JP2558787Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2558787Y2
JP2558787Y2 JP1991024600U JP2460091U JP2558787Y2 JP 2558787 Y2 JP2558787 Y2 JP 2558787Y2 JP 1991024600 U JP1991024600 U JP 1991024600U JP 2460091 U JP2460091 U JP 2460091U JP 2558787 Y2 JP2558787 Y2 JP 2558787Y2
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正巳 清藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用配線、電気機
器等、各種の電気的接続に使用されるコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】エレクトロニクスの発達に伴い、電気的
接続に使用されるコネクタの需要は、益々高まってい
る。現在、これらコネクタの多くは、ハウジング内に
性接触部を折曲形成してな るソケットコンタクトたる
電性金属板を収納し、そのハウジング内にピンコンタク
トを挿入して、ピンコンタクトとソケットコンタクトの
弾性圧接部を接触させることで、電気的接続を行ってい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクタにあっては、ソケットコンタクトの導電性
金属板が、金属板自体に、色々な弾性付与タイプの弾性
圧接部を具備して、それが単に、ハウジング内に収納さ
れているだけであったので、ピンコンタクトと弾性圧接
部との着脱回数が多くなると、弾性圧接部においては、
金属材料が摩耗したり、形状が永久変形したりして、弾
性力を発生する挾み込み隙間が広がって、接触圧を生成
する挾圧力が低下し、また、ピンコンタクト自体も磨耗
して弾性圧接部に対して緩みを生じて、ピンコンタクト
と弾性圧接部との接触圧が低下するという問題点があっ
た。
【0004】そして、この接触圧が低下すると、接点表
面の酸化被膜とか絶縁被膜を、ピンコンタクトと弾性圧
接部との着脱時の動摩擦によって排除できず、導電性金
属板の導電特性の劣化を招くという問題点があった。ま
たピンコンタクトと弾性圧接部との接触圧の保持力の耐
久性を高めようとすると、導電性金属板は、難変形性
と、耐摩耗性を大としなければならず、このことは、コ
ネクタの小型化に際して、ソケットコンタクトを形成す
る金属板の板厚を、あまり薄くできないという問題点が
あった。また、コネクタの小型化の要求は、ピンコンタ
クト側の小型化にも対応しなければならず、最近は、極
薄いフイルム印刷配線基板をピンコンタクトとして直接
使用する要求が高まっている。この場合、従来の点接触
式高接触圧型のソケットコンタクトを使用すると、ピン
コンタクトの極薄い接触電極並びに、フイルム基板その
ものも、破損する恐れがある。
【0005】本考案は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑み、ピンコンタクトと ケットコンタクトの
接触部における弾性圧接力を長期間維持し、繰り返し使
用による接続部の導電特性の劣化を防ぐとともに、接触
部を構成する電極の摩耗や変形に対して導電特性の劣化
の少ないコネクタを提供するとともに、ピンコンタクト
の小型化に応じて、コネクタ自体の小型化を可能とする
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のコネクタは、一端に、接続を要するピンコ
ンタクト挿入部を、他端に、ピンコンタクトに接触する
ソケットコンタクトの一端を挿通するソケットコンタク
ト挿通部を設け、その両挿通部の間に、ソケットコンタ
クトの要部を収納するほぼ直方体状の細長い中空室を設
けたハウジングと、狭幅で細長い薄板状の導電性バネ材
で形成され、一端を、ハウジングの中空室のピンコンタ
クト挿入部を設けた前方において、前方向に移動不能に
係合し、他端を、中空室の後方において、ソケットコン
タクト挿通部に挿通されると共に、後方向に移動不能に
ハウジングに係合し、かつ、中空室内において、内向き
に凸に湾曲してピンコンタクトに頂部が接触する接点部
と、外向きに凸に湾曲して中空室の内壁に頂部が当接す
る湾曲部を、それぞれ1つ以上設けたソケットコンタク
トとを備え、ピンコンタクトを挿通部から挿通して、ピ
ンコンタクトにより接点部の頂部を押圧すると、中空室
内において両端を移動不能にしてあるソケットコンタク
トが、長手方向に押圧されて、内向き湾曲部と外向きの
