JP2003297062A - 再生装置および楽曲再生方法 - Google Patents
再生装置および楽曲再生方法Info
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Abstract
選択して再生することのできる再生装置を提供すること
である。 【解決手段】 処理制御部1は、信号処理回路2を制御
して、ディスクdに記録された複数の楽曲データ(MP
3形式等のファイル)を読み出して再生する。処理制御
部1は、電池残量検出回路8から供給される電池残量を
示す情報に従って、再生を行える残再生可能時間を推測
する。そして、処理制御部1は、各楽曲データの再生開
始時に、推測した残再生可能時間と、再生しようとする
楽曲データの再生時間とを比較することにより、1曲分
の楽曲データが再生可能となるか否かを判別する。この
際、再生可能でないと判別すると、処理制御部1は、残
再生可能時間以内に収まる再生時間の楽曲データをディ
スクdから選択して再生する。
Description
楽曲再生方法に関する。
標)プレーヤに代表されるポータブルプレーヤが、最も
ポピュラーなディスク再生装置の1つとして広まってい
る。このようなポータブルプレーヤは、電池(乾電池や
充電池等)からの給電により動作し、装填された音楽C
D等を再生する。
WMA(Windows(R) Media Audio)等に代表される音声
圧縮技術を応用した楽曲再生装置(パーソナルコンピュ
ータ等にて実行される楽曲再生ソフトも含む。)が知ら
れている。このMP3等は、容量が元の容量の10分の
1程度まで圧縮されるにもかかわらず、所定の楽曲再生
装置にて再生した際に、音楽CDと同等の音質が得られ
るという特徴を有する。なお、MP3形式等の楽曲デー
タは、例えば、利用者がパーソナルコンピュータを使用
した所定の変換ソフトにより、音楽CDに記録された楽
曲データをエンコード等することによって得られる。ま
た、他にも、インターネット等を介して、利用者が所定
の音楽配信サイトからダウンロードすることによっても
得られる。
例えば、利用者によりCD−R(Compact Disc Recorda
ble)やCD−RW(Compact Disc ReWritable)等の記
録媒体に書き込まれ保存される場合も多い。例えば、利
用者は、10枚分の音楽CDの楽曲データをMP3形式
に変換し、変換した楽曲データを1枚のCD−Rに記録
する。そして、パーソナルコンピュータ上にて所定の楽
曲再生ソフトを実行して、CD−Rに記録されたMP3
形式の楽曲データを再生させる。これにより、利用者
は、ディスクを入れ替えることなく音楽CD10枚分の
楽曲を連続して聴くことができる。
れたMP3形式等の楽曲データを再生可能なポータブル
プレーヤが開発され、製品化されつつある。
ポータブルプレーヤは、電池からの給電により動作し、
電池電圧が動作可能な規定値以上である間、楽曲データ
を順次再生することができる。すなわち、給電により電
池が消耗し、電池残量が極端に少なくなる(規定値未満
になる)と、ポータブルプレーヤは、動作電力が不十分
となり再生動作を自動的に停止してしまう。このよう
な、電池の消耗による再生の自動停止は、大抵、曲の途
中で突発的に発生する。このため、気持ち良く楽曲を聴
いていた利用者は、再生の自動停止により、気分を害し
てしまう場合も多かった。
を再生可能な従来のポータブルプレーヤであっても、電
池の消耗による再生の自動停止が起こり、曲の途中で突
発的に再生を停止してしまう。このため、100〜20
0曲もの楽曲データが記録されたCD−R等から、途切
れることなく楽曲データを順次読み出し、連続した楽曲
再生を実現するといったこの種のポータブルプレーヤの
長所が半減してしまうという問題があった。
ので、電池残量の低下に伴い、適切な楽曲データを選択
して再生することのできる再生装置及び楽曲再生方法に
関する。
め、本発明の第1の観点に係る再生装置は、電池から供
給される電力により、楽曲データがフォルダ単位に階層
化されて記録されている記録媒体から楽曲データを再生
する再生装置であって、再生対象の記録媒体からデータ
構造を規定した階層情報を取得する階層情報取得手段
と、前記階層情報取得手段により取得された階層情報に
従って、記録媒体からフォルダ内の楽曲データを読み出
して再生する楽曲再生手段と、電池の残量を検出する残
量検出手段と、前記残量検出手段が検出した電池残量に
従って、前記楽曲再生手段が再生しようとするフォルダ
