は、フィッテ
ィングネイルプレート26の底壁形成部分26a上に、
絶縁ハウジング20の前端22に沿うようにして永久磁
石プレート29を設けた構成を表している。このように
構成することでも、永久磁石でなるアクチュエータ40
の本体部分41と、FPC受入空洞21の底部側の永久
磁石プレート29との間で磁気吸着力を作用させること
ができ、本体部分41の反りを防止し、電気的接続の信
頼性を高めることができる。
【0025】FPC受入空洞21の底部に設ける永久磁
石は、図10のように、絶縁ハウジング20の後端23
側の部分から底壁25を延長して設けるようにし、絶縁
ハウジング20を成形するプラスチックに磁性粉末を混
入したり、延長して設けられた底壁25に永久磁石プレ
ートを組み込むようにして設けることもできる。図10
において、25aはコンタクト片32の弾性変形のため
に形成した開放溝である。
石は、図10のように、絶縁ハウジング20の後端23
側の部分から底壁25を延長して設けるようにし、絶縁
ハウジング20を成形するプラスチックに磁性粉末を混
入したり、延長して設けられた底壁25に永久磁石プレ
ートを組み込むようにして設けることもできる。図10
において、25aはコンタクト片32の弾性変形のため
に形成した開放溝である。
【0026】このように、FPC受入空洞21の底部側
に永久磁石を設ける場合、永久磁石でなる前記アクチュ
エータ40は、鉄板などの強磁性体板を成形して構成す
ることもできる。FPC受入空洞21の底部側に設けた
永久磁石との間で同様に磁気吸着力を作用させて、反り
の発生を防止することができる。
に永久磁石を設ける場合、永久磁石でなる前記アクチュ
エータ40は、鉄板などの強磁性体板を成形して構成す
ることもできる。FPC受入空洞21の底部側に設けた
永久磁石との間で同様に磁気吸着力を作用させて、反り
の発生を防止することができる。
【0027】FPC受入空洞21の底部に設けられた鉄
などの強磁性体や永久磁石の如くの磁性体は、回路基板
80に設けることもできる。図11〜図14は、回路基
板80側に磁性体を設けた実施形態を表している。
などの強磁性体や永久磁石の如くの磁性体は、回路基板
80に設けることもできる。図11〜図14は、回路基
板80側に磁性体を設けた実施形態を表している。
【0028】図11は、回路基板80を、中間層に強磁
性体である鉄板81を積層した構造としたものである。
この場合のFPC用コネクタ50は、図1〜図6と同様
のアクチュエータ40と、底壁75がFPC受入空洞7
1の底部を形成して前端72まで延びた絶縁ハウジング
70とで構成されている。導電性コンタクトに代えて、
導電ゴムでなる柱状の弾力性導電部材74が底壁75に
貫通して形成された開口76に装着されて、FPC受入
空洞71に挿入されたFPC(図示せず)の接点と、回
路基板80の接点が対向する部分に介在するようにして
ある。
性体である鉄板81を積層した構造としたものである。
この場合のFPC用コネクタ50は、図1〜図6と同様
のアクチュエータ40と、底壁75がFPC受入空洞7
1の底部を形成して前端72まで延びた絶縁ハウジング
70とで構成されている。導電性コンタクトに代えて、
導電ゴムでなる柱状の弾力性導電部材74が底壁75に
貫通して形成された開口76に装着されて、FPC受入
空洞71に挿入されたFPC(図示せず)の接点と、回
路基板80の接点が対向する部分に介在するようにして
ある。
【0029】この実施形態のFPC用コネクタ50で
は、FPC受入空洞71にFPCを挿入した後、アクチ
ュエータ40を閉鎖すると、アクチュエータ40がFP
Cを回路基板80側に押圧して、弾力性導電部材74を
弾力に抗して圧縮させる。圧縮された弾力性導電部材7
4は反力を生じて、各端部がFPCの接点と回路基板8
0の接点に、それぞれ適度の接触圧で当接し、その状態
が維持されるので、FPCの接点と回路基板80の接点
を安定した状態で電気的に接続することができる。弾力
性導電部材74の圧縮反力によって、この場合もアクチ
ュエータ40の本体部分41は、湾曲するように反らせ
る力が働くが、永久磁石でなるアクチュエータ40と、
回路基板80の鉄板81の間で互いに引き合う磁気吸着
力が作用するので、本体部分41の反りを抑えることが
でき、各弾力性導電部材74と接点間の接触圧を適正に
維持することができる。
は、FPC受入空洞71にFPCを挿入した後、アクチ
ュエータ40を閉鎖すると、アクチュエータ40がFP
Cを回路基板80側に押圧して、弾力性導電部材74を
弾力に抗して圧縮させる。圧縮された弾力性導電部材7
4は反力を生じて、各端部がFPCの接点と回路基板8
0の接点に、それぞれ適度の接触圧で当接し、その状態
が維持されるので、FPCの接点と回路基板80の接点
を安定した状態で電気的に接続することができる。弾力
性導電部材74の圧縮反力によって、この場合もアクチ
ュエータ40の本体部分41は、湾曲するように反らせ
る力が働くが、永久磁石でなるアクチュエータ40と、
回路基板80の鉄板81の間で互いに引き合う磁気吸着
力が作用するので、本体部分41の反りを抑えることが
でき、各弾力性導電部材74と接点間の接触圧を適正に
維持することができる。
【0030】回路基板80側に設ける磁性体の鉄板81
は、図12のように、回路基板80の裏面に設けるよう