湾曲部が、互いに湾曲の曲率を自動平衡するように変え
て、ピンコンタクトとソケットコンタクトを互いに弾性
圧接するようにしている。
【0007】
【作用】ピンコンタクトをハウジングのピンコンタクト
挿入部より挿入し、薄板バネ材からなるソケットコンタ
クトの内向きに凸の湾曲部を押圧すると、ハウジング中
空室内において長手方向両端を移動不能にしてあるソケ
ットコンタクトは、逃げ場所が限られているので、内向
きと外向きの両湾曲部の部分が、ピンコンタクトや中空
室内壁を押圧しつつ、互いに各湾曲部分の曲率を自動平
衡させながらその曲率を変化し、もって、ソケットコン
タクトにおける内向きに凸の湾曲部の頂部は、ピンコン
タクトの表面に沿って、広い面積で密着して張り付く。
【0008】その結果、ピンコンタクトとソケットコン
タクトは、薄いバネ材を使用したにも関わらず高い接触
圧を得るとともに、安定した接触圧を保ち、均一に接触
圧が加わった広い接触面積を得て、安定な電気的接続を
行うことができる。
【0009】さらに、挿入されたピンコンタクトに接触
する薄板バネ材は、薄板バネ材の長手方向に沿って張り
付くため、ピンコンタクトの薄板バネ材への着脱時の動
摩擦で、ピンコンタクトと弾性圧接部の接点表面の酸化
被膜とか油膜等の絶縁被膜が排除できるので、コネクタ
の導電特性の劣化が防止される。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。(1)は本考案のコネクタを示し、薄板バネ材
なるソケットコンタクト(2)とハウジング(3)で構成さ
れている。
【0011】ソケットコンタクト(2)は、図2に示す如
く、薄板状で細長い弾性導電材(2a)を、右方向の端部に
おいて長手方向に折り返して、所要の長さ上下に重ねた
重合部(4)と、その重合部(4)より左方に、上方の弾性
導電材(2b)と下方の弾性導電材(2c)を、重合部(4)の重
ね合わせ面を中心にして、それぞれ上下対称に、外向き
に凸に湾曲した湾曲部(5)と、同じくそれぞれ上下対称
に、内向きに凸に湾曲した接点部(6)と、上下の弾性導
電材(2b)(2c)の左方の先端(2d)(2e)を、左方外向きに突
出して、それぞれ上下対称に拡開した弧状開口部(7)を
備えている。
【0012】ソケットコンタクト(2)を構成する弾性導
電材(2a)は、良導電性のバネ性金属(例えばリン青銅、
ベリリウム銅と錫の合金等)よりなる薄い板状のもの
で、その幅Bは、通常0.3mm〜0.5mm位で、最小限
0.1mm〜0.2mmである。
【0013】ハウジング(3)は、その前端部にピンコン
タクト挿入部(8)、その後端部にソケットコンタク
(2)の重合部(4)が挿通する挿通部(9)を有している。
【0014】また、ハウジング(3)の中央部には、ピン
コンタクト挿入部(8)の上下開口寸法より内部を拡大し
て、ソケットコンタクト(2)の湾曲部(5)と接点部(6)
及び弧状開口部(7)を収納する、ほぼ直方体状の中空室
(10)が設けられている。
【0015】そして、この中空室(10)は、ピンコンタク
ト挿入部(8)と前記挿通部(9)とを連通するように形成
されている。
【0016】ハウジング(3)の中空室(10)では、ソケッ
トコンタクト(2)が、その弧状開口部(7)の先端、つま
り上下の導電材(2b)(2c)の両先端(2d)(2e)を、ピンコン
タクト挿入部(8)に向けて、ピンコンタクト挿入部(8)
の後端における中空室(10)の前方の角部(11)に当接し
その導電材(2b)(2c)の両先端(2d)(2e)を、中空室(10)内
において、前方に移動不能にしてある。
【0017】また、ソケットコンタクト(2)の後方にお
いて、重合部(4)を挿通した挿通部(9)の中空室(10)内
の開口部分には、外向きに凸に湾曲した湾曲部(5)の立
上り部が係合して、中空室(10)内のソケットコンタクト
(2)は、その後端を、後方に向けて移動不能にしてい
る。
【0018】さらに、中空室(10)内のソケットコンタク
ト(2)は、内向き湾曲した接点部(6)の頂部をピンコン
タクト(14)に当接し、かつ、外向きに凸の湾曲部(5)の
頂部を、中空室(10)の上と下の内壁(12)(13)に当接する
ようにしてある。
【0019】ピンコンタクト(14)は、ソケットコンタク
ト(2)と電気的に接続されるピン状のコンタクトであっ
て、その断面は円形を成しており、直径はほぼ0.3mm
〜0.5mmである。ハウジングの中空室(10)の長さL
は、2〜3mm位が適当であって、また、ピンコンタクト
挿入部(8)の形状は、ピンコンタクト(14)が挿入できる
形状であれば良いが、本実施例では、図3に示す如く、
1辺1mm,0.3〜0.5mmの長方形状を採用している。
