JP2003293814A - パワートレインの制御装置 - Google Patents

パワートレインの制御装置

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JP2003293814A
JP2003293814A JP2002095696A JP2002095696A JP2003293814A JP 2003293814 A JP2003293814 A JP 2003293814A JP 2002095696 A JP2002095696 A JP 2002095696A JP 2002095696 A JP2002095696 A JP 2002095696A JP 2003293814 A JP2003293814 A JP 2003293814A
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの冷間始動時等において、エンジン
の安定性を良好に保持しつつ、排気ガス浄化触媒の暖機
を有効に促進することができる手段を提供する。 【解決手段】 パワートレインには、排気ガスを浄化す
る触媒コンバータ(排気ガス浄化触媒)を備えたエンジ
ンと、エンジンにトルクを付与してトルクアシストを行
うISGとが設けられている。ここで、パワートレイン
はコントロールユニットによって制御される。コントロ
ールユニットは、冷間始動後所定期間内においてアイド
ル時には、エンジンの点火時期(点火リタード)を燃焼
変動小領域までリタードさせて排気ガス浄化触媒の暖機
を促進する。その際、コントロールユニットは、ISG
にエンジンに対してトルクアシストを行わせ、エンジン
のエンジンの安定性を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの冷間始
動時等におけるアイドル時に、点火時期をリタードさせ
ることにより排気ガス浄化触媒の暖機ないし昇温を促進
する一方、エンジンに対してトルクアシストを行ってエ
ンジンの安定性を確保するようにしたパワートレインの
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用のエンジンから排出さ
れた排気ガスには、NOx(窒素酸化物)、CO(一酸
化炭素)、HC(炭化水素)等の大気汚染物質が含まれ
ているので、これらを浄化するために、排気通路には排
気ガス浄化触媒を用いた触媒コンバータが介設される。
しかしながら、排気ガス浄化触媒は、その温度が活性化
温度に達しないと排気ガス浄化力を十分には発揮するこ
とができない。このため、エンジンの冷間始動時等に
は、大気汚染物質の排出量を低減するために、排気ガス
浄化触媒を迅速に高める(暖機する)必要がある。
【0003】そこで、冷間始動時等には点火時期を通常
値よりも大幅にリタードさせることにより排気ガス温度
を高め、排気ガス浄化触媒の昇温を促進するようにした
エンジンの制御装置が提案されている(例えば、特開平
11−107838号公報参照)。すなわち、点火時期
をリタードさせれば、燃料の燃焼によって生じた熱の力
学的エネルギへの変換率が低下し、その分、排気ガス中
に残留する熱が増えて排気ガス温度が高くなるからであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、普通のエン
ジンでは、点火時期をリタードさせると燃焼安定性が低
下して燃焼変動が大きくなり、エンジンの安定性が悪く
なる(振動が大きくなりショック大となる)。また、エ
ンジンの冷間始動時におけるアイドル時には、燃料が気
化・霧化しにくいので、燃焼安定性が悪くなる。このた
め、エンジンの冷間始動時等において排気ガス浄化触媒
の昇温を促進するために点火時期を通常時よりも大幅に
リタードさせると、エンジンの安定性が非常に悪くなる
といった問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであって、エンジンの冷間始動時等にお
いて、エンジンの安定性を良好に保持しつつ、排気ガス
浄化触媒の暖機ないしは昇温を有効に促進することがで