内の1曲分の楽曲データが再生可能となるか否かを判別
する判別手段と、前記判別手段により再生可能とならな
いと判別された場合に、前記残量検出手段が検出した電
池残量に従って、1曲分の再生が可能となる楽曲データ
を、他のフォルダから選択する選択手段と、前記選択手
段により選択された楽曲データを前記楽曲再生手段によ
り再生させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
観点に係る再生装置は、電池から供給される電力によ
り、楽曲データがフォルダ単位に階層化されて記録され
ている記録媒体から楽曲データを再生する再生装置であ
って、再生対象の記録媒体からデータ構造を規定した階
層情報を取得する階層情報取得手段と、前記階層情報取
得手段により取得された階層情報に従って、記録媒体か
らフォルダ内における複数の楽曲データを読み出して再
生する楽曲再生手段と、電池電圧を計測することによ
り、電池の残量を検出する残量検出手段と、前記残量検
出手段が検出した電池残量に従って、前記楽曲再生手段
が再生を行える残再生可能時間を推測する推測手段と、
前記推測手段が推測した残再生可能時間と、前記楽曲再
生手段が再生しようとする楽曲データの再生時間とを比
較することにより、フォルダ内の1曲分の楽曲データが
再生可能となるか否かを判別する判別手段と、前記判別
手段により再生可能とならないと判別された場合に、前
記推測手段が推測した残再生可能時間以下の再生時間と
なる楽曲データを、他のフォルダから選択する選択手段
と、前記選択手段により選択された楽曲データを前記楽
曲再生手段により再生させる制御手段と、を備えること
を特徴とする。
ば、MP3形式やWMA形式により圧縮された楽曲デー
タを読み出し、伸張して再生し、前記選択手段は、前記
推測手段が推測した残再生可能時間を超えない範囲にお
ける最も長い再生時間の楽曲データを選択してもよい。
観点に係る楽曲再生方法は、電池から供給される電力に
より、楽曲データがフォルダ単位に階層化されて記録さ
れている記録媒体から楽曲データを再生する再生装置に
おける楽曲再生方法であって、再生対象の記録媒体から
データ構造を規定する階層情報を取得する階層情報取得
ステップと、前記階層情報取得ステップにて取得された
階層情報に従って、記録媒体からフォルダ内の楽曲デー
タを読み出して再生する楽曲再生ステップと、電池の残
量を検出する残量検出ステップと、前記残量検出ステッ
プにて検出された電池残量に従って、前記楽曲再生ステ
ップにて再生しようとするフォルダ内の1曲分の楽曲デ
ータが再生可能となるか否かを判別する判別ステップ
と、前記判別ステップにて再生可能とならないと判別さ
れた場合に、前記残量検出ステップにて検出された電池
残量に従って、1曲分の再生が可能となる楽曲データ
を、他のフォルダから選択する選択ステップと、前記選
択ステップにて選択された楽曲データを前記楽曲再生ス
テップにて再生させる制御ステップと、を備えることを
特徴とする。
スク再生装置について、以下図面を参照して説明する。
るディスク再生装置の一例を示すブロック図である。こ
のディスク再生装置は、所定の電池(乾電池や蓄電池
等)からの給電により動作するポータブルタイプの装置
であり、図示するように、処理制御部1と、信号処理回
路2と、スピンドルサーボ回路3と、光ピックアップ4
と、トラッキングスレッドサーボ回路5と、デコーダ6
と、DAC7と、電池残量検出回路8と、メモリ9と、
表示部10と、キー入力部11とから構成される。
対象となるディスクdは、図2(a)に示すようなCD
−ROMフォーマット(ISO9660フォーマット
等)のCD−R(Compact Disc Recordable)やCD−
RW(Compact Disc Rewritable)等である。具体的に
説明すると、CD−R等からなるディスクdには、図2
(a)に示すように、リードイン領域、PVD、パステ
ーブル、データ領域、及び、リードアウト領域が配置さ
れている。
ontents)等が配置されている。このTOCには、PV
Dのアドレス等からなる目次情報が記録されている。P
VD(Primary Volume Description)には、データ領域
に記録されたフォルダ及び楽曲データ(ファイル)のフ
ァイル構造を規定する情報(階層情報等)が記録されて
いる。例えば、データ領域に記録されたフォルダ及び楽
曲データが図2(b)に示すようなファイル構造から構
成されている場合、PVDには、このファイル構造を規
定する階層情報が記憶されている。
