JP2003292892A - 硬質保護被膜形成用光硬化性硬化膨張性コーティング剤及び該被膜を形成した物品 - Google Patents

硬質保護被膜形成用光硬化性硬化膨張性コーティング剤及び該被膜を形成した物品

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)ケイ素原子に直接結合した、エポ
キシシクロヘキシル基を有する有機基を1分子中に少な
くとも3個有し、分子量が500〜2100、エポキシ
シクロヘキシル基を有する有機基当量(エポキシシクロ
ヘキシル基を有する有機基1mol当たりの重量)が1
80〜230で、アルコキシ基を含有しないシリコーン
化合物 1
00重量部 (B)(A)成分に溶解可能な光酸発生剤
0.1〜5重量部 を含有する硬質保護被膜形成用光硬化性硬化膨張性コー
ティング剤。 【効果】 本発明の硬質保護被膜形成用光硬化性硬化膨
張性コーティング剤によれば、硬化膨張性があり、反り
がなく、テーバー摩耗試験において傷がつきにくい被膜
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光硬化性シリコー
ンコーティング剤に関し、特には硬化時及び硬化後に膨
張することによって反りが改善される、プラスチック基
材等への硬質保護被膜形成用コーティング剤に関する。
特に、硬化収縮性のコーティング剤と組み合わせて最終
的に反りのない多層膜(フィルム)を得るのに好適な光
硬化性硬化膨張性コーティング剤及びその硬質保護被膜
を形成した物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】光硬化
型シリコーンコーティング剤は、硬化時間が短くてす
み、熱エネルギーによって損傷を受けるような基材で
も、塗工後に加熱することなく光照射により硬化させる
ことができるという利点を有し、このため様々な分野で
各種の光硬化型シリコーンコーティング剤が開発されて
いる。
【0003】光硬化型、特に紫外線硬化型シリコーンの
硬化形態は、主に次の3種類である。 (1)アクリル官能性シリコーンをラジカル開裂型光触
媒の存在下に紫外線で硬化させるタイプ。 (2)Si−Vi(ビニル)基とS−H基をラジカル開
裂型光触媒の存在下に紫外線で硬化させるタイプ。 (3)エポキシ官能性シリコーンをカチオン発生型触媒
の存在下に紫外線で硬化させるタイプ。
【0004】ここで、(1)のタイプは、硬化は速い
が、酸素による硬化阻害があるため、不活性ガス雰囲気
下で反応を行う必要があり、装置上の工夫を要し、不活
性ガスのランニングコストがかかるという欠点がある。
また、(2)のタイプは、酸素による硬化阻害が少なく
硬化性に優れているが、メルカプト基を含有するため、
不快臭が強くて作業者にとって好ましくなく、しかも組
成物の安定性が悪く、シェルフライフが短いという欠点
を有する。更に、(3)のタイプは、紫外線により硬化
し、酸素による硬化阻害もなく、不快臭もなく、基材に
対する密着性が良いため、非常に優れているが、反面、
硬化時の雰囲気中の湿度により硬化が阻害されるという
欠点を有している。
【0005】(3)のタイプの上記した欠点を克服する
ため、ラジカル重合性物質と光ラジカル開始剤を添加す
ることにより、カチオン重合とラジカル重合を同時に行
わせる手法が、従来より検討されてきている。
【0006】一方、カチオン重合系へのシリコーン化合
物を導入する方法として、特開昭56−38350号公
報ではエポキシ基を有するシロキサン化合物とビスアリ
ールヨードニウム塩からなる紫外線硬化性組成物が、特
開昭58−213024号公報ではエポキシ基を有する
シロキサン化合物又はアクリル基を有するシロキサン化
合物、更には両方の官能基を有するシロキサン化合物を
紫外線硬化させることが、特開平11−104166号
公報ではエポキシ変性シリコーンと光カチオン重合開始
剤からなる離型フィルムが、特公平6−89109号公
報、特開平7−156267号公報では脂環式エポキシ
官能性シロキサン、有機脂環式ポリエポキシド、光カチ
オン重合開始剤からなる組成物が、特開平8−2692
93号公報では脂環式エポキシ基含有シリコーングラフ
ト重合体とオニウム塩系光硬化触媒からなる組成物が開
示されている。ここで挙げられているエポキシ基を有す
るシロキサン化合物は、直鎖状ジメチルポリシロキサン
の官能基の一部をエポキシ基で置換したもので、離型性