き、エンジンのエミッション性能を有効に高めることが
できる手段を提供することを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明の第1の態様(基本的な態様)にかか
るパワートレインの制御装置は、(i)エンジンの排気
ガスを浄化する排気ガス浄化触媒(例えば、三元触媒)
と、(ii)エンジンにトルクを付与してトルクアシスト
を行うエンジン駆動手段(例えば、ISG:Integrated
Starter Generator)とを備えたパワートレインの制御
装置において、(iii)エンジンの点火時期(点火リタ
ード)等を制御することにより排気ガス浄化触媒の暖機
ないしは昇温を促進する一方、エンジン駆動手段を制御
することによりエンジンの安定性を確保するようになっ
ていることを特徴とするものである。
【0007】このパワートレインの制御装置によれば、
例えば、エンジンの冷間始動時におけるアイドル時に
は、点火時期を大幅にリタードさせるなどして、排気ガ
ス温度を高めることができ、ひいては排気ガス浄化触媒
の暖機を促進することができる。この場合、エンジン駆
動手段は、例えば、エンジンに対してトルクアシストを
行うなどしてエンジンの安定性を良好に保持することが
できる。したがって、エンジンの安定性を良好に保持し
つつ、排気ガス浄化触媒の暖機を有効に促進することが
でき、エンジンのエミッション性能を有効に高めること
ができる。
【0008】本発明の第2の態様(より具体的な態様)
にかかるパワートレインの制御装置は、(i)エンジン
の排気ガスを浄化する排気ガス浄化触媒と、(ii)エン
ジンにトルクを付与してトルクアシストを行うエンジン
駆動手段とを備えたパワートレインの制御装置におい
て、(iii)エンジン始動後の所定期間内におけるアイ
ドル運転時(以下、「冷間アイドル時」という。)に、
エンジン駆動手段にエンジンのトルクアシストを実行さ
せるトルクアシスト制御手段と、(iv)冷間アイドル時
に、点火時期をリタードさせるとともに、該点火時期を
エンジンの燃焼変動が大きい所定領域よりリタード側に
設定する(以下、この点火時期を「冷間アイドル用点火
時期」という。)点火時期制御を実行する点火時期制御
手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0009】本願発明者の知見によれば、エンジン駆動
手段を備えたエンジンにおいては、点火時期を通常値
(例えば、MBT)よりもある程度リタード側の領域に
設定すると燃焼変動が大きくなり、エンジンの安定性が
悪くなる(以下、この領域を「燃焼変動大領域」とい
う。)。しかしながら、この燃焼変動大領域よりリター
ド側の領域では、再び、燃焼変動の絶対値が小さくな
り、エンジンの安定性が良好となる(以下、この領域を
「燃焼変動小領域」という。)。なお、この燃焼変動小
領域よりさらに点火時期をリタードさせると、失火が生
じやすくなる。
【0010】このような知見に鑑み、本発明の第2の態
様にかかるパワートレインの制御装置では、冷間アイド
ル時には、点火時期を燃焼変動大領域よりもリタード側
の燃焼変動小領域に設定するといった冷間アイドル用点
火時期制御を行うようにしている。したがって、冷間ア
イドル時には、エンジンの安定性を良好に保持しつつ、
点火時期のリタードにより排気ガス温度を高めることが
でき、ひいては排気ガス浄化触媒の暖機を促進すること
ができる。よって、エンジンの安定性を良好に保持しつ
つ、排気ガス浄化触媒の暖機を有効に促進することがで
き、エンジンのエミッション性能を有効に高めることが
できる。
【0011】なお、冷間アイドル用点火時期は、燃焼変
動小領域内においてアドバンス側に設定するのが好まし
い。点火時期を不必要に、ないしは過剰にリタードさせ
ると、該パワートレインを搭載した車両の発進時におけ
る点火時期の変化量(アドバンス量)が大きくなり、ト
ルクショックの増加を招くおそれがあるからである。
【0012】本発明の第2の態様にかかるパワートレイ
ンの制御装置においては、点火時期制御手段が、冷間ア