されるフィル構造中の各楽曲データが実際に記録されて
いるアドレス、つまり、データ領域に記録された楽曲デ
ータの実アドレス等が記憶されている。データ領域に
は、MP3(MPEG1 Audio Layer-3)形式やWMA(Win
dows(R)Media Audio)形式等にて圧縮された複数の楽曲
データ等が記録されている。そして、リードアウト領域
には、ディスクdの終端を示す情報が記録されている。
(Central Processing Unit)及び周辺LSI(Large S
cale Integration)等を含んだ1チップマイコン等から
なり、ディスク再生装置全体を制御する。すなわち、処
理制御部1は、信号処理回路2等を制御し、所定のター
ンテーブル上に搭載されたディスクdに記録された楽曲
データを読み出して再生する。その際、楽曲データがM
P3形式やWMA形式にて圧縮されている場合に、処理
制御部1は、デコーダ6を制御し、圧縮された楽曲デー
タをデコードし、デコード後の楽曲データを信号処理回
路2を介してDAC7に供給する。
8から供給される電池残量を示す情報を取得し、再生可
能となる残り時間(残再生可能時間)を推測する。処理
制御部1は、各楽曲データの再生を開始する際に、推測
した残再生可能時間と楽曲データの再生時間とを比較
し、1曲分の楽曲データを全て再生できるか否かを判別
する。そして、残再生可能時間の方が短く、1曲分の楽
曲データを再生できないと判別した場合に、処理制御部
1は、メモリ9に記憶された後述する再生時間管理テー
ブルを参照し、残再生可能時間以内に収まる再生時間の
楽曲データをディスクdから選択して再生する。
3、光ピックアップ4及び、トラッキングスレッドサー
ボ回路5等を制御する。そして、光ピックアップ4を介
して、再生対象のディスクdに記録された楽曲データを
読み出す。信号処理回路2は、読み出した楽曲データを
復号し、復号した楽曲データをDAC7に供給する。な
お、信号処理回路2は、楽曲データがMP3形式やWM
A形式にて圧縮されている場合に、読み出した楽曲デー
タをデコーダ6に供給して、デコードを依頼する。
搭載する所定のターンテーブルを回転させるための図示
せぬスピンドルモータを駆動制御し、所定の回転速度で
回転駆動させる。
をディスクdの記録面に設けられたピット等に向けて照
射し、その反射光を受けて電気信号に変換する。光ピッ
クアップ4は、変換した電気信号を楽曲データ等として
信号処理回路2に供給する。
ピックアップ4をディスクdの径方向に平行移動させる
ための図示せぬスレッドモータを駆動制御し、光ピック
アップ4をディスクdの記録面上の所定の位置へ移動さ
せる。
rocessor)等からなり、MP3形式やWMA形式にて圧
縮された楽曲データをデコード(伸張)し、デコード後
の楽曲データを信号処理回路2に供給する。
7は、信号処理回路2から送られたデジタルの楽曲デー
タをアナログの楽曲信号に変換し、変換した楽曲信号を
所定のアンプ及びスピーカ等を介して楽曲音として出力
する。
を動作させる図示せぬ電池の電圧等を計測する。また、
電池残量検出回路8は、計測した電圧等に従って、電池
の残量を検出する。そして、計測した電圧及び、検出し
た電池残量を示す情報を処理制御部1に供給する。
ry)等からなり、図3に示すような再生時間管理テーブ
ル91を記憶する。図3に示す再生時間管理テーブル9
1は、ディスクdに記録された各楽曲データの再生時間
を管理するためのテーブルである。この再生時間管理テ
ーブル91は、ディスクdがディスク再生装置に装填さ
れた際に、自動的に読み出されたTOC、PVD及び、
パステーブルの情報に従って、処理制御部1により生成
される。具体的に再生時間管理テーブル91は、楽曲デ
ータを規定するファイル名、再生時間、及び、パス名等
からなり、例えば、再生時間の短い順番にソートされて
配置されている。
quid Crystal Display)パネルやEL(Electro Lumine
scent)パネル等からなり、処理制御部1に制御され、
ディスク再生装置の動作状況等を利用者に明らかにする
ための文字列等を表示する。
やロータリスイッチ等からなり、利用者の操作に従った
指示情報等を入力する。具体的に、キー入力部11に
は、楽曲再生の開始を指示するための再生キー、及び、
楽曲再生の停止を指示するための停止キー等が含まれて
いる。
スク再生装置の動作について、図4を参照して説明す
る。図4は、処理制御部1が実行する楽曲再生処理を説
明するためのフローチャートである。なお、この楽曲再
