JP2003297136A - 電気器具 - Google Patents

電気器具

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JP2003297136A JP2002103424A JP2002103424A JP2003297136A JP 2003297136 A JP2003297136 A JP 2003297136A JP 2002103424 A JP2002103424 A JP 2002103424A JP 2002103424 A JP2002103424 A JP 2002103424A JP 2003297136 A JP2003297136 A JP 2003297136A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒンジ部の小型化を図り、電線がたるんで意
匠性が低下することなく、またヒンジ部の可動時に電線
がかむことを防止する。 【解決手段】 ヒンジ部1を電源入力部2と負荷出力部
3との間に回動自在に介在設置し、電源入力部2と負荷
出力部3との間を接続する電線4を、ヒンジ部1の回転
軸5の周りに略沿わせて設けた電気器具において、ヒン
ジ部1は、電線4が外部に臨んで露出する開口部10を
有し、電線4が開口部10外へ突出しないように、電線
4に張力を加える付勢手段11を設けた。これにより、
ヒンジ部1は電線4を覆うカバーがなくコンパクトに構
成でき、電線4がたるんで浮き上がったり、電線4がか
んだりしない。すなわち、電線4がヒンジ部1の回転軸
5の周りに略沿わせるのと反対側にヒンジ部1を可動さ
せたとき、電線4がたるむのを防ぐように、付勢手段1
1により電線4が引っ張られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヒンジ部を有
し、それに電線を沿わせた電気器具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気器具として図8に示
す照明器具(従来例1)がある。この従来例では、図8
(b)のようにヒンジ部50は電源入力部(図示せず)
と負荷出力部である灯具部52との間に回動自在に設け
られ、ヒンジ部50に沿って電線53が配置されてい
る。この場合、図8(a)のように電線53を覆いかぶ
せてヒンジ部50が構成されているため、ヒンジ部50
が大きくなる。
【0003】また、別の従来例として図9に示す照明器
具(従来例2)がある。この従来例では、電線53がヒ
ンジ部50から離れており、灯具部52の可動時に自由
にたるむ構造である。この場合、ヒンジ部50は、電源
入力部51のアーム51aと灯具部52との間に回動自
在に設けられ、アーム51aと灯具部52間で電線53
にたるんだ部分が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1のよう
に、ヒンジ部50により電線53を覆いかぶせると、電
線53は露出しないがヒンジ部50が大型化するという
問題がある。
【0005】また、従来例2のように、電線53をヒン
ジ部50から離れて配置すると、ヒンジ部50の小型化
を図ることができるが、電線53にたるんだ部分が生じ
ることで、意匠性の低下するなどの問題が生じる。
【0006】特に、図10に示すように、ヒンジ部50
の可動範囲が大きいもの(真下から前後に動くもの)
で、そのヒンジ部50をできるだけ目立たなく、コンパ
クトにするため、電線がそのヒンジ部50に沿っている
が、それを覆うカバーがなく、電線が露出しているもの
が提案されている。この場合、可動時に電線がたるむ
と、電源入力部51のアーム51aと灯具部52との間
で電線がかみ、ヒンジ部50に常に沿った状態で可動す
ることができかった。
【0007】したがって、この発明の目的は、ヒンジ部
の小型化を図り、電線がたるんで意匠性が低下すること
なく、また電線をヒンジ部に沿わせてもヒンジ部の可動
時に電線がかむことがない電気器具を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項1記載の電気器具は、ヒンジ部を電
源入力部と負荷出力部との間に回動自在に介在設置し、
前記電源入力部と前記負荷出力部との間を接続する電線
を、前記ヒンジ部の回転軸の周りに略沿わせて設けた電
気器具において、前記ヒンジ部は、前記電線が外部に臨
んで露出する開口部を有し、前記電線が前記開口部外へ
突出しないように、前記電線に張力を加える付勢手段を
設けた。
【0009】このように、ヒンジ部は、電線が外部に臨
んで露出する開口部を有し、電線が開口部外へ突出しな
いように、電線に張力を加える付勢手段を設けたので、
ヒンジ部は電線を覆うカバーがなくコンパクトに構成で
き、電線がたるんで浮き上がったり、電線がかんだりし
ない。すなわち、電線がヒンジ部の回転軸の周りに略沿
わせるのと反対側にヒンジ部を可動させたとき、電線が