にすることもできる。また、図13のように、回路基板
80の裏面に永久磁石プレート82を設けたり、シート
上の永久磁石を積層した構成とすることもできる。回路
基板80側に永久磁石プレート82などの永久磁石を設
ける場合には、アクチュエータ40は、強磁性体の鉄板
で成形したものとすることもできる。
は、図12のように、回路基板80の裏面に設けるよう
にすることもできる。また、図13のように、回路基板
80の裏面に永久磁石プレート82を設けたり、シート
上の永久磁石を積層した構成とすることもできる。回路
基板80側に永久磁石プレート82などの永久磁石を設
ける場合には、アクチュエータ40は、強磁性体の鉄板
で成形したものとすることもできる。
【0031】前記弾力性導電部材74は、図示した実施
形態では、図の紙面に垂直の方向で1列に整列して複数
設けられているものであるが、千鳥状の配列としたり、
格子状の配列として多極化を図ることもできる。また、
弾力性導電部材は、図14のように、薄金属板を打ち抜
き成形してなるばねコンタクト79とすることもでき
る。
形態では、図の紙面に垂直の方向で1列に整列して複数
設けられているものであるが、千鳥状の配列としたり、
格子状の配列として多極化を図ることもできる。また、
弾力性導電部材は、図14のように、薄金属板を打ち抜
き成形してなるばねコンタクト79とすることもでき
る。
【0032】図11〜図14に示した実施形態では、図
1〜図10の実施形態で用いられた導電性コンタクト3
0を無くすることができるので、絶縁ハウジング70の
薄型化および前後の奥行き方向の小型化がより一層可能
である。
1〜図10の実施形態で用いられた導電性コンタクト3
0を無くすることができるので、絶縁ハウジング70の
薄型化および前後の奥行き方向の小型化がより一層可能
である。
【0033】
【発明の効果】以上に説明の通り、この発明のFPC用
コネクタによれば、アクチュエータに設けた磁性体とF
PC受入空洞の底部側に設けた磁性体との間で磁気吸着
力が作用するようにしたので、アクチュエータの反りを
防ぎ、かつ、薄型化が可能な構造のFPC用コネクタを
構成することができる。
コネクタによれば、アクチュエータに設けた磁性体とF
PC受入空洞の底部側に設けた磁性体との間で磁気吸着
力が作用するようにしたので、アクチュエータの反りを
防ぎ、かつ、薄型化が可能な構造のFPC用コネクタを
構成することができる。
【図1】この発明の第1の実施形態のアクチュエータを
開放した状態の斜視図である。
開放した状態の斜視図である。
【図2】同じく、アクチュエータを閉鎖した状態の斜視
図である。
図である。
【図3】図5のA−A線に沿って示した第1の実施形態
の断面図である。
の断面図である。
【図4】第1の実施形態の平面図である。
【図5】同じく、正面図である。
【図6】同じく、右側面図である。
【図7】第1の実施形態の、FPCを接続した状態の断
面図である。
面図である。
【図8】この発明の第2の実施形態の斜視図である。
【図9】この発明の第3の実施形態の断面図である。
【図10】この発明の第4の実施形態の断面図である。
【図11】この発明の第5の実施形態の断面図である。
【図12】この発明の第6の実施形態の断面図である。
【図13】この発明の第7の実施形態の断面図である。
【図14】弾力性導電部材がばねコンタクトとされた実
施形態の一部断面図である。
施形態の一部断面図である。
【図15】従来のFPC用コネクタの斜視図である。
【図16】同じく、正面図である。
【図17】同じく右側面図である。
10 FPC用コネクタ
20 絶縁ハウジング
21 FPC受入空洞
26 フィッティングネイルプレート
26a 底壁形成部分
29 永久磁石プレート
30 導電性コンタクト
32 コンタクト片
40、40A アクチュエータ
41 本体部分
44 永久磁石プレート
50 FPC用コネクタ
60 FPC
70 絶縁ハウジング
71 FPC受入空洞
74 弾力性導電部材
79 ばねコンタクト
80 回路基板
81 鉄板
82 永久磁石プレート
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 飯島 秀樹
神奈川県大和市深見東一丁目5番4号 日
本モレックス株式会社 内
Fターム(参考) 5E021 FA05 FB05 FB08 FC33 GA01
HC26
5E023 AA04 AA05 BB06 BB23 CC26
DD06 EE08 EE18 FF01 GG09
GG11 HH20 HH22
Claims (10)
- 【請求項1】 多数の導電性コンタクト30が所定の
ピッチで絶縁ハウジング20に装着され、各導電性コン
タクト30のコンタクト片32が絶縁ハウジング20に
形成されたFPC受入空洞21の底部に沿って片持腕状
に延びて、FPC受入空洞21に臨んでいると共に、前
記FPC受入空洞21を開閉するアクチュエータ40を
備えており、 アクチュエータ40の開放によって、コンタクト片32
の上側にFPC60を挿入でき、アクチュエータ40の
閉鎖によって、FPC60がコンタクト片32側に押圧
される構成としたFPC用コネクタ10において、 前記アクチュエータ40に磁性体が設けられ、かつ、前
記FPC受入空洞21の底部に磁性体が設けられ、 アクチュエータ40を閉鎖した時に、アクチュエータ4