イドル用点火時期を、エンジンの充填効率が多いときほ
どリタード側に設定するようになっているのが好まし
い。本願発明者の知見によれば、エンジン駆動手段を備
えたエンジンにおいては、燃焼変動大領域と燃焼変動小
領域との境界は、エンジンの充填効率が多いときほどリ
タード側に移行する。したがって、冷間アイドル時にお
いては、冷間アイドル用点火時期を、エンジンの充填効
率が多いときほどリタード側に設定する必要がある。
【0013】本発明の第2の態様にかかるパワートレイ
ンの制御装置において、排気ガス浄化触媒の温度又はこ
れに対応(関連)する温度(以下、単に「触媒温度」と
いう。)を検出する温度検出手段が設けられている場合
は、点火時期制御手段が、触媒温度が所定温度(以下、
「基準温度」という。)以下のときに限り、冷間アイド
ル点火時期制御を実行するようになっているのが好まし
い。このようにすれば、不必要な点火時期のリタードを
回避することができる。
【0014】本発明の第2の態様にかかるパワートレイ
ンの制御装置においては、点火時期制御手段が、冷間ア
イドル用点火時期制御の実行中にエンジンが非アイドル
状態になったときには、目標点火時期を所定値以上アド
バンス側にジャンプさせ(燃焼変動大領域よりアドバン
ス側のエンジンの安定性が良好な領域まで)、該目標点
火時期が実現されるように点火時期を制御するようにな
っているのが好ましい。また、触媒温度が基準温度以下
のときに限り、冷間アイドル点火時期制御を実行するよ
うになっている場合は、点火時期制御手段は、触媒温度
が基準温度よりも高くなったときに、目標点火時期を所
定値以上アドバンス側にジャンプさせ、該目標点火時期
が実現されるように点火時期を制御するようになってい
るのが好ましい。いずれの場合も、点火時期が燃焼変動
大領域をジャンプしてアドバンスするので、点火時期
が、燃焼変動が大きくエンジンの安定性が低い領域にと
どまるのを回避することができる。
【0015】本発明の第2の態様にかかるパワートレイ
ンの制御装置においては、点火時期制御手段が、目標点
火時期をアドバンス側にジャンプさせる際に、まずエン
ジンの最大トルクを達成することができるMBTよりも
リタード側のところにジャンプさせ、この後目標点火時
期をMBTに徐々に接近させるようになっているのが好
ましい。このようにすれば、点火時期が急変しないの
で、トルクショックを小さくできる。
【0016】本発明の第2の態様にかかるパワートレイ
ンの制御装置においては、トルクアシスト制御手段が、
目標点火時期のジャンプと同期させて、エンジン駆動手
段にトルクアシストの度合いを低下させるようになって
いるのが好ましい。このようにすれば、点火時期のアド
バンスによるトルクの増加が、トルクアシストの低下に
よるトルクの減少によって打ち消されるので、トルクシ
ョックが発生しない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。図1に示すように、パワートレインを構
成するエンジン1は、吸気弁2が開かれたときに、吸気
ポート3から燃焼室4内に混合気を吸入するようになっ
ている。そして、この燃焼室4内の混合気は、ピストン
5によって圧縮され、所定のタイミングで、点火コイル
6によって起動される点火プラグ(図示せず)により点
火されて燃焼する。燃焼ガスすなわち排気ガスは、排気
弁7が開かれたときに排気ポート8に排出される。な
お、点火コイル6は、点火時期を、所定の範囲内で自在
にアドバンス(進角)又はリタード(遅角)させること
ができる。
【0018】このような過程が繰り返され、ピストン5
は往復運動をする。このピストン5の往復運動は、コネ
クチングロッド(図示せず)によりクランク軸9の回転
運動に変換され、このクランク軸9の回転力がエンジン
1の出力トルクとなる。なお、吸気弁2の開閉タイミン
グは、吸気側VVT機構10(可変バルブタイミング機
構)により変化させられる。また、排気弁7の開閉タイ
ミングは、排気側VVT機構11(可変バルブタイミン
グ機構)により変化させられる。なお、吸気側又は排気
