JP2002180871A - 内燃機関の触媒早期暖機制御装置 - Google Patents
内燃機関の触媒早期暖機制御装置Info
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Abstract
の高い触媒早期暖機制御を行うことができるようにす
る。 【解決手段】 ハイブリッド車両において、触媒早期暖
機制御時に触媒温度を目標触媒昇温特性に合わせて昇温
させるように点火時期遅角補正と発電電動機12の発電
量増加補正とを組み合わせて実行すると共に、点火時期
遅角補正と発電量増加補正とによるエンジン出力低下分
を補償するように吸入空気量(スロットル開度)を増加
補正する。これにより、燃焼安定性が悪化しない範囲内
で点火時期遅角補正を実施して排気温度を上昇させ、そ
れで足りない排気熱量を発電量増加補正(吸入空気量の
増加)によって確保することが可能となる。換言すれ
ば、発電量増加補正のみでは足りない排気熱量を点火時
期遅角補正によって確保することが可能となり、燃焼安
定性悪化の要因となる点火時期遅角補正量を少なくする
ことができる。
Description
御方法を改良した内燃機関の触媒早期暖機制御装置に関
するものである。
は、活性温度まで昇温しないと、排出ガス浄化率が低い
ため、エンジン始動後に触媒をできるだけ早期に活性温
度まで昇温させることが望ましい。従来の触媒早期暖機
制御は、点火時期を遅角させることで排気温度を上昇さ
せて触媒の暖機を促進するものが多い。点火時期遅角制
御による触媒早期暖機は、点火時期遅角量を大きくする
ほど、排気温度上昇効果が大きくなって触媒暖機時間を
短くできるが、点火時期遅角量を大きくすると、安定し
た燃焼性が得られるように設定された最適な点火時期か
ら点火時期を大きくずらすことになり、燃焼性が悪化し
て、排出ガス中の未燃成分(HC,CO等)が増加して
しまい、始動直後の排気エミッションが却って悪化して
しまう。
223140号公報に示すように、エンジンと発電電動
機とを動力源とするいわゆるハイブリッド車両では、触
媒早期暖機制御時に発電電動機の発電量を増加させるよ
うに発電電動機の界磁電流を制御してエンジンの負荷を
増大させると共に、負荷増大によるエンジン回転速度の
低下を防ぐように、吸入空気量(スロットル開度)を増
加させることで、エンジンの燃焼熱を増加させて排気温
度を上昇させて触媒の暖機を促進することが提案されて
いる。
制御は、冷間始動直後のアイドル運転状態で行われるこ
とが多い。上記公報の技術で、冷間始動直後のアイドル
運転状態で触媒早期暖機制御を行う場合は、発電電動機
の発電量を増加させながら、エンジン回転速度をファー
ストアイドル目標アイドル回転速度(1000〜120
0rpm程度)に制御するように吸入空気量を制御する
ことになる。このような制御条件では、仮に、スロット
ル開度を全開にしても、エンジン回転速度が目標アイド
ル回転速度に制御され、吸入空気量の増加(燃焼熱の増
加)が制限されるため、排気温度上昇効果が点火時期遅
角制御の場合と比較して小さい(図2参照)。これに対
し、点火時期遅角制御では、点火タイミングから排気バ
ルブ開弁タイミングまでの時間が短くなるため、点火直
後のシリンダ内の高温の燃焼ガスが排気管内に排出され
(点火時期遅角量が大きくなると排気管内に少量の未燃
ガス成分が排出されて後燃えが発生し)、排気温度上昇
効果が大きくなる。
媒早期暖機制御では、点火時期遅角制御の場合ほどの排
気温度上昇効果が得られないため、触媒暖機時間が長く
なり、その分、始動後の排気エミッションが悪くなると
いう欠点がある。
たものであり、従ってその目的は、燃焼安定性を確保し
ながら排気温度上昇効果の高い触媒早期暖機制御を行う