【0020】また、中空室(10)のピンコンタクト挿入方
向と直交する断面形状は、1辺ほぼ1mmの正方形が適当
である(図4)。
【0021】次に、作用を図5に基づいて説明する。
5に示す如く、ピンコンタクト(14)をハウジング(3)の
ピンコンタクト挿入部(8)より挿入する。ピンコンタク
ト(14)は、ソケットコンタクト(2)の内向きに凸に湾曲
した接点部(6)を押圧して、中空室(10)の後端部へと進
入する。
【0022】その際、ソケットコンタクト(2)における
上下の弾性導電材(2b)(2c)は、上方及び下方の中空室(1
0)内で、長手方向の両端部の移動がそれぞれ規制されて
いるので、中空室(10)内の弾性導電材(2b)(2c)は、接点
部(6)の頂部を圧潰するように押圧すると、手方向外側
への逃げ場所がないので、その中空室(10)内の弾性導電
材(2b)(2c)の長手方向に押圧する緊張力が高まり、弾性
導電材(2b)(2c)における湾曲部(5)及び接点部(6)の各
湾曲部分は、その曲率を自動平衡的に変化させて、その
押圧力に対応する。
【0023】なお、曲率を小さくしてもピンコンタクト
(14)の外周と中空室(10)の内壁(12)(13)によって形成さ
れる空間に、両端の移動が規制された薄板バネ材が、内
向きと外向き1つずつの波形の状態で入りきらない場合
は、図5に示すように自動的に波数を増加させて納ま
る。
【0024】その結果、湾曲部(5)及び接点部(6)の各
湾曲部の頂部には、当接するソケッ トコンタクト(2)の
表面や、中空室内壁(12)(13)の表面に密着して張り付く
ような直線状態の部分を形成すると共に、その直線部分
の両端部には、立上りを急勾配とする小さな曲率半径の
湾曲部が形成される。
【0025】上記湾曲部(5)及び接点部(6)の各湾曲部
分の曲率の変化は、中空室(10)内において緊張させたソ
ケットコンタクト(2)の弾性力により、互いの曲率が自
動平衡するように行われる。
【0026】これにより、ピンコンタクト(14)とソケッ
トコンタクト(2)は、弾性力が全体に平衡するので局部
的に高圧力の接触部分を生じることがなく、しかも均一
の接触圧を有する安定した接触圧と、接触部全体が均一
に接触圧が加わった広い接触面積の電気的接触部を得
て、電気的にも、機構的にも安定な接続を行うことがで
きる。
【0027】また、ソケットコンタクト(2)を前述の如
く、極小さくて薄い弾性導電材(2a)を用いて、ピンコン
タクト(14)と接続するための、所要の接触圧を得ること
ができるので、全体としてコネクタの小型化も可能とな
る。
【0028】図6と図7は、複数のピンコンタクトを、
1枚のフイルム端子板(15)とした実施例を示すものであ
る。フイルム端子板(15)は、合成樹脂性で可撓性のベー
スフィルム(16)の両面に、細長い短冊状の導電端子部(1
7)を、印刷配線手段によって形成した薄板状の多極ピン
コンタクトである。
【0029】ソケットコンタクト(2)は、軸線方向の左
右に長い偏平なハウジング(3')に、左右に並べて設けら
れた中空室(10')の中に、納められている。中空室(10')
の前方、前記ピンコンタクト挿入部(8)に相当するとこ
ろは、ベースフィルム(16)の厚さより若干大きい間隔
で、左右方向に隙間が連結されて、各中空室(10')に共
通するピンコンタクト挿入部(8')が形成され、その挿入
部(8')にベースフィルム(16)が挿通するようになつてい
る。
【0030】中空室(10')の後方における挿通部(9)に
は、ソケットコンタクト(2)の重合部(4)が挿通され、
それのハウジング(3')から突出した端部は、下方に直角
に折曲されて、プリント基板等への取付を容易にしてい
る。
【0031】この実施例では、可撓性があり、かつ比較
的柔らかなベースフィルム(16)を基板とするフィルム端
子板(15)は、剛性のない柔らかなソケットコンタク
(2)によって、両面からが挟み付けられるように圧接さ
れ、最深部に挿入されたときには、全体に接触面積を広
げつつ、かつ局部的に強圧される部分のない平均した面
接触をもって、導電端子部(17)とソケットコンタク
(2)を接触させている。
【0032】その結果、長時間接触したままであって
も、圧接部に変形を生じたり、弾性体の弾性力を減少し
たりするような径時変化を生じない。また、接触部に、
接触圧を高めるための局部的な強圧部分を作る角張った
部分をもたないので、接続を多数繰返しても、ベースフ
ィルム(16)や導電端子部(17)を、損傷することがない。
【0033】
【考案の効果】本考案は、上記した構成を有するので、
以下の様な効果を有している。
【0034】(a) ピンコンタクトをハウジングのピン
コンタクト挿入部より挿入し、薄板バネ材からなるソケ