生処理は、ディスクdがディスク再生装置に装填された
状態で、例えば、利用者によりキー入力部11を介して
任意のフォルダが指定され、そして、再生キーが押下さ
れた後に開始される。
ル(楽曲データ)を再生する(ステップS11)。例え
ば、キー入力部11を介して利用者により指定されたフ
ォルダに属する各楽曲データが、所定の順番(例えば、
ファイル名順や記録日時順)に従って選択されるので、
処理制御部1は、選択された楽曲データを再生する。具
体的に説明すると、図2(b)に示すようなファイル構
造のファイル(楽曲データ)等がディスクdに記録され
ている状態で、利用者により、フォルダ名「Firs
t」が指定されて再生が指示された場合、ファイル名順
に従って、楽曲データが選択されるため、処理制御部1
は、選択されたファイル名「ABC」の楽曲データを再
生する。
キーが押下されたか否かを判別する(ステップS1
2)。すなわち、処理制御部1は、楽曲再生の停止を指
示する停止キーが押下されたか否かを判別する。
判別すると、楽曲再生処理を終了する。一方、停止キー
が押下されていないと判別した場合に、処理制御部1
は、電池電圧が規定値未満であるか否かを判別する(ス
テップS13)。すなわち、処理制御部1は、電池残量
検出回路8から供給される情報により定まる電池電圧
が、動作可能となる規定値未満であるか否かを判別す
る。
すると、楽曲再生処理を終了する。一方、規定値未満で
ない(規定値以上である)と判別した場合に、処理制御
部1は、再生中の楽曲が終了したか否かを判別する(ス
テップS14)。すなわち、処理制御部1は、1曲分の
楽曲データの再生が終了したか否かを判別する。処理制
御部1は、再生が終了していないと判別すると、ステッ
プS12に処理を戻し、上述のステップS12〜S14
の処理を繰り返し実行する。
たと判別した場合に、処理制御部1は、全楽曲が終了し
たか否かを判別する(ステップS15)。例えば、処理
制御部1は、ディスクdに記録されている全楽曲データ
の再生が終了したか否かを判別する。
と判別すると、楽曲再生処理を終える。一方、全楽曲の
再生が終了していないと判別した場合に、処理制御部1
は、次のファイルを選択する(ステップS16)。具体
的に図2(b)に示すファイル名「ABC」の楽曲デー
タの再生が終了すると、処理制御部1は、次の楽曲デー
タとなるファイル名「XYZ」の楽曲データを選択す
る。
池の残量内で再生可能であるか否かを判別する(ステッ
プS17)。すなわち、処理制御部1は、電池残量検出
回路8から供給される電池残量を示す情報から、再生可
能となる残り時間(残再生可能時間)を推測する。そし
て、推測した残再生可能時間と楽曲データの再生時間と
を比較し、1曲分の楽曲データを全て再生できるか否か
を判別する。具体的に処理制御部1は、図2(b)に示
すファイル名「XYZ」の楽曲データの再生時間である
「3分0秒」と、推測した残再生可能時間とを比較し、
「XYZ」の楽曲データが全て再生できるか否かを判別
する。つまり、処理制御部1は、推測した残再生可能時
間が「3分0秒」以上であれば、残量内で再生可能と判
別し、また、推測した残再生可能時間が「3分0秒」未
満であれば、残量内で再生不可能と判別する。処理制御
部1は、残量内で再生可能であると判別すると、ステッ
プS11に処理を戻し、上述のステップS11〜S17
の処理を繰り返し実行する。
処理制御部1は、残量内で再生可能なファイルを再生時
間管理テーブル91から検索する(ステップS18)。
すなわち、処理制御部1は、推測した残再生可能時間を
超えない範囲における最も長い再生時間の楽曲データを
再生時間管理テーブル91から検索する。具体的に処理
制御部1は、推測した残再生可能時間が「2分30秒」
である場合に、図3に示す再生時間管理テーブル91か
ら、再生時間が「2分15秒」であるファイル名「FG
H」の楽曲データを検索する。
たか否かを判別する(ステップS19)。すなわち、処
理制御部1は、電池の残量内で1曲全て再生可能となる
楽曲データが検索できたか否かを判別する。
きなかったと判別すると、次のファイルをそのまま選択
する(ステップS20)。一方、対象のファイルが検索
できたと判別した場合に、処理制御部1は、検索したフ
ァイルを選択する(ステップS21)。
ステップS11に処理を戻し、上述のステップS11〜
S21の処理を繰り返し実行する。
再生を開始する際に、推測した残再生可能時間と楽曲デ
ータの再生時間とが比較され、1曲分の楽曲データが再
生可能となるか否かがチェックされる。そして、1曲分