ことができ、始動後の排気エミッションを低減すること
ができる内燃機関の触媒早期暖機制御装置を提供するこ
とにある。
に、本発明の請求項1の内燃機関の触媒早期暖機制御装
置は、点火時期を制御する点火時期制御手段と、発電手
段の発電量を制御する発電量制御手段と、触媒早期暖機
制御を行う触媒早期暖機制御手段とを備え、触媒早期暖
機制御を行う際に点火時期遅角補正と発電量増加補正と
を組み合わせて実行すると共に、吸入空気量を制御して
内燃機関の出力を制御するようにしたものである。この
ようにすれば、燃焼安定性が悪化しない範囲内で点火時
期遅角補正を実施して排気温度を上昇させ、それで足り
ない排気熱量を発電量増加補正(吸入空気量の増加)に
よって確保することが可能となる。換言すれば、発電量
増加補正のみでは足りない排気熱量を点火時期遅角補正
によって確保することが可能となり、燃焼安定性を悪化
させる要因となる点火時期遅角補正量を少なくすること
ができる。これにより、燃焼安定性を確保しながら、点
火時期遅角補正と発電量増加補正とによって排気温度上
昇効果の高い触媒早期暖機制御を行うことができ、始動
後の排気エミッションを低減することができる。
機制御時に点火時期遅角補正と発電量増加補正とによる
内燃機関の出力低下分を補償するように吸入空気量を増
加補正すると良い。このようにすれば、触媒早期暖機制
御時に内燃機関の出力トルクの低下や機関回転速度の低
下を防ぐことができ、触媒早期暖機制御時でも通常時と
同等の運転性能を維持できる。
御時に排気エミッションが悪化するのを防止するように
点火時期遅角補正量と発電量増加補正量とを調整するよ
うにすると良い。これにより、始動後の排気エミッショ
ンを確実に低減することができる。
燃機関の温度、排気温度のいずれかを温度検出手段によ
り検出又は推定し、触媒早期暖機制御時に、温度検出手
段で検出又は推定した温度が低いときには、点火時期遅
角補正量を大きくし、発電量増加補正量を小さくするよ
うにしても良い。つまり、触媒の温度、内燃機関の温
度、排気温度が低いときは、触媒を活性温度まで昇温さ
せるのに多量の熱量を必要とするため、発電量増加補正
よりも排気温度上昇効果の高い点火時期遅角補正量を大
きくし、それによって、排気熱量を効率良く増加して触
媒の昇温を促進するものである。
御時に、温度検出手段で検出又は推定した温度が高いと
きには、点火時期遅角補正量を小さくし、発電量増加補
正量を大きくするようにしても良い。つまり、触媒の温
度、内燃機関の温度、排気温度が高いときは、触媒を活
性温度まで昇温させるのに必要な熱量が比較的少ないた
め、燃焼安定性を重視して、点火時期遅角補正量を小さ
くし、それによって、点火時期遅角補正による燃焼安定
性の悪化を回避しながら、触媒を活性温度まで昇温させ
るのに必要な熱量を発電量増加補正によって確保するも
のである。
御時に触媒の温度を目標触媒昇温特性に合わせて昇温さ
せるように点火時期遅角補正量と発電量増加補正量とを
制御するようにしても良い。このようにすれば、触媒早
期暖機制御時に触媒の温度を目標触媒昇温特性に合わせ
て昇温させることができるので、常に、安定した触媒暖
機性能を確保することができる。
御時に触媒の温度と目標触媒昇温特性とを比較して、点
火時期遅角補正量と発電量増加補正量との比率をフィー
ドバック制御するようにしても良い。このようにすれ
ば、実際の触媒昇温特性と燃焼安定性と排気温度上昇効
果を考慮しながら、点火時期遅角補正量と発電量増加補
正量との比率を最適に制御することができ、点火時期遅
角補正量を最低に抑えることができる。
御時に点火時期遅角補正量及び/又は発電量増加補正量
をガード手段によって所定の上限ガード値以下に制限す