たるむのを防ぐように、付勢手段により電線が引っ張ら
れ、電線がヒンジ部の周辺部材でかむことを防止でき
る。
【0010】請求項2記載の電気器具は、請求項1記載
の電気器具において、付勢手段は、電線を挿通するコイ
ルばねであり、このコイルばねの一端を前記電線に固定
し、他端が電源入力部もしくは負荷出力部の外殻に位置
決めされる。このように、付勢手段は、電線を挿通する
コイルばねであり、一端を電線に固定し、他端が電源入
力部もしくは負荷出力部の外殻に位置決めされるので、
ヒンジ部の回動により電線がたるむ際、コイルばねの弾
性により、電線に引き上げる力がかかる。
【0011】請求項3記載の電気器具は、請求項1記載
の電気器具において、付勢手段は、電線の少なくとも一
部を構成するカールコードである。このように、付勢手
段は、電線の少なくとも一部を構成するカールコードで
あるので、ヒンジ部の回動により電線がたるむ際、カー
ルコードの弾性により、電線を引き上げることができ
る。また、別にばね等の部材を設ける必要がないので、
その設置スペースが不要となる。
【0012】請求項4記載の電気器具は、請求項1,2
または3記載の電気器具において、負荷出力部に光源を
備えた照明器具である。このように、負荷出力部に光源
を備えた照明器具であるので、ヒンジ部を回動させて光
源の照射方向を変えても上記の作用効果が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1ないし図4に基づいて説明する。図1(a)はこの発
明の第1の実施の形態の電気器具の要部断面図、(b)
は平面図、図2はこの発明の第1の実施の形態の電気器
具の全体斜視図である。
【0014】図1および図2に示すように、この電気器
具は、ヒンジ部1を電源入力部2と負荷出力部3との間
に回動自在に介在設置し、電源入力部2と負荷出力部3
との間を接続する電線4を、ヒンジ部1の回転軸5の周
りに略沿わせて設けている。電源入力部2には、天井等
の取付板6に取付けられ電線4を収納するスペース7a
を有するフランジ部7を設けている。また、負荷出力部
(灯具部)3は光源8を備えることで照明器具を構成し
ている。
【0015】この場合、照明器具はLED照明器具であ
り、比較的コンパクトの器具でヒンジ部1も同様にコン
パクトである。また、スポットライトのようにヒンジ部
1の可動範囲が大きいもの(真下から前後に動くもの)
で、そのヒンジ部1をできるだけ目立たなく、コンパク
トにするため、電線4がそのヒンジ部1に沿っている
が、それを覆うカバーがなく、電線4が露出している。
また、灯具部3から、電線4により導通をとって、その
電線4がヒンジ部1、パイプ状のアーム部9(長さは図
示の他、ロングアームもある)、フランジ部7を通って
電源入力部2側に口出しとして出している。
【0016】ヒンジ部1は、図1に示すように、電線4
が外部に臨んで露出する開口部10を有し、電線4が開
口部10外へ突出しないように、電線4に張力を加える
付勢手段を設けている。この付勢手段は、電線4を挿通
するコイルばね11であり、このコイルばね11の一端
を電線4に固定し、他端が電源入力部2もしくは負荷出
力部3の外殻に位置決めされる。
【0017】コイルばね11は圧縮コイルばねであり、
フランジ部7で電線4にコイルばね11を被せ、一端を
電線4に固定し、他端をフランジ部7内の部材に押し当
てるかもしくは固定する。また、コイルばね11の一端
に係止して張力止めを行う張力止め金具12がフランジ
部7にビス13で取付けられている。取付時には、ヒン
ジ部1を、少なくとも真下(アーム部9の延長方向)以
上、電線4をヒンジ部1に沿わせるのと逆方向に可動さ
せたときに、ばねの弾性が作用するように設ける。すな
わち、図3に示すように、灯具部3を90°振った状態
で電線4が突っ張り、たるみのないように灯具部3の溝
14に押し込む。次に灯具部3を反対側に65°振った
状態で灯具部3の配線を行う。次にコイルばね11を約
5mm縮めた状態で張力止め金具12をビス13を締め
る。また、灯具部3側では、電線4が動かないように張
力止めする。
【0018】電線4とコイルばね11の動作状態では、
図4(a)に示すように、電線4をヒンジ部1に沿わせ
る方向に灯具部3を動かした時に、ヒンジ部1で電線4
は引っ張られ、コイルばね11は縮まっている。次に
(b)の状態に灯具部3を動かした時に、ヒンジ部1が
逆方向に可動し、電線4がたるむのを防ぐように、縮ま
っていたコイルばね11が元の状態に戻り電線4を引き
上げる。この際、電線4に働く摩擦よりも大きい力がア
ーム部9およびフランジ部7の方向にコイルばね11の
弾性によりかかる。
【0019】電線4は、低電圧のため、よりコンパクト
化の実現に有効な細い線の0.2mmのキャブタイヤケ
ーブルを使用しているが、電圧により電線仕様が変わっ
ても同様にヒンジ部1のコンパクト化を図ることができ
る。電線4をヒンジ部1に沿わす側は回転軸5の両側の
どちらの側でもよい。
【0020】また、フランジ部7側にコイルばね11を