の楽曲データを再生できない場合に、再生時間管理テー
ブル91が参照され、残再生可能時間以内に収まる再生
時間の楽曲データが選択される。この結果、電池残量の
低下に伴い、適切な楽曲データを選択して再生すること
ができる。
れた再生時間管理テーブル91に従って、推測した残再
生可能時間を超えない範囲における最も長い再生時間の
楽曲データを選択したが、楽曲データの選択手法は任意
である。例えば、再生時間管理テーブル91を使用せず
に、ファイル構造を辿って、残再生可能時間を超えない
再生時間の楽曲データを選択してもよい。具体的に説明
すると、図2(b)に示す再生時間が「3分0秒」のフ
ァイル名「XYZ」の楽曲データが再生不可能である場
合に、処理制御部1は、フォルダ「First」,「S
econd」に対象となる楽曲データがないため、「R
oot」直下にあるファイル名「BCD」,「FGH」
の何れかの楽曲データを選択する。なおこの際、処理制
御部1は、記録日時(記録日付)が古い「FGH」の楽
曲データを選択する。この場合も、電池残量の低下に伴
い、適切な楽曲データを選択して再生することができ
る。
データの再生を開始する際に、その楽曲データが再生可
能となるか否かを判別したが、電池の残量がある程度少
なくなった後に、1曲分の楽曲データが再生可能となる
か否を判別してもよい。すなわち、電池の残量が十分残
っている状態では、チェックを行わずに、電池の残量が
一定量以下になった後に、各楽曲データの再生を開始す
る毎に、その楽曲データが再生可能となるか否かを判別
する。この場合、不要なチェックを省くことができる。
るディスクdを再生するディスク再生装置について説明
したが、再生対象の媒体はCD等に限られず、他にMD
(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)等
を再生するディスク再生装置に適用可能である。また、
スマートメディア(商標)、メモリスティック(商
標)、MMC(Multi Media Card)等の媒体を再生可能
な再生装置であってもよい。
電池残量の低下に伴い、適切な楽曲データを選択して再
生することができる。
構成の一例を示すブロック図である。
ータフォーマットの一例を示す模式図であり、(b)が
ディスクに記録されている楽曲データのファイル構造の
一例を示す模式図である。
例を示す模式図である。
するためのフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】電池から供給される電力により、楽曲デー
タがフォルダ単位に階層化されて記録されている記録媒
体から楽曲データを再生する再生装置であって、 再生対象の記録媒体からデータ構造を規定した階層情報
を取得する階層情報取得手段と、 前記階層情報取得手段により取得された階層情報に従っ
て、記録媒体からフォルダ内の楽曲データを読み出して
再生する楽曲再生手段と、 電池の残量を検出する残量検出手段と、 前記残量検出手段が検出した電池残量に従って、前記楽
曲再生手段が再生しようとするフォルダ内の1曲分の楽
曲データが再生可能となるか否かを判別する判別手段
と、 前記判別手段により再生可能とならないと判別された場
合に、前記残量検出手段が検出した電池残量に従って、
1曲分の再生が可能となる楽曲データを、他のフォルダ
から選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された楽曲データを前記楽曲再
生手段により再生させる制御手段と、 を備えることを特徴とする再生装置。 - 【請求項2】電池から供給される電力により、楽曲デー
タがフォルダ単位に階層化されて記録されている記録媒
体から楽曲データを再生する再生装置であって、 再生対象の記録媒体からデータ構造を規定した階層情報
を取得する階層情報取得手段と、 前記階層情報取得手段により取得された階層情報に従っ
て、記録媒体からフォルダ内における複数の楽曲データ
を読み出して再生する楽曲再生手段と、 電池電圧を計測することにより、電池の残量を検出する
残量検出手段と、 前記残量検出手段が検出した電池残量に従って、前記楽
曲再生手段が再生を行える残再生可能時間を推測する推
測手段と、 前記推測手段が推測した残再生可能時間と、前記楽曲再
生手段が再生しようとする楽曲データの再生時間とを比
較することにより、フォルダ内の1曲分の楽曲データが
再生可能となるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により再生可能とならないと判別された場