を重視したものであり、いずれも柔らかい被膜を形成す
るコーティング剤である。
【0007】また、特開2001−158851号公報
では、エポキシ基を有する分子量500〜50万のシロ
キサン化合物と、光カチオン重合開始剤からなる組成物
を開示している。ここで使用されるシロキサン化合物は
アルコキシシランの加水分解縮合物であり、低分子量に
制御することは困難であり、実施例中で合成したシロキ
サン化合物の分子量もいずれも2500以上であり、高
硬度な被膜を得ることは困難である。
【0008】特開平9−143248号公報では、エポ
キシ化合物、脂環式エポキシ基を有するポリオルガノシ
ロキサン、光カチオン重合開始剤からなる組成物を開示
している。このなかでエポキシ化合物として、脂環式エ
ポキシ基を有する環状シロキサン化合物が例示されてい
るが、オルガノシロキサンは直鎖状ジメチルポリシロキ
サンの末端をエポキシ基で置換したものであり、先に述
べたものと同様の効果を期待するものである。
【0009】特開2001−40066号公報において
は、脂環式エポキシ基含有シリコーングラフト重合体、
脂環式エポキシ基を有するポリオルガノシロキサン、光
カチオン重合開始剤からなる組成物が開示されている。
このなかで脂環式エポキシ基を有するポリオルガノシロ
キサンとして、脂環式エポキシ基を有する環状シロキサ
ン化合物や、側鎖に複数個の脂環式エポキシ基を有する
環状シロキサン化合物が例示されているが、硬化膨張に
ついての検討はなされていない。
【0010】更に、特開2001−187812号公報
では、酸化物粒子、ラジカル重合性不飽和基、エポキシ
基で修飾した粒子がカール性に優れることを開示してい
る。しかし、一般にカチオン硬化系が、ラジカル硬化系
に比べて、硬化収縮がないことに着目して、ラジカル硬
化系の硬化収縮を抑制したものにすぎない。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、特定の脂環式エポキシ基含有シリコーン化合物を
使用することによって、硬化膨張する硬質保護被膜形成
用光硬化性硬化膨張性コーティング剤及び該硬質保護被
膜を形成した物品を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討をした結
果、比較的低分子で、エポキシ基を多く含有する特定の
脂環式エポキシ基変性シリコーンとそれに溶解可能な光
酸発生剤を含有する組成物が、この組成物によって形成
された被膜の硬化時に硬化膨張することを見出し、本発
明をなすに至った。
【0013】ここで、硬化膨張のメカニズムについて
は、エポキシ基が光照射によって発生した酸によって反
応し、エポキシ環の開環と、架橋密度の高い架橋によっ
て硬化歪みがかかり、空気中の水分等によってシロキサ
ン結合が加水分解され、シロキサン解裂・再配列が起こ
ることによって歪みが解消され、膨張が起こると推定し
ている。実際に水分を含まない系では硬化膨張は起こり
にくいことが確認され、一般的な空気中の環境下のわず
かな水分で、本発明で見出された硬化膨張は起こるもの
である。
【0014】従って、本発明は、 (A)ケイ素原子に直接結合した、エポキシシクロヘキシル基を有する有機基を 1分子中に少なくとも3個有し、分子量が500〜2100、エポキシシクロヘ キシル基を有する有機基当量(エポキシシクロヘキシル基を有する有機基1mo l当たりの重量)が180〜230で、アルコキシ基を含有しないシリコーン化 合物 100重量部 (B)(A)成分に溶解可能な光酸発生剤 0.1〜5重量部 を含有する硬質保護被膜形成用光硬化性硬化膨張性コー
ティング剤、及び該コーティング剤を塗装・硬化してな
る硬質保護被膜を形成した物品を提供する。
【0015】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の硬質保護被膜形成用光硬化性硬化膨張性コーテ
ィング剤の(A)成分は、1分子中に少なくとも3個
の、ケイ素原子に直接結合した、エポキシシクロヘキシ
ル基を有する有機基を有し、分子量が500〜210
0、エポキシシクロヘキシル基を有する有機基当量(エ
ポキシシクロヘキシル基を有する有機基1mol当たり
の重量)が180〜230で、アルコキシ基を含有しな
いシリコーン化合物である。
【0016】上記シリコーン化合物と、後述する(B)
成分の光酸発生剤を混合し、光照射することにより硬化
させることで、硬化膨張する被膜が得られる。