側のVVT機構は、普通のカム動弁機構であってもよ
い。
【0019】吸気ポート3には、吸気通路12を介して
燃料燃焼用のエアが供給される。そして、吸気通路12
には、エアの流れ方向にみて上流側から順に、エア中の
ダストを除去するエアクリーナ13と、吸入空気量を検
出するエアフローセンサ14と、アクセルペダル(図示
せず)と連動して開閉されるスロットル弁15と、エア
の流れを安定化させるサージタンク16と、吸気通路1
2内ないしは吸気ポート3内のエア中に燃料(例えば、
ガソリン)を噴射して混合気を生成するインジェクタ1
7とが設けられている。また、吸気通路12には、スロ
ットル弁15を迂回するISC通路18(バイパスエア
通路)が設けられ、このISC通路18にはISCバル
ブ19が介設されている。アイドル時には、このISC
通路18を介してエアが供給される。また、ISCバル
ブ19の開度を増減することにより、アイドル回転数を
制御することができる。なお、エンジン1は、筒内噴射
方式であってもよい。
【0020】他方、排気ポート8内の排気ガスは、排気
通路20を介して外部(大気中)に排出される。この排
気通路20には、排気ガスを浄化する排気ガス浄化触媒
を用いた触媒コンバータ21が介設されている。ここ
で、排気ガス浄化触媒としては、例えば、NOx、H
C、CO等を浄化する三元触媒等が用いられる。この排
気ガス浄化触媒は、その温度が活性化温度(例えば、3
60〜400℃)以上になると十分な浄化力を発揮する
が、その温度が活性化温度より低いと、十分な浄化力は
得られない。
【0021】このパワートレインには、コンピュータか
らなるコントロールユニットCが設けられている。コン
トロールユニットCは、エンジン1、あるいは後で説明
するISG25等の総合的な制御装置であって、各種制
御情報に基づいて種々制御を行うようになっている。具
体的には、コントロールユニットCには、エアフローセ
ンサ14によって検出される吸入空気量、スロットルセ
ンサ22によって検出されるスロットル開度、クランク
センサ23によって検出されるクランク角、水温センサ
24によって検出されるエンジン水温等の各種制御情報
が入力される。そして、コントロールユニットCは、こ
れらの制御情報に基づいて、インジェクタ17の燃料噴
射量及び噴射タイミングの制御、点火コイル6(点火プ
ラグ)の制御すなわち点火時期制御、ISGバルブ19
の開閉制御すなわちバイパス空気量の制御、ISG25
の制御すなわちトルクアシスト量の制御、VVT機構1
0、11の制御すなわちバルブタイミング制御等を行
う。
【0022】図2(a)に示すように、このパワートレ
インには、エンジン1にトルクを付与してトルクアシス
トを行うISG25が設けられている。このISG25
は、スタータとオルタネータとが一体化されてなるモー
タないし発電機であり、ベルト26を介してクランク軸
9と一体回転するようになっている。このISG25に
対しては、36Vバッテリ27と、12Vバッテリ28
と、インバータ29と、DC/DCコンバータ30とが
設けられている。なお、このエンジン1では、普通のス
タータ31もギヤ機構32を介してクランク軸9に連結
されている。クランク軸のトルクは、トルクコンバータ
33(又はクラッチ)を介して、油圧式の自動変速機
(図示せず)に伝達される。この自動変速機にはオイル
ポンプ34が付設されている。なお、図2(b)に示す
ように、ISG25を、ベルト26を介してクランク軸
9に連結するのではなく、直接クランク軸9と連結して
もよい。
【0023】前記のとおり、コントロールユニットCは
このパワートレインの各種制御を行うようになってい
る。しかし、コントロールユニットCによるパワートレ
インの通常の制御は一般に知られており、またかかる通
常の制御は本願発明の要旨とするところでもないのでそ
の説明を省略し、以下では本願発明の要旨にかかる、冷
間始動時等におけるアイドル時、すなわち冷間アイドル
時に、エンジン1の安定性を保持しつつ排気ガス浄化触
媒21の暖機ないし昇温を促進するための、点火時期及
びアシストトルクの制御(以下、「冷間始動アイドル制