るようにしても良い。これにより、点火時期遅角補正量
及び/又は発電量増加補正量を適正範囲内に制限するこ
とができ、過大な点火時期遅角補正量による燃焼安定性
の悪化や過大な発電量増加補正量による点火時期遅角補
正による発電手段の過負荷を防止することができる。
をハイブリッド車両に適用した実施形態(1)を図1乃
至図4に基づいて説明する。まず、図1に基づいてシス
テム全体の概略構成を説明する。車両には、動力源とし
て、エンジン11(内燃機関)と発電電動機12(発電
手段)とが搭載されている。発電電動機12は、エンジ
ン11の動力のみで車両を駆動するときに所定条件下で
発電機として動作し、その発電電力がバッテリ13に充
電される。この発電電動機12は、加速時等、大きな車
両駆動力を必要とするときには、バッテリ13から供給
される電力によって電動機(モータ)として動作し、こ
の発電電動機12の動力とエンジン11の動力とによっ
て車両を駆動する。
(図示せず)を駆動する手段として、電子スロットルシ
ステム14が搭載されている。この電子スロットルシス
テム14は、実スロットル開度をアクセル開度等に応じ
て設定した目標スロットル開度に一致させるように、ス
ロットルバルブをモータ等で駆動するシステムである。
エンジン11の排気管には、排出ガスを浄化する三元触
媒等の触媒(図示せず)が設置されている。
る機能と、エンジン11の点火装置16と燃料噴射弁1
7を制御する機能(点火時期制御手段,燃料噴射制御手
段)と、電子スロットルシステム14を制御する機能と
を備えている。これら3つの機能は、1つのマイクロコ
ンピュータに組み込んでも良いし、複数のマイクロコン
ピュータに分担させるようにしても良い。この制御装置
15の入力ポートには、運転状態を検出する各種センサ
(冷却水温センサ18、クランク角センサ19、気筒判
別センサ20、スロットル開度センサ21、アクセル開
度センサ22、吸気圧センサ23、車速センサ24等)
が接続されている。
出力信号に基づいて運転状態を検出し、エンジン11の
点火時期や燃料噴射量を制御すると共に、実スロットル
開度をアクセル開度センサ22の出力等に応じて設定し
た目標スロットル開度に一致させるように、スロットル
バルブを電子スロットルシステム14により駆動する。
更に、制御装置15は、発電電動機12を発電機として
動作させるときに、発電電動機12の界磁電流を制御す
ることで発電量を制御する発電量制御手段として機能す
る。
いう触媒早期暖機制御としても機能し、エンジン始動後
に触媒早期暖機制御を点火時期遅角補正と発電量増加補
正とを組み合わせて実行すると共に、点火時期遅角補正
と発電量増加補正とによるエンジン出力低下分を補償す
るように吸入空気量(スロットル開度)を増加補正す
る。
御の実施方法を図2を用いて説明する。排出ガス浄化用
の触媒は、活性温度まで昇温しないと、排出ガス浄化率
が低いため、エンジン始動後に触媒をできるだけ早期に
活性温度まで昇温させることが望ましい。点火時期遅角
補正による触媒早期暖機は、点火時期を遅角させること
で排気温度を上昇させて触媒の暖機を促進するものであ
るから、点火時期遅角量を大きくするほど、排気温度上
昇効果が大きくなって触媒暖機時間を短くできる。しか
し、点火時期遅角量を大きくすると、安定した燃焼性が
得られるように設定された最適な点火時期から点火時期
を大きくずらすことになり、燃焼性が悪化して、排出ガ
ス中の未燃成分(HC,CO等)が増加してしまい、始
動直後の排気エミッションが却って悪化してしまう。
触媒早期暖機は、発電量増加に伴うエンジン負荷増大に
よるエンジン回転速度の低下を防ぐように、吸入空気量
(スロットル開度)を増加させることで、エンジンの燃