【0017】(A)成分のシリコーン化合物は、1分子
中に少なくとも3個の、ケイ素原子に直接結合した、エ
ポキシシクロヘキシル基を有する有機基を有するが、該
有機基は特に1分子中に4〜8個有することが好まし
い。1分子中のエポキシシクロヘキシル基を有する有機
基が3個未満だと、高硬度の被膜が得られない。
【0018】(A)成分のシリコーン化合物は、分子量
が500〜2100、特に700〜1900が好まし
い。分子量が500未満だと、硬化歪みが起こりにく
く、分子量が2100を超え、エポキシシクロヘキシル
基当量が180〜230の化合物は、合成が困難であ
り、工業的に好ましくない。また、エポキシシクロヘキ
シル基を有する有機基当量は、180〜230、特に1
84〜225が好ましい。エポキシシクロヘキシル基当
量が180未満だと、−R1RSiO2/2−単位のみで構
成した場合、合成するのは工業的には困難であることが
あり、230を超えると、R1含有量が少なくなり、
(A)成分の硬化膨張が少なくなって十分な硬度が得ら
れなくなる。
【0019】更に、(A)成分のシリコーン化合物は、
脱アルコール反応によって、硬化収縮が起こることを防
ぐ点から、アルコキシ基を含有しないシリコーン化合物
である。
【0020】上記(A)成分のシリコーン化合物として
は、下記一般式(1) −R1RSiO2/2− (1) (式中、Rは水素原子又は一価炭化水素基、R1はエポ
キシシクロヘキシル基を有する有機基を示す。)で示さ
れる単位を有し、1分子中に少なくとも3個のR1を有
し、分子量が500〜2100、R1当量(R11mol
当たりの重量)が180〜220で、アルコキシ基を含
有しないシリコーン化合物が、硬化膨張の点で好まし
い。
【0021】また、(A)成分は、硬化膨張が起こり易
い直鎖構造もしくは環構造が好ましい。更に、大きな硬
化膨張を起こすという点で、直鎖構造体としては、下記
一般式(2)
【化4】 (式中、R、R1は上記と同じ、R2はR又はR1を示
し、aは1〜10(但し、a=1の場合は両末端のR2
はR1であり、a=2の場合はR2の少なくとも一つはR
1である。)、bは0〜8、a+b=2〜10の整数で
あり、各R、R1、R 2は互いに同一であっても異なって
いてもよい。)で表される直鎖状シリコーン化合物が好
ましく、特に下記一般式(2’)
【化5】 (式中、各R、R1、R2、a、bは上記と同じ。)で表
されるシリコーン化合物が好ましく、とりわけ下記一般
式(3) (CH33SiO(R1CH3SiO)mSi(CH33 (3) (式中、R1は上記と同じ、mは3〜10の整数、特に
4〜8が好ましい。)で表される直鎖状シリコーン化合
物が好ましい。環構造としては、下記一般式(4)
【化6】 (式中、各R、R1は上記と同じ、cは3〜5の整数、
特に3〜4、dは0〜3の整数、特に0〜1、c+d=
3〜5の整数、特に4が好ましい。)で表される環状シ
リコーン化合物が好ましく、特に下記一般式(4’)
【化7】 (式中、R、R1、c、dは上記と同じ。)で表される
環状シリコーン化合物が好ましく、とりわけ下記一般式
(5)
【化8】 (式中、R1は上記と同じ、nは3〜5の整数、特に4
が好ましい。)で表される環状シリコーン化合物が好ま
しい。
【0022】ここで、R1は、エポキシシクロヘキシル
基を有する有機基であり、具体的には3,4−エポキシ
シクロヘキシルエチル基等の3,4−エポキシシクロヘ
キシルアルキル基が挙げられる。Rは水素原子又は置換
もしくは非置換の一価炭化水素基であり、一価炭化水素
基としては炭素数1〜20、特に1〜8のものが好まし
い。具体的には、水素原子、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等のアルキ
ル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ビニル
基、アリル基等のアルケニル基等の一価炭化水素基や、
これらの基の水素原子の一部又は全部がグリシジル基
(但し、エポキシシクロヘキシル基は除く)、メタクリ
ル基、アクリル基、メルカプト基、アミノ基等で置換さ
れた基が挙げられる。好ましくはメチル基、エチル基、
水素原子であり、特に好ましくはメチル基である。
【0023】(A)成分のシリコーン化合物は、オルガ
ノハイドロジェンポリシロキサンに4−ビニルシクロヘ
キセンオキシドを白金化合物等の触媒を用い、付加反応
(ヒドロシリル化)させることによって得ることができ