設けているが、フランジ部7側を電線固定で、灯具部3
内で同様に電線4にコイルばね11を付けて構成しても
よく、照明器具の形態によっては有効である。また、電
線4とコイルばね11を固定して、コイルばね11のも
う一端が器具と突っ張る形態であれば、その電線4は器
具に対してフリーでもかまわない。
【0021】以上のようにこの実施の形態によれば、ヒ
ンジ部1は電線4を覆うカバーがなくコンパクトに構成
でき、電線4がたるんで浮き上がったり、電線4がかん
だりしない。すなわち、電線4がヒンジ部1の回転軸5
の周りに略沿わせるのと反対側にヒンジ部1を可動させ
たとき、電線4がたるむのを防ぐように、コイルばね1
1により電線4が引っ張られ、電線4がヒンジ部1の周
辺部材でかむことを防止できる。
【0022】また、操作がスムーズかつ適切にできる。
すなわち、最も電線4がヒンジ部1で引っ張られた状態
から、動かし始めの可動時に電線4がたるみを生じる状
態のときにコイルばね11の弾性が大きくなる。灯具部
3が自然にアーム部9側に持ち上げられる状態まで可動
してからは、ばねの弾性も弱くなり、操作力が安定した
状態で調整できる。なお、コイルばね11は引張りばね
を用いることも可能である。
【0023】この発明の第2の実施の形態を図5に基づ
いて説明する。図5はこの発明の第2の実施の形態の電
気器具の要部断面図である。
【0024】この実施の形態では、第1の実施の形態に
おいて、付勢手段としてコイルばねの代わりに板ばね2
0を設けている。板ばね20は一端を電線4を持ち上げ
可能に当接させ、他端がフランジ部7に固定されてい
る。この場合、アーム部9を通った電線4が、フランジ
部7の案内部21に案内されることでアーム部9の軸に
対して略直角に曲げられ、その部分に板ばね20の一端
を当接させて電線4に張力を加えている。その他の構成
は、第1の実施の形態と同様である。
【0025】電線4と板ばね20の動作状態では、第1
の実施の形態の図4(a)に示すように、電線4をヒン
ジ部1に沿わせる方向に灯具部3を動かした時に、ヒン
ジ部1で電線4は引っ張られ、板ばね20は図5の二点
鎖線で示すように縮まっている。次に図4(b)の状態
に灯具部3を動かした時に、ヒンジ部1が逆方向に可動
し、電線4がたるむのを防ぐように、縮まっていた板ば
ね20が元の状態に戻り電線4を引き上げる。この際、
電線4に働く摩擦よりも大きい力がアーム部9およびフ
ランジ部7の方向に板ばね20の弾性によりかかる。
【0026】以上のようにこの実施の形態では、板ばね
20で電線4に張力をかけることで、第1の実施の形態
と同様の作用効果が得られる。
【0027】この発明の第3の実施の形態を図6に基づ
いて説明する。図6(a)はこの発明の第3の実施の形
態の電気器具の要部断面図、(b)はその動作状態の要
部断面図である。
【0028】この実施の形態では、第1の実施の形態に
おいて、付勢手段として設けたコイルばね22の構成が
異なる。すなわち、第1の実施の形態ではコイルばね1
1に電線4を通し、直接ばねを電線4に固定している
が、図6に示すように、電線4に別の部材(押え板2
3)を固定してあり、その押え板23にコイルばね22
で弾性を与える。この場合、コイルばね22は、フラン
ジ部7のスペース7aにアーム部9と略同軸方向に配置
された圧縮コイルばねである。また、コイルばね22に
より付勢された押え板23は、フランジ部7に設けたス
トッパ24に当接して張力止めされる。その他の構成
は、第1の実施の形態と同様である。
【0029】電線4とコイルばね22の動作状態では、
第1の実施の形態の図4(a)に示すように、電線4を
ヒンジ部1に沿わせる方向に灯具部3を動かした時に、
ヒンジ部1で電線4は引っ張られ、コイルばね22は押
え板23により押されて図6(b)のように縮まってい
る。次に図4(b)の状態に灯具部3を動かした時に、
ヒンジ部1が逆方向に可動し、電線4がたるむのを防ぐ
ように、図6(a)のように縮まっていたコイルばね2
2が元の状態に戻り押え板23とともに電線4を引き上
げる。この際、電線4に働く摩擦よりも大きい力がアー
ム部9およびフランジ部7の方向にコイルばね22の弾
性によりかかる。
【0030】以上のようにこの実施の形態によれば、電
線4に固定した押え板23にコイルばね22で弾性を与
えることで第1の実施の形態と同様の作用効果が得られ
る。なお、付勢手段は圧縮コイルばねで構成したが、押
え板に板ばねで圧力をかけてもよい。
【0031】この発明の第4の実施の形態を図7に基づ
いて説明する。図7はこの発明の第4の実施の形態の電
気器具の概略正面図である。
【0032】この実施の形態では、付勢手段は、電線4
の少なくとも一部を構成するカールコード4aである。
すなわち、第1の実施の形態のフランジ部7でコイルば
ね11によって引き上げているものを、アーム部9でカ
ールコード4aで引き上げる構成とした。アーム部9は
カールコード4aを収納するスペースが必要で径が大き