御」という。)を説明する。なお、ここで「冷間始動」
とは、エンジン1が常温の未暖機状態から始動される場
合を意味し、寒冷状態からの始動に限定されるものでは
ない。
【0024】まず、この冷間始動アイドル制御の概要を
説明する。図3に示すように、ISG25によってトル
クアシストが行われているエンジン1においては、最大
トルクを得ることができるMBT(グラフG1)よりも
リタード側に、燃焼変動が大きくなりエンジンの安定性
が悪くなる燃焼変動大領域R3が存在する。そして、こ
の燃焼変動大領域R3よりリタード側には、燃焼変動が
小さくなりエンジンの安定性が良好となる燃焼変動小領
域R2が存在する。この燃焼変動小領域R2よりリター
ド側には、失火が生じやすい失火領域R1が存在する。
なお、図3中において、グラフG2はエンジンの発生ト
ルクが0の状態を示している。
【0025】そこで、この冷間始動アイドル制御におい
ては、冷間アイドル時には、エンジン1に対してISG
25によりトルクアシストを行いつつ、点火時期を、エ
ンジンの燃焼変動が大きい燃焼変動大領域R3を避け
て、燃焼変動が小さい燃焼変動小領域R2内の所定の時
期(冷間アイドル用点火時期)に設定するようにしてい
る。ここで、冷間アイドル用点火時期は、燃焼変動小領
域R2内においてアドバンス側に設定される。点火時期
を不必要にリタードさせると、このパワートレインを搭
載した車両の発進時における点火時期の変化量(アドバ
ンス量)が大きくなり、トルクショックの増加を招くか
らである。また、点火時期を過剰にリタードさせると、
点火時期が失火領域R1に入ってしまうおそれもある。
【0026】図3から明らかなとおり、燃焼変動大領域
R3と燃焼変動小領域R2との境界は、充填効率ceが
多いときほどリタード側に移行する。したがって、冷間
アイドル用点火時期は、充填効率ceが多いときほどリ
タード側に設定する必要がある。
【0027】コントロールユニットによってこのような
冷間始動アイドル制御が行われるので、冷間アイドル時
には、エンジン1の安定性を良好に保持しつつ、点火時
期のリタードにより排気ガス温度を高めることができ
る。これにより、排気ガス浄化触媒の暖機を促進するこ
とができる。よって、エンジンの安定性を良好に保持し
つつ、排気ガス浄化触媒の暖機を有効に促進することが
でき、エンジン1のエミッション性能を有効に高めるこ
とができる。
【0028】以下、図4に示すフローチャートを参照し
つつ、コントロールユニットCによる冷間始動アイドル
制御の具体的な制御方法を説明する。図4に示すよう
に、この冷間始動アイドル制御では、まずステップS1
〜S3で、それぞれ、エンジン始動後所定時間内である
か否かと、アイドル運転時であるか否かと、触媒温度が
基準温度(所定値)以下であるか否かとが判定される。
なお、ステップS1における所定時間は、例えば30〜
90秒の範囲内の適当な値に設定される。また、ステッ
プS3における基準温度(所定値)は、排気ガス浄化触
媒の性状に応じて、例えば360〜400℃の範囲内の
適当な値に設定される。
【0029】そして、エンジン始動後所定時間内であ
り、アイドル運転時であり、かつ触媒温度が所定値以下
であれば(ステップS1〜S3がすべてYES)、ステ
ップS4〜S8で、点火時期が燃焼変動小領域R2内の
冷間アイドル用点火時期までリタードされ(以下、「冷
間リタード」という。)、かつエンジン1に対してトル
クアシストが行われる。
【0030】図5(a)〜(c)に、エンジン始動後所
定時間内において、アイドル状態ないしは触媒温度が変
化した場合の、制御状態の変化の具体例を示す、図5
(a)に示す具体例では、触媒温度が基準温度Tに達
した時点で冷間リタードが停止されている(実行スイッ
チがオフされる)。図5(b)に示す具体例では、非ア
イドル状態となったとき(アイドルスイッチがオフされ
る)に、冷間リタードが停止されている。なお、この
後、再びアイドル状態になったときには、触媒温度がす
でに基準温度Tを超えているので、冷間リタードは実
施されない。図5(c)に示す具体例では、一旦非アイ