る。
【0024】具体的な化合物としては、下記に示すもの
が挙げられる。 (Re(CH32SiO)3CH3Si、(Re(CH32
SiO)4Si、(CH33SiO(R1CH3SiO)4
Si(CH33、(CH33SiO(R1CH3SiO)
5Si(CH33、(CH33SiO(R1CH3Si
O)6Si(CH33、(CH33SiO(R1CH3
iO)7Si(CH33、(CH33SiO(R1CH3
SiO)8Si(CH33、(CH33SiO(R1CH
3SiO)9Si(CH33、(CH33SiO(R1
3SiO)10Si(CH33、R1(CH32SiO
(R1CH3SiO)Si(CH321、R1(CH32
SiO(R1CH3SiO)2Si(CH321、R
1(CH32SiO(R1CH3SiO)3Si(CH32
1、R1(CH32SiO(R1CH3SiO)4Si
(CH321、R1(CH32SiO(R1CH3Si
O)5Si(CH321、R1(CH32SiO(R1
3SiO)6Si(CH321、R1(CH32SiO
(R1CH3SiO)7Si(CH321、R1(CH3
2SiO(R1CH3SiO)8Si(CH321、R
1(CH32SiO(R1CH3SiO)9Si(CH32
1、R1(CH32SiO(R1CH3SiO)2((C
32SiO)2Si(CH3 21、R1(CH32
iO(R1CH3SiO)3((CH32SiO)Si
(CH321、R1(CH32SiO(R1CH3Si
O)3((CH32SiO)2Si(CH3 21、R
1(CH32SiO(R1CH3SiO)4((CH32
iO)Si(CH321、R1(CH32SiO(R1
CH3SiO)4((CH32SiO)2Si(CH3 2
1、R1(CH32SiO(R1CH3SiO)5((C
32SiO)Si(CH321、R1(CH32Si
O(R1CH3SiO)5((CH32SiO)2Si(C
3 21、R1(CH32SiO(R1CH3SiO)5
((CH32SiO)3Si(CH3 21、R1(C
32SiO(R1CH3SiO)6((CH32Si
O)Si(CH321、R1(CH32SiO(R1
3SiO)6((CH32SiO)2Si(CH3
21、R1(CH32SiO(R1CH3SiO)6((C
32SiO)3Si(CH3 21、R1(CH32
iO(R1CH3SiO)7((CH32SiO)Si
(CH321、R1(CH32SiO(R1CH3Si
O)7((CH32SiO)2Si(CH3 21、R
1(CH32SiO(R1CH3SiO)7((CH32
iO)3Si(CH3 21、R1(CH32SiO(R1
CH3SiO)7((CH32SiO)4Si(CH3 2
1、R1(CH32SiO(R1CH3SiO)8((C
32SiO)Si(CH321、R1(CH32Si
O(R1CH3SiO)8((CH32SiO)2Si(C
3 21、R1(CH32SiO(R1CH3SiO)8
((CH32SiO)3Si(CH3 21、R1(C
32SiO(R1CH3SiO)4(R6CH3SiO)
Si(CH32 1、R1(CH32SiO(R1CH3
iO)5(R6CH3SiO)Si(CH32 1、R
1(CH32SiO(R1CH3SiO)6(R6CH3Si
O)Si(CH32 1、R1(CH32SiO(R1
3SiO)7(R6CH3SiO)Si(CH32 1
1(CH32SiO(R1CH3SiO)8(R6CH3
iO)Si(CH32 1、R1(CH32SiO(R1
CH3SiO)9(R6CH3SiO)Si(CH3
2 1、(R1CH3SiO)3、(R1CH3SiO)4
(R1CH3SiO)5、(R1CH3SiO)3((C
32SiO)、(R1CH3SiO)3(C37(C
3)SiO)(R1は上記と同じ、R6はメタクリロキ
シプロピル基を示す。)
【0025】また、R1Si(OCH33、R1CH3
i(OCH32等のエポキシシクロヘキシル基を含有す
るアルコキシシランとその他のアルコキシシランとの共
加水分解物でもよい。
【0026】(B)成分は、(A)成分に溶解可能な光
酸発生剤であり、光によってエポキシ環を開かせる能力
のある開始剤であるならば、特に使用は限定されない。
光酸発生剤としては、オニウム塩系光開始剤が好まし
く、下記一般式で表されるジアリールヨードニウム塩、
トリアリールスルホニウム塩、モノアリールジアルキル
スルホニウム塩、トリアリールセレノニウム塩、テトラ
アリールホスホニウム塩、アリールジアゾニウム塩等が