くなるが、フランジ部7などには特別なスペースは不要
となる。
【0033】付勢手段の動作状態では、電線4をヒンジ
部1に沿わせる方向に灯具部3を動かした時に(例えば
位置A)、ヒンジ部1で電線4は引っ張られ、カールコ
ード4aは伸びる。次に位置Bの状態に灯具部3を動か
した時に、ヒンジ部1が逆方向に可動し、電線4がたる
むのを防ぐように、伸びていたカールコード4aが縮ま
り電線4を引き上げる。この際、電線4に働く摩擦より
も大きい力がアーム部9の方向にカールコード4aの弾
性によりかかる。
【0034】以上のようにこの実施の形態によれば、カ
ールコード4aにより弾性を与えることで第1の実施の
形態と同様の作用効果が得られる。また、別にばね等の
部材を設ける必要がないので、その設置スペースが不要
となる。
【0035】なお、電気器具はヒンジ部に電線を沿わせ
たものであれば、照明器具でなくてもよい。
【0036】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の電気器具によ
れば、ヒンジ部は、電線が外部に臨んで露出する開口部
を有し、電線が開口部外へ突出しないように、電線に張
力を加える付勢手段を設けたので、ヒンジ部は電線を覆
うカバーがなくコンパクトに構成でき、電線がたるんで
浮き上がったり、電線がかんだりしない。すなわち、電
線がヒンジ部の回転軸の周りに略沿わせるのと反対側に
ヒンジ部を可動させたとき、電線がたるむのを防ぐよう
に、付勢手段により電線が引っ張られ、電線がヒンジ部
の周辺部材でかむことを防止できる。
【0037】請求項2では、付勢手段は、電線を挿通す
るコイルばねであり、このコイルばねの一端を電線に固
定し、他端が電源入力部もしくは負荷出力部の外殻に位
置決めされるので、ヒンジ部の回動により電線がたるむ
際、コイルばねの弾性により、電線に引き上げる力がか
かる。
【0038】請求項3では、付勢手段は、電線の少なく
とも一部を構成するカールコードであるので、ヒンジ部
の回動により電線がたるむ際、カールコードの弾性によ
り、電線を引き上げることができる。また、別にばね等
の部材を設ける必要がないので、その設置スペースが不
要となる。
【0039】請求項4では、負荷出力部に光源を備えた
照明器具であるので、ヒンジ部を回動させて光源の照射
方向を変えても上記の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施の形態の電気器
具の要部断面図、(b)は平面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の電気器具の全体
斜視図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態の電気器具の取付
説明図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態の電気器具の動作
説明図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態の電気器具の要部
断面図である。
【図6】(a)はこの発明の第3の実施の形態の電気器
具の要部断面図、(b)はその動作状態の要部断面図で
ある。
【図7】この発明の第4の実施の形態の電気器具の概略
正面図である。
【図8】(a)は従来例1の斜視図、(b)は要部破断
斜視図である。
【図9】従来例2の斜視図である。
【図10】さらに別の従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ヒンジ部 2 電源入力部 3 灯具部(負荷出力部) 4 電線 5 回転軸 7 フランジ部 8 光源 10 開口部 11,22 コイルばね(付勢手段) 20 板ばね(付勢手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ部を電源入力部と負荷出力部との
    間に回動自在に介在設置し、前記電源入力部と前記負荷
    出力部との間を接続する電線を、前記ヒンジ部の回転軸
    の周りに略沿わせて設けた電気器具において、前記ヒン
    ジ部は、前記電線が外部に臨んで露出する開口部を有
    し、前記電線が前記開口部外へ突出しないように、前記
    電線に張力を加える付勢手段を設けたことを特徴とする
    電気器具。
  2. 【請求項2】 付勢手段は、電線を挿通するコイルばね
    であり、このコイルばねの一端を前記電線に固定し、他
    端が電源入力部もしくは負荷出力部の外殻に位置決めさ
    れる請求項1記載の電気器具。
  3. 【請求項3】 付勢手段は、電線の少なくとも一部を構
    成するカールコードである請求項1記載の電気器具。
  4. 【請求項4】 負荷出力部に光源を備えた照明器具であ
    る請求項1,2または3記載の電気器具。
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