ドル状態となった後、再びアイドル状態となったときに
は、触媒温度はまだ基準温度Tに達していないので、
冷間リタードが再度実施されている。そして、触媒温度
が基準温度Tに達した時点で冷間リタードが停止され
ている。
【0031】具体的には、まずステップS4で充填効率
ceが演算される。続いて、ステップS5で、充填効率
ceに応じて目標点火時期(リタード量)が、予め設定
されたマップから索引(検索)される。このマップにお
いては、充填効率ceが多いときほど点火時期がリター
ド側に設定される(リタード量が大きくなる)。かくし
て、この目標点火時期が実現されるように、点火コイル
6が制御される。なお、ステップS5において、充填効
率ceが多いときほど点火時期がリタード側に設定され
るが、これは、エンジン1がISG25によってトルク
アシストされるので、充填効率ceと点火時期(点火リ
タード量)とを広い範囲で自在に選択することができる
からである。
【0032】次に、ステップS6で、アイドル回転数を
維持するのに必要なエンジンの要求トルクが演算され
る。続いて、ステップS7で、エンジン1の出力トルク
が演算される。そして、ステップS8で、ISG25に
よるトルクアシスト量が演算される。ここで、エンジン
1の要求トルクと出力トルクの差がトルクアシスト量で
ある。かくして、このトルクアシスト量が実現されるよ
う、ISG25の出力が、その電流を増減するなどして
制御される。この後、ステップS1に復帰する。
【0033】ステップS1〜S3で、エンジン始動後所
定時間内でないと判定され、アイドル運転時でないと判
定され、又は触媒温度が基準温度(所定値)以下でない
と判定された場合は(ステップS1〜S3のいずれかが
NO)、ステップS9で、この制御ルーチンの前回処理
時に、ステップS1〜S3の条件がすべて成立していた
か否か、すなわちステップS1〜S3がすべてYESで
あったか否かが判定される。
【0034】ステップS1〜S3の条件がすべて成立し
ている場合は、ステップS1〜S8を繰り返し実行して
いる状態から初めて離脱して、このステップS9が実行
されたことになる。この場合、ステップS10〜S14
が1回だけ実行され、点火時期がMBTよりはリタード
側の所定値までジャンプさせられる。なお、この所定値
は、燃焼変動大領域R3よりアドバンス側のエンジンの
安定性が良好な領域に設定される。
【0035】具体的には、ステップS10で、充填効率
ceが演算される。続いて、ステップS11で、点火時
期がMBTよりリタード側の所定値までジャンプさせら
れる。これにより、点火時期は、燃焼変動大領域R3を
飛び越してアドバンスする。したがって、点火時期が燃
焼変動大領域R3にとどまるのが回避される。次に、ス
テップS12で、アイドル回転数を維持するのに必要な
エンジンの要求トルクが演算される。続いて、ステップ
S13で、エンジン1の出力トルクが演算される。そし
て、ステップS14で、ISG25によるトルクアシス
ト量が演算される。かくして、このトルクアシスト量が
実現されるよう、ISG25の出力が制御される。この
後、ステップS1に復帰する。
【0036】ステップS9で、この制御ルーチンの前回
処理時に、ステップS1〜S3の条件がすべて成立して
いたのではないと判定された場合、すなわちステップS
10〜S14がすでに1回実行された後は、ステップS
15、S16で、点火時期が徐々にMBTに近づけられ
る。具体的には、ステップS15で点火時期がMBTに
向けて徐々にアドバンス(進角)される。続いて、ステ
ップS16で、ISG25によるトルクアシストが0に
向けて徐々に減算される。
【0037】このように、点火時期をアドバンス側にジ
ャンプさせる際に、まずMBTよりリタード側のところ
にジャンプさせ、この後点火時期をMBTに徐々に接近
させるようにしているので、点火時期が急変せず、トル
クショックが発生しない。また、点火時期のアドバンス
と並行してISG25によるトルクアシストの度合いを
低下させるようにしているので、点火時期のアドバンス
によるトルクの増加が、トルクアシストの低下によるト