合に、前記推測手段が推測した残再生可能時間以下の再
生時間となる楽曲データを、他のフォルダから選択する
選択手段と、 前記選択手段により選択された楽曲データを前記楽曲再
生手段により再生させる制御手段と、 を備えることを特徴とする再生装置。 - 【請求項3】前記楽曲再生手段は、記録媒体から所定形
式により圧縮された楽曲データを読み出し、伸張して再
生し、 前記選択手段は、前記推測手段が推測した残再生可能時
間を超えない範囲における最も長い再生時間の楽曲デー
タを選択する、 ことを特徴とする請求項2に記載の再生装置。 - 【請求項4】電池から供給される電力により、楽曲デー
タがフォルダ単位に階層化されて記録されている記録媒
体から楽曲データを再生する再生装置における楽曲再生
方法であって、 再生対象の記録媒体からデータ構造を規定する階層情報
を取得する階層情報取得ステップと、 前記階層情報取得ステップにて取得された階層情報に従
って、記録媒体からフォルダ内の楽曲データを読み出し
て再生する楽曲再生ステップと、 電池の残量を検出する残量検出ステップと、 前記残量検出ステップにて検出された電池残量に従っ
て、前記楽曲再生ステップにて再生しようとするフォル
ダ内の1曲分の楽曲データが再生可能となるか否かを判
別する判別ステップと、 前記判別ステップにて再生可能とならないと判別された
場合に、前記残量検出ステップにて検出された電池残量
に従って、1曲分の再生が可能となる楽曲データを、他
のフォルダから選択する選択ステップと、 前記選択ステップにて選択された楽曲データを前記楽曲
再生ステップにて再生させる制御ステップと、 を備えることを特徴とする楽曲再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002092894A JP2003297062A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 再生装置および楽曲再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002092894A JP2003297062A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 再生装置および楽曲再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003297062A true JP2003297062A (ja) | 2003-10-17 |
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ID=29386701
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002092894A Pending JP2003297062A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 再生装置および楽曲再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003297062A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006331598A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Xanavi Informatics Corp | 車載情報端末 |
US8000823B2 (en) | 2007-01-12 | 2011-08-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Audio playback time estimating apparatus and method |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002092894A patent/JP2003297062A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2006331598A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Xanavi Informatics Corp | 車載情報端末 |
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