焼熱を増加させて排気温度を上昇させて触媒の暖機を促
進するものである。この発電量増加による触媒早期暖機
は、点火時期遅角補正の場合とは異なり、燃焼性を悪化
させることなく触媒早期暖機制御を実施できる利点があ
るが、排気温度上昇効果が点火時期遅角補正の場合と比
較して小さいという欠点がある。この原因は、一般に触
媒早期暖機制御が行われる冷間始動直後のアイドル運転
状態では、エンジン回転速度をファーストアイドル目標
アイドル回転速度(1000〜1200rpm程度)に
制御するように吸入空気量を制御するため、吸入空気量
の増加(燃焼熱の増加)が制限されるためである。この
ため、発電量増加補正のみでは触媒温度を目標触媒昇温
特性まで昇温させることができない(図2参照)。
タイミングから排気バルブ開弁タイミングまでの時間が
短くなるため、点火直後のシリンダ内の高温の燃焼ガス
が排気管内に排出され(点火時期遅角量が大きくなると
排気管内に少量の未燃ガス成分が排出されて後燃えが発
生し)、排気温度上昇効果が大きくなる。このため、点
火時期遅角補正では、触媒温度を目標触媒昇温特性より
も高い温度に昇温させることが可能となる。
期遅角補正と発電量増加補正との特徴を考慮し、触媒早
期暖機制御時に触媒温度が目標触媒昇温特性付近となる
ように、点火時期遅角補正量と発電量増加補正量との比
率を、予め、例えば図3の手順で設定しておく。まず、
発電量増加補正のみで触媒早期暖機制御を実施して、触
媒温度を測定すると共に、排気エミッションを評価する
(ステップ101)。次に、点火時期遅角補正のみで触
媒早期暖機制御を実施して、触媒温度を測定すると共
に、排気エミッションを評価する(ステップ102)。
この後、排気エミッションが目標値を達成できる触媒昇
温特性(つまり目標触媒昇温特性)になるように点火時
期遅角補正と発電量増加補正との比率を設定する(ステ
ップ103)。この際、発電量増加補正の比率を優先的
に設定し、発電量増加補正のみでは足りない排気熱量を
点火時期遅角補正によって確保するように設定すること
が望ましい。
(図示せず)のオン後に、図4に示す触媒早期暖機制御
プログラムを所定時間毎又は所定クランク角毎に実行す
ることで、触媒早期暖機制御を次のようにして実行す
る。まず、ステップ111で、触媒早期暖機制御実行条
件が成立しているか否かを判定する。ここで、触媒早期
暖機制御実行条件は、触媒が未活性状態であること(触
媒温度が活性温度よりも低いこと)等である。触媒が未
活性状態であるか否かは、冷却水温から推定したり、排
気温度を検出又は推定して排気温度から推定したり、触
媒温度を温度センサで検出して活性判定を行うようにし
ても良い。もし、触媒早期暖機制御実行条件が成立して
いなければ、以降の処理を行うことなく、本プログラム
を終了する。
ていれば、ステップ112,113に進み、発電量増加
補正量を算出すると共に、発電量増加補正のみでは足り
ない排気熱量を発生するための点火時期遅角補正量を算
出する。本実施形態(1)では、演算処理の簡略化のた
めに、発電量増加補正量と点火時期遅角補正量との比率
を予め設定した一定値に固定しているが、触媒温度、エ
ンジン温度(冷却水温)、排気温度のいずれかを温度検
出手段により検出又は推定し、温度検出手段で検出又は
推定した温度が低いときには、点火時期遅角補正量を大
きくし、発電量増加補正量を小さくするようにしても良
い。つまり、触媒温度が低いときは、触媒を活性温度ま
で昇温させるのに多量の熱量を必要とするため、発電量
増加補正よりも排気温度上昇効果の高い点火時期遅角補
正量を大きくし、それによって、排気熱量を効率良く増
加して触媒の昇温を促進するようにしても良い。
温)、排気温度が高いときには、点火時期遅角補正量を