ルクの減少によって打ち消され、トルクショックの発生
がより有効に防止される。この後、ステップS1に復帰
する。
【0038】図6〜図8に、冷間リタードから通常運転
状態への復帰時におけるスロットル開度TVO、トルク
予測値、バイパス空気量(ISCエア量)、点火時期、
エンジントルク及びISG25によるトルクアシスト量
の経時変化の具体例を示す。図6は、アイドル状態から
非アイドル状態に変化した場合において、バイパス空気
量が安定するまで待機してから冷間リタードが停止さ
れ、点火時期がジャンプした場合の例である。これに対
して、図7は、アイドル状態から非アイドル状態に変化
した時点で直ちに冷間リタードが停止され、点火時期が
ジャンプした場合の例である。図8は、触媒温度が基準
温度(所定温度)に達して冷間リタードが停止され、点
火時期がジャンプした場合の具体例である。
【0039】以上、この冷間始動アイドル制御を行うこ
とにより、冷間アイドル時には、エンジン1の安定性を
良好に保持しつつ、点火時期のリタードにより排気ガス
温度を高めることができ、ひいては排気ガス浄化触媒の
暖機を促進することができる。よって、エンジン1の安
定性を良好に保持しつつ、排気ガス浄化触媒の暖機を有
効に促進することができ、エンジン1のエミッション性
能を有効に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるパワートレインを構成するエ
ンジンのシステム構成図である。
【図2】 (a)、(b)は、それぞれ、図1に示すエ
ンジンに対してトルクアシストを行うISG等の構成を
示す図である。
【図3】 ISGによってトルクアシストが行われてい
る場合における、燃焼変動等の、点火時期と充填効率と
に対する変化特性を示す図である。
【図4】 冷間アイドル制御の制御方法を示すフローチ
ャートである。
【図5】 (a)〜(c)は、それぞれ、冷間リタード
が停止される際の制御状態を示すグラフである。
【図6】 アイドル状態から非アイドル状態に移行し
て、冷間リタードから通常運転状態に復帰する際の、各
種状態の経時変化を示す図である。
【図7】 アイドル状態から非アイドル状態に移行し
て、冷間リタードから通常運転状態に復帰する際の、も
う1つの各種状態の経時変化を示す図である。
【図8】 触媒温度が基準温度に達して、冷間リタード
から通常運転状態に復帰する際の、各種状態の経時変化
を示す図である。
【符号の説明】
C…コントロールユニット、1…エンジン、2…吸気
弁、3…吸気ポート、4…燃焼室、5…ピストン、6…
点火コイル、7…排気弁、8…排気ポート、9…クラン
ク軸、10…吸気側VVT機構、11…排気側VVT機
構、12…吸気通路、13…エアクリーナ、14…エア
フローセンサ、15…スロットル弁、16…サージタン
ク、17…インジェクタ、18…ISC通路、19…I
SCバルブ、20…排気通路、21…触媒コンバータ
(排気ガス浄化触媒)、22…スロットルセンサ、23
…クランクセンサ、24…水温センサ、25…ISG、
26…ベルト、27…36Vバッテリ、28…12Vバ
ッテリ、29…インバータ、30…DC/DCコンバー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/20 F02D 41/04 301J F02D 41/04 301 43/00 301B 43/00 301 301T 301V 45/00 310R 45/00 310 F02P 5/15 E F02P 5/15 B60K 6/04 ZHV Fターム(参考) 3G022 CA02 DA02 DA04 DA05 EA07 FA09 GA01 GA06 GA09 GA10 3G084 BA02 BA17 CA02 CA03 DA04 DA10 EB12 FA07 FA10 FA20 FA33 3G091 AA14 AB03 BA02 CB05 DA07 DC01 EA01 EA05 EA07 EA16 EA18 FA04 FA12 FC07 3G093 AA07 BA14 BA20 CA03 CA04 DA01 DA06 DA09 EA02 EA13 FA04 FB02 3G301 HA01 HA19 JA03 JA21 JA31 KA05 KA07 LA04 ND01 NE11 NE12 PA01Z PA11Z PC06Z PC07Z PD12Z PE01Z PE08Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気ガスを浄化する排気ガス