挙げられる。 R7 2+-7 3+-7 28S+X-78 2+-7 3Se+-7 4+-72 +- (式中、R7は炭素数6〜30のアリール基、R8は炭素
数1〜30のアルキル基、X-はSbF6 -、AsF6 -
PF6 -、BF4 -、HSO4 -、ClO4 -、Cl-又はCF3
SO3 -等の陰イオンを示す。)
【0027】特に、(A)成分との相溶性の観点から、
下記一般式(6)で示されるものが好ましい。 R4 2+- (6) (式中、R4は−C64−R5で示され、R5は炭素数6
以上、好ましくは6〜24、特に6〜18のアルキル
基、XはSbF6 -、AsF6 -、PF6 -、BF4 -、HSO
4 -、ClO4 -、Cl-又はCF3SO3 -を示す。)
【0028】ここで、R5の炭素数6以上のアルキル基
としては、C613、C715、C8 17、C919、C10
21、C1123、C1225、C1327、C1429、C15
31、C1633、C1735、C1837等が挙げられ、特
にC1225が好ましい。
【0029】(B)成分の光酸発生剤の添加量は、
(A)成分100重量部に対して0.1〜5重量部であ
る。0.1重量部未満だと、硬化性が不十分で硬化膨張
が起こらなくなり、5重量部を超えても、効果はなくコ
スト的に問題が出てくる。
【0030】本発明の上記(A)及び(B)成分を含有
する硬質保護被膜形成用光硬化性硬化膨張性コーティン
グ剤に、本発明の目的を損なわない範囲で有機溶剤、有
機又は無機顔料、体質顔料、消泡剤、レベリング剤、滑
り剤等の塗料用添加剤を配合してもよい。
【0031】本発明の硬質保護被膜形成用光硬化性硬化
膨張性コーティング剤は、ポリカーボネート、ポリエチ
レンテレフタレート、アクリル樹脂、TAC等のプラス
チックフィルム等の表面に、通常の塗装法、例えばロー
ルコート、グラビアコート、グラビアオフセットコー
ト、カーテンフローコート、リバースコート、スクリー
ン印刷、スプレー及び浸漬法で塗装することができる。
硬化塗膜の膜厚は用途により異なるが、0.5〜500
μm程度、特に5〜50μm程度の範囲が好ましい。
【0032】硬化させるための光源としては、通常、2
00〜450nmの範囲の波長の光を含む光源、例えば
高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノン灯、カーボンアー
ク灯などを使用することができる。照射量は特に制限さ
れないが10〜5000mJ/cm2、特に20〜10
00mJ/cm2であることが好ましい。硬化時間は通
常0.5秒〜2分、好ましくは1秒〜1分である。
【0033】
【実施例】以下、実施例、比較例及び参考例を示して本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。なお、下記例で部は重量部を示
す。
【0034】[実施例1] 一般式(CH33SiO(ReCH3SiO)6Si(C
33 (式中、Reは3,4−エポキシシクロヘキシルエチル
基を示す。)で表されるシリコーン化合物100部に
(C1225642+・SbF6 -2部を混合して塗工
液を作製した。この塗工液0.1mm厚のポリカーボネ
ート(100×100×0.1mm)、3mm厚のポリ
カーボネート(100×100×3.0mm)にバーコ
ーターNo.14で塗工した。直ちに紫外線を200m
J/cm2照射して硬化させた。
【0035】硬化後、0.1mm厚のポリカーボネート
の中心に対しての4つの角の浮き沈みを測定して、その
平均値によって膜の伸縮を判定した。塗布面を上にして
置いた場合に収縮して凹となる場合を+として、塗布面
を下にして置いた場合に膨張して凹となる場合を−とし
た。その結果、−16mmであった。
【0036】また、3mm厚のポリカーボネートのテー
バー摩耗試験(摩耗輪:CS−10F、500g荷重、
100回転)を行い、試験前後のHaze(曇り価)に
よって、硬度を測定した。試験前後のΔHazeは14
(%)であった。Haze(曇り価)の測定方法を下記
に、結果を表1に示す。Haze(曇り価)の測定法 Haze Meter NDH2000(日本電色工業
社製)にて測定した。
【0037】[実施例2]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33を(CH3 3Si
O(ReCH3SiO)8Si(CH33に変えた以外は
実施例1と同様に行った。結果を表1に示す。