小さくし、発電量増加補正量を大きくするようにしても
良い。つまり、触媒温度が高いときは、触媒を活性温度
まで昇温させるのに必要な熱量が比較的少ないため、燃
焼安定性を重視して、点火時期遅角補正量を小さくし、
それによって、点火時期遅角補正による燃焼安定性の悪
化を回避しながら、触媒を活性温度まで昇温させるのに
必要な熱量を発電量増加補正によって確保するようにし
ても良い。
ルク低下分を補償するための吸入空気量の増加補正量を
算出すると共に(ステップ114)、点火時期遅角補正
によるエンジントルク低下分を補償するための吸入空気
量の増加補正量を算出する(ステップ115)。
量の増加補正量と点火時期遅角補正に対する吸入空気量
の増加補正量とを合算して、最終的な吸入空気量の増加
補正量を求め、この増加補正量に応じてスロットル開度
を増加させて吸入空気量を増加させる(ステップ11
7)。また、ステップ112で算出した発電量増加補正
量に応じて発電電動機12の界磁電流を増加させること
で発電量を増加させると共に、ステップ113で算出し
た点火時期遅角補正量に応じて点火時期を遅角させる。
これにより、触媒早期暖機制御時に発電量増加補正と点
火時期遅角補正とによって排気温度を上昇させて、触媒
昇温特性が目標触媒昇温特性になるように制御し、触媒
を効率良く活性温度まで昇温させる。
早期暖機制御時に発電量増加補正と点火時期遅角補正と
を組み合わせて実行するようにしたので、燃焼安定性が
悪化しない範囲内で点火時期遅角補正を実施して排気温
度を上昇させ、それで足りない排気熱量を発電量増加補
正(吸入空気量の増加)によって確保することが可能と
なる。換言すれば、発電量増加補正のみでは足りない排
気熱量を点火時期遅角補正によって確保することが可能
となり、燃焼安定性を悪化させる要因となる点火時期遅
角補正量を少なくすることができる。これにより、燃焼
安定性を確保しながら、点火時期遅角補正と発電量増加
補正とによって排気温度上昇効果の高い触媒早期暖機制
御を行うことができ、始動後の排気エミッションを低減
することができる。
暖機制御時に点火時期遅角補正と発電量増加補正とによ
るエンジントルク低下分を補償するように吸入空気量を
増加補正するようにしたので、触媒早期暖機制御時にエ
ンジントルクの低下やエンジン回転速度の低下を防ぐこ
とができ、触媒早期暖機制御時でも通常時と同等の運転
性能を維持できる。
は、発電量増加補正量と点火時期遅角補正量との制御比
率を予め設定した一定値に固定しているため、実際のエ
ンジン回転速度のばらつき等による触媒温度ばらつきの
影響を受けて、実際の触媒温度が目標触媒昇温特性から
ずれる可能性がある。
形態(2)では、触媒早期暖機制御時に触媒温度と目標
触媒昇温特性とを比較して、点火時期遅角補正量と発電
量増加補正量との制御比率αをフィードバック制御する
ようにしている。これにより、点火時期遅角補正量と発
電量増加補正量との制御比率αを最適に制御して、実際
のエンジン回転速度のばらつき等による触媒温度ばらつ
きを吸収して、実際の触媒温度を目標触媒昇温特性にほ
ぼ一致させるようにしている。
イッチ(図示せず)のオン後に、図5に示す触媒早期暖
機制御プログラムを所定時間毎又は所定クランク角毎に
実行することで、触媒早期暖機制御を次のようにして実
行する。まず、ステップ201で、前記図4のステップ
111と同様の方法で、触媒早期暖機制御実行条件が成
立しているか否かを判定する。もし、触媒早期暖機制御
実行条件が成立していなければ、ステップ202に進
み、制御比率αを0にセットして本プログラムを終了す
る。
ていれば、ステップ203に進み、目標触媒昇温特性で
設定される現在の目標触媒温度を算出する。この目標触