    浄化触媒と、エンジンにトルクを付与してトルクアシス
    トを行うエンジン駆動手段とを備えたパワートレインの
    制御装置において、 エンジンの点火時期を制御することにより排気ガス浄化
    触媒の暖機を促進する一方、エンジン駆動手段を制御す
    ることによりエンジンの安定性を確保するようになって
    いることを特徴とするパワートレインの制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの排気ガスを浄化する排気ガス
    浄化触媒と、エンジンにトルクを付与してトルクアシス
    トを行うエンジン駆動手段とを備えたパワートレインの
    制御装置において、 エンジン始動後の所定期間内におけるアイドル運転時
    に、エンジン駆動手段にエンジンのトルクアシストを実
    行させるトルクアシスト制御手段と、 エンジン始動後の所定期間内におけるアイドル運転時
    に、点火時期をリタードさせるとともに、該点火時期を
    エンジンの燃焼変動が大きい所定領域よりリタード側に
    設定する点火時期制御を実行する点火時期制御手段とを
    備えていることを特徴とするパワートレインの制御装
    置。
  3. 【請求項3】 点火時期制御手段が、上記点火時期を、
    エンジンの充填効率が多いときほどリタード側に設定す
    るようになっていることを特徴とする請求項2に記載の
    パワートレインの制御装置。
  4. 【請求項4】 排気ガス浄化触媒の温度又はこれに対応
    する温度を検出する温度検出手段が設けられていて、 点火時期制御手段が、上記温度が所定温度以下のときに
    限り、上記点火時期制御を実行するようになっているこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載のパワートレイン
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 点火時期制御手段が、上記点火時期制御
    の実行中にエンジンが非アイドル状態になったときに
    は、目標点火時期を所定値以上アドバンス側にジャンプ
    させ、該目標点火時期が実現されるように点火時期を制
    御するようになっていることを特徴とする請求項2〜4
    のいずれか1つに記載のパワートレインの制御装置。
  6. 【請求項6】 点火時期制御手段が、上記温度が上記所
    定温度よりも高くなったときには、目標点火時期を所定
    値以上アドバンス側にジャンプさせ、該目標点火時期が
    実現されるように点火時期を制御するようになっている
    ことを特徴とする請求項4に記載のパワートレインの制
    御装置。
  7. 【請求項7】 点火時期制御手段が、目標点火時期をア
    ドバンス側にジャンプさせる際に、エンジンの最大トル
    クを達成することができるMBTよりもリタード側のと
    ころにジャンプさせ、この後目標点火時期をMBTに徐
    々に接近させるようになっていることを特徴とする請求
    項5又は6に記載のパワートレインの制御装置。
  8. 【請求項8】 トルクアシスト制御手段が、上記目標点
    火時期のジャンプと同期させて、エンジン駆動手段にト
    ルクアシストの度合いを低下させるようになっているこ
    とを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載のパ
    ワートレインの制御装置。
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