【0038】[実施例3]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33を(ReCH 3Si
O)4に変えた以外は実施例1と同様に行った。結果を
表1に示す。
【0039】[実施例4]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33をRe(CH 32
iO(ReCH3SiO)5(RmCH3SiO)Si(C
32e(式中、Rmはメタクリロキシプロピル基を示
す。)に変えた以外は実施例1と同様に行った。結果を
表1に示す。
【0040】[実施例5]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33を(CH3 3Si
O(ReCH3SiO)4Si(CH33に変えた以外は
実施例1と同様に行った。結果を表1に示す。
【0041】[実施例6]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33を(Re(CH32
SiO)3CH3Siに変えた以外は実施例1と同様に行
った。結果を表1に示す。
【0042】[実施例7]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33を(Re(CH32
SiO)4Siに変えた以外は実施例1と同様に行っ
た。結果を表1に示す。
【0043】[実施例8]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33をβ−(3’,
4’−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシ
ラン60mol%とジメチルジメトキシシラン40mo
l%の加水分解縮合物(重量平均分子量2037)に変
えた以外は実施例1と同様に行った。結果を表1に示
す。
【0044】
【表1】
【0045】[比較例1]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33を(3’,4’−
エポキシシクロヘキシル)メチル−3,4−エポキシシ
クロヘキシルカルボキシレートに変えた以外は実施例1
と同様に行った。結果を表2に示す。
【0046】[比較例2]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33をβ−(3’,
4’−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシ
ランに変えた以外は実施例1と同様に行った。結果を表
2に示す。
【0047】[比較例3]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33をβ−(3’,
4’−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシ
ランの加水分解縮合物(重量平均分子量2700)に変
えた以外は実施例1と同様に行った。結果を表2に示
す。
【0048】[比較例4]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33をRe(CH 32
iOSi(CH32eに変えた以外は実施例1と同様
に行った。結果を表2に示す。
【0049】[比較例5]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33をRe(CH 32
iO((CH32SiO)20Si(CH32eに変え
た以外は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す。
【0050】[比較例6]実施例1の(CH33SiO
(ReCH3SiO)6Si(CH33をRe(CH 32
iO((CH32SiO)50Si(CH32eに変え
た以外は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】[参考例1]トリメチロールプロパントリ
アクリレート50部、1,6−ヘキサンジオールジアク
リレート50部に2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フ
ェニル−プロパン−1−オン5部を混合して塗工液を作
製した。この塗工液を0.1mm厚のポリカーボネート
(100×100×0.1mm)にバーコーターNo.