媒温度の算出方法は、例えば、始動後、所定時間毎に所
定温度を積算する処理を繰り返して現在の目標触媒温度
を求めたり、予め始動後経過時間と目標触媒温度との関
係(目標触媒昇温特性)の一次元テーブルを設定してお
き、この一次元テーブルを検索して始動後経過時間に応
じた現在の目標触媒温度を算出するようにしても良い。
この際、目標触媒温度の初期温度を冷却水温等により設
定するようにしても良い。
媒温度を算出する。この触媒温度の算出方法は、例え
ば、現在の吸入空気量とエンジン回転速度とに応じて二
次元マップからベース触媒温度を求め、このベース触媒
温度に点火時期遅角補正量に応じた温度係数を掛け合わ
せた値を所定係数で積分することにより求める。この
後、ステップ205に進み、現在の触媒温度が現在の目
標触媒温度よりも低いか否かを判定し、現在の触媒温度
が現在の目標触媒温度よりも低ければ、ステップ206
に進み、制御比率αを所定値(例えば0.01)だけ増
加する。これにより、排気温度上昇効果の高い点火時期
遅角補正の比率を少し増やして、発電量増加補正の比率
を少し減らす。反対に、現在の触媒温度が現在の目標触
媒温度以上であれば、ステップ207に進み、制御比率
αを所定値(例えば0.01)だけ減算する。これによ
り、排気温度上昇効果の高い点火時期遅角補正の比率を
少し減らして、燃焼安定性の良い発電量増加補正の比率
を少し増やす。
制御比率(1−α)で発電量増加補正量を算出すると共
に、発電量増加補正のみでは足りない排気熱量を発生す
るための点火時期遅角補正量を制御比率αで算出する。
ルク低下分を補償するための吸入空気量の増加補正量を
算出すると共に(ステップ210)、点火時期遅角補正
によるエンジントルク低下分を補償するための吸入空気
量の増加補正量を算出する(ステップ211)。
量の増加補正量と点火時期遅角補正に対する吸入空気量
の増加補正量とを合算して、最終的な吸入空気量の増加
補正量を求め、この増加補正量に応じてスロットル開度
を増加させて吸入空気量を増加させる(ステップ21
3)。また、ステップ208で算出した発電量増加補正
量に応じて発電電動機12の界磁電流を増加させること
で発電量を増加させると共に、ステップ209で算出し
た点火時期遅角補正量に応じて点火時期を遅角させる。
これにより、触媒早期暖機制御時に発電量増加補正と点
火時期遅角補正とによって排気温度を上昇させて、触媒
昇温特性が目標触媒昇温特性になるように制御し、触媒
を効率良く活性温度まで昇温させる。
早期暖機制御時に触媒温度と目標触媒昇温特性(目標触
媒温度)とを比較して、点火時期遅角補正量と発電量増
加補正量との制御比率αをフィードバック制御するよう
にしたので、実際のエンジン回転速度のばらつき等によ
る触媒温度ばらつきがあっても、点火時期遅角補正量と
発電量増加補正量との制御比率αを最適に制御して、実
際のエンジン回転速度のばらつき等による触媒温度ばら
つきを吸収することができ、常に、燃焼安定性を確保し
ながら排気温度上昇効果の高い触媒早期暖機制御を行う
ことができる。
度を吸入空気量とエンジン回転速度等から算出するよう
にしたが、現在の触媒温度を、触媒に設置した温度セン
サで検出するようにすれば、触媒温度ばらつきに対して
更に有効なフィードバック制御が可能となる。
て、触媒早期暖機制御時に点火時期遅角補正量及び/又
は発電量増加補正量を所定の上限ガード値以下に制限す
るようにしても良い。これにより、点火時期遅角補正量
及び/又は発電量増加補正量を適正範囲内に制限するこ
とができ、過大な点火時期遅角補正量による燃焼安定性
の悪化や過大な発電量増加補正量による発電電動機12
の過負荷を防止することができる。
定されず、エンジンのみを車両動力源とする車両にも適