ットコンタクトの内向きに凸の湾曲部を押圧すると、
ウジング中空室内において長手方向両端を移動不能にし
てあるソケットコンタクトは、逃げ場所が限られている
ので、内向きと外向きの両湾曲部の部分が、ピンコンタ
クトや中空室内壁を押圧しつつ、互いに各湾曲部分の曲
率を自動平衡させながらその曲率を変化し、もって、ソ
ケットコンタクトにおける内向きに凸の湾曲部の頂部
は、ピンコンタクトの表面に沿って、広い面積で密着し
て張り付く。これにより、ピンコンタクトとソケットコ
ンタクトは、薄いバネ材を使用した にも関わらず高い接
触圧を得るとともに、安定した接触圧を保ち、均一に接
触圧が加わった広い接触面積を得て、安定な電気的接続
を行うことができる。
【0035】(b) 挿入されたピンコンタクトに接触す
る薄板バネ材は、薄板バネ材の長手方向に沿って張り付
くため、ピンコンタクトの薄板バネ材への着脱時の動摩
擦で、ピンコンタクトと弾性圧接部の接点表面の酸化被
膜とか油膜等の絶縁被膜が排除できるので、コネクタの
導電特性の劣化が防止される。
【0036】(c) 薄板バネ材を、中空室の前端部と後
端部において移動不能にして、その中空室の中に少なく
とも1つ以上の内向きと外向きに凸の湾曲部を設けるよ
うにして、ハウジングの中空室に収納することでコネク
タを構成しているので、その構造が簡単となり、しか
も、精密で安価に製作できる。
【0037】(d) 薄板バネ材の使用が可能となるの
で、コネクタの小型化が図れる。
【0038】(e) ピンコンタクトとソケットコンタク
トを長時間接触したままであっても、接触圧の加わる加
圧部が圧力平衡のとれた面接触となるため、圧接部に変
形を生じたり、弾性体の弾性力を減少したりするような
径時変化を生じない。
【0039】(f) 接触部に、接触圧を高めるための局
部的な強圧部分を作る角張った部分をもたないので、接
続を多数繰返しても、極薄いベースフィルムや薄膜状の
導電端子部を、損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のコネクタを示す縦断面図であ
る。
【図2】本考案実施例のコネクタを構成するソケットコ
ンタクトの斜視図である。
【図3】本考案実施例のコネクタを構成するハウジング
のピンコンタクト挿入部の形状を示す横断面図である。
【図4】本考案実施例のコネクタを構成するハウジング
の中空室の形状を示す横断面図である。
【図5】本考案実施例のコネクタにピンコンタクトを挿
入した状態を示す縦断面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す縦断面図である。
【図7】図6におけるA−A線縦断面図である。
【符号の説明】
(1)コネクタ (2)ソケットコンタクト(薄板バネ材) (3)(3')ハウジング (4)重合部 (5)湾曲部 (6)弾性圧接部 (7)弧状開口部 (8)(8')ピンコンタクト挿入部 (9)挿通部 (10)(10')中空室 (11)角部 (12)上壁 (13)下壁 (14)ピンコンタクト (15)フィルム端子板 (16)ベースフィルム (17)導電端子部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に、接続を要するピンコンタクト挿
    入部を、他端に、ピンコンタクトに接触するソケットコ
    ンタクトの一端を挿通するソケットコンタクト挿通部を
    設け、その両挿通部の間に、ソケットコンタクトの要部
    を収納するほぼ直方体状の細長い中空室を設けたハウジ
    ングと、 狭幅で細長い薄板状の導電性バネ材で形成され、一端
    を、ハウジングの中空室のピンコンタクト挿入部を設け
    た前方において、前方向に移動不能に係合し、他端を、
    中空室の後方において、ソケットコンタクト挿通部に挿
    通されると共に、後方向に移動不能にハウジングに係合
    し、かつ、中空室内において、内向きに凸に湾曲してピ
    ンコンタクトに頂部が接触する接点部と、外向きに凸に
    湾曲して中空室の内壁に頂部が当接する湾曲部を、それ
    ぞれ1つ以上設けたソケットコンタクトとを備え、 ピンコンタクトを挿通部から挿通して、ピンコンタクト
    により接点部の頂部を押圧すると、中空室内において両
    端を移動不能にしてあるソケットコンタクトが、長手方
    向に押圧されて、内向き湾曲部と外向きの湾曲部が、互
    いに湾曲の曲率を自動平衡するように変えて、ピンコン
    タクトとソケットコンタクトを互いに弾性圧接する こと
    を特徴とするコネクタ。
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