14で塗工した。直ちに紫外線を照射して硬化させたと
ころ、14mmの硬化収縮となった。更にその上に、実
施例1で使用した液を実施例1同様に塗工したところ、
全く反りのない膜が得られた。
【0053】[参考例2]参考例1で作製した硬化収縮
し反りのある被膜上に、比較例4で使用した液を実施例
1同様に塗工したところ、反りの改善は見られず、14
mmの硬化収縮のままであった。
【0054】以上のように、ケイ素原子に直接結合し
た、エポキシシクロヘキシル基を有する有機基を1分子
中に少なくとも3個有し、分子量が500〜2100、
エポキシシクロヘキシル基を有する有機基当量(エポキ
シシクロヘキシル基を有する有機基1mol当たりの重
量)が180〜230で、アルコキシ基を含有しないシ
リコーン化合物と、溶解可能な光酸発生剤を含有するコ
ーティング剤は、硬化後の被膜に大きな膨張が見られ
た。参考例では反りのあるフィルム上に処理をした場合
にその反りが改善された。非シリコーン系の比較例1
や、分子量が2100を超える比較例3、1分子中のR
1が2個で、分子量が500未満の比較例4では膨張が
見られなかった。また、アルコキシ基を有する比較例2
では大きな収縮が見られた。更に、剥離紙用途等に利用
されている分子量が大きく、R1当量が大きい比較例
5、6では、テーバー摩耗試験において、被膜が消失し
てしまうくらい、柔らかい被膜であった。
【0055】
【発明の効果】本発明の硬質保護被膜形成用光硬化性硬
化膨張性コーティング剤によれば、硬化膨張性があり、
反りがなく、テーバー摩耗試験において傷がつきにくい
被膜が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山谷 正明 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 Fターム(参考) 4J038 DL031 GA07 JC30 JC31 KA03 KA06 KA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ケイ素原子に直接結合した、エポ
    キシシクロヘキシル基を有する有機基を1分子中に少な
    くとも3個有し、分子量が500〜2100、エポキシ
    シクロヘキシル基を有する有機基当量(エポキシシクロ
    ヘキシル基を有する有機基1mol当たりの重量)が1
    80〜230で、アルコキシ基を含有しないシリコーン
    化合物 100
    重量部 (B)(A)成分に溶解可能な光酸発生剤
    0.1〜5重量部 を含有する硬質保護被膜形成用光硬化性硬化膨張性コー
    ティング剤。
  2. 【請求項2】 (A)成分が下記一般式(1) −R1RSiO2/2− (1) (式中、Rは水素原子又は一価炭化水素基、R1はエポ
    キシシクロヘキシル基を有する有機基を示す。)で示さ
    れる単位を有し、1分子中に少なくとも3個のR1を有
    し、分子量が500〜2100、R1当量(R11mol
    当たりの重量)が180〜220で、アルコキシ基を含
    有しないシリコーン化合物であることを特徴とする請求
    項1記載のコーティング剤。
  3. 【請求項3】 (A)成分が下記一般式(2) 【化1】 (式中、R、R1は上記と同じ、R2はR又はR1を示
    し、aは1〜10(但し、a=1の場合は両末端のR2
    はR1であり、a=2の場合はR2の少なくとも一つはR
    1である。)、bは0〜8、a+b=2〜10の整数で
    あり、各R、R1、R 2は互いに同一であっても異なって
    いてもよい。)で表されるシリコーン化合物である請求
    項2記載のコーティング剤。
  4. 【請求項4】 (A)成分が下記一般式(3) (CH33SiO(R1CH3SiO)mSi(CH33 (3) (式中、R1は上記と同じ、mは3〜10の整数であ
    る。)で表されるシリコーン化合物である請求項3記載
    のコーティング剤。
  5. 【請求項5】 (A)成分が下記一般式(4) 【化2】 (式中、R、R1は上記と同じ、cは3〜5、dは0〜
    3、c+d=3〜5の整数である。)で表されるシリコ
    ーン化合物である請求項2記載のコーティング剤。
  6. 【請求項6】 (A)成分が下記一般式(5) 【化3】 (式中、R1は上記と同じ、nは3〜5の整数であ
    る。)で表されるシリコーン化合物である請求項5記載
    のコーティング剤。
  7. 【請求項7】 (B)成分が下記一般式(6) R4 2+- (6) (式中、R4は−C64−R5で示され、R5は炭素数6
    以上のアルキル基、XはSbF6 -、AsF6 -、PF6 -
    BF4 -、HSO4 -、ClO4 -、Cl-又はCF3SO3 -
    示す。)で表される光酸発生剤である請求項1乃至6の
    いずれか1項記載のコーティング剤。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項記載のコ
    ーティング剤を塗装・硬化してなる硬質保護被膜を形成
    した物品。
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