0とFPC受入空洞21の底部の間で磁気吸着力が作用
するようにしたことを特徴とするFPC用コネクタ。 - 【請求項2】 前記アクチュエータ40に設けた磁性
体と、前記FPC受入空洞21の底部に設けた磁性体
が、永久磁石29、41、44である請求項1に記載の
FPC用コネクタ。 - 【請求項3】 前記アクチュエータ40に設けた磁性
体が永久磁石41、44であり、前記FPC受入空洞2
1の底部に設けた磁性体が強磁性体26aである請求項
1に記載のFPC用コネクタ。 - 【請求項4】 前記アクチュエータ40に設けた磁性
体が強磁性体であり、前記FPC受入空洞21の底部に
設けた磁性体が永久磁石29である請求項1に記載のF
PC用コネクタ。 - 【請求項5】 FPC受入空洞71が形成された絶縁
ハウジング70と、絶縁ハウジング70に形成されたF
PC受入空洞71を開閉するアクチュエータ40とを備
えているFPC用コネクタ50であって、前記絶縁ハウ
ジング70が回路基板80上に設置されるFPC用コネ
クタ50において、 前記アクチュエータ40に磁性体が設けられ、かつ、前
記回路基板80に磁性体が設けられると共に、前記FP
C受入空洞71に挿入されたFPCの接点と回路基板8
0の接点の対向部に弾力性導電部材74、79が配置さ
れ、 アクチュエータ40を閉鎖した時に、アクチュエータ4
0と回路基板80の間で磁気吸着力が作用するようにし
たことを特徴とするFPC用コネクタ。 - 【請求項6】 前記アクチュエータ40に設けた磁性
体が永久磁石41であり、前記回路基板80に設けた磁
性体が永久磁石82である請求項5に記載のFPC用コ
ネクタ。 - 【請求項7】 前記アクチュエータ40に設けた磁性
体が永久磁石41であり、前記回路基板80に設けた磁
性体が強磁性体81である請求項5に記載のFPC用コ
ネクタ。 - 【請求項8】 前記アクチュエータ40に設けた磁性
体が強磁性体であり、前記回路基板80に設けた磁性体
が永久磁石82である請求項5に記載のFPC用コネク
タ。 - 【請求項9】 前記弾力性導電部材74は、導電ゴム
である請求項5〜8の何れか1項に記載のFPC用コネ
クタ。 - 【請求項10】 前記弾力性導電部材は、ばねコンタ
クト79である請求項5〜8の何れか1項に記載のFP
C用コネクタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085799A JP2003297465A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | Fpc用コネクタ |
PCT/US2003/006887 WO2003083999A1 (en) | 2002-03-26 | 2003-03-06 | Flat circuit connector with magnetized actuator |
AU2003225696A AU2003225696A1 (en) | 2002-03-26 | 2003-03-06 | Flat circuit connector with magnetized actuator |
US10/507,704 US7128597B2 (en) | 2002-03-26 | 2003-03-06 | Flat circuit connector with magnetized actuator |
TW092107538A TW586254B (en) | 2002-03-26 | 2003-03-25 | Flat circuit connector with magnetized actuator |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085799A JP2003297465A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | Fpc用コネクタ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003297465A true JP2003297465A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=28671643
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002085799A Pending JP2003297465A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | Fpc用コネクタ |
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---|---|
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JP (1) | JP2003297465A (ja) |
AU (1) | AU2003225696A1 (ja) |
TW (1) | TW586254B (ja) |
WO (1) | WO2003083999A1 (ja) |
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2002
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