用できる等、種々変更して実施できる。
ロック図
明するタイムチャート
加補正との比率の設定方法を示すフローチャート
の処理の流れを示すフローチャート
の処理の流れを示すフローチャート
明するタイムチャート
手段)、13…バッテリ、14…電子スロットルシステ
ム、15…制御装置(点火時期制御手段,発電量制御手
段,触媒早期暖機制御手段)。
Claims (8)
- 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられた排出ガ
ス浄化用の触媒と、前記内燃機関の駆動力により発電す
る発電手段と、 点火時期を制御する点火時期制御手段と、 前記発電手段の発電量を制御する発電量制御手段と、 前記触媒を早期暖機する制御(以下「触媒早期暖機制
御」という)を行う際に前記点火時期制御手段による点
火時期遅角補正と前記発電量制御手段による発電量増加
補正とを組み合わせて実行すると共に吸入空気量を制御
して前記内燃機関の出力を制御する触媒早期暖機制御手
段とを備えていることを特徴とする内燃機関の触媒早期
暖機制御装置。 - 【請求項2】 前記触媒早期暖機制御手段は、触媒早期
暖機制御時に前記点火時期遅角補正と前記発電量増加補
正とによる前記内燃機関の出力低下分を補償するように
吸入空気量を増加補正することを特徴とする請求項1に
記載の内燃機関の触媒早期暖機制御装置。 - 【請求項3】 前記触媒早期暖機制御手段は、触媒早期
暖機制御時に排気エミッションが悪化するのを防止する
ように点火時期遅角補正量と発電量増加補正量とを調整
することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関
の触媒早期暖機制御装置。 - 【請求項4】 前記触媒の温度、前記内燃機関の温度、
排気温度のいずれかを検出又は推定する温度検出手段を
備え、 前記触媒早期暖機制御手段は、触媒早期暖機制御時に前
記温度検出手段で検出又は推定した温度が低いときに
は、前記点火時期遅角補正量を大きくし、前記発電量増
加補正量を小さくすることを特徴とする請求項1乃至3
のいずれかに記載の内燃機関の触媒早期暖機制御装置。 - 【請求項5】 前記触媒の温度、前記内燃機関の温度、
排気温度のいずれかを検出又は推定する温度検出手段を
備え、 前記触媒早期暖機制御手段は、触媒早期暖機制御時に前
記温度検出手段で検出又は推定した温度が高いときに
は、前記点火時期遅角補正量を小さくし、前記発電量増
加補正量を大きくすることを特徴とする請求項1乃至4
のいずれかに記載の内燃機関の触媒早期暖機制御装置。 - 【請求項6】 前記触媒早期暖機制御手段は、触媒早期
暖機制御時に前記触媒の温度を目標触媒昇温特性に合わ
せて昇温させるように前記点火時期遅角補正量と前記発
電量増加補正量とを制御することを特徴とする請求項1
乃至5のいずれかに記載の内燃機関の触媒早期暖機制御
装置。 - 【請求項7】 前記触媒早期暖機制御手段は、触媒早期
暖機制御時に前記触媒の温度と前記目標触媒昇温特性と
を比較して前記点火時期遅角補正量と前記発電量増加補
正量との比率をフィードバック制御することを特徴とす
る請求項6に記載の内燃機関の触媒早期暖機制御装置。 - 【請求項8】 前記触媒早期暖機制御手段は、触媒早期
暖機制御時に前記点火時期遅角補正量及び/又は前記発
電量増加補正量を所定の上限ガード値以下に制限するガ
ード手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のい
ずれかに記載の内燃機関の触媒早期暖機制御装置。
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